JP2013231480A - 液封防振装置 - Google Patents

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    • F16F13/10Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like
    • F16F13/105Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like characterised by features of partitions between two working chambers
    • F16F13/106Design of constituent elastomeric parts, e.g. decoupling valve elements, or of immediate abutments therefor, e.g. cages

Abstract

【課題】弾性膜10の中央部にリリーフバルブ11及びリリーフ穴12を設ける場合、リリーフバルブ11の開きを迅速にする。
【解決手段】弾性膜10の中央にリリーフバルブ11を設け、その中心部にリリーフ穴12を設ける。リリーフバルブ11は外周側の本体部14よりも薄肉にし、リリーフバルブ11の上面に周方向へ適当間隔で抑え突起13を突出させる。弾性膜10は上下から上ホルダ20と下ホルダ30で挟んで一体化され、このとき突起支持部23に抑え突起13が当接し、中央部21の中央穴22がリリーフ穴12の上方に位置する。リリーフバルブ11の下面は下ホルダ30のシール部31に密接し、リリーフ穴12はシール部31で閉じられる。負圧側の過大変形時、副液室6の作動液はリリーフバルブ11の内周部をめくり上げるように先導変形させ迅速にリリーフバルブ11をシール部31から離し中央穴22から主液室5へ迅速にリークさせる。
【選択図】 図8

Description

この発明は、液封エンジンマウント等の液封防振装置に係り、特に、有利なキャビテーション抑制構造を有するものに関する。
液封エンジンマウントは公知であり、主液室と副液室を連通するオリフィスにより高減衰を得るようにしたものである。
また、主液室から加圧する振動を正圧側、逆向きの振動を負圧側とするとき、過大振動の入力時に、正圧側から負圧側に転じると、副液室から主液室への作動液の戻りが遅れて主液室内が一時的に負圧となり、主液室内の作動液中に気泡が発生し、この気泡が崩壊することにより衝撃的な異音を発するキャビテーション異音が発生することがある。
このキャビテーション異音を阻止するための構造の一例として、仕切部材に弾性膜を設け、この中心に円筒状のリリーフバルブを設け、この円筒部の軸穴をリリーフ穴にするとともに、弾性膜の副液室側を支持する部材にリリーフバルブと当接してリリーフ穴を塞ぐシール部を設け、かつシール部の周囲に副液室側へ開口する貫通穴を形成し、正圧側では、リリーフバルブをシール部へ密着させてリリーフ穴を閉じることにより、主液室から副液室へのリークを防ぎ、負圧側では、リリーフバルブをシール部から離して、副液室→リリーフ穴→主液室と作動液をリークさせ、これにより、キャビテーションを防止するようにしたものが公知である。
特許第4820792号公報
上記従来例は、円筒状のリリーフバルブを仕切部材の上下部材で挟み、上部材の貫通穴をリリーフバルブのリリーフ穴と一致させてあり、キャビテーション発生条件下に、リリーフバルブの円筒部を上部材側へ圧縮変形することにより、リリーフバルブの副液室側端部を下部材のシール部から離すことにより、リークを生じるようになっている。
しかし、このようにリリーフバルブを円筒状に構成すると、軸方向の剛性が極めて大きくなるため、この円筒部を軸方向へ圧縮変形する形式では、圧縮変形完了によりリークを開始するまでの時間がかかり、速やかなリークを生じにくくなるので、タイムラグが発生してキャビテーション防止に遅れを生じるおそれがある。
そこで本願は、このような遅れを生じないようにタイムラグを少なくして、迅速なリークの実現によりタイミングよくキャビテーションの発生を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、液室を仕切部材で主液室と副液室に区画し、仕切部材に設けられたオリフィスにより主液室と副液室を連通するとともに、仕切部材に設けた弾性膜の中央部にキャビテーションを抑制するためのリリーフバルブを設けた液封防振装置において、
前記仕切部材は、前記弾性膜を上ホルダと下ホルダで挟んで一体化され、
前記弾性膜は、中央部に前記リリーフバルブを設け、その外周部に主液室の内圧変動を吸収する本体部を一体に設け、
前記リリーフバルブは、前記本体部よりも薄肉に形成され、その中心部にリリーフ穴を設け、
前記下ホルダは、前記リリーフバルブの下方位置にシール部を設け、このシール部を前記リリーフバルブへ密接させてリリーフ穴を閉じるとともに、
キャビテーションの発生条件下では、前記リリーフバルブの前記リリーフ穴周囲部分をめくり上げるように弾性変形させることにより、前記シール部から離して開弁させ、前記副液室から前記リリーフ穴を介して前記主液室へリークさせることを特徴とする液封防振装置。
請求項2に記載した発明は、上記請求項1において、
前記リリーフバルブの上面に周方向へ所定間隔で抑え突起を上方へ一体に突出させ、前記上ホルダの前記リリーフバルブ上方に設けられている突起支持部へ押し当てることにより、前記リリーフバルブを前記シール部へ押しつけたことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、上記請求項1又は2において、
リリーフバルブ開放時における過大変形を防止するための開弁規制部を前記上ホルダに設けたことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、上記請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記弾性膜の本体部が所定以上に大きく弾性変形することを規制するための弾性変形規制部を前記上ホルダと下ホルダに設けたことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、上記請求項1において、
前記上ホルダは、前記弾性膜の本体部が所定以上に大きく弾性変形することを規制するための弾性変形規制部を備えるとともに、
この弾性変形規制部よりも径方向内側かつ前記リリーフバルブより上方部分を単一の開口としたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、リリーフバルブを外周側の本体部よりも薄肉としたので、リリーフバルブの内周部をめくり上げるようにして先導変形させることができ、これにより、リリーフバルブ全体を迅速に開弁させることができる。したがって、キャビテーション発生条件からリーク開始までのタイムラグが少なくなり、タイミング遅れなく確実にキャビテーションを抑制できる。
請求項2の発明によれば、抑え突起を設けたことにより、リリーフバルブのシール部に対する密着を維持して、正圧側入力時のリークを防ぐとともに、リリーフ時には、先導変形の抵抗とならないようにすることができる。しかも、通常振動の入力時には、本体部が弾性変形して主液室の内圧変動を吸収しても、リリーフバルブが本体部に追随して変形することなく、シール部へ密着させ、閉状態を維持させることができる。
請求項3の発明によれば、
リリーフバルブが、開放時に過大変形しようとすると、上ホルダに設けた開弁規制部によりこれを規制する。このため、開放時におけるリリーフバルブの過大変形を防止して、閉状態への復帰を迅速にすることができる。また、過大変形が防止されることにより、リリーフバルブをより柔軟にして迅速に開くようにすることができる。
請求項4の発明によれば、
上ホルダと下ホルダに本体部が所定以上に大きく弾性変形することを規制するための弾性変形規制部を設けたので、本体部が所定以上の大きな弾性変形をせず、その結果、リリーフバルブを本体部と一体に設けても、リリーフバルブの閉状態に影響せず、閉状態を安定させることができる。
請求項5の発明によれば、上ホルダは本体部の上方に弾性変形規制部を配置するが、リリーフバルブの上方は単一の開口部をなして、リリーフバルブを開放しているので、
リリーフバルブのリーク時における抵抗を無くし、より迅速な開弁を可能にする。
図3の1−1線断面図 図3の2−2線断面図 エンジンマウントの平面図 仕切部材の平面図 仕切部材の構成各部を分解して示す斜視図 弾性膜の平面図 下ホルダの平面図 図4の8−8線断面図 図4の9−9線断面図 弾性膜の一部拡大断面図 リリーフバルブ近傍部を拡大した作動説明図 変形例における図8と同様部位の断面図
以下、図面に基づいて、液封エンジンマウントとして構成された一実施形態を説明する。図1及び図2はマウント軸Cに沿った縦断面図であり、図1は図3の1−1線断面図、図2は図3の2−2線断面図である。図3は液封エンジンマウントの平面図である。
図4は仕切部材7の平面図、図5は仕切部材7の構成各部を分解して示す斜視図、図6は弾性膜の平面図、図7は下ホルダの平面図、図8は図4の8−8線断面図、図9は図4の9−9線断面図、図10は弾性膜の一部を拡大した断面図、図11は作用を説明する部分断面図である。
図1〜3において、液封エンジンマウントは、振動源であるエンジン側へ取付けられる第1取付金具1と、振動伝達側である車体側へ取付けられる円筒形の第2取付金具2と、第2取付金具2の一端開口を覆って第1取付金具1と第2取付金具2を弾性的に連結するインシュラバー3と、第2取付金具2の他端開口を覆うダイヤフラム4と、これらにより形成される密閉空間を液室として、この液室を主液室5と副液室6に区画する仕切部材7と、仕切部材7に設けられて主液室5と副液室6を連通するオリフィス8とを有する。
この液封エンジンマウントの中心軸線であるマウント軸Cと平行するZ方向に主たる振動が入力される。図1の下方へ向かう振動が主液室5を加圧する正圧側となり、上方へ向かう振動が主液室5内を減圧する負圧側となる。
この正圧側と負圧側の振動が交互に入力することにより、主液室5は拡縮を繰り返し、作動液がオリフィス8を通って主液室5と副液室6間を移動し、所定の共振周波数にて液柱共振して高減衰を実現する。
次に、仕切部材7について詳細に説明する。仕切部材7は、図4に示すように、円形をなし、図5に示すように、弾性膜10を挟んでその外周部を上側部材である上ホルダ20と下側部材である下ホルダ30により上下に挟持して一体化したものである。
弾性膜10は、図5・6・8〜10に示すように、ゴム等の弾力に富む適宜軟質弾性材料からなり、中央部にリリーフバルブ11を一体に設けてある。リリーフバルブ11の中心にはリリーフ穴12が貫通形成されている。
リリーフバルブ11はリリーフ穴12を同心円状に囲んで形成される弾性膜10の薄肉部である。
リリーフバルブ11の下面11bには、下方へ突出するとともに環状をなしてリリーフ穴12を囲むシール突起11cを一体に備え(図10・11参照)、リリーフバルブ11のシール部31に対する着座時、すなわちリリーフバルブ11の閉状態における、リリーフバルブ11の下面11bとシール部31の上面との間におけるシールを確実にしてリークを防いでいる。但し、図8・9等におけるリリーフバルブ11の着座状態を示す図では、シール突起11cがつぶれてリリーフバルブ11の下面11bがシール部31の上面へ密着しているため、シール突起11cは見えていない。
このリリーフバルブ11には、周方向へ等間隔で複数(本例では2個)の抑え突起13が上方へ一体に突出形成されている。抑え突起13の数は、複数であれば足り、2個に限定されない。例えば、3個もしくは4個等任意である。
抑え突起13の主液室5側へ突出する先端部は、後述する上ホルダ20の突起支持部23下面へ押し当てられている(図8参照)。抑え突起13はこの押し当てにより長さ方向で圧縮され、リリーフバルブ11の下面11bをシール部31の上面へ押しつけている。
リリーフバルブ11の周囲はリリーフバルブ11より厚肉の本体部14をなす。本体部14は弾性変形により、主液室5の内圧を吸収する内圧吸収膜として機能する。
本体部14とリリーフバルブ11の境界部は段差をなす。本体部14の外周には、本体部14より厚肉の固定部16が一体に形成されている。
図10に示すように、弾性膜10の肉厚は、リリーフバルブ11がT1、本体部14がT2、固定部16がT3と変化し(T1<T2<T3)、リリーフバルブ11と本体部14の肉厚変化により、段差が形成される。
リリーフバルブ11は、過大振動入力時の負圧側振動のときのみ弾性変形するように肉厚T1が設定されている。
段差15は本体部14の上面14aとリリーフバルブ11の上面11aとの境界部及び本体部14の下面14bとリリーフバルブ11の下面11bとの境界部にそれぞれ形成されている。
抑え突起13の突出高さ(リリーフバルブ11の下面11bからの突出量)はHであり、上ホルダ20の突起支持部23下面とシール部31の上面間の間隔Dより若干大きくされている。突起支持部23の下面とシール部31の上面間の間隔をDとする。
上ホルダ20は、図4・5・8〜10に示すように、リリーフバルブ11の上方に位置する中央部21を備え、その中心に中央穴22が貫通形成されている。中央穴22はリリーフ穴12のほぼ同じ位置の上方に位置する。
中央部21はリリーフバルブ11と上下方向で重なる大きさであり、一部に抑え突起13の先端部が下方から押し当てられる突起支持部23が形成されている。
突起支持部23は中央部21の中央穴22に臨む内周部の一部を段差状に下方へ落とし込ませ、かつ略水平に中央穴22内へ突出するように形成されている。
また、中央部21の下面は開弁規制部21aをなす。この開弁規制部21aは、径方向内側が斜め上がりに傾斜するガイド斜面として構成され、リリーフバルブ11が開くとき、この開弁規制部21aに沿うように変形させて過大変形を防止するためのものである。
なお、開弁規制部21aの径方向内周側端部である先端部は突起支持部23の基部に相当し、突起支持部23は開弁規制部21aの先端部から略水平に径方向内方へ突出している。したがって、開弁規制部21aの先端部とシール部31の上面間の間隔はほぼDと同じ程度になる。
開弁規制部21aの傾斜角θはリリーフバルブ11の開き角度を規制し、角度θは任意に設定できる。
中央部21の周囲で本体部14と重なる部分は、連通穴24が設けられた上弾性変形規制部25をなす。上弾性変形規制部25は十文字状の径方向リブ25aと中央穴22の周囲を同心円状に囲む周方向リブ25bで構成され、周方向リブ25bにより連通穴24を径方向に内周部24aと外周部24bとに区画する。
上弾性変形規制部25より外周側は外周部26をなす。径方向リブ25aは中央部21と外周部26を一体に連結している。外周部26は弾性膜10の固定部16よりも径方向外方に位置し、
外周部26は下向きに開放された略U字状断面をなすとともに、ほぼ外周部26の全周にわたって設けられたオリフィス溝27が形成されている。
オリフィス溝27の一端部は外周部26を貫通する主液室側開口部27aになっている。
オリフィス溝27の内外周壁は径方向リブ25aの下面25dよりも下方へ突出し、内周壁28の基部には固定部16の上部が嵌合する周溝29が形成されている。
下ホルダ30は、図5・7・8〜10に示すように、中心部がリリーフバルブ11と密接するシール部31をなす。シール部31の外周部は段差部32を介して、下方へ落ち込んでいる。
本体部14と重なる部分は下弾性変形規制部35をなす。
下弾性変形規制部35は十文字状の径方向リブ35aとシール部31の周囲を同心円状に囲む周方向リブ35bで構成され、周方向リブ35bにより連通穴34を径方向に内周部34aと外周部34bとに区画する。
下弾性変形規制部35の外周側は外周部36をなす。径方向リブ35aはシール部31と外周部36を一体に連結している。
外周部36は下弾性変形規制部35の外周部より下方へ張り出す肉厚部であり、オリフィス溝37が形成されている。
オリフィス溝37は、上向きに開放された略U字状断面をなすとともに、ほぼ外周部36の全周にわたって設けられ、外周部26とほぼ同じ長さであり、上ホルダ20と下ホルダ30を向かい合わせに重ねたとき、外周部26と外周部36が一つのオリフィス8を形成するようになっている。
オリフィス溝37の一端部は外周部36を貫通する副液室側開口部37aになっている。
外周部36の上面でオリフィス溝27の内外周壁との合わせ部は、下弾性変形規制部35の上面35cと面一である。
仕切部材7を組立てるには、図5・8・9に示すように、弾性膜10の固定部16を上ホルダ20の下面に重ね、固定部16の上部16aを周溝29へ嵌合して位置決めする。続いて弾性膜10の下面に下ホルダ30の上面を重ね、かつ外周部26と外周部36とを合わせ、カシメ等の適宜手段により上ホルダ20と下ホルダ30を一体化する。
すると、オリフィス溝27とオリフィス溝37が上下に合わさってオリフィス8をなすとともに、固定部16の上部が周溝29に嵌合され、かつ下端部が外周部36の上面へ押しつけれて固定され、全体が一体化される。
このとき、リリーフ穴12と中央穴22及びシール部31が同心で重なり、リリーフバルブ11はシール部31上に支持され、かつ抑え突起13の上端が突起支持部23へ押し当てれられる。突起支持部23の下面とシール部31の上面間の間隔Dが、抑え突起13の突出高さHよりも若干小さいので、抑え突起13は圧縮され、リリーフバルブ下面11bはシール部31へ液密状態に強く押しつけられる。これにより、リリーフ穴12がシール部31で閉じられたバルブの閉状態となる。
なお、抑え突起13は主液室の正圧・負圧にかかわらず、常時突起支持部23へ押し当てられ、リリーフバルブ11をシール部31へ押しつけるように付勢している。
また、リリーフバルブ11の上下に連通穴24の内周部24a及び連通穴34の内周部34aが重なり、本体部14の上下には、内周部24aの一部と外周部24b及び内周部34aの一部と外周部34bが重なる。
この組立状態において、図8・9に示すように、リリーフバルブ11と上ホルダ20の中央部21間には、バルブ液室40が形成される。
さらに、上規制部の下面25dと本体部上面14aの間には間隙が設けられ、この間隙により上液室41が形成されている。
また、下規制部の上面35cと本体部下面14bの間にも間隙が設けられ、この間隙により下液室42が形成されている。
図1及び図2にも示すように、バルブ液室40は中央穴22を介して主液室5と連通している。図8、9に詳しいように、上液室41はバルブ液室40と連通し、さらに、連通穴24の内周部24a及び外周部24bを介して主液室5と連通している。
また、下液室42は連通穴34の内周部34a及び外周部34bを介して副液室6と連通している。さらに、リリーフ穴12がシール部31から離れたバルブの開状態でリリーフ穴12を介してバルブ液室40へ連通し、副液室6から主液室5への液体移動によるリークを可能にする。但し、リリーフバルブ11がシール部31へ密接してリリーフ穴12が閉じられたバルブの閉状態ではバルブ液室40との連通を遮断される。したがって、下液室42とバルブ液室40の間は、リリーフバルブ11により開閉されることになる。
また、本体部14と上弾性変形規制部25及び下弾性変形規制部35間の間隙により、連通穴24及び34を介して本体部14が主液室5及び副液室6へ臨むので、主液室5の内圧変化で本体部14が弾性変形して吸収することを許容し、かつ所定の大入力時には、本体部14が径方向リブ25a、35a及び周方向リブ25b、35bへ押し当てられることにより、本体部14の変形を規制するようになっている。
次に、作用を説明する。図8〜10は、通常振動入力時におけるリリーフバルブ11が閉じている状態を示し、図11は、過大振動入力時におけるリリーフバルブ11が開いた状態を示す拡大した断面図である。
まず、図8〜10の状態では、リリーフバルブ11がシール部31へ密接しているため、リリーフ穴12がシール部31で閉じられている。したがって、下液室42とバルブ液室40の間はリリーフバルブ11で遮断され、副液室6からリリーフ穴12を通して主液室5へのリーク、又はこの逆経路のリークを生じない。
すなわち、主液室5の作動液は中央穴22と連通穴24を介してバルブ液室40と上液室41間を移動するが、リリーフ穴12から下液室42への移動はできず、副液室6へのリークは生じない。
また、副液室6の作動液は連通穴34を介して下液室42へ移動するが、リリーフ穴12へは移動できず、主液室5へのリークは生じない。
このリリーフバルブ11が閉じた状態では、リリーフ穴12を通した主液室5及び副液室6間における作動液の移動は生じず、弾性膜10は、所定の大振動未満の振動入力により、本体部14が主液室5の内圧変動に応じて弾性変形することにより、主液室5の内圧変動を吸収して低動バネ化するとともに、所定の大振動入力では、本体部14が上弾性変形規制部25及び下弾性変形規制部35により所定以上の大きな弾性変形を規制されることにより、オリフィス8が液柱共振して高減衰となる。
図11はキャビテーション発生条件下の異常振動入力状態を示す、図8と同様断面部位の片側を拡大した図である。過大な正圧側振動の入力後に負圧側へ転じると、主液室5と副液室6の大きな液圧差が生じて下液室42内の作動液がリリーフバルブ11を上方へ押し上げ、リリーフバルブ11の下面とシール部31の上面間へ入り込む。
これにより、リリーフバルブ11の内周面部をめくり上げるように変形させる。このめくり上げは、リリーフバルブ11が薄肉のため容易に行われる。しかも、一部がめくれ上がると、これを先導部として周囲へめくり上がりが迅速に伝達し、リリーフバルブ11は全体がシール部31から上方へ離れて開弁する。
このとき、リリーフバルブ11は開弁規制部21aの斜面に沿って開き、開弁規制部21aへ押しつけられる。
このリリーフバルブ11の開放により、副液室6の作動液は、矢示Eのように、
連通穴34→下液室42→リリーフ穴12→中央穴22→(連通穴24)→主液室5、
の経路でリークし、主液室5の負圧を急速に解消させてキャビテーションの発生を抑制する。
しかも、この開弁は、急速かつスムーズに行われるため、キャビテーション発生条件となってからリーク開始までのタイムラグが少なくなり、タイミングが遅れることなくキャビテーションの発生を確実に抑制できる。
なお、抑え突起13はリリーフバルブ11の開き動作に対する抵抗となるが、周方向へ間隔をもって形成されているため、先導的なめくり上がりは、各抑え突起13間において抑え突起13を圧縮変形させずに行わせる。その後、リリーフバルブ11全体の開弁時に抑え突起13も圧縮変形されるが、この圧縮変形は、先導的めくり上がりから大量に作動液が主液室5へ流出することによる強い押し上げ力によっておこなわれるため、リリーフバルブ11の開口における抵抗としては無視できるものとなり、開弁時の開口面積に影響を与えない。
そのうえ、本例では、抑え突起13を対角で2個のみ設けることにより最小としたので、リリーフバルブ11は両抑え突起13で押さえられる部分における剛性が最も高く、両抑え突起13間における周方向中間部が最も剛性が低くなる。このように剛性差が顕著になると、作動液はこの剛性が最も低い部分へまず集中するから、先導的ななめくり上がりをより確実かつ迅速に生じさせることができ、開弁時の開口面積を最大化できる。
また、抑え突起13は、リリーフバルブ11を閉状態へ戻すときのリターンバネとして機能し、迅速な戻りにより、必要以上のリークを防ぐことができる。
しかも、上ホルダ20には開弁規制部21aを設けてあるので、リリーフバルブ11が開放時に過大変形しようとすると、これを開弁規制部21aが規制する。このため、開放時におけるリリーフバルブ11の過大変形を防止して、閉状態への復帰を迅速にすることができる。また、過大変形が防止されることにより、リリーフバルブ11をより柔軟にして迅速に開くようにすることができる。
そのうえ、上ホルダ20と下ホルダ30に本体部14が所定以上に弾性変形することを規制するための弾性変形規制部25及び35を設けたので、本体部14が所定以上の大きな弾性変形をせず、その結果、リリーフバルブ11を本体部14と一体に設けても、リリーフバルブ11の閉状態に影響せず、閉状態を安定させることができる。
図12は変形例であり、この例では、上ホルダ20は外周部26による弾性膜10の固定部16に対する固定及び上弾性変形規制部25により本体部14における所定以上の弾性変形を規制するだけであり、リリーフバルブ11の上方は単一の開口部である中央開口22Aをなし、リリーフバルブ11を開放している。また、上弾性変形規制部25の連通部は外周部24bのみが形成される。
このようにすると、抑え突起13を設けてリリーフバルブ11を上ホルダ20側で押さえつける必要がないので、抑え突起13及び中央部21、中央穴22、連通穴24を省略できる。
したがって、抑え突起13による抵抗が少なくなるだけ、リリーフバルブ11の開きをさらに迅速化できる。また、構造を簡単化して軽量化できる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、液封防振装置としては、エンジンマウントに限らず、サスペンションマウント等種々の用途のものが可能である。
5:主液室、6:副液室、7:仕切部材、10:弾性膜、11:リリーフバルブ、12:リリーフ穴、13:抑え突起、14:本体部、20:上ホルダ、21:中央部、22:中央穴、24:連通穴、30:下ホルダ、31:シール部、34:連通穴

Claims (5)

  1. 液室を仕切部材(7)で主液室(5)と副液室(6)に区画し、仕切部材(7)に設けられたオリフィス(8)により主液室(5)と副液室(6)を連通するとともに、仕切部材(7)に設けた弾性膜(10)の中央部にキャビテーションを抑制するためのリリーフバルブを設けた液封防振装置において、
    前記仕切部材(7)は、前記弾性膜(10)を上ホルダ(20)と下ホルダ(30)で挟んで一体化され、
    前記弾性膜(10)は、中央部に前記リリーフバルブ(11)を設け、その外周部に主液室(5)の内圧変動を吸収する本体部(14)を一体に設け、
    前記リリーフバルブ(11)は、前記本体部(14)よりも薄肉に形成され、その中心部にリリーフ穴(12)を設け、
    前記下ホルダ(30)は、前記リリーフバルブ(11)の下方位置にシール部(31)を設け、このシール部(31)を前記リリーフバルブ(11)へ密接させてリリーフ穴(12)を閉じるとともに、
    キャビテーションの発生条件下では、前記リリーフバルブ(11)の前記リリーフ穴(12)周囲部分をめくり上げるように弾性変形させることにより、前記シール部(31)から離して開弁させ、前記副液室(6)から前記リリーフ穴(12)を介して前記主液室(5)へリークさせることを特徴とする液封防振装置。
  2. 前記リリーフバルブ(11)の上面に周方向へ所定間隔で抑え突起(13)を上方へ一体に突出させ、前記リリーフバルブ(11)上方に設けられている前記上ホルダ(20)の突起支持部(23)へ押し当てることにより、前記リリーフバルブ(11)を前記シール部(31)へ押しつけたことを特徴とする請求項1に記載した液封防振装置。
  3. リリーフバルブ開放時における過大変形を防止するための開弁規制部(21a)を前記上ホルダ(20)に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載した防振装置。
  4. 前記弾性膜(10)の本体部(14)が所定以上に大きく弾性変形することを規制するための弾性変形規制部(25・35)を前記上ホルダ(20)と下ホルダ(30)に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載した防振装置。
  5. 前記上ホルダ(20)は、前記弾性膜(10)の本体部(14)上に本体部(14)が所定以上に大きく弾性変形することを規制するための弾性変形規制部(25)を備えるとともに、
    この弾性変形規制部(25)よりも径方向内側かつ前記リリーフバルブ(11)より上方部分を単一の開口としたことを特徴とする請求項1に記載した液封防振装置。
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