JP7347353B2 - ステータ - Google Patents

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Description

本発明は、インナーロータ型回転電機のステータに関する。
従来、特許文献1に開示されているようなインナーロータ型回転電機のステータにおいて、複数の巻線で構成される電気回路が並列回路を含む場合であっても、各巻線は直列に巻回される。そして、各巻線の両端にコイルターミナルが接続され、コイルターミナルに接続された例えばバスバー等の結線部品により各巻線が並列接続される。
特開2013-223293号公報
直列に巻回された複数の巻線で並列回路を構築する場合、並列接続される巻線の数が増えるほどコイルターミナルの数が増え、また、巻線の端部をコイルターミナルに接続する端末処理の回数も増える。さらに、巻線外で各巻線を並列接続するための例えばバスバー等の結線部品も必要になる。そのため、部品点数および製造工数が多くなる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数および製造工数を低減できるステータを提供することである。
本発明は、インナーロータ型回転電機(30)のステータ(31)であって、複数のティース(56)を有するステータコア(32)と、ティースの周りに巻かれてなるコイル(71)を有する複数の巻線(33)と、巻線に接続された複数のコイルターミナル(81)とを備える。巻線は、当該巻線の一端部(72)から他端部(73)までの間に2つ以上のコイルを有する。複数のコイルターミナルは、巻線の一端部または他端部に接続された第1巻線接続部(841)を有する第1コイルターミナル(811)と、1つの巻線に含まれる2つのコイル間の中間部(74c)に接続された第2巻線接続部(842)を有する第2コイルターミナル(812)とを含む。1つの巻線に含まれる一端部および他端部は、同一の第1巻線接続部に接続されている。
これにより第1コイルターミナルと第2コイルターミナルとの間において、1つの巻線の一端部から中間部までのコイルと、中間部から他端部までのコイルとが並列に配置される。そのため、巻線を直列に巻回する場合と同様に、巻線の巻き始めから巻き終わりまでの間に2つ以上のティースに連続して巻回するノズル巻きを実施しつつ、その途中で巻線を第2コイルターミナルに通すことで、並列回路を構築できる。また、従来のように直列に巻回された2つの巻線の両端にコイルターミナルを設ける形態に対して、2つのコイルターミナルを1つの第2コイルターミナルに置き代えることができるとともに、巻線の端末処理の回数を少なくできる。そのため、部品点数および製造工数を低減できる。
一実施形態のモータを備える回転式アクチュエータが適用されたシフトバイワイヤシステムを説明する模式図。 図1の回転式アクチュエータの断面図。 図2のステータおよび制御基板を矢印III方向から見た図。 図2のステータの要部拡大図。 図4のステータを矢印V方向から見た図。 図3の巻線およびコイルターミナルを模式的に示す図。 図2のステータ、モータターミナルおよびセンサターミナルを矢印VII方向から見た図。
以下、ステータの一実施形態を図面に基づき説明する。
[一実施形態]
図1に示すように、一実施形態のインナーロータ型回転電機としてのモータ30は、回転式アクチュエータ(以下、アクチュエータ)10に備えられる。アクチュエータ10は、車両用変速機11のケース12の外壁に固定され、シフトバイワイヤシステム13の動力源として用いられる。シフトバイワイヤシステム13は、制御装置15がシフト操作装置14からの指令信号に応じてアクチュエータ10を制御することにより、変速機11のシフトレンジ切替機構16を作動させてシフトレンジを切り替える。
(アクチュエータ)
先ず、アクチュエータ10の全体構成について図2を参照して説明する。アクチュエータ10は、ハウジング20、モータ30および減速機40を備える。
ハウジング20は、カップ状のフロントハウジング21およびリアハウジング22を有する。フロントハウジング21およびリアハウジング22は、開口部同士が組み合わされてボルト23により互いに締結されている。フロントハウジング21には、有底筒状の金属プレート24がインサートされている。リアハウジング22は、フロントハウジング21とは反対側に突き出す筒状突出部28を有する。リアハウジング22の外壁にはブラケット29が固定されている。アクチュエータ10は、ブラケット29を用いて変速機11のケース12(図1参照)に固定される。
モータ30は、ステータ31およびロータ34を有する。ステータ31は、金属プレート24に例えば圧入等により固定されたステータコア32と、ステータコア32に設けられた巻線33とを有する。ロータ34は、モータ側軸受35および減速機側軸受36により回転軸心AX1まわりに回転可能に支持された回転軸37と、回転軸37の外側に嵌合して固定されたロータコア38とを有する。モータ側軸受35は、金属プレート24に設けられている。減速機側軸受36は、後述の出力部材44に設けられている。
減速機40は、偏心軸41、リングギア42、偏心ギア43、出力部材44および伝達機構45を備える。偏心軸41は、回転軸心AX1に対して偏心する偏心軸心AX2上に設けられ、回転軸37と一体に形成されている。リングギア42は、回転軸心AX1と同軸上に設けられ、リアハウジング22に固定されている。偏心ギア43は、リングギア42の内歯部46と噛み合う外歯部47を有し、偏心軸41に設けられた軸受48により遊星運動可能に支持されている。遊星運動とは、偏心軸心AX2まわりに自転しつつ回転軸心AX1まわりに公転する運動のことである。遊星運動時の偏心ギア43の自転速度は、回転軸37の回転速度に対して変速させられる。
出力部材44は、回転軸心AX1と同軸上に設けられ、リアハウジング22に設けられた軸受49により回転可能に支持されている。伝達機構45は、偏心ギア43に形成された係合突起51と、出力部材44に形成され、係合突起51が挿入された係合孔52とから構成され、偏心ギア43の偏心軸心AX2まわりの回転を出力部材44に伝達する。
アクチュエータ10では、巻線33の通電相が切り替えられることにより回転磁界が発生し、この回転磁界により生じる磁気的吸引力または反発力を受けてロータ34が回転する。ロータ34と共に偏心軸41が回転軸心AX1まわりに回転すると偏心ギア43が遊星運動し、ロータ34の回転に対して減速させられた偏心ギア43の回転が出力部材44から出力される。
(ステータ)
次に、ステータ31およびその配線について図2~図7を参照して説明する。以下の説明において、回転軸心AX1に平行な方向のことを単に「軸方向」と記載し、回転軸心AX1まわりの方向のことを単に「周方向」と記載し、回転軸心AX1に直交する方向のことを単に「径方向」と記載する。また、アクチュエータ10の構成要素に対して外側の部分のことを「外部」と記載する。
図2および図3に示すように、ステータ31は、ステータコア32と、複数の巻線33と、ステータコア32と巻線33との間に介在するインシュレータ61と、巻線33に接続された複数のコイルターミナル81とを備える。
ステータコア32は、軸方向に積層された複数枚の金属板から構成されている。ステータコア32は、フロントハウジング21の筒部25の内壁に固定された環状のヨーク55と、ヨーク55から径方向内側に突き出すように形成された複数のティース56とを有する。
図3~図5に示すように、インシュレータ61は、ヨーク55の軸方向両端および径方向内側の内壁に設けられたヨーク絶縁部62と、ティース56の周りの部分(すなわちティース56の先端面以外の部分)に設けられたティース絶縁部63と、ティース絶縁部63のうちティース先端側から軸方向および周方向に突き出すように設けられたフランジ部64とを有し、ステータコア32に組み付けられている。
図3および図6に示すように、複数の巻線33は、U相巻線33u、V相巻線33v、およびW相巻線33wを含む。以下、各巻線を区別しない場合、単に「巻線33」と記載する。
巻線33は、ティース56の周り、すなわちインシュレータ61のティース絶縁部63に巻かれてなるコイル71を有する。1つの巻線33は、1本の電線からなり、その一端部72から他端部73までの間に4つのコイル71を有する。各コイル71間には渡り線74が設けられている。つまり、1つの巻線33が4つのティース56に渡って設けられている。
U相巻線33uはコイル71u11、71u12、71u21、71u22を有する。V相巻線33vはコイル71v11、71v12、71v21、71v22を有する。W相巻線33wはコイル71w11、71w12、71w21、71w22を有する。U相巻線33uにおいて、一端部72から中間部74cまでのコイル71u11、71u12と、中間部74cから他端部73までの71u21、71u22とが並列に配置されている。V相巻線33vおよびW相巻線33wにおいても同様に、第1コイル郡と第2コイル郡とが並列に配置されている。本実施形態では、ティース56が12個設けられており、ティース56毎に1つのコイル71が設けられている。1つの巻線33が1相分のコイル71を持っている。
図2~図4に示すように、ヨーク絶縁部62は、フロントハウジング21の底部26側に突き出す突起状の係止部65を有する。係止部65は、渡り線74を係止している。本実施形態では、係止部65はインシュレータ61に一体に設けられている。
図2および図3に示すように、アクチュエータ10は、ロータコア38に設けられた磁石57と、ロータ34の回転位置を検出する素子であって、磁石57の磁気を検出する磁気センサ58と、磁気センサ58を実装した制御基板59とを備える。
図2に示すように、フロントハウジング21は、樹脂製の本体部を構成する底部26、筒部25およびコネクタ部27を有する。コネクタ部27は、筒部25の外側に形成されている。コネクタ部27には、外部コネクタ17が着脱可能に接続される。外部コネクタ17は、電源端子18および信号端子19を保持している。
図2、図4、図5および図7に示すように、フロントハウジング21は、コイルターミナル81に接続され、外部の電源端子18に直接接続可能な外部接続ターミナルとしての複数のモータターミナル91と、制御基板59に接続され、外部の信号端子19に接続可能な複数のセンサターミナル95とを有する。モータターミナル91およびセンサターミナル95は、フロントハウジング21の本体部にインサートされており、底部26から筒部25を通ってコネクタ部27まで延びている。本実施形態では、モータターミナル91およびセンサターミナル95は、一次成形体99に保持された状態でフロントハウジング21にインサートされる。
図2~図5に示すように、フランジ部64のうちフロントハウジング21の底部26側には、コイルターミナル81を保持するターミナル保持部67が設けられている。本実施形態では、ターミナル保持部67はインシュレータ61に一体に設けられている。
コイルターミナル81は、ターミナル保持部67に保持された被保持部82と、巻線33の一端部72および他端部73を保持可能な巻線保持部83と、巻線33に電気的に接続された巻線接続部84と、モータターミナル91に当接して電気的に接続された当接部85とを有する。本実施形態では、巻線保持部83はコイルターミナル81に一体に設けられている。
複数のコイルターミナル81は、一端部72および他端部73に接続された第1巻線接続部841を有する第1コイルターミナル811と、1つの巻線33に含まれる2つのコイル71間の中間部74cに接続された第2巻線接続部842を有する第2コイルターミナル812とを含む。本実施形態では、第1コイルターミナル811の形状と第2コイルターミナル812の形状は同じである。以下、各コイルターミナルを区別しない場合、単に「コイルターミナル81」と記載する。また、各巻線接続部を区別しない場合、単に「巻線接続部84」と記載する。
コイルターミナル81は、6個のティース56にそれぞれ1つずつ設けられている。6個のコイルターミナル81のうち、3個の第1コイルターミナル811には一端部72および他端部73が接続され、3個の第2コイルターミナル812には中間部74cが接続されている。1つの巻線33に含まれる一端部72および他端部73は、同一の第1巻線接続部841に接続されている。
コイルターミナル81は、巻線33の端部と中間部74cとにそれぞれ設けられており、巻線1相あたり2つ設けられている。巻線33の巻始め部分である一端部72は、巻線保持部83から第1巻線接続部841を通ってティース56まで延びている。巻線33の巻終わり部分である他端部73は、ティース56から第1巻線接続部841を通って巻線保持部83まで延びている。
モータターミナル91は、軸方向に垂直な方向に延びつつコイルターミナル81の当接部85に軸方向に当接された被当接部92を有する。コイルターミナル81は、バスバー等の結線部品を介すことなくモータターミナル91に直接結合している。本実施形態では、当接部85と被当接部92とは溶接により結合されている。以下、当接部85と被当接部92との結合部のことを「溶接部」と記載する。
巻線保持部83および巻線接続部84はコイル71よりも径方向内側に配置されており、溶接部はステータコア32のティース先端よりも径方向内側に配置されている。具体的には、図4および図5に示すように、巻線保持部83および巻線接続部84は、被保持部82から軸方向において底部26側に延びるように形成されている。当接部85は、巻線保持部83の先端から径方向内側に延びるように形成されている。本実施形態では、巻線保持部83と巻線接続部84は、被保持部82からそれぞれ分岐して設けられている。
巻線33はノズル巻きで製造されている。具体的には、電線を第1コイルターミナル811の巻線保持部83に絡げて第1巻線接続部841に通した後、1つ目のティース絶縁部63に巻き付ける。続いて、1つ目のティース絶縁部63から引き出した電線を係止部65に係止させた後、2つ目のティース絶縁部63に巻き付ける。続いて、2つ目のティース絶縁部63から引き出した電線を第2コイルターミナル812の第2巻線接続部842に通し、係止部65に係止させた後、3つ目のティース絶縁部63に巻き付ける。続いて、3つ目のティース絶縁部63から引き出した電線を係止部65に係止させた後、4つ目のティース絶縁部63に巻き付ける。最後、4つ目のティース絶縁部63から引き出した電線を最初の第1巻線接続部841に通した後、最初の第1巻線保持部831に絡げる。第1巻線接続部841と一端部72および他端部73は、例えばヒュージング等により接続される。第2巻線接続部842と中間部74cも同様に、例えばヒュージング等により接続される。
上述のように複数のスロット間を跨いで巻回作業が行われる。ステータ31の外周部に配置された係止部65と、内周部に配置された巻線保持部83および巻線接続部84とを用いる場合、ティース絶縁部63への電線の巻き層数を奇数にすることで、完全整列巻きが実現する。巻線33の一層目と三層目は径方向内側から外側に向かって巻き付けられ、二層目は径方向外側から内側に向かって巻き付けられる。
(効果)
以上説明したように本実施形態では、ステータ31は、複数のティース56を有するステータコア32と、ティース56の周りに巻かれてなるコイル71を有する複数の巻線33と、巻線33に接続された複数のコイルターミナル81とを備える。巻線33は、当該巻線33の一端部72から他端部73までの間に4つのコイル71を有する。複数のコイルターミナル81は、一端部72および他端部73に接続された第1巻線接続部841を有する第1コイルターミナル811と、1つの巻線33に含まれる2つのコイル71間の中間部74cに接続された第2巻線接続部842を有する第2コイルターミナル812とを含む。
これにより第1コイルターミナル811と第2コイルターミナル812との間において、1つの巻線33の一端部72から中間部74cまでのコイル71と、中間部74cから他端部73までのコイル71とが並列に配置される。そのため、巻線を直列に巻回する場合と同様に、巻線33の巻き始めから巻き終わりまでの間に2つ以上のティース56に連続して巻回するノズル巻きを実施しつつ、その途中で巻線33を第2コイルターミナル812に通すことで、並列回路を構築できる。また、従来のように直列に巻回された2つの巻線の両端にコイルターミナルを設ける形態に対して、2つのコイルターミナルを1つの第2コイルターミナル812に置き代えることができるとともに、巻線33の端末処理の回数を少なくできる。そのため、部品点数および製造工数を低減できる。
また、本実施形態では、1つの巻線33に含まれる一端部72および他端部73は、同一の第1巻線接続部841に接続されている。これにより従来形態に対して、中間部74c側のみならず、端部側においても2つのコイルターミナルを1つの第1コイルターミナル811に置き代えることができるとともに、巻線33の端末処理の回数を少なくできる。そのため、部品点数および製造工数をさらに低減できる。
また、本実施形態では、第1巻線接続部841および第2巻線接続部842は、コイル71よりも径方向内側に配置されている。そのため、ステータ31の内周部に位置する巻線接続部841、842を用いて、巻線33の巻き始めから巻き終わりまでの間に2つ以上のティース56に連続して巻回するノズル巻きを実施できる。そのため、低コストで製造可能なノズル巻きを採用しつつ、コイルターミナル811、812が径方向外側に突き出すように設けられるのを回避できる。したがって、安価で小型なステータ31を得ることができる。
[他の実施形態]
他の実施形態では、第1コイルターミナルの形状と第2コイルターミナルの形状とが異なっていてもよい。例えば、第1巻線接続部の形状と第2巻線接続部の形状とが異なっていてもよい。また、第2コイルターミナルには巻線保持部が設けられなくてもよい。
他の実施形態では、1つの巻線に含まれる一端部および他端部は、別々の第1巻線接続部に接続されてもよい。例えば、3つの巻線が設けられる形態において、一端部が接続される第1コイルターミナルが3個設けられ、中間部が接続される第2コイルターミナルが3個設けられ、他端部が接続される第1コイルターミナルが3個設けられてもよい。それでも、従来のように直列に巻回された2つの巻線の両端にコイルターミナルを設ける形態に対して、コイルターミナルの数および巻線の端末処理の回数を少なくできる。
他の実施形態では、巻線保持部は、コイルターミナルの一部に限らず、例えばインシュレータまたはその他の部材の一部であってもよい。また、巻線保持部の延出方向は、軸方向に限らず、径方向、周方向、またはそれ以外の方向であってもよい。
他の実施形態では、コイルターミナルとモータターミナルとの接合は、溶接に限らず、圧接またははんだ等の他の方法で行われてもよい。他の実施形態では、フロントハウジングのコネクタ部は2つ以上に分かれていてもよい。
他の実施形態では、ティースの数は、12個に限らず、それ以外の数であってもよい。他の実施形態では、巻線相数は、3相に限らず、それ以外の相数であってもよい。他の実施形態では、ステータは、モータに限らず、発電機に適用されてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
30 モータ(インナーロータ型回転電機)、31 ステータ、32 ステータコア、
33 巻線、56 ティース、71 コイル、72 一端部、73 他端部、
74c 中間部、 811 第1コイルターミナル、812 第2コイルターミナル、
841 第1巻線接続部、842 第2巻線接続部。

Claims (2)

  1. インナーロータ型回転電機(30)のステータ(31)であって、
    複数のティース(56)を有するステータコア(32)と、
    前記ティースの周りに巻かれてなるコイル(71)を有する複数の巻線(33)と、
    前記巻線に接続された複数のコイルターミナル(81)と、
    を備え、
    前記巻線は、当該巻線の一端部(72)から他端部(73)までの間に2つ以上の前記コイルを有し、
    複数の前記コイルターミナルは、前記一端部または前記他端部に接続された第1巻線接続部(841)を有する第1コイルターミナル(811)と、1つの前記巻線に含まれる2つの前記コイル間の中間部(74c)に接続された第2巻線接続部(842)を有する第2コイルターミナル(812)とを含み、
    1つの前記巻線に含まれる前記一端部および前記他端部は、同一の前記第1巻線接続部に接続されている、ステータ。
  2. 前記回転電機の回転軸心(AX1)に直交する方向を径方向と定義すると、
    前記第1巻線接続部および前記第2巻線接続部は、前記コイルよりも径方向内側に配置されている、請求項1に記載のステータ。
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