JP2013228551A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが希望する画質の画像形成のために、パラメータの値を一々設定し、また該設定に基づく出力を確かめる等の手間を省くことができる画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】行なった画像形成毎に、該画像形成に係るパラメータの値を記憶している記憶部と、画像形成の指示を受け付ける指示受付手段とを備え、ユーザから所定の画像形成の指示を受け付けた場合、既に記憶されているパラメータの値の中、過去当該ユーザによって行われた画像形成に係るパラメータの値に基づいて画像形成が行なわれる。
【選択図】図3
【解決手段】行なった画像形成毎に、該画像形成に係るパラメータの値を記憶している記憶部と、画像形成の指示を受け付ける指示受付手段とを備え、ユーザから所定の画像形成の指示を受け付けた場合、既に記憶されているパラメータの値の中、過去当該ユーザによって行われた画像形成に係るパラメータの値に基づいて画像形成が行なわれる。
【選択図】図3
Description
本発明は、所定のパラメータを用いて画像形成を行なう画像形成装置及び画像形成方法に関する。
近年、公共施設又はコンビニエンスストア等には、プリンタ、複合機等の装置が設置されており、使用者は、所定の料金を支払って、前記装置を使用することが出来る。
このような装置に関し、例えば、特許文献1においては、画像の位置精度に対する要求は、画像形成後の原稿の用途によって異なるため、位置精度よりも処理速度を優先する場合があったことに対し、位置ズレが予め設定された基準値を超えたときのみ位置ズレを補正し、しかも、原稿の用途に応じて、該基準値を手動で変更可能にし、また検出された位置ズレ量が該基準値よりも大きい場合にのみ補正するとともに、該基準値を任意に変更可能にした画像形成装置が開示されている。また、該画像形成装置は、位置ズレ量の基準値をサービスマンが調整可能にすることで、基準値を適宜ユーザ要求レベルに合致させるように構成されている。
ところで、上述した複合機のような画像形成装置は複数のユーザによって使用されるものであり、ユーザ別に画質の好みが異なることから、他の人によって画質が調整された後に当該画像形成装置を使用する場合には、印刷物の画質の好みが合わない事が生じ得る。この場合、印刷物の画質を自分の好みに合わせて設定するには当該パラメータの値を適当に変えながらその際の印刷物の画質を確認する作業を繰り返して行なう必要があり、多大の時間及び資材の浪費となる。
しかしながら、上述した特許文献1の画像形成装置では、このような問題に対して工夫されておらず、該問題を解決できない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、行なった画像形成毎に、該画像形成に係るパラメータの値が記憶されており、ユーザから所定の画像形成の指示を受け付けた場合、既に記憶されているパラメータの値の中、過去当該ユーザによって行われた画像形成に係るパラメータの値に基づいて画像形成が行なわれることにより、該ユーザが希望する画質の画像形成のためにパラメータの値を一々設定し、また該設定に基づく出力を確かめる等の手間を省くことができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、行なった画像形成毎に、該画像形成に係るパラメータの値を記憶している記憶部と、画像形成の指示を受け付ける指示受付手段とを備え、前記指示に係る受付画像形成を、前記記憶部に記憶されているパラメータの値に基づいて行なうように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記指示受付手段が受け付けた指示に係る画像形成(受付画像形成)が、前記記憶部に記憶されている、既に行なった画像形成毎のパラメータの値に基づいて行なわれる。
本発明に係る画像形成装置は、行なった画像形成毎に形成履歴が記憶され、形成履歴のリストを表示する表示部と、該表示部に表示された形成履歴の何れかの選択を受け付ける選択受付手段とを備え、前記選択に係る被選択形成履歴に対応するパラメータの値に基づき、前記受付画像形成を行なうように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、行なった画像形成毎の形成履歴からなる形成履歴のリストが前記表示部に表示され、前記選択受付手段が何れかの形成履歴の選択を受け付けた場合、受け付けられた選択に係る形成履歴(被選択形成履歴)に対応するパラメータの値に基づき、前記受付画像形成が行なわれる。
本発明に係る画像形成装置は、行なった画像形成毎に、該画像形成に係る画像が記憶され、前記表示部は前記被選択形成履歴に対応する画像を表示するように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、前記形成履歴のリストが前記表示部に表示され、前記選択受付手段が何れかの形成履歴の選択を受け付けた場合、当該被選択形成履歴に対応する画像が該表示部に表示される。
本発明に係る画像形成装置は、シート状の記録媒体に画像形成を行なう画像形成手段と、該画像形成手段によって画像形成された記録媒体に後処理を行う後処理手段とを備え、前記記憶部は、行なった後処理毎に、該後処理に係るパラメータの値を記憶しており、前記後処理手段による後処理が、前記記憶部に記憶されている後処理に係るパラメータの値に基づいて行なわれるように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記画像形成手段によって画像形成された記録媒体に、前記後処理手段が後処理を施す際、前記記憶部に記憶されている、既に行なった後処理に係るパラメータの値に基づいて行なわれる。
本発明に係る画像形成方法は、行なった画像形成毎に、該画像形成に係るパラメータの値を記憶している記憶部を備える画像形成装置にて画像形成を行なう画像形成方法において、画像形成の指示を受け付ける指示受付ステップと、受け付けられた指示に係る画像形成を、前記記憶部に記憶されているパラメータの値に基づいて行なうステップとを含むことを特徴とする。
本発明にあっては、前記指示受付ステップにて受け付けられた指示に係る画像形成が、前記記憶部に記憶されている、既に行なった画像形成毎のパラメータの値に基づいて行なわれる。
本発明によれば、ユーザから所定の画像形成の指示を受け付けた場合、既に記憶されているパラメータの値の中、過去当該ユーザによって行われた画像形成に係るパラメータの値に基づいて画像形成を行なうことができるので、該ユーザが希望する画質の画像形成のためにパラメータの値を一々設定し、また該設定に基づく出力を確かめる等の手間を省くことができ、ひいては斯かる出力確認による資源の浪費を防ぐことができる。
以下に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置及び画像形成方法を、コピー機能、印刷機能、後処理機能等を有する複合機に適用した場合を例として、図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る複合機100の要部構成を示す機能ブロック図である。複合機100は、制御部1と、表示制御部2と、画像入力部3と、記憶部4と、表示部5と、画像出力部6と、画像処理部7と、操作パネル8、後処理部9とを備えている。
図1は本発明の実施の形態1に係る複合機100の要部構成を示す機能ブロック図である。複合機100は、制御部1と、表示制御部2と、画像入力部3と、記憶部4と、表示部5と、画像出力部6と、画像処理部7と、操作パネル8、後処理部9とを備えている。
表示制御部2は、DSP(Digital Signal Processor)のようなプロセッサにより構成され、表示部5への画像表示を制御する。例えば、表示制御部2は、後述する形成履歴リスト、ダイアログボックス又は処理原稿画像の表示部5への表示、後述する出力用画像データに基づく画像の表示部5への表示等を制御する。
画像入力部3は、読み取り用の原稿に光を照射する光源、CCD(Charge Coupled Device)のようなイメージセンサ等を有し、該原稿の画像データの光学的読み取りを行なう。また、画像入力部3では、所定の読取り位置に載置された原稿からの反射光像を当該イメージセンサに結像させ、RGB(R : Red, G : Green, B : Blue)のアナログデータを出力する。
画像出力部6は、画像処理部7から出力される画像データに基づく画像を記録用紙、OHPフィルム等のシート状の記録媒体上に印刷する。画像出力部6は、感光体ドラム、該感光体ドラムを所定の電位に帯電させる帯電器、外部から受付けた画像データに応じてレーザ光を発して感光体ドラム上に静電潜像を生成させるレーザ書込装置、感光体ドラム表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像化する現像器、感光体ドラム表面に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写器、該トナー像を該記録媒体に定着する定着ローラ等を備えている。
また、画像出力部6は、制御部1の指示に応じて、前記形成履歴リストの中、何れかの形成履歴に係るパラメータの値に基づいて、印刷を行なう。
画像処理部7は、例えば、画像入力部3から入力されるアナログデータを基にデジタル形式の画像データを生成し、又は記憶部4に記憶されている画像データを読み出し、夫々の画像の種類に応じた処理を施した後、印刷すべき画像データ(出力用画像データ)を生成する。画像処理部7によって生成された出力用画像データは、画像出力部6に送られる。
操作パネル8は、複合機100における「ファックス」、「複写」、「印刷」、「スキャン」、「後処理」等の機能を切り替える機能ボタン、テンキー、スタートキー、キャンセルキー、受け付けた指示を確定するためのエンターキー等を備えている。
また、これに限るものでなく、複合機100がタッチパネルを更に備え、該タッチパネルを介してユーザからの指示を受け付けるように構成しても良い。
表示部5は、例えば、LCD又はEL(Electroluminescence)パネル等からなり、前記形成履歴リスト、ダイアログボックス、処理原稿画像及び出力用画像データに基づく画像を表示する。更に、表示部5は、複合機100の状態、ジョブ処理の状況、画像入力部3が読み取った原稿の画像及び操作パネル8の操作内容の確認等、使用者に対して報知すべき情報を表示する。
後処理部9は、例えば、ステープルユニット、パンチユニット(図示せず)等を有しており、画像出力部6によって印刷された記録媒体に対して、適宜箇所に綴じ孔をあけ、又は適宜箇所にステープル処理を施す等のいわゆる後処理を行なう。
図2は本発明の実施の形態1に係る複合機100における、制御部1の要部構成を示す機能ブロック図である。制御部1はCPU11と、ROM12と、RAM13と、指示受付部14と、選択受付部15と、記録部16とを備えている。
ROM12には各種の制御プログラム、演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータ等が予め格納されており、RAM13はデータを一時的に記憶し、記憶順、記憶位置等に関係なく読み出すことが可能である。また、RAM13は、例えば、ROM12から読み出されたプログラム、該プログラムを実行することにより発生する各種データ、該実行の際適宜変化するパラメータ等を記憶する。また、ROM12には上述した各種機能の実行におけるパラメータの値が記憶されている。
CPU11は、ROM12に予め格納されている制御プログラムをRAM13上にロードして実行することによって、上述した各種ハードウェアの制御を行ない、装置全体を本発明に係る複合機100として動作させる。
指示受付部14は、操作パネル8(又はタッチパネル)を介して、画像処理、画像形成処理又は後処理に係る指示を受け付ける。より詳しくは、指示受付部14は、スキャンのような画像処理、スキャンした画像の複写、外部データに基づく印刷のような画像形成処理、ステープル、パンチのような後処理に係る指示を受け付ける。
選択受付部15は、表示部5に前記形成履歴リストが表示された場合において、表示された形成履歴リストの中、何れかの形成履歴の選択をユーザから受け付ける。
斯かる形成履歴リストは、複合機100が画像形成処理又は後処理を行なった場合における、複写ジョブ、印刷ジョブ、後処理ジョブ等のジョブ名、日付、ユーザ名等を含む処理履歴を、当該処理順に記憶したものである。換言すれば、前記形成履歴は、画像形成処理又は後処理毎の処理履歴であり、これら形成履歴を一覧表示したのが形成履歴リストである。
斯かる形成履歴リストは、複合機100が画像形成処理又は後処理を行なった場合における、複写ジョブ、印刷ジョブ、後処理ジョブ等のジョブ名、日付、ユーザ名等を含む処理履歴を、当該処理順に記憶したものである。換言すれば、前記形成履歴は、画像形成処理又は後処理毎の処理履歴であり、これら形成履歴を一覧表示したのが形成履歴リストである。
すなわち、表示部5に前記形成履歴リストが表示され、ユーザが操作パネル8を適宜操作して何れかの形成履歴を選択した場合、選択受付部15は当該形成履歴の選択をユーザから受け付ける。以下、ユーザによって選択された形成履歴を被選択形成履歴と称する。
記録部16は前記形成履歴及び形成履歴リストを作成する。例えば、所定のユーザが操作パネル8を操作して、自分のIDを入力して、画像形成処理又は後処理に係るジョブの指示を行なった場合、画像出力部6又は後処理部9によって当該画像形成処理又は後処理が行なわれ、この際、記録部16は操作パネル8を(又はタッチパネル)介して当該ユーザ名、ジョブ名を取得し、計時部(図示せず)からその際の日付を取得する。また、記録部16は、取得されたユーザ名、ジョブ名、日付等を用いて前記形成履歴を作成し、該形成履歴に基づいて前記形成履歴リストを作成する。
記憶部4は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM等の不揮発性の記憶媒体により構成されている。
上述したように、記録部16によって作成された形成履歴及び形成履歴リストは、記憶部4に記憶される。また、記憶部4には、形成履歴毎に斯かるパラメータの値が記憶されている。すなわち、画像形成処理又は後処理の何れかの処理が行なわれる度に、斯かる処理に用いられたパラメータの値が、当該画像形成処理又は後処理に対応付けられて形成履歴として記憶部4に記憶される。
該パラメータとしては、例えば、画像形成処理においては、トナーの付着量を調整することによる印字濃度、画像と記録媒体との位置合わせタイミングを調整する印字位置、感光体ドラムの帯電量等が挙げられる。また、後処理においては、ステープル位置、パンチ位置及び紙折り位置等が挙げられる。
なお、上述した指示受付部14、選択受付部15及び記録部16は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、CPU11が所定のプログラムを実行することにより、ソフトウェア的に構築されてもよい。
以上のような構成を有する本発明の実施の形態1に係る複合機100は、ユーザが画像形成処理又は後処理におけるパラメータの値を調整する際、記憶部4に既に記憶されている形成履歴毎のパラメータの値に基づいて行なうことができるように構成されている。
図3は本発明の実施の形態1に係る複合機100における、画像形成処理に係るパラメータの値の調整を説明するフローチャートである。
複数のユーザによって使用される共用の複合機の場合、ユーザ別に好みが異なることから、各ユーザによって画像形成処理又は後処理(以下、画像形成処理等と言う)におけるパラメータの値が頻繁に変更される。このような、共用の複合機を用いて所定の写真原稿の複写を希望する場合、当該ユーザは自分の好みにあった色合いにするため、前記パラメータの値を調整する必要がある。以下、便宜上、このような場合を前提にして説明を行い、該説明においては、前記共用の複合機が実施の形態1に係る複合機100であり、当該ユーザは、以前、複合機100を用いて写真原稿を複写したことがあるものとする。
画像形成処理等におけるパラメータの値を調整したいユーザは、操作パネル8(又はタッチパネル)を適宜操作して、形成履歴リストの表示を指示する。この際、指示受付部14は操作パネル8(又はタッチパネル)を介して形成履歴リストを表示する指示を受け付ける(ステップS101)。
斯かる際、CPU11が表示制御部2に形成履歴リストの表示を指示し、表示制御部2は、記憶部4に記憶されている形成履歴及び形成履歴リストに基づき、表示部5に形成履歴リストを表示する(ステップS102)。
図4は本発明の実施の形態1に係る複合機100において、表示部5に表示される形成履歴リストの一例を示す例示図である。図4に示す形成履歴リストには、形成履歴毎に、日付、ユーザ名及びジョブ名が書き込まれている。
例えば、以前、自分が行なった写真原稿の複写の場合と同様にパラメータの値を調整したいとき、当該ユーザは、表示部5に表示された形成履歴リストを視認しながら、以前自分が行なった写真原稿の複写に該当する形成履歴を選択する。例えば、当該ユーザはユーザ名項目から自分の名前を探して選択することが出来る。
斯かる際、CPU11は、操作パネル8(又はタッチパネル)を監視することによって、何れかの形成履歴の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS103)。CPU11は何れの形成履歴の選択も受け付けていないと判定した場合(ステップS103:NO)、何れかの形成履歴の選択を受け付けるまでこの判定を繰り返す。
一方、当該ユーザが操作パネル8(又はタッチパネル)を適宜操作して、表示部5に表示された処理履歴リストから、以前自分が行なった写真原稿の複写に該当する形成履歴を選択した場合、選択受付部15が該形成履歴の選択を受け付ける。
この際、CPU11は、何れかの形成履歴の選択を受け付けたと判定し(ステップS103:YES)、当該被選択形成履歴に対応するパラメータの値に合わせてパラメータの値を変更する指示として認識する。
次いで、CPU11は、当該ジョブ(複写)に係るパラメータの値を、被選択形成履歴に対応するパラメータの値に合わせて変更することに対するユーザの意思確認を行なうために、斯かる旨をダイアログボックスにて表示するよう、表示制御部2に指示する。
CPU11の指示に応じて、表示制御部2は表示部5に意思確認のためのダイアログボックスを表示する(ステップS104)。図5は本発明の実施の形態1に係る複合機100における、意思確認のためのダイアログボックスの一例を示す例示図である。
図5に示したダイアログボックスには、被選択形成履歴(グレーにて表示)に対応するパラメータの値に合わせて、当該ジョブに係るパラメータの設定を変更する旨が表示されており、当該ユーザから確認を受け付けるための「はい」ソフトキー及び「いいえ」ソフトキーが形成されている。斯かる際、当該ユーザは、操作パネル8(又はタッチパネル)を介して「はい」ソフトキー又は「いいえ」ソフトキーを操作する。
CPU11は、操作パネル8(又はタッチパネル)を監視することによって、「はい」ソフトキーが操作されたか否かを判定する(ステップS105)。CPU11は「はい」ソフトキーが操作されなかったと判定した場合(ステップS105:NO)、換言すれば、当該ユーザが「いいえ」ソフトキーを操作した場合、処理を再びステップS102に戻す。
一方、当該ユーザが「はい」ソフトキーを操作し、CPU11が「はい」ソフトキーが操作されたと判定した場合(ステップS105:YES)、ROM12に記憶されている複写に斯かるパラメータの値を被選択形成履歴に対応するパラメータの値に合わせて変更する(ステップS106)。
以降、当該ユーザは操作パネル8を適宜操作して当該写真原稿の複写の指示を行い、本発明の実施の形態1に係る複合機100では、変更後のパラメータの値を用いて、該写真原稿の複写が行なわれる。
以上の記載においては、当該ユーザが写真原稿の複写(画像形成処理)を行なう場合を例に挙げて説明したが、これに限るものでない。
例えば、当該ユーザが所定の後処理を行なう場合においては、該ユーザが形成履歴リストから後処理に該当する何れかの形成履歴を選択することにより、被選択形成履歴に対応するパラメータの値に合わせて、当該後処理に係るパラメータの値が変更され、変更後のパラメータの値を用いて、当該後処理が行なわれる。
例えば、当該ユーザが所定の後処理を行なう場合においては、該ユーザが形成履歴リストから後処理に該当する何れかの形成履歴を選択することにより、被選択形成履歴に対応するパラメータの値に合わせて、当該後処理に係るパラメータの値が変更され、変更後のパラメータの値を用いて、当該後処理が行なわれる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る複合機100は、実施の形態1の複合機100と同様の構成を有するが、記憶部4の構成において異なる。
本発明の実施の形態2に係る複合機100は、実施の形態1の複合機100と同様の構成を有するが、記憶部4の構成において異なる。
詳しくは、実施の形態2に係る複合機100の記憶部4には、各形成履歴において当該画像形成処理又は後処理に係る原稿の画像(以下、処理原稿画像と言う。)を形成する画像データ(以下、処理原稿画像データと言う。)を記憶している。換言すれば、処理原稿画像データは、各形成履歴に係る画像形成処理又は後処理において印刷された画像を形成する出力用画像データである。すなわち、実施の形態2に係る複合機100においては、画像形成処理又は後処理毎に、印刷された処理原稿画像を形成する出力用画像データが記憶部4に記憶される。
このような構成を有する実施の形態2に係る複合機100は、ユーザが画像形成処理又は後処理におけるパラメータの値を調整する際、記憶部4に既に記憶されている形成履歴毎の処理原稿画像を参照することができるように構成されている。
図6は本発明の実施の形態2に係る複合機100における、画像形成処理に係るパラメータの値の調整を説明するフローチャートである。
以下の説明においては、説明の便宜上、実施の形態2に係る複合機100が前記共用の複合機であり、当該ユーザが複合機100を用いて写真原稿の複写を行なうものとする。また、当該ユーザは、以前、複合機100を用いて写真原稿を複写したことがあるものとする。
自分の好みに合わせて画像形成処理又は後処理(以下、画像形成処理等と言う。)におけるパラメータの値を調整したいユーザは、操作パネル8(又はタッチパネル)を適宜操作して、形成履歴リストの表示を指示する。この際、指示受付部14は操作パネル8(又はタッチパネル)を介して形成履歴リストを表示する指示を受け付ける(ステップS201)。
斯かる際、CPU11は表示制御部2に形成履歴リストの表示を指示し、表示制御部2が記憶部4に記憶されている形成履歴及び形成履歴リストに基づいて表示部5に形成履歴リストを表示する(ステップS202)。
図7は本発明の実施の形態2に係る複合機100において、表示部5に表示される形成履歴リストの一例を示す例示図である。図7に示す形成履歴リストには、実施の形態1の場合と同様に、形成履歴毎に、日付、ユーザ名及びジョブ名が書き込まれている。更に、図7に示す形成履歴リストには、“プレビュー”の項目が追加されており、形成履歴毎に該“プレビュー”欄に「表示」ソフトキーが設けられている。該「表示」ソフトキーを介して、当該形成履歴に対応する処理原稿画像を表示部5に表示する指示をユーザから受け付けることができる。
例えば、以前、自分が行なった写真原稿の複写の場合と同様にパラメータの値を調整したいとき、ユーザは、表示部5に表示された形成履歴リストを視認しながら、以前自分が行なった写真原稿の複写に該当する形成履歴を探し、当該形成履歴に係る“プレビュー”項目の「表示」ソフトキーを操作して該形成履歴に対応する処理原稿画像を表示部5に表示させることができる。
表示部5に形成履歴リストが表示された場合、CPU11は、操作パネル8(又はタッチパネル)を監視することによって、「プレビュー」項目以外、何れかの項目が操作された否かを判定する(ステップS203)。
例えば、当該ユーザが操作パネル8(又はタッチパネル)を適宜操作して、表示部5に表示された形成履歴リストから、以前自分が行なった写真原稿の複写に該当する形成履歴を探し、該形成履歴の何れかの項目であって、「プレビュー」項目以外のものを選択した場合、選択受付部15が該形成履歴を選択する指示として受け付ける。
この際、CPU11は「プレビュー」項目以外、何れかの項目が操作されたと判定し(ステップS203:YES)、操作された項目に係る形成履歴が選択されたものとみなして、当該被選択形成履歴(グレーにて表示)に対応するパラメータの値に合わせてパラメータの値を変更する指示として認識する。
次いで、CPU11は、当該ジョブ(複写)に係るパラメータの値を、被選択形成履歴に対応するパラメータの値に合わせて変更することに対するユーザの意思確認を行なうために、斯かる旨をダイアログボックスに表示するよう、表示制御部2に指示する。CPU11の指示に応じて、表示制御部2は、表示部5に、図5に表示したようなダイアログボックスを表示する(ステップS204)。
一方、CPU11は「プレビュー」項目以外、何れの項目も操作されていないと判定した場合(ステップS203:NO)、何れかの「プレビュー」項目が操作されたか否かを判定する(ステップS207)。
例えば、ユーザが「プレビュー」項目も、他の何れの項目も操作していない場合、CPU11は、何れの「プレビュー」項目も操作されていないと判定し(ステップS207:NO)、処理を再びステップS203に戻す。
一方、ユーザが操作パネル8(又はタッチパネル)を適宜操作して何れかの「プレビュー」項目を操作した場合、CPU11は、何れかの「プレビュー」項目が操作されたと判定し(ステップS207:YES)、操作された「プレビュー」項目に係る形成履歴が選択されたものとみなして、当該被選択形成履歴(グレーにて表示)に対応するパラメータの値に合わせてパラメータの値を変更する指示として認識する。
この際、CPU11は、被選択形成履歴に対応するプレビュー画像を表示部5に表示するよう、表示制御部2に指示する。また、CPU11は、当該ジョブ(複写)に係るパラメータの値を、被選択形成履歴に対応するパラメータの値に合わせて変更することに対するユーザの意思確認を行なうために、斯かる旨をダイアログボックスにて表示するよう、表示制御部2に指示する。
CPU11の指示に応じて、表示制御部2は、表示部5に、被選択形成履歴に対応するプレビュー画像及び前記ダイアログボックスを表示する(ステップS208)。詳しくは、表示制御部2は記憶部4から被選択形成履歴に対応する処理原稿画像データを読み出し、これに基づく処理原稿画像をプレビュー画像として表示部5に表示する。
図8は本発明の実施の形態2に係る複合機100における、意思確認のためのダイアログボックスの一例を示す例示図である。
図8に示したダイアログボックスには、表示中のプレビュー画像に対応するパラメータの値に合わせてパラメータの設定を変更する旨が表示されており、また当該ユーザから確認を受け付けるための「はい」ソフトキー及び「いいえ」ソフトキーが形成されている。斯かる際、当該ユーザは、操作パネル8(又はタッチパネル)を介して「はい」ソフトキー又は「いいえ」ソフトキーを操作する。
以上のように、図5に表示したようなダイアログボックスが表示された場合(ステップS204参照)又は、図8に表示したようなダイアログボックスが表示された場合(ステップS208参照)、CPU11は、操作パネル8(又はタッチパネル)を監視することによって、「はい」ソフトキーが操作されたか否かを判定する(ステップS205)。
CPU11は「はい」ソフトキーが操作されなかったと判定した場合(ステップS205:NO)、すなわち、「いいえ」ソフトキーが操作された場合、処理を再びステップS202に戻す。
一方、「はい」ソフトキーが操作されたと判定した場合(ステップS205:YES)、CPU11はROM12に記憶されている複写に斯かるパラメータの値を被選択形成履歴に対応するパラメータの値に合わせて変更する(ステップS206)。
以降、当該ユーザは操作パネル8を適宜操作して当該写真原稿の複写の指示を行い、本発明の実施の形態2に係る複合機100では、変更後のパラメータの値を用いて、該写真原稿の複写が行なわれる。
以上の記載においては、当該ユーザが写真原稿の複写(画像形成処理)を行なう場合を例に挙げて説明したが、これに限るものでない。
例えば、当該ユーザが所定の後処理を行なう場合においては、該ユーザが形成履歴リストから後処理に係る何れかの形成履歴を選択することにより、被選択形成履歴に対応するプレビュー画像(処理原稿画像)が表示され、ユーザは該プレビュー画像を確認し、該プレビュー画像に係るパラメータの値に合わせて、当該後処理における画像形成に係るパラメータの値が変更され、変更後のパラメータの値を用いて、当該後処理(画像形成)が行なわれるようにしても良い。
例えば、当該ユーザが所定の後処理を行なう場合においては、該ユーザが形成履歴リストから後処理に係る何れかの形成履歴を選択することにより、被選択形成履歴に対応するプレビュー画像(処理原稿画像)が表示され、ユーザは該プレビュー画像を確認し、該プレビュー画像に係るパラメータの値に合わせて、当該後処理における画像形成に係るパラメータの値が変更され、変更後のパラメータの値を用いて、当該後処理(画像形成)が行なわれるようにしても良い。
実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
以上の記載においては、本発明に係る複合機100が画像形成処理及び後処理を行なう際、記憶部4に記憶されている各処理毎のパラメータの値に基づいて行なう場合について説明したが、これに限るものでない。
例えば、スキャンジョブのような画像処理が行なわれる都度、画像形成処理及び後処理の場合と同様、処理履歴が作成されると共に、該画像処理に係るパラメータの値が記憶部4に記憶されるように構成してもよい。
以降、例えば、画像入力部3によって読み込まれた画像データに対して、画像処理部7が所定の画像処理を行なう場合、ユーザによって選択された処理履歴に係る画像処理のパラメータに基づいて、前記画像データの画像処理が行なわれるように構成してもよい。
1 制御部
4 記憶部
5 表示部
6 画像出力部
8 操作パネル
9 後処理部
11 CPU
14 指示受付部
15 選択受付部
100 複合機
4 記憶部
5 表示部
6 画像出力部
8 操作パネル
9 後処理部
11 CPU
14 指示受付部
15 選択受付部
100 複合機
Claims (5)
- 行なった画像形成毎に、該画像形成に係るパラメータの値を記憶している記憶部と、
画像形成の指示を受け付ける指示受付手段とを備え、
前記指示に係る受付画像形成を、前記記憶部に記憶されているパラメータの値に基づいて行なうように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 行なった画像形成毎に形成履歴が記憶され、
形成履歴のリストを表示する表示部と、
該表示部に表示された形成履歴の何れかの選択を受け付ける選択受付手段とを備え、
前記選択に係る被選択形成履歴に対応するパラメータの値に基づき、前記受付画像形成を行なうように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 行なった画像形成毎に、該画像形成に係る画像が記憶され、
前記表示部は前記被選択形成履歴に対応する画像を表示するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - シート状の記録媒体に画像形成を行なう画像形成手段と、
該画像形成手段によって画像形成された記録媒体に後処理を行う後処理手段とを備え、
前記記憶部は、行なった後処理毎に、該後処理に係るパラメータの値を記憶しており、
前記後処理手段による後処理が、前記記憶部に記憶されている後処理に係るパラメータの値に基づいて行なわれるように構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の画像形成装置。 - 行なった画像形成毎に、該画像形成に係るパラメータの値を記憶している記憶部を備える画像形成装置にて画像形成を行なう画像形成方法において、
画像形成の指示を受け付ける指示受付ステップと、
受け付けられた指示に係る画像形成を、前記記憶部に記憶されているパラメータの値に基づいて行なうステップと
を含むことを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012100263A JP2013228551A (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012100263A JP2013228551A (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013228551A true JP2013228551A (ja) | 2013-11-07 |
Family
ID=49676238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012100263A Pending JP2013228551A (ja) | 2012-04-25 | 2012-04-25 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013228551A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008017394A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 操作画面生成方法、操作画面生成装置、電子機器、プログラム |
JP2012063593A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置,制御方法,プログラム,および記録媒体 |
JP2012074854A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Sharp Corp | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラムおよびその記録媒体 |
-
2012
- 2012-04-25 JP JP2012100263A patent/JP2013228551A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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