JP2013235633A - ディスク装置用サスペンションと、その製造方法 - Google Patents

ディスク装置用サスペンションと、その製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アクチュエータ素子を固定する接着剤がアクチュエータ搭載部の剛性に影響を与えることを抑制できるサスペンションを提供する。
【解決手段】アクチュエータ搭載部21は、第1プレート31と第2プレート32とからなるプレート部材30を有している。第1プレート31には、アクチュエータ素子41,42を収容する開口51,52が形成されている。第2プレート32は、第1プレート31に重なる本体部60と、アクチュエータ素子41,42の両端を支持する支持部61,62,63,64とを有している。第2プレート32の本体部60の一部には、第1プレート31よりも幅を狭めてなる幅狭部71,72,73,74が形成されている。幅狭部71,72,73,74において第1プレート31と第2プレート32とをレーザ溶接することにより、溶着封止部80が形成されている。アクチュエータ素子41,42の両端と第1プレート31の開口51,52の内面との間に接着剤85が設けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えばPZT等からなるアクチュエータ素子を備えたディスク装置用サスペンションと、その製造方法に関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスクと、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジなどを含んでいる。キャリッジはアクチュエータアームを有し、ボイスコイルモータ等のポジショニング用モータによって、ピボット軸を中心にディスクのトラック幅方向に旋回する。
前記アクチュエータアームにサスペンションが取付けられている。サスペンションは、ロードビーム(load beam)と、ロードビームに重ねて配置されるフレキシャ(flexure)などを含んでいる。フレキシャの先端付近に形成されたジンバル部に、磁気ヘッドを構成するスライダが取付けられている。スライダには、データの読取りあるいは書込み等のアクセスを行なうための素子(トランスジューサ)が設けられている。
ディスクの高記録密度化に対応するためには、ディスクの記録面に対して磁気ヘッドをさらに高精度に位置決めできるようにすることが必要である。そのために、例えば特開2001−307442号公報(特許文献1)や特開2002−50140号公報(特許文献2)に開示されているように、ポジショニング用モータ(ボイスコイルモータ)とPZT(ジルコンチタン酸鉛)等の圧電体からなるアクチュエータ素子とを併用するDSAサスペンションが開発されている。DSAはデュアルステージアクチュエータ(Dual Stage Actuator)の略である。
前記アクチュエータ素子に電圧を印加し、アクチュエータ素子を変形させることによって、サスペンションの先端側をスウェイ方向(トラック幅方向)に高速で微小量移動させることができる。このアクチュエータ素子は、サスペンションの一部に設けられたアクチュエータ搭載部に配置されている。
アクチュエータ搭載部の一部をなすプレート部材に開口が形成され、この開口に前記アクチュエータ素子が収容されている。例えば特開2002−184140号公報(特許文献3)に開示されているように、開口を有するプレート部材は固定部分と可動部分とを有している。そしてアクチュエータ素子の一端がプレート部材の前記固定部分に接着剤によって固定されている。アクチュエータ素子の他端は、前記プレート部材の前記可動部分に接着剤によって固定されている。
特開2001−307442号公報 特開2002−50140号公報 特開2002−184140号公報
前記プレート部材の一例は、第1プレートと第2プレートとからなる。これら第1プレートと第2プレートとは、互いに厚さ方向に重ねた状態でレーザ溶接によって固定されている。前記接着剤は、未硬化の状態で前記プレート部材の開口の内面に供給される。そして前記開口にアクチュエータ素子が配置されたのち、前記接着剤が硬化する。しかし第1プレートと第2プレートとからなる前記プレート部材の場合、第1プレートと第2プレートとの合わせ面に接着材が毛細管現象によって入り込むことがある。第1プレートと第2プレートとの間に入り込んだ接着剤は、アクチュエータ搭載部の剛性に影響を与える可能性があり、ひいてはアクチュエータ搭載部の特性に悪影響が生じるおそれがある。
従ってこの発明の目的は、PZT等のアクチュエータ素子を備えたサスペンションにおいて、アクチュエータ素子を固定する接着剤がアクチュエータ搭載部の剛性に影響を与えることを抑制できるディスク装置用サスペンションと、その製造方法を提供することにある。
本発明のディスク装置用サスペンションは、第1プレートと第2プレートとからなるプレート部材を備えている。前記第1プレートはアクチュエータ素子を収容する開口を有し、かつ、前記アクチュエータ素子の一端が固定される固定部分と、前記アクチュエータ素子の他端が固定される可動部分とを有している。前記第2プレートは、前記第1プレートに対し厚さ方向に重なる本体部と、前記アクチュエータ素子の前記両端を支持する支持部とを有し、かつ、前記本体部の一部に前記第1プレートよりも幅を狭めてなる幅狭部が形成されている。この幅狭部には、前記第1プレートと第2プレートとを互いに溶着してなる溶着封止部が設けられている。前記アクチュエータ素子の前記両端と前記開口の内面との間に、接着剤が設けられている。
本発明の1つの実施形態では、前記幅狭部が前記支持部の近傍で該支持部の幅よりも狭い領域に形成されている。この実施形態において、前記幅狭部が前記支持部の幅方向に間隔を存して複数形成され、これら幅狭部のそれぞれに前記溶着封止部が設けられていてもよい。
他の実施形態では、前記第1プレートが前記固定部分と前記可動部分とをつなぐブリッジ部を有し、前記幅狭部が前記第2プレートの前記本体部のうち前記ブリッジ部と重なるブリッジ部分に形成されている。また、前記第1プレートと第2プレートとを互いに結合するための溶接部をさらに備えていてもよい。この実施形態において、前記溶接部と前記溶着封止部とがいずれもレーザスポット溶接部であってもよい。
本発明によれば、アクチュエータ素子を固定する接着剤が第1プレートと第2プレートとの間に入り込むことを抑制できることにより、アクチュエータ搭載部の剛性が接着剤によって影響を受けることを抑制することができる。
ディスク装置の一例を示す斜視図。 図1に示されたディスク装置の一部の断面図。 第1の実施形態に係るサスペンションの斜視図。 図3に示されたサスペンションのアクチュエータ搭載部の平面図。 図4中のF5−F5線に沿うアクチュエータ搭載部の断面図。 図4に示されたアクチュエータ搭載部の第1プレートの一部の平面図。 図4に示されたアクチュエータ搭載部の第2プレートの一部の平面図。 第2の実施形態に係るサスペンションのアクチュエータ搭載部の平面図。 図8に示されたアクチュエータ搭載部の第2プレートの一部の平面図。 第3の実施形態に係るサスペンションのアクチュエータ搭載部の平面図。 図10に示されたアクチュエータ搭載部の第2プレートの一部の平面図。 第4の実施形態に係るサスペンションのアクチュエータ搭載部の平面図。 第5の実施形態に係るサスペンションのアクチュエータ搭載部の平面図。 第6の実施形態に係るサスペンションの斜視図。 図14に示されたサスペンションのアクチュエータ搭載部の平面図。
以下に本発明の第1の実施形態に係るディスク装置用サスペンションについて、図1から図7を参照して説明する。
図1に示すディスク装置(HDD)1は、ケース2と、スピンドル3を中心に回転するディスク4と、ピボット軸5を中心に旋回可能なキャリッジ6と、キャリッジ6を駆動するためのポジショニング用モータ(ボイスコイルモータ)7などを有している。ケース2は、図示しない蓋によって密閉される。
図2はディスク装置1の一部を模式的に示す断面図である。図1と図2に示されるように、キャリッジ6にアーム(キャリッジアーム)8が設けられている。アーム8の先端部にサスペンション10が取付けられている。サスペンション10の先端部に、磁気ヘッドを構成するスライダ11が設けられている。ディスク4が高速で回転すると、ディスク4とスライダ11との間にエアベアリングが形成される。
ポジショニング用モータ7によってキャリッジ6が旋回すると、サスペンション10がディスク4の径方向に移動することにより、スライダ11がディスク4の所望トラックまで移動する。スライダ11の端部には、例えばMR素子のように磁気信号と電気信号とを変換可能な素子が設けられている。この素子によって、ディスク4に対するデータの書込みあるいは読取り等のアクセスが行なわれる。
図3は、DSAタイプのサスペンション10を示している。DSAはデュアルステージアクチュエータ(Dual Stage Actuator)の略である。サスペンション10は、キャリッジ6のアーム8(図1と図2に示す)に固定されるベース部20と、アクチュエータ搭載部21と、ロードビーム22と、配線付きフレキシャ(flexure with conductors)23などを備えている。ベース部20には、前記アーム8に形成された孔8a(図2に示す)に挿入されるボス部20aが形成されている。
図3に矢印Xで示す方向がロードビーム22の長手方向すなわちサスペンション10の長手方向(前後方向)である。矢印Sがスウェイ方向である。ロードビーム22の基部(後端部)には、厚さ方向に弾性的に撓むことができるヒンジ部25が形成されている。アクチュエータ搭載部21は、ベース部20とロードビーム22との間に設けられ、ロードビーム22を前記スウェイ方向(矢印Sで示す方向)に動かす機能を有している。
フレキシャ23はロードビーム22に沿って配置され、レーザスポット溶接等の固定手段によってロードビーム22に固定されている。ロードビーム22の先端部付近すなわちフレキシャ23の先端部付近に、ジンバル部として機能するタング23a(図3に示す)が形成されている。タング23aには、磁気ヘッドをなすスライダ11が取付けられている。これらロードビーム22と、フレキシャ23と、スライダ11等は、ヘッドジンバルアセンブリ(head gimbals assembly)を構成している。フレキシャ23の後部23bはベース部20の後方に延びている。
図4にアクチュエータ搭載部21が示されている。図5は、図4中のF5−F5線に沿うアクチュエータ搭載部21の断面図である。アクチュエータ搭載部21は、第1プレート31と第2プレート32とからなるプレート部材30と、PZT等の板状の圧電体からなる一対のアクチュエータ素子41,42とを含んでいる。
図5に示されるようにプレート部材30は、第1プレート31と第2プレート32とを厚さ方向に重ねることによって構成されている。第1プレート31の厚さは第2プレート32の厚さよりも大きい。第1プレート31と第2プレート32は、それぞれ、例えばSUS304等のオーステナイト系ステンレス鋼からなる。SUS304の化学成分は、C:0.08以下、Si:1.00以下、Mn:2.00以下、Ni:8.00〜10.50、Cr:18.00〜20.00、残部がFeである。
第1プレート31と第2プレート32とは、レーザ溶接部W1(図3と図4に一部を示す)によって互いに固定されている。この溶接部W1は、図示しないレーザ溶接装置によってレーザ光を集光させることにより形成される。これら2枚のプレート31,32によって構成されたプレート部材30の一部(前側部分)はアクチュエータ搭載部21を構成している。プレート部材30の残りの部分(後側部分)はベース部20を構成している。
図6は、第1プレート31の一部を示している。第1プレート31には、前記アクチュエータ素子41,42を収納可能な開口51,52が形成されている。これら開口51,52にアクチュエータ素子41,42が収容される。この第1プレート31は、ベース部20に連なる固定部分31aと、ロードビーム22のヒンジ部25に固定される可動部分31bと、これら固定部分31aと可動部分31bとをつなぐブリッジ部31cとを有している。固定部分31aはベース部20に対して実質的に動かない部分である。可動部分31bは、アクチュエータ素子41,42によって前記スウェイ方向に動かされる部分である。固定部分31aと可動部分31bとをつなぐブリッジ部31cは、サスペンション10の長手方向に延びている。
図7は第2プレート32の一部を示している。第2プレート32は、第1プレート31と重なる本体部60と、一方のアクチュエータ素子41の両端41a,41bを支持する一対の支持部61,62と、他方のアクチュエータ素子42の両端42a,42bを支持する一対の支持部63,64と、ブリッジ部分65とを有している。このブリッジ部分65は、第1プレート31のブリッジ部31cと対応する位置に形成されている。
図4と図7に示すように、第2プレート32の本体部60には、第1プレート31よりも幅を狭めてなる幅狭部71,72,73,74が形成されている。すなわち、一方のアクチュエータ素子41を支持する支持部61,62の近傍に、それぞれ幅狭部71,72が形成されている。また他方のアクチュエータ素子42を支持する支持部63,64の近傍にも、それぞれ幅狭部73,74が形成されている。幅狭部71,72,73,74のそれぞれの幅L1(図7に示す)は、支持部61,62,63,64の幅L2よりも小さい。これら幅狭部71,72,73,74は、図7に示すように、支持部61,62,63,64の近傍で、支持部61,62,63,64の幅L2よりも狭い領域に形成されている。
図4に示すように、幅狭部71,72,73,74の全てに溶着封止部80が形成されている。なお図4では、説明の都合上、溶着封止部80がハッチングで示されている。溶着封止部80は、レーザ溶接の一例であるレーザスポット溶接によって第1プレート31と第2プレート32を溶融させることにより、第1プレート31と第2プレート32の双方にわたって形成されている。これら溶着封止部80により、幅狭部71,72,73,74における第1プレート31と第2プレート32との間の合わせ面G(図5に模式的に示す)が封止されている。
図4に示すようにアクチュエータ素子41,42は平面視において矩形をなしている。一方のアクチュエータ素子41の一端41aと開口51の内面51aとの間に接着剤85が設けられている。このアクチュエータ素子41の他端41bと開口51の内面51bとの間にも接着剤85が設けられている。他方のアクチュエータ素子42の一端42aと開口52の内面52aとの間に接着剤85が設けられている。このアクチュエータ素子42の他端42bと開口52の内面52bとの間にも接着剤85が設けられている。接着剤85は、例えば電気絶縁性を有する熱硬化性の高分子材料からなり、液状の状態で開口51,52の内面51a,51b,52a,52bと支持部61,62,63,64に供給される。そののちアクチュエータ素子41,42が開口51,52に配置される。そして加熱することによって、接着剤85が硬化する。なお接着剤85は光硬化形の接着剤であってもよい。光硬化形の接着剤は、例えば紫外線を照射することによって硬化させることができる。
図5に一方のアクチュエータ素子41を代表して示すように、アクチュエータ素子41の厚さ方向の一方の面に、第1の電極90が設けられている。第1の電極90は、例えば銀ペースト等の第1の導電部材91を介して、第1プレート31に電気的に接続されている。アクチュエータ素子41の他方の面に第2の電極92が設けられている。第2の電極92は、ボンディングワイヤ等の第2の導電部材93を介して、フレキシャ23の配線部(図示せず)に接続されている。なお、他方のアクチュエータ素子42も前記アクチュエータ素子41と同様に構成されている。
前記サスペンション10の製造方法は、下記の工程を含んでいる。
(1)ステンレス鋼などからなる金属板をプレス加工あるいはエッチング処理することにより、アクチュエータ素子41,42を収容可能な開口51,52を有する第1プレート31を形成する。
(2)ステンレス鋼などからなる金属板をプレス加工あるいはエッチング処理することにより、本体部60と支持部61,62,63,64と幅狭部71,72,73,74を有する第2プレート32を形成する。
(3)第1プレート31と第2プレート32とを重ね合わせる。
(4)幅狭部71,72,73,74において第1プレート31と第2プレート32とをレーザ溶接によって互いに溶着させることにより、幅狭部71,72,73,74に溶着封止部80を形成する。
(5)開口51,52の内面51a,52aと支持部61,62,63,64に未硬化の接着剤85を供給する。
(6)開口51,52に、それぞれアクチュエータ素子41,42を配置する。
(7)未硬化の接着剤85が第1プレート31と第2プレート32との合わせ面の奥の方に向かって移動することを幅狭部71,72,73,74の溶着封止部80によって阻止する。
(8)接着剤85を硬化させる。
以下に前記サスペンション10の動作について説明する。
ポジショニング用モータ7によってキャリッジ6(図1と図2に示す)が旋回すると、サスペンション10がディスク4の径方向に移動することにより、磁気ヘッドのスライダ11がディスク4の記録面の所望トラックまで移動する。アクチュエータ素子41,42に電圧が印加されると、電圧に応じてアクチュエータ素子41,42が互いに反対方向に歪むことにより、ロードビーム22をスウェイ方向(図3に矢印Sで示す方向)に微小量移動させることができる。例えば一方のアクチュエータ素子41が伸び、他方のアクチュエータ素子42が縮むことにより、ロードビーム22がスウェイ方向に移動する。このためスライダ11をスウェイ方向に高速かつ高精度に位置決めすることができる。
前記したように本実施形態では、幅狭部71,72,73,74において、第1プレート31と第2プレート32との間の合わせ面G(図4に示す)が溶着封止部80によって封止されている。このため液状の状態で支持部61,62,63,64に供給された未硬化の接着剤85が幅狭部71,72,73,74を経て第1プレート31と第2プレート32との間の合わせ面Gの奥の方に毛細管現象によって浸入することを溶着封止部80によって阻止することができる。このため接着剤85が第1プレート31と第2プレート32との間に入り込んで硬化することを抑制することができ、アクチュエータ搭載部21の剛性が接着剤85によって影響を受けることを抑制できるものである。
また、溶着封止部80は、第1プレート31と第2プレート32とを固定するためのレーザスポット溶接部W1に使用するレーザ溶接機によって形成することができる。このため溶着封止部80を溶融させるための特別な設備を追加せずとも、レーザスポット溶接部W1のためのレーザ溶接機をそのまま溶着封止部80に利用することができる。溶着封止部80は、第1プレート31と第2プレート32とを互いに固定する機能を兼ねることもできる。
図8と図9は第2の実施形態を示している。この実施形態のアクチュエータ搭載部21Aの幅狭部71,72,73,74の幅L3(図9に示す)は、第1の実施形態の幅狭部71,72,73,74の幅L1(図7に示す)よりも大きい。図8に示すように、幅狭部71,72,73,74には、それぞれ、複数のレーザスポット溶接による溶着封止部80が設けられている。それ以外の構成と効果は第1の実施形態のアクチュエータ搭載部21と共通であるため、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明を省略する。
図10と図11は第3の実施形態を示している。この実施形態のアクチュエータ搭載部21Bの第2プレート32は、支持部61,62,63,64ごとに、それぞれ複数の幅狭部71,72,73,74が支持部61,62,63,64の幅方向に間隔を存して形成されている。図11に示すように、それぞれの幅狭部71,72,73,74は、支持部61,62,63,64の幅L2よりも狭い領域に形成されている。幅狭部71,72,73,74の全てに溶着封止部80が設けられている。それ以外の構成と効果は第1の実施形態のアクチュエータ搭載部21と共通であるため、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明を省略する。
図12は、第4の実施形態に係るアクチュエータ搭載部21Cを示している。この実施形態では、第2プレート32のブリッジ部分65の両端に幅狭部71,72が設けられている。これら幅狭部71,72に溶着封止部80が形成されている。この溶着封止部80は、支持部61,62,63,64に供給された未硬化の接着剤85が、第1プレート31のブリッジ部31cと第2プレート32のブリッジ部分65との間の合わせ面に浸入して固化することを抑制する。それ以外の構成と効果は第1の実施形態のアクチュエータ搭載部21と共通であるため、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明を省略する。
図13は、第5の実施形態に係るアクチュエータ搭載部21Dを示している。この実施形態では、ブリッジ部分65の両端に、第4の実施形態(図12)の幅狭部71,72よりも幅が大きい幅狭部71,72が形成されている。そして各々の幅狭部71,72に複数のレーザスポット溶接による溶着封止部80が設けられている。それ以外の構成と効果は第4の実施形態のアクチュエータ搭載部21Cと共通であるため、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明を省略する。
図14と図15は、第6の実施形態を示している。この実施形態のアクチュエータ搭載部21Eは、1つのアクチュエータ素子41を備えている。また、プレート部材30の両側部にU形に湾曲した腕部100が形成されている。腕部100の内側にはスリット101が形成されている。プレート部材30は第1の実施形態のアクチュエータ搭載部21(図4に示す)と同様に、第1プレート31と第2プレート32とからなる。第2プレート32は、第1プレート31に重なる本体部60と、アクチュエータ素子41の両端41a,41bを支持する支持部61,62を有している。本体部60には、支持部61,62の近傍で支持部61,62の幅L2よりも狭い領域に、複数の幅狭部71,72と溶着封止部80とが、支持部61,62の幅方向に沿って、支持部61,62の幅方向に間隔をあけて形成されている。
この実施形態のアクチュエータ搭載部21Eでは、アクチュエータ素子41に電圧が印加されて変形すると、一対の腕部100のうちの一方が縮み、他方が伸びることにより、ロードビーム22をスウェイ方向(図14に矢印Sで示す)に移動させることができる。それ以外の構成と効果は第1の実施形態のアクチュエータ搭載部21を備えたサスペンション10と共通であるため、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明を省略する。
なお本発明を実施するに当たって、マクロアクチュエータ搭載部の具体的な態様をはじめとして、プレート部材を構成する第1プレートおよび第2プレートや幅狭部、溶着封止部、接着剤、アクチュエータ素子などのサスペンションの構成要素の具体的な態様を種々に変更して実施できることは言うまでもない。
1…ディスク装置、10…サスペンション、22…ロードビーム、21,21A,21B,21C,21D,21E…アクチュエータ搭載部、31…第1プレート、31a…固定部分、31b…可動部分、31c…ブリッジ部、32…第2プレート、41,42…アクチュエータ素子、51,52…開口、60…本体部、61,62,63,64…支持部、65…ブリッジ部分、71,72,73,74…幅狭部、80…溶着封止部、85…接着剤。

Claims (7)

  1. アクチュエータ素子を有するディスク装置用サスペンションであって、
    前記アクチュエータ素子を収容する開口を有しかつ前記アクチュエータ素子の一端が固定される固定部分と前記アクチュエータ素子の他端が固定される可動部分とを有する第1プレートと、
    前記第1プレートに対し厚さ方向に重なる本体部と前記アクチュエータ素子の前記両端を支持する支持部とを有しかつ前記本体部の一部に前記第1プレートよりも幅を狭めてなる幅狭部が形成された第2プレートと、
    前記幅狭部において前記第1プレートと第2プレートとを互いに溶着してなる溶着封止部と、
    前記アクチュエータ素子の前記両端と前記開口の内面との間に設けられた接着剤と、
    を具備したことを特徴とするディスク装置用サスペンション。
  2. 前記幅狭部が前記支持部の近傍で該支持部の幅よりも狭い領域に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置用サスペンション。
  3. 前記幅狭部が前記支持部の幅方向に間隔を存して複数形成され、これら幅狭部のそれぞれに前記溶着封止部が設けられたことを特徴とする請求項2に記載のディスク装置用サスペンション。
  4. 前記第1プレートは前記固定部分と前記可動部分とをつなぐブリッジ部を有し、前記第2プレートは前記ブリッジ部と重なるブリッジ部分を有し、該ブリッジ部分に前記幅狭部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置用サスペンション。
  5. 前記第1プレートと第2プレートとを互いに固定する溶接部をさらに備えていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のディスク装置用サスペンション。
  6. 前記溶接部と前記溶着封止部とがいずれもレーザスポット溶接部であることを特徴とする請求項5に記載のディスク装置用サスペンション。
  7. アクチュエータ素子を有するディスク装置用サスペンションの製造方法であって、
    前記アクチュエータ素子を収容可能な開口を有する第1プレートを形成し、
    前記第1プレートに対し厚さ方向に重なる本体部と前記アクチュエータ素子の両端を支持する支持部と前記第1プレートよりも幅を狭めてなる幅狭部とを有する第2プレートを形成し、
    前記第1プレートと第2プレートを重ね合わせ、
    前記幅狭部において第1プレートと第2プレートとをレーザ溶接によって互いに溶着させることにより溶着封止部を形成し、
    前記開口の内面に未硬化の接着剤を供給し、
    前記未硬化の接着剤が前記第1プレートと第2プレートとの間の隙間の奥の方に向かって移動することを前記幅狭部の前記溶着封止部によって阻止し、
    前記開口にアクチュエータ素子を配置し、
    前記接着剤を硬化させることを特徴とするディスク装置用サスペンションの製造方法。
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