JP2019177611A - 筆記具 - Google Patents

筆記具 Download PDF

Info

Publication number
JP2019177611A
JP2019177611A JP2018068676A JP2018068676A JP2019177611A JP 2019177611 A JP2019177611 A JP 2019177611A JP 2018068676 A JP2018068676 A JP 2018068676A JP 2018068676 A JP2018068676 A JP 2018068676A JP 2019177611 A JP2019177611 A JP 2019177611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
pen core
pen
mounting
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018068676A
Other languages
English (en)
Inventor
武佐士 木村
Musashi Kimura
武佐士 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shachihata Inc
Original Assignee
Shachihata Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shachihata Inc filed Critical Shachihata Inc
Priority to JP2018068676A priority Critical patent/JP2019177611A/ja
Publication of JP2019177611A publication Critical patent/JP2019177611A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pens And Brushes (AREA)

Abstract

【課題】ペン芯を保持するペン芯保持部と、キャップ装着時に気密室を形成する為のシール部を備える筆記具を提供する。【解決手段】ペン芯3と、吸収体と、ペン芯又はペン先ホルダー2を保持し、インクを収容する軸筒1と、軸筒に装脱着可能なキャップを備え、軸筒の端部に、ペン芯を保持するペン芯保持部を有する内筒と、キャップ装着時にキャップと円周状に密接するシール部1cを有する外筒11とを、空間をはさんで同心円状に配置したことを特徴とする筆記具で、好ましくは、ペン芯保持部とシール部が、軸方向において同一位置に設けてなる筆記具である。【選択図】図2

Description

本考案は、ペン芯を保持するペン芯保持部と、キャップ装着時に気密室を形成する為
のシール部を備える筆記具に関する。
従来、ペン先を保持したペン先ホルダーを軸筒先端開口の取り付部に設け、この取り付部に対応する箇所の軸筒外面にキャップを着脱自在に装着し得る装着部を設けてなるタイプの筆記具にあっては、幅広く用いられている形式の一つとなっているが、揮発性インクを使用する場合には、成形品の寸法にバラツキが生じても軸筒内の機密性を確保する必要がある。
その為に、樹脂肉厚な設計寸法で筆記具を成型すると、このようなタイプの筆記具においては、ペン先ホルダーの軸筒端部におけるペン芯保持部の箇所と、軸筒外面におけるキャップの気密を取る為のシール部の箇所とが、その軸方向において同一位置で、キャップとペン先ホルダーの間に位置された軸筒のシール部及びその近傍には多大な応力がかることになり、この応力は、殆ど逃げ場を失うことになるから、自ずと装着部は物理的破壊を招きやすくなることとなったり、嵌合が設計値どおりにならずに必要以上に嵌合が固くなるなどの問題が生じていた。シール部の寸法設計を例えば、キャップの装着操作を比較的スムーズに行うべく緩めに設定することも可能ではあるが、反面、装着不良やペン先の乾燥を惹起するなどキャップ本来の機能である気密性を充分に満たすものではなかった。
このような問題を解決するため、特許文献1には、前記ペン芯保持部の箇所を、シール部箇所に対して、軸方向に異ならせ、シール部の軸筒内側直下に隙間を設けた構成の筆記具が開示されており、キャップ装着時にシール部及びシール部近傍に発生する応力を、容易にその近辺周辺に逃がすことが出来ることが、示唆されている。
実開平01-115592
しかし、特許文献1に開示される筆記具は、軸筒端部に、ペン芯を保持する為のペン先ホルダーを押圧するリブを設けている。ペン先を固定する為には、前記リブは軸方向に長く当接させるように設けるのが良いが、キャップの気密を取るためのシール部とペン芯を保持する為のリブの配置を、軸方向に異ならせるようにしなければならない為、シール部の位置が軸方向の著しく後方か、前方に配置されることとなる。シール部の位置が著しく後方となると気密室が大きくなって、気密の確保が難しくなる。一方、シール部の位置が著しく前方になると、気密が小さくなる為、気密室に収める為にペン芯及びペン先ホルダーの形状が制約される課題が生じていた。
また、1片の軸筒に前記ペン芯保持部と、キャップの気密をとる為のシール部を当該1片の軸筒の内外壁にそれぞれ設けると、ペン芯保持部とシール部を軸方向に異ならせても、キャップ装着時に、ペン芯保持部及びキャップの気密をとる為のシール部にかかる応力によって、軸筒やペン芯が撓みやすくなることとなっていた。
前記課題を解決する為に本発明は、次の構成を有する。ペン芯と、吸収体と、前記ペン芯又はペン先ホルダーを保持し、インクを収容する軸筒と、前記軸筒に装脱着可能なキャップを備え、前記軸筒の端部に、前記ペン芯を保持するペン芯保持部を有する内筒と、キャップ装着時に前記キャップと円周状に密接するシール部を有する外筒とを、空間をはさんで同心円状に配置したことを特徴とする筆記具。
上記構成において、ペン芯保持部と前記シール部が、軸方向において同一位置に設けてあることが好ましい。
本発明に係る筆記具では、前記ペン芯を保持するペン芯保持部を有する内筒と、キャップ装着時に前記キャップと円周状に密接するシール部を有する外筒との間に空間を設けてある為、ペン芯又はペン先ホルダーの周部に配置された軸筒のシール部及びその近傍にかかる多大な応力を緩和させることが出来る。それにより、ペン芯保持部及びシール部の当接位置及び長さを自由に設計出来、例えばペン芯保持部をペン先ホルダー及びペン先側面の全面に当接させ、ペン芯を固定し、強い筆圧や落下衝撃によってもペン芯のズレが生じないような構成にすることが出来る。また、前記内筒と外筒との間に空間を設けながら、前記ペン芯保持部と前記シール部とが軸方向において同一位置に配置させることが可能である為、ペン芯又はペン先ホルダーの周りに配置された軸筒のシール部及びその近傍にかかる多大な応力を緩和させながら、シール部の位置が、軸方向において著しくペン先方向になってペン芯及びペン先ホルダーの形状が制約されたり、装着部の位置が、軸方向において著しく後端側になって気密が取りにくい構成となることがなく、従来技術と比較し、より自由なペン先の設計が可能となる。
本発明の第1実施の形態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態のキャップ装着部分断面拡大図である。 本発明の第1実施形態のペン芯保持部の部分断面拡大図(A−A)である。 本発明の第2実施形態のキャップ装着部分断面拡大図である。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は、本発明の実施の形態を示す断面図、図2は、キャップ装着部分断面拡大図、図3は、ペン芯保持部の部分拡大断面図(A−A)である。
筆記具20は、ペン先ホルダー2で固着されたペン芯3と、ペン芯3と連結しインキを含むインキ吸収体6と、ペン芯3、インキ吸収体6が収容された軸筒1と、軸筒1に着脱可能なキャップ4を備える。
前記ペン芯3は前記インキ吸収体6からインキがペン芯3へ供給せしめるものであれば、材質や製法等は限定されるものではなく、使用用途や目的によって使い分けることが望ましい。尚、ペン芯3の材質としては、ポリエステル、ポリアミド、アクリル、エラストマー、ウレタン、ポリアセタール等の合成樹脂が挙げられる。
例えば、上記材質のペン芯3を製造する方法としては、上記材質を繊維状に形成し、接着剤によって収束させた繊維収束体4を適宜形状に研磨切削し、加工したものが用いられる。また、上記繊維の先端をテーパー加工し、その繊維を束ねた穂先であっても良い。
本発明におけるペン芯3は、前記のように、ペン先ホルダー2に固着されていてもよういが、ペン先ホルダー2を設けず、ペン芯3のみを設ける構成としても良い。
ペン先ホルダー2は、ペン芯3を固定する為、ペン芯3に周状に当接するよう配置される。ペン先ホルダーの材質は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、ナイロン、ABS等の熱可塑性樹脂や、ユリア、フェノール、メラミン、エポキシ、ポリブチルフタレート等の熱硬化性樹脂が挙げられる。また、金属素材にて成型することも可能であり、成型方法は、射出成型や金型成型、切削による成型など幾多の形態が考えられる。
また、本発明においては、ペン芯3、インキ吸収体6を軸筒1に収容させるべく、軸筒の後方より被冠する尾栓7設けても良いが、尾栓7を設けずに、有底の円柱又は角柱形状などの軸筒を設け、前記のペン芯3、インキ吸収体6を収容する形状としても良い。
インキ吸収体6はポリエステルやアクリル繊維を集束したいわゆる中綿、あるいはスポンジ等からなるが、その他に、吸収体を介さずに生インキを直接ペン芯へ供給するいわゆる直液式筆記具のような形態も含まれる。
軸筒1の開口端部は、本実施形態において、1片の樹脂軸筒部品が後端側からペン先側に向かって、それぞれ内筒10と外筒11とに枝状に分岐する形状をしており、内筒10は後述するペン先ホルダー2に円周状に接するペン芯保持部1aを備え、外筒11には、後述するキャップ気密をとるための気密突起4aと当接するシール部1cと、後述するキャップを装着する為の装着突起4bと当接する装着部1bとを備えている。本実施形態において、軸筒1は、軸筒開口部付近において、軸筒後端側からペン先側に向かって、内筒10と外筒11枝状に分岐しているが、本発明は、軸筒がペン先側から軸筒後端側に向かって、内筒10と外筒11とが枝状に分岐する形態も含まれる。
ペン芯保持部1aは、ペン芯3又はペン芯3を周状に覆うペン先ホルダー2を保持するものであり、また、ペン芯保持部1aはペン芯3又はペン芯3を周状に覆うペン先ホルダー2を保持する為、樹脂形状が周状に凹凸を有している。このペン芯保持部1aの樹脂形状は、本実施形態に限られず、ペン芯3又はペン芯3を周状に覆うペン先ホルダー2に接し、それらを保持するものであれば、接地面積や、接地数、凹凸の形状は、幾多の形態が考えられる。
シール部1cは、本実施形態において、前記軸筒端部の外筒11のペン先側部分近傍に配置されており、キャップ4に配置されたキャップ気密を取るための気密突起4aと当接する箇所を指す。本実施形態において、シール部1cの材質は、その他軸筒部分と同様の樹脂素材であり、形状についても特段突起などを設けていないが、例えば突起を設けたり、キャップ4と密着し、気密性を高めるため、シール部1cを軟質材料とするなど、幾多の形態が考えられる。
装着部1bは、本実施形態において、前記シール部1cの外側即ち軸筒後端側に配置され、キャップ4に配置されたキャップを装着するための装着突起4bと当接する箇所を指す。装着部1bは、前記外筒に備えられていても良いが、前記装着突起4bと当接し、キャップの挿脱着を可能とするものであれば、外筒よりも後端側の軸筒開口部付近に設けられていても良い。本実施形態において、装着部1bの材質は、その他軸筒部分と同様の樹脂素材であるが、キャップと軸筒を脱着可能とするものであれば、特に材質を問わず、突起形状のほか、幾多の形態が考えられる。
キャップ4は、開口部付近に、周上に突設された装着突起4bを備え、またこの装着突起4bよりも内奥即ちペン先側には、突設された気密突起4aを備えている。キャップ4は、軸筒開口部に備えられたシール部1cと、装着部1bと円周上に接し、キャップ4装着時は、気密突起4aとシール部1cとの接点を境界として、キャップ4の内側樹脂で覆われた空間の気密が保たれるように設計されている。キャップ4の形状は、本実施形態の様に、ペン芯を保護し、気密室9を形成する内キャップ5aの外周に、筒状型の外キャップ5bが形成されている2重キャップ構造をとるが、本発明におけるキャップ形状は、2重のキャップ構造をとらない1重キャップ構造、形態についても円筒型など、幾多の形態が考えられる。
気密室9は、キャップ4の内キャップ5a内側と、キャップ4装着時に、キャップ4に備える気密リブ4aと軸筒1の外筒に備えるシール部1cとで、密閉される空間を指し、この密閉室9の気密が保たれることにより、ペン芯3の乾燥を防止することが出来る。
装着突起4bは前記装着部1bとキャップ4との装着性をより良好となすべく設けられた突起であり、周状に突起形状を有している。本実施形態における装着突起4bの突起は1つであるが、キャップ4の挿脱着を行うことができれば、突起を2つ以上設けても良いし、形状・材質は問わない。
なお、気密室9の気密の確保しつつ、キャップの挿脱着が可能であれば、装着突起4b及び装着部1bを設けない構成も考えられる。
気密突起4aは、キャップ4内の前記の装着突起4bよりもペン先側に設けられ、キャップ4の気密性を確保し、ペン芯3の乾燥防止を図るために設けられた突起である。本実施形態における装着突起4bの突起は1つであるが、キャップ4の気密を確保することができれば、突起を2つ以上設けても良い。材質についても、軸筒1との密着性を高めるため、軟質素材のものを採用しても良いし、内側に軟質素材を一定の厚みで配置させても良い。
本実施形態において、気密突起4aの形成箇所は、軸方向において、前記ペン芯保持部1aと異なる位置に配置されている。また、気密突起4aと接する外筒11と、ペン芯保持部を備える内筒10は、軸筒開口端部で分岐し、外筒11のシール部1cと気密突起4a及び内筒10のペン芯保持部1aとペン先ホルダー2との接点がそれぞれ空間を介して配置されているため、前記のように軸筒開口部で分岐せず、1片の軸筒にペン芯保持部1aとシール部1cとを有し、ペン芯保持部1aがペン先ホルダー2と、シール部1cが気密突起4aとそれぞれ接している場合と比較し、ペン芯3を強固に保持しつつ、キャップ4装着時にシール部及びシール部近傍に発生する応力を、容易にその近辺周辺に逃がすことが出来る。また、成型寸法の誤差が生じても、キャップ嵌合力を安定させることが出来る。
図2、図3に示すように、ペン芯保持部1aを有する内筒10と、シール部1cと装着部1bを有する外筒11は、ペン芯を中心として、同心円状に配置されており、内筒10と外筒11との間には、空間8を有している。空間の厚さは特に規定していないが、樹脂肉厚を確保出来る程度に設けてあることが望ましく、0.5mm〜1.0mm程度であることが望ましい。外筒11及び内筒10の断面外径は、真円であることが望ましいが、気密室9の気密を確保できるものであれば形態は問わない。
上記構成によりなる筆記具においては、キャップ4を軸筒1先端の装着部1b、シール部1cに装着させようとする場合、キャップ4の装着突起4bが軸筒1の装着部1bを強く軸芯方向に押圧しながらこれを乗り越えその装着操作が完了することになる。また、キャップ4の気密突起4aとシール部1cは、装着部1bの箇所と比較し、強い嵌合力を持って円周状に接する為、その近傍には強い応力がかかる。
このときに軸筒1のペン芯保持部1aの後方の位置であり気密を確保する為に設けられた気密突起4aの直下には空間8が形成される為に、先のキャップ4の装着時の押圧による応力は自ずと消失されることとなる。また、本発明の筆記具は、気密突起4aと接する外筒11と、ペン芯保持部1aを備える内筒10は、軸筒開口端部で分岐し、外筒11のシール部1cと気密突起4a及び内筒10のペン芯保持部1aとペン先ホルダー2との接点が、それぞれ空間を介して配置されている為、軸筒開口部で分岐せず、1片の軸筒にペン芯保持部1aとシール部1cとを有し、ペン芯保持部1aがペン先ホルダー2と、シール部1cが気密突起4aとそれぞれ接している場合と比較し、ペン芯を強固に保持しつつ、キャップ装着時にシール部及びシール部近傍に発生する応力を、容易にその近辺周辺に逃がすことが出来る。よって気密リブ4a、装着リブ4b近傍部分の破壊や、寸法成型誤差によるキャップ嵌合値のバラツキは生じ難くなり、またキャップ4の装着不良や気密不足によるペン芯乾燥を防止することが出来るのである。
また、上記構成によりなる筆記具において、装着部1bとシール部1cが外筒に配置されている場合は、装着キャップ4を軸筒1先端の装着部1b、シール部1cに装着させ、キャップ4の装着突起4bが軸筒1の装着部1bを強く軸芯方向に押圧しながらこれを乗り越えその装着操作が完了した場合に、装着部1b及びシール部1c近傍に強い応力がかかって、外筒11が撓んでも、空間8がその応力を逃し、内筒10には応力がほとんどかかることはない。
さらに、シール部1cが外筒11に配置され、装着部1bが前記外筒11よりも後端側の軸筒開口部付近に配置された場合であっても、装着キャップ4を軸筒1先端の装着部1b、シール部1cに装着させ、キャップ4の装着突起4bが軸筒1の装着部1bを強く軸芯方向に押圧しながらこれを乗り越えその装着操作が完了した場合に、装着部1b及びシール部1c近傍に強い応力がかかっても、前記空間8及び軸筒内側に設けられる空間がその圧力を逃し、内筒10には応力がほとんどかからないことは言うまでもない。
図4は、本発明による筆記具の第2実施例を示す。
図4において、軸筒1は軸筒開口部で、内筒10と外筒11とに分岐しており、内筒10はペン先ホルダー2に円周状に接するペン芯保持部1aを備え、外筒11には、キャップ気密をとるための気密突起4aと当接するシール部1cと、キャップを装着する為の装着突起4bと当接する装着部1bとを備えている。
キャップ4は、開口部付近に、周上に突設された装着突起4bを備え、またこの装着突起4bよりも内奥即ちペン先側には、突設された気密突起4aを備えている。
上記実施例と異なり、軸方向において、キャップ4の気密を確保し、ペン芯の乾燥防止を図るために設けられた気密突起4aと円周上に接するシール部1cは、軸方向において、前記ペン芯保持部1aと同位置に存在する。
上記構成による筆記具は、実施例1と同様に、前記ペン芯を保持するペン芯保持部を有する内筒10と、キャップ装着時に前記キャップと円周状に密接するシール部1cを有する外筒11との間に空間を設けてある為、ペン芯3又はペン芯3を覆うペン先ホルダー2に周状に接するシール部1c及びその近傍にかかる多大な応力を緩和させることが出来る。
また、本実施例では、実施例1と比較し、気密突起4aの軸方向における設置位置が同一位置に配置出来る為、設置位置が著しく後端側となって、気密室9が大きくなり、気密の確保が難しくなったり、シール部の位置が著しくペン先側になって、気密室が小さくなり、気密室に収める為にペン芯3及びペン先ホルダー2の形状が制約されるなどの問題が生じにくい。
本発明においては、上記実施例に示すもの以外に、例えば、前記内筒10装着部1bのリブの数を任意に設けることもでき、またキャップ4の軸筒1に対する装着手段として、上記のようにリブを設ける突対突による嵌合以外に螺合等も採用しうること勿論であり、幾多の様態が考えられる。
以上、現時点において最も実践的でありかつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う筆記具もまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
1 軸筒
1a ペン芯保持部
1b 装着部
1c シール部
2 ペン先ホルダー
3 ペン芯
4 キャップ
4a 気密突起
4b 装着突起
5a 内キャップ
5b 外キャップ
6 インキ吸収体
7 尾栓
8 空間
9 気密室
10 内筒
11 外筒
20 筆記具

Claims (2)

  1. ペン芯と、
    吸収体と、
    前記ペン芯又はペン先ホルダーを保持し、インクを収容する軸筒と、
    前記軸筒に装脱着可能なキャップを備え、
    前記軸筒の端部に、前記ペン芯を保持するペン芯保持部を有する内筒と、
    キャップ装着時に前記キャップと円周状に密接するシール部を有する外筒とを、空間をはさんで同心円状に配置したことを特徴とする筆記具。
  2. 前記ペン芯保持部と前記シール部が、軸方向において同一位置に設けてなる請求項1記載の筆記具。
JP2018068676A 2018-03-30 2018-03-30 筆記具 Pending JP2019177611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018068676A JP2019177611A (ja) 2018-03-30 2018-03-30 筆記具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018068676A JP2019177611A (ja) 2018-03-30 2018-03-30 筆記具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019177611A true JP2019177611A (ja) 2019-10-17

Family

ID=68277503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018068676A Pending JP2019177611A (ja) 2018-03-30 2018-03-30 筆記具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019177611A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021059139A1 (en) 2019-09-27 2021-04-01 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, image processing system, communication system, method for setting, image processing method, and recording medium
JP2022010698A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 ぺんてる株式会社 シャープペンシル

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01115592U (ja) * 1987-09-29 1989-08-03
JPH0342682U (ja) * 1989-08-31 1991-04-23
JPH05305794A (ja) * 1992-03-02 1993-11-19 Sakura Color Prod Corp 塗布具及びそのキャップ
JPH08282185A (ja) * 1995-04-17 1996-10-29 Mitsubishi Pencil Co Ltd 筆記具
JP2015511192A (ja) * 2012-02-24 2015-04-16 サンフォード エル.ピー. 二重壁を有するペン先組立品とそれを具備する筆記用具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01115592U (ja) * 1987-09-29 1989-08-03
JPH0342682U (ja) * 1989-08-31 1991-04-23
JPH05305794A (ja) * 1992-03-02 1993-11-19 Sakura Color Prod Corp 塗布具及びそのキャップ
JPH08282185A (ja) * 1995-04-17 1996-10-29 Mitsubishi Pencil Co Ltd 筆記具
JP2015511192A (ja) * 2012-02-24 2015-04-16 サンフォード エル.ピー. 二重壁を有するペン先組立品とそれを具備する筆記用具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021059139A1 (en) 2019-09-27 2021-04-01 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, image processing system, communication system, method for setting, image processing method, and recording medium
JP2022010698A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 ぺんてる株式会社 シャープペンシル
JP7415228B2 (ja) 2020-06-29 2024-01-17 ぺんてる株式会社 シャープペンシル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019177611A (ja) 筆記具
JP7217254B2 (ja) 筆記具
EP1674289B1 (en) Writing implement
US6478495B2 (en) Capless writing instrument
KR20050006055A (ko) 필기구
JP4404296B2 (ja) ボールペン
JP5933203B2 (ja) 筆記具用軸筒
JP4680751B2 (ja) 筆記具
US11667146B2 (en) Writing tool
JP2570242Y2 (ja) ペ ン
JP2005212288A (ja) 塗布具
JP7419591B2 (ja) 筆記具
JP2012111192A (ja) 筆記具
JP2011079205A (ja) 熱変色性筆記具
JP7202126B2 (ja) 筆記具
KR200283974Y1 (ko) 양방향 필기구
JP2007118483A (ja) 筆記具
JP2009119628A (ja) 筆記具
KR0120876Y1 (ko) 저점질잉크사용 필기구의 캡구조
JP3146562U (ja) 筆記具
JPH077193Y2 (ja) 筆記具
JP3894123B2 (ja) 筆記具のキャップ
JPH0750232Y2 (ja) 筆記具のキャップ装着構造
JP5340010B2 (ja) 筆記具及びその製造方法
JP4478543B2 (ja) 印鑑キャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180403

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220328

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221003