JP2013236745A - 表示部及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで、点灯時と消灯時とで異なる標章を見栄え良く表示可能な商品性の高い表示部を提供する。
【解決手段】表示部10を前面視したとき最も後方に形成される絵柄印刷層50と、絵柄印刷層50の前面に形成され後方からの光を透過可能であるとともに前方からの光を吸収するスモーク印刷層60と、スモーク印刷層60の前面に形成され後方からの光を透過可能であるとともに前方からの光を拡散反射する第一パール印刷層70と、第一パール印刷層70の前面に形成された第二パール印刷層80と、を少なくとも備え、第二パール印刷層80には、少なくとも一部に塗料を塗布しないことにより形成される抜き絵柄81が形成されている。
【選択図】図6

Description

この発明は、発光表示される表示部及びこの表示部を備えた遊技機に関するものである。
スロットマシンなどの遊技機においては、遊技に付随する演出を行わせるための表示部に、様々な工夫が凝らされている。例えば、特許文献1には、透光性パネルに透光性の模様と不透光性の模様を形成し、光源の点灯、消灯によりパネルの文字色や図柄を変化させる技術が開示されている。
一方、特許文献2に示すように、計器などの表示板において、パール印刷層の下層にスモーク印刷層を形成し、スモーク印刷層の下方に後面遮光板を設け、後面遮光板の後方にある光源の消灯時には、後面遮光板に形成された抜き意匠部が視認不能であり、光源の点灯時には、抜き意匠部の輪郭が浮かび上がって見える技術が開示されている。また、スモーク印刷層の下層に透光性表示色層を設けることにより、抜き意匠部が着色表示されることも記載されている。
特開2005−342117号公報 特開2008−175584号公報
ここで、スモーク印刷層の下層に着色表示層(カラー印刷層)を設け、スモーク印刷層の上層に、抜き意匠部を形成したパール印刷層を設けて、スモーク印刷層の後方に設けた発光体の点灯、消灯により、表示される絵柄を異なるようにすることができる。しかし、このような構成とした場合、消灯時において、パール印刷層の抜き意匠部から、スモーク印刷層を透かして着色表示層がうっすらと見えてしまい、見栄えの悪いものとなっていた。
そこで、本願発明は、従来技術を踏まえたうえで、低コストで、点灯時と消灯時とで異なる標章を見栄え良く表示可能な商品性の高い表示部を提供することを目的とする。また、かかる表示部を備えた遊技機を提供することを目的とする。
請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、後方から照射される光源(LED43,26)の光を透過可能であるとともに、少なくとも一部に印刷部が設けられた表示部(正面パネル10、回転リール20)に係る。本発明に係る表示部(10,20)において、前記印刷部は、前記表示部(10,20)を前面視したとき最も後方に形成される絵柄印刷層(50)と、前記絵柄印刷層(50)の前面に形成され後方からの光を透過可能であるとともに前方からの光を吸収するスモーク印刷層(60)と、前記スモーク印刷層(60)の前面に形成され後方からの光を透過可能であるとともに前方からの光を拡散反射する第一パール印刷層(70)と、前記第一パール印刷層(70)の前面に形成された第二パール印刷層(80)と、を少なくとも備えている。そして、前記第一パール印刷層(70)及び第二パール印刷層(80)のうちの少なくともいずれか一方には、少なくとも一部に塗料を塗布しないことにより形成される抜き絵柄(81)が設けられ、前記光源(43,26)の点灯時には、前記スモーク印刷層(60)及び第一パール印刷層(70)及び第二パール印刷層(80)が前記光源の照射光を透過して、前記絵柄印刷層(50)の絵柄が前面側から視認可能となり、前記光源(43,26)の消灯時には、前記スモーク印刷層(60)及び第一パール印刷層(70)及び第二パール印刷層(80)の存在によって、前記絵柄印刷層(50)の絵柄が前面側から視認不能になるとともに、前記第一パール印刷層(70)又は/及び前記第二パール印刷層(80)に形成された抜き絵柄(81)が前面側から視認可能となることを特徴とする。
(作用)
本発明にける印刷部は、表示部(10,20)を前面側、すなわち光源(43,26)が設置される側と反対側から見たときに、複数の印刷層が、第二パール印刷層(80)、第一パール印刷層(70)、スモーク印刷層(60)、絵柄印刷層(50)の順に重なっているものである。各印刷層は、表示部(10,20)の印刷が施される基体(板やシート)の表面(前側の面)に印刷されるものであってもよいし、裏面(後側の面)に印刷されるものであってもよい。
そして、光源(43,26)が消灯している場合には、第二パール印刷層(80)と第一パール印刷層(70)が前面側からの光を反射するとともに、スモーク印刷層(60)が前面側からの光を吸収するので、絵柄印刷層(50)の絵柄は視認できない。このとき、前面側からは、第二パール印刷層(80)及び第一パール印刷層(70)の反射色の違いにより、第二パール印刷層(80)又は/及び第一パール印刷層(70)に形成された抜き絵柄(81)が視認可能である。抜き絵柄(81)の後側に絵柄印刷層(50)の絵柄が透けて見えることもない。
一方、光源(43,26)が点灯している場合には、スモーク印刷層(60)、第一パール印刷層(70)及び第二パール印刷層(80)は後方からの照射光を透過して、絵柄印刷層(50)の絵柄が視認可能となる。
本発明によれば、光源(43,26)の消灯時に下層の絵柄が透けて見えることなく点灯時と異なる絵柄を表示させることができ、特別な機構を設ける必要もないのでコストが嵩むこともない。低コストで商品性の高い表示部を提供することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、請求項1記載の表示部を備えた遊技機であって、前記表示部として、遊技機の前面に設けられるパネル部材(正面パネル10)を備え、前記光源として、前記パネル部材(10)を遊技機内部側から照射可能な発光体(LED43)を備え、前記パネル部材(10)の少なくとも一部が、前記印刷部となっていることを特徴とする。
(作用)
本発明に係る「遊技機」は、遊技場に設置される遊技機であって、例えばスロットマシンやパチンコ遊技機などとすることができる。
本発明に係る印刷部は、パネル部材(10)に表示される標章とすることができる。
本発明においては、発光体(43)が点灯しているときには、パネル部材(10)に設けられた印刷部に絵柄印刷層(50)の絵柄が視認可能に表示される。また、発光体(43)が消灯しているときには、抜き絵柄(81)が視認可能に表示される。
本発明によれば、発光体(43)の点灯、消灯によってパネル部材(10)に表示される絵柄を変化させることができ、遊技者を驚かせることができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、請求項1記載の表示部を備えた遊技機であって、前記表示部として、複数の絵柄(リール図柄23)が印刷されたリールテープ(21)を備える回転リール(20)を備え、前記光源として、前記リールテープ(21)の絵柄を回転リール(20)の内側から照射する発光体(LED26)を備え、前記リールテープ(21)の少なくとも一部が、前記印刷部となっていることを特徴とする。
(作用)
本発明に係る印刷部は、リールテープ(21)に表示される絵柄(リール図柄23)とすることができる。
本発明においては、発光体(26)が点灯しているときには、例えば回転リール(20)のいずれかの絵柄部分には、絵柄印刷層(50)の絵柄が視認可能に表示される。また、発光体(43)が消灯しているときには、同じ絵柄部分に、抜き絵柄(81)が視認可能に表示される。
本発明によれば、発光体(43)の点灯、消灯によって回転リール(20)の絵柄等を変化させることができ、遊技者を驚かせることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、請求項1記載の発明によれば、新たな機構を設けることなく低コストにて、点灯時と消灯時とで異なる標章を見栄え良く表示可能な商品性の高い表示部を提供することができる。また、請求項2、3記載の発明によれば、請求項1記載の表示部を備えた遊技機を提供することができる。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの外観斜視図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの内部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態であって、上扉の分解斜視図である。 本発明の実施の形態であって、正面パネルの部分拡大背面図である。 本発明の実施の形態であって、パネル図柄の構成の概略を示す断面図及び分解図である。 本発明の実施の形態であって、消灯時及び点灯時のパネル図柄の正面図である。 本発明の実施の形態であって、回転リールの斜視図である。 本発明の実施の形態であって、リールテープの部分拡大図である。
本発明の好適な実施の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。なお、本明細書において、特に指定しない場合には、遊技機の構成部材の上、下、左、右、前及び後を示す方向は、それぞれ、各部材を遊技機に取り付けた状態で遊技機の正面に正対した場合の、遊技機の上側、下側、右側、左側、手前側、奥側となる方向をいうものとする。
(スロットマシンS)
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図1及び図2に示すように、大きく分けて、正面側に開口部を有する筐体1と、筐体1の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されている。そして、この前扉3は、筐体1の開口上部を開閉可能に塞ぐ上扉3Aと、筐体1の開口下部を開閉可能に塞ぐ下扉3Bとに分割されている。
筐体1は、図2に示すように、前面(遊技者と対峙する正面)側に開口する箱体である。そして、筐体1の開口上部の内部には、3個の回転リール20を備えたリールユニット2と、制御装置4が収納されており、開口下部の内部には、電源ユニットとホッパーユニット5が設置されている。
ここで、リールユニット2は、筐体1に着脱自在に形成されており、制御装置4はリールユニット2の枠体に固定されている。制御装置4は、CPU、ROMなど種々の電子部品を装着した制御基板を、基板ケースに収納したものであり、スロットマシンSの作動を制御するためのものである。前記制御基板としては、主として遊技を制御するためのメイン基板と、主として遊技に付随する演出を制御するためのサブ基板とが設けられている。メイン基板とサブ基板は、別々の基板ケースに収納されていてもよい。ホッパーユニット5はメダルを貯留するとともに入賞時等にはメダルを払い出す払い出し装置である。
前扉3のうち、上扉3Aは、筐体1の側板にヒンジを介して回転自在に軸支された板状の扉であり、図1に示すように、略中央部に回転リール20を正面側から見ることができる図柄表示窓12を有している。また、図柄表示窓12の上方には液晶表示装置やドットマトリックスなどの画像表示部30が設けられ、画像表示部30の側方にはランプ31が設けられているとともに、ランプ31の下方には上部スピーカ32が設けられている。
ここで、上扉3Aは、図3に示すように、上扉3Aの外観を成す上扉枠40と、上扉枠40の内側に設けられる基体41と、基体41の正面側に配置される正面パネル10とを備えている。上扉枠40は、図1及び図3に示すように、下側が前後に貫通する開口部40Aとなっている枠部材である。開口部40Aの上方には、画像表示部30、ランプ31、上部スピーカ32が取り付けられている。基体41は、略中央部に、前後に貫通する開口部41Aが形成された板部材である。開口部41Aの両側には、正面パネル10を後方から照射するための発光体ユニット42,45が設けてあり、開口部41Aの下側には、7セグメント表示器等により遊技回数や払い出しメダル数、クレジット数などを表示させるための数値表示部44が設けてある。
正面パネル10は、透明なアクリル板にスクリーン印刷により種々の標章を印刷した表示部である。正面パネル10には、印刷を施さないことにより中央部に透明な可視部を設けて、図柄表示窓12を形成してある。また、図柄表示窓12の下方には、数値表示部44の表示を視認可能とするための透明な可視部である数値表示窓14が設けられている。さらに、図柄表示窓12の側方には、所定の絵柄が印刷されたパネル図柄13,15が設けられている。そして、本実施の形態においては、パネル図柄13は、正面パネル10の内部側に設けられた光源の点灯時と消灯時とで、異なる絵柄が表示されるように形成されているが、この詳細については後述する。正面パネル10は、基体41の正面側に配置され、正面パネル10を固定した基体41を上扉枠40に収納固定することにより、正面パネル10が基体41の開口部41Aを正面側から塞ぎ上扉枠40の開口部40Aを裏面側から塞ぐようになっている。そして、上扉3Aを閉めた状態で、筐体1の内部に収納されているリールユニット2の回転リール20が、図柄表示窓12から視認できるようになっている。
前扉3のうち、下扉3Bは、図1及び図2に示すように、筐体1の側板にヒンジを介して回転自在に軸支された上扉3Aよりも幅厚の扉であり、下扉3Bの上部は、スロットマシンSを作動させるためのカウンター状の操作部となっている。また、下扉3Bの下部には、ホッパーユニット5から払い出されたメダルを貯めておくことができる下皿36が形成されており、下皿36の奥側の壁には、下部スピーカ38が設けられている。
前記操作部には、遊技メダルを投入するためのメダル投入口33、回転リール20の回転を開始及び停止させるためのスタートスイッチ34及びストップスイッチ35などが設けられている。操作部と下皿36の間には、下パネル37が設けられている。さらに、図2に示すように、下扉3Bの裏面側には、前記メダル投入口33から投入されたメダルを誘導しながらメダルの真贋を判定するためのメダルセレクター39が設けられている。メダルセレクター39を通過したメダルは、ホッパーユニット5に転送され、メダルセレクター39によりキャンセルされたメダルは、図1に示す下皿36に排出される。
なおスロットマシンSは、メイン基板により行われる当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選し、前記ストップスイッチ35の操作により当選図柄が入賞の態様となるように回転リール20を停止させることができると入賞となり、ホッパーユニット5からメダルが払い出されたり、ボーナスゲームなどの有利な遊技が開始されたりするようになっている。
(パネル図柄13)
次に、正面パネル10に印刷されているパネル図柄13について詳述する。パネル図柄13は、図3に示すように、図柄表示窓12の正面左側に設けられた印刷部であり、正面パネル10を裏面視した図4に示すように、花の絵柄と蝶の絵柄が重なって印刷されたものである。本実施の形態では、正面パネル10の裏面に印刷を行い、正面側から印刷された面や絵柄が視認できるようになっている。
ここで、正面パネル10は、下地となるベース印刷部11の印刷過程において、パネル面の一部を遮蔽して塗料を載せないことにより、ベース印刷部11に、図柄表示窓12や数値表示窓14やパネル図柄13に該当する透明の部位を形成してある。パネル図柄13は、そのように形成された透明部位に、さらに印刷を施すことにより形成されている。
具体的には、パネル図柄13は、図5(A)に示すように、正面パネル10の裏面に印刷された第二パール印刷層80と、第二パール印刷層80の印刷面に重ねて印刷された第一パール印刷層70と、第一パール印刷層70の印刷面に重ねて印刷されたスモーク印刷層60と、スモーク印刷層60の印刷面に重ねて印刷された絵柄印刷層50とから構成されている。すなわち、パネル図柄13は、図5(B)に示すように、正面側(図5における白矢印側)から見たときに、絵柄印刷層50の前面にスモーク印刷層60が設けられ、スモーク印刷層60の前面に第一パール印刷層70が設けられ、第一パール印刷層70の前面に第二パール印刷層80が設けられた構成となっている。
ここで、絵柄印刷層50は、通常の透過性着色インクを塗布したカラー印刷部である。
スモーク印刷層60は、カーボンブラックを混入させて暗色半透明を呈するスモークインクを用いて形成された印刷層であり、後方からの光を透過可能であるとともに前方からの光を吸収するようになっている。スモークインクは、後方からの照射光で絵柄印刷層50の絵柄を透視可能とする濃度に調整されている。
第一パール印刷層70及び第二パール印刷層80(まとめてパール印刷層70,80と省略する)は、偏光パール顔料を混入させたパールインクを用いて形成された印刷層であり、後方からの光を透過可能であるとともに前方からの光を拡散反射するようになっている。パール顔料は、透過性のある雲母の表面を透過性のある酸化チタン等の金属酸化物で被覆したものであり、その粒形及び添加濃度は、後方からの照射光で絵柄印刷層50の絵柄を透視可能とする程度に形成されている。第一パール印刷層70に用いられるパール顔料と第二パール印刷層80に用いられるパール顔料は、同一のものでも異なるものでもよい。また、パール印刷層70,80のベースとなる塗料は、透明又は半透明であり、それぞれの印刷層で異なる色彩を有していてもよいし同一の色彩を有していてもよい。そして、第二パール印刷層80には、図5(A)(B)に示すように、一部に塗料を塗布しないことにより形成される抜き絵柄81が設けられている。ここで、図5(B)は説明のための概念図であって、実際には、絵柄印刷層50の絵柄は正面視すると図6(B)に示すような形状であり、抜き絵柄81は正面視すると図6(A)に示すような形状となっている。
なお、本実施の形態では、正面パネル10の裏側に印刷を施すようにしているが、正面パネル10の表側に印刷するのであってもよい。この場合には、正面パネル10の表面に絵柄印刷層50を設け、その前面にスモーク印刷層60を形成し、さらにその前面に第一パール印刷層70、第二パール印刷層80の順に形成する。
(パネル図柄13の表示)
上記構成を有するパネル図柄13の発光表示について説明する。
前述したように、正面パネル10を装着する上扉3Aの基体41には、図3に示すように、パネル図柄13の後側となる位置に、発光体ユニット42が設けられている。発光体ユニット42は、少なくともパネル図柄13に対応した区切りを有するリフレクタと、特に図示しない発光体基板とから構成されており、発光体基板には、光源としてのLED43が、リフレクタの区切りの中に配置されている。また、パネル図柄13に対応したLED43は、制御装置4(サブ基板)により、遊技状態や演出状態に応じて、それぞれ別個に点灯消灯が制御される。LED43としてRGBLEDを用い、状態に応じて発光色を変化させることもできる。
なお、図柄表示窓12の正面右側のパネル図柄15の後側となる位置に設けられている発光体ユニット45も同様の構成を有しているが、説明は省略する。
まず、パネル図柄13は、LED43の消灯時においては、図6(A)に示すように、第二パール印刷層80の抜き絵柄81の部分から、第一パール印刷層70が可視可能となることにより、抜き絵柄81が表示される。また、絵柄印刷層50は、前面側にスモーク印刷層60及び2層のパール印刷層70,80が存在することによって、正面側からは視認できない。これは、スロットマシンSの外部側からの光(ホールの照明等)を、スモーク印刷層60が吸収し、パール印刷層70,80が反射することによる。
ここで、パネル図柄13を正面視したときの、第一パール印刷層70の正面パネル10に接する部分、すなわち抜き絵柄81に対応する部分の発色は、第一パール印刷層70のパール顔料の本来の反射色となり、第二パール印刷層80の抜き絵柄81以外の部分の発色は、正面パネル10に接する第二パール印刷層80のパール顔料の本来の反射色が、第二パール印刷層80から透過した第一パール印刷層70の反射色に影響された発色となる。すなわち、第一パール印刷層70と第二パール印刷層80の色彩が異なる場合には、抜き絵柄81は、第一パール印刷層70の発色で表示されるものとなり、第一パール印刷層70と第二パール印刷層80の色彩が同じ場合でも、第二パール印刷層80の発色が第一パール印刷層70と異なることにより、抜き絵柄81が第一パール印刷層70の発色で表示され、いずれの場合も、抜き絵柄81の部分とそれ以外の部分が、それぞれ異なる色で光り輝いて見える。
そして、LED43が点灯すると、パネル図柄13は後方から照射されて、図6(B)に示すように、絵柄印刷層50の絵柄が表示される。これは、スモーク印刷層60、パール印刷層70,80が後方からの光を透過することによる。すなわち、スモーク印刷層60のスモークインクの濃度は、前述したように、絵柄印刷層50の絵柄を透視可能とする濃度に形成されているとともに、2つのパール印刷層70,80に含まれる偏光パール顔料は、後方(スモーク印刷層60側)からの透過光では反射色が発色しないからである。
このように、パネル図柄13に上記したような2層のパール印刷層70,80を設けることにより、LED43の点灯時には、スモーク印刷層60、第一パール印刷層70及び第二パール印刷層80を透して絵柄印刷層50の絵柄が表示され、LED43の消灯時には、第二パール印刷層80の抜き絵柄81が表示される。すなわち、LED43の点灯、消灯によって、可視可能となるパネル図柄13を変化させることができ、遊技者に驚きを与えることができる。
なお、パネル図柄15を、上記パネル図柄13と同様の構成としてもよい。また、パネル図柄13,15以外の部分をパネル図柄13と同様の構成としてもよい。絵柄印刷層50、スモーク印刷層60、2層のパール印刷層70,80からなる印刷部は、正面パネル10の一部に限らず、全てに形成してもよく、下パネル37の一部や全部に用いてもよい。さらに、画像表示部30としての液晶表示装置を設ける場合、液晶画面を覆うガラス部分の一部や全部に、前記印刷部を設けてもよい。
(回転リール20への応用)
以上は、表示部としての正面パネル10について、2層のパール印刷層を含む印刷部を設けた例であったが、同様の印刷部を、スロットマシンSの主たる遊技装置であるリールユニット2の回転リール20に表示される図柄に用いてもよいものである。
ここで、回転リール20は、図7に示すように、リールモータ27に軸着された円筒形のリールドラム24に、複数のリール図柄23が印刷されたリールテープ21を貼付したものであり、リールドラム24の筒内側には、リール図柄23を内側から照射するためのバックライトユニット25が設けられている。リールモータ27は、リールユニット2の枠体に固定されている。バックライトユニット25は、リールユニット2の正面側に位置するように設けられ、図柄表示窓12から視認可能となる3つのリール図柄23に対応した区切りを有するリフレクタと、特に図示しない発光体基板とから構成されており、発光体基板には、光源としてのLED26が、リフレクタの区切りの中に配置されている。LED26は単色でもRGBでもよい。
リールテープ21は、透明なプラスチックフィルムに所定の色彩、例えば白色のベース印刷部22を印刷してあり(図8参照)、前述した正面パネル10と同様に、ベース印刷部22の印刷過程において、リール図柄23に該当する透明の部位を形成してある。リール図柄23は、そのように形成された透明部位に、さらに印刷を施すことにより形成されている。
そして、複数のリール図柄23のうち、少なくとも1種類のリール図柄23は、正面視したとき最も後方となる位置に絵柄印刷層50が形成され、絵柄印刷層50の前面にスモーク印刷層60が形成され、スモーク印刷層60の前面に第一パール印刷層70が形成され、第一パール印刷層70の前面に、抜き絵柄81を有する第二パール印刷層80が形成されたものとなっている。各印刷層の印刷方法は正面パネル10の場合と同様である。
リールユニット2は、遊技が行われている状態においては、バックライトユニット25のLED26が点灯状態となるように制御される。従って、回転リール20の回転中や、遊技中の回転リール20の停止時には、図8(B)に示すように、スモーク印刷層60、パール印刷層70,80はLED26の光を透過し、絵柄印刷層50の絵柄が表示される。一方、長時間遊技が行われていない場合には、スロットマシンSが省電力モード又はデモ画面表示中となって、LED26が消灯される。あるいは、演出の一態様として、遊技中の所定時に、LED26が消灯される場合もある。そうすると、スモーク印刷層60が外部光を吸収しパール印刷層70,80が外部光を反射して、抜き絵柄81が可視可能に表示される。このように、回転リール20のリール図柄23に、上記したような2層のパール印刷層70,80を設けることにより、バックライトの点灯時と消灯時とで異なる図柄23を表示させることができる。
なお、遊技が行われている状態ではバックライトユニット25のLED26を消灯状態にしておき、所定時にLED26を点灯状態に切り替える演出方法を採用してもよい。
また、図示した例では、1種類のリール図柄23について、2層のパール印刷層70,80を設けた構成としてあったが、全てのリール図柄23や、リールテープ21の全体について、2層のパール印刷層70,80を設けた構成してもよい。
(総括)
以上のように、本実施の形態によれば、新たな機構を設けることなく、発光表示部の点灯時と消灯時とで表示される絵柄を変化させることができ、看者の注意を引くことができ、低コストで遊技機の商品性を高めることができる。また、表示に意外性をもたせ演出の幅を広げることができる。さらに、パール印刷層を2層にしたことにより、最下層の絵柄が正面側から透けて見えないので、消灯時の表示を見栄え良くすることができ、点灯により、それまで見えていなかった異なる絵柄が表示されるので、より意外性を強調することができる。
なお、上記した実施の形態では、正面視したとき最も前面側に位置する第二パール印刷層80に抜き絵柄81を形成してあったが、第一パール印刷層70に抜き絵柄を形成してもよいものである。このように形成した場合には、第一パール印刷層70の抜き絵柄以外の部位は、第二パール印刷層80の印刷面(正面パネル10やリールテープ21の表裏面)に接するパール顔料の本来の反射色が、第二パール印刷層80から透過した第一パール印刷層70の反射色に影響された発色となり、第一パール印刷層70の抜き絵柄の部位は、第二パール印刷層80の印刷面に接するパール顔料の本来の反射色が、スモーク印刷層60に影響された発色となる。すなわち、正面視したときに、第一パール印刷層70の抜き絵柄の部分が暗色で表示される。抜き絵柄を、第一パール印刷層70のみに設けてもよいし、第一パール印刷層70及び第二パール印刷層80の双方に設けてもよい。この場合において、双方に設けた抜き絵柄が重複している部分(パール印刷層70,80が無い部分)は、スモーク印刷層60の色彩で表示される。
(他の実施の形態)
さて、本発明は、上記した正面パネル10やリールテープ21のような、本来的に何らかの印刷を施すことが前提となっている表示部のみならず、印刷を施さなくてもその機能を果たすことが可能な表示部にも利用できるものである。例えば、ランプ31や、上下スピーカ32,38などの演出装置の表面に、上記と同様の印刷部を設けることができる。あるいは、図示しないが、上記以外の演出用表示部、例えば回転灯や発光表示可能な可動役物などに用いてもよい。上下スピーカ32,38に設ける場合には、スピーカグリルの内部に発光体を配置するのが好ましい。ランプ31や上下スピーカ32,38やその他の表示部(例えば図示しないが回転灯)に設ける場合には、ランプカバーやスピーカグリルや回転灯のレンズなどを透明部材で形成して、それらにスクリーン印刷装置で上記したような印刷を施せばよい。
さらに、スロットマシンSを作動させるための操作スイッチ類、例えば、スタートスイッチ34の握り部やストップスイッチ35や、クレジットを投入メダルに替えるためのベットスイッチB(図1参照)の押しボタン内部に発光体を設置するとともに、それらの表面に、印刷部を設けてもよい。この場合も、上記と同様に、スタートスイッチ34の握り部やストップスイッチ35等の押しボタンを透明部材で形成する。このように形成すれば、内部の発光体を所定の発光色で点灯させることにより、操作スイッチは、その操作が有効になったことや遊技状態が変化したことを知らせる表示部として機能するものとなり、発光体の点灯、消灯による表示態様に加え、操作部に表示される標章を異なるものとすることができる。なお、このような操作スイッチに印刷部を設ける場合には、表面側からの印刷となるので、人が手で触れる表面を透明な樹脂などでコーティングして、印刷部の摩耗を防ぐようにするのが好ましい。
本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用できる。例えば、パチンコ遊技機や、遊技媒体として遊技球を用いスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機に応用することができる。これ以外の遊技機においても、あるいは遊技機以外の装置又は設備であっても、光源の照射光を透過可能な表示部を有するものであれば、本願発明を用いることができる。
10 正面パネル(表示部) 11 ベース印刷部
12 図柄表示窓 13 パネル図柄(印刷部)
14 数値表示窓 15 パネル図柄
20 回転リール(表示部) 21 リールテープ
22 ベース印刷部 23 リール図柄
24 リールドラム 25 バックライトユニット
26 LED(発光体・光源) 27 リールモータ
30 画像表示部 31 ランプ
32 上スピーカ 33 メダル投入口
34 スタートスイッチ 35 ストップスイッチ
36 下皿 37 下パネル
38 下スピーカ 39 メダルセレクター
40 上扉枠 41 基体
42 発光体ユニット 43 LED(発光体・光源)
44 数値表示器 45 発光体ユニット
50 絵柄印刷層 60 スモーク印刷層
70 第一パール印刷層 80 第二パール印刷層
81 抜き絵柄

Claims (3)

  1. 後方から照射される光源の光を透過可能であるとともに、少なくとも一部に印刷部が設けられた表示部であって、
    前記印刷部は、
    前記表示部を前面視したとき最も後方に形成される絵柄印刷層と、
    前記絵柄印刷層の前面に形成され後方からの光を透過可能であるとともに前方からの光を吸収するスモーク印刷層と、
    前記スモーク印刷層の前面に形成され後方からの光を透過可能であるとともに前方からの光を拡散反射する第一パール印刷層と、
    前記第一パール印刷層の前面に形成された第二パール印刷層と、を少なくとも備え、
    前記第一パール印刷層及び第二パール印刷層のうちの少なくともいずれか一方には、少なくとも一部に塗料を塗布しないことにより形成される抜き絵柄が設けられ、
    前記光源の点灯時には、前記スモーク印刷層及び第一パール印刷層及び第二パール印刷層が前記光源の照射光を透過して、前記絵柄印刷層の絵柄が前面側から視認可能となり、
    前記光源の消灯時には、前記スモーク印刷層及び第一パール印刷層及び第二パール印刷層の存在によって、前記絵柄印刷層の絵柄が前面側から視認不能になるとともに、前記第一パール印刷層又は/及び前記第二パール印刷層に形成された抜き絵柄が前面側から視認可能となることを特徴とする表示部。
  2. 請求項1記載の表示部を備えた遊技機であって、
    前記表示部として、遊技機の前面に設けられるパネル部材を備え、
    前記光源として、前記パネル部材を遊技機内部側から照射可能な発光体を備え、
    前記パネル部材の少なくとも一部が、前記印刷部となっていることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1記載の表示部を備えた遊技機であって、
    前記表示部として、複数の絵柄が印刷されたリールテープを備える回転リールを備え、
    前記光源として、前記リールテープの絵柄を回転リールの内側から照射する発光体を備え、
    前記リールテープの少なくとも一部が、前記印刷部となっていることを特徴とする遊技機。
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