JP2013227858A - 配管ユニット、配管構造及び排水システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流路が鉛直方向に形成され、排水を流下させる直管10と、直管10の下流側に接続され、前記排水の流路を前記鉛直方向から水平方向に変更させる曲管11とを備えた配管ユニット1において、曲管11は直管10よりも大径に形成され、直管10の下流側の開口端部10aは、曲管11の上流側の開口端部11a内に挿入配置され、直管10の下流側の開口端部10aと曲管11の上流側の開口端部11aとの間に通気用の間隙15が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
また、節水型便器の場合は、排水の水勢により強い負圧が発生しやすく、そのために、封水が引き込まれて減少しやすい。この封水の減少は、封水を破るものでなければ便器の機能を低下させるものではないが、ユーザーに便器の品質又は機能上の不安を抱かせてしまうことがあるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、排水時に直管内で負圧が発生することを回避し、封水の減少を防止し得る配管ユニット、配管構造及び排水システムを提供することを課題とする。
本発明によれば、前記直管の下流側の開口端部と、通気用の間隙と、前記曲管の上流側の開口端部すなわち管の外方が連通するため、前記直管の内部が負圧になることが回避される。
本発明において、前記直管の下流側の開口端部と前記曲管の上流側の開口端部とは、前記直管に接続させる排水用内管部と、前記曲管に接続させる通気用外管部とを備えたソケットにより接続されていてもよい。
この構成により、直管の下流側の開口端部と曲管の上流側の開口端部とを通気用の間隙を形成させて簡便に接続される。
本発明において、前記通気用外管部には、前記排水用内管部が内接して固定されていてもよい。
この構成により、通気用外管部と排水用内管部とが簡便に製造される。
本発明において、前記排水用内管部の上端部と前記通気用外管部の上端部には、これらの間に跨って、内孔が前記通気用の間隙と連通された配管接続口が突設されていてもよい。
本発明は、配管構造において、上記したいずれかの配管ユニットと、前記曲管の下流側に接続され排水を水平方向に導く横引管とを備えていることを特徴とする。
この構成により、配管構造が、上述したいずれかの作用及び機能を奏する。
本発明は、排水システムにおいて、排水用の設備機器に設けられ排水流路を封水するトラップと、このトラップの排水口に接続された上記の配管構造とを備えていることを特徴とする。
この構成により、排水システムが上記したいずれかの作用及び機能を奏する。
そして、直管10の下流側の開口端部10aが曲管11の上流側の開口端部11a内に挿入配置された状態となっている。そして更に、下流側の開口端部10aと曲管11の上流側の開口端部11aとの間に通気用の間隙が形成され、この間隙が直管10内と外気とを連通させる空気取込部15として、直管10の内部、曲管11の内部、空気取込部15及び配管ユニット1の外部とを連通させている。
本変形例の配管ユニット20は、空気取込部15の一部に上方に突出する配管接続口21を配備するとともに、配管接続口21の先端に更に外部空気取込管22を接続させ、空気取込部15を上方に延設させたものである。
その結果、負圧により生じる封水の減少を防止して、ユーザーがトイレの機能に徒に不安を抱かせないようにすることができるという効果が得られる。
3 便器(排水用の設備機器)
6 横引管
10 直管
10a 下流側の開口端部
11 曲管
11a 上流側の開口端部
12 偏芯二重管(ソケット)
13 排水用内管部
14 通気用外管部
15 空気取込部(通気用の間隙)
21 配管接続口
A 配管構造
S 排水システム
P トラップ
Claims (6)
- 流路が鉛直方向に形成され、排水を流下させる直管と、この直管の下流側に接続され、前記排水の流路を前記鉛直方向から水平方向に変更させる曲管とを備えた配管ユニットにおいて、
前記曲管は前記直管よりも大径に形成され、
前記直管の下流側の開口端部は、前記曲管の上流側の開口端部内に挿入配置され、
前記直管の下流側の開口端部と前記曲管の上流側の開口端部との間に通気用の間隙が形成されていることを特徴とする配管ユニット。 - 前記直管の下流側の開口端部と前記曲管の上流側の開口端部とは、前記直管に接続させる排水用内管部と、前記曲管に接続させる通気用外管部とを備えたソケットにより接続されていることを特徴とする請求項1に記載の配管ユニット。
- 前記通気用外管部には、前記排水用内管部が内接して固定されていることを特徴とする請求項2に記載の配管ユニット。
- 前記排水用内管部の上端部と前記通気用外管部の上端部には、これらの間に跨って、内孔が前記通気用の間隙と連通された配管接続口が突設されていることを特徴とする請求項3に記載の配管ユニット。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の配管ユニットと、前記曲管の下流側に接続され排水を水平方向に導く横引管とを備えていることを特徴とする配管構造。
- 排水用の設備機器に設けられ排水流路を封水するトラップと、
このトラップの排水口に接続された請求項5に記載の配管構造とを備えていることを特徴とする排水システム。
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JP2004353444A (ja) * | 2003-05-08 | 2004-12-16 | Kubota Corp | 排水配管用ベンド及び排水管システム |
JP2009002099A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Sekisui Chem Co Ltd | バイパス通気用管継手およびこのバイパス通気用管継手を用いた排水システム |
JP2010084390A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Takiron Co Ltd | 便器通気排水管路構造 |
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2013
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