JP2013226607A - チャックテーブル及びチャックテーブルを備える加工装置 - Google Patents

チャックテーブル及びチャックテーブルを備える加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】形状の異なる板状ワークを吸引保持する際に、チャックテーブルを交換することなく板状ワークを保持面に吸引保持することを目的とする。
【解決手段】チャックテーブル1は、第1の吸引部2と第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bと第3の吸引部4とを備え、これらの吸引部のそれぞれに第1の連通孔6と第2の連通孔7と第3の連通孔8とを備えている。チャックテーブル1を有する加工装置100には、それぞれの連通孔を吸引源9に接続させる第1の配管11と第2の配管12と第3の配管13と、これらに第1のバルブ110と第2のバルブ120と第3のバルブ130とがそれぞれ配設され、これらのバルブの開閉状態を切り替えることで板状ワークが吸引保持される保持面の面積を変更することができる。したがって、形状の異なる板状ワークでも、チャックテーブル1を交換する必要はなく、板状ワークをチャックテーブル1に吸引保持することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加工物である板状ワークを吸引保持するチャックテーブル及びチャックテーブルに吸引保持された板状ワークに加工を施す加工装置に関する。
加工装置においては、チャックテーブルにおいて板状ワークを吸引保持し、加工具によって板状ワークを所定の厚みに加工している。チャックテーブルとしては、板状ワークを吸引保持する保持面を有する保持板と、該保持面に吸引力を伝達するための領域を有し保持板を支持する基台と、を備えているものがある(例えば、下記の特許文献1を参照)。
特開2004−14939号公報
しかしながら、上記のようなチャックテーブルにおいて、例えば四角形の板状ワークを吸引保持しようとしても、チャックテーブルの保持面が円形に形成されていることから、該保持面の一部分が露出し、当該一部分においてエアが漏洩して四角形の板状ワークをチャックテーブルに吸引保持することが困難となっている。したがって、四角形の板状ワークを吸引保持する際には、当該板状ワークの形状に合わせてチャックテーブルを交換して対応している。
また、円形の板状ワークには、結晶方位識別のためのオリエンテーションフラットが形成されたものと形成されていないものとがあり、オリエンテーションフラットについても、その大きさは板状ワークの種類によって異なる。そのため、オリエンテーションフラットの大きさによっては、保持面の一部分が露出し、当該一部分においてエアが漏洩してしまうという問題がある。
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、形状の異なる板状ワークをチャックテーブルの保持面に吸引保持できるようにすることに発明の解決すべき課題がある。
本発明は、吸引源に連通する吸引部の保持面において板状ワークを吸引保持するチャックテーブルであって、該吸引部は、中央部分に配設され四角形の保持面を有する第1の吸引部と、該第1の吸引部の外側に配設された複数の第2の吸引部と、により構成され、該吸引部の側面を封鎖する封鎖部を備え、該封鎖部によって隣接する該第1の吸引部と該第2の吸引部とが隔てられており、該第1の吸引部を該吸引源に連通させる第1の連通孔と、該第2の吸引部を該吸引源に連通させる第2の連通孔と、を備える。
上記の吸引部は、前記第1の吸引部に隣接する少なくとも4つの前記第2の吸引部と、該4つの第2の吸引部の外側に配設された第3の吸引部と、により構成され、該4つの第2の吸引部を前記吸引源に連通させる第2の連通孔と、該第3の吸引部を該吸引源に連通させる第3の連通孔と、を備える。
上記の第1の吸引部、第2の吸引部及び第3の吸引部は、ポーラス部材により形成されていることが望ましい。
さらに、本発明は、吸引源に連通する吸引部の保持面において板状ワークを吸引保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに吸引保持された板状ワークを加工する加工手段と、を備えた加工装置であって、該チャックテーブルは、中央部分に配設され四角形の保持面を有する第1の吸引部と、該第1の吸引部の外側に配設される少なくとも4つの第2の吸引部と、該第2の吸引部の外側に配設される第3の吸引部と、により構成される吸引部と、該吸引部の側面を封鎖する封鎖部と、該第1の吸引部に連通する該第1の連通孔と、該第2の吸引部に連通する該第2の連通孔と、該第3の吸引部に連通する該第3の連通孔と、により構成され、該加工装置は、該第1の連通孔を該吸引源に接続させる第1の配管と、該第1の配管に配設される第1のバルブと、該第2の連通孔を該吸引源に接続させる第2の配管と、該第2の配管に配設される第2のバルブと、該第3の連通孔を該吸引源に接続させる第3の配管と、該第3の配管に配設される第3のバルブと、を備え、該第1のバルブと該第2のバルブと該第3のバルブとの開閉をそれぞれ切り替えることによって該保持面の面積を変更可能にする。
本発明は、チャックテーブルにおいて、吸引源に連通する吸引部を備えており、該吸引部は、中央部分に四角形の保持面を有する第1の吸引部と、第1の吸引部の外側に配設された複数の第2の吸引部とにより構成され、吸引部の側面を封鎖する封鎖部を備えている。そのため、第1の吸引部と第2の吸引部とは封鎖部によって隔てられるため、第1の吸引部と第2の吸引部とにおける吸引作用を個別に設定することができる。そして、吸引源から発生する吸引力を第1の吸引部ばかりでなく、第2の吸引部にも伝達することができるため、異なる形状の板状ワークを1つのチャックテーブルにおいて吸引保持することができる。
上記の吸引部は、上記第1の吸引部に隣接する少なくとも4つの第2の吸引部と、第2の吸引部の外側に配設された第3の吸引部と、により構成され、第2の吸引部には、第2の吸引部を吸引源に連通させる第2の連通孔を備え、第3の吸引部には、第3の吸引部を吸引源に連通させる第3の連通孔を備えてあるため、吸引源から発生する吸引力を第1の吸引部、第2の吸引部及び第3の吸引部にも伝達することができ、例えば、四角形の板状ワークや円形の板状ワークなどを1つのチャックテーブルにおいて吸引保持することができる。
上記の第1の吸引部、第2の吸引部及び第3の吸引部は、ポーラス部材により形成されているため、板状ワークに吸引力を伝達することができ、板状ワークを第1の吸引部、第2の吸引部及び第3の吸引部に吸引保持することができる。
さらに、本発明は、上記の第1の吸引部、第2の吸引部及び第3の吸引部を備えるチャックテーブルと、板状ワークを加工する加工手段と、を備えた加工装置であって、加工装置には、第1の連通孔を吸引源に接続させる第1の配管と、第1の配管に配設される第1のバルブと、第2の連通孔を吸引源に接続させる第2の配管と、第2の配管に配設される第2のバルブと、第3の連通孔を吸引源に接続させる第3の配管と、第3の配管に配設される第3のバルブと、を備えるため、第1のバルブと第2のバルブと第3のバルブとの開閉をそれぞれ切り替えて板状ワークが吸引保持される保持面の面積を変更することができる。したがって、形状や大きさの異なる板状ワークであっても、1つのチャックテーブルの保持面において板状ワークを吸引保持することができ、保持面の一部分においてエアが外部に漏洩することはない。また、本発明では、異なる形状の板状ワークに対応するためにチャックテーブルを交換する必要がないため、チャックテーブルの保持面と加工手段の加工具との位置関係が常に維持される。したがって、チャックテーブルの保持面と加工手段の加工具との位置関係を設定するセットアップの作業が不要となり、板状ワークの形状や大きさが変わっても、板状ワークの加工精度を維持することができる。
チャックテーブルの構造を示す平面図である。 チャックテーブルを備える加工装置の構造を示す断面図である。 板状ワークの種々の構成を示す平面図である。 チャックテーブルによって、四角形の板状ワークを吸引保持する動作例を示す断面図である。 四角形の板状ワークがチャックテーブルに吸引保持された状態を示す平面図である。 チャックテーブルによって、オリエンテーションフラットが形成された板状ワークを吸引保持する動作例を示す断面図である。 オリエンテーションフラットが形成された板状ワークがチャックテーブルに吸引保持された状態を示す平面図である。 チャックテーブルによって、円形の板状ワークを吸引保持する動作例を示す断面図である。 円形の板状ワークがチャックテーブルに吸引保持された状態を示す平面図である。
図1に示すチャックテーブル1は、形状の異なる板状ワークを吸引保持することができるチャックテーブルである。チャックテーブル1は、図2に示すように、板状ワークに加工を施す加工手段15を有する加工装置100に搭載されている。
図1に示すように、チャックテーブル1は、リング状の枠体10と、枠体10の内側に配設された第1の吸引部2、第2の吸引部3a及び第2の吸引部3b並びに第3の吸引部4とを備えている。これらの吸引部の構成を説明すると、チャックテーブル1の中央部分には、板状ワークを吸引保持する四角形の保持面20を有する第1の吸引部2が配設されている。第1の吸引部2の外側には、第1の吸引部2を囲むようにして少なくとも4つの吸引部、すなわち、板状ワークを吸引保持する保持面21を有する3つの第2の吸引部3a及び1つの第2の吸引部3bが配設されている。さらに、第2の吸引部3bの外側には、板状ワークを吸引保持する保持面22を有する第3の吸引部4が配設されている。第1の吸引部2と、第2の吸引部3aと、第2の吸引部3bと、第3の吸引部4とで、全体として吸引部200が構成されている。
図1に示す第1の吸引部2、第2の吸引部3a及び第2の吸引部3b、第3の吸引部4は、いずれもポーラス部材により形成されている。
図1に示すように、第1の吸引部2の側面には、該第1の吸引部2の側面を封鎖する封鎖部5を備えており、この封鎖部5によって、第1の吸引部2と、第1の吸引部2に隣接する第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bとが隔てられている。また、第2の吸引部3bと第3の吸引部4との間にも封鎖部5を備えており、第2の吸引部3bと、第3の吸引部4とが隔てられている。したがって、封鎖部5は、第1の吸引部2と、第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bと、第3の吸引部4とにそれぞれ個別に吸引作用を発揮させることができる。
図2に示すように、第1の吸引部2の下端には、第1の吸引部2と吸引源9とを連通させるための第1の連通孔6が形成されている。さらに、この第1の連通孔6と吸引源9とを連通させるために、第1の配管11の一端が第1の連通孔6に接続され、他端が吸引源9に接続されている。図2に示すように、第1の配管11は、ロータリジョイントからなる分岐部14を経由しており、また、第1の配管11の開閉を制御する第1のバルブ110が第1の配管11に配設されている。第1のバルブ110を開くと、吸引源9から発生する吸引力を第1の吸引部2に伝達することができる。
第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bの下端には、第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bと吸引源9とを連通させるための第2の連通孔7が形成されている。さらに、この第2の連通孔7と吸引源9とを連通させるために、第2の配管12の一端が第2の連通孔7に接続され、他端が吸引源9に接続されている。第2の配管12は、分岐部14を経由しており、第2の配管12の開閉を制御する第2のバルブ120が第2の配管12に配設されている。第2のバルブ120を開くと、吸引源9から発生する吸引力を第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bに伝達することができる。
第3の吸引部4の下端には、第3の吸引部4と吸引源9とを連通させるための第3の連通孔8が形成されている。さらに、この第3の連通孔8と吸引源9とを連通させるために、第3の配管13の一端が第3の連通孔8に接続され、他端が吸引源9に接続されている。第3の配管13は、分岐部14を経由しており、第3の配管13の開閉を制御する第3のバルブ130が第3の配管13に配設されている。第3のバルブ130を開くと、吸引源9から発生する吸引力を第3の吸引部4に伝達することができる。
上記のように構成されるチャックテーブル1では、第1のバルブ110、第2のバルブ120及び第3のバルブ130を個別に開閉することができ、板状ワークを吸引保持する面積を変更することができる。例えば、吸引源9を作動させ第1のバルブ110を開くと、第1の吸引部2の保持面20において板状ワークを吸引保持できる。第1のバルブ110に加えて第2のバルブ120を開くと、図1に示す保持面20に加えて隣接する保持面21まで板状ワークを吸引保持できる面積が広がる。さらに、第3のバルブ130を開くと、第2の吸引部3bの保持面21に隣接する保持面22まで板状ワークを吸引保持できる面積が広がる。
加工手段15は、例えば、研削砥石を備え昇降移動可能となっており、板状ワークを所定の厚みに研削加工することができる。なお、加工手段15は、特に研削加工を施すものに限定されるものではない。
以下においては、上記のように構成されたチャックテーブル1の動作について図3乃至図9を参照しながら説明する。なお、図3(a)に示す板状ワーク30は、第1の吸引部2と相似形の四角形に形成され、第1の吸引部2と同じ大きさか第1の吸引部2より若干大きく形成された被加工物である。図3(b)に示す板状ワーク31は、第2の吸引部3a及び3bの外周と相似形に形成され、当該外周と同じ大きさか当該外周より若干大きく形成され、円形の外周部分にオリエンテーションフラット310が形成され第二の被加工物である。図3(c)に示す板状ワーク32は、第2の吸引部3a及び3bと第3の吸引部4との外周と相似形に形成され、当該外周と同じ大きさか当該外周より若干大きく形成された円形の被加工物である。
チャックテーブル1により図3(a)に示す板状ワーク30を吸引保持する動作について説明する。図4に示すように、四角形の板状ワーク30を第1の吸引部2の保持面20に載置する。板状ワーク30が保持面20に載置されたら、第1のバルブ110のみ開くとともに、吸引源9から吸引力を発生させる。
第1のバルブ110が開かれると、吸引力が、第1の配管11及び第1の連通孔6を介して第1の吸引部2の保持面20に伝達される。そして、第1の連通孔6に負圧が発生し板状ワーク30を下方に引っ張る。これにより、図5に示すように、板状ワーク30がチャックテーブル1に吸引保持される。次いで、図4に示す加工手段15を作動させ、板状ワーク30を所定の厚みに加工する。
次に、チャックテーブル1により図3(b)に示す板状ワーク31を吸引保持する動作について説明する。図6に示す板状ワーク31を第1の吸引部2の保持面20並びに第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bの保持面21に載置する。次いで、図6に示すように、第1のバルブ110及び第2のバルブ120を開くとともに、吸引源9から吸引力を発生させる。
第1のバルブ110が開かれると、吸引力が、第1の配管11及び第1の連通孔を介して第1の吸引部2の保持面20に伝達され、第2のバルブ120が開かれると、吸引力が、第2の配管12及び第2の連通孔7を介して第2の吸引部3a及び第3の吸引部3bの保持面21に伝達される。その結果、板状ワーク31を吸引保持する面積が保持面20に隣接する保持面21まで広がり、板状ワーク31は、第1の吸引部2だけでなく、第1の吸引部2に隣接する第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bの保持面21においても吸引保持され、図7に示すように、板状ワーク31の全面がチャックテーブル1に吸引保持される。次いで、図6に示す加工手段15を作動させ、板状ワーク31を所定の厚みに加工する。
次に、チャックテーブル1により図3(c)に示した板状ワーク32を吸引保持する動作について説明する。図8に示す板状ワーク32を第1の吸引部2の保持面20、第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bの保持面21並びに第3の吸引部4の保持面22に載置する。次いで、図8に示すように、第1のバルブ110、第2のバルブ120及び第3のバルブ130を開くとともに、吸引源9から吸引力を発生させる。
第1のバルブ110及び第2のバルブ120が開かれると、吸引力が、それぞれ第1の吸引部2の保持面20と第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bの保持面21とに伝達され、第3のバルブ130が開かれると、吸引力が、第3の配管13及び第3の連通孔8を介して第3の吸引部4の保持面22に伝達される。その結果、板状ワーク32を吸引保持する面積が保持面21に隣接する保持面22まで広がり、板状ワーク32は、第1の吸引部2、第2の吸引部3a及び第2の吸引部3bだけでなく、第2の吸引部3bの外側に配設された第3の吸引部4の保持面22においても吸引保持され、図9に示すように、板状ワーク32がチャックテーブル1に吸引保持される。次いで、加工手段15を作動させ、板状ワーク32を所定の厚みに加工する。
なお、実施形態に示した四角形の板状ワーク30としては、例えば、フェライト基板や生セラミクス基板がある。
実施形態に示したチャックテーブル1には、四角形の板状ワーク30を吸引保持できる第1の吸引部2と、オリエンテーションフラットが形成された円形の板状ワーク31を吸引保持できる第2の吸引部3a,3bと、略円形の板状ワーク32を吸引保持できる第3の吸引部4とを備え、これらの吸引部のそれぞれに第1の連通孔6、第2の連通孔7及び第3の連通孔8を備えている。チャックテーブル1を備えた加工装置100には、それぞれの連通孔を吸引源9に接続させる第1の配管11、第2の配管12及び第3の配管13と、これらに第1のバルブ110、第2のバルブ120及び第3のバルブ130がそれぞれ配設されている。そのため、板状ワークの形状や大きさに合わせて第1のバルブ110と第2のバルブ120と第3のバルブ130とを切り替えて板状ワークが吸引保持される保持面の面積を変更することができる。このように、チャックテーブルに吸引保持される被加工物が形状の異なる板状ワークであっても、チャックテーブルの保持面に板状ワークを吸引保持することができ、保持面の一部分が露出して、一部分におけるエアが外部に漏洩することはない。
1:チャックテーブル 10:枠体 100:加工装置
200:吸引部
2:第1の吸引部 3a,3b:第2の吸引部 4:第3の吸引部
5:封鎖部
6:第1の連通孔 7:第2の連通孔 8:第3の連通孔
9:吸引源
11:第1の配管 110:第1のバルブ
12:第2の配管 120:第2のバルブ
13:第3の配管 130:第3のバルブ
14:分岐部 15:加工手段
20,21,22:保持面
30,31,32:板状ワーク 310:オリエンテーションフラット

Claims (4)

  1. 吸引源に連通する吸引部の保持面において板状ワークを吸引保持するチャックテーブルであって、
    該吸引部は、中央部分に配設され四角形の保持面を有する第1の吸引部と、
    該第1の吸引部の外側に配設された複数の第2の吸引部と、により構成され、
    該吸引部の側面を封鎖する封鎖部を備え、該封鎖部によって隣接する該第1の吸引部と該第2の吸引部とが隔てられており、
    該第1の吸引部を該吸引源に連通させる第1の連通孔と、
    該第2の吸引部を該吸引源に連通させる第2の連通孔と、を備えるチャックテーブル。
  2. 前記吸引部は、前記第1の吸引部に隣接する少なくとも4つの前記第2の吸引部と、該4つの第2の吸引部の外側に配設された第3の吸引部と、により構成され、
    該4つの第2の吸引部を前記吸引源に連通させる第2の連通孔と、
    該第3の吸引部を該吸引源に連通させる第3の連通孔と、を備える請求項1記載のチャックテーブル。
  3. 前記第1の吸引部、前記第2の吸引部及び前記第3の吸引部は、ポーラス部材により形成される請求項1,2記載のチャックテーブル。
  4. 吸引源に連通する吸引部の保持面において板状ワークを吸引保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに吸引保持された板状ワークを加工する加工手段と、を備えた加工装置であって、
    該チャックテーブルは、中央部分に配設され四角形の保持面を有する第1の吸引部と、該第1の吸引部の外側に配設される少なくとも4つの第2の吸引部と、該第2の吸引部の外側に配設される第3の吸引部と、により構成される吸引部と、
    該吸引部の側面を封鎖する封鎖部と、
    該第1の吸引部に連通する該第1の連通孔と、
    該第2の吸引部に連通する該第2の連通孔と、
    該第3の吸引部に連通する該第3の連通孔と、により構成され、
    該加工装置は、該第1の連通孔を該吸引源に接続させる第1の配管と、該第1の配管に配設される第1のバルブと、
    該第2の連通孔を該吸引源に接続させる第2の配管と、該第2の配管に配設される第2のバルブと、
    該第3の連通孔を該吸引源に接続させる第3の配管と、該第3の配管に配設される第3のバルブと、を備え、
    該第1のバルブと該第2のバルブと該第3のバルブとの開閉をそれぞれ切り替えることによって該保持面の面積を変更可能にする加工装置。
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