JP2018025333A - 空気調和機 - Google Patents

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穂南美 山下
圭吾 竹本
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圭吾 竹本
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【課題】空気調和機がサーモオフしたときに圧縮機を一時的に停止させる圧縮機一時停止制御時の均圧時間を短縮する。【解決手段】熱源側熱交換器である室外熱交換器32は、圧縮機31で圧縮された冷媒と空気との間で熱交換を行わせる。減圧機構である差圧式膨張弁33は、室外熱交換器32で熱交換が行われた後の冷媒を減圧する。熱源側ファンである室外ファン34は、室外熱交換器32に熱源ユニット30の周りの空気を送る。利用ユニット20は、設定温度に対する室内温度の温度差が所定範囲に入ったときに圧縮機31を停止させてサーモオフする圧縮機一時停止制御を実行可能に構成されている。空気調和機10は、圧縮機一時停止制御の期間に室外ファン34の回転数が最大回転数の50%以上の回転数になるように室外ファン34に指令を出す。【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機、特に、冷房専用冷凍サイクルを行う空気調和機に関する。
従来から、圧縮機を備える空気調和機においては、圧縮機停止後の再起動時に圧縮機の高圧側と低圧側との間の差圧に起因して圧縮機の起動不良が発生することを防止するために、圧縮機の高圧側と低圧側の差圧を低減させる均圧が行われている。例えば、特許文献1(特開平4−302958号公報)には、圧縮機の停止後、一定時間だけ室外側送風機を継続運転して室外側熱交換器の熱交換能率を保持し、冷媒回路の圧力差を少なくし、再起動防止タイマのタイムアップ後直ちに圧縮機を再起動可能にする空気調和機が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載されている空気調和機などでは、四路切換弁の作動時の不快な冷媒音を小さくするには十分であるものの、四路切換弁を作動させない状態では圧縮機の高圧側と低圧側の差圧の低減が不十分であり、四路切換弁を用いなければ再起動防止タイマのタイムアップ後に直ちに再起動ができるものではなかった。
本発明の課題は、空気調和機がサーモオフしたときに圧縮機を一時的に停止させる圧縮機一時停止制御時の均圧時間を短縮することである。
本発明の第1観点に係る空気調和機は、利用ユニットと利用ユニットに接続された熱源ユニットとを備え、利用ユニットと熱源ユニットの間で冷媒を循環させる蒸気圧縮式冷凍サイクルを行って熱源ユニットと利用ユニットとの間で熱を移動させることによって、利用ユニットの周りの利用空間の空気温度を調整する空気調和機であって、蒸気圧縮式冷凍サイクルにおいて冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機で圧縮された冷媒と空気との間で熱交換を行わせる熱源側熱交換器と、熱源側熱交換器で熱交換が行われた後の冷媒を減圧する減圧機構と、熱源側熱交換器に熱源ユニットの周りの空気を送る熱源側ファンと、を備え、利用ユニットが利用空間の設定温度に対する利用空間の空気温度の温度差が所定範囲に入ったときに圧縮機を停止させてサーモオフする圧縮機一時停止制御を実行可能に構成され、圧縮機一時停止制御の期間に熱源側ファンの回転数が最大回転数の50%以上の回転数になるように熱源側ファンに指令を出す。
第1観点に係る空気調和機によれば、サーモオフのときの圧縮機一時停止制御時に熱源側ファンの回転数を最大回転数の50%以上にすることから熱源側熱交換器での冷媒の熱交換を促進でき、圧縮機が再起動するまでに多くの冷媒を熱源側熱交換器に貯留することができる。
本発明の第2観点に係る空気調和機は、第1観点に係る空気調和機において、利用ユニットと熱源ユニットは、利用ユニットで利用空間から奪った熱を熱源ユニットで放出する蒸気圧縮式冷凍サイクルのみを実施可能に構成され、減圧機構は、運転時には一方向にしか冷媒が流れず、冷媒の流れる方向の上流側と下流側の冷媒の圧力差によって開度が調節される差圧式膨張弁を含むものである。
第2観点に係る空気調和機によれば、安価な差圧式膨張弁を用いて圧縮機一時停止制御時の均圧時間を短縮することができる。
本発明の第3観点に係る空気調和機は、第2観点に係る空気調和機において、差圧式膨張弁は、弾性体と、弾性体の付勢力と冷媒の圧力差とのバランスを保つように移動する弁体とを有し、弁体により開度が調節される、ものである。
第3観点に係る空気調和機によれば、弾性体の付勢力と冷媒の圧力差とのバランスを保つように移動する弁体により開度が調節される差圧式膨張弁においては自動的に開度が調整されるが、このような差圧式膨張弁を用いても圧縮機一時停止制御時の均圧時間を短縮できる。
本発明の第4観点に係る空気調和機は、第1観点から第3観点のいずれかに係る空気調和機において、利用ユニット及び熱源ユニットのうちの少なくとも一方は、圧縮機一時停止制御後の圧縮機の再起動を設定時間の間だけ防止する再起動防止タイマを備え、熱源ユニットは、再起動防止タイマの設定時間の間に、圧縮機の高圧側と低圧側の差圧を所定圧力以下に下げられるように構成されている、ものである。
第4観点に係る空気調和機によれば、再起動防止タイマの設定時間によって圧縮機一時停止制御を終了して圧縮機を再起動するまでに均圧に必要な時間が確保されているので、圧縮機の高圧側と低圧側の差圧を所定圧力以下に確実に下げることができる。
本発明の第5観点に係る空気調和機は、第4観点に係る空気調和機において、熱源ユニットは、圧縮機の高圧側と低圧側の差圧が所定圧力以下になる前で且つ再起動防止タイマの設定時間が経過する前に熱源側ファンを停止する、ものである。
第5観点に係る空気調和機によれば、圧縮機の高圧側と低圧側の差圧が所定圧力以下になる前で且つ再起動防止タイマの設定時間が経過する前に熱源側ファンを停止することから、熱源側ファンによる風切音の発生期間を短くできるとともに熱源側ファンの停止によって電力消費を削減することができる。
本発明の第6観点に係る空気調和機は、第1観点から第5観点のいずれかに係る空気調和機において、熱源ユニットは、圧縮機一時停止制御の期間に熱源側ファンの回転数を許容される範囲の上限に固定する、ものである。
第6観点に係る空気調和機によれば、圧縮機一時停止制御の期間に熱源側ファンの回転数が許容される範囲の上限に固定されるので、最大の熱源側ファン風量によって熱源側熱交換器における熱交換を促進できる。
本発明の第1観点に係る空気調和機では、熱源側熱交換器に冷媒を多く溜めることができ、圧縮機一時停止制御時の均圧時間を短縮することができる。
本発明の第2観点に係る空気調和機では、圧縮機一時停止制御時の均圧時間を短縮することによるユーザの快適性の向上を低コストで実現できる。
本発明の第3観点に係る空気調和機では、空気調和機を利用するユーザの快適性を保ちながら、均圧時間を短縮できる空気調和機を得るのに掛かるコストを削減することができる。
本発明の第4観点に係る空気調和機では、圧縮機の高圧側と低圧側の差圧が所定圧力よりも高くなることによる不具合を防止することができる。
本発明の第5観点に係る空気調和機では、熱源側ファンの風切音によってユーザが感じる不快感及び熱源側ファンによって均圧動作で消費される電力を抑制することができる。
本発明の第6観点に係る空気調和機では、圧縮機一時停止制御時の均圧時間の短縮効果を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の構成の概要を示す回路図。 図1の空気調和機の動作を説明するためのp-h線図。 差圧式膨張弁の構成の一例を示す断面図。 図3のI−I線に沿って切断された差圧式膨張弁の断面図。 差圧式膨張弁における差圧と流量の関係の一例を示すグラフ。 空気調和機の均圧動作の一例を示すグラフ。 空気調和機の均圧動作の他の例を示すグラフ。
以下、本発明の実施形態に係る空気調和機について図面を用いて説明する。図1には、実施形態に係る空気調和機が備える冷媒回路の回路図が示されている。また、図2には、図1に示された空気調和機10で行われる蒸気圧縮式冷凍サイクルが示されている。つまり、図2には、空気調和機10の冷媒回路11における冷媒圧力pと比エンタルピhとの関係が示されている。
(1)全体構成
図1に示されている空気調和機10は、利用ユニット20と利用ユニット20に接続された熱源ユニット30とを備えている。利用ユニット20は、室内熱交換器21と室内ファン22とを備えている。熱源ユニット30は、圧縮機31と室外熱交換器32と差圧式膨張弁33と室外ファン34を備えている。
利用ユニット20と熱源ユニット30とは冷媒配管で接続されており、利用ユニット20と熱源ユニット30の間で冷媒を循環させるための冷媒回路11が形成されている。この冷媒回路11を冷媒が循環することによって、空気調和機10は、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行うことができる。言い換えると、空気調和機10は、利用ユニット20と熱源ユニット30の間で冷媒を循環させる蒸気圧縮式冷凍サイクルを行うことによって、利用ユニット20と熱源ユニット30の間で熱を移動させている。
この冷媒回路11には、圧縮機31と室外熱交換器32と差圧式膨張弁33と室内熱交換器21とが含まれる。圧縮機31は、ガス冷媒(図2に示された点Aの状態の冷媒)を圧縮する。圧縮機31の吐出口から出た高温高圧の冷媒(図2に示された点Bの状態の冷媒)は、室外熱交換器32の流入口に流入する。室外熱交換器32で熱交換された液冷媒(図2に示された点Cの状態の冷媒)は、室外熱交換器32の流出口から流出し、差圧式膨張弁33の流入口に流入する。差圧式膨張弁33で膨張されて減圧された冷媒(図2に示された点Dの状態の冷媒)は、差圧式膨張弁33の流出口から流出し、室内熱交換器21の流入口に流入する。室内熱交換器21で熱交換されたガス冷媒(図2に示された点Aの状態の冷媒)は、室内熱交換器21の流出口から流出し、圧縮機31の吸入口に流入する。
(2)詳細構成
(2−1)熱源ユニット
熱源ユニット30においては、ケーシング(図示せず)の内部に圧縮機31と室外熱交換器32と膨張弁33と室外ファン34と熱源側制御装置41が設置されている。熱源ユニット30に設けられている圧縮機31は、運転周波数によって運転容量を変えることが可能な容積式圧縮機であり、例えばインバータにより回転数が制御されるモータ31mによって運転周波数が制御される。この圧縮機31のモータ31mは、後述する熱源側制御装置41により制御される。
室外熱交換器32は、熱源ユニット30の内部に流入する外気と圧縮機31で圧縮された冷媒との間で熱交換を行わせる。室外熱交換器32は、例えばクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器であり、チューブ(伝熱管)の中を通る冷媒と多数のフィンの間を通過する外気との間で熱交換を行わせる。つまり、室外熱交換器32は、冷房運転時に放熱器として機能している。室外熱交換器32に流入した直後の冷媒は、図2に示されている点Bの状態のガス冷媒である。この室外熱交換器32を通る間に冷媒から熱が放出されて、ガス冷媒は、気液二相状態を経て液冷媒(図2の点Cの状態の冷媒)に変化する。室外熱交換器32で熱交換された空気は、熱源ユニット30の外部に吹き出される。
室外ファン34は、室外熱交換器32に熱源ユニット30のケーシングの周りの外気を送る。室外ファン34は、室外熱交換器32に供給する空気の風量を可変することが可能なファンであり、例えばDCファンモータ等からなるモータ34mによって駆動されるプロペラファン等である。この室外ファン34のモータ34mの回転数は、熱源側制御装置41により制御される。
熱源側制御装置41は、上述のように圧縮機31及び室外ファン34を制御する。熱源側制御装置41は、利用側制御装置42に接続されている。熱源側制御装置41と利用側制御装置42は、空気調和機10の制御装置40を構成する。利用側制御装置42から与えられるサーモオフ及びサーモオンなどの指令に応じて圧縮機31と室外ファン34のオン、オフ、運転周波数及び回転数を制御する。熱源側制御装置41は、再起動防止タイマ43を備えている。再起動防止タイマ43は、圧縮機31が運転を停止してから再起動するまで再起動を禁止する期間を設定する。つまり、再起動防止タイマ43は、圧縮機31が運転を停止した時点でオンしてカウントを開始し、再起動防止期間(設定時間)が経過した時点でオフして再起動の防止を解除する。熱源側制御装置41は、再起動防止タイマ43がオンしているときには圧縮機31を運転しない制御を行う。
(2−1−1)差圧式膨張弁
差圧式膨張弁33は、冷媒を減圧する減圧機構である。図3には、差圧式膨張弁33の構成の一例が示されている。本明細書では、差圧式膨張弁33の径方向(すなわち、図3の紙面左右方向)をX軸方向と定義する。冷媒が流れる方向(すなわち、図3の紙面上下方向)をY軸方向と定義する。図4は、図3のI−I線で切断した差圧式膨張弁33の断面を示している。差圧式膨張弁33は、本体110と継手140を有する。本体110の形状は、中心軸がY軸方向に延びる筒状であり、継手140の形状も、中心軸がY軸方向に延びる筒状であり、本体110の中心軸と継手140の中心軸が実質的に一致するように本体110と継手140が組み合わされる。
本体110の上部には、流入口111が形成されている。本体110の上部外周には、後述の雄ネジ部(不図示)が形成されている。本体110の下部には、継手140が結合されている。本体110内部のY軸方向の中央部分には、流入口111に連通した弁座部112が形成されている。弁座部112には、後述の弁体120がY軸方向に進退自在に配置されている。弁体120が前進するとY軸方向の下方に移動し、弁体120が後退するとY軸方向の上方に移動する。
弁座部112は、弁案内部113と、バネ室114とを有する。弁案内部113は、弁座部112の上部である。バネ室114は、弁座部112の下部である。弁案内部113の内部空間及びバネ室114の内部空間は同心軸上に配置された円柱状の空間である。バネ室114のX軸方向の幅(内径)は、弁案内部113のX軸方向の幅(内径)よりも大きい。バネ室114は、弁体120と継手140の間に位置している。バネ室114には、バネ130が配置されている。より詳細には、バネ130の一端は、弁体120の下面に支持され、バネ130の他端は、継手140の上面に支持されている。バネ130は、継手140から弁体120を遠ざける方向(上向き)に付勢している。言い換えると、バネ130は、弁体120を閉弁方向に付勢しているということである。
弁体120は、柱状部121と、円錐状部122と、フランジ部123とを有する。柱状部121は、弁体120の上部である。柱状部121は、角が丸い四角柱である。柱状部121のそれぞれの角が、弁座部112の弁案内部113によって案内される。これにより、弁体120がY軸方向に進退自在に移動することができる。柱状部121と弁案内部113との間には、冷媒の流通路rpが形成されている。
円錐状部122は、柱状部121の下部に位置し、柱状部121と一体に形成された部分である。円錐状部122は、下方に向かって広がった円錐台の形状を呈する。円錐状部122の上端の直径は、弁案内部113の内径よりも狭く、円錐状部122の下端の直径は、弁案内部113の内径よりも広い。円錐状部122は、弁案内部113の下端に当接する当接部としての役割を担う。言い換えると、円錐状部122は、上述の流通路rpの蓋の役割を担う。フランジ部123は、円錐状部122の下部に連続している部分である。フランジ部123は、円錐状部122よりも大きな直径を有している断面円形の形状を呈する。
弁体120の軸心位置には、連通孔125が形成されている。連通孔125は、流入口111に連通している。また、連通孔125の下方には、連通孔125とバネ室114とに連通するオイル戻し用の開口部126が形成されている。継手140の下部には、流出口142が形成されている。継手140の上部には、バネ室114のほうに突出した凸部146が形成されている。凸部146には、オリフィス孔141が形成されている。オリフィス孔141は、流出口142に連通している。
冷房運転時には、圧縮機31から吐出された冷媒は、室外熱交換器32を経て、流入口111に導入される。導入された冷媒の圧力がバネ130の付勢力よりも高くなると、弁体120が弁案内部113から離れる方向、すなわち、継手140に近づくように移動する。これにより、円錐状部122が弁案内部113の下端から離れる。そうすると、冷媒は、流通路rpを通り、円錐状部122及びフランジ部123と本体110との間を通り抜けて、バネ室114に到達する。バネ室114に到達して冷媒は、さらにバネ室114からオリフィス孔141を通過し、流出口142を経て、室内熱交換器21へと流れる。冷房運転時には、弁体120は、弁座部112の上流側の冷媒の圧力と下流側の冷媒の圧力との差圧とバネ130の付勢力とのバランスによって、冷媒流量を制御する。
図5は、差圧式膨張弁33における差圧と流量との関係の一例を示すグラフである。図5に示されるように、流量は、差圧Pから差圧Pにかけて、流量QからQの間で緩やかに変化し、差圧PからPにかけて、流量QからQの間で急峻に変化する。差圧PからPの区間は、冷媒の差圧が弁体120を押す力がバネ130の付勢力以上になっている区間である。従って、差圧PからPの区間では、弁体120が継手140の方に向かって移動し、流通路rpを通って冷媒が流れる。冷房運転時の圧縮機31が駆動されているサーモオン時には、差圧PからPの区間で差圧式膨張弁33が動作している。サーモオフ時の圧縮機31が停止しているときには、差圧PからPの区間より差圧Pから差圧Pの区間に移行する。差圧Pから差圧Pの区間において、差圧式膨張弁33は、弁体120の円錐状部122が弁案内部113の下端に当接し、円錐状部122によって流通路rpが閉じられている。
(2−2)利用ユニット
利用ユニット20においては、ケーシング(図示せず)の内部に室内熱交換器21と室内ファン22と室内温度センサ23と利用側制御装置42が設置されている。室内熱交換器21は、空気と冷媒との間の熱交換をさせる空気熱交換器であって、例えば伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室内熱交換器21においては、チューブ(伝熱管)内を流れる冷媒回路11の冷媒と、フィンの間を通過する室内空気との間で熱交換が行われる。従って、室内熱交換器21は、冷房運転時に冷媒の蒸発器として機能して室内空気を冷却する。
利用ユニット20の室内ファン22は、ケーシング内に室内空気を吸入して、室内熱交換器21において冷媒と熱交換させた後に、熱交換後の空気を供給空気として室内に供給する送風機として機能する。室内ファン22は、例えば、遠心ファン又は多翼ファンであり、図1に示す利用ユニット20では、例えばクロスフローファンが用いられる。室内ファン22は、室内熱交換器21に供給する空気の風量を所定風量範囲において可変することが可能なファンであり、例えばDCファンモータ等からなるモータ22mによって駆動される。モータ22mは、利用側制御装置42によって制御される。室内温度センサ23は、室内ファン22が利用ユニット20のケーシング内に取り入れる室内空気の温度を検知する。
利用側制御装置42は、上述の室内ファン22の制御以外に、制御装置40として、サーモオンとサーモオフの制御を行う。そのために、利用側制御装置42は、例えばリモートコントローラ(図示せず)のような入力装置を備えている。ユーザは、リモートコントローラを用いて室内温度の温度設定値を入力する。冷房運転中、制御装置40は、例えば、温度設定値より第1所定値(例えば、2℃)以上低くなるとサーモオフし、温度設定値よりも第2所定値(例えば、2.5℃)以上高くなるとサーモオンする制御を行う。この制御のために、利用側制御装置42が室内温度センサ23から室内温度の検知結果を受信する。
(3)サーモオフ時の均圧動作
ここでサーモオフは、冷房運転中に、温度設定値よりも室内温度が第1設定値以上低くなって室内を冷やす必要がなくなったときに圧縮機31を停止する操作である。サーモオフにおける圧縮機31の停止は、冷房運転の全体から見れば一時的なものである。サーモオフによって圧縮機31が停止しても、空気調和機10がサーモオフしたために上昇した室内温度が温度設定値よりも第2所定値以上高くなると、サーモオンされて圧縮機31が再起動される。このように、冷房運転中、空気調和機10がサーモオンとサーモオフを繰り返すことにより、室内温度が設置温度になるように調整される。このようにサーモオフ時に圧縮機31を一時的に停止させる制御を、本明細書では圧縮機一時停止制御という。
ところで、圧縮機31が停止した直後は、冷媒の圧力が冷媒回路11内の場所によって区々になることが図2から分かる。例えば、図2の点Aの状態にある圧縮機31の吸入口の冷媒と図2の点Bの状態にある圧縮機31の吐出口の冷媒との間には、圧縮機31の停止直後には大きな圧力差が存在する。圧縮機31の吸入口と吐出口との間に大きな差圧がかかった状態で圧縮機31が再起動すると、圧縮機31が損傷したり、起動時に冷媒から大きな音が発生したりする不具合が発生することが知られている。そこで、圧縮機31の起動時には、圧縮機31の吸入側と吐出側、言い換えると冷媒回路11の高圧側(図2の点Bと点Cの側)と低圧側(図2の点Dと点Cの側)の圧力差(差圧)が一定値以下になるように、制御装置40により運転が制御される。ここでは、冷媒回路11の高圧側と低圧側の差圧を目標差圧値以下にする空気調和機10の動作を均圧動作という。
図6には、空気調和機10の均圧動作の一例が示されている。図6の0秒の時点で、サーモオフにより空気調和機10の運転が停止され、圧縮機31の運転周波数が0になる。圧縮機31の運転周波数を0にする時点で再起動防止タイマ43がオンする。この空気調和機10では、圧縮機31の運転周波数が0になってから例えば200秒後に再起動防止タイマ43がオフするように設定されている。なお、この空気調和機10では、サーモオフ時に室内ファン22の回転数が0になるように、言い換えると室内ファン22が停止するように設定されている。しかし、本発明にとって均圧動作時に室内ファン22を停止させることは必須の要件ではなく、均圧動作時に室内ファン22を停止させずに運転するように構成することもできる。
サーモオフされるまでは、圧縮機31及び室外ファン34は、熱源側制御装置41からの指令により、それぞれ運転周波数及び回転数が適宜調整されながら運転されている。また、サーモオフされるまでは、室内ファン22は、リモートコントローラで設定されている風量などに応じて利用側制御装置42からの指令により、回転数が適宜調整されながら運転されている。通常は、サーモオフされる時点では、室内温度が設定温度に近づいているため、圧縮機31の運転周波数及び室外ファン34の回転数が比較的低い値になっている。
圧縮機31の運転周波数が0になると、既に説明した差圧式膨張弁33を通って冷媒が逆流する。そのため、特別な均圧動作を行わなくても、時間の経過に従って冷媒回路11の高圧側と低圧側の差圧は小さくなっていく。しかし、冷媒回路11の高圧側と低圧側の差圧が小さくなっていくと、図5の差圧Pの方に向かって差圧が小さくなって逆流する冷媒の流量もQの方に向かって小さくなる。このような差圧式膨張弁33を使うと、均圧時間が長くなる傾向がある。参考のために記載すると、例えば、電動弁を用いて全開にした場合の均圧時間に対してキャピラリチューブを用いた場合の均圧時間が1.3倍になる場合があり、電動弁を用いて全開にした場合の均圧時間に対して差圧式膨張弁を用いた場合の均圧時間が3.5倍になる場合があることが確認されている。
そこで、空気調和機10は、均圧動作として、圧縮機31の停止時(0秒の時点)で、熱源側制御装置41が室外ファン34に対して、室外ファン34の最大回転数の50%以上の所定の回転数にするように指令を出す。ここでは、室外ファン34の回転数を最大回転数にするように、熱源側制御装置41が室外ファン34に対して指令を出す。室外ファン34の回転数が50%以上、更には最大回転数になると、室外熱交換器32での熱交換が促進される。圧縮機31が停止した直後には、室外熱交換器32では、図2に示されている点Bから点Cの区間の状態の冷媒が存在する。言い換えると、室外熱交換器32の流入口に近い所ではガス冷媒が、室外熱交換器32の流出口に近い所では液冷媒が、それらの間では気液二相の冷媒が存在するということである。室外ファン34の回転数が高くなって室外熱交換器32での熱交換が促進されると、ガス冷媒の一部が液冷媒に変化することが促進され、また温度が低くなることによって体積が小さくなることが促進され、室外ファン34の回転数を高くしない場合に比べて室外熱交換器32に流れ込む冷媒が増加するとともに室外熱交換器32の中の冷媒の圧力の低下が促進されて差圧の低下が促進される。その結果、図6に示されているように、圧縮機31の停止後100秒経過前に目標差圧値に均圧が完了し、再起動防止タイマ43がオンする停止後200秒経過前に均圧を完了することができて支障なく圧縮機31を再起動することができる。つまり、均圧時間T1を再起動防止タイマ43の設定時間である200秒より小さくできている。このように、均圧時間T1が安定して100秒以下にできるのであれば、設定時間を200秒よりも小さい値、例えば120秒に設定しても良いかもしれない。再起動防止タイマ43の設定時間を短くできれば、圧縮機31の再起動を速めることができ、設定温度から室内温度が乖離する幅を小さくすることができる。
図6に記載されている均圧動作では、再起動防止タイマ43が設定時間の前であっても、圧縮機31の高圧側(吐出口)と低圧側(吸入口)の差圧が目標差圧以下になる前に室外ファン34が停止できるように構成されている。均圧動作で、室外ファン34を回転させている時間を短くすればするほど、均圧動作における室外ファン34の消費電力を小さくできる。また、室外ファン34の動作に伴う音が発生する時間も短くなる。言い換えると、図6に記載されている均圧動作では、制御装置40は、室外ファン34を均圧完了前に停止させている。均圧動作において室外ファン34をどの時点又はどの程度の差圧で停止させるかは、例えば実機で実験を繰り返して又はシミュレーションを行って、均圧時間T1が再起動防止タイマ43の設定時間よりも小さくできる状況を確認して設定される。
図7には、同じ室外ファン駆動期間T2(約1分程度)だけ室外ファン34を最大回転数で駆動させた場合と最大回転数の約78%の回転数で駆動させた場合の比較結果の一例が示されている。図7に示されているような均圧動作については、最大回転数で室外ファン34を室外ファン駆動期間T2だけ駆動した場合には再起動防止タイマ43がオフする前に、目標差圧を、圧縮機31の高圧側(吐出口)と低圧側(吸入口)の差圧が下回って適切に再起動できる。しかしながら、最大回転数の約78%の回転数で室外ファン34を室外ファン駆動期間T2だけ駆動した場合には再起動防止タイマ43がオフする前には、目標差圧を、圧縮機31の高圧側と低圧側の差圧が下回ることができずに適切に再起動することができない。ただし、最大回転数の約78%の回転数で駆動させた場合に室外ファン駆動期間をT2よりも大きく設定すれば、圧縮機31の高圧側と低圧側の差圧が目標差圧を下回るように制御することができる場合もある。
(4)特徴
(4−1)
上述の空気調和機10は、利用ユニット20と熱源ユニット30の間で冷媒を循環させる蒸気圧縮式冷凍サイクルを行って熱源ユニット30と利用ユニット20との間で熱を移動させることによって、室内空気(利用ユニット20の周りの利用空間の空気温度の例)を調整している。そのため、利用ユニット20が設定温度に対して室内温度が第1所定温度以下になったとき(設定温度に対する利用空間の空気温度の温度差が所定範囲に入ったときの例)に、空気調和機10の制御装置40は、圧縮機31を停止させてサーモオフする圧縮機一時停止制御を実行可能に構成されている。空気調和機10は、制御装置40によってサーモオフのときの圧縮機一時停止制御時に室外ファン34(熱源側ファンの例)の回転数を最大回転数の50%以上にすることから室外熱交換器32(熱源側熱交換器の例)での冷媒の熱交換を促進でき、圧縮機31が再起動するまでに多くの冷媒を室外熱交換器32に貯留することができる。その結果、圧縮機一時停止制御時の均圧時間T1を短縮することができ、空気調和機10の温度制御能力を向上させてユーザの快適性を高めることができる。
(4−2)
上述の空気調和機10は、利用ユニット20で室内(利用空間)から奪った熱を熱源ユニット30で放出する蒸気圧縮式冷凍サイクルのみを実施可能に構成されている。差圧式膨張弁33は、運転時には一方向にしか冷媒が流れず、冷媒の流れる方向の上流側と下流側の冷媒の圧力差によって開度が調節される減圧機構である。このように、モータなどを有さずにバネだけで流量を調整する安価な差圧式膨張弁33を用いて圧縮機一時停止制御時の均圧時間T1を短縮することができている。その結果、空気調和機10では、圧縮機一時停止制御時の均圧時間T1を短縮することによるユーザの快適性の向上が低コストで実現できている。
(4−3)
差圧式膨張弁33は、バネ130(弾性体の例)と、バネ130の付勢力と冷媒の圧力差とのバランスを保つように移動する弁体120とを有し、弁体120により流通路rpの開度が調節されるものである。バネ130の付勢力と冷媒の圧力差とのバランスを保つように移動する弁体120により開度が調節される差圧式膨張弁33においては自動的に開度が調整されるが、このような差圧式膨張弁33を用いても圧縮機一時停止制御時の均圧時間を短縮できている。なお、上記実施形態では、弾性体としてバネ130を用いる場合について説明したが、弾性体はバネに限られるものではなく、例えばゴムを用いてもよい。
(4−4)
上述の空気調和機10は、熱源ユニット30が、再起動防止タイマ43の設定時間の間に、圧縮機31の高圧側と低圧側の差圧を目標差圧(所定圧力の例)以下に下げられるように構成されている。再起動防止タイマ43の設定時間によって圧縮機一時停止制御を終了して圧縮機31を再起動するまでに均圧に必要な時間が確保されているので、圧縮機31の高圧側と低圧側の差圧を目標差圧以下に確実に下げることができる。従って、圧縮機31の高圧側と低圧側の差圧が目標差圧よりも高くなることによる不具合を防止することができる。
(4−5)
空気調和機10は、圧縮機31の高圧側と低圧側の差圧が目標差圧以下になる前で且つ再起動防止タイマ43の設定時間が経過する前に室外ファン34を停止することから、室外ファン34による風切音の発生期間を短くできるとともに室外ファン34の停止によって電力消費を削減することができる。それにより、室外ファン34の風切音によってユーザが感じる不快感及び室外ファン34によって均圧動作で消費される電力を抑制することができる。
(4−6)
熱源ユニット30は、圧縮機一時停止制御の期間に室外ファン34の回転数を許容される範囲の上限に固定する、つまり室外ファン駆動期間T2の間中ずっと最大回転数で室外ファン34を駆動するように構成することができる。このように構成すると、圧縮機一時停止制御の期間に室外ファン34の回転数が許容される範囲の上限(最大回転数)に固定されるので、室外ファン34の最大風量によって室外熱交換器32における熱交換を促進でき、圧縮機一時停止制御時の均圧時間T1の短縮効果を向上させることができる。
(5)変形例
(5−1)変形例1A
上記実施形態の空気調和機10について、1台の熱源ユニット30に対して1台の利用ユニット20が接続されるペア型である場合について説明したが、空気調和機の構成はペア型に限られず、本発明は、熱源ユニットに複数の利用ユニットが接続されるマルチ型にも適用することができる。
(5−2)変形例1B
上記実施形態では、熱源ユニット30に差圧式膨張弁33が設けられる場合について説明したが、差圧式膨張弁33は、利用ユニット20に設けられてもよく、利用ユニット20と熱源ユニット30以外の冷媒回路11の中に配置されてもよい。
(5−3)変形例1C
上記実施形態では、減圧機構が差圧式膨張弁33である場合について説明したが、減圧機構として、電動弁又はキャピラリチューブを用いることもできる。
(5−4)変形例1D
上記実施形態では、空気調和機10が冷房専用である場合について説明したが、冷房以外に暖房もできるように構成された空気調和機にも本願発明を適用することができる。
(5−5)変形例1E
上記実施形態では、差圧式膨張弁について説明しているが、例えば温度自動膨張弁でも、バネとこれを調整し得るネジを使ってニードル弁の開度が調整されるので、差圧式膨張弁と同様に停止時にニードル弁が閉じる際に冷媒が流通する隙間が小さくなっていく現象が起きる。すなわち、温度自動調整弁は、バネと、バネの付勢力と冷媒の圧力差とのバランスを保つように移動するニードル弁とを有し、ニードル弁により流通路の開度が調節されるものである。温度自動調整弁のバネの付勢力と冷媒の圧力差とのバランスを保つように移動するニードル弁により開度が調節される温度自動調整弁においては自動的に開度が調整されるが、このような温度自動調整弁を用いても圧縮機一時停止制御時の均圧時間を短縮できる。温度感知部として感温筒とダイヤフラムを使って過熱度をコントロールするタイプの温度自動膨張弁を備える空気調和機に本発明が適用された場合、サーモオフ時に圧縮機を一時的に停止させる圧縮機一時停止制御時の均圧時間を短縮する点について顕著な効果を奏する。
10 空気調和機
20 利用ユニット
30 熱源ユニット
31 圧縮機
32 室外熱交換器(熱源側熱交換器の例)
33 差圧式膨張弁(減圧機構の例)
34 室外ファン(熱源側ファンの例)
43 再起動防止タイマ
120 弁体
130 バネ(弾性体の例)
特開平4−302958号公報

Claims (6)

  1. 利用ユニット(20)と前記利用ユニットに接続された熱源ユニット(30)とを備え、前記利用ユニットと前記熱源ユニットの間で冷媒を循環させる蒸気圧縮式冷凍サイクルを行って前記熱源ユニットと前記利用ユニットとの間で熱を移動させることによって、前記利用ユニットの周りの利用空間の空気温度を調整する空気調和機であって、
    前記蒸気圧縮式冷凍サイクルにおいて冷媒を圧縮する圧縮機(31)と、
    前記圧縮機で圧縮された冷媒と空気との間で熱交換を行わせる熱源側熱交換器(32)と、
    前記熱源側熱交換器で熱交換が行われた後の冷媒を減圧する減圧機構(33)と、
    前記熱源側熱交換器に前記熱源ユニットの周りの空気を送る熱源側ファン(34)と、
    を備え、
    前記利用ユニットが前記利用空間の設定温度に対する前記利用空間の空気温度の温度差が所定範囲に入ったときに前記圧縮機を停止させてサーモオフする圧縮機一時停止制御を実行可能に構成され、前記圧縮機一時停止制御の期間に前記熱源側ファンの回転数が最大回転数の50%以上の回転数になるように前記熱源側ファンに指令を出す、空気調和機。
  2. 前記利用ユニットと前記熱源ユニットは、前記利用ユニットで前記利用空間から奪った熱を前記熱源ユニットで放出する蒸気圧縮式冷凍サイクルのみを実施可能に構成され、
    前記減圧機構は、運転時には一方向にしか冷媒が流れず、冷媒の流れる方向の上流側と下流側の冷媒の圧力差によって開度が調節される差圧式膨張弁(33)を含む、
    請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記差圧式膨張弁は、弾性体(130)と、前記弾性体の付勢力と冷媒の圧力差とのバランスを保つように移動する弁体(120)とを有し、前記弁体により開度が調節される、
    請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記利用ユニット及び前記熱源ユニットのうちの少なくとも一方は、前記圧縮機一時停止制御後の前記圧縮機の再起動を設定時間の間だけ防止する再起動防止タイマ(43)を備え、
    前記熱源ユニットは、前記再起動防止タイマの設定時間の間に、前記圧縮機の高圧側と低圧側の差圧を所定圧力以下に下げられるように構成されている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の空気調和機。
  5. 前記熱源ユニットは、前記圧縮機の高圧側と低圧側の差圧が所定圧力以下になる前で且つ前記再起動防止タイマの設定時間が経過する前に前記熱源側ファンを停止する、
    請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記熱源ユニットは、前記圧縮機一時停止制御の期間に前記熱源側ファンの回転数を許容される範囲の上限に固定する、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の空気調和機。
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CN110030686A (zh) * 2019-03-21 2019-07-19 青岛海尔空调器有限总公司 空调器的控制方法及控制装置
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