JP2013230023A - 蓄電システムおよび、電気部品の異常判別方法 - Google Patents

蓄電システムおよび、電気部品の異常判別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電気部品の過度の発熱を抑制する。
【解決手段】 蓄電システムは、充放電を行う蓄電装置(10)と、蓄電装置の充放電に応じて電流が流れる電気部品(12,13,C,SMR−B,SMR−G,SMR−P)と、電気部品に流れる電流を検出する電流センサ(22)と、電気部品の発熱に伴う異常状態を判別するコントローラ(30)と、を有する。コントローラは、電気部品に電流を流し続けることができる上限時間の逆数と、電気部品に流れる電流との対応関係を用いて、電流センサによる検出電流に対応した逆数を算出する。コントローラは、逆数を算出するたびに逆数を積算して得られた積算値が、閾値以上であるとき、電気部品が異常状態であると判別する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、蓄電装置の充放電に伴って電流が流れる電気部品において、発熱による異常状態を判別できる技術に関する。
二次電池と電気的に接続された電気部品には、二次電池の充放電に応じて電流が流れることになる。電気部品に電流が流れると、電気部品の抵抗によって、電気部品が発熱する。ここで、電気部品が過度に発熱してしまうと、電気部品が正常に動作しないおそれがあるため、電気部品の発熱を抑制する必要がある。
電気部品が過度に発熱するのを抑制するために、電気部品に流れる電流に応じて、電気部品に電流を流し続けることができる上限時間を設定することがある。すなわち、電流および上限時間の関係を予め設定しておくことがある。これにより、電気部品に一定の電流を流すときには、この電流に対応した上限時間の範囲内において、電気部品に電流を流し続けることができる。また、電気部品に電流を流し続けた時間が、上限時間よりも長くなったときには、電気部品が発熱による異常状態であると判別することができる。
特開2010−226894号公報 特開2008−220088号公報 特開2008−099449号公報 特開2011−072133号公報 特開平07−222370号公報
二次電池の充放電によっては、電気部品に流れる電流が変化することがある。電気部品に流れる電流が変化してしまうと、電流および上限時間の関係を用いても、電気部品が発熱による異常状態であるか否かを判別し難くなってしまう。すなわち、電気部品に一定の電流が流れているときには、この電流に対応した上限時間を特定することができるが、電気部品に流れる電流が変化してしまうと、変化する電流から上限時間を特定し難くなってしまう。
本願第1の発明である蓄電システムは、充放電を行う蓄電装置と、蓄電装置の充放電に応じて電流が流れる電気部品と、電気部品に流れる電流を検出する電流センサと、電気部品の発熱に伴う異常状態を判別するコントローラと、を有する。ここで、コントローラは、電気部品に電流を流し続けることができる上限時間の逆数と、電気部品に流れる電流との対応関係を用いて、電流センサによる検出電流に対応した逆数を算出する。また、コントローラは、逆数を算出するたびに逆数を積算して得られた積算値が、閾値以上であるとき、電気部品が異常状態であると判別する。
本願第1の発明によれば、逆数を用いることにより、電気部品に流れる電流を検出するたびに、電気部品に電流が流れることによる熱的影響を把握することができる。すなわち、異常状態に対応した熱的影響のうち、現在の熱的影響が占める割合を把握することができる。そして、逆数を算出するたびに、逆数を積算することにより、互いに異なる電流における熱的影響を累積することができる。これにより、電気部品に流れる電流が変化しても、積算値を閾値と比較することにより、電気部品が異常状態であるか否かを判別することができる。
電気部品に流れる電流および逆数の関係としては、電気部品に流れる電流が大きいほど、逆数が大きくなる。言い換えれば、電気部品に流れる電流が小さいほど、逆数が小さくなる。電気部品に流れる電流が大きくなるほど、電気部品を放熱させても、電気部品の発熱は抑制しにくくなるため、電気部品は、異常状態に到達しやすくなる。このため、電気部品に流れる電流が大きくなるほど、逆数は大きくなる。一方、電気部品に流れる電流が小さくなるほど、電気部品の発熱は放熱によって解消されやすくなり、電気部品は異常状態に到達し難くなる。このため、電気部品に流れる電流が小さくなるほど、逆数は小さくなる。
電流センサによって検出された電流が上限値よりも大きいときには、逆数よりも大きな値を積算することができる。すなわち、積算値を算出するときには、逆数を積算するのではなく、逆数よりも大きな値を積算することができる。電気部品に流れる電流が大きくなるほど、電気部品は、異常状態に到達しやすいため、検出電流に対応した逆数よりも大きな値を積算することにより、積算値を増加させやすくなり、電気部品が異常状態であることを早期に判別することができる。
一方、電流センサによって検出された電流が下限値よりも小さいときには、積算値を増加させないことができる。電気部品に流れる電流が小さければ、通電によって電気部品が発熱しても、電気部品の放熱によって、電気部品の発熱を解消させることができる。このため、検出電流に対応した逆数を積算させる必要がなく、積算値を増加させる必要もない。
ここで、検出電流が下限値よりも小さいときには、逆数の代わりに、0以下の値を積算することができる。積算される値が0であれば、積算値は、増減しないことになる。また、積算される値が負の値であれば、積算値は、減少することになる。検出電流に応じて、積算値を減算させることにより、積算値が閾値を超えにくくすることができ、電気部品が異常状態であると判別されやすくなるのを抑制することができる。
本願第1の発明である蓄電システムには、リレーを設けることができる。リレーがオン状態であるときには、蓄電装置の充放電を行わせることができ、リレーがオフ状態であるときには、蓄電装置の充放電を行わせないようにすることができる。ここで、電気部品が異常状態であると判別したとき、リレーをオン状態からオフ状態に切り替えることができる。これにより、電気部品に電流が流れないようにすることができ、電気部品の発熱を抑制することができる。また、電気部品を積極的に放熱させることができ、電気部品を発熱前の状態に戻しやすくすることができる。
本願第1の発明である蓄電システムは、車両に搭載することができる。ここで、蓄電装置の出力を用いて、車両を走行させることができる。
本願第2の発明は、蓄電装置の充放電に応じて電流が流れる電気部品の発熱に伴う異常状態を判別する方法である。まず、電流センサを用いて、電気部品に流れる電流を検出し、電気部品に電流を流し続けることができる上限時間の逆数と、電気部品に流れる電流との対応関係を用いて、電流センサによる検出電流に対応した逆数を算出する。そして、逆数を算出するたびに逆数を積算して得られた積算値が、閾値以上であるとき、電気部品が異常状態であると判別する。本願第2の発明においても、本願第1の発明と同様の効果を得ることができる。
電池システムの構成を示す図である。 電流および保護時間の関係を示す図である。 電流および評価値の関係を示す図である。 電気部品の異常状態を判別する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1である電池システムについて説明する。図1は、本実施例の電池システムの構成を示す図である。本実施例の電池システムは、車両に搭載することができる。車両としては、ハイブリッド自動車や電気自動車がある。ハイブリッド自動車は、車両を走行させるための動力源として、後述する組電池に加えて、エンジン又は燃料電池を備えている。電気自動車は、車両の動力源として、後述する組電池だけを備えている。
組電池(蓄電装置に相当する)10は、直列に接続された複数の単電池11を有する。単電池11としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池を用いることができる。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタを用いることができる。組電池10を構成する単電池11の数は、組電池10の要求出力などに基づいて、適宜設定することができる。
本実施例では、すべての単電池11を直列に接続して組電池10を構成しているが、組電池10は、並列に接続された複数の単電池11を含んでいてもよい。例えば、直列に接続された複数の単電池11によって構成される電池ブロックを複数用意しておき、複数の電池ブロックを並列に接続することにより、組電池10を構成することができる。
組電池10の電流経路には、プラグ12が設けられている。具体的には、プラグ12は、組電池10に含まれる2つの単電池11のうち、一方の単電池11の正極端子と、他方の単電池11の負極端子とに接続されている。プラグ12は、組電池10における電流経路の一部を構成しており、プラグ12が組電池10に取り付けられているとき、組電池10には、充放電電流が流れることになる。一方、プラグ12を組電池10から取り外すと、組電池10の電流経路を遮断することができ、組電池10の充放電が行われなくなる。なお、プラグ12を設ける位置やプラグ12の数は、適宜設定することができる。
組電池10は、ヒューズ13を有する。ヒューズ13は、組電池10に過大な電流が流れたときに溶断することによって、組電池10の電流経路を遮断する。これにより、組電池10に過大な電流が流れるのを抑制して、組電池10を保護することができる。なお、ヒューズ13を設ける位置やヒューズ13の数は、適宜設定することができる。
監視ユニット21は、組電池10の端子間電圧を検出したり、単電池11の端子間電圧を検出したりし、検出結果をコントローラ30に出力する。組電池10を構成する複数の単電池11が複数の電池ブロックに分けられているとき、監視ユニット21は、各電池ブロックの端子間電圧を検出することもできる。例えば、各電池ブロックは、直列に接続された複数の単電池11によって構成することができ、複数の電池ブロックが直列に接続されることにより、組電池10が構成される。
電流センサ22は、組電池10に流れる電流を検出し、検出結果をコントローラ30に出力する。電流センサ22を用いることにより、プラグ12やヒューズ13に流れる電流を検出したり、後述するライン(ケーブル)PL,NLやコンデンサCに流れる電流を検出したりすることができる。
組電池10は、正極ライン(ケーブル)PLおよび負極ライン(ケーブル)NLを介してインバータ23と接続されている。正極ラインPLには、システムメインリレーSMR−Bが設けられ、負極ラインNLには、システムメインリレーSMR−Gが設けられている。システムメインリレーSMR−Gには、システムメインリレーSMR−Pおよび電流制限抵抗Rが並列に接続されている。ここで、システムメインリレーSMR−Pおよび電流制限抵抗Rは、直列に接続されている。
正極ラインPLおよび負極ラインNLには、コンデンサCが接続されている。具体的には、コンデンサCは、システムメインリレーSMR−Bおよびインバータ23を接続する正極ラインPLと、システムメインリレーSMR−Gおよびインバータ23を接続する負極ラインNLとに接続されている。コンデンサCは、正極ラインPLおよび負極ラインNLの間における電圧を平滑化するために用いられる。また、電流制限抵抗Rは、負荷(例えば、コンデンサC)に突入電流が流れるのを抑制するために用いられる。
システムメインリレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pは、コントローラ30からの制御信号を受けて、オンおよびオフの間で切り替わる。組電池10をインバータ23と接続するとき、コントローラ30は、まず、システムメインリレーSMR−B,SMR−Pをオフからオンに切り替える。これにより、電流制限抵抗Rに電流を流すことができる。次に、コントローラ30は、システムメインリレーSMR−Gをオフからオンに切り替えた後に、システムメインリレーSMR−Pをオンからオフに切り替える。
これにより、組電池10およびインバータ23の接続が完了し、図1に示す電池システムは、起動状態(Ready-On)となる。一方、図1に示す電池システムの起動を停止させるとき、コントローラ30は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオンからオフに切り替える。これにより、図1に示す電池システムは、停止状態(Ready-Off)となる。
インバータ23は、組電池10から出力された直流電力を交流電力に変換して、交流電力をモータ・ジェネレータ(MG)24に出力する。モータ・ジェネレータ24としては、例えば、三相交流モータを用いることができる。また、インバータ23は、モータ・ジェネレータ24から出力された交流電力を直流電力に変換して、直流電力を組電池10に出力する。
モータ・ジェネレータ24は、インバータ23からの交流電力を受けて、車両を走行させるための運動エネルギを生成する。モータ・ジェネレータ24は、車輪と接続されており、モータ・ジェネレータ24によって生成された運動エネルギは、車輪に伝達される。これにより、車両を走行させることができる。
車両を減速させたり、停止させたりするとき、モータ・ジェネレータ24は、車両の制動時に発生する運動エネルギを電気エネルギ(交流電力)に変換する。モータ・ジェネレータ24によって生成された交流電力は、インバータ23を介して、組電池10に供給される。これにより、回生電力を組電池10に蓄えることができる。
コントローラ30は、メモリ31を有しており、メモリ31には、コントローラ30が特定の処理を実行するための情報が記憶されている。本実施例では、メモリ31をコントローラ30に内蔵しているが、コントローラ30の外部にメモリ31を設けることもできる。
一方、本実施例の電池システムでは、組電池10をインバータ23と接続しているが、これに限るものではない。具体的には、組電池10およびインバータ23の間の電流経路に、昇圧コンバータを設けることができる。昇圧コンバータを用いれば、組電池10の出力電圧を昇圧し、昇圧後の電力をインバータ23に出力することができる。また、昇圧コンバータを用いることにより、インバータ23の出力電圧を降圧し、降圧後の電力を組電池10に出力することができる。
本実施例の電池システムにおいては、外部電源からの電力を組電池10に供給するシステムを追加することができる。外部電源とは、電池システムの外部において、電池システムとは別に設けられた電源であり、外部電源としては、例えば、商用電源を用いることができる。外部電源の電力を組電池10に供給することにより、組電池10を充電することができる。
外部電源が交流電力を供給するときには、交流電力を直流電力に変換するための充電器を設ける必要がある。充電器は、図1に示す電池システムに追加することもできるし、電池システムの外部において、電池システムとは別に設けることもできる。また、外部電源からの電力を組電池10に供給するときには、電圧を変換することもできる。
一方、本実施例の電池システムにおいて、組電池10の電力を外部機器に供給するシステムを追加することもできる。外部機器とは、電池システムの外部において、電池システムとは別に設けられた電子機器である。外部機器としては、例えば、家電製品を用いることができる。組電池10の電力を外部機器に供給することにより、外部機器を動作させることができる。
本実施例の電池システムで用いられる電気部品には、組電池10の充放電に応じて、電流が流れることになる。電気部品とは、組電池10を充放電するときの電流経路に設けられた電気部品である。本実施例において、電気部品としては、例えば、プラグ12、ヒューズ13、ライン(ケーブル)PL,NL、システムメインリレーSMR−B,SMR−G,SMR−P、コンデンサCがある。なお、電気部品は、上述した部品に限るものではなく、組電池10を充放電するときの電流経路に設けられ、組電池10の充放電に応じて電流が流れるものであればよい。
電気部品に電流が流れると、電気部品の抵抗によって、電気部品が発熱してしまう。発熱量は、電気部品の抵抗と、電流を二乗した値との積に比例するため、電流が大きくなるほど、電気部品の発熱量は増加することになる。電気部品が過度に発熱してしまうと、電気部品が正常に動作しなくなるおそれがあるため、電気部品の発熱量は、電気部品を正常に動作させることができる発熱量の上限値以下とする必要がある。
ここで、各電気部品については、図2(一例)に示すように、各電気部品を保護する上限値を予め設定しておくことができる。図2において、横軸は、電気部品に流れる電流であり、図2の右側に進むほど、電流が大きくなる。また、縦軸は保護時間であり、図2の上側に進むほど、保護時間が長くなる。保護時間とは、電気部品に電流を流し続けたときに、電気部品を正常に動作させることができる連続通電時間の上限である。図2に示すように、保護時間は、電気部品に流れる電流に応じて設定することができる。ここで、図2に示すグラフは、片対数グラフとして表している。
図2に示すように、電流が大きくなるほど、保護時間が短くなっている。言い換えれば、電流が小さくなるほど、保護時間が長くなっている。電気部品に流れる電流が大きくなるほど、電気部品の発熱量が多くなるため、電気部品を過度の発熱から保護するためには、電気部品の保護時間を短くする必要がある。一方、電気部品に流れる電流が小さくなるほど、電気部品の発熱量が少なくなったり、電気部品の放熱によって電気部品の発熱を抑制したりすることができる。この場合には、電気部品の保護時間を長くすることができる。
本実施例では、図2に示すグラフに基づいて、図3に示すグラフを予め作成している。図3に示すグラフも電気部品毎に作成される。図3において、横軸は、電気部品に流れる電流であり、図3の右側に進むほど、電流が大きくなる。また、縦軸は、評価値kであり、図3の上側に進むほど、評価値kが大きくなる。評価値kは、図2に示す保護時間の逆数であり、後述するように、電気部品の発熱に伴う異常状態を判別するために用いられる。
本実施例において、電流がImin以上の領域では、評価値kが保護時間の逆数となる。すなわち、電流がImin以上の領域では、図2に示す保護時間に基づいて、評価値kを算出することができる。一方、図3に示すように、電流がIminよりも小さい領域では、評価値kが0よりも小さい負の値となっている。本実施例では、評価値kが0よりも小さくなる電流範囲を設定しておくことにより、後述するように、電気部品の異常判別において、電気部品が異常状態であると判定されやすくなるのを抑制するようにしている。
電流Iminの具体的な値は、電気部品の異常状態を判別する観点に基づいて、適宜設定することができる。ここで、電流Iminを設定しなくてもよい。すなわち、すべての電流範囲における評価値kとして、図2に示す保護時間の逆数を用いることができる。図3に示すグラフに関する情報は、電気部品毎に予め用意しておき、メモリ31に記憶しておくことができる。また、図3に示す電流の範囲は、組電池10を充放電したときに取り得る電流の上限値および下限値が含まれていればよい。
次に、電気部品の異常状態を判別する処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4に示す処理は、所定の周期(例えば、1秒)において、コントローラ30によって実行される。また、組電池10の充放電が行われている間、具体的には、組電池10がインバータ23と接続されている間において、図4に示す処理が行われる。
ステップS101において、コントローラ30は、電流センサ22の出力に基づいて、電気部品に流れる電流を取得する。ここで、組電池10の充電および放電に応じて、電気部品に流れる電流の向きが変化するが、電気部品に電流が流れれば、電気部品が発熱することになるため、電流の向きにかかわらず、電気部品に流れる電流の大きさを取得できればよい。
図1に示す電池システムでは、組電池10(又は単電池11)および電気部品が直列に接続されているため、組電池10に流れる電流と、各電気部品に流れる電流とが等しくなる。このため、電流センサ22によって検出された電流が、各電気部品に流れる電流となる。
なお、組電池10において、複数の電池ブロックが並列に接続され、各電池ブロックが直列に接続された複数の単電池11によって構成されているとき、電気部品に流れる電流としては、電流センサ22によって検出された値をそのまま用いたり、電流センサ22による検出電流に対して所定の演算処理を行った後の値を用いたりすることができる。電流センサ22は、組電池10の外部に設けられているため、複数の電池ブロックが並列に接続されて組電池10が構成されているときには、各電池ブロックに流れる電流を取得することができない。例えば、各電池ブロックに対して、プラグ12やヒューズ13が設けられているときには、プラグ12やヒューズ13に流れる電流を取得することができない。
そこで、組電池10を構成する複数の電池ブロックにおける内部抵抗が等しいと仮定したうえで、電流センサ22による検出電流を、電池ブロックの数で除算することによって、各電池ブロックに流れる電流を求めることができる。各電池ブロックに設けられた電気部品に流れる電流を取得することができる。なお、各電池ブロックに対して電流センサ22を設ければ、電流センサ22の出力に基づいて、各電池ブロックに設けられた電気部品に流れる電流を取得することができる。ここで、本実施例のように、組電池10に対して1つの電流センサ22を設けることにより、電流センサ22の数を減らして、コストダウンを図ることができる。
ステップS102において、コントローラ30は、ステップS101の処理で取得した電流に基づいて、電気部品の評価値k_nowを算出する。具体的には、コントローラ30は、各電気部品に対応して設けられた図3に示すグラフを用いて、ステップS101で取得した電流に対応する評価値k_nowを特定する。本実施例では、図3に示すグラフを用いて評価値k_nowを特定しているが、これに限るものではない。例えば、図3に示すグラフに対応した演算式を用意しておき、この演算式に電流を代入することにより、評価値k_nowを算出することもできる。
ステップS103において、コントローラ30は、評価値kを積算した値である積算値Σkを算出する。積算値Σkを算出するときには、前回までの積算値Σk_oldに対して、ステップS102の処理で今回算出された評価値k_nowを加算することになる。ここで、評価値k_nowの算出が初めて行われたときには、積算値Σk_oldとして、0を用いることができる。コントローラ30は、ステップS103の処理で算出された積算値Σkをメモリ31に記憶する。メモリ31に記憶された積算値Σkは、次回の処理で積算値Σkを算出するときに用いられる。
ステップS101の処理で取得された電流がImin(図3参照)よりも小さいとき、評価値kは、負の値となるため、積算値Σkは、前回までの積算値Σk_oldよりも小さくなる。すなわち、評価値kが負の値であるとき、積算値Σkは、増加せずに、減少することになる。電気部品に流れる電流がIminよりも小さいときには、電気部品に電流が流れることによって電気部品が発熱するが、電気部品の放熱が発熱を上回ることによって、電気部品の発熱は解消される。
後述するように、積算値Σkは、発熱に伴う電気部品の異常状態を判別するために用いられるが、電気部品の発熱が解消されるときには、積算値Σkを増加させる必要がない。また、電気部品の発熱が解消されているにもかかわらず、積算値Σkを増加させてしまうと、電気部品が異常状態であると判別されやすくなってしまう。
このため、電流がIminよりも小さいとき、言い換えれば、放熱によって電気部品の発熱が解消される状態では、評価値kを0以下とすることができる。ここで、本実施例では、電流がIminよりも小さいとき、評価値kを負の値としている。評価値kとして、負の値を用いることにより、積算値Σkの増加を抑制して、電気部品が異常状態であると判別されやすくなってしまうのを抑制するようにしている。なお、電流がIminよりも小さいときにおいて、積算値Σkの増加も減少もさせない場合には、評価値kを0に設定しておけばよい。
ここで、Iminは、固定値であってもよいし、電気部品の放熱に影響を与えるパラメータに基づいて、Iminを変化させることもできる。電気部品の放熱に影響を与えるパラメータとしては、例えば、電気部品の周囲における温度(例えば、外気温)を用いることができる。
電気部品の周囲における温度が高くなると、電気部品は放熱し難くなり、電気部品の発熱は解消し難くなる。このため、電気部品の周囲における温度が高くなるほど、Iminを0に近づけることができる。Iminを小さくするほど、評価値kが0以下になり難くなり、積算値Σkが増加しやすくなる。すなわち、電気部品は放熱しにくいため、積算値Σkが増加することになる。
一方、電気部品に流れる電流が大きいほど、電気部品の放熱を無視することができる。すなわち、電気部品に過大な電流が流れると、電気部品が放熱したとしても、電気部品の発熱量は上昇しやすく、電気部品が異常状態に到達しやすい。この点を考慮して、電気部品に流れる電流が、予め定めた上限値よりも大きいときには、評価値kとして、図2に示す保護時間の逆数よりも大きくしておくことができる。
評価値kを、保護時間の逆数よりも大きくしておくことにより、積算値Σkを増加させやすくなり、電気部品が異常状態に到達していることを早期に判別することができる。評価値kを、保護時間の逆数よりも大きくするときにおいて、保護時間の逆数および評価値kの差分は、適宜設定することができる。例えば、電気部品に流れる電流が大きくなるほど、差分を広げることができる。なお、電気部品に流れる電流が、Iminよりも大きく、上限値よりも小さいときには、上述したように、評価値kとして、図2に示す保護時間の逆数を用いることができる。
組電池10の充放電が行われている間は、電気部品に電流が流れるため、電気部品に流れる電流に対応した評価値kが積算されることになる。評価値kを積算し続けることにより、積算値Σkは、1に近づくことになる。ここで、積算値Σkが1であるときには、特定の電流を電気部品に流し続けたときの時間が、図2に示す保護時間に到達したときと同じ状態(すなわち、異常状態)となる。例えば、100秒の保護時間に対応した電流を電気部品に流し続けたとき、図4に示す各処理で得られる評価値kは1/100となり、評価値kを100回積算すれば、言い換えれば、100秒経過すれば、積算値Σkが1となる。
ステップS104において、コントローラ30は、積算値Σkが閾値以上であるか否かを判別する。ここで、積算値Σkが1であるときには、上述したように、電気部品が異常状態に到達していることになるため、閾値としては、1を用いることができる。ただし、閾値としては、1以外の値を用いることもできる。評価値kが、実際の電気部品の発熱状態からずれる可能性があることなどを考慮して、閾値を、1よりも大きい値に設定したり、1よりも小さい値に設定したりすることができる。ただし、閾値は、1に対して大きくずらさないことが好ましい。閾値に関する情報は、メモリ31に記憶しておくことができる。
ステップS104の処理において、積算値Σkが閾値以上であるときには、ステップS105の処理に進み、積算値Σkが閾値よりも小さいときには、図4に示す処理を終了する。積算値Σkが閾値以上であるときには、電気部品が、発熱に伴う異常状態にあると判別することができる。
ステップS105において、コントローラ30は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオンからオフに切り替える。電気部品が異常状態であるときには、電気部品の更なる発熱を抑制するために、電気部品への通電を遮断する必要がある。システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオンからオフに切り替えることにより、組電池10の充放電が行われなくなり、電気部品への通電を遮断することができる。
本実施例によれば、複数の電気部品のうち、いずれかの電気部品が異常状態であると判別されたときには、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gがオンからオフに切り替わることになる。これにより、異常状態に最も早く到達した電気部品を保護することができる。
外部電源からの電力を組電池10に供給するシステムでは、システムメインリレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pを介して、組電池10および外部電源を接続することができる。この場合には、外部電源からの電力を組電池10に供給しているときに、電気部品が異常状態であるか否かを判別することができる。すなわち、電気部品に流れる電流を取得して積算値Σkを求め、積算値Σkが閾値以上であるか否かを判別することができる。
一方、組電池10の電力を外部機器に供給するシステムでは、システムメインリレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pを介して、組電池10および外部機器を接続することができる。この場合には、組電池10の電力を外部機器に供給しているときに、電気部品が異常状態であるか否かを判別することができる。すなわち、電気部品に流れる電流を取得して積算値Σkを求め、積算値Σkが閾値以上であるか否かを判別することができる。
外部電源からの電力を組電池10に供給するシステムや、組電池10の電力を外部機器に供給するシステムにおいても、電気部品が異常状態であると判別したときには、本実施例と同様に、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオンからオフに切り替えることができる。これにより、電気部品に電流が流れるのを遮断でき、電気部品を保護することができる。
システムメインリレーSMR−B.SMR−Gをオンからオフに切り替えたときには、組電池10の電力をモータ・ジェネレータ24に供給することができず、組電池10の出力を用いて車両を走行させることができない。ここで、ハイブリッド自動車においては、組電池10以外の他の動力源(例えば、エンジン又は燃料電池)を用いることにより、車両を走行させ続けることができる。
本実施例において、積算値Σkが閾値に近づいたときには、ユーザに警告することができる。上述したように、積算値Σkが閾値以上であるときには、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gがオンからオフに切り替えられるため、このような状態になることをユーザに予め知らせておくことができる。ユーザへの警告の内容は、適宜設定することができる。また、ユーザへの警告の方法としては、音又は表示を用いることができる。例えば、車両に搭載された音響設備を用いて、ユーザに警告したり、車両に搭載されたディスプレイに特定情報を表示させることにより、ユーザに警告したりすることができる。
電気部品に流れる電流が一定であるときには、図2に示すマップを用いて、電気部品の異常状態を判別しやすい。すなわち、電気部品に流れる電流に対応した保護時間以上、電気部品に電流が流れ続けたときには、電気部品が異常状態であると判別することができる。一方、組電池10の充放電を行うとき、電流センサ22によって検出される電流、すなわち、電気部品に流れる電流は、車両の走行パターンなどに応じて変化する。
電気部品に流れる電流が変化しやすい状況では、図2に示すマップを用いても、電気部品の異常状態を判別しにくい。すなわち、時間に応じて、電気部品に流れる電流が変化するとともに、保護時間も変化してしまうため、電気部品が異常状態であるか否かを判別するための情報を取得しにくい。
本実施例によれば、評価値kとして、保護時間の逆数を用いることにより、各判別周期(図4に示す処理が行われる周期)において、電気部品に流れた電流による熱的影響を把握することができる。すなわち、閾値のうち、電気部品に電流が流れることによる熱的影響が占める割合を把握することができる。図2に示すように、電気部品に流れる電流が異なると、電気部品が異常状態と判別されるまでの時間(保護時間)が異なってくる。すなわち、電気部品に流れる電流が大きいほど、閾値に占める熱的影響が大きくなる。言い換えれば、電気部品に流れる電流が小さいほど、閾値に占める熱的影響が小さくなる。
保護時間の逆数である評価値kを用いれば、電流の値に応じて、閾値に占める熱的影響を把握することができる。そして、閾値に占める熱的影響(評価値k)を積算すれば、積算値Σkが閾値に到達しているか否か、言い換えれば、電気部品が異常状態に到達しているか否かを容易に判別することができる。このように、電気部品に流れる電流が変化しても、評価値kを積算することにより、電気部品が異常状態であるか否かを判別することができる。
また、本実施例によれば、電流センサ22の検出結果だけを用いて、電気部品が異常状態であるか否かを判別でき、異常状態の判別処理を容易に行うことができる。
なお、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオンからオフに切り替えて、電気部品に電流が流れなくなった後では、電気部品の放熱によって、電気部品の温度は低下する。そして、電気部品に電流が流れなくなっている時間が長いほど、電気部品は、発熱前の状態に戻りやすくなる。このため、電気部品に電流が流れなくなっている時間、言い換えれば、システムメインリレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pがオフとなっている時間を計測し、計測時間が、予め定めた基準時間よりも長いときには、電気部品が発熱前の状態に戻っていると判別することができる。この場合には、積算値Σkを0に設定することができる。
また、電気部品に電流が流れなくなっている時間に応じて、積算値Σkを減少させることもできる。例えば、電気部品に電流が流れなくなっている時間と、積算値Σkの減少量との対応関係を予め決めておき、電気部品に電流が流れなくなっている時間に対応した減少量の分だけ、積算値Σkを減少させることができる。ここで、図4に示す処理を行うときには、減少後の積算値Σkを基準として、評価値kを積算することができる。
10:組電池、11:単電池、12:プラグ、13:ヒューズ、21:監視ユニット、
22:電流センサ、23:インバータ、24:モータ・ジェネレータ、
30:コントローラ、31:メモリ、PL:正極ライン、NL:負極ライン、
SMR−B,SMR−G,SMR−P:システムメインリレー、
R:電流制限抵抗、C:コンデンサ

Claims (8)

  1. 充放電を行う蓄電装置と、
    前記蓄電装置の充放電に応じて電流が流れる電気部品と、
    前記電気部品に流れる電流を検出する電流センサと、
    前記電気部品の発熱に伴う異常状態を判別するコントローラと、を有し、
    前記コントローラは、
    前記電気部品に電流を流し続けることができる上限時間の逆数と、前記電気部品に流れる電流との対応関係を用いて、前記電流センサによる検出電流に対応した前記逆数を算出し、
    前記逆数を算出するたびに前記逆数を積算して得られた積算値が、閾値以上であるとき、前記電気部品が前記異常状態であると判別することを特徴とする蓄電システム。
  2. 前記電気部品に流れる電流が大きいほど、前記逆数が大きいことを特徴とする請求項1に記載の蓄電システム。
  3. 前記コントローラは、前記検出電流が上限値よりも大きいとき、前記逆数よりも大きな値を積算することを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄電システム。
  4. 前記コントローラは、前記検出電流が下限値よりも小さいとき、前記積算値を増加させないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  5. 前記コントローラは、前記検出電流が前記下限値よりも小さいとき、前記逆数の代わりに、0以下の値を用いることを特徴とする請求項4に記載の蓄電システム。
  6. 前記蓄電装置の充放電を行わせるオン状態と、前記蓄電装置の充放電を行わせないオフ状態との間で切り替わるリレーを有しており、
    前記コントローラは、前記電気部品が前記異常状態であると判別したとき、前記リレーを前記オン状態から前記オフ状態に切り替えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  7. 前記蓄電装置は、車両に搭載され、前記車両の走行に用いられるエネルギを出力することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の蓄電システム。
  8. 蓄電装置の充放電に応じて電流が流れる電気部品の発熱に伴う異常状態を判別する方法であって、
    電流センサを用いて、前記電気部品に流れる電流を検出し、
    前記電気部品に電流を流し続けることができる上限時間の逆数と、前記電気部品に流れる電流との対応関係を用いて、前記電流センサによる検出電流に対応した前記逆数を算出し、
    前記逆数を算出するたびに前記逆数を積算して得られた積算値が、閾値以上であるとき、前記電気部品が前記異常状態であると判別することを特徴とする異常判別方法。
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