JP2013223963A - キャップ付き筆記具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 キャップ20は、筆記部30の周囲を内キャップ21aと、該内キャップ21aに対しその外周側に間隔を置いて設けられた外キャップ21bとを一体的に具備するとともに、外キャップ21bの周壁に、外方からの押圧操作によりキャップ内側へ変形可能な変形部21b1を有し、変形部21b1のキャップ内側への変形により軸筒10から離脱するように構成され、変形部21b1と内キャップ21aとの間には、これらの間への筆記部30の挿入を阻む挿入阻止部22が設けられ、この挿入阻止部22は、キャップ内側へ変形した際の変形部21b1に押圧されて弾性変形する。
【選択図】 図5
Description
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1に記載の発明では、側面に、内側へ撓み可能な変形部(操作体14)と該変形部の自由端側で外方へ突出する釦部(15)とを有するとともに、内部に、筆記部(チップ4)を気密する内キャップ(10)を有する二重筒状のキャップ(1)を備え、釦部(15)が押圧されて変形部(操作体14)が内側へ撓んだ際に、該変形部(操作体14)の内面を、筆記具本体(2)の前端側の傾斜部(12)に摺接させて、キャップ(1)が前方へ押し出されるようにしている。
そこで、同特許文献1の第2実施例(図3参照)では、変形部(操作体27)内面側の当接部(26)の内キャップ(22)に近い部分(26a)を、内キャップ(22)に嵌合される嵌合部(28)と略同径にして、当接部(26)を、チップ(4)周りを内キャップ(22)内へ挿入する際のガイド役として兼用している。
この構成によれば、軸筒にキャップを装着する際に筆記部が変形部と内キャップの間へ向かったとしても、これらの間へ筆記部が侵入しようとするのを挿入阻止部によって阻むことができる。しかも、軸筒からキャップを外すために、変形部を押圧操作した際には、挿入阻止部が変形部に押されて弾性変形するため、変形部の変形が挿入阻止部によって妨げられるようなことがない。
この構成によれば、ガイド部によって筆記部を内キャップ内へスムーズに導くことができる上、変形部の変形・復元に伴って、挿入阻止部を容易に撓み変形・復元させることができる。
この構成によれば、変形部の変形・復元に伴って、ガイド部の自由端側が、変形部の内面に接触して滑る。したがって、変形部が変形する際にガイド部が抵抗になることを効果的に低減することができる。
この構成によれば、スリットによってガイド部の剛性を軽減し、該ガイド部を撓み変形し易くすることができ、ひいては、変形部が変形する際にガイド部が抵抗になることをより効果的に低減することができる。
このキャップ付き筆記具1は、長尺筒状の軸筒10と、該軸筒10の前端側に着脱可能に接続されるキャップ20とを備え、キャップ20の周壁に、外方からの押圧操作によりキャップ内側へ変形可能な変形部21b1を設け、キャップ内側へ変形した際の前記変形部21b1により軸筒10を押圧して、前記キャップ20が前記軸筒10から外されるようにしている。
このキャップ付き筆記具1は、軸筒10内の中綿40に充填されたインクを、毛細管力により前方へ導き筆記部30の前端から吐出するように構成される。
前軸11における前記傾斜面11aよりも前側の部分には、小径状の筒部11bが形成され、この筒部11bの外周面は、後述するキャップ20の内キャップの内面に対し全周にわたって密接してインク洩れを防止する。
前軸11における前記傾斜面11aよりも後側の部分は、キャップ20に嵌り合う大径筒状に形成され、この筒状部分の外周面には、キャップ20をキャップ軸方向へ乗り越えさせて嵌合する環状突起11cが形成される。
前軸11における環状突起11cよりも後ろ側には、キャップ20の後端縁に当接して該後端縁を受ける環状凸部11dが設けられる。そして、前軸11における環状凸部11dよりも更に後側の部分は、後軸12の前端開口部に挿入され嵌合接続されている。
また、前軸11内周面における前端側には、後軸12内から前方へ吐出されるインクを一時的に貯溜するインク貯溜溝11eが設けられる。このインク貯溜溝11eは、軸筒軸方向へ連続する溝であり、周方向に間隔を置いて複数設けられる。
内キャップ21aは、前軸11前端側の小径な筒部11bよりも一回り程大きい筒状に形成され、その後端側の内周面には、前記筒部11bの前端側外周面に密接してインク洩れを防ぐ環状突起21a1を有する。
変形部21b1の外表面は、外キャップ21b外周面における最大径部分(但し、突起21hを含まない最大径部分)と略面一、又は前記最大径部分よりも凹んで設けられる。換言すれば、変形部21b1は、外キャップ21b外周面における前記最大径部分よりも径外方向へ突出しないように設けられる。
切欠部21b2及び変形部21b1は、図示例によれば、軸心を挟んで対向するように二つ設けられる。
この変形部21b1の自由端部の外表面は、外キャップ21bにおける後端側(図示の右端側)の外表面(突起21h以外の部分における最大径部分)と、略面一になっている。
この変形部21b1は、キャップ軸方向において、縦断面凹状の部分の中央側が、キャップ内側へ凹むようにして、その両側の部分よりも徐々に薄肉になるように形成される(図1〜3参照)。この構成によれば、変形部21b1の中央側が押圧された際に、該変形部21b1を効果的に弓なり変形させることができる。
この凹凸条21b12は、キャップ軸方向に直交する方向の突条と凹溝を交互に並べることで形成される。
この構成によれば、変形部21b1がキャップ内側へ撓んだ際に、変形部21b1の自由端部の内縁側の凹凸部21eを、軸筒10先端側の傾斜面11aに安定的に接触させることができ、変形部21b1を撓ませてキャップ20を外す際の操作を良好に行うことができる。
図示例についてより詳細に説明すれば、各第2の逃し凹部21b4は、キャップ内側へ凹む略円弧状に形成される(図2(a)参照)。この第2の逃し凹部21b4のキャップ軸方向の長さは、変形部21b1表面の凹状部分を全て含む長さに設定される。
この弾性被覆部23は、エラストマー樹脂等の弾性を有する合成樹脂材料の被膜であり、キャップ本体部21を成形する際に同時成形(二色成形)される。
さらに、この弾性被覆部23の他例としては、キャップ本体部21とは別体に成形されたものを、キャップ本体部21に対し装着するようにしてもよい。
各突部22a1は、略円筒状の接続部22aの前端部から後方へ離れた位置に設けられ、内キャップ21a外周面に圧接されるように形成される。接続部22a内周面における突部22a1よりも前側の部分は、内キャップ21aの最大径よりも若干大きい外径に形成される。
これらの構成によれば、接続部22aを内キャップ21aに対し環状に装着する際、内キャップ21aの先端側外周部が、接続部22a内にスムーズに挿入さされ、接続部22a内の複数の突部22a1が内キャップ21a外周部に圧接されることで、接続部22aが、軸筒軸方向及び周方向へ移動しないように固定される。
このガイド部22bの自由端部は、図示例によれば、変形部21b1の内面に対し、略接触に近い状態で近接している。そして、このガイド部22bには、該ガイド部22bを周方向に分割するようにして、筆記部30を挿通不能な幅のスリット22b1が、周方向に間隔を置いて複数設けられる。
各スリット22b1は、図示例によれば、ガイド部22bの後端(図3によれば右端)から、該ガイド部22bの軸方向長さの略中央よりも前側にいたる長さに形成される。
図5(a)に示すように、軸筒10にキャップ20を装着した状態では、変形部21b1の外表面の最大径部分(自由端部の外縁部)が、キャップ本体部21の外キャップ21b周壁の外表面と略面一であるため、例えば、搬送中に当該キャップ付き筆記具1が梱包箱等に当接したとしても、変形部21b1が押されてキャップ20が外れてしまうようなことがない。
したがって、仮に逃し凹部21b3,21b4がない場合と比較し、変形部21b1の撓み量を大きく確保することができる。
同時に、変形部21b1は、若干弓なりに変形する(図5(b)参照)
この際、若干弓なりに変形した変形部21b1が弾性的に復元する際の弾発力によって、軸筒10が後方へ弾かれるようにして、キャップ20が前方へ抜ける。
11a:傾斜面 20:キャップ
21:キャップ本体部 21a:内キャップ
21b:外キャップ 21b1:変形部
21b2:切欠部 22:挿入阻止部
22a:接続部 22b:ガイド部
22b1:スリット
30:筆記部
Claims (4)
- 軸筒と、該軸筒の少なくとも一端側に設けられた筆記部と、前記筆記部を保護するようにして前記軸筒に対し着脱可能に装着されたキャップとを備えたキャップ付き筆記具において、
前記キャップは、前記筆記部の周囲を覆う内キャップと、該内キャップに対しその外周側に間隔を置いて設けられた外キャップとを一体的に具備するとともに、前記外キャップの周壁に、外方からの押圧操作によりキャップ内側へ変形可能な変形部を有し、前記変形部のキャップ内側への変形により前記軸筒から離脱するように構成され、
前記変形部と前記内キャップとの間には、これらの間への前記筆記部の挿入を阻む挿入阻止部が設けられ、この挿入阻止部は、キャップ内側へ変形した際の前記変形部に押圧されて弾性変形することを特徴とするキャップ付き筆記具。 - 前記挿入阻止部には、前記筆記部を前記内キャップ内へ案内するように軸筒側へ向かって拡径するガイド部が設けられ、前記ガイド部は、キャップ内側へ変形した際の前記変形部に押圧されて軸筒中心側へ撓むようにして弾性変形することを特徴とする請求項1記載のキャップ付き筆記具。
- 前記挿入阻止部は、前記内キャップに接続された接続部と、該接続部から延設された前記ガイド部とを具備し、前記ガイド部の自由端側を、前記変形部の内面に対し、近接又は接触させていることを特徴とする請求項2記載のキャップ付き筆記具。
- 前記ガイド部を周方向に分割するようにして、前記筆記部を挿通不能な幅のスリットを設けたことを特徴とする請求項2又は3記載のキャップ付き筆記具。
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