JP2013232468A - 電子モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の素子と第2の素子との間の熱の伝達を更に抑制し、第1の素子と第2の素子とをより近接配置させる。
【解決手段】増幅回路を有する第1の素子と、前記第1の素子によって駆動制御される第2の素子と、を備え、前記第1の素子は、第1のヒートシンクと、前記第1のヒートシンク上に搭載された第1の実装基板と、前記第1の実装基板上に搭載された第1の電気回路と、を有し、前記第2の素子は、第2のヒートシンクと、前記第2のヒートシンク上に搭載された第2の実装基板と、前記第2の実装基板上に搭載された第2の電気回路と、を有し、前記第1の素子と前記第2の素子とは、所定の間隔を有して互いに離隔して設置され、前記第1の素子と前記第2の素子との電気的接続は、少なくとも一つの受動素子によってなされることを特徴とする電子モジュールが提供される。
【選択図】図2A

Description

本発明は、電子モジュールに関する。
一般的に、駆動回路に搭載される電力(電圧)増幅器が動作する際には、自身の発熱による温度上昇を伴う。高周波、特に数W以上で動作する高出力電力(電圧)増幅器では、発熱に伴う温度上昇が特に顕著であり、安定動作のためにヒートシンク上に実装されることが普通である。
一方、レーザダイオード(LD:Laser Diode)や発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)に代表される光学素子は、一般的に、その動作特性が温度に依存する。特に、LD出力100mV以上かつ動作周波数1GHzを超えて動作する高速高出力LDは、温度依存性が大きく、安定動作のためには室温付近で動作させる必要がある。そのため、LDを実装する際には、LD自身の発熱も考慮した温度制御が不可欠である。例えば、下記特許文献1には、LDを搭載した光モジュールにおいて、基板に熱伝達率の高い窒化アルミニウムを用い、金属台座に銅タングステンを用いることで、半導体チップから金属台座に至る熱抵抗を低減し、素子の温度上昇を抑える技術が開示されている。
また、駆動回路とLD実装回路とを接続して電子モジュールを構成する際には、特に駆動回路からLD実装回路への熱伝達を考慮した上で、両者を配置しなければならない。従来、LDの動作速度が十分低速であったときには、駆動回路とLD実装回路との間の物理的距離を取ることで、駆動回路からLD実装回路への熱的影響を小さくすることができた。しかし、近年、LDの高速化、高出力化が進むにつれ、LDと駆動回路の増幅器とのインピーダンス整合を考慮するような場合には、駆動回路とLD実装回路とをより直近に配置する必要が生じている。
例えば、周波数1GHz以上かつ振幅が40Vを超えるような高速高出力LDの駆動においては、高出力電力(電圧)増幅器の発熱量は100Wを超え、駆動回路の温度は50℃以上になり得る。上述したように、LDは室温程度での駆動が望まれるため、LDは、駆動回路から十分に熱的に遮断されて、すなわち遠ざけて配置されることが求められる。しかし、その一方で、LDを高速駆動させる観点からは、駆動回路とLDとはできるだけ近づけて配置されることが望ましい。従って、駆動回路とLDとの間の熱を遮断することと、両者の距離を近くすることとはトレードオフの関係にあり、このことは、電子モジュールの更なる小型化を進める際には大きな問題となる。
図1A、及び図1Bに、そのような従来の電子モジュールの概略図を示す。図1Aは、従来の電子モジュールの概略構成を示す上面図であり、図1Bは、図1Aに対応する側面図である。ただし、図1Bにおいては、図1Aで示されている一部の素子やデバイスについては、図示を省略している。図1A、及び図1Bを参照すれば、従来の電子モジュール800は、第1の素子820、及び第2の素子830から構成される。
第1の素子820は、第1のヒートシンク89、及び、実装基板87を介して第1のヒートシンク89上に搭載される駆動回路86を有する。更に、駆動回路86は、高出力電力(電圧)増幅器82を有する。インピーダンス整合のために、高出力電力(電圧)増幅器82の前段には入力側インピーダンス整合回路81が接続され、後段には出力側インピーダンス整合回路83が接続される。第1の素子820に搭載された高出力電力(電圧)増幅器82は、上述のように発熱が顕著であるため、以下の説明では、第1の素子820に例示される駆動回路を有する素子のことを発熱素子とも称する。
第2の素子830は、第2のヒートシンク90、及び第1の素子820と共通の実装基板87を介して第2のヒートシンク90上に搭載されるLD実装回路88を有する。LD実装回路88は高速高出力LD85を有する。第2の素子830に搭載された高速高出力LD85は、上述のように恒温での動作が求められるため、以下の説明では、第2の素子830に例示されるLD実装回路を有する素子のことを恒温動作素子とも称する。
このような従来の電子モジュール800においては、第1の素子820から第2の素子830への熱伝達経路として、2つの経路が考えられる。第1の熱伝達経路は、第1のヒートシンク89と第2のヒートシンク90との間の熱の放射(輻射)であり、第2の熱伝達経路は、実装基板87を介した熱の伝導である。
従来の電子モジュール800においては、上記の熱伝達経路への対策として、以下の2つの対策が行われている。上記第1の熱伝達経路に対しては、熱の伝達を緩和するために、第1の素子820と第2の素子830とを、所定の間隔を有して互いに離隔して設置している。すなわち、第1のヒートシンク89と第2のヒートシンク90との間に、熱分離構造としての空隙Bを設けている。
また、上記第2の熱伝達経路に対しては、実装基板87の表面の信号線路(図示せず。)、すなわち金属線を、第1の素子820と第2の素子830との間で遮断している。そのため、第1の素子820から第2の素子830への、実装基板87の表面における金属線を介した熱の伝導が防止される。ここで、第1の素子820と第2の素子830とを電気的に接続するために、実装基板87上の空隙Bに対応する箇所には、カップリングキャパシタ84が搭載されている。
特開2006−128545号公報
しかし、図1A、及び図1Bに代表される従来の電子モジュールにおいては、発熱素子と恒温動作素子とが共通の実装基板を用いているため、当該実装基板を介した熱の伝達が十分に抑制できていないという問題があった。上述したように、実装基板の表面における金属線を介した熱の伝達は防止され得るが、基板そのもの、すなわち基板に用いられている誘電体及び金属薄膜を介した熱の伝達は起こり得る。電子モジュールの更なる小型化に伴い、このような基板そのものを介した熱伝達の影響を考慮する必要が生じている。また、電子モジュールの更なる小型化が進むにつれ、ヒートシンク間の空隙も小さくなるため、ヒートシンク間の熱放射による熱伝達の影響も無視できないものとなっている。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、発熱素子と恒温動作素子との間の熱の伝達を更に抑制し、発熱素子と恒温動作素子とをより近接配置させることが可能な、新規かつ改良された電子モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、増幅回路を有する第1の素子と、前記第1の素子によって駆動制御される第2の素子と、を備え、前記第1の素子は、第1のヒートシンクと、前記第1のヒートシンク上に搭載された第1の実装基板と、前記第1の実装基板上に搭載された第1の電気回路と、を有し、前記第2の素子は、第2のヒートシンクと、前記第2のヒートシンク上に搭載された第2の実装基板と、前記第2の実装基板上に搭載された第2の電気回路と、を有し、前記第1の素子と前記第2の素子とは、所定の間隔を有して互いに離隔して設置され、前記第1の素子と前記第2の素子との電気的接続は、少なくとも一つの受動素子によってなされることを特徴とする電子モジュールが提供される。
また、前記受動素子は、キャパシタであってもよい。
また、前記第1のヒートシンクと前記第2のヒートシンクの互いに対向する面内の少なくとも一部の領域における前記第1のヒートシンクと前記第2のヒートシンクとの間隔は、前記所定の間隔よりも大きな間隔を有してもよい。
また、前記第1のヒートシンクと前記第2のヒートシンクの互いに対向する面の少なくとも一部の領域には、赤外線反射層が形成されてもよい。
また、前記赤外線反射層は、金で形成されてもよい。
また、前記第1の素子は、前記受動素子の周囲に、前記第1の実装基板と前記第1のヒートシンクとを貫通する、少なくとも一つの第1の固定ピンを有し、前記第2の素子は、前記受動素子の周囲に、前記第2の実装基板と前記第2のヒートシンクとを貫通する、少なくとも一つの第2の固定ピンを有してもよい。
また、前記第1の実装基板と前記第2の実装基板とは、互いに連結されており、前記連結された基板は、前記第1のヒートシンクと前記第2のヒートシンクとの間の空隙に対応する部位に少なくとも一つの開口部を有してもよい。
また、前記第1の実装基板と前記第2の実装基板とは、断熱材によって連結されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、発熱素子と恒温動作素子との間の熱の伝達を更に抑制することにより、発熱素子と恒温動作素子とをより近接配置させることが可能となる。
従来の電子モジュールの概略構成を示す上面図である。 従来の電子モジュールの概略構成を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す上面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す上面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子モジュールの他の実施例を示す上面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子モジュールの他の実施例を示す上面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子モジュールの他の実施例を示す上面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子モジュールの他の実施例を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す上面図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す側面図である。 本発明の第4の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す上面図である。 本発明の第4の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す側面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
まず、図2A、及び図2Bを参照して、本発明の第1の実施形態に係る電子モジュールの概略構成について説明する。図2Aは、第1の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す上面図であり、図2Bは、図2Aに対応する側面図である。ただし、図2Bにおいては、図2Aで示されている一部の素子やデバイスについては、図示を省略している。図2A、及び図2Bを参照すれば、第1の実施形態に係る電子モジュール100は、第1の素子200、及び第2の素子300から構成される。
第1の素子200は、第1のヒートシンク9、及び、第1の実装基板20を介して第1のヒートシンク9上に搭載される第1の電気回路(以下、駆動回路6と称する。)を有する。第1のヒートシンク9は、放熱器の役割を果たし、駆動回路6によって生じた熱を放散し、駆動回路6の温度を低下させる。第1のヒートシンク9は、例えば、高い熱伝達率を有する銅やアルミニウムによって形成される。また、第1のヒートシンク9は、更に大型の別個のヒートシンクに接続されたり、空冷用のファンやペルチェ素子等の冷却機構を有したりしてもよい。第1のヒートシンク9は、更に別の構造体上に固定され得る。ここで、以下の説明では、ヒートシンク、ヒートスプレッダ、及び同等の機能を有する構造を、全てヒートシンクと称する。
駆動回路6は、高出力電力(電圧)増幅器2を有する。高出力電力(電圧)増幅器2は、通常、入出力インピーダンスが数Ωと小さいため、その前段には入力側インピーダンス整合回路1が接続され、後段には出力側インピーダンス整合回路3が接続される。また、インピーダンス整合回路は、高速高出力LD5の駆動方法に応じて、アッテネータ(減衰器)を含んでもよい。ここで、図2Aは、駆動回路6の概略構成を示しているに過ぎず、駆動回路6は、図2Aには図示されない各種素子を搭載していてもよい。また、第1の素子200に搭載された高出力電力(電圧)増幅器2は、上述のように発熱が顕著であるため、以下の説明では、第1の素子200に例示される駆動回路を有する素子のことを発熱素子とも称する。
第2の素子300は、第2のヒートシンク10、及び第2の実装基板30を介して第2のヒートシンク10上に搭載される第2の電気回路(以下、LD実装回路8と称する。)を有する。第2のヒートシンク10の機能及び構成は、第1のヒートシンク9と同様であるため、詳しい説明は割愛する。
LD実装回路8は高速高出力LD5を有する。高速高出力LD5は、第1の素子200からの出力によって駆動される。ここで、図2Aは、LD実装回路8の概略構成を示しているに過ぎず、LD実装回路8は、図2Aには図示されない各種素子を搭載していてもよい。また、第2の素子300に搭載された高速高出力LD5は、上述のように恒温での動作が求められるため、以下の説明では、第2の素子300に例示されるLD実装回路を有する素子のことを恒温動作素子とも称する。
第1の素子200と第2の素子300とは、熱の伝達を緩和するために、所定の間隔を有して互いに離隔して設置される。すなわち、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との間には、熱分離構造としての空隙Aが設けられている。
ここで、第1のヒートシンク9及び第2のヒートシンク10の対向面それぞれの少なくとも一部領域には、赤外線反射層13が形成されてもよい。赤外線反射層13は、赤外線を反射する効果を有する、顔料、ガラス、金属等で形成され得る。例えば、金属を用いる場合、当該対向面に、蒸着法やメッキ法等を用いて金の膜を形成してもよい。
更に、第1の素子200の第1の実装基板20と第2の素子300の第2の実装基板30との間の、空隙Aに対応する箇所には、カップリングキャパシタ4が搭載され、第1の素子200と第2の素子300とを電気的に接続する。すなわち、空隙Aは、カップリングキャパシタ4の大きさに合わせて設けられてもよい。ここで、カップリングキャパシタ4としては、例えばセラミックキャパシタを用いることができる。第1の素子200から第2の素子300への熱の伝達は、カップリングキャパシタ4を介しても行われるが、セラミックは、通常金属配線として用いられる銅に比べて熱伝導率が低いため、熱的な遮断効果が期待できる。ここで、カップリングキャパシタ4は、セラミックキャパシタでなくてもよく、例えばアルミニウム電解キャパシタ等、他の材質を用いたキャパシタであってもよい。また、カップリングキャパシタ4は、チップキャパシタ以外であってもよく、例えばアキシャル型等他の形状のキャパシタであってもよい。更に、第1の素子200と第2の素子300との電気的な接続は、キャパシタを介したものに限定されず、他の受動素子によってなされてもよい。
入力側インピーダンス整合回路1には、入力電圧端子RFin及び入力電圧を制御するための制御電圧が印加される制御電圧端子Vggが設けられている。ここで、入力電圧端子RFinには、例えば高周波信号が入力されてもよい。また、制御電圧端子Vggには、例えばゲート電圧が印加されてもよい。駆動回路6に入力された入力電圧は、高出力電力(電圧)増幅器2により、駆動する高速高出力LD5に対応するように適宜増幅され、LD実装回路8に出力される。カップリングキャパシタ4の両端には、電源電圧端子Vdd及びバイアス電圧端子Biasが設けられており、当該端子に適宜電圧を印加することで、高速高出力LD5への入力電流(電圧)が制御される。ここで、電源電圧端子Vddには、例えばドレイン電圧が印加されてもよい。また、バイアス電圧端子Biasには、例えばLD印加電圧(電流)が入力されてもよい。ここで、高速高出力LD5を駆動するための回路構成は、かかる例に限定されず、例えば素子の数や構成、及び端子の配置等は、回路設計時に適宜変更され得る。
以上説明してきたように、本発明の第1の実施形態に係る電子モジュール100では、従来の電子モジュールと異なり、第1の素子200と第2の素子300とで実装基板が分割され、例えばセラミックキャパシタによってのみ両者が電気的、物理的に接続される。これにより、第1の素子200から第2の素子300への基板を介した熱の伝達経路をなくすことができ、高い熱遮断効果が期待できる。また、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との対向面のそれぞれに、赤外線反射層13が形成され得る。これにより、第1の素子200から第2の素子300へのヒートシンク間の熱の放射による熱伝達を抑制することができる。以上の効果により、発熱素子と恒温動作素子とをより近づけて配置することが可能となる。ここで、本発明の第1の実施形態に係る電子モジュール100は、例えば、略80mm×略50mm程度の大きさを有してもよく、その場合、空隙Aは略1mm程度であってもよい。
<2.第2の実施形態>
次に、図3A、及び図3Bを参照して、本発明の第2の実施形態に係る電子モジュールの概略構成について説明する。図3Aは、第2の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す上面図であり、図3Bは、図3Aに対応する側面図である。ただし、図3Bにおいては、図3Aで示されている一部の素子やデバイスについては、図示を省略している。以下、主に第1の実施形態との相違点について説明し、同一部分については詳細な説明は省略する。
図3A、及び図3Bを参照すれば、本発明の第2の実施形態に係る電子モジュール100は、第1の実施形態に係る電子モジュールと比較して、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との互いに対向する面内の一部領域が凹部を有する点で相違する。当該凹部を有することにより、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との当該一部領域における距離が、第1の実施形態における空隙Aの間隔、すなわちカップリングキャパシタ4で規定され得る間隔よりも広くなる。従って、第1の素子200から第2の素子300へのヒートシンク間での放射による熱の伝達を抑制することができ、更なる熱遮断効果が期待できる。
また、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との互いに対向する面の凹部の形状は、図3Bに示すような略半円形状に限定されず、多角形や矩形であってもよい。また、図3Bでは、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との互いに対向する面の全面に渡って凹部が形成されているが、当該対向面それぞれの少なくとも一部の領域に凹部が形成されてもよい。
また、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との互いに対向する面の形状は凹部に限定されず、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との間の距離が広くなる形状であれば、同様の熱遮断効果を期待することができる。そのような構成例を図4A、図4B、図4C、及び図4Dに示す。図4A〜図4Cは、第2の実施形態に係る電子モジュール100の別の構成例を示す上面図であり、図4Dは、第2の実施形態に係る電子モジュール100の別の構成例を示す側面図である。なお、図4A〜図4Dにおいては、第1のヒートシンク9、第2のヒートシンク10、及びカップリングキャパシタ4以外の構成要素は、簡略化のために図示していない。
図4A〜図4Cを参照すれば、第2の実施形態に係る電子モジュール100は、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との対向面の形状だけでなく、ヒートシンク自体の形状を変更して、両者の距離を広くしてもよい。また、図4Dを参照すれば、第2の実施形態に係る電子モジュール100は、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との対向面が、実装基板から遠ざかるにつれて徐々に互いの距離が広くなるような傾斜構造を有していてもよい。ここで、第1のヒートシンク9及び第2のヒートシンク10の形状は、図3、及び図4A〜Dに示した形状に限定されず、両者の距離が広くなる構造であれば、他の構造であっても構わない。また、第1のヒートシンク9及び第2のヒートシンク10の形状については、図3Bに示した凹部構造、図4A〜Dに示した構造、及び、両者の距離が広くなるような考え得る限りの他の構造を、可能な範囲で互いに組み合わせて適用することが可能である。
以上説明してきたように、本発明の第2の実施形態に係る電子モジュール100は、第1の実施形態で説明した構造に加えて、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との距離をより広くする構造を更に有する。これにより、基板を介した熱の伝導による熱伝達、及びヒートシンク間における熱の放射による熱伝達の両方を抑制することができる。従って、発熱素子から恒温動作素子への熱の伝達を効果的に抑制することができ、発熱素子と恒温動作素子とをより近づけて配置することが可能となる。
<3.第3の実施形態>
次に、図5A、及び図5Bを参照して、本発明の第3の実施形態に係る電子モジュールの概略構成について説明する。図5Aは、第3の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す上面図であり、図5Bは、図5Aに対応する側面図である。ただし、図5Bにおいては、図5Aで示されている一部の素子やデバイスについては、図示を省略している。以下、主に第2の実施形態との相違点について説明し、同一部分については詳細な説明は省略する。
図5A、及び図5Bを参照すれば、本発明の第3の実施形態に係る電子モジュール100は、第2の実施形態に係る電子モジュールと比較して、第1の素子200及び第2の素子300のカップリングキャパシタ4の周囲に、少なくともそれぞれ1つ以上の固定ピン11を有する点で相違する。固定ピン11は、例えば、インバー等の鉄−ニッケル合金で形成されてもよい。
第1の素子に設けられる固定ピン11は、第1の実装基板20及び第1のヒートシンク9を貫通するように形成される。また、第2の素子に設けられる固定ピン11は、第2の実装基板30及び第2のヒートシンク10を貫通するように形成される。ここで、固定ピン11は、第1の素子200及び第2の素子300のそれぞれに、複数設置されてもよい。また、固定ピン11は、それぞれ、第1のヒートシンク9及び第2のヒートシンク10の下部構造体にまで達するように形成されてもよい。
上述したように、第1のヒートシンク9及び第2のヒートシンク10は、例えば、熱伝導率の高い銅やアルミニウムによって形成される。銅やアルミニウムは熱膨張率が大きいため、温度変化による熱膨張や熱収縮が顕著である。従って、電子モジュールの動作時、カップリングキャパシタ4には、ヒートシンクの熱膨張及び熱収縮に起因する物理的なストレスが加えられる。この物理的ストレスは、温度変化の少ない一定条件下での使用時には問題とならないが、温度変化が大きい場合、第1の素子200と第2の素子300との接続の観点から、信頼性上問題となる可能性がある。
これに対して、本発明の第3の実施形態に係る電子モジュール100では、カップリングキャパシタ4の周囲に、実装基板とヒートシンクとを貫通する固定ピン11が設けられる。当該固定ピン11を設けることにより、カップリングキャパシタ4に加えられる、ヒートシンクの熱膨張及び熱収縮に起因する物理的ストレスを緩和させることができる。従って、基板を介した熱の伝導による熱伝達、及びヒートシンク間における熱の放射による熱伝達の両方を抑制する効果を保ちつつ、すなわち、発熱素子と恒温動作素子との更なる近接配置を実現しつつ、カップリングキャパシタ4における接続の信頼性を向上させることができる。
ここで、以上の説明では、第2の実施形態に対して固定ピン11を更に設けた実施形態を説明してきたが、本発明の第3の実施形態に係る電子モジュールはこの例に限定されない。例えば、本発明の第3の実施形態は、第1の実施形態に対して固定ピン11を更に設けた実施形態であってもよい。
<4.第4の実施形態>
次に、図6A、及び図6Bを参照して、本発明の第4の実施形態に係る電子モジュールの概略構成について説明する。図6Aは、第4の実施形態に係る電子モジュールの概略構成を示す上面図であり、図6Bは、図6Aに対応する側面図である。ただし、図6Bにおいては、図6Aで示されている一部の素子やデバイスについては、図示を省略している。以下、主に第2の実施形態との相違点について説明し、同一部分については詳細な説明は省略する。
図6A、及び図6Bを参照すれば、本発明の第4の実施形態に係る電子モジュール100は、第2の実施形態に係る電子モジュールと比較して、第1の実装基板20と第2の実装基板30とが互いに連結されており、当該連結された実装基板(実装基板7)の、空隙Aに対応する部分に、少なくとも1つ以上の開口部12が設けられている点で相違する。
当該構造を取ることにより、第1の素子200と第2の素子300との物理的な接続が、カップリングキャパシタ4だけではなく、実装基板の連結部における開口部12以外の領域によってもなされるので、ヒートシンクの熱膨張及び熱収縮に起因する物理的ストレスによるカップリングキャパシタ4への負荷を低減することができる。
本発明の第4の実施形態においては、第1の素子200と第2の素子300とが実装基板によっても接続されるので、実装基板を介した熱の伝達が生じ得る。しかし、当該実装基板は開口部12を有するため、従来の電子モジュールと比べて、第1の素子200と第2の素子300との物理的接続に寄与する実装基板の面積が小さい。従って、本発明の第4の実施形態に係る電子モジュールは、従来の電子モジュールと比べて、基板を介した熱の伝達を抑制することができ、発熱素子と恒温動作素子とをより近づけて配置することが可能となる。
ここで、第1の実装基板20と第2の実装基板30との連結は、断熱材によってなされてもよい。断熱材を用いることで、第1の素子200から第2の素子300への、実装基板の開口部12以外の領域を介した熱の伝達が、更に抑制される効果が期待できる。
以上説明してきたように、本発明の第4の実施形態に係る電子モジュール100では、第2の実施形態で説明した構造に加えて、第1の実装基板20と第2の実装基板30とが互いに連結されており、当該連結された実装基板の、空隙Aに対応する部分に、少なくとも1つ以上の開口部12が設けられる。当該構造を有することにより、カップリングキャパシタ4に加えられる物理的ストレスを緩和することができる。従って、基板を介した熱の伝導による熱伝達、及びヒートシンク間における熱の放射による熱伝達の両方を抑制する効果を保ちつつ、すなわち、発熱素子と恒温動作素子との更なる近接配置を実現しつつ、発熱素子と恒温動作素子との接続の信頼性を向上させることができる。
ここで、以上の説明では、第2の実施形態に対して第1の実装基板20及び第2の実装基板30を連結して開口部12を設ける実施形態を説明してきたが、本発明の第4の実施形態に係る電子モジュールはこの例に限定されない。例えば、本発明の第4の実施形態は、上述した第1の実施形態、又は第3の実施形態に対して、第1の実装基板20及び第2の実装基板30を連結した実施形態であってもよい。
以上説明してきたように、本発明に係る電子モジュールでは、発熱素子及び恒温動作素子の実装基板が分離される、又は両者の基板を介した物理的接続面積が従来構造よりも小さくされる。従って、発熱素子から恒温動作素子への基板を介した熱伝導による熱の伝達が抑制される。
また、本発明に係る電子モジュールでは、発熱素子及び恒温動作素子のヒートシンク対向面の少なくとも一部領域の間の距離が従来構造よりも広くされる。また、当該対向面の少なくとも一部領域に赤外線反射層が設けられる。従って、発熱素子から恒温動作素子へのヒートシンク間の熱の放射による熱の伝達が抑制される。
上記の構造を有することにより、発熱素子及び恒温動作素子をより近接に配置することが可能になる。また、上述したように、LDは発振周波数の温度依存性が大きく、特に高温域での特性劣化が顕著であるため、LDの安定動作、及び寿命向上が期待できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記第1〜第4の実施形態では、発熱素子、及び恒温動作素子として、高出力電力(電圧)増幅器、及び高速高出力LDを有する場合を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、アクティブ素子が搭載された電気回路を有する発熱素子と、大きな温度特性を有する光学素子が搭載された恒温動作素子とが近接して設置された、光集積ICにも適用され得る。
また、上記第1〜第4の実施形態では、電子モジュールについて説明してきたが、本発明は、素子、ICレベルの構造にも適用され得る。
また、上記第1〜第4の実施形態では、ギガヘルツ帯以上で使用される高速動作モジュールについて説明してきたが、本発明は、全周波数帯域について適用され得る。
また、上記第4の実施形態では、図6Aにおいて開口部12は円形を有しているが、開口部12は楕円形や多角形等、任意の形状を有してもよい。
また、上記第1〜第4の実施形態に記載した事項のそれぞれは、互いに可能な範囲で組み合わせて実施することが可能である。例えば、第1の実施形態に記載した、第1のヒートシンク9と第2のヒートシンク10との対向面の少なくとも一部の領域に赤外線反射層を設ける構造を、第2〜第4の実施形態に適用してもよい。
100 電子モジュール
200 第1の素子
300 第2の素子
20 第1の実装基板
30 第2の実装基板
1 入力側インピーダンス整合回路
2 高出力電力(電圧)増幅器
3 出力側インピーダンス整合回路
4 カップリングキャパシタ
5 高速高出力レーザダイオード(LD)
6 駆動回路
7 実装基板
8 LD実装回路
9 第1のヒートシンク
10 第2のヒートシンク
11 固定ピン
12 開口部
13 赤外線反射層

Claims (8)

  1. 増幅回路を有する第1の素子と、
    前記第1の素子によって駆動制御される第2の素子と、
    を備え、
    前記第1の素子は、第1のヒートシンクと、前記第1のヒートシンク上に搭載された第1の実装基板と、前記第1の実装基板上に搭載された第1の電気回路と、を有し、
    前記第2の素子は、第2のヒートシンクと、前記第2のヒートシンク上に搭載された第2の実装基板と、前記第2の実装基板上に搭載された第2の電気回路と、を有し、
    前記第1の素子と前記第2の素子とは、所定の間隔を有して互いに離隔して設置され、
    前記第1の素子と前記第2の素子との電気的接続は、少なくとも一つの受動素子によってなされる
    ことを特徴とする電子モジュール。
  2. 前記受動素子は、キャパシタである
    ことを特徴とする、請求項1に記載の電子モジュール。
  3. 前記第1のヒートシンクと前記第2のヒートシンクの互いに対向する面内の少なくとも一部の領域における前記第1のヒートシンクと前記第2のヒートシンクとの間隔は、前記所定の間隔よりも大きな間隔を有する
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の電子モジュール。
  4. 前記第1のヒートシンクと前記第2のヒートシンクの互いに対向する面の少なくとも一部領域には、赤外線反射層が形成される
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子モジュール。
  5. 前記赤外線反射層は、金で構成される
    ことを特徴とする、請求項4に記載の電子モジュール。
  6. 前記第1の素子は、前記受動素子の周囲に、前記第1の実装基板と前記第1のヒートシンクとを貫通する、少なくとも一つの第1の固定ピンを有し、
    前記第2の素子は、前記受動素子の周囲に、前記第2の実装基板と前記第2のヒートシンクとを貫通する、少なくとも一つの第2の固定ピンを有する
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子モジュール。
  7. 前記第1の実装基板と前記第2の実装基板とは、互いに連結されており、
    前記連結された基板は、前記第1のヒートシンクと前記第2のヒートシンクとの間の空隙に対応する部位に少なくとも一つの開口部を有する
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子モジュール。
  8. 前記第1の実装基板と前記第2の実装基板とは、断熱材によって連結される
    ことを特徴とする、請求項7に記載の電子モジュール。
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