JP2013230521A - クーラント供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加工機にクーラントを供給するクーラント供給装置1であって、クーラント原液を貯留する原液メインタンク3と、原液メインタンクから供給されるクーラント原液を貯留する原液計量タンク4と、水を貯留する水タンク5と、水タンクから供給される水と原液計量タンクから供給されるクーラント原液とを混合して希釈クーラントを生成する希釈部24と、希釈部で生成された希釈クーラントを貯留する中間調整タンク6と、を備える。
【選択図】図1
Description
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記希釈部は、水及びクーラント原液を混合するミキシング構造と、前記水タンク内の水を汲み上げる水供給用ポンプと、該水供給用ポンプで汲み上げられた水を一定圧にて前記ミキシング構造に供給するためのレギュレータと、を備えることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載において、一端側が前記水タンクに接続され他端側が水源に接続される水供給用配管と、該水供給用配管内の通路を開閉する水供給用電磁弁と、前記水タンク内の水の液面レベルを検出する水位センサと、該水位センサの検出結果に基づいて前記水供給用電磁弁を開閉制御する制御部と、を備えることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載において、前記希釈部に設けられ且つ前記水タンク内の水を汲み上げる水供給用ポンプと、前記中間調整タンク内の希釈クーラントの液面レベルを検出する加工油位センサと、該加工油位センサの検出結果に基づいて前記水供給用ポンプを駆動制御する制御部と、を備えることを要旨とする。
また、前記希釈部が、水及びクーラント原液を混合するミキシング構造と、前記水タンク内の水を汲み上げる水供給用ポンプと、該水供給用ポンプで汲み上げられた水を一定圧にて前記ミキシング構造に供給するためのレギュレータと、を備える場合は、水タンク内の水は、水供給用ポンプで汲み上げられてレギュレータを介してミキシング構造に一定圧にて供給される。その結果、希釈クーラントの濃度をより確実に安定化させることができる。
また、水供給用配管と、水供給用電磁弁と、水位センサと、制御部と、を備える場合は、水タンク内の水の液面レベルが予め決められた設定値未満となったときに、制御部により水供給用電磁弁が開放されて水源からの水が水供給用配管を介して水タンク内に供給される。これにより、水タンクでの水の液面レベルを適正に管理できる。
さらに、水供給用ポンプと、加工油位センサと、制御部と、を備える場合は、中間調整タンク内の希釈クーラントの液面レベルが予め決められた設定値未満となったときに、制御部により水供給用ポンプが駆動されて水タンク内の水及び原液計量タンク内の原液クーラントが希釈部に供給され希釈クーラントが生成されて中間調整タンク内に供給される。これにより、中間調整タンクでの希釈クーラントの液面レベルを適正に管理できる。
本実施形態1.に係るクーラント供給装置は、加工機にクーラントを供給するクーラント供給装置であって、クーラント原液を貯留する原液メインタンク(3)と、原液メインタンクから供給されるクーラント原液を貯留する原液計量タンク(4)と、水を貯留する水タンク(5)と、水タンクから供給される水と原液計量タンクから供給されるクーラント原液とを混合して希釈クーラントを生成する希釈部(24)と、希釈部で生成された希釈クーラントを貯留する中間調整タンク(6)と、を備えることを特徴とする(例えば、図1及び図2等参照)。なお、上記希釈クーラント(加工油)は、通常、加工機での加工に使用されて冷却、潤滑、防錆、切り屑付着防止等の多彩な機能を発揮する。
本実施例に係るクーラント供給装置1は、図1〜図3に示すように、筐体2の上部に配設される鉄製の原液メインタンク3を備えている。この原液メインタンク3内には、投入口(図示省略)から投入されるクーラント原液が貯留される。また、筐体2の下部には、ステンレス製の原液計量タンク4、水タンク5及び中間調整タンク6が原液メインタンク3の下方で水平方向に隣接するように配設されている。これら原液計量タンク4、水タンク5及び中間調整タンク6の上部には、各タンク4、5、6の上方開放部を閉鎖するように蓋体7が着脱可能に取り付けられている。
次に、上記構成のクーラント供給装置1の作用について説明する。図6に示すように、各加工機P1,P2,P3からの要求信号に基づいて、加工油供給用ポンプ34の駆動により、中間調整タンク6に貯留された希釈クーラントが各加工機P1,P2,P3に供給される。この供給により、中間調整タンク6内の希釈クーラントの液面レベルが上限設定値未満となった場合、水供給用ポンプ23が駆動され且つ電磁弁28が開放される。すると、水供給用ポンプ23で吸い上げられる水タンク5内の水は、レギュレータ27を通ってミキシング機構25に供給され、その水の流れにより原液計量タンク4に貯留されたクーラント原液がミキシング機構25に吸い込まれる。そして、水とクーラント原液が混合されて希釈クーラントが生成されて中間調整タンク6内に供給される。
以上より、本実施例のクーラント供給装置1によると、クーラント原液を貯留する原液メインタンク3と、原液メインタンク3から供給されるクーラント原液を貯留する原液計量タンク4と、水を貯留する水タンク5と、水タンク5から供給される水と原液計量タンク4から供給されるクーラント原液とを混合して希釈クーラントを生成する希釈部24と、希釈部24で生成された希釈クーラントを貯留する中間調整タンク6と、を備えるので、各加工機P1,P2,P3からの要求信号に基づいて中間調整タンク6内に貯留される希釈クーラントが各加工機P1,P2,P3へ供給される。このように水タンク5を備えることで、水道管17へのクーラント原液の逆流を防止することができる。また、原液計量タンク4を備えることで、原液計量タンク4でのクーラント原液の液面レベルを管理して希釈部24に対するクーラント原液の供給圧力を一定にすることができる。その結果、希釈クーラントの濃度を安定化させることができる。
Claims (4)
- 加工機にクーラントを供給するクーラント供給装置であって、
クーラント原液を貯留する原液メインタンクと、
前記原液メインタンクから供給されるクーラント原液を貯留する原液計量タンクと、
水を貯留する水タンクと、
前記水タンクから供給される水と前記原液計量タンクから供給されるクーラント原液とを混合して希釈クーラントを生成する希釈部と、
前記希釈部で生成された希釈クーラントを貯留する中間調整タンクと、を備えることを特徴とするクーラント供給装置。 - 前記希釈部は、水及びクーラント原液を混合するミキシング構造と、前記水タンク内の水を汲み上げる水供給用ポンプと、該水供給用ポンプで汲み上げられた水を一定圧にて前記ミキシング構造に供給するためのレギュレータと、を備える請求項1記載のクーラント供給装置。
- 一端側が前記水タンクに接続され他端側が水源に接続される水供給用配管と、該水供給用配管内の通路を開閉する水供給用電磁弁と、前記水タンク内の水の液面レベルを検出する水位センサと、該水位センサの検出結果に基づいて前記水供給用電磁弁を開閉制御する制御部と、を備える請求項1又は2に記載のクーラント供給装置。
- 前記希釈部に設けられ且つ前記水タンク内の水を汲み上げる水供給用ポンプと、前記中間調整タンク内の希釈クーラントの液面レベルを検出する加工油位センサと、該加工油位センサの検出結果に基づいて前記水供給用ポンプを駆動制御する制御部と、を備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載のクーラント供給装置。
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JP2012103840A JP2013230521A (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | クーラント供給装置 |
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2012
- 2012-04-27 JP JP2012103840A patent/JP2013230521A/ja active Pending
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