JP2013222598A - 電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部からの衝撃によってリード部が変形した場合でも、リード部の電極束への進入を抑制することができる電池を提供する。
【解決手段】電池10の外装部材である電池ケース50が、少なくともその側端面50a,50bのリード部32,42と重ならない位置に、電池ケース50の他の部分よりも剛性が低い脆弱部51を有する構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、自動車等の車両に搭載される電池の構造に関する。
従来、例えば、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の比較的小型の電子機器用の二次電池として、ニッケル水素二次電池やリチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池等の密閉形電池が知られている。また近年は、電気自動車等の各種車両に搭載される大型の電池の開発も進んでいる。
このような電池の構造としては、例えば、正極板と負極板とがセパレータを介して捲回されることで積層された電極群(電極束)が非水電解液と共に角形の外装部材(ケース)内に収納され、外装部材が蓋部材によって密閉されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
正極板及び負極板は、電極群の軸方向端部でそれぞれ集電体の一端側に接続され、集電体の他端側は蓋部材に設けられる端子部に接続されている。例えば、特許文献1に記載の構成では、正極板及び負極板は、上記集電体に相当する正極リード及び負極リードによって上記端子部に相当する正極端子及び負極端子に接続されている。これら正極リード及び負極リードは、端子部に接続される接続プレートと、接続プレートから下方に延出された短冊状の集電部とを有し、この集電部が正極板又は負極板に接続されている。そして、この集電部は、電極群の表面と略平行となるように接続プレートから下方に向かって延設されている。
特許文献1に記載されているように、上記短冊状の集電部(リード部)は、電極群の表面と略平行となるように接続プレート(接続部)から延設されている。
特開2011−71109号公報
ところで、電池が車両に搭載されている場合、例えば、車両の衝突時等に、外部から電池に大きな衝撃が加わる虞がある。上記のようにリード部が電極群の表面と略平行に延設されている構成では、電池に衝撃が加わると、外装部材の変形に伴ってリード部が内側に変形して電極束に進入してしまい、正極板又は負極板に接触して内部短絡が生じる虞がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、外部からの衝撃によってリード部が変形した場合でも、リード部の電極束への進入を抑制することができる電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、正極板と負極板とがセパレータを介してオフセット積層され積層体を形成すると共に、該積層体を巻いて形成する捲回体の一方の端面を正極面とし他方の端面を負極面とする電極束と、前記正極面又は前記負極面と重なる位置に配置され、前記正極板又は前記負極板のいずれかに接続されるリード部と、前記電極束及び前記リード部が収容され少なくとも前記電極束の端面に対向する側端面を有する外装部材と、を備え、前記外装部材は、少なくとも前記側端面の前記リード部と重ならない位置に当該外装部材の他の部分よりも剛性が低い脆弱部を有することを特徴とする電池にある。
かかる第1の態様では、外装部材に衝撃(外力)が加わった際、外装部材の上部に衝撃が加わったとしても、脆弱部が最も大きく変形し易い。このように脆弱部が最も大きく変形することで、リード部(集電体)の電極束側への移動が抑制される。したがって、リード部の電極束の内部への進入を抑制することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様の電池において、前記外装部材は底面を有し、前記脆弱部が、前記リード部よりも前記底面側に形成されていることを特徴とする電池にある。
かかる第2の態様では、外装部材に衝撃(外力)が加わった際、さらに確実に、脆弱部を最も大きく変形させることができる。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様の電池において、前記脆弱部が、前記電極束の厚さ方向に沿って形成されていることを特徴とする電池にある。
かかる第3の態様では、外装部材に衝撃(外力)が加わった際、さらに確実に、脆弱部を最も大きく変形させることができる。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか一つの態様の電池において、前記脆弱部は、前記外装部材を内側に向かって凸状に変形させた突部で構成されていることを特徴とする電池にある。
かかる第4の態様では、脆弱部を最も大きく変形させることができると共に、外装部材の内部容量を増加させて電池の性能を向上することができる。
かかる本発明では、外装部材の上部に衝撃が加わった場合でも、外装部材の脆弱部が大きく変形することで、集電体のリード部の変形量が抑制される。これに伴って、リード部の電極束内への進入を抑制することができる。したがって、リード部が正極板又は負極板に接触することによる内部短絡の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態1に係る電池の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る電池の概略構成を示す縦断面図である。 電極束の積層構造の一例を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係る電池の概略構成を示す横断面図である。 従来技術に係る電池ケースの変形状態を示す電池の断面図である。 本発明の実施形態1に係る電池ケースの変形状態を示す電池の断面図である。 本発明に係る電池の使用態様の一例を示す概略図である。 本発明に係る電池の使用態様の一例を示す概略図である。 本発明の実施形態2に係る電池の概略構成を示す横断面図である。 本発明の実施形態3に係る電池の概略構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1及び図2に示す本実施形態に係る電池10は、例えば、リチウムイオン電池である密閉形電池であり、正極板21及び負極板22を備える電極束(エレメント)20と、集電体30,40とが非水電解液(図示なし)と共に外装部材である電池ケース50内に収容されている。この電池ケース50の上部は、蓋部材60で密閉されている。なお電池ケース50内には、図示は省略するが、電池ケース50の内面を覆う絶縁部材が設けられている。これにより、電池ケース50と内部に収容される電極束20及び集電体30,40との絶縁が図られている。
また詳しくは後述するが、電極束20の正極板21には集電体30の一端側が接続され、この集電体30の他端側には、蓋部材60に設けられた貫通孔61から外部に突出する正極端子部材70が接続されている。負極板22には集電体40の一端側が接続されている。この集電体40の他端側には、蓋部材60に設けられた貫通孔61から外部に突出する負極端子部材80が接続されている。
なお蓋部材60の上下面側には、各貫通孔61の開口部に対応して絶縁シート部材90がそれぞれ配されている。正極端子部材70及び負極端子部材80は、絶縁シート部材90によって蓋部材60との絶縁が図られている。
図3に示すように、電極束20は、例えば、金属箔からなる正極板21と負極板22とが、セパレータ23を介してオフセット積層されて積層体を形成する。そして、この積層体を筒状に巻いて形成する捲回体の一方の端面を正極面20aとし他方の端面を負極面20bとする(図1参照)。本実施形態に係る電極束20は、セパレータ23を介して帯状の正極板21及び負極板22を扁平形状に捲回することによって形成されている。
また帯状の正極板21には、その幅方向一端部に設けられる非塗布部24を除いて、活物質が塗布された活物質塗布部25が形成されている。同様に、負極板22にも非塗布部26を除いて活物質塗布部27が形成されている。すなわち、正極板21の負極板22と重なっている部分に活物質塗布部25が形成され、負極板22の正極板21と重なっている部分に活物質塗布部27が形成されている。
図4に示すように、電極束20の幅方向(図中左右方向)一端側、すなわち正極面20a側には、複数の正極板21の非塗布部24同士が束ねられた正極結束部28が形成されている。電極束20の幅方向他端側、すなわち負極面20b側には、複数の負極板22の非塗布部26同士が束ねられた負極結束部29が形成されている。これら正極結束部28及び負極結束部29は、例えば、略コ字状の結束部材(図示なし)等によって結束されている。本実施形態に係る電極束20には、正極結束部28及び負極結束部29がそれぞれ二つずつ設けられている。なお正極結束部28及び負極結束部29の数は、特に限定されず、それぞれ一つであってもよいし、三つ以上であってもよい。
そしてこのような電極束20の各正極結束部28には集電体30が接続され、各負極結束部29には集電体40が接続されている。集電体30,40は、蓋部材60に対向して設けられる板状の端子接続部31,41と、端子接続部31,41から電極束20の表面に対向して延設されるリード部32,42と、を備えている。
集電体30の端子接続部31は、蓋部材60の外側に突出して設けられる正極端子部材70に接続されている。集電体40の端子接続部41は、蓋部材60の外側に突出して設けられる負極端子部材80に接続されている。これら端子接続部31と正極端子部材70との接続構造、及び端子接続部41と負極端子部材80との接続構造は、既存の構造を採用すればよいため、この点についての詳細な説明は省略する。
集電体30のリード部32は、電極束20の表面、具体的には、正極結束部28の表面に対向して延設されており、正極結束部28の外側の面に接続されている。集電体40のリード部42は、負極結束部29の表面に対向して延設されており、負極結束部29の外側の面に接続されている。
本実施形態では、電極束20は正極結束部28及び負極結束部29を二つずつ備えている。このため、集電体30は、これら二つの正極結束部28に対応する二つのリード部32を備えている。同様に、集電体40は、二つの負極結束部29に対応する二つのリード部42を備えている。具体的には、集電体30のリード部32は、端子接続部31から所定幅で二股に分岐されて各正極結束部28の外側の表面に対向して延設されている。集電体40のリード部42は、端子接続部41から所定幅で二股に分岐されて各負極結束部29の外側の表面に対向して延設されている。
なお、各リード部32,42と正極結束部28又は負極結束部29とは、例えば、超音波溶着によって接続されている。勿論、各リード部32,42と正極結束部28又は負極結束部29との接合方法は、特に限定されるものではない。
ここで、電池ケース50の電極束20の端面に対向する側端面50a,50bには、それぞれ脆弱部51が設けられている(図1及び図2参照)。これらの脆弱部51は、側端面のリード部32,42と重ならない位置に設けられ、電池ケース50の他の部分よりも剛性が低くなっている。すなわち脆弱部51は、電池ケース50に外部から衝撃が加わった際に、電池ケース50の他の部分よりも変形し易くなっている。例えば、本実施形態では、脆弱部51は、側端面50a,50bのリード部32,42の先端部よりも底面50c側に設けられている。脆弱部51の構造は、特に限定されないが、本実施形態では、電池ケース50の内側に向かって凸状に変形させた突部52で構成されている。また脆弱部51は、電池ケース50の側端面50a,50bに、電極束20の厚さ方向(図1中X方向)に沿って形成されている。
このような脆弱部51が電池ケース50に設けられていることで、電池ケース50の側端面50a,50bの上部に衝撃(外力)が加わった場合でも、電極束20における内部短絡の発生を抑制することができる。図5に示すように、電池ケース50に脆弱部が設けられていない構成では、例えば、電池ケース50の上方から外力Fが加わった際、側端面50a,50bのどの部分が変形するかは特定できないが、外力Fが加わった部分に近い位置、すなわち側端面50a,50bの上部側が大きく変形することが想定される。また側端面50a,50bの変形に伴ってリード部32,42が変形する場合、リード部32,42はその基端部、つまり端子接続部31,41との境界付近を起点として変形する。このため、側端面50a,50bの上部側が変形すると、リード部32,42の電極束20側への変形量は大きくなり、電極束20における内部短絡の発生が起きやすい。
これに対し、図6に示すように、電池ケース50の側端面50a,50bのリード部32,42よりも底面50c側、つまりリード部32,42とは重ならない位置に脆弱部51が設けられている本発明の構成では、電池ケース50の上部に外力Fが加わった場合でも、リード部32,42の電極束20側への変形量は比較的小さく抑えられる。具体的には、電池ケース50の上部に外力Fが加わった場合でも、リード部32,42よりも底面50c側に設けられた脆弱部51が最も大きく変形し、外力Fが加わった部分の変形量は比較的小さく抑えられる。特に、本実施形態では、脆弱部51を構成する突部52が電極束20の厚さ方向に沿って形成されているため、電池ケース50の上部の変形量をより確実に小さく抑えることができる。これに伴って、リード部32,42の電極束20側への変形量も比較的小さく抑えられる。したがって、電極束20における内部短絡の発生を抑制することができる。
ところで、角形の密閉型電池である電池10は、例えば、図7(a)に示すように、複数個(例えば、5個〜8個程度)ずつまとめて小ケース110内に収納されてモジュール化される。さらに、複数の小ケース110が、バッテリトレイ121及びバッテリカバー122で構成され小ケース110よりも容積の大きい大ケース(ケーシング)120内に並んで収納されて電池パック130を形成する。つまり電池パック130においては、電池10が小ケース110と大ケース120との二重ケース構造で収納されている。そして図7(b)に示すように、この電池パック130が、電気自動車等の車両200に搭載される。したがって、電池10が角形であればデットスペースを極力少なく抑えてスペース効率を高めることができる。
なお電池パック130の配置は特に限定されるものではない。電池パック130は、例えば、車両200の重心を下げ車両200の運動性能を高めること、車室内空間を確保すること等を考慮し、車両200中央部付近の床下に取り付けられる(図7(b)参照)。或いは、車両200の車高全体を低くすることや、車両200の車室内の利便性等を考慮して、電池パック130が車両200の後部のトランクルームに取り付けられることもある。
さらに、車両200に対する電池10の向きも、特に限定されるものではない。例えば、電池10は、その上下方向(高さ方向)が車両200の前後方向と一致するように設けられていてもよいし、車両200の上下方向と一致するように設けられていてもよい。何れの場合でも、車両200の車室空間を確保するためや車両200の重心を低くすること等の各種条件を考慮して、デットスペースが少なくなるよう効率良く配置することが好ましい。
上述のように各種条件を考慮して電池10の配置を適宜決定すると、電池10の上面10a側(端子部70,80側)が車両200の中心に対し外方向に配置されることもある。例えば、図8(a)に示すように、電池10の上面10a側が車両の左右方向外側を向くように各電池10が配置される場合もあるし、或いは図8(b)に示すように、電池10の上面10a側が車両の前後方向外側を向くように電池10が配置されることもある。このような向きで電池10が配置されると、例えば車両200が衝突した際に、電池10の上部に外力が加わり易く、それに伴ってリード部32,42の変形による短絡が発生し易い。しかしながら本発明の構成によれば、車両200に対する電池10の向きに拘わらず、リード部32,42の変形による短絡を効果的に抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、電池ケース50に設けられる脆弱部51の構成は、あくまで一例であり、実施形態1の構成に限定されるものではない。以下の実施形態では、脆弱部の変形例について説明する。なお脆弱部以外の構成は、実施形態1と同様であるため説明は省略する。
(実施形態2)
図9に示すように、実施形態2に係る脆弱部51Aは、電池ケース50の四隅に設けられている。すなわち脆弱部51Aは、電池ケース50の側端面50a,50bと、電池ケース50の側面50d,50eとで形成される角部付近のみに設けられている。また実施形態2に係る脆弱部51Aは、電池ケース50の側端面50a,50bだけでなく、電池ケース50の側面50d,50eまで連続的に設けられている。
このような構成としても、上述の実施形態と同様に、電池ケース50の上部に外力が加わった場合でも、電池ケース50は脆弱部51Aが形成された部分が大きく変形するため、電池ケース50の上部の変形量は比較的小さく抑えられる。したがって、リード部32,42の電極束20側への変形量も比較的小さく抑えられる。よって、電極束20における内部短絡の発生を抑制することができる。
なお本実施形態では、脆弱部51が電池ケース50の側面50d,50eまで連続的に設けられた構成を例示したが、勿論、この脆弱部51は電池ケース50の側端面50a,50bのみに形成されていてもよい。
(実施形態3)
図10に示すように、実施形態3に係る脆弱部51Bは、電池ケース50の外側に向かって凸状に変形させた突部52Aで構成されている例である。
このような本実施形態の構成としても、実施形態1と同様に、リード部32,42の電極束20側への変形量も比較的小さく抑えられ、電極束20における内部短絡の発生を抑制することができる。さらに、本実施形態の構成では、突部52Aが設けられていることによって電池ケース50の容量が増加するため、電池10の性能を向上することができるという効果もある。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、脆弱部51を電池ケース50の側端面50a,50bのリード部32,42よりも底面50c側に設けた構成を例示したが、脆弱部51は、電池ケース50の側端面50a,50bのリード部32,42とは重ならない位置に設けられていれば、リード部32,42の電極束20側への変形量も比較的小さく抑えられ、電極束20における内部短絡の発生を抑制することができる。
また上述の実施形態では、各脆弱部51は、電池ケース50の側端面50a,50bを凹状又は凸状に変形させた突部52,52Aで構成されていたが、脆弱部51の構造は、特に限定されるものではない。脆弱部51は、例えば、電池ケース50の厚さを他の部分よりも薄くすることによって形成されていてもよいし、電池ケース50の側端面50a,5bのみならず電池ケース50の全周に設けられていてもよい。
10 電池
20 電極束
21 正極板
22 負極板
23 セパレータ
30,40 集電体
31,41 端子接続部
32,42 リード部
50 電池ケース
51 脆弱部
52 突部
60 蓋部材
61 貫通孔
70 正極端子部材
80 負極端子部材
90 絶縁シート部材
110 小ケース
120 大ケース
121 バッテリトレイ
122 バッテリカバー
130 電池パック
200 車両

Claims (4)

  1. 正極板と負極板とがセパレータを介してオフセット積層され積層体を形成すると共に、該積層体を巻いて形成する捲回体の一方の端面を正極面とし他方の端面を負極面とする電極束と、
    前記正極面又は前記負極面と重なる位置に配置され、前記正極板又は前記負極板のいずれかに接続されるリード部と、
    前記電極束及び前記リード部が収容され少なくとも前記電極束の端面に対向する側端面を有する外装部材と、を備え、
    前記外装部材は、少なくとも前記側端面の前記リード部と重ならない位置に当該外装部材の他の部分よりも剛性が低い脆弱部を有することを特徴とする電池。
  2. 請求項1に記載の電池において、
    前記外装部材は底面を有し、
    前記脆弱部が、前記リード部よりも前記底面側に形成されていることを特徴とする電池。
  3. 請求項1又は2に記載の電池において、
    前記脆弱部が、前記電極束の厚さ方向に沿って形成されていることを特徴とする電池。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の電池において、
    前記脆弱部は、前記外装部材を内側に向かって凸状に変形させた突部で構成されていることを特徴とする電池。
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