JP2013226877A - 車両用燈体及び燈体付ドアミラー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アウターハウジング21と、このアウターハウジング21に進行方向前側から突き合わされるアウターレンズ22と、これらアウターハウジング21とアウターレンズ22との間に設けられるインナーハウジング23と、このインナーハウジング23に支持される発光ユニット24とを備え、発光ユニット24は、左右方向外方を照射する第1光源部25と、この第1光源部25と離間して配置され、進行方向前方を照射する第2光源部26と、これら第1光源部25と第2光源部26とを電気的に接続するリード線241とを有し、インナーハウジング23の上下方向両側縁231c,231dのうち、少なくとも一方の側縁には、リード線241を保持可能な第1突起部234及び第2突起部が設けられている。
【選択図】図3
Description
これに対し、法定上の方向指示機能を確保するための光源部と、意匠用の光源部とを1つの光源部にまとめることも考えられるが、必要な光の照度を確保しにくくなるという課題がある。
このように構成することで、アウターハウジングとインナーハウジングとの位置決めを容易に行うことができ、車両用燈体の組み立て性を向上させることができる。
このように構成することで、発光素子の光放射方向がアウターレンズの面方向に沿うように配置した場合と比較して、各光源部の配置スペースを省スペース化することが可能になる。
このように構成することで、2つの光源部を有している場合であっても、意匠性を損なうことを防止できる燈体付ドアミラーを提供できる。
このように構成することで、より意匠性を向上させることができる。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ドアミラーを進行方向前方からみた正面図である。尚、以下の説明において、説明を簡単にするために、車両の進行方向前方を単に前方、進行方向後方を単に後方、運転席側からみて車幅方向右方を単に右方、運転席側からみて車幅方向左方を単に左方、車両の鉛直方向上下を単に上方、及び下方などとして説明する場合がある。
尚、図1に示すドアミラー1の構成は、車体2の左右両方共に同一であるが、ここでは車体2の右側に設けられたドアミラー1のみについて説明し、左側に設けられるドアミラーについての説明は省略する。
図2は、ターンランプ部を後方からみた斜視図、図3は、ターンランプ部を前方からみた分解斜視図である。
図1〜図3に示すように、ターンランプ部20は、ミラーボディー4内に収納されるように後側に配置されるアウターハウジング21と、このアウターハウジング21に前側から突き合わされ、アウターハウジング21と一体化するアウターレンズ22と、これらアウターハウジング21とアウターレンズ22との間に設けられるインナーハウジング23と、このインナーハウジング23に支持される発光ユニット24とを備えている。
アウターハウジング21は、非透明な樹脂によって、前方側に開口部21aを有するように箱状に形成されている。また、アウターハウジング21は、ミラーボディー4の前面4aに沿うように、左右方向に長く湾曲形成されている。アウターハウジング21の上側縁部21bには、左右方向略中央と左右方向内側(図3における右側)に、それぞれ取付ステー47が上方に向かって突設されている。また、アウターハウジング21の下側縁部21cには、左右方向略中央に取付ステー47が下方に向かって突設されている。
これら取付ステー47は、アウターハウジング21をミラーボディー4に締結固定するためのものであって、不図示のボルトが挿通可能な挿通孔47aが形成されている。
また、アウターハウジング21の開口部21aの周縁には、外フランジ部21dが形成されている。外フランジ部21dは、アウターレンズ22の一部を構成する後述の2次成形部35によって被覆される部位である(詳細は後述する)。
また、アウターハウジング21内には、透明な樹脂により形成されたインナーハウジング23と、このインナーハウジング23に支持される発光ユニット24が収納されている。
図4は、インナーハウジング及び発光ユニットを後方からみた斜視図である。
図3、図4に示すように、発光ユニット24は、アウターハウジング21の左右方向外側(図3における左側、図4における右側)に配置される第1光源部25と、アウターハウジング21に一体成形されているコネクタハウジング211の近傍に配置された第2光源部26と、これら第1光源部25及び第2光源部26を電気的に接続するための2本のリード線241,241とにより構成されている。
これにより、第2基板26bに外部電源からの電力が供給される。また、第2基板26bに供給された電力は、2本のリード線241,241を介して第1基板25bに供給される。各基板25b,26bは、それぞれ供給された電力を降圧し、対応するLED25a,26aに供給する。これにより、各LED25a,26aが発光する。
一方、インナーハウジング23は、アウターハウジング21の開口部21aを閉塞するように、左右方向に長く湾曲形成された帯状のハウジング本体231と、このハウジング本体231の左右方向外側(図3における左側)に配置された第1ベース部232と、ハウジング本体231の左右方向内側(図3における右側)に配置された第2ベース部233とが一体成形されたものであって、全体的にシボ加工が施されている。
また、ハウジング本体231の上下方向両側縁231c,231dには、それぞれ複数の第1突起部234及び第2突起部235が長手方向に沿って並んで配置されている。
同図に詳示するように、第1突起部234は、断面略L字状に形成されたものであって、ハウジング本体231の後面231aから後方に向かって突出する舌片部234aと、この舌片部234aの先端からインナーハウジング23の短手方向外側に向かって立ち上がり形成された立上り部234bとが一体成形されている。すなわち、ハウジング本体231の上側縁部231cに形成されている立上り部234bは、上方に向かって立ち上がるように形成されている。また、ハウジング本体231の下側縁部231dに形成されている立上り部234bは、下方に向かって立ち上がるように形成されている。
このような構成のもと、ハウジング本体231の上下方向両側縁231c,231dには、第1突起部234及び第2突起部235によって、発光ユニット24を構成するリード線241を配索するためのリード線配索路242が形成される。そして、リード線配索路242に配索されたリード線241は、各突起部234,235によって保持されるようになっている。
すなわち、ハウジング本体231に形成されている各突起部234,235は、発光ユニット24を構成するリード線241を保持する役割を有していると共に、アウターハウジング21に対するインナーハウジング23の位置決めを行う位置決め部244の役割を有している。
図2、図3に戻り、アウターハウジング21に前側から突き合わされるアウターレンズ22は、透明な樹脂によってアウターハウジング21の開口部21aをインナーハウジング23の上から覆うように、左右方向に長く湾曲形成されている。そして、アウターハウジング21の外フランジ部21dにアウターレンズ22の外周部22aが当接し、これらアウターハウジング21の外フランジ部21dと、アウターレンズ22の外周部22aとが重なるようになっている。
さらに、アウターレンズ22の前面22bには、照射幅調整凸部221の周囲を取り囲むように平面視略コの字状に形成されたパッキン27が設けられ、このパッキン27を介してアウターレンズ22がミラーボディー4に取り付けられる。これにより、ミラーボディー4の開口部4bから内部に塵埃や雨水が侵入してしまうのを防止できる。
図2、図6に示すように、2次成形部35は、アウターハウジング21とアウターレンズ22とを不図示の金型内で重ね合わせた状態で(図6参照)、不図示の金型にアウターレンズ22と同一材料の透明な樹脂を流し込み、成形されるものである(図2参照)。2次成形部35は、アウターレンズ22の一部を構成している。
このため、部品点数を減少させることができると共に、ターンランプ部20全体の小型化を図ることが可能になる。また、アウターハウジング21とアウターレンズ22とにより形成される内部空間の気密性、水密性を高めることができる。
これらのことから、各LED25a,26aは、これらの光放射方向L1,L2がアウターレンズ22の面方向に直交する法線方向に沿うように配置されていることになる。
一方、発光ユニット24の第2光源部26から発光された光は、インナーハウジング23の導光部231bによってターンランプ部20のほぼ全体に広がり、その後、照射幅調整凸部221によって、ドアミラー1の外部に照射される光の幅が狭められた状態で照射される。すなわち、照射幅調整凸部221は、ドアミラー1の意匠性を向上させるために、第2光源部26の光の放射幅を調整する役割を有している。
したがって、上述の実施形態によれば、発光ユニット24の第1光源部25と第2光源部26とがそれぞれアウターハウジング21の左右方向両側に離間して配置されているので、これら第1光源部25と第2光源部26とを、それぞれインナーハウジング28の第1ベース部232と第2ベース部233とに別々に保持させることができる。このため、各光源部25,26を一体的に配置するよりも、各光源部25,26付近に存在する第1ベース部232や第2ベース部233が肉厚になってしまうことを防止できる。よって、ターンランプ部20全体の大型化を防止でき、ドアミラー1の意匠性を損なうことを防止できる。
そして、各突起部234,235にリード線241を保持する役割の他に、アウターハウジング21に対するインナーハウジング23の位置決めを行う位置決め部244の役割を持たせている。このため、アウターハウジング21にインナーハウジング23を容易に組み付けることができ、ターンランプ部20の組み立て性を向上させることができる。
そして、インナーハウジング23には、全体的にシボ加工が施されているので、ドアミラー1から出射される光の意匠性を高めることができる。
また、上述の実施形態では、発光ユニット24において、第1光源部25と第2光源部26とを電気的に接続するために、2本のリード線241,241を用いた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、第1光源部25と第2光源部26とを電気的に接続できる部材であればよい。また、リード線241の本数も2本に限られるものではなく、第1光源部25や第2光源部26の仕様に応じて1本に設定してもよい。
さらに、上述の実施形態では、インナーハウジング23には、全体的にシボ加工が施されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、インナーハウジング23にシボ加工を施さなくてもよい。
2 車体
4 ミラーボディー
20 ターンランプ部(車両用燈体)
21 アウターハウジング
22 アウターレンズ
23 インナーハウジング
24 発光ユニット
25 第1光源部
25a 第1LED(発光素子)
25b 第1基板(基板)
26 第2光源部
26a 第2LED(発光素子)
26b 第2基板(基板)
221 照射幅調整凸部
231 ハウジング本体
231c 上側縁部(側縁)
231d 下側縁部(側縁)
234 第1突起部
235 第2突起部
241 リード線(導電部)
244 位置決め部
Claims (5)
- 進行方向後側に配置されるアウターハウジングと、
このアウターハウジングに進行方向前側から突き合わされ、前記アウターハウジングと一体化するアウターレンズと、
これらアウターハウジングとアウターレンズとの間に設けられるインナーハウジングと、
このインナーハウジングに支持される発光ユニットとを備え、
前記発光ユニットは、
左右方向外方を照射する第1光源部と、
この第1光源部と離間して配置され、進行方向前方を照射する第2光源部と、
これら第1光源部と第2光源部とを電気的に接続する導電部とを有し、
前記インナーハウジングの上下方向の両側縁のうち、少なくとも一方の側縁には、前記導電部を保持可能な突起部が設けられていることを特徴とする車両用燈体。 - 前記突起部は、前記アウターハウジングに対する前記インナーハウジングの位置決めを行うための位置決め部を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の車両用燈体。
- 前記第1光源部及び第2光源部は、それぞれ発光素子と、この発光素子を発光させるための基板とを有し、
前記発光素子の光放射方向が前記アウターレンズの面方向に直交する法線方向に沿うように、各発光素子が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用燈体。 - 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用燈体を、車体の側部に設けられ、前記車体の進行方向後方に向けてミラーが嵌め込まれるミラーボディーに設けたことを特徴とする燈体付ドアミラー。
- 前記アウターレンズに、このアウターレンズの上下方向の幅よりも狭く設定され、前記ミラーボディーの進行方向前面から露出する照射幅調整凸部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の燈体付ドアミラー。
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