JP2013224071A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機を制御するために収納部の外周に設けられる連結部の占有スペースを減少させ、連結部以外の機器の配設自由度を高めると共に、前記収納部の周囲のスペース効率を向上する。
【解決手段】第1連結部30と第2連結部32とが、周方向において重なる位置で、且つ、前記第1連結部30と前記第2連結部32とのうちの少なくとも一方が、電動機20の第1回転軸18と発電機24の第2回転軸22とから離間するように傾斜して配設されるため、前記第1ハウジング26と前記第2ハウジング28との外周側で、前記第1連結部30及び前記第2連結部32の占有スペースが減少し、前記第1連結部30及び前記第2連結部32以外の機器を配置する自由度が高まり、スペース効率を向上することができ、これにより、駆動装置10を小型化することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動機又は発電機として動作する少なくとも2つの回転電機を同軸に備えた駆動装置に関する。
従来から、駆動装置は、トランスミッションや減速機等の動力伝達機構と電動機及び発電機(回転電機)とを回転軸を介して接続し、前記電動機で発生させた回転力を前記動力伝達機構へと伝達し、また、前記動力伝達機構から得られる回転動力に基づいて前記発電機で回生発電を行う構成としている。
上述した駆動装置は、例えば、特許文献1に開示されているように、エンジン主軸から延長されるシャフトに対して電動機ロータと発電機ロータとを備え、これらのロータに対してステータが設けられた電動機及び発電機を共通のケースに収納する構成としている。
また、例えば、特許文献2に開示されているように、エンジンに接続された第1軸上に、発電機、電動機、遊星減速歯車機構、平行減速歯車組の小歯車を配置すると共に、第1軸と並行する第2軸上に、小歯車と回転自在に噛み合う大歯車及び差動機構を配置したものがある。
さらに、例えば、特許文献3に開示されているように、エンジンからの入力軸に同軸に連結される回転軸に接続された遊星歯車機構と、前記遊星歯車機構のサンギヤに接続される回転軸に取り付けられたロータを有するモータと、前記遊星歯車機構のリングギヤに接続されると共に、駆動軸に接続された回転軸に取り付けられたロータを有するモータとをケース内に収納したものもある。このケースには、モータにおけるU相、V相、W相の三相コイルとインバータとを接続するために端子台が挿入孔に取り付けられている。
特開2001−138752号公報 特開2001−055052号公報 特開2008−017693号公報
しかしながら、上述した特許文献3に係る駆動装置では、端子台からインバータへの配線が、ケースから外径方向に突出しているため、前記ケースの周囲に前記配線を配設するための広いスペースが必要となり、径方向に大型化することとなる。また、前記端子台が前記ケースの内部に挿入されているため、前記ケース内に前記端子台を備えるための軸方向のスペースが必要となり、軸方向にも大型化することが懸念される。
また、同軸に配設された2つの回転電機に装着された巻線からの配線は、ケースの外周側で互いに接触しないように、前記ケースの周方向で異なる位置に配設されることが好ましい。さらに、ケースの周囲では、回転電機用の回転センサやパーキング機構等の他の機器を配設する必要もある。そのため、駆動装置のケースの周囲におけるスペース効率が低下する懸念がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、回転電機と外部の制御装置とを電気的に接続するための連結部の占有スペースを減少させて、連結部以外の機器を配設する自由度を高めると共に、回転電機の収納部の周囲のスペース効率を向上し、小型化に適した駆動装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、同軸上に配設される第1回転電機及び第2回転電機と、前記第1回転電機及び前記第2回転電機を収納する収納部と、前記収納部の外周面上に配設されると共に、前記第1回転電機と該第1回転電機を制御するための外部制御装置とを電気的に接続する第1連結部と、前記収納部の外周面上に配設されると共に、前記第2回転電機と該第2回転電機を制御するための前記外部制御装置とを電気的に接続する第2連結部と、を備え、前記第1連結部と前記第2連結部とは、前記第1回転電機及び前記第2回転電機の周方向において重なる位置で、且つ、前記第1連結部と前記第2連結部とのうちの少なくとも一方は、前記第1回転電機と前記第2回転電機の回転軸から離間するように前記回転軸の軸線から所定角度傾斜して配設されることを特徴とする。
本発明によれば、第1連結部と第2連結部とは、周方向において重なる位置で、且つ、前記第1連結部と前記第2連結部とのうちの少なくとも一方は、第1回転電機と第2回転電機の回転軸から離間して前記回転軸の軸線から所定角度傾斜して配設されている。
従って、収納部の外周側で、第1連結部及び第2連結部の占有スペースを減少させて、回転センサやパーキングロック機構等の前記第1連結部及び前記第2連結部以外の機器を配置する自由度が高まり、スペース効率を向上することができ、駆動装置を全体として小型化することができる。なお、収納部を一体的に形成することにより、組立工数を削減して製造コストを低廉に抑えることもできる。
また、第2回転電機の外径を、第1回転電機の外径よりも小さく設定し、第1連結部が、第2連結部の延在方向に突出すると共に、第1回転電機の回転軸から離間するように傾斜して配設されるとよい。これにより、前記第2回転電機と軸方向に沿って重なる範囲で収納部の外径を小さくすることができる。また、前記収納部の周囲のスペースが空くため、前記第1連結部の傾斜角度を小さくすることができ、駆動装置をより小型化することができる。
さらに、第1回転電機に隣接して動力伝達機構が設けられ、第1連結部と第2連結部とが、周方向及び径方向において前記動力伝達機構と重なる位置で、前記動力伝達機構側と対向する側に突出するように配設されることにより、その先端部は、収納部の外径の大きい側から小さい側へと延在するため、前記第1連結部及び前記第2連結部の傾斜角度を小さくすることができ、駆動装置を一層小型化することができる。
さらにまた、第1連結部は、第1回転電機の軸方向の中心位置よりも動力伝達機構側の収納部の外周面上の位置で前記収納部に連結され、第2連結部は、第2回転電機の軸方向の中心位置よりも前記動力伝達機構側の前記収納部の外周面上の位置で前記収納部に連結されることにより、前記第1回転電機、前記第2回転電機の前記軸方向の領域内に収まるように配設されるため、駆動装置をより一層小型化することができる。
また、収納部を第1収納部と第2収納部とから構成し、前記第1収納部に第1回転電機を回転自在に収納し、前記第2収納部に第2回転電機を回転自在に収納してもよい。これにより、簡単に製造可能な前記第1収納部と前記第2収納部とを組み合わせて前記収納部を構成することができる。
さらに、駆動装置はハイブリッド車両に適用され、第1回転電機と第2回転電機の回転軸は、前記ハイブリッド車両を構成する内燃機関からの入力軸と同軸上に接続するとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、第1連結部と第2連結部とが、周方向において重なる位置で、且つ、前記第1連結部と前記第2連結部とのうちの少なくとも一方が、第1回転電機と第2回転電機の回転軸から離間して前記回転軸の軸線から所定角度傾斜して配設されるため、前記第1回転電機と前記第2回転電機とを収納する収納部の外周側で、前記第1連結部及び前記第2連結部の占有スペースが減少し、前記第1連結部及び前記第2連結部以外の機器を配置する自由度が高まり、スペース効率を向上することができ、これにより、駆動装置を小型化することができる。
本発明の実施の形態に係る駆動装置の軸方向に沿った概略側面断面図である。 図1の駆動装置における電動機及び発電機近傍を示す拡大断面図である。 図1の駆動装置を軸方向から見た一部切欠正面図である。 本発明の実施の形態に係る駆動装置の第1変形例における電動機及び発電機近傍を示す拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る駆動装置の第2変形例における電動機及び発電機近傍を示す拡大断面図である。
本発明に係る駆動装置の構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る駆動装置を示す。この駆動装置10では、図1に示されるように、外部のエンジン(内燃機関)12からの駆動力を駆動側へと伝達する動力伝達機構16と、前記動力伝達機構16に隣接して配置され、第1回転軸18を介して接続された電動機(第1回転電機)20と、前記電動機20と並列に配置され、第2回転軸22を介して前記エンジン12の入力軸23に接続された発電機(第2回転電機)24とを備え、前記駆動装置10は、前記エンジン12の端部に対して連結される。
このエンジン12は、例えば、複数の気筒(例えば、4気筒)12aを有し、該エンジン12からの駆動力が伝達される入力軸23は、動力伝達機構16まで延在して該動力伝達機構16において第2回転軸22と連結される。なお、入力軸23は、後述する第1ハウジング26内に設けられる軸受76によって回転自在に支持され、第2回転軸22は、後述する第2ハウジング28内に設けられる軸受78によって回動自在に支持される。
また、電動機20及び発電機24は、入力軸23、第1回転軸18、第2回転軸22を中心とした同一軸X1上となるように配置され、且つ、前記電動機20が、エンジン12及び動力伝達機構16側となるように軸方向(矢印A1、A2方向)に沿って並列に配置される。
駆動装置10は、電動機20を内部に収納する中空状の第1ハウジング(第1収納部)26と、発電機24を内部に収納する中空状の第2ハウジング(第2収納部)28とを備え、前記第1ハウジング26と前記第2ハウジング28との外周面上に、前記電動機20と該電動機20を制御する外部制御装置(図示せず)とを電気的に接続するための第1連結部30と、前記発電機24と該発電機24を制御する前記外部制御装置とを電気的に接続するための第2連結部32とを配設している。前記第1ハウジング26と前記第2ハウジング28とは単一のハウジング(収納部)として構成されてもよいことは勿論である。
動力伝達機構16は、例えば、第1ハウジング26の内部においてエンジン12と電動機20との間に設けられ、第2回転軸22が複数のギア16a、16bを介して出力軸16c及び差動装置16dと接続される。なお、出力軸16cは、入力軸23、第1回転軸18、第2回転軸22と略平行に設けられる。
そして、エンジン12の駆動力を、入力軸23、第2回転軸22を介して発電機24へと伝達することで発電を行うと共に、電動機20からの出力が、第1回転軸18、ギア16a、16b、差動装置16dを介して出力軸16cから車両の駆動輪(図示せず)へと伝達される。なお、動力伝達機構16は、第1ハウジング26、第2ハウジング28以外の他の収納部(図示せず)内に配設されてもよい。
第1回転軸18と第2回転軸22とは、同一軸X1上に設けられ、それぞれ回転可能に構成される。例えば、第1回転軸18が軸方向A1に長尺な円筒状に形成され、一方、軸状に形成された第2回転軸22が前記第1回転軸18内に配設される。
第1回転軸18は、少なくとも動力伝達機構16から電動機20まで延在していて、第1ハウジング26内で回転支持される。一方、第2回転軸22は、入力軸23との接続部から発電機24まで延在していて、第1ハウジング26及び第2ハウジング28内で回転支持される。
電動機20は、第1ハウジング26に固定配置される円環状の第1ステータ34と、該第1ステータ34の中心部に回転自在に挿入される第1ロータ36とを備え、前記第1ロータ36の中心に第1回転軸18が接続される。第1ステータ34には、該電動機20に回転磁界を発生させるための第1巻線38が設けられ、該第1巻線38は、第1配線40を介して第1連結部30と電気的に接続されている。第1巻線38は、例えば、U相、V相、W相の三相交流で電動機20に回転磁界を発生させるように三相交流の第1配線40が引き出される。
発電機24は、第2ハウジング28に固定配置される円環状の第2ステータ42と、該第2ステータ42の中心部に回転自在に挿入される第2ロータ44とを備え、前記第2ロータ44の中心に第2回転軸22が接続される。第2ステータ42には、該発電機24に回転磁界を発生させるための第2巻線46が設けられ、該第2巻線46は、第2配線48を介して第2連結部32と電気的に接続されている。第2巻線46は、例えば、U相、V相、W相の三相交流で発電機24に回転磁界を発生させるように三相交流の第2配線48が引き出される。
なお、電動機20及び発電機24は、アウターロータタイプのロータを有して構成されてもよく、1つのステータに対して2つのロータを有して構成されてもよい。
第1ハウジング26は、第2回転軸22が挿通される第1開口端部50と、入力軸23が挿通されると共に、エンジン12に結合される第2開口端部52とを、前記エンジン12側とは反対側(矢印A1方向)と、エンジン12側(矢印A2方向)とにそれぞれ有している。第1ハウジング26は、例えば、軸方向A1、A2において電動機20が配設される範囲では、略円筒状又は矩形筒状で、且つ、エンジン12から離間する方向(矢印A1方向)に沿って外径が小さくなるように形成される。第2開口端部52は、例えば、ボルト等でエンジン12に締結される。なお、第1ハウジング26は、電動機20からの第1配線40とは電気的に絶縁される。
第1ハウジング26の内部には、図2及び図3に示されるように、電動機20の第1ロータ36の回転位置等を検出するためのレゾルバ等の第1回転センサ54aが設けられる。第1回転センサ54aは、例えば、第1回転軸18に備えられた磁性体等の第1被検出部54bの回転位置等を検出し、検出した回転位置等を第1出力配線54cを介して外部に通知することで第1ロータ36の回転位置等を検出している。
第2ハウジング28は、第1ハウジング26の第1開口端部50と略同一形状であって第2回転軸22が挿通される第3開口端部56を、エンジン12側(第1ハウジング26側、矢印A2方向)に有している。第2ハウジング28は、例えば、カップ状で、エンジン12から離間する方向(矢印A1方向)に沿って外径が小さくなるように形成される。なお、第2ハウジング28は、発電機24からの第2配線48とは電気的に絶縁される。
第2ハウジング28の内部には、図2及び図3に示されるように、発電機24の第2ロータ44の回転位置等を検出するためのレゾルバ等の第2回転センサ58aが設けられる。第2回転センサ58aは、例えば、第2回転軸22に備えられた磁性体等の第2被検出部58bの回転位置等を検出し、検出した回転位置等を第2出力配線58cを介して外部に通知することで前記第2ロータ44の回転位置等を検出している。
第1ハウジング26と第2ハウジング28とは、別体で構成されると共に、第1開口端部50と第3開口端部56とを合わせてボルト等で一体的に結合される。
第1連結部30と第2連結部32とは、第1ハウジング26と第2ハウジング28とから動力伝達機構16側とは反対方向(矢印A1方向)へと突出するように配設される。
特に、第1連結部30と第2連結部32とは、図3に示されるように、電動機20及び発電機24の軸線X1から見て周方向に重なる位置で第1ハウジング26と第2ハウジング28とにそれぞれ配設される。この場合、第1連結部30と第2連結部32とのうちの少なくとも一方が、第1回転軸18又は第2回転軸22から離間するように、前記第1回転軸18又は前記第2回転軸22の軸線X1から所定角度傾斜させておく。
ここで、第1連結部30と第2連結部32とは、図1から諒解されるように、動力伝達機構16から離間するように延在している。
また、第1連結部30は、電動機20の第1巻線38に流れる電流を制御する外部制御装置(図示せず)と直接的に又は接続自在なコネクタを介して電気的に接続される。第1連結部30は、例えば、図2に示されるように、第1ハウジング26の外周面に形成された第1カバー部60と、該第1カバー部60の内部に設けられ第1巻線38に接続される第1接続端子62と、前記第1接続端子62に接続自在に設けられる第1コネクタ64とからなる。なお、第1コネクタ64は、外部配線66を介して外部制御装置と接続されている。
第1カバー部60は、第1ハウジング26の外周面の一部が径方向に突起し、且つ、エンジン12側(矢印A2方向)よりも該エンジン12から離間する方向(矢印A1方向)の外径が大きくなるように第1回転軸18の軸線X1に対して所定角度傾斜して形成される。第1カバー部60の内部には、第1接続端子62が埋設される。一方、第1カバー部60は、動力伝達機構16側とは反対方向(矢印A1方向)の一部が開口され、その開口部分を介して第1接続端子62の第1連結面62aが露呈されている。なお、第1カバー部60は、第1接続端子62とは電気的に絶縁される。
第1接続端子62の一端部は、電動機20からの第1配線40と電気的に接続される。一方、第1接続端子62の他端部は、動力伝達機構16から離間する方向(矢印A1方向)で、且つ、前記第1回転軸18から離間する外周方向に向かうように所定角度傾斜している。すなわち、第1接続端子62の他端部は、第1カバー部60の傾斜に対応して形成される。また、第1連結面62aは、第1接続端子62の他端部に形成され、第1コネクタ64と接続可能であり、前記第1接続端子62の傾斜方向と垂直に形成される。
なお、第1接続端子62は、電動機20から引き出される三相交流の第1配線40に接続するために3つのU相端子62b、V相端子62c、W相端子62dを備えている(図3参照)。
第1コネクタ64は、第1接続端子62に対して動力伝達機構16側とは反対方向(矢印A1方向)において、前記第1接続端子62に対して電気的に接続される。すなわち、第1コネクタ64は、第1接続端子62に接続された状態で、該第1接続端子62と一直線上となり、第1ハウジング26の外周面及び第1回転軸18に対して所定角度傾斜した状態となる。
第2連結部32は、発電機24の第2巻線46に流れる電流を制御する外部制御装置(図示せず)と直接的に又は接続自在なコネクタを介して電気的に接続される。第2連結部32は、例えば、図2に示されるように、第2ハウジング28の外周面に形成された第2カバー部68と、該第2カバー部68の内部に設けられ前記第2巻線46に接続される第2接続端子70と、前記第2接続端子70に接続自在に設けられる第2コネクタ72とからなる。なお、前記第2コネクタ72は、外部配線74を介して前記外部制御装置と接続されている。
第2カバー部68は、第2ハウジング28の外周面の一部が径方向に突起し、且つ、エンジン12側(矢印A2方向)よりも該エンジン12から離間する方向(矢印A1方向)の外径が大きくなるように第2回転軸22の軸線X1に対して所定角度傾斜して形成される。第2カバー部68の内部には、第2接続端子70が埋設される。一方、第2カバー部68は、動力伝達機構16側とは反対方向(矢印A1方向)の一部が開口され、その開口部分を介して第2接続端子70の第2連結面70aが露呈されている。なお、第2カバー部68は、第2接続端子70とは電気的に絶縁される。
第2接続端子70の一端部は、発電機24からの第2配線48と電気的に接続される。一方、第2接続端子70の他端部は、動力伝達機構16から離間する方向(矢印A1方向)で、且つ、前記第2回転軸22から離間する外周方向に向かうように所定角度傾斜している。すなわち、第2接続端子70の他端部は、第2カバー部68の傾斜に対応して形成される。また、第2連結面70aは、第2接続端子70の他端部に形成され、第2コネクタ72と接続可能であり、前記第2接続端子70の傾斜方向と垂直に形成される。
なお、第2接続端子70は、発電機24から引き出される三相交流の第2配線48に接続するために3つのU相端子70b、V相端子70c、W相端子70dを備えている(図3参照)。
第2コネクタ72は、第2接続端子70に対して動力伝達機構16側とは反対方向(矢印A1方向)において、前記第2接続端子70に対して電気的に接続される。すなわち、第2コネクタ72は、第2接続端子70に接続された状態で、該第2接続端子70と一直線上となり、第2ハウジング28の外周面及び第2回転軸22に対して所定角度傾斜した状態となる。
以上のように、本実施の形態では、図1〜図3に示されるように、電動機20と発電機24とをそれぞれ収納する第1ハウジング26及び第2ハウジング28の外周面において、前記電動機20に電気的に接続される第1連結部30と、前記発電機24に電気的に接続される第2連結部32とが、電動機20及び発電機24の軸線X1から見て周方向に重なるように配置され、且つ、動力伝達機構16側とは反対方向(矢印A1方向)に延在すると共に、第1回転軸18と第2回転軸22に対して外周方向へと所定角度傾斜して配設される。
これにより、第1ハウジング26と第2ハウジング28の外周側では、第1連結部30と第2連結部32の周方向における取付位置が1ヶ所に集約されることで、占有スペースを減少させることが可能となる。そのため、第1連結部30及び第2連結部32の取付位置以外のスペースに対して、第1回転センサ54a、第2回転センサ58aや、パーキングギヤ80にパーキングポール82が係合することで動力伝達機構16のギア16a、16bをロック可能なパーキングロック機構84(図3参照)等の他の機器を配置する自由度を高めることができ、すなわち、スペース効率を向上することができると共に、配置の自由度も向上する。
また、第1連結部30と第2連結部32の取付位置を集約すると共に、例えば、空いたスペースに第1回転センサ54aと第2回転センサ58a(図3参照)を配置させ集約することもできる。そのため、第1ハウジング26及び第2ハウジング28の周囲において、第1連結部30及び第2連結部32からの外部配線66、74や、第1回転センサ54a及び第2回転センサ58aから引き出される第1出力配線54c及び第2出力配線58c等のハーネスを最小限の長さにすることができ、駆動装置10を適用する車両の車体レイアウトも容易になる。
さらにまた、第1連結部30及び第2連結部32を、電動機20及び発電機24の軸線X1に対して第1ハウジング26と第2ハウジング28において最も外径が大きい部位に配設された動力伝達機構16から離間する方向(矢印A1方向)へ傾斜させることにより、前記第1ハウジング26と前記第2ハウジング28において外径が小さい側に延在するため、第1回転軸18、第2回転軸22の軸線X1からの傾斜角度を小さく設定することができる。
なお、本実施の形態の駆動装置10は、図1及び図2に示されるように、第1連結部30と第2連結部32の両方が第1ハウジング26と第2ハウジング28から傾斜するように構成されてもよいが、この構成に限定されるものではない。
例えば、図4に示される第1変形例に係る駆動装置10aのように、発電機24aの外径を電動機20の外径よりも小さく設定する場合、第1ハウジング26に配設される第1連結部30aのみを、前記第1ハウジング26の外周面(第1回転軸18)に対して傾斜するように構成することもできる。すなわち、第2ハウジング28aに配設される第2連結部32aは、前記第2ハウジング28aの外周面と軸線X1に平行となり、第2連結面70aが軸線X1と直交するように構成することもできる。この場合、発電機24aを構成する第2ステータ42a又は第2ロータ44aも、電動機20を構成する第1ステータ34又は第1ロータ36に対して小さい外径で形成され、これによって、第2ハウジング28aの外径を第1ハウジング26の外径よりも小さくすることもできるため、より小型化に適する。
以上のように、第1変形例に係る駆動装置10aでは、発電機24aを電動機20よりも小さい外径で構成した場合、第2ハウジング28aの外周付近におけるスペース、特に、第2連結部32aから外周方向のスペースが空くため、第1連結部30aの傾斜角度を小さくすることができる。
次に、第2変形例に係る駆動装置10bについて図5を参照しながら説明する。この駆動装置10bでは、例えば、第1連結部30bの第1カバー部60及び第1接続端子62が、電動機20を構成する第1ステータ34又は第1ロータ36の幅寸法(矢印A1、A2方向)の中心位置Y1に対して動力伝達機構16側(矢印A2方向、図1参照)となる第1ハウジング26の外周面上に配置される。同様にして、第2連結部32bの第2カバー部68及び第2接続端子70が、発電機24を構成する第2ステータ42又は第2ロータ44の幅寸法(矢印A1、A2方向)の中心位置Y2に対して動力伝達機構16側(矢印A2方向、図1参照)となる第2ハウジング28の外周面上に配置される。
以上のように、第2変形例に係る駆動装置10bでは、第1連結部30bと第2連結部32bが、軸方向A1、A2において第1ステータ34又は第1ロータ36の幅寸法における中心位置Y1と第2ステータ42又は第2ロータ44の幅寸法における中心位置Y2に対してとよりも動力伝達機構16側(矢印A2方向、図1参照)となる位置で第1ハウジング26と第2ハウジング28の外周面に対して設けられる。ここで、第1連結部30bと第2連結部32bが前記動力伝達機構16から離間する方向(矢印A1方向)に延在していて、前記第1連結部30bと前記第2連結部32bは、電動機20と発電機24の幅寸法の範囲内(領域内)にそれぞれ収まる。
従って、第2変形例に係る駆動装置10bでは、第1連結部30bと第2連結部32bを、軸方向A1、A2において第1ステータ34又は第1ロータ36の幅寸法における中心位置Y1付近と第2ステータ42又は第2ロータ44の幅寸法における中心位置Y2付近で、第1ハウジング26と第2ハウジング28の外周面にそれぞれ設ける場合に比べて、前記第1連結部30bと前記第2連結部32bの占有スペースを減少させると共に、前記駆動装置10bを小型化することができる。
本実施の形態に係る駆動装置10、10a、10bは、例えば、ハイブリッド車両に備わるエンジン12に接続して適用することができる。
なお、本発明に係る駆動装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10、10a、10b…駆動装置 12…エンジン
16…動力伝達機構 18…第1回転軸
20…電動機 22…第2回転軸
23…入力軸 24、24a…発電機
26…第1ハウジング 28、28a…第2ハウジング
30、30a、30b…第1連結部 32、32a、32b…第2連結部
34…第1ステータ 36…第1ロータ
38…第1巻線 42、42a…第2ステータ
44、44a…第2ロータ 46…第2巻線
54a…第1回転センサ 58a…第2回転センサ
60…第1カバー部 62…第1接続端子
64…第1コネクタ 68…第2カバー部
70…第2接続端子 72…第2コネクタ

Claims (6)

  1. 同軸上に配設される第1回転電機及び第2回転電機と、
    前記第1回転電機及び前記第2回転電機を収納する収納部と、
    前記収納部の外周面上に配設されると共に、前記第1回転電機と該第1回転電機を制御するための外部制御装置とを電気的に接続する第1連結部と、
    前記収納部の外周面上に配設されると共に、前記第2回転電機と該第2回転電機を制御するための前記外部制御装置とを電気的に接続する第2連結部と、
    を備え、
    前記第1連結部と前記第2連結部とは、前記第1回転電機及び前記第2回転電機の周方向において重なる位置で、且つ、前記第1連結部と前記第2連結部とのうちの少なくとも一方は、前記第1回転電機と前記第2回転電機の回転軸から離間するように前記回転軸の軸線から所定角度傾斜して配設されることを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1記載の駆動装置において、
    前記第2回転電機の外径は、前記第1回転電機の外径よりも小さく設定され、
    前記第1連結部は、前記第2連結部の延在方向に突出すると共に、前記第1回転電機の回転軸から離間するように傾斜して配設されることを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1又は2記載の駆動装置において、
    前記第1回転電機に隣接して動力伝達機構が設けられ、
    前記第1連結部と前記第2連結部とは、前記周方向及び径方向において前記動力伝達機構と重なる位置で、前記動力伝達機構側と対向する側に突出するように配設されることを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の駆動装置において、
    前記第1連結部は、前記第1回転電機の軸方向の中心位置よりも前記動力伝達機構側の前記収納部の外周面上の位置で前記収納部に連結され、
    前記第2連結部は、前記第2回転電機の軸方向の中心位置よりも前記動力伝達機構側の前記収納部の外周面上の位置で前記収納部に連結されることを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の駆動装置において、
    前記収納部は、第1収納部と第2収納部とからなり、
    前記第1収納部は、前記第1回転電機を回転自在に収納し、
    前記第2収納部は、前記第2回転電機を回転自在に収納することを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の駆動装置において、
    該駆動装置はハイブリッド車両に適用され、前記第1回転電機と前記第2回転電機の回転軸は、前記ハイブリッド車両を構成する内燃機関からの入力軸と同軸上に接続されることを特徴とする駆動装置。
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