JPH09308078A - 半導体素子の過電流保護装置 - Google Patents

半導体素子の過電流保護装置

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JPH09308078A JP11903096A JP11903096A JPH09308078A JP H09308078 A JPH09308078 A JP H09308078A JP 11903096 A JP11903096 A JP 11903096A JP 11903096 A JP11903096 A JP 11903096A JP H09308078 A JPH09308078 A JP H09308078A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の保護装置は半導体素子の電流測定手
段、電圧測定手段および収納ケース温度測定手段を要
し、構成が繁雑になり小型化することが困難で、高価で
あった。 【解決手段】 半導体素子の電流検出値に所定の保護特
性に基づく演算を行う演算手段と、この演算手段による
演算結果を積算する積算手段と、この積算手段による積
算値を所定時間毎にリセットするリセット手段と、積算
値が予め設定した設定値を越えたことを判定する判定手
段とからなる第1の過電流検出手段と、前記電流検出値
が所定の値を超えたことを検出する第2の過電流検出手
段とを備え、第1または第2の過電流検出手段の出力に
よって半導体素子の動作を停止させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力変換装置におけ
る半導体素子に対して過電流による熱破壊を生じさせな
いようにする保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子を用いた電力変換装置では半
導体素子をスイッチング動作させることにより電力の形
態を変換している。半導体素子は流れる電流によって生
じる電力損失のため温度が上昇する。そのジャンクショ
ン温度がある限界を超えると熱的な破壊を生じるので、
ジャンクション温度が常に所定の温度以内になるように
半導体素子を保護する必要がある。この種の保護装置と
して、例えば特開平7−135731号公報に記載され
たものがある。この文献に記載された保護装置は、半導
体素子の電流測定手段、印加電圧測定手段、収納ケース
温度測定手段、ジャンクション温度算出手段および判定
手段とで構成されている。
【0003】従来の保護装置では、電流および印加する
電圧を検出して、演算により半導体素子における電力損
失を求め、この電力損失に基づいてジャンクションと収
納ケースとの温度差を推定し、これに検出した収納ケー
ス温度を加えてジャンクション温度としている。このよ
うにして求めたジャンクション温度が所定の温度を超え
ているか否かを監視することにより半導体素子を保護し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の保護装置は以上
のように構成されているので、半導体素子の電流測定手
段、電圧測定手段および収納ケース温度測定手段という
3つの測定手段が必要であるため構成が繁雑になり小型
化することが困難で、高価になるという問題がある。こ
の発明は上記のような課題を解決するためになされたも
のであり、適正な保護論理を用い、少ない測定手段を用
いて小型で経済的な保護装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体素
子の過電流保護装置は、半導体素子の電流検出値に所定
の保護特性に基づく演算を行う演算手段と、この演算手
段による演算結果を積算する積算手段と、この積算手段
による積算値を所定時間毎にリセットするリセット手段
と、積算値が予め設定した設定値を越えたことを判定す
る判定手段とからなる第1の過電流検出手段と、前記電
流検出値が所定の値を超えたことを検出する第2の過電
流検出手段とを備え、第1または第2の過電流検出手段
の出力によって半導体素子の動作を停止させるように構
成したものである。
【0006】また、第1の過電流検出手段では、電流検
出値をI、定数をk1 として、10-I/k1 を演算するよ
うに、あるいは定数をnとして、In を演算するように
構成したものである。
【0007】さらにまた、積算手段が、積算期間を異に
する複数の演算値を保持するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施形態1.以下、この発明の第1の実施形態である電
力変換装置の保護装置を図を用いて説明する。図1は半
導体素子の過電流耐量を示す特性図であり、縦軸に電流
をとり、これに耐え得る時間を横軸に対数目盛で示して
いる。過電流耐量は半導体素子の収納ケース、冷却フィ
ン、冷却器の温度特性などによってきまる。半導体素子
の過電流耐量は、一般に曲線aのように電流値に応じた
3つの領域をもっている。領域Iは瞬時許容電流領域で
許容瞬時電流Ioh以上の電流は直ちに制限されなければ
ならない。領域IIは電流が許容瞬時電流Ioh以下で許
容連続電流Iol以上の範囲で、電流に応じて通電時間を
制限しなければならない領域であり、右下がりの反限時
特性である。領域IIIは許容連続電流Iolを連続して
通電可能な領域で、通電時間を制限する必要はない。よ
って、保護装置は領域IとIIを対象に保護できればよ
い。保護装置としては、曲線bのように曲線aを少し下
回る保護レベルをもたせればよい。
【0009】図2はこの発明による保護装置のブロック
図である。図中、1は半導体素子の許容瞬時電流Ia
設定する第1の設定回路、2は第1の設定回路1で設定
した許容瞬時電流Ia と半導体素子に流れる電流Iとを
比較する第1の比較回路、3は半導体素子に流れる電流
Iに基づいて所定の演算をする演算回路、4は演算回路
3の演算結果を積算する積算回路、5は積算回路4を周
期的にリセットするリセット回路、6は限時過電流特性
を設定する第2の設定回路、7は積算回路4の出力と第
2の設定回路6に設定した電流を比較する第2の比較回
路、8は第1の比較回路2および第2の比較回路7の出
力の論理和回路、9は論理和回路8の出力に基づいて動
作する装置停止指令回路である。
【0010】領域Iにおいては瞬時保護が必要である。
第1の比較回路2は、第1の設定回路1に設定した許容
瞬時電流Ia を検出電流が越えたときに動作し、論理和
回路8を通じて装置停止指令回路9に信号を送出し装置
を停止させる。
【0011】領域IIにおいは、半導体素子を次式で示
す保護特性により保護する。 I=k1 ・logt+k2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(1) ここで、Iは電流であり、k1 およびk2 は図2の曲線
b上の2点AおよびBを設定し、その2点における電流
および時間(Ia ,ta )(Ib ,tb )を式1に代入
することにより算出できる。式1を変形すると、 t・10-I/k1=10-k2/k1 =K1 ‥‥‥‥‥‥(2) 式2の左辺の演算値が定数K1 を越えると、装置停止指
令回路9に信号を送出し装置を停止させる。
【0012】図1において、演算回路3は例えばアナロ
グデバイセズ社発行の「アナログデバイセズリニア・デ
ータブック1994/1995」(1994年10月発
行)に記載の「6桁高精度対数・逆対数アンプ755」
のような演算アンプであり、検出電流を入力し、式2に
おける10-I/k1 を演算する。積算回路4はたとえばア
ナログ積分器で、上記10-I/k1 を積算してt・10
-I/k1 なる信号すなわち式2の左辺の演算値を出力す
る。リセット回路5は一定期間tb ごとにリセット信号
を積算回路4に与え、積算回路4はtb ごとに積分値を
リセットし、新たな積算演算を行う。今、電流がIa
b の間のIc を継続したとすると、積算回路4の出力
はtc においてK1 を超える。このとき、第2の比較回
路7は第2の設定回路6より与えられるK1 と比較して
動作し、出力を論理和回路8を経由して装置停止指令回
路9へ停止信号を送出する。電流がIb 以下の場合は積
算期間tb 以内には積算値がK1 を越えることがないの
で連続通電ができる。
【0013】なお、領域IIの保護は必ずしも式1によ
る必要はなく、点AおよびBを通り曲線aを越えない緩
やかな曲線で近似してもよい。次の近似保護関数を定義
する。但し、nは整数、K2 は定数である。 In t=K2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(3) 式3に、曲線bのA点の値(Ia ,ta )およびB点の
値(Ib ,tb )を代入すればnおよびKが求められ
る。nは計算値に最も近い整数を選べばよい。このよう
にしてA点およびB点の近傍を通る式3による近似保護
関数が得られる。
【0014】この場合、演算回路3は図3に示すように
乗算器を複数個使用し、In を演算するように構成すれ
ばよい。31〜34は乗算器で35および36はマルチ
プレクサのような選択回路である。選択回路35,36
に選択信号を与えることにより、I1 からIn まで選択
することができる。なおnの値は、たとえばサイリスタ
やGTOでは4から8の範囲に設定するのが適当であ
る。
【0015】本発明は以上のように構成しかつ動作する
ので、半導体素子の保護すべき全電流範囲にわたって最
適保護が可能になり、その結果余分な安全率をとること
なく半導体素子をその能力限界まで利用できるという効
果が得られるとともに、従来の保護装置に比べて少ない
測定手段を用い、ICなどの電子回路部品で構成した演
算部分をもつ小型の保護装置を実現でき、さらには電力
装置そのものを小型化できるという優れた効果がある。
【0016】また、乗算器等で構成した図3に示す演算
回路を用いた保護装置では、保護関数を任意に選択する
ことが可能であるため、半導体素子以外の電力機器の過
電流保護に適用することができる。たとえば、式3にお
いて、n=1のとき左辺は充電電荷量を示すので、コン
デンサやバッテリなどの充電保護に適用できる。また、
n=2とすれば電力量に比例するので抵抗器など抵抗性
機器の保護にも適用できる。したがってマルチプレクサ
などの切換器を用いて時分割的に検出電流、設定値、積
算回路の切換を行うことにより、一つの保護装置によっ
て半導体素子を含めて多様な電力用機器を複数同時に保
護することができる。
【0017】実施形態2.第1の実施形態では、保護装
置を設定回路1から装置停止指令回路9の各要素で構成
するものとして説明したが、これらの主要部を一括して
マイクロコンピュータを用いて構成することができる。
以下、この発明の第2の実施形態である保護装置を図を
用いて説明する。図4はこの保護装置のブロック図、図
5は動作を示すフローチャート、図6は動作説明図であ
る。図中、11は検出電流をディジタル変換するA/D
変換回路、12はA/D変換回路11の出力に基づいて
演算を行うマイクロコンピュータ、13はマイクロコン
ピュータ12に演算トリガ信号を与えるクロック生成回
路、14はマイクロコンピュータ12の出力に基づいて
動作する装置停止指令回路である。
【0018】マイクロコンピュータ12の演算はクロッ
ク発生回路13より与えられるクロック信号に基づいて
演算周期△Tごとに図5に示す動作を実行する。演算周
期ΔTはΔT<<tb かつ電流Iが許容瞬時電流Ia
達したことをマイクロコンピュータ12が検出してから
装置を停止するまで要する演算無駄時間の間に検出電流
Iが許容瞬時電流Iohを越えないような時間に設定す
る。また積算期間はtbとする。このときマイクロコン
ピュータ12はtb の間、演算周期ΔTの時間間隔でA
/D変換回路11の出力を読み込み、式2における10
-I/k1 の演算とその積算を行う。
【0019】tb /ΔTに近い整数をmとし、連続する
m個の10-I/k1 の和をΣ10-I/k 1 とすると、式2は m・ΔT・Σ10-I/k1 =K1 ‥‥‥‥‥‥‥‥(4) となる。さらに変形すれば Σ10-I/k1 =K1 /m・ΔT‥‥‥‥‥‥‥‥(5) となる。マイクロコンピュータ12は式5の左辺の演算
を、連続するm個の電流Iに対して実行しその値が式5
の左辺の値を越えたとき装置停止指令回路14に停止信
号を出力する。
【0020】図5において、S1〜S11は実行ステッ
プを示す。クロック発生回路13よりクロック信号でマ
イクロコンピュータ12に割り込みを発生させ、S2以
下の一連の演算を実行する。S3、S4ではA/D変換
器からの電流Iが許容瞬時電流Ia より大きければ無条
件で装置を停止する。S5〜S8で10-I/k1 の演算お
よびその積算を行いΣ10-I/k1 を求め、その値がK1
/m・ΔTを越えたとき過電流であると判定して装置を
停止する。S9、S10では、積算回数がmに達したと
き、新しい積算演算に備えて各レジスタをリセットす
る。
【0021】以上の説明では、マイクロコンピュータ1
2における演算は4式に基づいて行うものとしたが、第
1の実施形態における説明と同様、近似保護関数3式に
基づく次式によって演算をおこなってもよい。 ΔT・ΣIn ・m=K2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(6) これをさらに変形して ΣIn =K2 /m・ΔT‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(7) 従って、S5で10-I/k1 のかわりにIn の演算を実行
すればよい。数値演算では10-I/k1 よりもIn の方が
演算量が少なく高速処理に適している。
【0022】マイクロコンピュータ12における演算は
以上の方法に限られるものではなく、例えば、図7に示
すフローチャートのようなものでもよい。S16〜S1
7では、式5の左辺を演算するにあたって、連続する最
新のm個の10-I/k1 の和Σ10-I/k1 を演算周期ΔT
ごとに演算する。たとえば図6の時刻tm においてはt
1 からtm までの10-I/k1 を加算し、時刻tm+1 にお
いてはt2 からtm+1 までの10-I/k1 を加算する。S
18、S19において、その最新のm個の加算値Σ10
-I/k1 がk1 /m・ΔTを越えるとき、装置停止指令を
送出するように構成すればよい。この方法によれば、演
算周期ΔTごとに常に最新の状態を検出しているため、
過電流検出の応答時間が短く、したがって保護効果が高
くなる。もちろん、この場合も10-I/k1 のかわりにI
n の演算をするようにしてもよいことはいうまでもな
い。
【0023】以上のように構成することによって、より
簡単な構成で小型の保護装置が実現でき経済的である。
また電力変換装置における制御装置はマイクロコンピュ
ータを用いて構成される場合が多く、電流検出系におい
てもA/D変換器を備えている場合が多いため、新たな
演算手段を設けることなく、過電流保護のためのプログ
ラムを付加するだけで本発明を実現でき経済的である。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、半導体素子の
電流検出値に所定の保護特性に基づく演算を行う演算手
段と、この演算手段による演算結果を積算する積算手段
と、この積算手段による積算値を所定時間毎にリセット
するリセット手段と、積算値が予め設定した設定値を越
えたことを判定する判定手段とからなる第1の過電流検
出手段と、電流検出値が所定の値を超えたことを検出す
る第2の過電流検出手段とを備え、第1または第2の過
電流検出手段の出力によって半導体素子の動作を停止さ
せるように構成したので、半導体素子の保護すべき全電
流範囲にわたって最適保護が可能になり、その結果余分
な安全率をとることなく半導体素子をその能力限界まで
利用できるという効果が得られる。
【0025】また、請求項2の発明によれば、第1の過
電流検出手段で、電流検出値をI、定数をk1 として、
10-I/k1 を演算するように構成したので、少ない測定
手段を用い、ICなどの電子回路部品で構成した演算部
分をもつ小型の保護装置を実現でき、さらには電力装置
そのものを小型化できるという優れた効果がある。
【0026】また、請求項3の発明によれば、第1の過
電流検出手段で、電流検出値をI、定数をnとして、I
n を演算するように構成したので、保護関数を任意に選
択することが可能で、半導体素子以外の電力機器の過電
流保護に適用することができ、マルチプレクサなどの切
換器を用いて時分割的に検出電流、設定値、積算回路の
切換を行うことにより、一つの保護装置によって半導体
素子を含めて多様な電力用機器を複数同時に保護するこ
とができるという優れた効果がある。
【0027】また、請求項4の発明によれば、積算手段
で、積算期間を異にする複数の演算値を保持するように
したので、演算周期ごとに常に最新の状態を検出し、過
電流検出の応答時間が短く、したがって保護効果が高く
なるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 半導体素子の過電流耐量を示す特性図であ
る。
【図2】 この発明による電力変換装置の保護装置の第
1の実施形態を示すブロック図である。
【図3】 この発明による電力変換装置の保護装置の第
1の実施形態での演算回路の1例を示すブロック図であ
る。
【図4】 この発明による電力変換装置の保護装置の第
2の実施形態を示すブロック図である。
【図5】 この発明による電力変換装置の保護装置の第
2の実施形態における動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 この発明による電力変換装置の保護装置の第
2の実施形態における動作説明図である。
【図7】 この発明による電力変換装置の保護装置の第
2の実施形態の変形例における動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 第1の設定回路 2 第1の比較回路 3 演
算回路 4 積算回路 5 リセット回路 6 第
2の設定回路 7 第2の比較回路 8 論理和回路 9 装
置停止指令回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子の電流検出値に所定の保護特
    性に基づく演算を行う演算手段と、この演算手段による
    演算結果を積算する積算手段と、この積算手段による積
    算値を所定時間毎にリセットするリセット手段と、前記
    積算値が予め設定した設定値を越えたことを判定する判
    定手段とからなる第1の過電流検出手段と、前記電流検
    出値が所定の値を超えたことを検出する第2の過電流検
    出手段とを備え、前記第1または第2の過電流検出手段
    の出力によって前記半導体素子の動作を停止させるよう
    に構成したことを特徴とする半導体素子の過電流保護装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の過電流検出手段は、前記電流
    検出値をI、定数をk1 として、10-I/k1 を演算する
    ように構成したことを特徴とする請求項1記載の半導体
    素子の過電流保護装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の過電流検出手段は、前記電流
    検出値をI、定数をnとして、In を演算するように構
    成したことを特徴とする請求項1記載の半導体素子の過
    電流保護装置。
  4. 【請求項4】 前記積算手段が、積算期間を異にする複
    数の演算値を保持するようにしたことを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の半導体素子の過電流保
    護装置。
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