JP2013230560A - サーマルプリンターおよびそのラベル連続体装填方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印字部5の上流側および下流側にラベルセンサーを設け、ラベル片18間のギャップ間隔Gを操作部において設定することに着目し、印字部5はラベル連続体14を正逆移送可能で、操作部はラベル片18の間におけるギャップ20のギャップ間隔Gを入力可能で、印字開始位置5Aにセットしたラベル連続体14は、印字開始位置5Aからギャップ間隔Gの半分の長さをラベル連続体14の移送方向下流側に台紙17を突出させてラベル連続体14をセット可能としていることを特徴とする。
【選択図】図4
Description
すなわち、ラベル連続体にあらかじめ形成した位置検出用マーク、あるいは互いに隣り合うラベル片間のギャップなどをラベル検出部が検出することにより、ラベル連続体の上記相対的位置を検出する。
換言すれば、ラベル連続体の移送方向上流側から印字部にラベル連続体を挿入しただけでは、印字部に対するラベル連続体の相対的位置を検出することができず、ラベル連続体の印字開始位置(いわゆる、頭出し位置)にセットすることができないという問題がある。
したがって、上記ギャップ間隔が異なるラベル連続体を装填したときには、ラベル連続体の先頭部を印字部における印字開始位置(あるいは切断部における切断位置)に装填したという前提で、先頭の一枚目のラベル片から印字しようとすると、上記ギャップ間隔のずれがあるために、一枚目のラベル片への印字位置と、二枚目のラベル片への印字位置とが互いにずれるおそれがあって、それぞれの印字開始位置および切断位置が合うように、印字開始位置および切断位置の位置決めを適正に行う必要がある。
図1は、サーマルプリンター1の概略側面図であって、サーマルプリンター1は、プリンター本体2と、ラベル検出部3と、ラベル案内部4と、印字部5と、操作部6と、表示部7と、制御部8と、を有する。
すなわち、ラベル連続体14を移送路11に送り込む導入口12と、移送路11からプリンター本体2の外部にラベル連続体14を排出する排出口13と、の間においてラベル連続体14の検出および印字を行う。
たとえば、ラベル連続体14がファンホールドタイプの印字用紙である場合に、ラベル供給部15として、プリンター本体2の導入口12側に供給箱16を設け、供給箱16から導入口12および移送路11に向かってラベル連続体14を供給可能とする。
台紙17の裏面側には、位置検出用マーク19をあらかじめ印刷してあるとともに、互いに隣り合うラベル片18の間にギャップ20を設け、ギャップ20の中央に位置して台紙切断用のミシン目21を形成している。
なお、ギャップ20は、位置検出用としてこれを利用することができるもので、ギャップ20におけるギャップ間隔をGとすると、ミシン目21は、互いに隣り合うラベル片18におけるそれぞれの端部から間隔G/2の部位に位置している。
ラベル基材22として、加熱によっても感熱発色しない一般的な基材を用いる場合には、熱転写インキリボン(図示せず)などを用いた印字部5とすることができる。
すなわち、ラベル案内部4の上流側において、位置検出用マーク19あるいはギャップ20のいずれの被検出部を有するラベル連続体14が移送されてきても、第1の上流側センサー24あるいは第2の上流側センサー25のいずれかによりラベル連続体14の位置を検出可能である。
下流側センサー26は、印字部5の下流側に位置しており、ラベル連続体14の先端部14Aを検出可能である。
これらの第1の上流側センサー24、第2の上流側センサー25および第2のラベルセンサー26は、反射型あるいは透過型の光学センサーのいずれかを採用することができるが、たとえば、第1の上流側センサー24は反射型センサーであり、第2の上流側センサー25は透過型センサーであり、下流側センサー26は反射型センサーである。
ラベル案内部4は、ラベル連続体14の幅方向に上側案内片4Aおよび下側案内片4Bの左右一対を有し、ラベル連続体14の幅方向左右のいずれかの上側案内片4Aおよび下側案内片4Bに第1の上流側センサー24および第2の上流側センサー25を取り付け固定している。
なお、下流側センサー26は、プリンター本体2の筐体部9において、ラベル連続体14の幅方向中央部に位置してこれを設けてある。
サーマルヘッド27は、これを蓋部10に取り付け、プラテンローラー28は、これを筐体部9に取り付けており、蓋部10を筐体部9から開放することによりラベル連続体14をサーマルヘッド27とプラテンローラー28との間にセット可能とし、蓋部10を筐体部9に閉鎖することによりラベル連続体14を移送路11上を移送して印字可能としている。
具体的には、ラベル案内部4に挿通されてくるラベル連続体14を第1の上流側センサー24あるいは第2の上流側センサー25のいずれか一方が検出した際に、プラテンローラー28の回転駆動を開始し、下流側センサー26がラベル連続体14の先端部14Aを検出した際に、ラベル連続体14を印字部5の印字開始位置(プラテンローラー28の部位すなわち、少なくとも先端部14Aがサーマルヘッド27とプラテンローラー28との間で挟持されて移送および印字が開始可能な位置)まで逆移送する。
かくして、ラベル連続体14をラベル案内部4に通し、ラベル検出部3において検出するだけで、印字部5の印字開始位置に自動的にセットすることができ、装填作業を容易かつ迅速に実行可能であるとともに、以下に説明するように、とくに先頭に位置するラベル片18にも印字が可能であって、これを無駄にすることがない。
なお、互いに隣り合うラベル片18の間におけるギャップ20における前記ギャップ間隔Gをこの操作部6において入力して制御部8に設定可能である。
たとえば、上記ギャップ間隔Gの入力をパソコン30を操作部として、上記ギャップ間隔Gなどを入力することもできる。
切断部31としては、当該サーマルプリンター1の使用者が手動により前記台紙切断用のミシン目21の部分でラベル連続体14を単葉のラベル片18に分離する台紙ちぎり用刃32を設ける構成、あるいは固定刃33および可動刃34を設けて可動刃34を所定ピッチで(所定の切断タイミングで)制御部8により駆動することにより台紙17を切断可能とする構成、などを採用可能である。
台紙ちぎり用刃32は、プリンター本体2の筐体部9あるいは蓋部10のいずれか一方の内壁面あるいは外壁面に設けることが一般的であり、固定刃33および可動刃34についても、必要に応じてプリンター本体2の外方部あるいは内方部のいずれに設けてもよい。
図4は、サーマルプリンター1へのラベル連続体14の装填動作を示す説明図で、図4(1)は、ラベル検出部3の第1の上流側センサー24あるいは第2の上流側センサー25がラベル連続体14の先端部14Aを検出した状態の平面図、図4(2)は、ラベル連続体14が印字部5のプラテンローラー28部分まで差し込まれた状態の平面図、図4(3)は、ラベル検出部3の下流側センサー26がラベル連続体14の先端部14Aを検出した状態の平面図、図4(4)は、ラベル連続体14を逆移送して、ラベル連続体14(ラベル片18)を印字部5の印字開始位置5Aにセットした状態の平面図、図4(5)は、ラベル連続体14を切断部31の切断位置31Aにセットした状態の平面図、図4(6)は、先頭のラベル片18に印字が行われた状態の平面図、図4(7)は、この印字が行われたラベル連続体14のラベル片18が切断部31の部位に至った状態を示す平面図である。
なお、とくに図4(1)においては、ラベル検出部3の第2の上流側センサー25がラベル連続体14の先端部14Aを検出した場合を例にとって描いてある。
ラベル連続体14のサーマルプリンター1への装填にあたって、プリンター本体2の蓋部10を筐体部9を開放し、移送路11の上部を開放した状態で、ラベル連続体14をラベル案内部4の上側案内片4Aと下側案内片4Bとの間の案内通路4Cに挿通して、プラテンローラー28の部分まで、すなわち、少なくとも、ラベル検出部3の第1の上流側センサー24および第2の上流側センサー25と印字部5のプラテンローラー28における印字開始位置5A(図4(4))との間の間隔D1をこえる距離分だけ、ラベル連続体14の先端部14Aを差し込む。もちろん、蓋部10を閉鎖状態のままで、導入口12からラベル案内部4における案内通路4Cにラベル連続体14の先端部14Aを挿通してもよい。
なお、蓋部10を閉鎖状態でラベル連続体14を差し込んだときも同様である。
この逆移送の距離は、印字部5の印字開始位置5Aと下流側センサー26との間の間隔D2からギャップ間隔Gの半分(G/2)を差し引いた分だけの距離(D2−G/2)とする。
すなわち、印字開始位置5Aにおいて、とくに図4(4)に示すように、印字開始位置5Aからギャップ間隔Gの半分の長さ(G/2)をラベル連続体14の移送方向下流側に台紙17を突出させてラベル連続体14をセット可能としているもので、印字開始位置5Aにおいては、印字開始位置5Aからギャップ間隔Gの半分の長さ(G/2)をラベル連続体14の移送方向下流側に台紙17を突出させた状態で先頭のラベル片18が位置するようにラベル連続体14をセット可能としている。
ラベル検出部3と印字部5との間の上記間隔D1、さらに印字部5と下流側センサー26との間の上記間隔D2は、あらかじめ機械的に設定されているため、プラテンローラー28が回転を開始してから、所定の設定距離ないしは、この設定距離に対応するプラテンローラー28の回転数あるいはステッピングモーター29のステップ数以上だけラベル連続体14が移送されていると判断された場合には、ステップS7において移送エラーと判断し、その警告音を発するか、あるいは警報表示を表示部7などに表示する。
この印字動作は、ラベル連続体14の最先頭のラベル片18に印字することが可能となって、装填されたラベル連続体14についてそのラベル片18の一枚も無駄にすることがない。
ついで、ステップS9において印字枚数が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS5に戻って上述の動作を繰り返す。
印字部5の印字開始位置5Aにセットされたラベル連続体14は、印字開始位置5Aからギャップ間隔Gの半分の長さ(G/2)をラベル連続体14の移送方向下流側に台紙17を突出させており、ラベル片18の領域に印字データを直ちに展開印字することができる。
また、異なる種類のラベル連続体14を装填しても、ギャップ間隔Gを操作部6において設定するので、ラベル連続体14における一枚目のラベル片18から印字を開始しても、二枚目以降のラベル片18における印字のずれを回避することができる。
図6は、ラベル連続体14を切断位置31Aに装填する手順を示すフローチャート図であって、ステップS11からステップS16までは、図5におけるステップS1からステップS4まで、およびステップS6およびステップS7と事実上同一である。
すなわち、ステップS11においてギャップ間隔Gを設定し、ステップS12において、第2の上流側センサー25がラベル連続体14(先端部14A)を検出したかを判断し、検出すれば、ステップS13においてプラテンローラー28を回転駆動してラベル連続体14を正移送し、ステップS14において下流側センサー26が先端部14Aを検出したかを判断する。
検出されなければ、図5におけるステップS6およびステップS7と同様に、ステップS15において異常移送かを判断し、ついでステップS16において移送エラーとする。
上記正移送としては、ラベル検出部3の下流側センサー26と切断部31の切断位置31Aとの間の間隔D3分だけを移送すればよく、この切断位置31Aにおけるセット位置において、切断位置31Aからギャップ間隔Gの半分の長さ分(G/2)だけラベル連続体14の移送方向上流側にラベル片18が位置していることになる。
この逆移送の距離としては、下流側センサー26と切断位置31Aとの間の間隔D3および下流側センサー26と印字部5との間の間隔D2の和から、ギャップ間隔Gの半分(G/2)を差し引いた分だけの距離(D3+D2−G/2)とする。
なお、ラベル片18の長さLとしては、操作部6においてあらかじめ入力しておくこともできるし、あるいは第1のラベルセンサー(第1の上流側センサー24、第2の上流側センサー25)をラベル片18が通過した時点で測定可能である。
この正移送の距離としては、下流側センサー26と切断位置31Aとの間の間隔D3および下流側センサー26と印字部5との間の間隔D2の和(D3+D2)である。
ついで、ステップS22においてラベル片18を切断して単葉とする。
とくに先頭に位置するラベル片18の部分(先端部14A)を切断位置31Aに一旦セットしてから印字部5に逆移送して印字するように制御することにより、ラベル連続体14の移送路11全体における正逆方向の移送状態を確認することができるとともに、先頭に位置するラベル片18から印字および切断操作が可能であって、これを無駄にすることがない。
さらに、切断部31の切断位置31Aにセットされたラベル連続体14は、切断位置31Aからギャップ間隔Gの半分の長さ分(G/2)だけラベル連続体14の移送方向上流側にラベル片18を位置させており、印字終了後にこの切断位置31Aに印字済みのラベル片18と後続の未印字のラベル片18との間におけるギャップ20の中央部を切断位置31Aに停止させることが容易となり、ギャップ20の中央部で台紙17を適正に切断することができる。
また、異なる種類のラベル連続体14を装填しても、ギャップ間隔Gを操作部6において設定するので、ラベル連続体14における一枚目のラベル片18から印字および切断を開始しても、二枚目以降のラベル片18における印字および切断のずれを回避することができる。
2 プリンター本体
3 ラベル検出部
4 ラベル案内部
4A ラベル案内部4の上側案内片
4B ラベル案内部4の下側案内片
4C ラベル案内部4の案内通路
5 印字部
5A 印字部5の印字開始位置(図4)
6 操作部
7 表示部
8 制御部
9 プリンター本体2の筐体部
10 プリンター本体2の蓋部
11 移送路
12 導入口
13 排出口
14 ラベル連続体
14A ラベル連続体14の先端部
15 ラベル供給部
16 供給箱
17 台紙
18 ラベル片18
19 位置検出用マーク
20 隣り合うラベル片18の間のギャップ
21 台紙切断用のミシン目
22 感熱発色可能なラベル基材
23 粘着剤層
24 第1の上流側センサー(第1のラベルセンサー)
25 第2の上流側センサー(第1のラベルセンサー)
26 下流側センサー(第2のラベルセンサー)
27 サーマルヘッド
28 プラテンローラー
29 ステッピングモーター
30 パソコン
31 切断部
31A 切断部31の切断位置(図4)
32 台紙ちぎり用刃
33 固定刃
34 可動刃
G 互いに隣り合うラベル片18の間にギャップ20におけるギャップ間隔(図2)
D1 ラベル検出部3の第1の上流側センサー24および第2の上流側センサー25と印字部5のプラテンローラー28における印字開始位置5Aとの間の間隔(図4)
D2 印字部5の印字開始位置5Aと下流側センサー26との間の間隔
D3 ラベル検出部3の下流側センサー26と切断部31の切断位置31Aとの間の間隔
L ラベル片18の長さ
Claims (10)
- 帯状の台紙に複数枚のラベル片を互いの間にギャップをあけて仮着したラベル連続体の移送路を形成したプリンター本体と、
この移送路に沿って前記ラベル連続体を移送するとともに前記ラベル連続体の前記ラベル片に印字を行うためのサーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部と、
この印字部へのデータないしはコマンドを入力可能な操作部と、
前記ラベル連続体の位置を検出するラベル検出部と、を有するサーマルプリンターであって、
前記ラベル検出部は、
前記印字部の上流側に位置して前記ラベル連続体を検出可能な第1のラベルセンサーと、
前記印字部の下流側に位置して前記ラベル連続体を検出可能な第2のラベルセンサーと、を有し、
前記印字部は、
前記ラベル連続体を下流側に移送する正移送動作と、
前記ラベル連続体を上流側に移送する逆移送動作と、を行うことができ、
前記操作部は、
互いに隣り合う前記ラベル片の間における前記ギャップのギャップ間隔を入力して設定可能としており、
前記第1のラベルセンサーにより前記ラベル連続体を検出して前記ラベル連続体を正移送し、前記第2のラベルセンサーにより前記ラベル連続体を検出して前記ラベル連続体を前記印字部方向に逆移送することにより、前記ラベル連続体を前記印字部の印字開始位置にセット可能とし、
この印字開始位置においては、この印字開始位置から前記ギャップ間隔の半分の長さを前記ラベル連続体の移送方向下流側に前記台紙を突出させて前記ラベル連続体をセット可能としていることを特徴とするサーマルプリンター。 - 帯状の台紙に複数枚のラベル片を互いの間にギャップをあけて仮着したラベル連続体の移送路を形成したプリンター本体と、
この移送路に沿って前記ラベル連続体を移送するとともに前記ラベル連続体の前記ラベル片に印字を行うためのサーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部と、
この印字部へのデータないしはコマンドを入力可能な操作部と、
前記ラベル連続体の位置を検出するラベル検出部と、を有するサーマルプリンターであって、
前記ラベル検出部は、
前記印字部の上流側に位置して前記ラベル連続体を検出可能な第1のラベルセンサーと、
前記印字部の下流側に位置して前記ラベル連続体を検出可能な第2のラベルセンサーと、を有し、
前記ラベル連続体を所定ピッチで切断可能な切断部を、この第2のラベルセンサーの下流側に有するとともに、
前記印字部は、
前記ラベル連続体を下流側に移送する正移送動作と、
前記ラベル連続体を上流側に移送する逆移送動作と、を行うことができ、
前記操作部は、
互いに隣り合う前記ラベル片の間における前記ギャップのギャップ間隔を入力して設定可能としており、
前記第1のラベルセンサーにより前記ラベル連続体を検出して前記ラベル連続体を正移送し、前記第2のラベルセンサーにより前記ラベル連続体を検出してから前記ラベル連続体を前記切断部の方向にさらに正移送することにより、前記ラベル連続体を前記切断部の切断位置にセット可能とし、
この切断位置においては、この切断位置から前記ギャップ間隔の半分の長さ分だけ前記ラベル連続体の移送方向上流側に前記ラベル片を位置させて前記ラベル連続体をセット可能としていることを特徴とするサーマルプリンター。 - 前記第1のラベルセンサーが前記ラベル連続体を検出した際に、前記プラテンローラーの回転駆動を開始し、
前記第2のラベルセンサーが前記ラベル連続体の先端部を検出した際に、前記ラベル連続体を前記印字部の前記印字開始位置まで逆移送可能とすることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンター。 - 前記第1のラベルセンサーが前記ラベル連続体を検出した際に、前記プラテンローラーの回転駆動を開始し、
前記第2のラベルセンサーが前記ラベル連続体の先端部を検出してからさらに、前記ラベル連続体を前記切断部の前記切断位置まで正移送可能とすることを特徴とする請求項2記載のサーマルプリンター。 - 前記切断部は、当該サーマルプリンターの使用者が手動により前記ラベル連続体の前記ギャップにおける前記台紙を切り裂き可能な台紙ちぎり用刃を有することを特徴とする請求項2記載のサーマルプリンター。
- 前記切断部は、前記ラベル連続体の前記ギャップ部分における前記台紙を切断可能な固定刃および可動刃を有することを特徴とする請求項2記載のサーマルプリンター。
- 前記プリンター本体は、前記プラテンローラーを有する筐体部と、前記サーマルヘッドを有する蓋部と、を有するとともに、
この蓋部を前記筐体部から開放することにより前記ラベル連続体を前記移送路に挿通可能とし、
前記蓋部を前記筐体部に閉鎖することにより前記ラベル連続体を前記移送路上を移送して印字可能としていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のサーマルプリンター。 - 前記ラベル検出部から前記印字部に向かって前記移送路に沿って前記ラベル連続体を案内するラベル案内部を有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のサーマルプリンター。
- 帯状の台紙に複数枚のラベル片を互いの間にギャップをあけて仮着したラベル連続体の移送路を形成したプリンター本体と、
この移送路に沿って前記ラベル連続体を移送するとともに前記ラベル連続体の前記ラベル片に印字を行うためのサーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部と、
この印字部へのデータないしはコマンドを入力可能な操作部と、
前記ラベル連続体の位置を検出するラベル検出部と、を有するサーマルプリンターのラベル連続体装填方法であって、
前記ラベル検出部は、
前記印字部の上流側に位置して前記ラベル連続体を検出可能な第1のラベルセンサーと、
前記印字部の下流側に位置して前記ラベル連続体を検出可能な第2のラベルセンサーと、を有し、
前記印字部は、
前記ラベル連続体を下流側に移送する正移送動作と、
前記ラベル連続体を上流側に移送する逆移送動作と、を行うことができ、
前記操作部は、
互いに隣り合う前記ラベル片の間における前記ギャップのギャップ間隔を入力して設定可能としており、
前記第1のラベルセンサーにより前記ラベル連続体を検出して前記ラベル連続体を正移送し、前記第2のラベルセンサーにより前記ラベル連続体を検出して前記ラベル連続体を前記印字部方向に逆移送することにより、前記ラベル連続体を前記印字部の印字開始位置にセットし、
この印字開始位置において、この印字開始位置から前記ギャップ間隔の半分の長さを前記ラベル連続体の移送方向下流側に前記台紙を突出させて前記ラベル連続体をセットすることを特徴とするサーマルプリンターのラベル連続体装填方法。 - 帯状の台紙に複数枚のラベル片を互いの間にギャップをあけて仮着したラベル連続体の移送路を形成したプリンター本体と、
この移送路に沿って前記ラベル連続体を移送するとともに前記ラベル連続体の前記ラベル片に印字を行うためのサーマルヘッドおよびプラテンローラーを有する印字部と、
この印字部へのデータないしはコマンドを入力可能な操作部と、
前記ラベル連続体の位置を検出するラベル検出部と、を有するサーマルプリンターのラベル連続体装填方法であって、
前記ラベル検出部は、
前記印字部の上流側に位置して前記ラベル連続体を検出可能な第1のラベルセンサーと、
前記印字部の下流側に位置して前記ラベル連続体を検出可能な第2のラベルセンサーと、を有し、
前記ラベル連続体を所定ピッチで切断可能な切断部を、この第2のラベルセンサーの下流側に有するとともに、
前記印字部は、
前記ラベル連続体を下流側に移送する正移送動作と、
前記ラベル連続体を上流側に移送する逆移送動作と、を行うことができ、
前記操作部は、
互いに隣り合う前記ラベル片の間における前記ギャップのギャップ間隔を入力して設定可能としており、
前記第1のラベルセンサーにより前記ラベル連続体を検出して前記ラベル連続体を正移送し、前記第2のラベルセンサーにより前記ラベル連続体を検出してから前記ラベル連続体を前記切断部の方向にさらに正移送することにより、前記ラベル連続体を前記切断部の切断位置にセットし、
この切断位置において、この切断位置から前記ギャップ間隔の半分の長さ分だけ前記ラベル連続体の移送方向上流側に前記ラベル片を位置させて前記ラベル連続体をセットすることを特徴とするサーマルプリンターのラベル連続体装填方法。
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