JP2013221640A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、液側閉鎖弁、室内熱交換器の順に冷媒を循環させる冷房運転を行う空気調和装置において、膨張弁として全閉型の膨張弁を使用しても、膨張弁と液側閉鎖弁との間の液封を防止できるようにする。
【解決手段】空気調和装置では、全閉型の膨張弁24を、冷房運転時において、冷媒が横向きに流入し下向きに流出する配置状態で冷媒回路に設ける。膨張弁24は、全閉時において、ニードル61を下方に付勢するバネ62を有する。膨張弁24の設置場所における雰囲気温度の最高値に対応する冷媒の最高飽和圧力と、ニードル61を上方へ押し上げる力を発生させる逆圧開弁圧力差との合計が、冷媒回路のうち膨張弁24から液側閉鎖弁までの部分を構成する部品の耐圧圧力の最小値以下になるように、全閉時におけるバネ62の付勢力が設定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、空気調和装置、特に、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、液側閉鎖弁、室内熱交換器の順に冷媒を循環させる冷房運転を行う空気調和装置に関する。
従来より、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、液側閉鎖弁、室内熱交換器が接続されることによって構成された冷媒回路を有しており、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、液側閉鎖弁、室内熱交換器の順に冷媒を循環させる冷房運転を行う空気調和装置がある。
また、空気調和装置を構成する膨張弁として、特許文献1(特開2000−320712号公報)に示すような、溝が形成されたニードルを有する溝付きニードル型の膨張弁がある
冷房運転を行う空気調和装置において、膨張弁として、溝付きニードル型の膨張弁を使用すると、運転停止時に、膨張弁を全閉しても、ニードルに形成された溝を通じて、膨張弁の出入口間が連通した状態になる。このため、運転起動時に、液冷媒が圧縮機に戻る液バックが発生するおそれがある。
これに対して、膨張弁として、ニードルに溝が形成されていない全閉型の膨張弁を使用して、液バックの発生を抑えることが考えられる。
しかし、全閉型の膨張弁を使用すると、液側閉鎖弁や膨張弁の誤操作等によって、液側閉鎖弁及び膨張弁の両方を全閉した状態になると、冷媒回路のうち膨張弁と液側閉鎖弁との間の部分が液封になってしまい、この部分が異常な高圧になるおそれがある。
本発明の課題は、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、液側閉鎖弁、室内熱交換器の順に冷媒を循環させる冷房運転を行う空気調和装置において、膨張弁として全閉型の膨張弁を使用しても、膨張弁と液側閉鎖弁との間の液封を防止できるようにすることにある。
第1の観点にかかる空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、液側閉鎖弁、室内熱交換器が接続されることによって構成された冷媒回路を有している。空気調和装置は、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、液側閉鎖弁、室内熱交換器の順に冷媒を循環させる冷房運転を行う。ここでは、膨張弁として、ニードルが弁座に対して上方から着座することによって全閉される全閉型の膨張弁を使用している。しかも、膨張弁を、冷房運転時において、室外熱交換器を出た冷媒が、弁座の上側から横向きに流入しニードルと弁座との間の隙間を通じて弁座の下側から下向きに流出した後に、液側閉鎖弁に送られる配置状態で冷媒回路に設けている。そして、膨張弁は、全閉時において、弁座に対して着座したニードルを下方に付勢するバネを有している。しかも、弁座の上側の空間における冷媒の圧力に対する弁座の下側の空間における冷媒の圧力の圧力差である逆圧開弁圧力差によって発生するニードルを上方へ押し上げる力が、バネの下方への付勢力に打ち勝つと、ニードルが弁座に対して着座した状態から解除されるように構成されている。さらに、膨張弁が設置される場所における雰囲気温度の最高値に対応する冷媒の飽和圧力である最高飽和圧力と逆圧開弁圧力差との合計が、冷媒回路のうち膨張弁から液側閉鎖弁までの部分を構成する部品の耐圧圧力の最小値以下になるように、全閉時におけるバネの付勢力が設定されている。
膨張弁として全閉型の膨張弁を使用した場合において、液側閉鎖弁や膨張弁の誤操作等によって液側閉鎖弁及び膨張弁の両方を全閉した状態になっても、冷媒回路のうち液側閉鎖弁と膨張弁との間の部分の液封を防止できるようにするためには、冷媒回路のうち液側閉鎖弁と膨張弁との間の部分における冷媒の圧力が上昇した際に、冷媒回路のうち液側閉鎖弁と膨張弁との間の部分に存在する冷媒を冷媒回路の他の部分に逃がすことができるようにする必要がある。
そこで、ここでは、まず、膨張弁を、冷房運転時において、室外熱交換器を出た冷媒が、弁座の上側から横向きに流入しニードルと弁座との間の隙間を通じて弁座の下側から下向きに流出した後に、液側閉鎖弁に送られる配置状態(以下、「正サイクル配置状態」とする)で冷媒回路に設けている。これにより、膨張弁では、全閉時において、弁座の上側の空間における冷媒の圧力に対する弁座の下側の空間における冷媒の圧力の圧力差である逆圧開弁圧力差が発生すると、ニードルを上方へ押し上げる力が作用することになる。そして、ここでは、このような逆圧開弁圧力差によってニードルを上方へ押し上げる力を利用して、膨張弁に、全閉時において、弁座に対して着座したニードルを下方に付勢するバネを設けておき、逆圧開弁圧力差によってニードルを上方へ押し上げる力が、バネの下方への付勢力に打ち勝つと、ニードルが弁座に対して着座した状態から解除される構成を設けるようにしている。これにより、冷媒回路のうち液側閉鎖弁と膨張弁との間の部分における冷媒の圧力が上昇した際に、冷媒回路のうち液側閉鎖弁と膨張弁との間の部分に存在する冷媒を室外熱交換器側に逃がすことが可能な構成を得ることができる。
しかも、ここでは、全閉時におけるバネの付勢力を、膨張弁が設置される場所における雰囲気温度の最高値に対応する冷媒の飽和圧力である最高飽和圧力と逆圧開弁圧力差との合計が、冷媒回路のうち膨張弁から液側閉鎖弁までの部分を構成する部品の耐圧圧力の最小値以下になるように設定している。これにより、冷媒回路のうち液側閉鎖弁と膨張弁との間の部分に存在する冷媒が最高飽和圧力まで上昇するほどの高温の雰囲気温度の条件を想定した場合であっても、冷媒回路のうち膨張弁から液側閉鎖弁までの部分を構成する部品の耐圧圧力の最小値を超える前に、逆圧開弁圧力差によって発生するニードルを上方へ押し上げる力が、バネの下方への付勢力に打ち勝つようになり、ニードルを弁座に対して着座した状態から解除することができる。このため、冷媒回路のうち液側閉鎖弁と膨張弁との間の部分に存在する冷媒を、冷媒回路のうち膨張弁から液側閉鎖弁までの部分を構成する部品の耐圧圧力を超える前に、室外熱交換器側に逃がして、液側閉鎖弁と膨張弁との間の液封を防止することができる。
このように、この空気調和装置では、膨張弁として全閉型の膨張弁を使用するにもかかわらず、液側閉鎖弁と膨張弁との間の液封を防止することができる。
第2の観点にかかる空気調和装置は、第1の観点にかかる空気調和装置において、耐圧圧力が、冷媒回路のうち膨張弁から液側閉鎖弁までの部分を構成する部品の設計圧力に安全率を乗じて得られる圧力値である。
ここでは、耐圧圧力を冷媒回路のうち膨張弁から液側閉鎖弁までの部分を構成する部品の設計圧力に基づいて得るようにしているため、逆圧開弁圧力差、すなわち、全閉時におけるバネの付勢力を適切に設定することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の観点にかかる空気調和装置では、膨張弁として全閉型の膨張弁を使用するにもかかわらず、液側閉鎖弁と膨張弁との間の液封を防止することができる。
第2の観点にかかる空気調和装置では、逆圧開弁圧力差、すなわち、全閉時におけるバネの付勢力を適切に設定することができる。
本発明の一実施形態にかかる空気調和装置の概略構成図である。 膨張弁及び液側閉鎖弁付近を示す図である。 膨張弁の概略断面図である。 全閉時(逆圧開弁不作動)における膨張弁のニードル付近を示す概略断面図である。 全閉時(逆圧開弁作動)における膨張弁のニードル付近を示す概略断面図である。
以下、本発明にかかる空気調和装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。尚、本発明にかかる空気調和装置の具体的な構成は、下記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)空気調和装置の構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる空気調和装置1の概略構成図である。
空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の冷房及び暖房を行うことが可能な装置である。空気調和装置1は、主として、室外ユニット2と、室内ユニット4とが接続されることによって構成されている。ここで、室外ユニット2と室内ユニット4とは、液冷媒連絡管5及びガス冷媒連絡管6を介して接続されている。すなわち、空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路10は、室外ユニット2と、室内ユニット4とが冷媒連絡管5、6を介して接続されることによって構成されている。
<室内ユニット>
室内ユニット4は、室内に設置されており、冷媒回路10の一部を構成している。室内ユニット4は、主として、室内熱交換器41を有している。
室内熱交換器41は、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能して室内空気を冷却し、暖房運転時には冷媒の放熱器として機能して室内空気を加熱する熱交換器である。室内熱交換器41の液側は液冷媒連絡管5に接続されており、室内熱交換器41のガス側はガス冷媒連絡管6に接続されている。
室内ユニット4は、室内ユニット4内に室内空気を吸入して、室内熱交換器41において冷媒と熱交換させた後に、供給空気として室内に供給するための室内ファン42を有している。すなわち、室内ユニット4は、室内熱交換器41を流れる冷媒の加熱源又は冷却源としての室内空気を室内熱交換器41に供給するファンとして、室内ファン42を有している。ここでは、室内ファン42として、室内ファン用モータ43によって駆動される遠心ファンや多翼ファン等が使用されている。
室内ユニット4は、室内ユニット4を構成する各部の動作を制御する室内側制御部46を有している。そして、室内側制御部46は、室内ユニット4の制御を行うために設けられたマイクロコンピュータやメモリ等を有しており、リモコン(図示せず)との間で制御信号等のやりとりを行ったり、室外ユニット2との間で伝送線7を介して制御信号等のやりとりを行うことができるようになっている。
<室外ユニット>
室外ユニット2は、室外に設置されており、冷媒回路10の一部を構成している。室外ユニット2は、主として、圧縮機21と、四路切換弁22と、室外熱交換器23と、膨張弁24と、アキュムレータ25と、液側閉鎖弁26と、ガス側閉鎖弁27とを有している。
圧縮機21は、冷凍サイクルにおける低圧の冷媒を高圧になるまで圧縮する機器である。圧縮機21は、ロータリ式やスクロール式等の容積式の圧縮要素(図示せず)をインバータにより制御される圧縮機用モータ21aによって回転駆動する密閉式構造となっている。圧縮機21は、吸入側に吸入管31が接続されており、吐出側に吐出管32が接続されている。吸入管31は、圧縮機21の吸入側と四路切換弁22の第1ポート22aとを接続する冷媒管である。吐出管32は、圧縮機21の吐出側と四路切換弁22の第2ポート22bとを接続する冷媒管である。
四路切換弁22は、冷媒回路10における冷媒の流れの方向を切り換えるための切換弁である。四路切換弁22は、冷房運転時には、室外熱交換器23を圧縮機21において圧縮された冷媒の放熱器として機能させ、かつ、室内熱交換器41を室外熱交換器23において放熱した冷媒の蒸発器として機能させる冷房サイクル状態への切り換えを行う。すなわち、四路切換弁22は、冷房運転時には、第2ポート22bと第3ポート22cとを連通させ、かつ、第1ポート22aと第4ポート22dとを連通させる切り換えを行う。これにより、圧縮機21の吐出側(ここでは、吐出管32)と室外熱交換器23のガス側(ここでは、第1ガス冷媒管33)とが接続される(図1の四路切換弁22の実線を参照)。しかも、圧縮機21の吸入側(ここでは、吸入管31)とガス冷媒連絡管6側(ここでは、第2ガス冷媒管34)とが接続される(図1の四路切換弁22の実線を参照)。また、四路切換弁22は、暖房運転時には、室外熱交換器23を室内熱交換器41において放熱した冷媒の蒸発器として機能させ、かつ、室内熱交換器41を圧縮機21において圧縮された冷媒の放熱器として機能させる暖房サイクル状態への切り換えを行う。すなわち、四路切換弁22は、暖房運転時には、第2ポート22bと第4ポート22dとを連通させ、かつ、第1ポート22aと第3ポート22cとを連通させる切り換えを行う。これにより、圧縮機21の吐出側(ここでは、吐出管32)とガス冷媒連絡管6側(ここでは、第2ガス冷媒管34)とが接続される(図1の四路切換弁22の破線を参照)。しかも、圧縮機21の吸入側(ここでは、吸入管31)と室外熱交換器23のガス側(ここでは、第1ガス冷媒管33)とが接続される(図1の四路切換弁22の破線を参照)。第1ガス冷媒管33は、四路切換弁22の第3ポート22cと室外熱交換器23のガス側とを接続する冷媒管である。第2ガス冷媒管33は、四路切換弁22の第4ポート22dとガス冷媒連絡管6側とを接続する冷媒管である。
室外熱交換器23は、冷房運転時には室外空気を冷却源とする冷媒の放熱器として機能し、暖房運転時には室外空気を加熱源とする冷媒の蒸発器として機能する熱交換器である。室外熱交換器23は、液側が液冷媒管35に接続されており、ガス側が第1ガス冷媒管33に接続されている。液冷媒管35は、室外熱交換器23の液側と液冷媒連絡管5側とを接続する冷媒管である。
膨張弁24は、冷房運転時には、室外熱交換器23において放熱した冷凍サイクルにおける高圧の冷媒を冷凍サイクルにおける低圧まで減圧する弁である。また、膨張弁24は、暖房運転時には、室内熱交換器41において放熱した冷凍サイクルにおける高圧の冷媒を冷凍サイクルにおける低圧まで減圧する弁である。膨張弁24は、液冷媒管35の液側閉鎖弁26寄りの部分に設けられている。すなわち、液冷媒管35は、膨張弁24を挟んで室外熱交換器23寄りの部分が第1液冷媒管35aとなっており、膨張弁24を挟んで液側閉鎖弁26寄りの部分が第2液冷媒管35bとなっている。また、ここでは、膨張弁24として、電動膨張弁が使用されている。尚、膨張弁24の詳細構造については、後述する。
アキュムレータ25は、圧縮機21に吸入される低圧の冷媒を一時的に溜める容器である。アキュムレータ25は、吸入管31に設けられている。
液側閉鎖弁26及びガス側閉鎖弁27は、外部の機器・配管(具体的には、液冷媒連絡管5及びガス冷媒連絡管6)との接続口に設けられた弁である。液側閉鎖弁26は、液冷媒管35(より具体的には、第2液冷媒管35b)の端部に設けられている。ガス側閉鎖弁27は、第2ガス冷媒管34の端部に設けられている。
室外ユニット2は、室外ユニット2内に室外空気を吸入して、室外熱交換器23において冷媒と熱交換させた後に、外部に排出するための室外ファン36を有している。すなわち、室外ユニット2は、室外熱交換器23を流れる冷媒の冷却源又は加熱源としての室外空気を室外熱交換器23に供給するファンとして、室外ファン36を有している。ここでは、室外ファン36として、室外ファン用モータ37によって駆動されるプロペラファン等が使用されている。
室外ユニット2は、室外ユニット2を構成する各部の動作を制御する室外側制御部40を有している。そして、室外側制御部40は、室外ユニット2の制御を行うために設けられたマイクロコンピュータやメモリ等を有しており、室外ユニット2との間で伝送線7を介して制御信号等のやりとりを行うことができるようになっている。
<冷媒連絡管>
冷媒連絡管5、6は、空気調和装置1を建物等の設置場所に設置する際に、現地にて施工される冷媒管であり、設置場所や室外ユニットと室内ユニットとの組み合わせ等の設置条件に応じて種々の長さや管径を有するものが使用される。
以上のように、室外ユニット2と、室内ユニット4と、冷媒連絡管5、6とが接続されることによって、空気調和装置1の冷媒回路10が構成されている。空気調和装置1は、四路切換弁22を冷房サイクル状態に切り換えることによって、圧縮機21、室外熱交換器23、膨張弁24、液側閉鎖弁26、室内熱交換器41の順に冷媒を循環させる冷房運転を行うようになっている。また、空気調和装置1は、四路切換弁22を暖房サイクル状態に切り換えることによって、圧縮機21、室内熱交換器41、液側閉鎖弁26、膨張弁24、室外熱交換器23の順に冷媒を循環させる暖房運転を行うようになっている。尚、ここでは、冷房運転と暖房運転とを切り換えて運転することが可能な構成になっているが、四路切換弁を有しておらず、冷房運転だけが可能な構成であってもよい。
<制御部>
空気調和装置1は、室内側制御部46と室外側制御部40とから構成される制御部8によって、室外ユニット2及び室内ユニット4の各機器の制御を行うことができるようになっている。すなわち、室内側制御部46と室外側制御部40との間を接続する伝送線7とによって、上記の冷房運転や暖房運転等を含む空気調和装置1全体の運転制御を行う制御部8が構成されている。
(2)空気調和装置の基本動作
次に、空気調和装置1の基本動作について、図1を用いて説明する。空気調和装置1は、基本動作として、冷房運転及び暖房運転を行うことが可能である。
<暖房運転>
暖房運転時には、四路切換弁22が暖房サイクル状態(図1の破線で示される状態)に切り換えられる。
冷媒回路10において、冷凍サイクルにおける低圧のガス冷媒は、圧縮機21に吸入され、冷凍サイクルにおける高圧になるまで圧縮された後に吐出される。
圧縮機21から吐出された高圧のガス冷媒は、四路切換弁22、ガス側閉鎖弁27及びガス冷媒連絡管6を通じて、室内熱交換器41に送られる。
室内熱交換器41に送られた高圧のガス冷媒は、室内熱交換器41において、室内ファン42によって冷却源として供給される室内空気と熱交換を行って放熱して、高圧の液冷媒になる。これにより、室内空気は加熱され、その後に、室内に供給されることで室内の暖房が行われる。
室内熱交換器41で放熱した高圧の液冷媒は、液冷媒連絡管5及び液側閉鎖弁26を通じて、膨張弁24に送られる。
膨張弁24に送られた高圧の液冷媒は、膨張弁24によって冷凍サイクルにおける低圧まで減圧されて、低圧の気液二相状態の冷媒になる。膨張弁24で減圧された低圧の気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器23に送られる。
室外熱交換器23に送られた低圧の気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器23において、室外ファン36によって加熱源として供給される室外空気と熱交換を行って蒸発して、低圧のガス冷媒になる。
室外熱交換器23で蒸発した低圧の冷媒は、四路切換弁22を通じて、再び、圧縮機21に吸入される。
<冷房運転>
冷房運転時には、四路切換弁22が冷房サイクル状態(図1の実線で示される状態)に切り換えられる。
冷媒回路10において、冷凍サイクルにおける低圧のガス冷媒は、圧縮機21に吸入され、冷凍サイクルにおける高圧になるまで圧縮された後に吐出される。
圧縮機21から吐出された高圧のガス冷媒は、四路切換弁22を通じて、室外熱交換器23に送られる。
室外熱交換器23に送られた高圧のガス冷媒は、室外熱交換器23において、室外ファン36によって冷却源として供給される室外空気と熱交換を行って放熱して、高圧の液冷媒になる。
室外熱交換器23において放熱した高圧の液冷媒は、膨張弁24に送られる。
膨張弁24に送られた高圧の液冷媒は、膨張弁24によって冷凍サイクルにおける低圧まで減圧されて、低圧の気液二相状態の冷媒になる。膨張弁24で減圧された低圧の気液二相状態の冷媒は、液側閉鎖弁26及び液冷媒連絡管5を通じて、室内熱交換器41に送られる。
室内熱交換器41に送られた低圧の気液二相状態の冷媒は、室内熱交換器41において、室内ファン42によって加熱源として供給される室内空気と熱交換を行って蒸発する。これにより、室内空気は冷却され、その後に、室内に供給されることで室内の冷房が行われる。
室内熱交換器41において蒸発した低圧のガス冷媒は、ガス冷媒連絡管6、ガス側閉鎖弁27及び四路切換弁22を通じて、再び、圧縮機21に吸入される。
(3)膨張弁の詳細構造及び動作
空気調和装置1において、膨張弁24として、溝付きニードル型の膨張弁を使用すると、冷房運転や暖房運転の起動時に、液冷媒が圧縮機21に戻る液バックが発生するおそれがあるため、膨張弁24として、ニードルに溝が形成されておらず、ニードルが弁座に対して上方から着座することによって全閉される全閉型の膨張弁を使用することが考えられる。
ここで、まず、全閉型の膨張弁からなる膨張弁24の基本構造及び動作について説明する。
膨張弁24は、図3に示すように、主として、弁本体51と、ニードル61と、ケース71とを有している。
弁本体51は、上下方向に延びる略筒状の部材であり、弁室52が形成されている。弁室52は、大径の上部弁室52aと、上部弁室52aの下側に位置する小径の下部弁室52bとを有している。また、弁本体51には、弁室52(ここでは、上部弁室52a)の側方に向かって開口する第1冷媒口53と、弁室51(ここでは、下部弁室52b)の下方に向かって開口する第2冷媒口54とが形成されている。また、弁本体51には、弁座55が設けられている。具体的には、弁座55は、上部弁室52aと下部弁室52bとを仕切るように弁本体51に設けられている。これにより、上部弁室52aが弁座55の上側の空間を構成し、下部弁室52bが弁座55の下側の空間を構成している。弁座55には、上部弁室52aと下部弁室52bとを上下方向に連通するように開口したオリフィス穴55aが形成されている。また、弁本体51の内周面には、略筒状の雌ネジ形成部材56が圧入等によって固定されている。雌ネジ形成部材56の上部は、弁本体51よりも上方に突出しており、内周面に雌ネジ56aが形成されている。雌ネジ形成部材56の下部には、略筒状のニードルガイド57が圧入等によって固定されている。
ニードル61は、弁座55に対して上下方向に進退する部材であり、上下方向に移動可能な状態でニードルガイド57の内周側に挿入されている。ニードル61は、後述のバネ62及びバネ受け部材63を介して、ニードル61の上方に配置された弁軸64に連結されている。弁軸64は、弁本体51からケース71に渡って上下方向に延びる略棒状の部材ある。弁軸64の下端は、上下方向に移動可能で、かつ、回転可能な状態でニードルガイド57の内周側に挿入されている。弁軸64の上下方向の中央部分の外周面には、雌ネジ形成部材56の雌ネジ56aに噛み合う雄ネジ64aが形成されている。弁軸64の雄ネジ64aの上側には、ブッシュ65を介して、永久磁石からなる略筒状のロータ81が固定されている。
ケース71は、上端が閉じられた略筒状の部材である。ケース71は、図示しない固定金具等を介して、弁本体51の上端に固定されている。ケース71の上端の内面には、下方に向かって延びる略筒状のスリーブ72が設けられている。スリーブ72の内周側には、弁軸64の上端が上下方向に移動可能で、かつ、回転可能な状態で挿入されている。ロータ81の外周面は、ケース71の内周面との間に僅かな隙間を空けて対向している。ケース71の外周側には、ロータ81に対向する位置に、電磁石からなるステータ82が設けられている。
そして、このような構成において、ステータ82に通電を行うと、ステータ82及びロータ81がステッピングモータとして機能して、通電量(パルス値)に応じてロータ81が回転する。ロータ81が回転すると、ロータ81と一体回転する弁軸64も回転する。弁軸64が回転すると、弁軸64の雄ネジ64aが雌ネジ形成部材56の雌ネジ56aに噛み合っているため、弁軸64が弁本体51に対してネジ送りされることによって、弁軸64が上下方向に移動する。弁軸64が上下方向に移動すると、弁軸64に連結されたニードル61も上下方向に移動する。これにより、ニードル62と弁座55との間の隙間の大きさを調節して、冷媒を減圧しつつ膨張弁24を通過する冷媒の流量を制御することができるようになっている。このため、弁軸64が弁本体51に対してネジ送りされることによって、ニードル61が弁座55に対して上方から着座すると、ニードル62と弁座55との間の隙間がなくなり、膨張弁24が全閉されることになる(図3参照)。
しかし、膨張弁24として全閉型の膨張弁を使用すると、冷媒回路10のうち膨張弁24と液側閉鎖弁26との間の部分が液封になるおそれがある。ここで、膨張弁24として全閉型の膨張弁を使用する場合において、液側閉鎖弁26や膨張弁24の誤操作等によって液側閉鎖弁26及び膨張弁24の両方を全閉した状態になっても、冷媒回路10のうち液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の部分の液封を防止できるようにするためには、冷媒回路10のうち液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の部分における冷媒の圧力が上昇した際に、冷媒回路10のうち液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の部分に存在する冷媒を冷媒回路の他の部分に逃がすことができるようにする必要がある。
そこで、ここでは、まず、膨張弁24を、冷房運転時において、室外熱交換器23を出た冷媒が、弁座55の上側から横向きに流入しニードル61と弁座55との間の隙間を通じて弁座55の下側から下向きに流出した後に、液側閉鎖弁26に送られる配置状態(以下、「正サイクル配置状態」とする)で冷媒回路10に設けている(図2及び図3参照)。具体的には、図2及び図3に示すように、膨張弁24の第1冷媒口53に室外熱交換器23との間を接続する第1液冷媒管35aを接続し、膨張弁24の第2冷媒口54に液側閉鎖弁26との間を接続する第2液冷媒管35bを接続している。これにより、膨張弁24では、全閉時において、弁座55の上側の空間(すなわち、上部弁室52a)における冷媒の圧力P1に対する弁座の下側の空間(すなわち、下部弁室52b)における冷媒の圧力P2の圧力差である逆圧開弁圧力差ΔP(=P2−P1)が発生すると、ニードル61を上方へ押し上げる力Fuが作用することになる(図4参照)。そして、ここでは、このような逆圧開弁圧力差ΔPによって発生するニードル61を上方へ押し上げる力Fuを利用して、膨張弁24に、全閉時において、弁座55に対して着座したニードル61を下方に付勢するバネ62を設けておき、逆圧開弁圧力差ΔPによって発生するニードル61を上方へ押し上げる力Fuが、バネ61の下方への付勢力Fdに打ち勝つと、ニードル61が弁座55に対して着座した状態から解除されるように構成している(図4及び図5参照)。具体的には、図3〜図5に示すように、弁軸64の下端にバネ受け部材63を上下方向に一体移動するように連結し、バネ受け部材63とニードル61との上下方向間を、バネ62によって連結するようにしている。ここでは、バネ62として、上下方向に伸縮可能なコイルバネが使用されている。これにより、弁軸64の上下方向の移動によって、弁軸64とニードル61との上下方向間の距離が弾性的に伸縮可能な状態で、ニードル61が上下方向に移動する構成を得ている。そして、図4に示すように、全閉時において、弁軸64の下端が可動範囲の最下位置まで達すると、バネ62が自由長よりも収縮し、かつ、収縮代を有する状態で、ニードル61が弁座55に対して着座した状態になるようにしている(以下、この状態を「逆圧開弁不作動状態」とする)。これにより、バネ62は、弁座55に対して着座したニードル61を下方に付勢する力Fdを発生し、ニードル61は、バネ62の付勢力Fdによって、弁座55に押し付けられている。そうすると、全閉時において、逆圧開弁圧力差ΔPによって発生するニードル61を上方へ押し上げる力Fuが、バネ61の下方への付勢力Fdに打ち勝つと、図5に示すように、弁軸64が上方に移動しない状態で、バネ62を逆圧開弁不作動状態よりもさらに収縮させながら、ニードル61が弁座55から上方に離れて、ニードル61が弁座55に対して着座した状態から解除される(以下、この状態を「逆圧開弁作動状態」とする)。このとき、バネ62の長さは、逆圧開弁不作動状態における長さL0から逆圧開弁作動状態における長さLまで収縮する。これにより、冷媒回路10のうち液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の部分における冷媒の圧力(圧力P2に相当)が上昇した際に、膨張弁24が逆圧開弁不作動状態から逆圧開弁作動状態になり、冷媒回路10のうち液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の部分に存在する冷媒を室外熱交換器23側に逃がすことができるようになる(図5の冷媒の流れを示す矢印参照)。
しかも、ここでは、全閉時におけるバネ62の付勢力Fdを、膨張弁24(ここでは、室外ユニット2)が設置される場所における雰囲気温度の最高値に対応する冷媒の飽和圧力である最高飽和圧力Psmと逆圧開弁圧力差ΔPとの合計が、冷媒回路10のうち膨張弁24から液側閉鎖弁26までの部分を構成する部品の耐圧圧力の最小値Phm以下になるように設定している。具体的には、最高飽和圧力Psmとして、膨張弁24(ここでは、室外ユニット2)が設置される場所において想定され得る最高の雰囲気温度(例えば、50℃程度)を冷媒の飽和圧力に換算した値を使用する。耐圧圧力の最小値Phmとして、冷媒回路10のうち膨張弁24から液側閉鎖弁26までの部分を構成する部品である液側閉鎖弁26、第2液冷媒管35b及び膨張弁24のうち最も耐圧圧力が低い部品の耐圧圧力を使用する。尚、冷媒回路10のうち膨張弁24から液側閉鎖弁26までの部分を構成する部品として、ストレーナや管継手等が存在する場合には、これらの部品も含めた耐圧圧力の最小値Phmを使用する。また、ここでは、耐圧圧力を、冷媒回路10のうち膨張弁24から液側閉鎖弁26までの部分を構成する部品の設計圧力に安全率(例えば、耐圧試験圧力に対応する1.5倍程度)を乗じることによって得るようにしている。そして、バネ62については、逆圧開弁不作動状態における付勢力Fdが、耐圧圧力の最小値Phmから最高飽和圧力Psmを差し引いた圧力差がニードル61に作用したと想定した場合に発生するニードル61を上方に押し上げる力Fum以下になるように、バネ定数、及び、逆圧開弁不作動状態におけるバネ長さL0(すなわち、自由長からの収縮長さ)を設定し、この逆圧開弁不作動状態における付勢力Fdに対応する圧力差を逆圧開弁圧力差ΔPとする。尚、ここでは、上記のように、耐圧圧力を冷媒回路10のうち膨張弁24から液側閉鎖弁26までの部分を構成する部品の設計圧力に基づいて得るようにしているため、逆圧開弁圧力差ΔP、すなわち、全閉時におけるバネの付勢力Fdを適切に設定することができる。これにより、冷媒回路10のうち液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の部分に存在する冷媒が最高飽和圧力Phmまで上昇するほどの高温の雰囲気温度の条件を想定した場合であっても、冷媒回路10のうち膨張弁24から液側閉鎖弁26までの部分を構成する部品の耐圧圧力の最小値Phmを超える前に、逆圧開弁圧力差ΔPによって発生するニードル61を上方へ押し上げる力Fuが、バネ62の下方への付勢力Fdに打ち勝つようになり、膨張弁24が逆圧開弁作動状態になる。このため、冷媒回路10のうち液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の部分に存在する冷媒を、冷媒回路10のうち膨張弁24から液側閉鎖弁26までの部分を構成する部品の耐圧圧力を超える前に、室外熱交換器23側に逃がして、液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の液封を防止することができる。また、冷媒回路10のうち液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の部分に存在する冷媒を室外熱交換器23側に逃がすことによって、冷媒回路10のうち液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の部分における冷媒の圧力が低下すると、逆圧開弁圧力差ΔPによって発生するニードル61を上方へ押し上げる力Fuが小さくなり、再び、膨張弁24が逆圧開弁不作動状態に復帰する。これにより、膨張弁24が逆圧開弁作動状態になることを必要最小限に止めることができる。
このように、空気調和装置1では、膨張弁24として全閉型の膨張弁を使用するにもかかわらず、液側閉鎖弁26と膨張弁24との間の液封を防止することができる。
本発明は、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、液側閉鎖弁、室内熱交換器の順に冷媒を循環させる冷房運転を行う空気調和装置に対して、広く適用可能である。
1 空気調和装置
10 冷媒回路
21 圧縮機
23 室外熱交換器
41 室内熱交換器
24 膨張弁
52a 上部弁室(弁座の上側の空間)
52b 下部弁室(弁座の下側の空間)
55 弁座
61 ニードル
62 バネ
特開2000−320712号公報

Claims (2)

  1. 圧縮機(21)、室外熱交換器(23)、膨張弁(24)、液側閉鎖弁(26)、室内熱交換器(41)が接続されることによって構成された冷媒回路(10)を有しており、前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記膨張弁、前記液側閉鎖弁、前記室内熱交換器の順に冷媒を循環させる冷房運転を行う空気調和装置において、
    前記膨張弁として、ニードル(61)が弁座(55)に対して上方から着座することによって全閉される全閉型の膨張弁を使用するとともに、前記膨張弁を、前記冷房運転時において、前記室外熱交換器を出た冷媒が、前記弁座の上側から横向きに流入し前記ニードルと前記弁座との間の隙間を通じて前記弁座の下側から下向きに流出した後に、前記液側閉鎖弁に送られる配置状態で前記冷媒回路に設け、
    前記膨張弁は、前記全閉時において、前記弁座に対して着座した前記ニードルを下方に付勢するバネ(62)を有しており、前記弁座の上側の空間(52a)における冷媒の圧力に対する前記弁座の下側の空間(52b)における冷媒の圧力の圧力差である逆圧開弁圧力差によって発生する前記ニードルを上方へ押し上げる力が、前記バネの下方への付勢力に打ち勝つと、前記ニードルが前記弁座に対して着座した状態から解除されるように構成されており、
    前記膨張弁が設置される場所における雰囲気温度の最高値に対応する冷媒の飽和圧力である最高飽和圧力と前記逆圧開弁圧力差との合計が、前記冷媒回路のうち前記膨張弁から前記液側閉鎖弁までの部分を構成する部品の耐圧圧力の最小値以下になるように、前記全閉時における前記バネの付勢力が設定されている、
    空気調和装置(1)。
  2. 前記耐圧圧力は、前記冷媒回路(10)のうち前記膨張弁(24)から前記液側閉鎖弁(26)までの部分を構成する部品の設計圧力に安全率を乗じて得られる圧力値である、
    請求項1に記載の空気調和装置(1)。
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