JP2013224201A - ジブ間固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地上付近で水平方向について広いスペースを確保することなく、第2のジブの最伸長状態での第1のジブと第2のジブとの間の固定が容易に行われるジブ間固定装置を提供すること。
【解決手段】ジブ間固定装置は、ジブ起伏シリンダーの伸縮に対応して、伸縮ジブの最伏状状態での第1の移動位置と前記伸縮ジブの最起状状態での第2の移動位置との間で移動する駆動側リンク部を備える。前記ジブ間固定装置は、第2のジブの最伸長状態において前記駆動側リンク部の前記第2の移動位置へ向かう移動によって、連結孔に挿入され、第1のジブと前記第2のジブとの間を固定し、前記第2のジブの前記最伸長状態において前記駆動側リンク部の前記第1の移動位置へ向かう移動によって、前記連結孔から抜脱され、前記第1のジブと前記第2のジブとの間を固定解除する固定ピンを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、第1のジブに対して第2のジブが軸方向に伸縮可能な伸縮ジブにおいて、第2のジブの最伸長状態で第1のジブと第2のジブとの間を固定するジブ間固定装置に関する。
特許文献1には、第1のジブに対して第2のジブが軸方向に伸縮可能な伸縮ジブにおいて、第2のジブの最伸長状態で第1のジブと第2のジブとの間を固定するジブ間固定装置が開示されている。このジブ間固定装置では、第2のジブの基端部に差込み部が設けられ、第1のジブの先端部に差込み部を挿入可能な凹部が設けられている。また、第2のジブの先端部には、差込み部の移動操作を行う操作レバーが設けられている。操作レバーでの操作によって差込み部が凹部に挿入されることにより、第2のジブの最伸長状態で第1のジブと第2のジブとの間が固定される。
特許文献2には、ブームの先端部から伸縮ジブが垂下される垂下状態において、第2のジブを最伸長状態まで伸長し、第1のジブと第2のジブとの間を固定するジブ間固定装置が開示されている。このジブ間固定装置では、伸縮ジブ(第2のジブ)の先端部から吊下げられる補巻フック、及び、先端が補巻フックに接続される補巻ロープを用いて、第2のジブの伸縮が行われる。伸縮ジブの垂下状態において最収縮状態から第2のジブを伸長する場合は、補巻フックを第2のジブの先端部に固定する。そして、車体に設けられる補巻ウィンチから補巻ロープを繰出すことにより、第2のジブが第1のジブに対して伸長する。一方、最伸長状態から第2のジブを収縮する場合は、補巻フックを第2のジブの先端部に固定し、補巻ウィンチによって補巻ロープを巻取る。これにより、第2のジブが第1のジブに対して収縮する。
また、このジブ間固定装置では、第2のジブの基端部に固定ピンが設けられ、第1のジブの先端部に連結孔が設けられている。そして、第2のジブの先端部には、ハンドルが設けられている。第1のジブと第2のジブとの間を固定する場合には、伸縮ジブの垂下状態において第2のジブを最伸長状態まで伸長し、ハンドルを手動で操作する。ハンドルでの操作により、固定ピンが駆動され、連結孔に固定ピンが挿入される。これにより、第2のジブの最伸長状態で第1のジブと第2のジブとの間が固定される。
特開2000−118953号公報 特開平5−155584号公報
前記特許文献1のジブ間固定装置では、第2のジブの伸縮に補巻ロープが用いられない。このため、第2のジブの最伸長状態にして伸縮ジブを使用する場合、ブームを伏状し、ブーム及び伸縮ジブが略水平となる状態で、第2のジブの伸縮を行う必要がある。ブーム及び伸縮ジブが略水平となる状態で第2のジブを最伸長状態まで伸長する場合、地上付近で水平方向について広いスペースを確保しなければならない。
前記特許文献2のジブ間固定装置では、第2のジブの最伸長状態での第1のジブと第2のジブとの間の固定は、ハンドルでの手動操作により行われる。このため、第1のジブと第2のジブとの間の固定において、作業時間が長くなり、労力が大きくなる。また、地上からハンドルを操作するためには、伸縮ジブの垂下状態において第2のジブを最伸長状態まで伸長する必要がある。このため、第2のジブを最伸長状態にして伸縮ジブを使用する場合には、伸縮ジブの垂下状態において第2のジブを最伸長状態まで伸長し、伸縮ジブを垂下状態からブームに対して起状させる。第2のジブが最伸長状態の伸縮ジブを垂下状態から起状する場合、地上付近で水平方向について広いスペースが必要となる。一方、第2のジブを最伸長状態から収縮する場合も、第2のジブを最伸長状態から収縮させることなく伸縮ジブを垂下状態までブームに対して伏状し、伸縮ジブの垂下状態において第2のジブを収縮させる。第2のジブが最伸長状態の伸縮ジブを垂下状態まで伏状する場合、地上付近で水平方向について広いスペースが必要となる。
本発明は前記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、地上付近で水平方向について広いスペースを確保することなく、第2のジブの最伸長状態での第1のジブと第2のジブとの間の固定が容易に行われるジブ間固定装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のある態様のジブ間固定装置は、ブームと、第1のジブと、前記第1のジブに対して中心軸に沿って伸縮可能な第2のジブと、を備え、前記第2のジブの最伸長状態での前記第1のジブと前記第2のジブとの間の連結部に連結孔が形成され、基端部が前記ブームに取付けられる伸縮ジブと、伸縮することにより、前記ブームに対して前記伸縮ジブを起伏させるジブ起伏シリンダーと、前記ジブ起伏シリンダーの伸縮に対応して、前記伸縮ジブの最伏状状態での第1の移動位置と前記伸縮ジブの最起状状態での第2の移動位置との間で移動する駆動側リンク部を備える駆動ユニットと、前記第2のジブの前記最伸長状態において前記駆動側リンク部の前記第2の移動位置へ向かう移動によって、前記連結孔に挿入され、前記第1のジブと前記第2のジブとの間を固定し、前記第2のジブの前記最伸長状態において前記駆動側リンク部の前記第1の移動位置へ向かう移動によって、前記連結孔から抜脱され、前記第1のジブと前記第2のジブとの間を固定解除する固定ピンを備えるロックユニットと、を備える。
本発明によれば、地上付近で水平方向について広いスペースを確保することなく、第2のジブの最伸長状態での第1のジブと第2のジブとの間の固定が容易に行われるジブ間固定装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るクレーンを示す概略図。 第1のジブの最収縮状態、かつ、第2のジブの最収縮状態での、第1の実施形態に係る伸縮ジブを概略的に示す(a)は平面図、(b)は側面図。 第1のジブの最収縮状態、かつ、第2のジブの最伸長状態での、第1の実施形態に係る伸縮ジブを概略的に示す(a)は平面図、(b)は側面図。 第1のジブの最伸長状態、かつ、第2のジブの最伸長状態での、第1の実施形態に係る伸縮ジブを概略的に示す(a)は平面図、(b)は側面図。 伸縮ジブの最伏状状態での、第1の実施形態に係る駆動ユニットを示す概略図。 伸縮ジブの第1の中間起伏状態での、第1の実施形態に係る駆動ユニットを示す概略図。 伸縮ジブの第2の中間起伏状態での、第1の実施形態に係る駆動ユニットを示す概略図。 伸縮ジブの最起状状態での、第1の実施形態に係る駆動ユニットを示す概略図。 第1の実施形態に係るロックユニットを概略的に示す側面図。 第1の実施形態に係る第2のジブの最伸長状態での、第1のジブと第2のジブとの間の固定解除を説明する概略図。 第1の実施形態に係る第2のジブの最伸長状態での、第1のジブと第2のジブとの間の固定を説明する概略図。 伸縮ジブの最伏状状態での、第1の実施形態の変形例に係る駆動ユニットを示す概略図。 伸縮ジブの最起状状態での、第1の実施形態の変形例に係る駆動ユニットを示す概略図。 ケーブルの非牽引状態での、第2の実施形態に係るジブ間固定装置を示す概略図。 ケーブルの牽引状態での、第2の実施形態に係るジブ間固定装置を示す概略図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1乃至図11を参照して説明する。図1は、本実施形態のクレーン1を示す図である。図1に示すように、クレーン1は、車体2と、車体2上に取付けられる旋回体3と、を備える。旋回体3には、ジブ間固定装置5が取付けられている。ジブ間固定装置5は、旋回体3に基端部が連結されるブーム7を備える。また、クレーン1には、ブーム7を旋回体3に対して起伏させるブーム起伏シリンダー9が設けられている。ブーム起伏シリンダー9は、一端が旋回体3に連結され、他端がブーム7に連結されている。ブーム起伏シリンダー9を伸縮することにより、ブーム7が旋回体3に対して起伏動作を行う。
ブーム7の先端部には、ブームヘッド11が設けられている。ブームヘッド11には、支軸部12を介して、伸縮ジブ13の基端部が取付けられている。伸縮ジブ13は、中心軸Cに沿って延設されている。伸縮ジブ13は、支軸部12(ブーム7との連結部)を中心にブーム7に対して回動可能である。すなわち、伸縮ジブ13は、ブーム7に対して起伏可能な状態で支持されている。また、ブーム7のブームヘッド11(ブーム7の先端部)には、テンションロッド15の一端が接続されている。テンションロッド15の他端は、伸縮ジブ13に接続されている。
図2(a)(b)乃至図4(a)(b)は、伸縮ジブ13を示す図である。図2(a)(b)乃至図4(a)(b)に示すように、伸縮ジブ13の内部には、伸縮することにより、伸縮ジブ13をブーム7に対して起伏させるジブ起伏シリンダー17が設けられている。また、伸縮ジブ13は、基端部がブーム7に接続されるベースジブ21を備える。ベースジブ21は、ベース部22と、ベース部22の基端方向側に設けられる2つの脚部23A,23Bと、を備える。脚部23A,23Bは、伸縮ジブ13の幅方向について互いに対して離れて配置され、二股形状を形成している。ベースジブ21のベース部22の内部に、ジブ起伏シリンダー17が収容されている。
伸縮ジブ13は、ベースジブ21の先端方向側に設けられる第1のジブ25を備える。第1のジブ25は、ベースジブ21に対して中心軸Cに沿って伸縮可能である。また、第1のジブ25は、ベースジブ21のベース部22の内部に挿入可能に設けられている。第1のジブ25は、ジブ起伏シリンダー17の伸縮に対応して伸縮する。第1のジブ25は、最収縮状態(図2(a)(b)及び図3(a)(b)の状態)と最伸長状態(図4(a)(b)の状態)との間で伸縮可能である。第1のジブ25が伸縮することにより、伸縮ジブ13がブーム7に対して起伏する。本実施形態では、ジブ起伏シリンダー17が伸長することにより、第1のジブ25が伸長し、伸縮ジブ13がブーム7に対して起状する。一方、ジブ起伏シリンダー17が収縮することにより、第1のジブ25が収縮し、伸縮ジブ13がブーム7に対して伏状する。
また、伸縮ジブ13は、第1のジブ25の先端方向側に設けられる第2のジブ26を備える。第2のジブ26は、第1のジブ25に対して中心軸Cに沿って伸縮可能である。また、第2のジブ26は、第1のジブ25の内部に挿入可能に設けられている。第2のジブ26は、最収縮状態(図2(a)(b)の状態)と最伸長状態(図3(a)(b)及び図4(a)(b)の状態)との間で伸縮可能である。また、テンションロッド15は、ブームヘッド11と伸縮ジブ13の第1のジブ25との間で、延設されている。
図1に示すように、旋回体3には主巻ウィンチ31が設けられている。主巻ウィンチ31からは、主巻ロープ32が延出されている。ブーム7が起状し、かつ、伸縮ジブ13がブーム7に対して起状した状態では、主巻ロープ32はブーム7に沿って延設されている。そして、主巻ロープ32の先端は、主巻フック33に接続されている。主巻フック33は、ブームヘッド11から主巻ロープ32により吊下げられている。伸縮ジブ13を起伏する際には、ベースジブ21の脚部23A,23Bの間を主巻フック33が通過する。
また、旋回体3には補巻ウィンチ35が設けられている。補巻ウィンチ35からは、補巻ロープ36が延出されている。ブーム7が起状し、かつ、伸縮ジブ13がブーム7に対して起状した状態では、補巻ロープ36はブーム7に沿って延設されている。そして、ブームヘッド11から伸縮ジブ13に沿って、補巻ロープ36は伸縮ジブ13の先端部まで延設される。伸縮ジブ13の第2のジブ26の先端部には、シーブ37が設けられている。伸縮ジブ13の中心軸Cに沿って延設された補巻ロープ36は、シーブ37に掛けられる。そして、補巻ロープ36の先端は、補巻フック38に接続されている。補巻フック38は、第2のジブ26の先端部から補巻ロープ36により吊下げられている。
第1のジブ25に対する第2のジブ26の伸縮は、補巻フック38及び補巻ロープ36を用いて行われる。最収縮状態から第2のジブを伸長する場合は、補巻フック38を第2のジブ26の先端部に固定する。そして、補巻ウィンチ35から補巻ロープを繰出すことにより、第2のジブ26が第1のジブ25に対して伸長する。一方、最伸長状態から第2のジブを収縮する場合は、補巻フック38を第2のジブ26の先端部に固定し、補巻ウィンチ35によって補巻ロープ36を巻取る。これにより、第2のジブ26が第1のジブ25に対して収縮する。
図2(a)(b)乃至図4(a)(b)に示すように、伸縮ジブ13には、ジブ起伏シリンダー17の伸縮に対応して駆動される駆動ユニット40が設けられている。駆動ユニット40は、中心軸Cに平行な方向について、ベースジブ21の先端部から第1のジブ25の基端部に渡る範囲に、位置している。また、駆動ユニット40は、伸縮ジブ13の起状方向側の面に、位置している。
図5乃至図8は、駆動ユニット40を示す図である。図5では伸縮ジブ13が最伏状状態(すなわち、ジブ起伏シリンダー17が最収縮状態)であり、図8では伸縮ジブ13が最起状状態(すなわち、ジブ起伏シリンダー17が最伸長状態)である。また、図6では伸縮ジブ13が最伏状状態と最起状状態との間の第1の中間起伏状態であり、図7では伸縮ジブ13が第1の中間起伏状態と最起状状態との間の第2の中間起伏状態である。
図5乃至図8に示すように、駆動ユニット40は、ベースジブ21と一体又はベースジブ21に対して固定された状態で設けられる当接ブラケット(ブラケット)41を備える。また、駆動ユニット40は、第1のジブ25に対して回動軸P1を中心に回動可能な状態で、第1のジブ25に取付けられる駆動側リンク部42を備える。駆動側リンク部42は、第1の回動状態(図5に示す状態)と第2の回動状態(図7、図8に示す状態)との間で回動可能であり、外力が作用しない場合は付勢力によって第2の回動状態になる。また、駆動側リンク部42は、第1のジブ25の伸縮に対応して、ベースジブ21に対して伸縮ジブ13の中心軸Cに沿って移動する。したがって、駆動側リンク部42は、ジブ起伏シリンダー17の伸縮に対応して、伸縮ジブ13の最伏状状態での第1の移動位置と伸縮ジブ13の最起状状態での第2の移動位置との間で移動する。第1の移動位置では駆動側リンク部42は第1の回動状態となり、第2の移動位置では駆動側リンク部42は第2の回動状態となる。
駆動ユニット40は、駆動側ロッド部43と、内側ライナー部(ライナー部)45と、外側ライナー部46と、を備える。駆動側ロッド部43は、第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って移動可能である。内側ライナー部45には、プレート47を介して、駆動側リンク部42が連結されている。また、内側ライナー部45の内部には、駆動側ロッド部43が挿入されている。内側ライナー部45は、第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って移動可能である。外側ライナー部46は、第1のジブ25に対して固定されている。また、外側ライナー部46の内部には、内側ライナー部45が挿入されている。駆動側ロッド部43、内側ライナー部45、及び、外側ライナー部46は、第1のジブ25の伸縮に対応して、ベースジブ21に対して伸縮ジブ13の中心軸Cに沿って移動する。
駆動側ロッド部43の外側で、かつ、内側ライナー部45の内側には、弾性部材であるスプリング48が設けられている。スプリング48から駆動側ロッド部43には、移動軸Mに平行な方向について基端側に向かって弾性力が作用している。
また、駆動ユニット40の駆動側ロッド部43には、線状部材であるケーブル39の一端が接続されている。ケーブル39は、第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って移動可能である。なお、線状部材として、ケーブル39の代わりにロッド、ワイヤロープが用いられてもよい。
図2(a)(b)乃至図4(a)(b)に示すように、ケーブル39の他端はロックユニット50に接続されている。ロックユニット50は、中心軸Cに平行な方向について、第1のジブ25の先端部から第2のジブ26の基端部に渡る範囲に、位置している。また、ロックユニット50は、伸縮ジブ13の側面から伏状方向側の面に渡る範囲に、位置している。ロックユニット50は、第1のジブ25の伸縮に対応して、ベースジブ21に対して伸縮ジブ13の中心軸Cに沿って移動する。
図9は、ロックユニット50を示す図である。図9に示すように、ロックユニット50は、ケーブル39が接続されるロック側ロッド部51と、ロック側ロッド部51が挿入されるライナー部52と、を備える。ロック側ロッド部51は、第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って移動可能である。ロック側ロッド部51は、駆動側ロッド部43及びケーブル39と一体に移動軸Mに沿って移動する。また、ライナー部52は、第1のジブ25に対して固定されている。
ロック側ロッド部51は、プレート53を介して、ロック側リンク部55に連結されている。ロックユニット50のロック側リンク部55は、第1のジブ25に対して回動軸P2を中心に回動可能な状態で、第1のジブ25に取付けられている。ロック側リンク部55は、第1の回動状態と第2の回動状態との間で回動可能である。
また、ロックユニット50は、プレート56を介してロック側リンク部55が連結される固定ピン57を備える。固定ピン57によって、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定及び固定解除が行われる。また、固定ピン57は、第1のジブ25に固定された状態で設けられるライナー部58に、挿入されている。
図10は、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定解除を説明する図である。図11は、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定を説明する図である。図10及び図11に示すように、第1のジブ25の先端部には、貫通孔61が設けられている。また、第2のジブ26の基端部には、連結孔62が設けられている。連結孔62は、孔規定部63によって規定されている。連結孔62は、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の連結部に位置している。図10に示すように、第2のジブの最伸長状態において固定ピン57が連結孔62から抜脱された場合、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定解除される。一方、図11に示すように、第2のジブの最伸長状態において固定ピン57が貫通孔61を通って連結孔62に挿入された場合、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定される。
また、ライナー部58の内部には、付勢部材であるスプリング59が設けられている。ロックユニット50のスプリング59は、一端が固定ピン57に接続され、他端がライナー部58に接続されている。スプリング59によって、固定ピン57には伸縮ジブ13に向かう付勢力が作用している。したがって、第2のジブ26の最伸長状態では、連結孔62に挿入される状態に、固定ピン57がスプリング59によって付勢されている。なお、スプリング48による弾性力は、スプリング59による付勢力より常時大きい。
ロック側リンク部55の第1の回動状態では、固定ピン57に伸縮ジブ13から離れる牽引力が作用する。このため、第2のジブ26の最伸長状態では、スプリング59からの付勢力に反して、連結孔62から固定ピン57が抜脱される(図10参照)。一方、ロック側リンク部55の第2の回動状態では、固定ピン57に伸縮ジブ13から離れる方向への牽引力が作用しない。このため、第2のジブ26の最伸長状態では、スプリング59からの付勢力によって、連結孔62に固定ピン57が挿入される(図11参照)。
次に、ジブ間固定装置5の作用について説明する。図5に示すように、伸縮ジブ13の最伏状状態(すなわち、ジブ起伏シリンダー17の最収縮状態)では、駆動ユニット40の駆動側リンク部42は第1の移動位置に位置している。第1の移動位置では、駆動側リンク部42は当接ブラケット41に当接している。このため、駆動側リンク部42には外力として当接ブラケット41から押圧力が作用し、押圧力によって付勢力に反して駆動側リンク部42は第1の回動状態となる。
駆動側リンク部42が第1の回動状態であるため、内側ライナー部45には移動軸Mに平行な方向について基端側に牽引力が作用している。また、スプリング48から駆動側ロッド部43には、移動軸Mに平行な方向について基端側に向かって弾性力が作用している。この際、内側ライナー部45の基端と駆動側ロッド部43の基端とは当接せず、内側ライナー部45から駆動側ロッド部43に力は作用しない。また、駆動側ロッド部43に作用する弾性力は、固定ピン57に作用する付勢力より常時大きい。このため、ケーブル39は、移動軸Mに平行な方向について駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態となる。この際、駆動側ロッド部43もケーブル39と一体に牽引されている。
ケーブル39が牽引状態になることにより、ロック側リンク部55の第1の回動状態となる。これにより、固定ピン57に伸縮ジブ13から離れる牽引力が作用し、第2のジブ26の最伸長状態では、スプリング59からの付勢力に反して、連結孔62から固定ピン57が抜脱される。したがって、第2のジブ26の最伸長状態では、第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定解除が保持されている。
伸縮ジブ13を最伏状状態から起状させると、駆動側リンク部42がベースジブ21及び当接ブラケット41に対して先端方向に移動する。これにより、当接ブラケット41から駆動側リンク部42に作用する押圧力が小さくなり、付勢力によって駆動側リンク部42が第2の回動状態に向かって回動する。駆動側リンク部42が第2の回動状態に向かって回動することにより、内側ライナー部45には先端方向に向かって押圧力が作用し、内側ライナー部45は第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って先端方向に移動する。この際、スプリング48からの弾性力によって駆動側ロッド部43は第1のジブ25に対して移動しない。このため、伸縮ジブ13の最収縮状態からスプリング48は伸長する。
そして、図6に示すように第1の中間起伏状態まで伸縮ジブ13が起伏すると、内側ライナー部45の基端が駆動側ロッド部43の基端に当接する。これにより、内側ライナー部45から駆動側ロッド部43に押圧力が作用し、駆動側ロッド部43及び内側ライナー部45が一体に、第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って先端方向に移動する。この際、ケーブル39も駆動側ロッド部43と一体に先端方向に移動し、ケーブル39は駆動ユニット側(基端側)に牽引されない非牽引状態となる。すなわち、駆動側リンク部42の第2の移動位置へ向かう移動によって、ケーブル39が非牽引状態となる。
ケーブル39が非牽引状態になることにより、ロック側リンク部55の第2の回動状態に向かって回動する。これにより、固定ピン57に伸縮ジブ13から離れる牽引力が作用しなくなり、第2のジブ26の最伸長状態では、スプリング59からの付勢力によって連結孔62に固定ピン57が挿入される。したがって、第2のジブ26の最伸長状態では、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定される。
そして、図7に示すように第2の中間起伏状態まで伸縮ジブ13が起状すると、駆動側リンク部42が第2の回動状態になり、当接ブラケット41から離間する。当接ブラケット41から離間することにより、駆動側リンク部42には当接ブラケット41から押圧力が作用せず、駆動側リンク部42は第2の回動状態で保持される。第2の回動状態で駆動側リンク部42が保持されることにより、駆動側ロッド部43、内側ライナー部45、及び、ケーブル39の第1のジブ25に対する先端側への移動は停止する。
ただし、第2の回動状態で駆動側リンク部42が保持されることにより、駆動側ロッド部43及び内側ライナー部45に先端方向へ押圧力が作用し、ケーブル39は非牽引状態で保持される。したがって、ロック側リンク部55は、第2の回動状態で保持され、固定ピン57に伸縮ジブ13から離れる牽引力が作用しない。このため、第2のジブ26の最伸長状態では、スプリング59からの付勢力によって連結孔62に固定ピン57が挿入され、第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定が保持される。
そして、図8に示すように、ケーブル39の非牽引状態が保持されたまま、伸縮ジブ13を最起状状態まで起状される。第2の中間起伏状態から伸縮ジブ13を起状することにより、駆動側リンク部42、駆動側ロッド部43、内側ライナー部45、及び、外側ライナー部46は、第1のジブ25と一体に、ベースジブ21に対して先端方向に移動する。最起状状態まで伸縮ジブ13を起状することにより、駆動側リンク部42は第2の移動位置に移動する。
以上のように、伸縮ジブ13の起状(すなわち、ジブ起伏シリンダー17の伸長)によって、駆動側リンク部42は第2の移動位置に向かって移動する。そして、駆動側リンク部42の第2の移動位置へ向かう移動によって、ケーブル39が駆動ユニット側(基端側)に牽引されない非牽引状態となる。これにより、第2のジブ26の最伸長状態において、固定ピン57が連結孔62に挿入され、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定される。
一方、伸縮ジブ13を最起状状態(図8参照)から伏状させると、第1のジブ25の収縮に対応して、駆動側リンク部42がベースジブ21及び当接ブラケット41に対して基端方向に移動する。この際、駆動側ロッド部43、内側ライナー部45、及び、外側ライナー部46も、ベースジブ21に対して基端方向に移動する。
そして、図7に示すように、伸縮ジブ13が第2の中間起伏状態まで伏状すると、駆動側リンク部42が当接ブラケット41に当接し、当接ブラケット41から駆動側リンク部42に押圧力が作用する。当接ブラケット41からの押圧力によって、付勢力に反して駆動側リンク部42が第1の回動状態に向かって回動する。駆動側リンク部42が第1の回動状態に向かって回動することにより、内側ライナー部45に牽引力が作用し、内側ライナー部45が第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って基端方向に牽引される。また、駆動側ロッド部43に先端方向への押圧力が作用しなくなる。これより、スプリング48の弾性力はスプリング59の付勢力より大きいため、駆動側ロッド部43が第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って基端方向に牽引される。以上のように、駆動側リンク部42の第1の移動位置へ向かう移動において、内側ライナー部45が駆動側ロッド部43と同一の方向(基端方向)に牽引される。
この際、ケーブル39も駆動側ロッド部43と一体に基端方向に牽引され、ケーブル39は駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態となる。すなわち、駆動側リンク部42の第1の移動位置へ向かう移動によって、ケーブル39が牽引状態となる。ケーブル39が牽引状態になることにより、ロック側リンク部55の第1の回動状態に向かって回動する。これにより、固定ピン57に伸縮ジブ13から離れる牽引力が作用し、第2のジブ26の最伸長状態では、スプリング59からの付勢力に反して連結孔62から固定ピン57が抜脱される。したがって、第2のジブ26の最伸長状態では、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定解除される。
そして、図6に示すように、第1の中間起伏状態まで伸縮ジブ13が伏状すると、駆動側ロッド部43及びケーブル39の第1のジブ25に対する基端方向への移動が、停止する。ただし、駆動側リンク部42は、第1の回動状態に向かってさらに回動するため、内側ライナー部45はさらに基端方向へ牽引される。これにより、内側ライナー部45の基端と駆動側ロッド部43の基端とは当接せず、内側ライナー部45から駆動側ロッド部43に力が作用しなくなる。したがって、駆動側ロッド部43に作用する弾性力は固定ピン57に作用する付勢力より常時大きいため、ケーブル39では、移動軸Mに平行な方向について駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態が保持される。
この際、内側ライナー部45のみが第1のジブ25に対して基端方向へ牽引されるため、第1の中間起伏状態からスプリング48が収縮する。そして、図5に示すように、伸縮ジブ13が最伏状状態まで伏状すると、駆動側リンク部42が第1の回動状態まで回転し、内側ライナー部45の第1のジブ25に対する移動が停止する。これにより、スプリング48の収縮が停止する。この際、駆動側リンク部42は第1の移動位置に位置している。以上のように、第1の移動位置へ向かう移動において、スプリング48が収縮することによって、内側ライナー部45の基端方向へのライナー牽引量より、駆動側ロッド部43の基端方向へのロッド牽引量が小さくなる。
以上のように、伸縮ジブ13の伏状(すなわち、ジブ起伏シリンダー17の収縮)によって、駆動側リンク部42は第1の移動位置に向かって移動する。そして、駆動側リンク部42の第1の移動位置へ向かう移動によって、ケーブル39が駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態となる。これにより、第2のジブ26の最伸長状態において、固定ピン57が連結孔62から抜脱され、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定解除される。
そこで、前記構成のジブ間固定装置5では、以下の効果を奏する。すなわち、ジブ間固定装置5では、伸縮ジブ13をブーム7に対して起伏させること(すなわち、ジブ起伏シリンダー17を伸縮させること)により、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定及び固定解除が行われる。ジブ起伏シリンダー17の伸縮が第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定及び固定解除に用いられるため、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定及び固定解除を容易に行うことができる。
また、ジブ間固定装置5では、ブームヘッド11から伸縮ジブ13が垂下される垂下状態から伸縮ジブ13を起状する際に、垂下状態から伸縮ジブ13がある程度起状した状態で、第2のジブ26を最伸長状態まで伸長することが可能である。この場合、垂下状態からある程度伸縮ジブ13が起状した状態で、第1のジブ25と第2のジブ26との間を固定する。ある程度伸縮ジブ13が起状した状態で第2のジブ26が最伸長状態まで伸長されるため、地上付近で水平方向について広いスペースを確保することなく、第2のジブ26の最伸長状態で第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定を行うことができる。一方、垂下状態まで伸縮ジブ13を伏状する際に、垂下状態まで伸縮ジブ13が伏状する前に、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間を固定解除することが可能である。この場合、垂下状態まで伸縮ジブ13が伏状する前に、第2のジブ26が最収縮状態まで収縮される。このため、地上付近で水平方向について広いスペースを確保することなく、第2のジブ26の最伸長状態で第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定解除を行うことができる。
また、ジブ間固定装置5では、第1の移動位置へ向かう移動(すなわち、固定ピン57による固定解除)において、スプリング48が収縮することによって、内側ライナー部45の基端方向へのライナー牽引量より、駆動側ロッド部43の基端方向へのロッド牽引量が小さくなる。このため、連結孔62に固定ピン57が固着した状態で駆動側リンク部42が第1の回動状態に向かって回動した場合も、内側ライナー部45のみが基端方向へ牽引され、駆動側ロッド部43及びケーブル39は基端方向へ牽引されない。すなわち、スプリング48が収縮することにより、駆動側ロッド部43及びケーブル39は基端方向へ牽引されない状態となる。これにより、連結孔62に固定ピン57が固着した状態で駆動側リンク部42が第1の回動状態に向かって回動した場合も、ケーブル39、ロックユニット50の破損を有効に防止することができる。
(第1の実施形態の変形例)
なお、第1の実施形態では、駆動ユニット40に内側ライナー部45及び弾性部材であるスプリング48が設けられているが、これに限るものではない。例えば、変形例として図12及び図13に示すように、駆動側リンク部42がプレート47を介して駆動側ロッド部43に連結されてもよい。本変形例では、内側ライナー部45及びスプリング48は、設けられていない。駆動側ロッド部43は、第1のジブ25に固定されるライナー部46(第1の実施形態では外側ライナー部46に相当)に挿入されている。なお、図12は伸縮ジブ13の最伏状状態であり、図13は伸縮ジブ13の最起状状態である。
本変形例でも、伸縮ジブ13を起状すること(すなわち、ジブ起伏シリンダー17を伸長すること)により、駆動側リンク部42が第2の移動位置に向かって移動する。これにより、駆動側ロッド部43に押圧力が作用し、駆動側ロッド部43、第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って先端方向に移動する。この際、ケーブル39も駆動側ロッド部43と一体に先端方向に移動し、ケーブル39は駆動ユニット側(基端側)に牽引されない非牽引状態となる。ケーブル39が非牽引状態となることにより、第1の実施形態で前述したように、第2のジブ26の最伸長での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定が行われる。
一方、伸縮ジブ13を伏状すること(すなわち、ジブ起伏シリンダー17を収縮すること)により、駆動側リンク部42が第1の移動位置に向かって移動する。これにより、駆動側ロッド部43が第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って基端方向に牽引される。この際、ケーブル39も駆動側ロッド部43と一体に基端方向に牽引され、ケーブル39は駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態となる。ケーブル39が牽引状態となることにより、第1の実施形態で前述したように、第2のジブ26の最伸長での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定解除が行われる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図14及び図15を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の部分及び同一の機能を有する部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図14及び図15は、本実施形態のジブ間固定装置5の構成を示す図である。ここで、図14ではケーブル39が駆動ユニット側(基端側)に牽引されない非牽引状態であり、図15ではケーブル39が駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態である。図14及び図15に示すように、本実施形態の伸縮ジブ13では、ベースジブ21が設けられず、第1のジブ25及び第2のジブ26のみが設けられている。また、本実施形態では第1の実施形態と同様に、ケーブル39及びロックユニット50が設けられている。したがって、ケーブル39が非牽引状態になることにより、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定が行われる。一方、ケーブル39が牽引状態になることにより、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定解除が行われる。
本実施形態では、ベースジブ21の内部にジブ起伏シリンダー17は設けられず、第1のジブ25とテンションロッド15との間にジブ起伏シリンダー69が設けられている。ジブ起伏シリンダー69は、テンションロッド15のロッド軸Rに沿って伸縮する。ジブ起伏シリンダー69が伸縮することにより、テンションロッド15のジブ側端位置Eが第1のジブ25に対して変化する。これにより、伸縮ジブ13がブーム7に対して起伏する。本実施形態では、ジブ起伏シリンダー69が収縮することにより、伸縮ジブ13がブーム7に対して起状する。一方、ジブ起伏シリンダー69が伸長することにより、伸縮ジブ13がブーム7に対して伏状する。
本実施形態では、駆動ユニット40の代わりに駆動ユニット70が設けられている。駆動ユニット70は、駆動ユニット40と同様に、駆動側ロッド部43、内側ライナー部45、外側ライナー部46、及び、スプリング48を備える。ただし、駆動ユニット70には、当接ブラケット41及び駆動側リンク部42は設けられていない。代わりに、駆動ユニット70は、駆動側リンク部71を備える。駆動側リンク部71は、テンションロッド15とジブ起伏シリンダー69との間に位置している。また、駆動側リンク部71は、ジブ起伏シリンダー69の伸縮に対応してテンションロッド15のジブ側端位置Eが変化することにより、ロッド軸Rに沿って移動する。駆動側リンク部71は、伸縮ジブ13の最伏状状態(すなわち、ジブ起伏シリンダー69の最伸長状態)での第1の移動位置と伸縮ジブ13の最起状状態(すなわち、ジブ起伏シリンダー69の最収縮状態)での第2の移動位置との間で、移動可能である。
駆動側リンク部71には、当接ブラケット72が設けられている。駆動側リンク部71が移動することにより、当接ブラケット72は駆動側リンク部71と一体に移動する。また、駆動ユニット70は、内側ライナー部45に固定された状態で設けられる牽引ブラケット(ブラケット)73を備える。牽引ブラケット73は、第1のジブ25に対して、移動軸Mに沿って内側ライナー部45と一体に移動可能である。牽引ブラケット73には、先端方向に向かって付勢力が作用している。
次に、ジブ間固定装置5の作用について説明する。伸縮ジブ13の最伏状状態(すなわち、ジブ起伏シリンダー69の最伸長状態)では、駆動ユニット70の駆動側リンク部71は第1の移動位置に位置している(図15参照)。第1の移動位置では、駆動側リンク部71の当接ブラケット72は、牽引ブラケット73に当接している。このため、牽引ブラケット73には、外力として駆動側リンク部71から押圧力が作用し、押圧力によって付勢力に反して移動軸Mに平行な方向について基端側に牽引される。
牽引ブラケット73が基端側に牽引されるため、内側ライナー部45には移動軸Mに平行な方向について基端側に牽引力が作用している。また、スプリング48から駆動側ロッド部43には、移動軸Mに平行な方向について基端側に向かって弾性力が作用している。この際、内側ライナー部45の基端と駆動側ロッド部43の基端とは当接せず、内側ライナー部45から駆動側ロッド部43に力は作用しない。また、駆動側ロッド部43に作用する弾性力は、固定ピン57に作用する付勢力より常時大きい。このため、ケーブル39は、移動軸Mに平行な方向について駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態となる。ケーブル39が牽引状態になることにより、第2のジブ26の最伸長状態では、第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定解除が保持されている。
伸縮ジブ13を最伏状状態から起状させると、ジブ起伏シリンダー69が収縮し、駆動側リンク部71がロッド軸Rに沿って先端方向に移動する。これにより、駆動側リンク部71の当接ブラケット72が牽引ブラケット73に当接しない状態となる。これにより、牽引ブラケット73に押圧力が作用しなくなり、付勢力によって牽引ブラケット73が、第1のジブ25に対して、移動軸Mに沿って先端方向に移動する。この際、内側ライナー部45は、牽引ブラケット73と一体に移動する。また、スプリング48からの弾性力によって、駆動側ロッド部43は第1のジブ25に対して移動しない。
そして、第1の実施形態と同様に、内側ライナー部45の基端が駆動側ロッド部43の基端に当接することにより、内側ライナー部45から駆動側ロッド部43に押圧力が作用する(図14参照)。これにより、駆動側ロッド部43及び内側ライナー部45が一体に、第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って先端方向に移動する。この際、ケーブル39も駆動側ロッド部43と一体に先端方向に移動し、ケーブル39は駆動ユニット側(基端側)に牽引されない非牽引状態となる。ケーブル39が非牽引状態になることにより、第2のジブ26の最伸長状態では、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定される。
そして、伸縮ジブ13の最起状状態(すなわち、ジブ起伏シリンダー69の最収縮状態)では、駆動ユニット70の駆動側リンク部71は第2の移動位置に位置している(図14参照)。第2の移動位置では、駆動側リンク部71の当接ブラケット72は、牽引ブラケット73に当接していない。このため、牽引ブラケット73に駆動側リンク部71から押圧力は作用しない。したがって、駆動側ロッド部43及び内側ライナー部45に先端方向へ押圧力が作用し、ケーブル39は非牽引状態で保持される。したがって、第2のジブ26の最伸長状態では、第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定が保持される。
以上のように、伸縮ジブ13の起状(すなわち、ジブ起伏シリンダー69の収縮)によって、駆動側リンク部71は第2の移動位置に向かって移動する。そして、駆動側リンク部71の第2の移動位置へ向かう移動によって、ケーブル39が駆動ユニット側(基端側)に牽引されない非牽引状態となる。これにより、第2のジブ26の最伸長状態において、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定される。
一方、伸縮ジブ13を最起状状態(図14参照)から伏状させると、ジブ起伏シリンダー69が伸長し、駆動側リンク部71がロッド軸Rに沿って基端方向に移動する。これにより、駆動側リンク部71の当接ブラケット72が牽引ブラケット73に当接し、駆動側リンク部71から牽引ブラケット73に基端方向へ押圧力が作用する。牽引ブラケット73は、押圧力によって付勢力に反して移動軸Mに平行な方向について基端側に、第1のジブ25に対して牽引される。
牽引ブラケット73が基端側に牽引されるため、内側ライナー部45には移動軸Mに平行な方向について基端側に牽引力が作用する。これにより、内側ライナー部45が第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って基端方向に牽引され、駆動側ロッド部43に先端方向への押圧力が作用しなくなる。スプリング48の弾性力はスプリング59の付勢力より大きいため、駆動側ロッド部43が第1のジブ25に対して移動軸Mに沿って基端方向に牽引される。この際、ケーブル39も駆動側ロッド部43と一体に基端方向に牽引され、ケーブル39は駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態となる。ケーブル39が牽引状態になることにより、第2のジブ26の最伸長状態では、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定解除される。
そして、駆動側ロッド部43及びケーブル39の第1のジブ25に対する基端方向への移動が、停止する。ただし、駆動側ロッド部43が停止した後も、駆動側リンク部71は、第1の移動位置に向かってさらに移動するため、内側ライナー部45は第1のジブ25に対してさらに基端方向へ牽引される。これにより、内側ライナー部45の基端と駆動側ロッド部43の基端とは当接せず、内側ライナー部45から駆動側ロッド部43に力が作用しなくなる。したがって、駆動側ロッド部43に作用する弾性力は固定ピン57に作用する付勢力より常時大きいため、ケーブル39では、移動軸Mに平行な方向について駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態が保持される。ここで、本実施形態においても第1の実施形態と同様に、第1の移動位置へ向かう移動において、スプリング48が収縮することによって、内側ライナー部45の基端方向へのライナー牽引量より、駆動側ロッド部43の基端方向へのロッド牽引量が小さくなる。
以上のように、伸縮ジブ13の伏状(すなわち、ジブ起伏シリンダー69の伸長)によって、駆動側リンク部71は第1の移動位置に向かって移動する。そして、駆動側リンク部71の第1の移動位置へ向かう移動によって、ケーブル39が駆動ユニット側(基端側)に牽引される牽引状態となる。これにより、第2のジブ26の最伸長状態において、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定解除される。
本実施形態のジブ間固定装置5では、伸縮ジブ13をブーム7に対して起伏させること(すなわち、ジブ起伏シリンダー69を伸縮させること)により、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定及び固定解除が行われる。ジブ起伏シリンダー69の伸縮が第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定及び固定解除に用いられるため、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定及び固定解除を容易に行うことができる。
また、ジブ間固定装置5では、ブームヘッド11から伸縮ジブ13が垂下される垂下状態から伸縮ジブ13を起状する際に、垂下状態から伸縮ジブ13がある程度起状した状態で、第2のジブ26を最伸長状態まで伸長することが可能である。この場合、垂下状態からある程度伸縮ジブ13が起状した状態で、第1のジブ25と第2のジブ26との間を固定する。ある程度伸縮ジブ13が起状した状態で第2のジブ26が最伸長状態まで伸長されるため、地上付近で水平方向について広いスペースを確保することなく、第2のジブ26の最伸長状態で第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定を行うことができる。一方、垂下状態まで伸縮ジブ13を伏状する際に、垂下状態まで伸縮ジブ13が伏状する前に、第2のジブ26の最伸長状態での第1のジブ25と第2のジブ26との間を固定解除することが可能である。この場合、垂下状態まで伸縮ジブ13が伏状する前に、第2のジブ26が最収縮状態まで収縮される。このため、地上付近で水平方向について広いスペースを確保することなく、第2のジブ26の最伸長状態で第1のジブ25と第2のジブ26との間の固定解除を行うことができる。
(その他の変形例)
なお、前述の実施形態では、駆動ユニット40とロックユニット50の間を接続する線状部材であるケーブル39が設けられているが、これに限るものではない。すなわち、ジブ起伏シリンダー(17,69)の伸縮に対応して、伸縮ジブ13の最伏状状態での第1の移動位置と伸縮ジブ13の最起状状態での第2の移動位置との間で、駆動側リンク部(42,71)が移動すればよい。そして、第2のジブ26の最伸長状態において駆動側リンク部(42,71)の第2の移動位置へ向かう移動によって、連結孔62に固定ピン57が挿入され、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定されればよい。また、第2のジブ26の最伸長状態において駆動側リンク部(42,71)の第1の移動位置へ向かう移動によって、連結孔62から固定ピン57が抜脱され、第1のジブ25と第2のジブ26との間が固定解除されればよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形ができることは勿論である。
5…ジブ間固定装置、7…ブーム、13…伸縮ジブ、17,69…ジブ起伏シリンダー、25…第1のジブ、26…第2のジブ、39…ケーブル、40,70…駆動ユニット、42,71…駆動側リンク部、50…ロックユニット、57…固定ピン。

Claims (5)

  1. ブームと、
    第1のジブと、前記第1のジブに対して中心軸に沿って伸縮可能な第2のジブと、を備え、前記第2のジブの最伸長状態での前記第1のジブと前記第2のジブとの間の連結部に連結孔が形成され、基端部が前記ブームに取付けられる伸縮ジブと、
    伸縮することにより、前記ブームに対して前記伸縮ジブを起伏させるジブ起伏シリンダーと、
    前記ジブ起伏シリンダーの伸縮に対応して、前記伸縮ジブの最伏状状態での第1の移動位置と前記伸縮ジブの最起状状態での第2の移動位置との間で移動する駆動側リンク部を備える駆動ユニットと、
    前記第2のジブの前記最伸長状態において前記駆動側リンク部の前記第2の移動位置へ向かう移動によって、前記連結孔に挿入され、前記第1のジブと前記第2のジブとの間を固定し、前記第2のジブの前記最伸長状態において前記駆動側リンク部の前記第1の移動位置へ向かう移動によって、前記連結孔から抜脱され、前記第1のジブと前記第2のジブとの間を固定解除する固定ピンを備えるロックユニットと、
    を具備するジブ間固定装置。
  2. 一端が前記駆動ユニットに接続され、他端が前記ロックユニットに接続される線状部材であって、前記駆動側リンク部の前記第1の移動位置へ向かう移動によって前記駆動ユニット側に牽引される牽引状態となり、前記駆動側リンク部の前記第2の移動位置へ向かう移動によって前記駆動ユニット側に牽引されない非牽引状態となる線状部材を、さらに具備し、
    前記固定ピンは、前記第2のジブの前記最伸長状態において前記線状部材が前記非牽引状態となることに対応して、前記連結孔に挿入され、前記第2のジブの前記最伸長状態において前記線状部材が前記牽引状態となることに対応して、前記連結孔から抜脱される、
    請求項1のジブ間固定装置。
  3. 前記伸縮ジブは、基端部が前記ブームに接続されるベースジブを備え、
    前記第1のジブは、前記ジブ起伏シリンダーの伸縮に対応して前記ベースジブに対して前記中心軸に沿って伸縮することにより、前記伸縮ジブを前記ブームに対して起伏させ、
    前記駆動側リンク部は、前記第1のジブに対して回動軸を中心に回動可能な状態で前記第1のジブに取付けられ、前記第1のジブの伸縮に対応して前記ベースジブに対して前記伸縮ジブの前記中心軸に沿って移動し、
    前記駆動ユニットは、前記ベースジブと一体又は前記ベースジブに対して固定された状態で設けられ、前記駆動側リンク部の前記第1の移動位置へ向かう移動において前記駆動側リンク部が当接することによって、前記駆動側リンク部に押圧力を作用させるブラケットを備え、
    前記駆動側リンク部は、前記ブラケットから前記押圧力が作用することにより、前記第1の移動位置に向かう状態に前記第1のジブに対して前記回動軸を中心として回動し、前記線状部材を前記牽引状態にする、
    請求項2のジブ間固定装置。
  4. 前記ブームと前記伸縮ジブの前記第1のジブとの間で延設され、前記ジブ起伏シリンダーの伸縮に対応してジブ側端位置が前記第1のジブに対して変化することにより、前記伸縮ジブを前記ブームに対して起伏させるテンションロッドをさらに具備し、
    前記駆動側リンク部は、前記テンションロッドの前記ジブ側端位置の変化に対応して前記第1の移動位置と前記第2の移動位置との間で移動し、
    前記駆動ユニットは、前記第1のジブに対して移動可能な状態で前記第1のジブに取付けられ、前記駆動側リンク部の前記第1の移動位置へ向かう移動において前記駆動側リンク部が当接することによって、前記駆動側リンク部からの押圧力が作用するブラケットを備え、
    前記ブラケットは、前記駆動側リンク部から前記押圧力が作用することにより、前記線状部材を前記牽引状態にする、
    請求項2のジブ間固定装置。
  5. 前記駆動ユニットは、
    前記線状部材が接続され、前記線状部材の前記牽引状態において、前記線状部材と一体に牽引される駆動側ロッド部と、
    前記駆動側ロッド部が内部に挿入された状態で設けられ、前記駆動側リンク部の前記第1の移動位置へ向かう移動によって、前記駆動側ロッド部と同一の方向に牽引されるライナー部と、
    前記駆動側リンク部の前記第1の移動位置へ向かう移動において、弾性力によって前記駆動側ロッド部及び前記線状部材を牽引するとともに、前記駆動側リンク部の前記第1の移動位置へ向かう移動において、収縮することにより、前記ライナー部のライナー牽引量より前記駆動側ロッド部のロッド牽引量を小さくする弾性部材と、
    を備える、請求項2のジブ間固定装置。
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