JP2013236735A - 内視鏡システム - Google Patents

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Yoshiko Hirota
由子 廣田
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Abstract

【課題】外部電源を用いることなく、内視鏡が配置されている内視鏡の周辺環境の状態を検知できる内視鏡システムを提供すること。
【解決手段】内視鏡20が管理ユニット70と未接続時に、検知部53は電力供給部59によって電力を供給されることで周辺環境の状態を検知する。同時に、内視鏡側記録部55は、電力供給部59によって電力を供給されることで検知データを記録する。
【選択図】 図3A

Description

本発明は、内視鏡が配置されている内視鏡の周辺環境の状態を検知する内視鏡システムに関する。
近年、内視鏡が配置されている周辺環境の状態を検知することが重要視されている。検知に関する技術の一環として、例えば特許文献1乃至3が開示されている。
例えば特許文献1は、内視鏡の使用状況、洗浄状態、洗浄有効期間などの情報を記録及び管理する内視鏡用データファイリングシステムを開示している。情報の記録は、内視鏡によって実施される。
また例えば、特許文献2は、オートクレーブ実施回数の履歴を知ることができる内視鏡管理システムを開示している。
また例えば、特許文献3は、内視鏡の設定情報を入力することができるワイヤレスの電子内視鏡システムを開示している。
特開2001−46326号公報 特開2008−61908号公報 特開2009−72518号公報
特許文献1において、内視鏡が情報を記録する時、内視鏡は、外部装置と接続し、記録のための電力を外部装置から供給される必要がある。つまり、情報の記録には、外部電源が必要である。またこのシステムは、例えば、内視鏡が配置されている内視鏡の周辺環境の状態を検知するといった用途に対応しにくい。
また特許文献2において、内視鏡管理システムは、オートクレーブ実施回数の履歴を知ることができるのみである。このため内視鏡管理システムは、例えば、内視鏡が配置されている内視鏡の周辺環境の状態を検知するといった用途には対応しにくい。
また特許文献3において、例えば特許文献1のシステムとは異なり、内視鏡は内部電源を有している。しかし、この内部電源は、無線送信用であり、情報の記録のためのものではない。また特許文献3に開示されている内視鏡システムは、内視鏡が配置されている内視鏡の周辺環境の状態を検知するといった用途に対応しにくい。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、外部電源を用いることなく、内視鏡が配置されている内視鏡の周辺環境の状態を検知できる内視鏡システムを提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、内視鏡と、管理ユニットとを有する内視鏡システムであって、前記内視鏡が配置されている前記内視鏡の周辺環境の状態を検知する検知部と、前記検知部によって検知された検知データを記録する内視鏡側記録部と、前記内視鏡が前記管理ユニットと未接続時に、前記検知部と前記内視鏡側記録部とが駆動するための電力を前記検知部と前記内視鏡側記録部とに供給する電力供給部と、が前記内視鏡の内部に配設され、前記内視鏡が前記管理ユニットと未接続時に、前記検知部は前記電力供給部によって前記電力を供給されることで前記周辺環境の状態を検知すると共に、前記内視鏡側記録部は前記電力供給部によって前記電力を供給されることで前記検知データを記録することを特徴とする内視鏡システムを提供する。
本発明によれば、外部電源を用いることなく、内視鏡が配置されている内視鏡の周辺環境の状態を検知できる内視鏡システムを提供することができる。
図1は、本発明に係る第1の実施形態における内視鏡システムの概略構成図である。 図2は、内視鏡の内部構成とプロセッサ本体部の内部構成とを簡単に示す図である。 図3Aは、内視鏡がプロセッサ本体部と未接続している時における動作方法を示す図である。 図3Bは、内視鏡がプロセッサ本体部と接続している時における動作方法を示す図である。 図3Cは、第1の変形例を示し、内視鏡と通信装置とにおける動作方法を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
[構成]
図1と図2と図3Aと図3Bとを参照して第1の実施形態について説明する。
[内視鏡システム10]
図1に示すように、内視鏡システム10は、検査や観察のために用いられる内視鏡20と、内視鏡20を管理する管理ユニット70とを有している。
[内視鏡20の外部構成]
図1に示すように、内視鏡20は、例えば体腔や構造物の内部に挿入される中空の細長い挿入部30と、挿入部30の基端部と連結し、内視鏡20を操作する操作部40とを有している。
[挿入部30]
図1に示すように、挿入部30は、挿入部30の先端部側から挿入部30の基端部側に向かって、先端硬質部31と、湾曲部33と、可撓管部35とを有している。先端硬質部31の基端部は湾曲部33の先端部と連結し、湾曲部33の基端部は可撓管部35の先端部と連結している。
先端硬質部31は、挿入部30の先端部であり、硬く、曲がらない。
湾曲部33は、操作部40における後述する湾曲操作部43aの操作によって、例えば上下左右といった所望の方向に湾曲する。湾曲部33が湾曲することにより、先端硬質部31の位置と向きとが変わり、照明光が観察対象物を照明し、観察対象物が観察視野内に捉えられる。
可撓管部35は、所望な可撓性を有している。よって可撓管部35は、外力によって曲がる。可撓管部35は、操作部40における後述する本体部41から延出されている管状部材である。
[操作部40]
図1に示すように、操作部40は、可撓管部35が延出している本体部41と、本体部41の基端部と連結し、内視鏡20を操作する操作者によって把持される把持部43と、把持部43と接続しているユニバーサルコード45とを有している。把持部43は、湾曲部33を湾曲操作する湾曲操作部43aを有している。
[ユニバーサルコード45]
図1と図3Bとに示すように、ユニバーサルコード45は、管理ユニット70のプロセッサ本体部80に着脱自在に接続する接続部45aを有している。
なお本実施形態では、接続部45aがプロセッサ本体部80と接続していることは、例えば、内視鏡20が管理ユニット70およびプロセッサ本体部80と接続していることを示す。
また本実施形態では、接続部45aがプロセッサ本体部80と未接続であることは、例えば、内視鏡20が管理ユニット70と未接続であることを示し、内視鏡20が管理ユニット70から分離していることを示す。
接続部45aは、スイッチ等の切り替え部45bを有している。切り替え部45bは、例えば、後述する検知部53と内視鏡側記録部55と内視鏡側制御部57と電力供給部59との少なくとも1つの駆動をONまたはOFFする。
[内視鏡20の内部構成]
図2に示すように、内視鏡20は、撮像ユニット51と、検知部53と、内視鏡側記録部55と、内視鏡側制御部57と、電力供給部59とを有している。これらは、内視鏡20の内部に配設されている。
[撮像ユニット51]
図2に示す撮像ユニット51は、例えば、AD変換部と、観察対象物を撮像する撮像素子とを有している。撮像ユニット51は、プロセッサ本体部80に配設されている画像処理部81と電気的に接続する。撮像ユニット51は、例えば、内視鏡20の挿入部30の内部、詳細には先端硬質部31の内部に配設されている。
[検知部53]
図2に示すような検知部53は、内視鏡20が配置されている内視鏡20の周辺環境の状態を検知する。この周辺環境は、例えば、内視鏡20が配置されている部屋や、挿入部30が挿入される体腔内や構造物の内部における温度と湿度と圧力と放射線量の少なくとも1つを示す。つまり、検知部53は、例えば、内視鏡20が配置されている部屋の温度等を検知する。検知部53は、例えば、内視鏡20の挿入部30の内部、詳細には先端硬質部31の内部に配設されている。検知部53は、環境測定用のセンサを有している。
[内視鏡側記録部55]
図2に示すような内視鏡側記録部55は、検知部53によって検知された検知データを記録する。この検知データは、例えば、前記した温度と湿度と圧力と放射線量との少なくとも1つを示す。また内視鏡側記録部55は、検知部53が周辺環境の状態を検知する時間を示す検知時間も記録する。内視鏡側記録部55は、例えば、操作部40の把持部43の内部に配設されている。
[内視鏡側制御部57]
図2に示すような内視鏡側制御部57は、例えば、CPUやDC/DCコンバータを有している。内視鏡側制御部57は、検知部53と内視鏡側記録部55とに、電気的に接続している。また内視鏡側制御部57は、例えば、切り替え部45bがONとなることで、電力供給部59と電気的に接続する。また内視鏡側制御部57は、例えば、内視鏡20が管理ユニット70のプロセッサ本体部80と接続した時に、電源部89と電気的に未接続する。
内視鏡側制御部57は、切り替え部45bがONとなることで、検知部53と内視鏡側記録部55との少なくとも一方が駆動するように制御する。この場合、内視鏡側制御部57は、検知部53が周辺環境の状態を検知するように制御し、同時に内視鏡側記録部55が検知データと検知時間とを記録するように、制御する。
内視鏡側制御部57は、例えば、接続部45aの内部に配設されている。
[電力供給部59]
図3Aに示すように、電力供給部59は、内視鏡20が管理ユニット70と未接続で、切り替え部45bがONとなることで、検知部53と内視鏡側記録部55とが駆動するための電力を、内視鏡側制御部57に供給する。
また図3Bに示すように、電力供給部59は、内視鏡20が管理ユニット70と接続した時、詳細には、接続部45aがプロセッサ本体部80と接続した時に、管理ユニット70の電源部89から電力を供給されて充電される。
電力供給部59は、例えば、2次電池や、スーパキャパシタなどを有している。図2に示すように、電力供給部59は、例えば、接続部45aの内部に配設されている。
[管理ユニット70の構成1]
図1と図2とに示すように、管理ユニット70は、内視鏡20の接続部45aが着脱自在で、内視鏡20の制御及び演算処理等を行うプロセッサ本体部80を有している。
[プロセッサ本体部80]
図2に示すように、プロセッサ本体部80は、画像処理部81と、管理側記録部85と、管理側制御部87と、電源部89とを有している。
[画像処理部81]
画像処理部81は、接続部45aがプロセッサ本体部80と接続した時に、撮像ユニット51と電気的に接続する。画像処理部81は、画像処理部81が撮像ユニット51と電気的に接続することによって、撮像ユニット51が撮像した観察対象物の画像に対して種々の画像処理を行う。
[管理側記録部85]
管理側記録部85は、内視鏡20が管理ユニット70と接続した時に、詳細には、接続部45aがプロセッサ本体部80と接続した時に、内視鏡側記録部55が記録した検知データを内視鏡側記録部55から受信して、内視鏡側記録部55が記録した検知データを記録する。
[管理側制御部87]
管理側制御部87は、画像処理部81と管理側記録部85とに電気的に接続し、画像処理部81と管理側記録部85とを制御する。
また管理側制御部87は、接続部45aがプロセッサ本体部80と接続した時に、内視鏡側制御部57と電気的に接続する。このとき管理側制御部87は、内視鏡側制御部57が検知部53と内視鏡側記録部55とを制御するように、内視鏡側制御部57を制御する。
[電源部89]
電源部89は、管理側制御部87と管理側記録部85とに電力を供給する。
また図3Bに示すように、電源部89は、内視鏡20が管理ユニット70と接続した時に、詳細には、接続部45aがプロセッサ本体部80と接続した時に、電力供給部59と電気的に接続する。そして、電源部89は、内視鏡20が管理ユニット70と接続した時に、充電のために電力供給部59に電力を供給する。電源部89は、内視鏡20が管理ユニット70と未接続した時に、充電を終了するために電力供給部59に電力の供給を終了する。
[管理ユニット70の構成2]
図1に示すように、管理ユニット70は、プロセッサ本体部80と電気的に着脱自在で、管理側記録部85に記録された検知データを収集するPCなどの収集ユニット90と、収集ユニット90が収集した検知データを解析・管理する解析管理部100とをさらに有している。
[収集ユニット90]
図1に示すように、収集ユニット90は、撮像ユニット51が撮像した画像と、画像処理部81によって画像処理された画像データと、内視鏡20やプロセッサ本体部80の状態等を表示する画像表示部を有している。収集ユニット90は、プロセッサ本体部80と電気的に着脱自在となっている。
[解析管理部100]
解析管理部100は、例えばサーバなどを有している。
[動作]
[動作方法1(図3A・内視鏡20は管理ユニット70と未接続)]
図3Aに示すように、内視鏡20は管理ユニット70と未接続である。この状態で、切り替え部45bがONになると、内視鏡側制御部57は電力供給部59と電気的に接続する。そして電力供給部59は、検知部53と内視鏡側記録部55とが駆動するための電力を、内視鏡側制御部57に供給する。これにより内視鏡側制御部57は、駆動する。
そして内視鏡側制御部57は、検知部53と内視鏡側記録部55とが駆動するように、検知部53と内視鏡側記録部55とを制御する。これにより、検知部53は、周辺環境の状態を検知する。また内視鏡側記録部55は、検知部53によって検知された検知データと、検知時間とを記録する。内視鏡側記録部55は、例えば検知部53が周辺環境の状態を検知し続ける間、検知データを記録し続ける。
このように、内視鏡20が管理ユニット70と未接続時に、詳細には、接続部45aがプロセッサ本体部80と未接続時に、検知部53は電力供給部59によって電力を供給されることで周辺環境の状態を検知すると共に、内視鏡側記録部55は電力供給部59によって電力を供給されることで検知データを記録する。
切り替え部45bがOFFになると、内視鏡側制御部57は電力供給部59と電気的に未接続になり、電力供給部59は内視鏡側制御部57への電力の供給を停止する。そして、内視鏡側制御部57は、検知部53が検知を終了し、内視鏡側記録部55が記録を終了するように、検知部53と内視鏡側記録部55とを制御する。
動作方法1は、例えば、内視鏡20が滅菌・洗浄・消毒されている状態や、内視鏡20が運ばれている状態や、内視鏡20が所定の場所に配置されている状態において、周辺環境の状態が検知および記録される場合を示す。
[動作方法2(図3B・内視鏡20はプロセッサ本体部80と接続)]
図3Bに示すように、内視鏡20は、管理ユニット70と接続する。詳細には、接続部45aは、プロセッサ本体部80と接続する。これに伴い、電力供給部59は、電源部89と電気的に接続し、電源部89から電力を供給され、充電する。またことき、内視鏡側制御部57は、電力供給部59と電気的に未接続し、管理側制御部87と電気的に接続する。電源部89は、検知部53と内視鏡側記録部55と内視鏡側制御部57とが駆動するための電力を、管理側制御部87に供給する。これにより管理側制御部87は、駆動する。
そして管理側制御部87は、内視鏡側制御部57が検知部53と内視鏡側記録部55とを制御するように、内視鏡側制御部57を制御する。つまり、管理側制御部87は、内視鏡側制御部57を介して検知部53と内視鏡側記録部55とが駆動するように、検知部53と内視鏡側記録部55と内視鏡側制御部57とを制御する。これにより、動作方法1と同様に、検知部53は、周辺環境の状態を検知する。また内視鏡側記録部55は、検知部53によって検知された検知データと、検知時間とを記録する。内視鏡側記録部55は、例えば検知部53が周辺環境の状態を検知し続ける間、検知データを記録し続ける。
動作方法2では、管理側記録部85は、内視鏡側記録部55が記録した検知データを内視鏡側記録部55から受信して、内視鏡側記録部55が記録した検知データを記録する。
この受信と記録とのタイミングとの一例について、以下に簡単に記載する。
例えば、管理側記録部85は、内視鏡側記録部55が検知データを記録している間、リアルタイムで、内視鏡側記録部55から検知データを受信して検知データを記録する。
または例えば、管理側記録部85は、内視鏡側記録部55が検知データを記録している間、内視鏡側記録部55から検知データを所望するタイミングで受信して検知データを記録する。つまり管理側記録部85は、複数の区分けられた検知データを受信する。
または、例えば、検知部53が検知を終了した後、管理側記録部85は、内視鏡側記録部55から検知データをまとめて受信して検知データを記録する。
前記した受信と記録とのタイミングは、例えば、切り替え部45bによって切り替わってもよい。
なお動作方法2では内視鏡20が管理ユニット70と接続しているため、周辺環境の状態を検知部53が検知している時、管理側記録部85のみが検知データを直接記録してもよい。
接続部45aがプロセッサ本体部80から分離すると、検知部53は検知を終了し、内視鏡側記録部55は記録を終了し、管理側記録部85は検知データの受信と記録とを終了する。
収集ユニット90は管理側記録部85が記録している検知データを収集し、解析管理部100は収集ユニット90が収集した検知データを解析・管理する。これにより検知データは、解析管理部100に蓄積する。
動作方法2は、例えば、内視鏡20がリアルタイムで使用されている状態において周辺環境の状態が検知および記録される場合や、内視鏡20が使用されている状態の検知データを内視鏡20が使用された後に回収する場合や、検知データが解析・管理される場合を示す。
[効果]
このように、本実施形態では、電力供給部59が内視鏡20の内部に配設され、検知部53は電力供給部59から供給される電力によって周辺環境の状態を検知し、内視鏡側記録部55は電力供給部59から供給される電力によって周辺環境の状態を記録する。このため本実施形態では、図3Aに示すように、内視鏡20が管理ユニット70から分離し、外部電源が用いられなくても、周辺環境の状態を検知できる。
また本実施形態では、図3Bに示すように、内視鏡20の接続部45aがプロセッサ本体部80と接続した時に、管理側記録部85は検知データを記録する。これにより本実施形態では、内視鏡側記録部55が検知データを記録し続ける必要がなく、管理側記録部85は検知データを記録した後、内視鏡側記録部55は記録した検知データを消去することもできる。よって本実施形態では、内視鏡側記録部55によって常に検知データを検知できる。
また本実施形態では、内視鏡側記録部55と管理側記録部85との少なくとも一方が検知データを記録する。このため、本実施形態では、内視鏡20は管理ユニット70と未接続であっても、検知データを確実に記録できる。
また本実施形態では、図3Bに示すように、内視鏡20の接続部45aがプロセッサ本体部80と接続した時に、電力供給部59は電源部89から電力を供給されて充電される。このため、本実施形態では、図3Aに示すように、内視鏡20は管理ユニット70と未接続時において、常に、検知部53と内視鏡側記録部55とは電力供給部59から供給される電力によって駆動できる。
また本実施形態では、検知部53が挿入部30に配設されることによって、挿入部30が挿入される体腔内や構造物の内部などの周辺環境の状態を検知部53によって検知できる。
また本実施形態では、図3Aに示すように、内視鏡20が管理ユニット70と未接続時において、切り替え部45bによって、検知部53が検知を開始または終了し、内視鏡側記録部55が記録を開始または終了することができる。よって本実施形態では、所望するタイミングと時間的な期間だけ検知と記録とを実施でき、電力供給部59における電力の消耗を抑えることができる。
また本実施形態では、検知データは、収集ユニット90によって収集され、解析管理部100側によって解析、管理され、蓄積する。このため、本実施形態では、検知データによって、周辺環境の状態を精緻に把握でき、解析管理部100側に蓄積された検知データによって、周辺環境の状態に適した内視鏡20を提供することができる。
なお図3Bに示す動作方法2では、内視鏡20が管理ユニット70と接続しているため、周辺環境の状態を検知部53が検知している時、管理側記録部85のみが検知データを直接記録してもよい。このように検知部53が周辺環境の状態を検知し、内視鏡20が管理ユニット70と接続した時に、内視鏡側記録部55と管理側記録部85との少なくとも一方が検知データを記録していればよい。
また電力供給部59の充電は、例えば切り替え部45bがOFFにすることによって終了してもよい。
また検知部53は、内視鏡20の接続部45aがプロセッサ本体部80と接続していても、切り替え部45bがOFFになることや管理側制御部87の制御によって、検知を終了してもよい。
また図3Aに示す動作方法1において、検知部53が検知を終了し、内視鏡側記録部55が記録を終了している内視鏡20において、動作方法2において内視鏡20が管理ユニット70と接続すると、電力供給部59は充電され、管理側記録部85は、内視鏡側記録部55が記録した検知データを内視鏡側記録部55から受信して、内視鏡側記録部55が記録した検知データを記録してもよい。
また管理側制御部87は、内視鏡20が管理ユニット70と接続した時に、内視鏡側記録部55が記録している検知データを消去しリセットするように、内視鏡側制御部57を制御してもよい。
また検知部53と、内視鏡側記録部55と、電力供給部59とは、内視鏡20の内部に配設されていればよい。
[第1の変形例]
図1と図2と図3Cとを参照して、第1の実施形態の第1の変形例について説明する。
[内視鏡側記録部55]
本実施形態において、内視鏡側記録部55は、記録した検知データを送受信する例えばRadio Frequency Identification(以下、RFID)タグのようなICタグを有している。
[管理ユニット70]
図1に示すように、管理ユニット70は、内視鏡側記録部55と非接触で内視鏡側記録部55と検知データを通信し、内視鏡20の外部装置として機能する通信装置110をさらに有している。通信装置110は、例えばRF−ID送受信機を示す。
この場合、図3Cに示すように、通信装置110は、内視鏡20が管理ユニット70と未接続時に、内視鏡側記録部55が送信した検知データを受信することで、内視鏡側記録部55が記録した検知データを記録する管理側記録部111を有している。
[動作方法]
第1の実施形態と同様に、内視鏡20が管理ユニット70と未接続で、周辺環境の状態を検知部53が検知し、内視鏡側記録部55が検知データと検知時間とを記録する。
また電力供給部59は、内視鏡側記録部55が駆動するための電力を、内視鏡側制御部57に供給する。そして切り替え部45bがOFFになると、図3Cに示すように、内視鏡側制御部57は、検知部53が検知を終了し、内視鏡側記録部55が通信装置110に検知データを送信するように、検知部53と内視鏡側記録部55とを制御する。
そして通信装置110は検知データを受信し、管理側記録部111は検知データを記録する。
収集ユニット90は管理側記録部111が記録している検知データを収集し、解析管理部100は収集ユニット90が収集した検知データを解析・管理する。これにより検知データは、解析管理部100に蓄積する。
なお前記した動作は、内視鏡20が管理ユニット70と接続した状態であっても、実施可能である。
[効果]
本変形例では、RFIDによって、内視鏡20が管理ユニット70と未接続であっても、管理側記録部111は検知データを記録できる。これにより本実施形態では、収集ユニット90と解析管理部100とが内視鏡20から離れた場所に設置されていても、通信装置110を介して容易に検知データを収集と解析と管理できる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
10…内視鏡システム、20…内視鏡、30…挿入部、45…ユニバーサルコード、45a…接続部、45b…切り替え部、53…検知部、55…内視鏡側記録部、57…内視鏡側制御部、59…電力供給部、70…管理ユニット、80…プロセッサ本体部、85…管理側記録部、87…管理側制御部、89…電源部、90…収集ユニット、100…解析管理部。

Claims (7)

  1. 内視鏡と、管理ユニットとを有する内視鏡システムであって、
    前記内視鏡が配置されている前記内視鏡の周辺環境の状態を検知する検知部と、
    前記検知部によって検知された検知データを記録する内視鏡側記録部と、
    前記内視鏡が前記管理ユニットと未接続時に、前記検知部と前記内視鏡側記録部とが駆動するための電力を前記検知部と前記内視鏡側記録部とに供給する電力供給部と、
    が前記内視鏡の内部に配設され、
    前記内視鏡が前記管理ユニットと未接続時に、前記検知部は前記電力供給部によって前記電力を供給されることで前記周辺環境の状態を検知すると共に、前記内視鏡側記録部は前記電力供給部によって前記電力を供給されることで前記検知データを記録することを特徴とする内視鏡システム。
  2. 前記管理ユニットは、前記内視鏡が前記管理ユニットと接続した時に、前記内視鏡側記録部が記録した前記検知データを記録する管理側記録部を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 前記検知部が前記周辺環境の状態を検知し、前記内視鏡が前記管理ユニットと接続した時に、前記内視鏡側記録部と前記管理側記録部との少なくとも一方が前記検知データを記録することを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システム。
  4. 前記電力供給部は、前記内視鏡が前記管理ユニットと接続した時に、前記管理ユニットから前記電力を供給されて充電されることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。
  5. 前記内視鏡側記録部は、RF−IDタグを有していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  6. 前記管理ユニットは、前記内視鏡が前記管理ユニットと未接続時に、前記内視鏡側記録部が送信した前記検知データを受信することで、前記内視鏡側記録部が記録した前記検知データを記録する管理側記録部を有することを特徴とする請求項5に記載の内視鏡システム。
  7. 前記検知部は、前記内視鏡の挿入部の内部に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
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