JP2013231125A - 台所用液体洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】油汚れに対する洗浄力が高く、泡の持続性に優れ、かつ、洗浄時のヌルツキが抑制され、野菜や果物も洗える台所用液体洗浄剤を提供すること。
【解決手段】一般式(1)[式中、Rは炭素数10〜16の直鎖状の炭化水素基を表す。mは(CHCHO)の繰り返し数を表し、mの平均値が0.5〜1.5である。Mは対イオンである。]で表される陰イオン界面活性剤(a)と、アルカノイルアミドアルキルアミンオキシド(b1)と、アルキルアミンオキシド(b2)とを含有し、前記(a)成分は、m=0の化合物(a0)を該(a)成分全体に対して35〜55質量%含有し、(b1)成分/(b2)成分で表される質量比が2〜10であり、(a0)成分/[(b1)成分+(b2)成分]で表される質量比が0.2〜1.5であり、かつ、水で150倍に希釈した際の25℃におけるpHが6〜8である台所用液体洗浄剤。
[化1]
Figure 2013231125

【選択図】なし

Description

本発明は、台所用液体洗浄剤に関する。
台所用の液体洗浄剤においては、食器類又は調理用具等に付着した油汚れに対して高い洗浄力と泡立ち性が求められる。
従来、台所用の液体洗浄剤には、主洗浄成分としてポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩と、泡立ち性等の観点からアミンオキシド型界面活性剤とが併用されている。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩は、合成アルコールにアルキレンオキシドを付加して硫酸化することにより製造される。合成アルコールは、製造方法の関係上、分岐鎖状アルキル基を有するアルコールをアルコール全体の20質量%以上含有する、又は、主成分として2級アルコール由来の誘導体を含有する。該合成アルコールを原料としたポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩は、水と混合した際にゲル化を起こしにくい、保存安定性が良好である等の理由から汎用されている。
近年、二酸化炭素の排出削減量の数値目標が掲げられる等、地球環境に配慮した製品開発が求められている。そのなか、カーボンニュートラルの考え方から、洗剤原料として天然油脂原料由来の直鎖状アルキル基を有するアルコール(天然アルコール)が用いられるようになってきている。たとえば家庭用洗浄剤においては、天然アルコールを原料としたポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(AES)が用いられている。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩は、エチレンオキシド(EO)の付加モル数が少ないEO付加体を多く含有するほど、油汚れ等に対する洗浄力が高いこと、が知られている。天然アルコールを原料としたAESは、特にEOの平均付加モル数が1モル又は2モルの場合、EOの付加していないアルキル硫酸塩(AS)がAES全体に対して約20質量%以上存在する。しかし、AS(EOの0モル付加体)が多く存在するAESを含有する液体洗浄剤は、油汚れ等に対する洗浄力に優れるものの、特に低温条件での保存において析出を生じやすいという問題がある。
これに対して、特許文献1には、天然アルコールを原料としたポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩と、アミンオキシド型界面活性剤とを含有する液体洗浄剤が開示されている。この特許文献1の発明では、最初にプロピレンオキシド(PO)を天然アルコールに少量付加することで未反応のアルコールを低減させ、その後にEOを付加することにより製造されたポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩を用いることで、低温安定性の向上が図られている。
特開2009−215353号公報
ところで、台所用の液体洗浄剤を、食器等だけでなく、野菜や果物も洗うために用いることを望む使用者もいる。野菜や果物が洗える台所用の液体洗浄剤は、食品衛生法によって、水で150倍に希釈した際の25℃におけるpHが6〜8(中性)であること、が規定されている。この液性を満たすには、液体洗浄剤の原液のpHを低く設定する必要がある。
天然アルコールを原料としたAESとアミンオキシド型界面活性剤とを併用した従来の液体洗浄剤において、液体洗浄剤(原液)のpHを低く設定した場合、食器等をスポンジで擦り洗いしている間に泡量が減りやすい等、泡の持続性に劣るという問題がある。POが付加したポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩を用いた場合でも、泡が立ちにくく、泡の持続性が不充分である。
また、POを付加せず、ASの含有割合の高いAESを含有する液体洗浄剤を用いた場合、洗浄時にヌルツキやすく、特に、ゴム手袋を使用して洗浄を行う場合にはこのヌルツキが強く感じられて滑りやすくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、油汚れに対する洗浄力が高く、泡の持続性に優れ、かつ、洗浄時のヌルツキが抑制され、野菜や果物も洗える台所用液体洗浄剤を提供することを課題とする。
天然アルコールを原料としたポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩(AES)には、エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数が1モル又は2モルのように低い場合、EOの付加していないアルキル硫酸塩(AS:EOの0モル付加体)が多く存在する。このASは油汚れに対する洗浄力の高い成分であるが、ASの存在によって洗浄時にヌルツキが感じられ、洗浄中に食器等が滑りやすくなってしまう。本発明者らは、従来のように、AES中に存在するAS量を、プロピレンオキシド(PO)の付加等によって減らすのではなく、ASを減量せずにそのまま有効に利用する方法について検討した。
一方、アミンオキシド型界面活性剤を含有する液体洗浄剤は、希釈するとpHが高くなる性質を有している。このため、野菜や果物が洗える液体洗浄剤の液性についての規定を満たすには、原液のpHを低く設定する必要がある。かかる場合、AESとアミンオキシド型界面活性剤とは相互作用が強まり、特に低温安定性の確保が難しくなる。低温安定性の向上を図るにはハイドロトロープ剤の配合が有効であるが、ハイドロトロープ剤の配合により泡の持続性が低下しやすくなる。
本発明者らは検討により、2種のアミンオキシドを特定の割合で併用すること、及び、AES中に存在するASと2種のアミンオキシドとを特定の割合で混合することによって前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の台所用液体洗浄剤は、下記一般式(1)で表される陰イオン界面活性剤(a)と、アルカノイルアミドアルキルアミンオキシド(b1)と、アルキルアミンオキシド(b2)とを含有し、前記(a)成分は、下記一般式(1)におけるm=0の化合物(a0)を該(a)成分全体に対して35〜55質量%含有し、(b1)成分/(b2)成分で表される質量比が2〜10であり、(a0)成分/[(b1)成分+(b2)成分]で表される質量比が0.2〜1.5であり、かつ、水で150倍に希釈した際の25℃におけるpHが6〜8であることを特徴とする。
Figure 2013231125
[式中、Rは炭素数10〜16の直鎖状の炭化水素基を表す。mは(CHCHO)の繰り返し数を表し、mの平均値が0.5〜1.5である。Mは対イオンである。]
本発明によれば、油汚れに対する洗浄力が高く、泡の持続性に優れ、かつ、洗浄時のヌルツキが抑制され、野菜や果物も洗える台所用液体洗浄剤を提供することができる。
本発明に係る液体洗浄剤は、水で150倍に希釈した際の25℃におけるpHが6〜8であること(食品衛生法の規定)により、食器類、調理用具等に加えて、野菜や果物も洗うことができる、いわゆる台所用液体洗浄剤である。
ここで、該液体洗浄剤の希釈液のpHは次の手順に従って測定される。すなわち、新たに煮沸したイオン交換水を用いて、試料(液体洗浄剤)を質量基準で150倍に希釈することにより希釈溶液(液体洗浄剤濃度0.67質量%の水溶液)を調製する。その後、該希釈溶液を25℃に調整し、そのpHを測定する。
該希釈溶液(25℃に調温)のpHは、pHメータ(製品名:ホリバF−22、(株)堀場製作所製)を用い、JIS K3362−1998に準拠した方法により測定される値を示す。
本発明の台所用液体洗浄剤の原液のpHは、水で150倍に希釈した際の25℃におけるpHが6〜8となるように調整され、好ましくは6〜7であり、より好ましくは6.2〜6.8である。
原液の25℃におけるpHが好ましい下限値未満であると、洗浄時のヌルツキ抑制の効果が得られにくくなる。また、特に低温条件での保存安定性が悪くなるおそれがある。一方、pHが好ましい上限値を超えると、油汚れに対する洗浄力が低下するおそれがある。
台所用液体洗浄剤の原液(25℃に調温)のpHの測定方法は、前述した該希釈溶液(25℃に調温)のpHの測定方法と同様である。
本発明の台所用液体洗浄剤は、一般式(1)で表される陰イオン界面活性剤(a)と、アルカノイルアミドアルキルアミンオキシド(b1)と、アルキルアミンオキシド(b2)とを含有する。以下、これらの成分をそれぞれ(a)成分、(b1)成分、(b2)成分ともいう。
<一般式(1)で表される陰イオン界面活性剤(a)>
本発明の台所用液体洗浄剤においては、下記一般式(1)で表される陰イオン界面活性剤(a)が用いられる。
Figure 2013231125
[式中、Rは炭素数10〜16の直鎖状の炭化水素基を表す。mは(CHCHO)の繰り返し数を表し、mの平均値が0.5〜1.5である。Mは対イオンである。]
前記式(1)中、Rは炭素数10〜16の直鎖状の炭化水素基を表す。
の炭素数は10〜16であり、好ましくは炭素数10〜14であり、より好ましくは炭素数12〜14である。Rにおける炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基が挙げられ、アルキル基が好ましい。
としては、油汚れに対する洗浄力及び環境面から、天然油脂原料由来の直鎖状のアルキル基であることが好ましい。好適な天然油脂原料としては、パーム核油、ヤシ油等が挙げられる。
前記式(1)中、mは(CHCHO)の繰り返し数を表す。
mの平均値は0.5〜1.5の数である。mが0.5未満では、洗浄時のヌルツキ抑制の効果が得られにくい。また、低温条件(−5℃以下)での保存安定性が低下しやすくなる。mが1.5を超えると、油汚れに対する洗浄力が低下しやすくなる。
ここでの「mの平均値」は加重平均値を意味する。
(a)成分は、前記式(1)におけるm=0の化合物(a0)((a0)成分)を、該(a)成分全体に対して35〜55質量%含有するもの、すなわち、(a)成分中、前記式(1)におけるm=0の化合物(a0)((a0)成分)が35〜55質量%のものである。(a)成分は、(a0)成分を該(a)成分全体に対して、好ましくは40〜50質量%含有する。
(a)成分全体に対して(a0)成分が35質量%未満では、油汚れに対する洗浄力が低下しやすくなる。(a0)成分が55質量%を超えると、洗浄時のヌルツキ抑制の効果が得られにくい。また、低温条件での保存安定性が低下しやすくなる。
尚、(a)成分は、前記式(1)におけるmの平均値が0.5〜1.5となる分布を有する、(CHCHO)の繰り返し数が異なる分子の混合物である。
mの分布は、好ましくは0〜20であり、より好ましくは0〜16であり、特に好ましくは0〜12である。
mの平均値、(a0)成分量は、たとえばガスクロマトグラフ質量分析計を用いて測定することができる。
前記式(1)中、Mは対イオンである。
該対イオンとなるMとしては、R−O−(CHCHO)−SO とともに水溶性の塩を形成し得るものが挙げられ、具体的には、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミン等が挙げられる。
アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム等が挙げられる。アルカリ土類金属としては、カルシウム、マグネシウム等が挙げられる。アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。
Mが2価の陽イオンである場合、(R−O−(CHCHO)−SO とともに水溶性の塩を形成し得る。
(a)成分として具体的には、ポリオキシエチレン(0.5)直鎖アルキル(C12)硫酸ナトリウム塩、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12)硫酸ナトリウム塩、ポリオキシエチレン(1.5)直鎖アルキル(C12)硫酸ナトリウム塩、ポリオキシエチレン(0.5)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂原料由来)硫酸ナトリウム塩、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂原料由来)硫酸ナトリウム塩、ポリオキシエチレン(1.5)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂原料由来)硫酸ナトリウム塩、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂原料由来)硫酸トリエタノールアミン塩などであって、それぞれ(a0)成分を該(a)成分全体に対して35〜55質量%含有するものが挙げられる。
なかでも、本発明の効果が特に得られやすいことから、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂原料由来)硫酸ナトリウム塩が好ましい。
ここで、たとえば「ポリオキシエチレン(0.5)」とは、前記式(1)におけるmの平均値が0.5であることを意味する。
「直鎖アルキル(C12)」とは、前記式(1)におけるRが炭素数12の直鎖状のアルキル基であることを意味する。
「直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂原料由来)」とは、前記式(1)におけるRが炭素数12の直鎖状のアルキル基であるものと、炭素数14の直鎖状のアルキル基であるものとの混合物(混合比率:質量比で75/25)であること、天然油脂原料由来の直鎖状のアルキル基であることを意味する。
(a)成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
台所用液体洗浄剤中、(a)成分の含有量は、該台所用液体洗浄剤の総質量に対して3〜20質量%であることが好ましく、より好ましくは5〜16質量%である。
(a)成分の含有量が好ましい下限値未満であると、油汚れに対する洗浄力が低下しやすくなる。一方、好ましい上限値を超えると、洗浄時のヌルツキ抑制の効果が得られにくい。また、油汚れに対する洗浄力が低下しやすくなる。
台所用液体洗浄剤中、(a0)成分の含有量は、該台所用液体洗浄剤の総質量に対して0.5〜9質量%であることが好ましく、より好ましくは2〜6質量%である。
(a0)成分の含有量が好ましい下限値未満であると、油汚れに対する洗浄力が低下しやすくなる。一方、好ましい上限値を超えると、洗浄時のヌルツキ抑制の効果が得られにくい。加えて、低温条件での保存安定性が低下するおそれがある。
<アルカノイルアミドアルキルアミンオキシド(b1)>
アルカノイルアミドアルキルアミンオキシド(b1)としては、下記一般式(2)で表される化合物が好適なものとして挙げられる。
Figure 2013231125
[式中、Rは炭素数8〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を表す。R及びRはそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を表す。Rは炭素数1〜4のアルキレン基を表す。]
前記式(2)中、Rは、炭素数8〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、又は炭素数8〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルケニル基を表し、炭素数8〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基が好ましく、炭素数8〜18の直鎖状のアルキル基がより好ましい。
のアルキル基、アルケニル基において、炭素数は8〜18であり、油汚れに対する洗浄力がより向上することから、10〜14であることが好ましい。
前記式(2)中、R及びRは、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基、又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表し、炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、メチル基がより好ましく、R及びRはいずれもメチル基であることがさらに好ましい。
前記式(2)中、Rは、炭素数1〜4のアルキレン基を表し、炭素数3のアルキレン基が好ましい。
(b1)成分として具体的には、デカン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、パルミチン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド等が挙げられる。
なかでも、低温安定性及び泡の持続性が特に向上することから、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシドがより好ましい。
(b1)成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
台所用液体洗浄剤中、(b1)成分の含有量は、該台所用液体洗浄剤の総質量に対して1.5〜10質量%であることが好ましく、より好ましくは2〜5質量%である。
(b1)成分の含有量が好ましい下限値以上であると、低温条件での保存安定性がより向上する。また、泡の持続性もより向上する。一方、好ましい上限値以下であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。
<アルキルアミンオキシド(b2)>
アルキルアミンオキシド(b2)としては、下記一般式(3)で表される化合物が好適なものとして挙げられる。
Figure 2013231125
[式中、Rは炭素数8〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を表す。R及びRはそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を表す。]
前記式(3)中、Rは、炭素数8〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、又は炭素数8〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルケニル基を表し、炭素数8〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基が好ましく、炭素数8〜18の直鎖状のアルキル基がより好ましい。
のアルキル基、アルケニル基において、炭素数は8〜18であり、油汚れに対する洗浄力がより向上することから、10〜14であることが好ましい。
前記式(3)中、R及びRは、それぞれ独立して、炭素数1〜3のアルキル基、又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表し、炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、メチル基がより好ましく、R及びRはいずれもメチル基であることがさらに好ましい。
(b2)成分として具体的には、ラウリルジメチルアミンオキシド、ヤシアルキルジメチルアミンオキシド、ラウリルジエチルアミンオキシド等が挙げられる。
なかでも、油汚れに対する洗浄力が特に良好であることから、ラウリルジメチルアミンオキシドがより好ましい。
(b2)成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
台所用液体洗浄剤中、(b2)成分の含有量は、該台所用液体洗浄剤の総質量に対して0.3〜2質量%であることが好ましく、より好ましくは0.5〜1質量%である。
(b2)成分の含有量が好ましい下限値以上であると、油汚れに対する洗浄力がより高まる。一方、好ましい上限値以下であれば、低温条件での保存安定性がより向上する。
また、台所用液体洗浄剤中、(b1)成分と(b2)成分との合計の含有量は、該台所用液体洗浄剤の総質量に対して2〜12質量%であることが好ましく、より好ましくは4.5〜10質量%である。
(b1)成分と(b2)成分との合計の含有量が好ましい下限値未満であると、油汚れに対する洗浄力が低下しやすくなる。また、洗浄時のヌルツキ抑制の効果が得られにくい。一方、好ましい上限値を超えると、油汚れに対する洗浄力が低下しやすくなる。
本発明において「(b1)成分/(b2)成分で表される質量比」とは、台所用液体洗浄剤中の(b2)成分の含有量に対する、(b1)成分の含有量の割合(質量比)を表す。
(b1)成分と(b2)成分との混合比率は、(b1)成分/(b2)成分で表される質量比が2〜10であり、4〜9であることが好ましい。
当該質量比が2以上であると、低温条件での保存安定性がより向上する。また、泡の持続性もより向上する。一方、当該質量比が10以下であると、油汚れに対する洗浄力がより高まる。また、泡の持続性がより向上する。
本発明において「(a0)成分/[(b1)成分+(b2)成分]で表される質量比」とは、台所用液体洗浄剤中の(b1)成分と(b2)成分との合計の含有量の含有量に対する、(a0)成分の含有量の割合(質量比)を表す。
(a)成分と(b1)成分と(b2)成分とは、(a0)成分/[(b1)成分+(b2)成分]で表される質量比が0.2〜1.5となるように、好ましくは0.3〜0.9となるように混合される。
当該質量比が0.2以上であると、油汚れに対する洗浄力がより高まる。また、泡の持続性がより向上する。一方、当該質量比が1.5以下であれば、洗浄時のヌルツキ抑制の効果が得られやすくなる。また、油汚れに対する洗浄力がより高まる。さらに、泡の持続性がより向上する。
当該質量比が0.2〜1.5であることにより、油汚れに対する洗浄力に優れる。加えて、洗浄時のヌルツキが抑制され、特にゴム手袋を使用して食器等を洗浄した際のヌルツキが充分に抑制される。
<溶媒:水>
本発明の台所用液体洗浄剤は、液体洗浄剤の調製しやすさ、使用する際の水への溶解性等の観点から、溶媒として水を含有することが好ましい。
台所用液体洗浄剤中の水の含有量は、該台所用液体洗浄剤の総質量に対して40〜90質量%が好ましく、45〜85質量%がより好ましく、50〜80質量%がさらに好ましい。
水の含有量が好ましい下限値以上であると、経時に伴う液体洗浄剤の液安定性がより良好となり、好ましい上限値以下であれば、液粘度が適度に低くなり、使用性の観点から良好となる。
<その他の成分>
本発明の台所用液体洗浄剤には、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、上述した成分以外のその他の成分を任意に配合してもよい。
その他の成分としては、特に限定されず、台所用、硬表面用又は衣料用等の洗浄剤に用いられている成分を配合することができ、ハイドロトロープ剤;水酸化ナトリウム、硫酸、グリコール酸等のpH調整剤;(a)成分、(b1)成分及び(b2)成分以外の界面活性剤、キレート剤、酸化防止剤、着色剤、香料などが挙げられる。
(ハイドロトロープ剤)
本発明の台所用液体洗浄剤は、ハイドロトロープ剤(以下「(c)成分」という)をさらに含有することが好ましい。(c)成分をさらに含有することにより、特に低温条件での保存安定性が向上する。
(c)成分としては、水混和性有機溶媒;トルエンスルホン酸、トルエンスルホン酸塩、クメンスルホン酸、クメンスルホン酸塩、安息香酸、安息香酸塩などが好適なものとして挙げられる。
「水混和性有機溶媒」とは、25℃のイオン交換水1Lに50g以上溶解する有機溶媒をいう。水混和性有機溶媒は、該台所用液体洗浄剤の溶媒としても用いることができる。
水混和性有機溶媒としては、水と混合した際に均一な溶液となるものであればよく、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール等の一価アルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール等が挙げられる。
なかでも、(c)成分としては、トルエンスルホン酸、トルエンスルホン酸塩、クメンスルホン酸、クメンスルホン酸塩、安息香酸、安息香酸塩及びエタノールからなる群より選択される1種以上が好ましく、トルエンスルホン酸、トルエンスルホン酸塩、クメンスルホン酸、クメンスルホン酸塩及びエタノールからなる群より選択される1種以上がより好ましく、トルエンスルホン酸及び/又はトルエンスルホン酸塩とエタノールとの組合せ、クメンスルホン酸及び/又はクメンスルホン酸塩とエタノールとの組合せが特に好ましい。
(c)成分は、1種単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
台所用液体洗浄剤中、(c)成分の含有量は、該台所用液体洗浄剤の総質量に対して5〜12質量%であることが好ましく、より好ましくは7〜11質量%である。
(c)成分の含有量が好ましい下限値以上であると、低温条件での保存安定性が向上する。一方、好ましい上限値以下であると、油汚れに対する洗浄力がより高まる。
以上説明したように、本発明の台所用液体洗浄剤は、一般式(1)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(a)と、アルカノイルアミドアルキルアミンオキシド(b1)と、アルキルアミンオキシド(b2)とを含有する。加えて、エチレンオキシド(EO)の付加していないアルキル硫酸塩(a0)を(a)成分全体に対して35〜55質量%含有することにより、主として油汚れに対する洗浄力に優れる。また、(a)成分と(b1)成分と(b2)成分とを特定の混合比率((a0)成分/[(b1)成分+(b2)成分]で表される質量比0.2〜1.5)で含有することにより、主として洗浄時のヌルツキが抑制され、特にゴム手袋を使用して食器等を洗浄した際のヌルツキが充分に抑制される。さらに、(b1)成分と(b2)成分とを特定の混合比率((b1)成分/(b2)成分で表される質量比2〜10)で含有することにより、主として泡の持続性に優れる。
加えて、本発明の台所用液体洗浄剤は、水で150倍に希釈した際の25℃におけるpHが6〜8であることにより、野菜や果物も洗うことができる、食器・野菜用としても好適な中性洗剤である。
さらに、本発明において、天然アルコールを原料としたポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩を活用することにより、二酸化炭素の排出削減に貢献し得る。
また、天然アルコールを原料としてポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩を製造する際、従来のように、最初にプロピレンオキシド(PO)を天然アルコールに少量付加させる操作を行う必要がないため、工業的に簡便で、かつ、コスト低減が図れる。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
<液体洗浄剤の調製>
表に示す配合組成に従って、以下に示す製造方法(未配合の成分がある場合、その成分は配合しない。)により、各例の液体洗浄剤をそれぞれ調製した。
表中の配合量の単位は「質量%」であり、いずれの成分も純分換算量を示す。
なお、各例の液体洗浄剤は、表に記載の各成分の合計が100質量%となるように水でバランスして調製した。
[液体洗浄剤の製造方法]
まず、200mLビーカーに、(a)成分又は(a’)成分と、(b1)成分と、(b2)成分と、(c)成分とを入れ、マグネチックスターラにより撹拌した。次いで、全体量(全体量を100質量部とする。)が93質量部になるように水を入れて撹拌した。その後、グリコール酸と40質量%水酸化ナトリウム溶液とを加えてpHを調整し、全体量が100質量部になるように残りの水を加えてバランスし、各例の液体洗浄剤をそれぞれ製造した。
なお、水の配合量を示す「バランス」は、液体洗浄剤に含まれる全配合成分の合計の配合量(質量%)が100質量%となるように加えられた残部を意味する。
pH調整剤の配合量を示す「適量」は、pH調整剤として用いたグリコール酸と水酸化Naとの合計の配合量を示す。pH調整は、グリコール酸(液体洗浄剤の総質量に対して1.0質量%)を配合した後、液体洗浄剤(原液)の25℃におけるpHが表に示すpH値となるように水酸化Naを配合した。
液体洗浄剤(原液)のpHは、25℃に調整した液体洗浄剤(原液)を、ガラス電極式pHメータ(製品名:ホリバF−22、(株)堀場製作所製)を用いて測定した。測定方法は、JIS K3362−1998に準拠して行った。
[液体洗浄剤の希釈溶液のpH測定]
各例の液体洗浄剤を水で150倍に希釈した際の25℃におけるpHを以下のようにして測定した。
イオン交換水を新たに煮沸し、この新たに煮沸したイオン交換水を用いて、試料(液体洗浄剤)を質量基準で150倍に希釈して希釈溶液(液体洗浄剤濃度0.67質量%の水溶液)を調製した。その後、該希釈溶液を25℃に調整し、そのpHを、前述した原液のpHの測定方法と同様にして測定した。
表中、「組成物中の(a0)成分の含有量(質量%)」は、液体洗浄剤に含まれている、一般式(1)におけるm=0の化合物((a0)成分)の量を意味する。
「(a)成分中の(a0)成分の含有量(質量%)」は、(a)成分全体に含まれている、一般式(1)におけるm=0の化合物((a0)成分)の割合(質量比)を意味する。
「質量比(a0)/[(b1)+(b2)]」は、液体洗浄剤中の(b1)成分と(b2)成分との合計の含有量に対する、(a0)成分の含有量の割合(質量比)を意味する。
「質量比(b1)/(b2)」は、液体洗浄剤中の(b2)成分の含有量に対する、(b1)成分の含有量の割合(質量比)を意味する。
以下に、表中に示した成分について説明する。
・(a)成分
a−1:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=1.0、M=ナトリウム;a−1全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合43質量%。
[a−1の調製例]
容量4Lのオートクレーブ中に、原料アルコールとしてP&G社製の商品名CO1270アルコール(炭素数12のアルコールと炭素数14のアルコールとの質量比75/25の混合物)400gと、反応用触媒として水酸化カリウム触媒0.8gとを仕込み、該オートクレーブ内を窒素で置換した後、攪拌しながら昇温した。続いて、温度を180℃、圧力を0.3MPa以下に維持しながらエチレンオキシド91gを導入し、反応させることによりアルコールエトキシレートを得た。
ガスクロマトグラフ質量分析計:Hewlett−Packard社製のGC−5890と、検出器:水素炎イオン化型検出器(FID)と、カラム:Ultra−1(HP社製、L25m×φ0.2mm×T0.11μm)とを用いて分析した結果、得られたアルコールエトキシレートは、エチレンオキシドの平均付加モル数が1.0であった。また、エチレンオキシドが付加していない化合物(最終的に(a0)成分となるもの)の量が、得られたアルコールエトキシレート全体に対して43質量%であった。
次に、上記で得たアルコールエトキシレート237gを、攪拌装置付の500mLフラスコに採り、窒素で置換した後、液体無水硫酸(サルファン)96gを、反応温度40℃に保ちながらゆっくりと滴下した。滴下終了後、1時間攪拌を続け(硫酸化反応)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸を得た。次いで、これを水酸化ナトリウム水溶液で中和することによりa−1を得た。
a−2:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=1.2、M=ナトリウム;a−2全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合42質量%。
[a−2の調製例]
エチレンオキシド109gを導入した以外はa−1と同様にしてアルコールエトキシレートを得た。得られたアルコールエトキシレートは、エチレンオキシドの平均付加モル数が1.2であった。また、エチレンオキシドが付加していない化合物(最終的に(a0)成分となるもの)の量が、得られたアルコールエトキシレート全体に対して42質量%であった。次に、液体無水硫酸(サルファン)93gを滴下した以外はa−1と同様にして硫酸化反応を行い、水酸化ナトリウム水溶液で中和することによりa−2を得た。
a−3:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(NRES)、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=0.6、M=ナトリウム;a−3全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合48質量%。
[a−3の調製例]
硝酸マグネシウム6水和物68.03gと、硝酸アルミニウム9水和物47.69gと、硝酸マンガン6水和物24.43gとを、脱イオン水450gに溶解して溶液aを調製した。これとは別に、炭酸ナトリウム13.47gを脱イオン水450gに溶解して溶液bを調製した。
溶液aと溶液bとを、予め脱イオン水1800gを仕込んだ触媒調製槽に、NaOH水溶液でpH=9、温度を45℃に保ちながら45分間で滴下した。1時間熟成した後、母液をろ別し、分離した沈殿を6リットルの脱イオン水で洗浄し、噴霧乾燥することにより複合金属水酸化物30gを得た。
この複合金属水酸化物を、窒素雰囲気下、800℃で焼成することにより、酸化マグネシウムを主成分とする複合金属酸化物触媒19gを得た。
次に、容量4Lのオートクレーブ中に、原料アルコールとしてP&G社製の商品名CO1270アルコール(炭素数12のアルコールと炭素数14のアルコールとの質量比75/25の混合物)400gと、エチレンオキシド55gと、反応用触媒として前記複合金属酸化物触媒0.3gとを仕込み、該オートクレーブ内を窒素で置換した後、攪拌しながら昇温した。続いて、温度を180℃、圧力を0.5MPa以下に維持しながらエチレンオキシド87gを導入し、反応させることによりアルコールエトキシレートを得た。
a−1と同様にして分析した結果、得られたアルコールエトキシレートは、エチレンオキシドの平均付加モル数が0.6であった。また、エチレンオキシドが付加していない化合物(最終的に(a0)成分となるもの)の量が、得られたアルコールエトキシレート全体に対して48質量%であった。
次に、上記で得たアルコールエトキシレート219gを、攪拌装置付の500mLフラスコに採り、窒素で置換した後、液体無水硫酸(サルファン)96gを、反応温度40℃に保ちながらゆっくりと滴下した。滴下終了後、1時間攪拌を続け(硫酸化反応)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸を得た。次いで、これを水酸化ナトリウム水溶液で中和することによりa−3を得た。
a−4:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=1.4、M=ナトリウム;a−4全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合40質量%。
[a−4の調製例]
エチレンオキシド128gを導入した以外はa−1と同様にしてアルコールエトキシレートを得た。得られたアルコールエトキシレートは、エチレンオキシドの平均付加モル数が1.4であった。また、エチレンオキシドが付加していない化合物(最終的に(a0)成分となるもの)の量が、得られたアルコールエトキシレート全体に対して40質量%であった。次に、液体無水硫酸(サルファン)89gを滴下した以外はa−1と同様にして硫酸化反応を行い、水酸化ナトリウム水溶液で中和することによりa−4を得た。
a−5:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(NRES)、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=1.0、M=ナトリウム;a−5全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合35質量%。
[a−5の調製例]
エチレンオキシド91gを導入した以外はa−3と同様にしてアルコールエトキシレートを得た。得られたアルコールエトキシレートは、エチレンオキシドの平均付加モル数が1.0であった。また、エチレンオキシドが付加していない化合物(最終的に(a0)成分となるもの)の量が、得られたアルコールエトキシレート全体に対して35質量%であった。次に、液体無水硫酸(サルファン)89gを滴下した以外はa−3と同様にして硫酸化反応を行い、水酸化ナトリウム水溶液で中和することによりポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(a−5)を得た。
a−6:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=1.1、M=ナトリウム;a−6全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合50質量%。
[a−6の調製例]
後述のa’−2とa’−3とを、質量比a’−2/a’−3=69/31で混ぜ合わせることによりa−6を得た。
a−7:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=1.0、M=ナトリウム;a−7全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合55質量%。
[a−7の調製例]
後述のa’−2とa’−3とを、質量比a’−2/a’−3=63/37で混ぜ合わせることによりa−7を得た。
・(a)成分の比較成分[以下「(a’)成分」と表す。]
a’−1:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=0.3、M=ナトリウム;a’−1全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合76質量%。
[a’−1の調製例]
エチレンオキシド27gを導入した以外はa−1と同様にしてアルコールエトキシレートを得た。得られたアルコールエトキシレートは、エチレンオキシドの平均付加モル数が0.3であった。また、エチレンオキシドが付加していない化合物(最終的に(a0)成分となるもの)の量が、得られたアルコールエトキシレート全体に対して76質量%であった。次に、液体無水硫酸(サルファン)110gを滴下した以外はa−1と同様にして硫酸化反応を行い、水酸化ナトリウム水溶液で中和することによりa’−1を得た。
a’−2:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=1.8、M=ナトリウム;a’−2全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合27質量%。
[a’−2の調製例]
エチレンオキシド164gを導入した以外はa−1と同様にしてアルコールエトキシレートを得た。得られたアルコールエトキシレートは、エチレンオキシドの平均付加モル数が1.8であった。また、エチレンオキシドが付加していない化合物(最終的に(a0)成分となるもの)の量が、得られたアルコールエトキシレート全体に対して27質量%であった。次に、液体無水硫酸(サルファン)84gを滴下した以外はa−1と同様にして硫酸化反応を行い、水酸化ナトリウム水溶液で中和することによりa’−2を得た。
a’−3:アルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、m=0、M=ナトリウム;a’−3全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合100質量%。
[a’−3の調製例]
原料アルコールとしてP&G社製の商品名CO1270アルコール(炭素数12のアルコールと炭素数14のアルコールとの質量比75/25の混合物)237gを、攪拌装置付の500mLフラスコに採り、窒素で置換した後、液体無水硫酸(サルファン)118gを、反応温度40℃に保ちながらゆっくりと滴下した。滴下終了後、1時間攪拌を続け(硫酸化反応)、アルキルエーテル硫酸を得た。次いで、これを水酸化ナトリウム水溶液で中和することによりa’−3(最終的に(a0)成分のみ)を得た。
a’−4:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=1.2、M=ナトリウム;a’−4全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合28質量%。
[a’−4の調製例]
エチレンオキシド109gを導入した以外はa−3と同様にしてアルコールエトキシレートを得た。得られたアルコールエトキシレートは、エチレンオキシドの平均付加モル数が1.2であった。また、エチレンオキシドが付加していない化合物(最終的に(a0)成分となるもの)の量が、得られたアルコールエトキシレート全体に対して28質量%であった。次に、液体無水硫酸(サルファン)93gを滴下した以外はa−3と同様にして硫酸化反応を行い、水酸化ナトリウム水溶液で中和することによりポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(a’−4)を得た。
a’−5:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、一般式(1)におけるR=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、mの平均値=0.8、M=ナトリウム;a’−5全体に対するm=0の化合物((a0)成分)の割合60質量%。
[a’−5の調製例]
前記のa’−2とa’−3とを、質量比a’−2/a’−3=54/46で混ぜ合わせることによりa’−5を得た。
・(b1)成分
b1−1:APAX、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド(ライオン・アクゾ株式会社製、商品名「アロモックスAPA−12W」)。
・(b2)成分
b2−1:AX、C12アルキルジメチルアミンオキシド(ライオン・アクゾ株式会社製、商品名「アロモックスDM12D−W」)。
・(c)成分
c−1:エタノール(純正化学株式会社製、試薬特級)。
c−2:p−トルエンスルホン酸(協和発酵ケミカル株式会社製)。
pH調整剤としてグリコール酸と水酸化Naとを用いた。
グリコール酸:デュポン社製、商品名「グリピュア70」。
水酸化Na:水酸化ナトリウム、日本曹達株式会社製。
水:水道水。
<液体洗浄剤の評価>
各例の液体洗浄剤について、以下に示す評価方法によって各評価を行い、その結果を表に併記した。
[油汚れに対する洗浄力の評価]
牛脂1gを、縦10cm×横15cm×高さ5cmのタッパ容器内面の全面に均一になるように塗布して汚垢モデルとした。
次いで、縦11.5cm×横7.5cm×高さ3cmの食器洗い用スポンジ(住友スリーエム(株)製、商品名:スコッチブライト)に、25℃水道水38gと液体洗浄剤2gとを採り、数回手で揉んだ後、上記汚垢モデルを家庭で通常行われる方法と同様にして洗浄した。
次いで、25℃の水道水でよくすすいだ後、タッパ容器内面の牛脂が塗布されていた部位を手で触ったときの触感について評価した。
かかる評価は下記の評価基準に従って行い、油汚れに対する洗浄力の評価とした。
(評価基準)
◎:タッパ容器のいずれの部位を触っても、油による皮膜がなく、油の残留によるぬるつきが全く感じられなかった。
○:タッパ容器内側の底面及び側面を触ると、油による皮膜がなく、油の残留によるぬるつきは感じられないが、タッパ容器内側の角の部位に僅かにぬるつきが残っていた。
△:タッパ容器内側の底面を触ると、油による皮膜がなく、油の残留によるぬるつきは感じられないが、タッパ容器内側の側面や角の部位にぬるつきが残っていた。
×:タッパ容器全体にぬるつきが感じられ、明らかに油が残留していることがわかった。
[ゴム手袋使用時のヌルツキ性の評価]
モデル油汚垢としてオリーブ油1gと水5gとの混合物を用い、該モデル油汚垢6gを一面に塗布した皿(直径21cm)をモデル油汚垢皿とし、このモデル油汚垢皿を3枚用意した。
そして、縦11.5cm×横7.5cm×高さ3cmの食器洗い用スポンジ(住友スリーエム(株)製、商品名:スコッチブライト)に、25℃水道水38gと液体洗浄剤2gとをそれぞれ採り、ゴム手袋(ショーワグローブ(株)製、商品名:ショウワの手袋)をはめた状態で3回揉んだ後、該食器洗い用スポンジをモデル油汚垢皿と接触させ、モデル油汚垢と食器洗い用スポンジとを馴染ませた。その後、食器洗い用スポンジをモデル油汚垢皿に押さえつけた状態で円を2周描くように動かして擦り洗いを行った。
そして、食器洗い用スポンジには水道水と液体洗浄剤を新たに注ぎ足すことなく、連続してモデル油汚垢皿を擦り洗い続け、3枚目のモデル油汚垢皿の擦り洗い時に感じられるヌルツキを、下記の評価基準に従って評価した。○以上の評価(○、◎、◎◎)であったものを、ヌルツキのなさが良好であると判定した。
(評価基準)
◎◎:ヌルツキが全く感じられない。
◎:ヌルツキがほとんど感じられない。
○:ヌルツキが少し感じられるが、かなり軽減されている。
△:ヌルツキが強く感じられる。
×:かなり強くヌルツキが感じられる。
[泡の持続性の評価]
縦11.5cm×横7.5cm×高さ3cmの食器洗い用スポンジ(住友スリーエム(株)製、商品名:スコッチブライト)に、25℃水道水38gと液体洗浄剤2gとをそれぞれ採り、3回手で揉んだ。その後、当該スポンジで、オリーブ油1g及び水5gを載せた陶器皿(φ=23cm)を、スポンジを陶器皿に押さえつけながら、その陶器皿表面に円を2周描くように動かして擦り洗いを連続して行った。そして、泡を確認できなくなった時点を終点とし、当該終点までに洗い終えた陶器皿の枚数を求め、下記評価基準(○以上が合格範囲)に従って泡の持続性を評価した。
(評価基準)
◎:陶器皿の枚数が24枚以上。
○:陶器皿の枚数が22〜23枚。
△:陶器皿の枚数が20〜21枚。
×:陶器皿の枚数が19枚以下。
[低温安定性の評価]
液体洗浄剤100mLを、直径50mm、高さ100mmの円筒ガラス瓶に充填し、フタを閉めて密封した。この状態で、−5℃(低温条件)の恒温槽内で1ヶ月間保存した後の液体洗浄剤の外観を、目視により観察し、下記評価基準に従って、液体洗浄剤の低温安定性について評価した。
(評価基準)
◎:1ヶ月間保存後、均一透明であった。
○:1ヶ月間保存後、析出物がわずかに認められるものの、その析出している量が、円筒ガラス瓶の容積全体の1容積%未満であった。
△:1ヶ月間保存後、析出物が認められ、その析出している量が、円筒ガラス瓶の容積全体の1容積%以上、10容積%未満であった。
×:1ヶ月間保存後、析出物が認められ、その析出している量が、円筒ガラス瓶の容積全体の10容積%以上であった。
なお、本発明を適用した実施例の液体洗浄剤は、いずれも室温条件(25℃)下で1ヶ月間保存後の外観は均一透明であった。
Figure 2013231125
Figure 2013231125
Figure 2013231125
表1〜3に示す結果から、本発明を適用した実施例1〜22の液体洗浄剤はいずれも、油汚れに対する洗浄力が高く、泡の持続性に優れ、かつ、洗浄時のヌルツキが抑制されていることが分かる。
また、実施例1〜22の液体洗浄剤はいずれも、水で150倍に希釈した際の25℃におけるpHが6〜8であることから、食品衛生法で規定される、野菜や果物も洗うことができる中性洗剤である。

Claims (1)

  1. 下記一般式(1)
    Figure 2013231125
    [式中、Rは炭素数10〜16の直鎖状の炭化水素基を表す。mは(CHCHO)の繰り返し数を表し、mの平均値が0.5〜1.5である。Mは対イオンである。]
    で表される陰イオン界面活性剤(a)と、
    アルカノイルアミドアルキルアミンオキシド(b1)と、
    アルキルアミンオキシド(b2)とを含有し、
    前記(a)成分は、前記一般式(1)におけるm=0の化合物(a0)を該(a)成分全体に対して35〜55質量%含有し、
    (b1)成分/(b2)成分で表される質量比が2〜10であり、
    (a0)成分/[(b1)成分+(b2)成分]で表される質量比が0.2〜1.5であり、かつ、
    水で150倍に希釈した際の25℃におけるpHが6〜8である台所用液体洗浄剤。
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