JP5325401B2 - 内視鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡システムに関し、特に、少なくとも一部が使い捨て可能である内視鏡を有する内視鏡システムに関するものである。
内視鏡等を有して構成される内視鏡装置は、医療分野及び工業分野等において従来広く用いられている。内視鏡は、一般的には、例えば、体腔内に挿入可能な形状及び寸法として形成された挿入部と、該体腔内に存在する被写体の像を撮像する撮像部と、該撮像部等に対する操作指示が可能な操作部と、を具備して構成されている。
また、使用後の洗浄及び消毒の手間を省くことができ、かつ、より衛生的な状態において使用することができる、ディスポーザブル(使い捨て可能な)タイプの内視鏡等の医療装置が近年提案されている。そして、このようなディスポーザブルタイプの医療装置としては、例えば、特許文献1において提案されているものがある。
特許文献1のディスポーザブル医療装置は、主制御部を具備した装置本体と、所定容量の内蔵電池を具備した末端器具とを有して構成されるとともに、該末端器具に設けられた該内蔵電池の起電力と所定の基準電圧とを比較し、該内蔵電池の起電力が該所定の基準電圧より低い場合に、該主制御部から出力される命令を遮断する機能を有している。そして、特許文献1のディスポーザブル医療装置は、前述した構成及び機能を有することにより、前記末端器具を、実質的に使い捨て可能な器具として取り扱うことを可能としている。
特開2000−107189号公報
しかし、特許文献1のディスポーザブル医療装置は、末端器具に設けられた内蔵電池の起電力が所定の基準電圧より低くなった場合であっても、例えば、該内蔵電池を新しいものに取り替えることにより、本来ディスポーザブルな器具として取り扱われるように構成された該末端器具が再利用されてしまう可能性がある、という課題を有している。
本発明は、前述した点に鑑みてなされたものであり、使い捨て可能に構成された各部が再利用される可能性を、従来に比べて大幅に低減可能な内視鏡システムを提供することを目的としている。
本発明における内視鏡システムは、観察対象内部に存在する被写体の像を撮像し、撮像した該被写体の像を撮像信号として出力するとともに、少なくとも一部が使い捨て可能である内視鏡と、前記内視鏡を接続することが可能であるとともに、前記撮像信号に応じた前記被写体の像を表示部に表示させるための処理を行う内視鏡制御装置と、ネットワーク上に存在する外部装置と、を有する内視鏡システムであって、前記内視鏡は、前記内視鏡が前記内視鏡制御装置に接続された際に、前記内視鏡に関する固有の識別情報を前記内視鏡制御装置に前記内視鏡が接続されたか否かを検知する接続検知部に対して出力する識別情報記憶部と、前記内視鏡が前記内視鏡制御装置に接続された後において機械的に変形することにより、使い捨て可能である部分が前記内視鏡制御装置に再接続されることを禁止するコネクタ部と、を有し、前記接続検知部は、前記識別情報記憶部から入力される前記識別情報を前記内視鏡制御装置の識別情報判定部及び前記外部装置に対して出力し、さらに、前記識別情報判定部及び前記外部装置は、前記識別情報と同一の識別情報を既に記憶しているか否かに関する判定をそれぞれ行い、前記識別情報と同一の識別情報を記憶していないとの判定結果が前記識別情報判定部及び前記外部装置の双方で得られた場合において、前記識別情報記憶部から出力される前記識別情報を記憶するとともに、前記観察対象に関する情報を更新するための入力指示を受け付け可能とし、また、前記識別情報と同一の識別情報を既に記憶しているとの判定結果が前記識別情報判定部及び前記外部装置の双方で得られた場合において、前記入力指示を受け付け不可能とする。
本発明における内視鏡システムによると、使い捨て可能に構成された各部が再利用される可能性を、従来に比べて大幅に低減可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1から図12は、本発明の実施形態に係るものである。図1は、本実施形態に係る内視鏡システムの要部の構成の一例を示す図である。図2は、図1の挿入部が有する先端部の構成を示す図である。図3は、図1の内視鏡システムの挿入部が有するコネクタ部の構成を示す図である。図4は、図3のコネクタ部を矢印A1方向から見た場合の構成を示す図である。図5は、図1の回転装置が有する保持部の構成を示す図である。図6は、図5の保持部において、挿入部着脱スイッチが押下された場合の状態を示す図である。図7は、図5の保持部に対して図3のコネクタ部が接続された場合の状態を示す図である。図8は、図7の状態からコネクタ部が抜去された場合の状態を示す図である。図9は、図8のコネクタ部を矢印A2方向から見た場合の構成を示す図である。図10は、第1の識別情報と第2の識別情報とが同一である場合に、図1の内視鏡システムのモニタに表示される所定の画像及び告知情報の一例を示す図である。図11は、図1の内視鏡システムが用いられる場合に行われる操作及び処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12は、図1とは異なる内視鏡システムの要部の構成の一例を示す図である。
内視鏡システム1は、図1に示すように、体腔内に挿入可能な構成、かつ、使い捨て可能な構成を有するとともに、被写体の像を撮像し、該被写体の像を撮像信号として出力する挿入部2と、挿入部2が着脱自在に接続されるとともに、接続された挿入部2を長手軸回りとなる所定の方向に回転させる回転装置3と、を有している。
また、内視鏡システム1は、図1に示すように、挿入部2が挿通されることにより回転可能に保持する保護管4と、信号ケーブル3aを介して回転装置3に接続されるとともに、挿入部2から出力される撮像信号を映像信号に変換して出力するビデオプロセッサ5と、ケーブル6aを介してビデオプロセッサ5に接続されるとともに、ビデオプロセッサ5から出力される映像信号に応じた被写体の像を画像表示するモニタ6と、を有している。
そして、本実施形態の内視鏡システム1における内視鏡10は、挿入部2及び回転装置3を有して構成されている。
挿入部2は、回転装置3に設けられた保持部3fに対して着脱可能なコネクタ部2aを基端側に有している。なお、コネクタ部2a及び保持部3fの構成の詳細については、後述するものとする。また、挿入部2は、保持部3fに接続された際に、固有の識別情報を出力する。
さらに、挿入部2は、図2に示すような構成の先端部7を先端側に有している。具体的には、先端部7は、挿入部2の挿入軸方向に対して垂直に形成された先端面7a、先端面7aの略中央に設けられ、視野内に存在する被写体の像を結像する対物光学系7b、及び、対物光学系7bを挟むように各々設けられ、対物光学系7bの視野内の被写体に対して照明光を出射するLED7cを具備して構成されている。
また、先端部7の内部であり、かつ、対物光学系7bの結像位置に相当する位置には、CCD(電荷結合素子)8が配置されている。
CCD8は、対物光学系7bにより結像された被写体の像を撮像するとともに、該被写体の像を撮像信号に変換して出力する。そして、CCD8から出力された撮像信号は、挿入部2の内部を挿通するように設けられた信号線8a及び信号ケーブル3a等を介し、ビデオプロセッサ5に入力される。
ビデオプロセッサ5は、CCD8を駆動させるための制御を行うCCD駆動部5aと、CCD8から出力される撮像信号に対する信号処理を行い、映像信号としてモニタ6に出力する信号処理部5bと、LED7cを発光駆動させるための制御を行うLED駆動部5cと、挿入部2から出力される識別情報に基づいて処理を行う識別情報判定部5dと、を内部に有している。このような構成により、CCD8により撮像された被写体の像は、撮像信号として出力され、信号処理部5bにより映像信号に変換された後、モニタ6において画像表示される。
回転装置3は、例えばダイヤルまたは複数のスイッチ等により構成され、挿入部2の回転速度をユーザの所望の回転速度に設定可能な回転速度設定部3bと、例えばモータ等により構成され、挿入部2の回転速度を回転速度設定部3bにおいて設定された値として制御する回転速度制御部3cと、挿入部2から出力される識別情報に基づき、コネクタ部2aが保持部3fに接続されたか否かを検知する接続検知部3dと、を有している。また、回転装置3は、回転速度設定部3bにおいて設定された回転速度の値を表示する回転速度表示部3eと、挿入部2のコネクタ部2aに対する着脱可能な保持部3fと、を外装表面上に有して構成されている。
回転速度設定部3bは、ユーザにより設定された挿入部2の回転速度の値を、回転速度制御部3cに対してのみではなく、信号ケーブル3aを介し、ビデオプロセッサ5の各部に対しても出力する。これにより、ビデオプロセッサ5の各部は、ユーザにより設定された挿入部2の回転速度の値に応じた動作を行う。
具体的には、CCD駆動部5aは、挿入部2の回転速度の値に応じてCCD8を駆動させる。信号処理部5bは、挿入部2の回転速度の値に応じて撮像信号に対する信号処理を施し、さらに、挿入部2の回転速度の値に応じて映像信号をモニタ6に出力する。LED駆動部5cは、挿入部2の回転速度の値に応じてCCD駆動部5aにより設定されるCCD8の駆動タイミングに基づき、LED7cを発光駆動させる。
また、挿入部2において、先端部7と、コネクタ部2aとの間の外周面には、回転速度制御部3cの回転動作により推進力を発生する螺旋形状部2cを有する、十分に長い推進管(またはガイド管)2bが形成されている。
ここで、コネクタ部2a及び保持部3fの具体的な構成について述べる。
コネクタ部2aは、図3に示すように、コネクタ本体2dと、コネクタ本体2dの端部に設けられ、保持部3fに対して着脱可能な構成である接続部材2eと、を有している。
コネクタ本体2dは、コネクタ本体2d内部に配置された識別情報記憶部2fと、凹部2hの一部から延出し、挿入部2を回転装置3に対して電気的に接続可能とする複数の接続端子2gとを有して構成されている。そして、図3に示すように、複数の接続端子2gのうち、いずれか一の端子と識別情報記憶部2fとが接続されており、また、該一の端子とは異なる他の端子と信号線8aとが接続されている。
識別情報記憶部2fは、コネクタ部2aが保持部3fに接続された際に、挿入部2固有の識別情報として、例えば、挿入部2の製造番号またはID番号等を、接続端子2gを介して回転装置3へ出力する。
再接続禁止部としての接続部材2eは、自然状態においてコネクタ部2aの中心方向に収縮するゴム部材2iと、ゴム部材2iが収縮しないように支持する支持部材2jと、を有して構成されている。
ゴム部材2iは、図3に示すように、コネクタ本体2dの端部に設けられるとともに、略円筒形状、かつ、挿入部2の挿入軸方向に平行な断面が鉤形状になるように形成されている。なお、ゴム部材2iにおいて、挿入部2の挿入軸方向に平行な断面が鉤形状になるように形成されている部分を、フック部2kと呼ぶものとする。
支持部材2jは、自然状態においてはゴム部材2iが収縮しないように支持可能であるとともに、ユーザによりコネクタ部2aが保持部3fに接続される際には容易に折れ曲がるような、例えば、プラスチック等の部材により形成されている。
なお、図3に示すコネクタ部2aを矢印A1方向から(フック部2k側から)見たときの状態は、図4に示すようなものとなる。
保持部3fは、図5に示すように、外装表面上に設けられた挿入部着脱スイッチ3gと、保持部3fの内部空間に形成された凸部3hの外側面の一部から突出し、挿入部着脱スイッチ3gの操作状態(押下状態)に応じて突出量が変更される突出部3iと、コネクタ本体2dが有する複数の接続端子2gを差し込むことが可能な複数の端子穴3jと、を有して構成されている。
突出部3iは、挿入部着脱スイッチ3gが押下されていない場合においては、ゴム部材2iのフック部2kと係合可能な、例えば、図5に示す程度の量突出する。また、突出部3iは、挿入部着脱スイッチ3gが押下されている場合においては、ゴム部材2iのフック部2kを挿抜可能とするような、例えば、図6に示す程度の量のみ突出する。
複数の端子穴3jは、図示しない信号線により、回転装置3が有する各部、及び、該各部を介して信号ケーブル3aに接続されている。
次に、内視鏡システム1の作用について説明を行う。
まず、ユーザは、内視鏡システム1が有する各部の電源を投入した後、第1の識別情報を有する挿入部2と回転装置3とを接続する(図11のステップS1)。
具体的には、ユーザは、挿入部着脱スイッチ3gを押下することにより、保持部3fの状態を図6のような状態としつつ、コネクタ部2aを保持部3fの内部奥側に押し込んでゆく。これにより、凸部3hに押し付けられた支持部材2jが折れ、また、フック部2kが保持部3fの内部奥側に配置される。
そして、ユーザは、フック部2kが保持部3fの内部奥側に配置された状態において、挿入部着脱スイッチ3gの押下を止める。これにより、挿入部2のコネクタ部2a及び回転装置3の保持部3fは、複数の端子穴3j各々に複数の接続端子2gが差し込まれ、かつ、フック部2kが突出部3iに係合しているような、図7に示すような状態として接続される。
挿入部2と回転装置3とが接続されると、識別情報記憶部2fにより、挿入部2固有の識別情報である第1の識別情報が回転装置3の接続検知部3dに対して出力される。接続検知部3dは、前記第1の識別情報が入力されると、挿入部2と回転装置3とが接続されたことを検知するとともに、該第1の識別情報を、ビデオプロセッサ5、及び、ネットワーク上に存在する図示しないファイリング装置等の外部装置に対して出力する。そして、回転装置3から出力された第1の識別情報は、ビデオプロセッサ5の識別情報判定部5dと、前記外部装置とに記憶される(図11のステップS2)。
その後、ユーザは、観察対象としての被験者に対する観察を終え、第1の識別情報を有する挿入部2を回転装置3から抜去する(図11のステップS3)。
具体的には、ユーザは、挿入部着脱スイッチ3gを押下することにより、保持部3fの状態を図6のような状態としつつ、コネクタ部2aを保持部3fの内部奥側から引き抜いてゆく。
コネクタ部2aが保持部3fから完全に抜去されると、支持部材2jが折れた状態になるため、ゴム部材2iがコネクタ部2aの中心方向に収縮する。そして、ゴム部材2iの収縮に伴い、図8に示すように、フック部2kが突出部3iに係合不可能な状態となるとともに、複数の接続端子2gの差込方向に存在する開口部が塞がれた状態となる。
なお、図8に示すコネクタ部2aを矢印A2方向から(ゴム部材2i側から)見たときの状態は、図9に示すようなものとなる。
一方、ユーザは、別の観察を行うために、図11のステップS1の説明において前述したような手法と略同様の手法により、第2の識別情報を有する挿入部2と回転装置3とを接続する(図11のステップS4)。
挿入部2と回転装置3とが接続されると、識別情報記憶部2fにより、挿入部2固有の識別情報である第2の識別情報が回転装置3の接続検知部3dに対して出力される。接続検知部3dは、前記第2の識別情報が入力されると、挿入部2と回転装置3とが接続されたことを検知するとともに、該第2の識別情報を、ビデオプロセッサ5、及び、ネットワーク上に存在する図示しないファイリング装置等の外部装置に対して出力する。
ビデオプロセッサ5の識別情報判定部5d及び前記外部装置は、各々に記憶された、第1の識別情報を含む既存の識別情報を参照するとともに、該参照結果に基づき、図11のステップS4において回転装置3に接続された挿入部2と、図11のステップS1において回転装置3に接続された挿入部2とが同一のものであるか否かを判定する。
そして、識別情報判定部5d及び前記外部装置は、第1の識別情報と第2の識別情報とが異なることを検出した場合(図11のステップS5)、図11のステップS4において回転装置3に接続された挿入部2と、図11のステップS1において回転装置3に接続された挿入部2とが異なるものであると判定し、第2の識別情報を既存の識別情報に加えて記憶する(図11のステップS6)とともに、被験者に関する情報の更新を可能とするための処理を行う(図11のステップS10)。
また、識別情報判定部5d及び(または)前記外部装置は、第1の識別情報と第2の識別情報とが同一であることを検出した場合(図11のステップS5)、図11のステップS4において回転装置3に接続された挿入部2と、図11のステップS1において回転装置3に接続された挿入部2とが同一であると判定する。
そして、識別情報判定部5d及び前記外部装置は、第1の識別情報と第2の識別情報とが同一であることを検出した場合、例えばキーボード等である、図示しない入力部からの入力指示を受け付けなくする等により、被験者に関する情報の更新を不可能な状態とするための処理を行う(図11のステップS7)。
さらに、識別情報判定部5dは、第1の識別情報と第2の識別情報とが同一であることを検出した場合、信号処理部5bを制御することにより、被写体の像の代わりに、例えば、単色画像6b等の所定の画像に、接続されている挿入部2(スコープ)を他のものに交換するようにユーザに促すための告知情報6cが重畳された、図10に示すような画像を、挿入部2が抜去されたことが検知されるまでの間、モニタ6に表示させる(図11のステップS8及びステップS9)。また、識別情報判定部5dは、接続検知部3dを介して挿入部2が抜去されたことを検知した(図11のステップS9)後、次に回転装置3に接続された挿入部2に対し、前述した、図11のフローチャートのステップS4以降に応じた各処理を行う。
以上に述べたように、本実施形態の内視鏡システム1は、使い捨て可能な挿入部2が回転装置3に接続された後、一旦抜去されると、コネクタ部2aの機械的な変形により該コネクタ部2aの開口部が塞がれ、回転装置3の保持部3fに対する接続が禁止される、という構成を有している。また、本実施形態の内視鏡システム1は、一度抜去された挿入部2が万一再利用された場合においても、被検者に関する情報が入力不可能であるとともに、被写体の像が表示されないような構成を有している。その結果、本実施形態の内視鏡システム1は、使い捨て可能に構成された各部が再利用される可能性を、従来に比べて大幅に低減することができる。
なお、前述した、内視鏡システム1が有する作用及び効果は、図1に示すような内視鏡システム1のみにおけるものに限らず、例えば、図12に示すような内視鏡システム101においても実現可能である。
内視鏡システム101は、被写体の像を撮像し、撮像信号として出力する内視鏡102と、該被写体を照明するための照明光を供給する光源装置103と、内視鏡102から出力される撮像信号を映像信号に変換して出力するビデオプロセッサ104と、ビデオプロセッサ104から出力される映像信号に応じた被写体の像を画像表示するモニタ105と、を有して要部が構成されている。
また、内視鏡102は、被験者の体腔内に挿入可能な挿入部106と、挿入部106の基端側に連設され、内視鏡102等に対する各種操作が可能な操作部107と、操作部107の側面に設けられたコネクタ部108aから延出し、各種信号を伝送する信号線及び光源装置103から供給される照明光を伝送するライトガイド等を内蔵したユニバーサルコード108と、を有して構成されている。
挿入部106は、撮像素子及び対物光学系等を具備した図示しない撮像部を有する先端部109と、先端部109の基端側に連設され、軟性の管状部材により形成された可撓管部110とを有して構成されている。また、ユニバーサルコード108は、一端側がコネクタ部108aを介して操作部107と接続され、他端側がコネクタ部108bを介して光源装置103及びビデオプロセッサ104と接続されている。
ビデオプロセッサ104は、先端部109の図示しない撮像素子を駆動するとともに、前述した回転装置3及びビデオプロセッサ5が有する各部のうち、少なくとも、接続検知部3d、信号処理部5b、及び識別情報判定部5dの各部と同様の機能を有して構成されている。
以上に述べた内視鏡システム101において、例えば、挿入部106及び操作部107が使い捨て可能な構成であり、操作部107の側面側の一部である側面部107aに対してコネクタ部108aが着脱可能であるとともに、コネクタ部108aが図3及び図4に示すコネクタ部2aの構成と同様の構成を有し、側面部107aが図5及び図6に示す保持部3fの構成と同様の構成を有していれば、前述した内視鏡システム1と同様の作用及び効果を実現可能である。
または、以上に述べた内視鏡システム101において、例えば、内視鏡102が使い捨て可能な構成であり、光源装置103及びビデオプロセッサ104に対してコネクタ部108bが着脱可能であるとともに、コネクタ部108bが図3及び図4に示すコネクタ部2aの構成と同様の構成を有し、光源装置103及びビデオプロセッサ104が図5及び図6に示す保持部3fの構成と同様の構成を有していれば、前述した内視鏡システム1と同様の作用及び効果を実現可能である。
あるいは、以上に述べた内視鏡システム101において、例えば、挿入部106が使い捨て可能な構成であり、操作部107に対して挿入部106が着脱可能であるとともに、可撓管部110の基端側の可撓管部側基端部110aが図3及び図4に示すコネクタ部2aの構成と同様の構成を有し、操作部107の先端側の操作部側先端部107bが図5及び図6に示す保持部3fの構成と同様の構成を有していれば、前述した内視鏡システム1と同様の作用及び効果を実現可能である。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更や応用が可能であることは勿論である。
本実施形態に係る内視鏡システムの要部の構成の一例を示す図。 図1の内視鏡システムの挿入部が有する先端部の構成を示す図。 図1の内視鏡システムの挿入部が有するコネクタ部の構成を示す図。 図3のコネクタ部を矢印A1方向から見た場合の構成を示す図。 図1の回転装置が有する保持部の構成を示す図。 図5の保持部において、挿入部着脱スイッチが押下された場合の状態を示す図。 図5の保持部に対して図3のコネクタ部が接続された場合の状態を示す図。 図7の状態からコネクタ部が抜去された場合の状態を示す図。 図8のコネクタ部を矢印A2方向から見た場合の構成を示す図。 第1の識別情報と第2の識別情報とが同一である場合に、図1の内視鏡システムのモニタに表示される所定の画像及び告知情報の一例を示す図。 図1の内視鏡システムが用いられる場合に行われる操作及び処理の流れの一例を示すフローチャート。 図1とは異なる内視鏡システムの要部の構成の一例を示す図。
符号の説明
1,101・・・内視鏡システム、2,106・・・挿入部、2a,108a,108b・・・コネクタ部、2b・・・推進管、2c・・・螺旋形状部、2d・・・コネクタ本体、2e・・・接続部材、2f・・・識別情報記憶部、2g・・・接続端子、2h・・・凹部、2i・・・ゴム部材、2j・・・支持部材、2k・・・フック部、3・・・回転装置、3a・・・信号ケーブル、3b・・・回転速度設定部、3c・・・回転速度制御部、3d・・・接続検知部、3e・・・回転速度表示部、3f・・・保持部、3g・・・挿入部着脱スイッチ、3h・・・凸部、3i・・・突出部、3j・・・端子穴、4・・・保護管、5,104・・・ビデオプロセッサ、5a・・・CCD駆動部、5b・・・信号処理部、5c・・・LED駆動部、5d・・・識別情報判定部、6,105・・・モニタ、6a・・・ケーブル、6b・・・単色画像、6c・・・告知情報、7,109・・・先端部、7a・・・先端面、7b・・・対物光学系、8・・・CCD、8a・・・信号線、10,102・・・内視鏡、103・・・光源装置、107・・・操作部、107a・・・側面部、107b・・・操作部側先端部、108・・・ユニバーサルコード、110・・・可撓管部、110a・・・可撓管部側基端部

Claims (5)

  1. 観察対象内部に存在する被写体の像を撮像し、撮像した該被写体の像を撮像信号として出力するとともに、少なくとも一部が使い捨て可能である内視鏡と、前記内視鏡を接続することが可能であるとともに、前記撮像信号に応じた前記被写体の像を表示部に表示させるための処理を行う内視鏡制御装置と、ネットワーク上に存在する外部装置と、を有する内視鏡システムであって、
    前記内視鏡は、前記内視鏡が前記内視鏡制御装置に接続された際に、前記内視鏡に関する固有の識別情報を前記内視鏡制御装置に前記内視鏡が接続されたか否かを検知する接続検知部に対して出力する識別情報記憶部と、前記内視鏡が前記内視鏡制御装置に接続された後において機械的に変形することにより、使い捨て可能である部分が前記内視鏡制御装置に再接続されることを禁止するコネクタ部と、を有し、
    前記接続検知部は、前記識別情報記憶部から入力される前記識別情報を前記内視鏡制御装置の識別情報判定部及び前記外部装置に対して出力し、さらに、前記識別情報判定部及び前記外部装置は、前記識別情報と同一の識別情報を既に記憶しているか否かに関する判定をそれぞれ行い、前記識別情報と同一の識別情報を記憶していないとの判定結果が前記識別情報判定部及び前記外部装置の双方で得られた場合において、前記識別情報記憶部から出力される前記識別情報を記憶するとともに、前記観察対象に関する情報を更新するための入力指示を受け付け可能とし、また、前記識別情報と同一の識別情報を既に記憶しているとの判定結果が前記識別情報判定部及び前記外部装置の双方で得られた場合において、前記入力指示を受け付け不可能とする
    ことを特徴とする内視鏡システム。
  2. 前記コネクタ部は、前記使い捨て可能である部分が前記内視鏡制御装置に再接続されることを禁止する再接続禁止部を有し、前記再接続禁止部は、前記内視鏡が前記内視鏡制御装置に接続された後において、前記コネクタ部が有する開口部を塞ぐように機械的に変形することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. さらに、前記内視鏡制御装置は、前記識別情報と同一の識別情報を既に記憶しているとの判定結果が前記識別情報判定部及び前記外部装置の双方で得られた場合において、前記使い捨て可能である部分の交換を促す告知情報を前記表示部に表示させるための処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡システム。
  4. さらに、前記内視鏡制御装置は、前記識別情報と同一の識別情報を既に記憶しているとの判定結果が前記識別情報判定部及び前記外部装置の双方で得られた場合において、前記被写体の像の代わりに所定の画像を前記表示部に表示させるための処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の内視鏡システム。
  5. さらに、前記識別情報判定部は、前記内視鏡が抜去されたことを前記接続検知部を介して検知するまでの間、前記所定の画像を前記表示部に表示させ続けることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡システム。
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