JP2014237077A - 希釈装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、流体の希釈機能、及び、希釈された流体から不純物を除去する機能を備え、低コスト、且つ、コンパクトであって、メンテナンスの容易な希釈装置を提供することである。【解決手段】本発明に係る希釈装置1は、ミキシング部15と、フィルタ部21と、逆流防止部19と、チューブポンプ17とを含む。ミキシング部15は、ミキシング室S1と、第1及び第2流入口151、152と、流出口153とを備えており、第1及び第2流入口151、152、及び、流出口153のそれぞれが、ミキシング室S1に通じている。フィルタ部21は、流出口153に連結し、流出口153から流出した流体L3を通過させ、流体L3から不純物を除去する。逆流防止部19は、第2流入口152に連結し、ミキシング室S1からの逆流を防止する。チューブポンプ17は、吸入口172から吸入した流体L2を、吐出口173から吐出することが可能であり、吐出口152が逆流防止部19に連結している。【選択図】図1

Description

本発明は、流体の希釈機能、及び、希釈された流体から不純物を除去する機能を備え、低コスト、且つ、コンパクトであって、メンテナンスの容易な希釈装置に関する。
従来、薬品等の流体を希釈した上で、外部に供給する希釈装置が知られている。例えば、特許文献1に開示された希釈装置は、ポンプを利用して、電解層で生成された電解水を混合希釈部に送り出し、希釈用原水で希釈の上、混合希釈溶液として吐出管から外部に供給する仕組みとなっている。
ところで、このような希釈装置においては、混合希釈溶液に不純物が含まれる場合を考慮して、その不純物を除去するフィルタが吐出管出口に設けられることが好ましい。
しかし、吐出管出口にフィルタを設けると、混合希釈部に水圧変化が発生し、電解水供給口にも背圧がかかる。背圧が大きくなれば、混合希釈部内の溶液が電解水供給口から逆流し、電解水を混合希釈部に供給できなくなる。
このような不具合を防止するためにも、希釈装置は、吐出力の高いポンプによって、電解水を供給することが必要となる。吐出力の高いポンプとしては、例えば、ダイアフラムポンプが知られている。
しかし、ダイアフラムポンプは、高価であるため、装置の高コスト化につながる。また、ダイアフラムポンプは、大型であり、装置のコンパクト化を妨げる。さらに、ダイアフラムポンプを利用して流体を供給する場合、流体から発生する気泡に起因し、ポンプ内において、エアロックが発生する。そのため、流体を配管内に送り出せなくなるという不具合が生じる。このような不具合を解消するために、ダイアフラムポンプでは、エア抜き作業が必要となることもあり、メンテナンスに手間を要する。
特許第2627100号公報
本発明の課題は、流体の希釈機能、及び、希釈された流体から不純物を除去する機能を備え、低コスト、且つ、コンパクトであって、メンテナンスの容易な希釈装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る希釈装置は、ミキシング部と、フィルタ部と、逆流防止部と、チューブポンプとを含む。ミキシング部は、ミキシング室と、第1及び第2流入口と、流出口とを備えている。第1及び第2流入口、及び、流出口のそれぞれは、ミキシング室に通じている。フィルタ部は、流出口に連結し、流出口から流出した流体を通過させ、その通過する流体から不純物を除去する。逆流防止部は、第2流入口に連結し、ミキシング室からの逆流を防止する。チューブポンプは、吸入口から吸入した流体を、吐出口から吐出することが可能である。チューブポンプの吐出口は、逆流防止部に連結している。
上述したように、本発明に係る希釈装置は、ミキシング部を含んでおり、ミキシング部は、ミキシング室と、第1及び第2流入口と、流出口とを備えている。第1及び第2流入口、及び、流出口のそれぞれは、ミキシング室に通じている。このような構造によれば、第1及び第2流入口のそれぞれを通じて、ミキシング室に複数の流体を注入し、その複数の流体を互いに、混合し、希釈した上、希釈流体として流出口から流出させることができる。
希釈装置は、フィルタ部を含んでおり、フィルタ部が、流出口に連結し、流出口から流出した流体を通過させ、その通過する流体から不純物を除去するので、流出口から流出した希釈流体に不純物等が含まれる場合であっても、その不純物を除去した上で希釈流体を外部に供給することができる。
希釈装置は、逆流防止部を含んでおり、逆流防止部は、第2流入口に連結し、ミキシング室からの逆流を防止する。また、希釈装置は、チューブポンプを含んでおり、チューブポンプは、吸入口から吸入した流体を、吐出口から吐出することが可能である。チューブポンプの吐出口は、逆流防止部に連結している。このような構造によれば、チューブポンプは、ミキシング室から流体の逆流を受けることなく、吸入した流体を吐出し、ミキシング室に注入することが可能であり、ミキシング室における流体の希釈機能が保全される。
しかも、チューブポンプは、ダイアフラムポンプよりも、安価であり、且つ、小型であるので、希釈装置は、ダイアフラムポンプを内蔵したものより、低コスト、且つ、コンパクトになる。また、チューブポンプは、チューブをローラで押圧して、チューブ内に吸入された流体をローラで押し出すものであるので、ダイアフラムポンプ特有のエアロックが問題となることもない。即ち、チューブポンプを内蔵した希釈装置は、エア抜き作業が不要となり、メンテナンスが容易である。
また、チューブポンプは、第1流入口から流入した流体が、流出口から流出し、フィルタ部を通過する際に、圧力損失を受けることによって、吐出口に背圧がかかっても、吸入口から吸入された流体を吐出口から吐出することが可能であることが好ましい。このような構造によれば、チューブポンプの吐出口における背圧の有無に関わらず、チューブポンプから流体を吐出できる。
以上に述べたように、本発明によれば、流体の希釈機能、及び、希釈された流体から不純物を除去する機能を備え、低コスト、且つ、コンパクトな希釈装置を提供することができる。
本発明の構成、及び、利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
本発明の実施形態に係る希釈装置のブロック図である。
図1を参照すると、希釈装置1は、第1及び第2ジョイント部11、12と、圧力調整部13と、流量調整部14と、ミキシング部15と、第2流体充填容器16と、チューブポンプ17と、フロースイッチ18と、逆流防止部19と、フィルタ部21とを含んでいる。
第1ジョイント部11は、希釈装置1を第1流体供給源3に脱着可能に連結するものである。図示した範囲において、第1ジョイント部11は、第1流体供給源3に連結した状態となっている。第1流体供給源3は、第1ジョイント部11を通じて、希釈装置1に、第1流体L1を供給する。第1流体供給源3が、一般的な水道であれば、第1流体L1は、水道水である。第1流体L1は、配管を通じて、第1ジョイント部11からミキシング部15に向かって流れる。
圧力調整部13は、配管を介して第1ジョイント部に連結しており、第1流体供給源3における第1流体L1の圧力に変動が生じた場合であっても、第1流体L1の圧力を一定にする機能を備えている。圧力調整部13としては、例えば、公知の圧力調整器を採用することができ、第1流体供給源3における第1流体L1の圧力が、例えば、0.3Mpa以上であても、0.1〜0.2Mpaの範囲に減圧することができる。
流量調整部14は、定流量弁141と、ストップバルブ142とを有している。定流量弁141は、圧力調整部13の下流に設けられており、配管を介して圧力調整部13に連結している。定流量弁141は、流量調整部14の下流における、第1流体L1の流量を調整する機能を備えている。流量調整部14の下流における第1流体L1の流量は、例えば、7L/分程度に調整されることが好ましい。定流量弁141としては、公知のものを採用することができる。
ストップバルブ142は、定流量弁141の下流に設けられており、配管を介して定流量弁に連結している。ストップバルブ142は、定流量弁141によって流量調整された第1流体L1を流量調整部14の下流に供給する機能、及び、その供給を遮断する機能を備えている。ストップバルブ142は、開状態において、流量調整部14の下流に第1流体L1を供給し、閉状態において、その供給を遮断する。
ミキシング部15は、ミキシング室S1と、第1及び第2流入口151、152と、流出口153とを備えている。ミキシング室S1は、内部空間である。第1及び第2流入口151、152、及び、流出口153は、互いに、ミキシング室S1を介して、通じている。第1流入口151には、配管を介してストップバルブ142が連結している。
また、ミキシング室S1は、第1〜第3領域R1〜R3に区分けされる。第1〜第3領域R1〜R3は、第1及び第3領域R1、R3が、その間に、第2領域R2を挟む配置関係となる。図示した範囲において、第1領域R1には、第1流入口151が設けられており、第2領域R2には、第2流入口152が設けられており、第3領域R3には、流出口153が設けられている。第2領域R2の横断面積は、第1及び第3領域R1、R3の横断面積よりも大きい。
第2流体充填容器16は、流体L2が充填されている。第2流体L2は、例えば、液体状の次亜塩素酸ナトリウム、又は、亜塩素酸ナトリウムである。
チューブポンプ17は、チューブ171と、ローラ174と、駆動回路175とを備えている。チューブ171は、吸入口172から吐出口173に通じる流路を備えており、吐出口173が逆流防止部19に直結し、吸入口172が第2流体充填容器16に直結している。ローラ174は、動作状態において、チューブ171の外面を押圧しながら回転することが可能になっている。チューブポンプ17は、ローラ174がチューブ171の外面を押圧しながら回転することによって、チューブ171の吸入口172から第2流体L2を吸入し、吐出口173から第2流体L2を吐出する。チューブの吐出圧力P1は、通常、0.1〜0.2Mpaである。
駆動回路175は、例えば、直流電圧12V、又は、24Vの電源供給を受けることによって、ローラ174を動作状態にする。駆動回路175には、可変抵抗器(図示省略)が備え付けられており、可変抵抗器を操作し、駆動回路175の抵抗値を調整することによって、ローラ174の回転数を調整することができる。
フロースイッチ18は、定流量弁141とストップバルブ142とを連結する配管の内部に設けられており、チューブポンプ17の駆動回路175に電気的に接続している。フロースイッチ18は、ストップバルブ142の開閉操作に応じて、自動的に駆動回路175へ電源供給を行う。フロースイッチ18は、オン状態において、駆動回路175に電源を供給し、オフ状態において、駆動回路175に電源を供給しない仕組みとなっている。具体的に、ストップバルブ142を開状態とした場合において、オン状態となり、ストップバルブ142を閉状態とした場合において、オフ状態となる。フロースイッチ18としては、公知のものを採用することができる。
逆流防止部19は、図示した範囲から必ずしも明らかではないが、公知のチャッキ弁を採用することができる。逆流防止部19は、一端部がチューブ171の吐出口173に直結しており、他端部がミキシング部15の第2流入口152に直結している。逆流防止部19は、ミキシング室S1内の流体が、チューブ171を介して、第2流体充填容器16へ逆流するのを防止する機能を備えている。
第2ジョイント部12は、ミキシング部15の流出口153に連結しており、流出口153をフィルタ部21に脱着可能に連結するものである。図示した範囲において、第2ジョイント部12は、フィルタ部21に連結した状態となっている。流出口153から流出した第3流体L3は、第2ジョイント部12を通じ、フィルタ部21に流れ込む。
フィルタ部21は、例えば、公知の不純物除去フィルタであり、第3流体L3の通過が可能となっている。第3流体L3は、不純物を含んでいても、フィルタ部21を通過する際、圧力損失を受けながら、その不純物が除去される。第3流体L3は、不純物が除去されることによって、第4流体L4として、外部に供給される。ここで不純物とは、非電解質の物質に加えて、陽イオンや陰イオンも含まれる。
次に、上述した希釈装置の一連の動作について説明する。まず、ストップバルブ142を開状態とすることによって、第1流体L1は、ミキシング部15の第1流入口151を通じて、流入圧力P2でミキシング室S1に供給される。流入圧力P2は、圧力調整部13において、0.1〜0.2Mpaの範囲に調整されている。
また、ストップバルブ142が開状態となると、チューブポンプ17のフロースイッチ18は、自動的にオン状態となり、その結果、チューブポンプ17は、ローラ174がチューブ171の外面を押圧しながら回転し、チューブの吸入口172から第2流体L2を吸入し、吐出圧力P2で第2流体L2を吐出口173から吐出する。第2流体L2は、逆流防止部19、及び、第2流入口152を通じてミキシング室S1に注入される。
第1及び第2流体L1、L2は、ミキシング室S1において、互いに、混合され、希釈された上、流出口153から第3流体L3として流出する。第3流体L3は、第1流体L1が第2流体L2によって希釈された流体とも言えるし、第2流体L2が第1流体L1によって希釈された流体とも言える。第3流体L3は、第2ジョイント部12を通じて、フィルタ部21に供給され、フィルタ部21において不純物を除去された上で、第4流体L4として、外部に供給される。
上述した一連の工程において、第1流入口151から流入した第1流体L1が、第2流体L2によって希釈され、第3流体として、流出口153から流出し、フィルタ部21を通過する際に、圧力損失を受けることによって、チューブ171の吐出口173には、その圧力損失分だけ背圧P3がかかる。フィルタ部21は、その圧力損失が、吐出圧力P1>背圧P3の関係が満たされる範囲に設計されている。例えば、フィルタ部に目詰まりが発生していない状態において、圧力損失が0.001Mpaに設計されているとすれば、背圧P3は、0.001Mpaとなり、この場合、チューブポンプ17の吐出圧力P1は、先に述べたとおり、0.1〜0.2Mpaであるため、吐出圧力P1>背圧P3の関係が満たされることになる。従って、チューブポンプ17は、第2流体L2を吐出口173から吐出し、ミキシング室S1に注入することができる。
また、上述した一連の工程において、例えば、第1流体L1が水道水であり、第2流体L2が次亜塩素酸ナトリウム、又は、亜塩素酸ナトリウムである場合、第1及び第2流体L1、L2を互いに混合希釈すれば、第3流体L3は、次亜塩素酸ナトリウム、又は、亜塩素酸ナトリウムを含む希釈水となり、殺菌効果を発揮する。また、この際、フィルタ部21が、第3流体L3のpHを低下させる弱酸性イオン交換樹脂等のフィルタであると、第3流体L3は、フィルタ部21を通過することによって、殺菌効果の一層高い第4流体L4として外部に供給される。
上述したとおり本発明の実施形態に係る希釈装置1は、ミキシング部15を含んでおり、ミキシング部15は、ミキシング室S1と、第1及び第2流入口151、152と、流出口153とを備えている。第1及び第2流入口151、152、及び、流出口153のそれぞれは、ミキシング室に通じている。このような構造によれば、希釈装置1は、第1及び第2流入口151、152のそれぞれを通じて、ミキシング室に第1及び第2流体L1、L2を注入し、第1及び第2流体L1、L2を互いに、混合し、希釈した上、流出口153から第3流体L3として流出させることができる。
希釈装置1は、フィルタ部21を含んでおり、フィルタ部21が、ミキシング部15の流出口153に連結し、流出口153から流出した第3流体L3を通過させ、第3流体L3から不純物を除去するので、第3流体L3に不純物等が含まれる場合であっても、その不純物を除去した上で、第4流体L4として、外部に供給することができる。
希釈装置1は、逆流防止部19を含んでおり、逆流防止部19は、ミキシング部15の第2流入口152に連結し、ミキシング室S1からの第1流体L1等の逆流を防止する。また、希釈装置1は、チューブポンプ17を含んでおり、チューブポンプ17は、吸入口172から吸入した第2流体L2を、吐出口173から吐出することが可能である。チューブポンプ17の吐出口173は、逆流防止部19に連結している。このような構造によれば、チューブポンプ17は、ミキシング室S1から第1流体L1等の逆流を受けることなく、吸入した第2流体L2を吐出し、ミキシング室S1に注入することが可能であり、ミキシング室S1における第1及び第2流体L1、L2の希釈機能が保全される。
しかも、チューブポンプ17は、ダイアフラムポンプよりも、安価であり、且つ、小型であるので、希釈装置1は、ダイアフラムポンプを内蔵したものより、低コスト、且つ、コンパクトになる。また、チューブポンプ17は、チューブ171をローラ174で押圧して、チューブ171内に吸入された第2流体L2をローラ174で押し出すものであるので、ダイアフラムポンプ特有のエアロックが問題となることもない。即ち、チューブポンプ17を内蔵した希釈装置1は、エア抜き作業が不要となり、メンテナンスが容易である。
希釈装置1は、第2流体充填容器16を含んでおり、チューブポンプ17は、チューブ171の吸入口172が第2流体充填容器16に直結し、チューブ171の吐出口173が逆流防止部19の一端部に直結し、第2流体充填容器16に充填された第2流体L2を、チューブ171の吐出口173から吐出することができるものであって、さらに、逆流防止部19は、その他端部が第2流入口152に直結している。このような構造であれば、第1流体L1として水道水を選択し、第2流体L2として次亜塩素酸ナトリウム、又は、亜塩素酸ナトリウムを選択し、フィルタ部21として弱酸性イオン交換樹脂を選択し、第1及び第2流体L1、L2を互いに混合希釈の上、第3流体L3として、フィルタ部21に通すだけで、殺菌効果の高い第4流体L4、即ち、殺菌水を外部に供給することが可能となる。また、希釈装置1を、このような殺菌水の生成装置として利用する場合、殺菌水生成装置としては、電解層が不要であるため、低コスト化が可能となる。
ミキシング部15は、ミキシング室S1を備えており、ミキシング室S1は、第1〜第3領域R1〜R3に区分けされており、第1〜第3領域R1〜R3は、第1及び第3領域R1、R3が、その間に、第2領域R2を挟む配置関係にある。第1領域R1には、第1流入口151が設けられており、第2領域R2には、第2流入口152が設けられており、第3領域R3には、流出口153が設けられている。第2領域R2の横断面積は、第1及び第3領域R1、R3の横断面積よりも大きい。このような構造によれば、第1流入口151に供給される第1流体L1の流速を第2領域R2において、一旦、減速させることができるので、第1流体L1に対して、第2流体L2を効率よく、且つ、精度よく注入することができる。
フロースイッチ18は、ストップバルブ142の開閉操作に応じて、自動的にオンオフが切り替わり、オン状態においては、駆動回路175に電源を供給し、オフ状態においては、駆動経路に電源を供給しない仕組みとなっているので、ストップバルブ142の開閉操作だけで、チューブポンプ17を駆動することができる。即ち、希釈装置1は、操作が極めて簡単となる。
チューブポンプ17は、駆動回路175に可変抵抗器が備え付けられており、可変抵抗器を操作し、駆動回路175の抵抗値を調整することによって、ローラ174の回転数を調整することができるので、第2流体L2のミキシング室S1への注入量を簡単に調整することができる。
フィルタ部21は、第3流体L3の通過の際に、第3流体L3に与える圧力損失が、吐出圧力P1>背圧P3の関係が満たされる範囲に設計されているので、チューブポンプ17は、吐出口173に背圧P3がかかっても、吸入口172から吸入された第2流体L2を吐出口173から吐出し、ミキシング室S1に注入することが可能である。即ち、チューブポンプ17は、吐出口173における背圧P3の有無に関わらず、第2流体L2を吐出口173から吐出できる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想、及び、教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
1 本体
11 第1ジョイント部
12 第2ジョイント部
13 圧力調整部
14 流量調整部
141 定流量弁
142 ストップバルブ
15 ミキシング部
151 第1流入口
152 第2流入口
153 流出口
S1 ミキシング室
R1〜R3 第1領域〜第3領域
16 第2流体充填容器
17 チューブポンプ
171 チューブ
172 吸入口
173 吐出口
174 ローラ
175 駆動回路
18 フロースイッチ
19 逆流防止部
21 フィルタ部
3 第1流体供給源
L1〜L4 第1流体〜第4流体
P1 吐出圧力
P2 流入圧力
P3 背圧

Claims (2)

  1. ミキシング部と、フィルタ部と、逆流防止部と、チューブポンプとを含む希釈装置であって、
    前記ミキシング部は、ミキシング室と、第1及び第2流入口と、流出口とを備えており、前記第1及び第2流入口、及び、前記流出口のそれぞれが、前記ミキシング室に通じており、
    前記フィルタ部は、前記流出口に連結し、前記流出口から流出した流体を通過させ、前記通過する流体から不純物を除去し、
    前記逆流防止部は、前記第2流入口に連結し、前記ミキシング室からの逆流を防止し、
    前記チューブポンプは、吸入口から吸入した流体を、吐出口から吐出することが可能であり、前記吐出口が前記逆流防止部に連結している、
    希釈装置。
  2. 請求項1に記載された希釈装置であって、
    前記チューブポンプは、前記第1流入口から流入した流体が、前記流出口から流出し、前記フィルタ部を通過する際に、圧力損失を受けることによって、前記吐出口に背圧がかかっても、前記吸入口から吸入された流体を前記吐出口から吐出することが可能である、
    希釈装置。
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