JP2013220134A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013220134A
JP2013220134A JP2012091817A JP2012091817A JP2013220134A JP 2013220134 A JP2013220134 A JP 2013220134A JP 2012091817 A JP2012091817 A JP 2012091817A JP 2012091817 A JP2012091817 A JP 2012091817A JP 2013220134 A JP2013220134 A JP 2013220134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manual operation
base
lever member
operation lever
gantry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012091817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5916492B2 (ja
Inventor
Ryosuke Ito
亮輔 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP2012091817A priority Critical patent/JP5916492B2/ja
Priority to CN201310115625.8A priority patent/CN103371797B/zh
Publication of JP2013220134A publication Critical patent/JP2013220134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5916492B2 publication Critical patent/JP5916492B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】一つの眼科装置にセーフティストッパ機構とブレーキ機構とをまとめて組み込んで手動操作によりこれらを作動させる構造とした場合に、可能な限り部材の共通化を図ることができる眼科装置を提供する。
【解決手段】本発明の眼科装置は、ベース2と、ベース2に設けられてコントロールレバー7の操作により前後上下左右方向に可動される架台3と、架台3に設けられて架台3が被検眼に接触するのを防止するセーフティストッパ機構12と、架台3に設けられてベース2に対する架台3の前後左右方向の制動を行うブレーキ機構13とを備え、セーフティストッパ機構12とブレーキ機構13とは、架台3の前後方向と平行に延びる回動軸9aを軸心として回動可能の手動操作レバー部材9を共通の手動操作部材として有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ベースに対して前後左右方向にスライドする架台の被検眼に向かう前方方向の移動を規制して患者の眼に対する安全性の向上、ベースに対する架台の前後左右方向の制動を図ることにより不使用時の衝撃に対する保全を図ることが可能な眼科装置の改良に関する。
従来から、眼科装置には、例えば、固定台としてのベースに対して前後左右方向にスライドする可動台としての架台が、被検眼に接触するのを防止するセーフティストッパ機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、眼科装置には、ベースに対する架台の前後左右方向の制動を図るブレーキ機構を備えたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−126608号公報 特開平7−255668号公報
ところで、そのセーフティストッパ機構とそのブレーキ機構とは別々の位置に別々の機構として配設され、これらを一つの眼科装置にまとめて組み込むことにすると、構造が複雑化するため、可能な限り部材の共通化を図ることが望まれる。
また、検者の手動操作によりセーフティストッパ機構の架台移動規制の設定変更操作とブレーキ機構の制動設定操作とを行う構造とする場合には、可能な限り操作性の向上を図ることも望まれ、特に検者の手動操作によりこれらの操作を行う場合に可能な限りベースに対して架台が動かないようにするのが望ましい。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、一つの眼科装置にセーフティストッパ機構とブレーキ機構とをまとめて組み込んで手動操作によりこれらの設定変更操作と制動設定操作とを行う構造とした場合に、可能な限り部材の共通化を図ることができるようにした眼科装置を提供することにある。
本発明の眼科装置は、ベースと、ベースに設けられて操作手段の操作により前後上下左右方向に可動される架台と、架台に設けられて架台が被検眼に接触するのを防止するセーフティストッパ機構と、架台に設けられてベースに対する架台の前後左右方向の制動を行うブレーキ機構とを備えている。
セーフティストッパ機構とブレーキ機構とは、架台の前後方向と平行に延びる回動軸を軸心として回動可能の手動操作レバー部材を共通の手動操作部材として有する。架台を操作する操作手段は、コントロールレバーでも、タッチパネルでも良く、コントロールレバーを操作手段として架台に設ける構成とした場合には、手動操作レバー部材をコントロールレバーの近傍に設けるのが、操作性の向上を図るうえで望ましい。
本発明によれば、回動可能の手動操作レバー部材を架台の前後方向と平行に延びる回動軸を軸心として回動可能の構成とし、その一方の回動方向をブレーキ機構の制動設定操作に対応させ、その回動方向の他方をセーフティストッパ機構の設定変更操作に対応させたので、手動操作レバー部材をセーフティストッパ機構とブレーキ機構とで共通化することができる。
また、手動操作レバー部材を架台の前後方向と平行に延びる回動軸を軸心として回動可能の構成としたので、手動操作レバー部材に力を加えてセーフティストッパ機構の設定変更操作を行った場合でも、その力の分力が架台の前後方向に対して直交する方向に加わることになり、従って、手動操作レバーを操作した際に架台が被検眼が存在する前方に動くというおそれを回避でき、被検眼に対する安全性の向上が図られる。
図1は本発明に係る眼科装置の概要図である。 図2は図1に示すカバーを取り外した状態を示す概要図である。 図3は図1に示す測定装置本体部とコントロールレバーとを取り外して架台を上面から目視した概要図である。 図4は図3に示すA’−A’線に沿う拡大断面図である。 図5は図4に示すセーフティストッパ機構とブレーキ機構との部分拡大図である。 図6は図2に示すセーフティストッパ機構とブレーキ機構との要部構成を一方の側から見た部分斜視図である。 図7は図2に示すセーフティストッパ機構とブレーキ機構との要部構成を他方の側から見た部分斜視図である。 図8は図6に示すセーフティストッパ機構の部分拡大図である。 図9は図1〜図8に示す手動操作レバー部材が中立位置にある状態を手動操作レバー部材の一方の側壁部の側から見た側面図である。 図10は図1ないし図8に示す手動操作レバー部材が中立位置にある状態を手動操作レバー部材の他方の側壁部から見た側面図である。 図11は、ブレーキ機構を作動させるために、図9、図10に示す手動操作レバー部材の操作つまみ部を中立位置から持ち上げた状態を、その手動操作レバー部材の一方の側壁部から見た側面図である。 図12は、ブレーキ機構12を作動させるために、図9、図10に示す手動操作レバー部材の操作つまみ部を中立位置から持ち上げた状態を、その手動操作レバー部材の他方の側壁部から見た側面図である。 図13は、セーフティストッパ機構による設定変更を行うために、図9、図10に示す手動操作レバー部材の操作つまみ部を中立位置から押し下げた状態を、その手動操作レバー部材の一方の側壁部から見た側面図である。 図14は、セーフティストッパ機構による設定変更を行うために、図9、図10に示す手動操作レバー部材の操作つまみ部を中立位置から押し下げた状態を、その手動操作レバー部材の他方の側壁部から見た側面図である。 図2ないし図14に示すセーフティストッパ機構の作用を説明するための図であって、(a)はセーフティストッパ機構の設定変更を行う前の状態を示す説明図であって、係合穴と係合ピンとの係合状態を示し、(b)はセーフティストッパ機構の設定変更途中の状態を示す説明図であって、係合穴と係合ピンとの係合が解除されて、係合穴と係合穴との間の板状体部分の上方に係合ピンが位置している状態を示す説明図である。
(眼科装置の全体構成)
図1は本発明の実施例に係る眼科装置の外観図であって、この図1において、符合1は眼科装置としての非接触式眼圧計を示す。この非接触式眼圧計1はベース2、架台3、顎受け4、額当て5を有する。
その架台3には、測定装置本体部6と操作手段としてのコントロールレバー7とが設けられている。その測定装置本体部6の前部にはノズル筒6aが設けられ、測定装置本体部6の後部には表示部6bが設けられている。そのコントロールレバー7は、図2に示すように、つまみ部7aと測定ボタン7bとを有する。
その測定装置本体部6には、図2に示すように、既述のノズル筒6aを有する測定ヘッド部10が設けられている。その測定ヘッド10の内部には公知の測定光学系(図示を略す)が設けられている。
その測定ヘッド部10は駆動機構11に搭載され、駆動機構11はその測定ヘッド10を前後左右上下方向に駆動する。その架台3の前後左右方向への移動機構、測定ヘッド部10の駆動機構11には公知の機械的機構を用いることができる。
そのコントロールレバー7の近傍には、後述する機能を有する手動操作レバー部材9が設けられている。その架台3は、そのコントロールレバー7を前後方向に手動操作により傾動させるとベース2に対して前後方向に移動可能とされ、コントロールレバー7を左右方向に手動操作により傾動させると左右方向に移動可能とされている。
また、そのコントロールレバー7のつまみ部7aを回転させると、測定ヘッド部10が上下方向に駆動され、その測定ボタン7bを押すと、ノズル筒6aから空気が噴射されて、被検眼の眼圧測定が実行される。
なお、このコントロールレバー7を架台3に設ける代わりに、表示部6bをタッチパネル式の構成として、表示部6bの画面にタッチすることにより、架台3を上下前後左右に移動させる構成とすることもできる。また、被検眼に対してアライメントが完了すると、自動的にノズル筒6aから被検眼に向けて、エアーを噴射させる構成とすることもできる。
(セーフティストッパ機構12、ブレーキ機構13の概略構成)
その架台3には、図3、図4に示すように、その架台3が被検眼に接触するのを防止するセーフティストッパ機構12と、ベース2に対するその架台3の前後左右方向の制動を行うブレーキ機構13とが設けられている。
その図3、図4は、セーフティストッパ機構12、ブレーキ機構13等の部材は組み付けられてはいるが、測定装置本体部6、コントロールレバー7等を組み付ける前の架台3の状態、ベース2の状態を示し、符合6Aは測定装置配設箇所、符合7Aはコントロールレバー配設箇所を示している。なお、その架台3、ベース2の形状は、本発明に関係する箇所のみ詳細に示し、残余の箇所の形状は適宜捨象して示されている。
そのセーフティストッパ機構12とブレーキ機構13とは、手動操作レバー部材9を共通の手動操作部材として有する。その手動操作レバー部材9は、架台3の前後方向(Z軸方向)と平行に延びる回動軸9aを軸心として回動可能とされる。
その架台3には、図5に拡大して示すように、架台3の前後方向に間隔を開けて、一対の軸受け部3a、3bが形成されている。この軸受け部3a、3bの間が手動操作レバー部材9の配設空間、セーフティストッパ機構12、ブレーキ機構13の設置空間とされている。
そのセーフティストッパ機構12、ブレーキ機構13は、図1に示すように、架台3を覆う装飾カバー部材8により被覆される。手動操作レバー部材9は、図6ないし図8に拡大して示すように操作つまみ部9bを有する。
その手動操作レバー部材9は、図1に示すように、操作つまみ部9bを含めてその一部が外部に露呈されいる。この手動操作レバー部材9は、図4に示すように、一対の側壁部9c、9dを有する。回動軸9aはその一対の側壁部9c、9dを貫通している。
(ブレーキ機構13の詳細構成)
ブレーキ機構13は、図5に拡大して示すように、シャフト部材15と、付勢スプリング16と、摺動ローラ17とを有する。架台3にはシャフト部材15を上下方向に案内する案内筒3cが形成されている。
シャフト部材15は取り付け板18に止めネジ19によって固定されている。摺動ローラ17は、その取り付け板18の屈曲板部18aに回動可能に支承されている。その手動操作レバー部材9の一方の側壁部9dの下部には、カム面20が形成されている。摺動ローラ17はそのカム面20に摺接される。このカム面20の詳細については後述する。
そのシャフト部材15は、架台3を厚さ方向に貫通してそのシャフト部材15の下部はベース部材2の上面2aに臨んでいる。そのシャフト部材15の下部には圧接パッド21が設けられている。シャフト部材15は案内筒3cに沿って上下方向に可動される。付勢スプリング16は、取り付け板18と架台3との間に設けられて、シャフト部材15を上方向に付勢している。
その圧接パッド21は、そのシャフト部材15が下降するとベース部材2の上面2aに圧接され、そのシャフト部材15は上昇するとベース部材2の上面2aに対する圧接が解除される。
カム面20は、図9、図11、図13に示すように、摺動ローラ17をセーフティストッパ機構12、ブレーキ機構13の設定操作を行わない中立位置に保持する中立位置保持面20aと、手動操作レバー部材9を一方の回動方向に回動させたとき(操作つまみ部9bを持ち上げたとき)にブレーキ機構13を作動させて圧接パッド21のベース2の上面2aに対する圧接状態を保持する圧接状態保持面20bと、手動操作レバー部材9を他方の回動方向に回動させたとき(操作つまみ部9bを押し下げたとき)に、セーフティストッパ機構の12の設定操作変更の邪魔にならないようにするために、摺動ローラ17を圧接状態保持面20bから遠ざかる方向に摺動させる摺動面20cとを有している。
その中立位置保持面20aと圧接状態保持面20bとの間には、意図せずに手動操作レバー部材9が中立位置から圧接位置へ回動するのを阻止するための回動阻止突起20dが形成されている。
(セーフティストッパ機構12の詳細構成)
セーフティストッパ機構12は、図7、図8に示すように、移動規制板22と、スプリング部材23と、板バネ24とを有する。移動規制板22は板状体から構成されている。この板状体は架台3の前後方向に延びるようにして架台3に配置されている。
その板状体の前端は、図8に拡大して示すように、屈曲されて、図4、図5、図7に示すベース2の移動規制壁部2bに当接する当接壁部22aとされている。その板状体には、前後方向に所定間隔を開けて係合穴22bが複数個形成されている。
スプリング部材23は、その一端部23aが図3に示すように架台3の一係止片部3cに係止され、その他端部23bが板状体の起立壁部22cに係止されている。その移動規制板22は、その架台3の下部にスライド可能に支承され、そのスプリング部材23により架台3に対して前方方向にスライド可能に付勢される。その移動規制板22は、移動規制壁部2bと協働して架台3の前後方向の移動を規制する機能を果たす。
板バネ24はその移動規制板22が延びる前後方向に対して直交する方向に延びるようにしてその架台3に配設されている。その板バネ24はその基端部が止めネジ25により架台3に固定されている。
その板バネ24の自由端部には、係合穴22bに係合する係合ピン26が形成されている。この係合ピン26は、係合穴22bに係合可能に臨まされている。
手動操作レバー部材9の他方の側壁部9cの下部には、図10、図12、図14に示すように、係合凸部27が形成されている。この係合凸部27は板バネ24の下面に臨まされ、手動操作レバー部材9が一方の回動方向に回動されたとき(操作つまみ部9bを持ち上げたとき)には、ブレーキ機構13の作動の妨げとならないように、板バネ24の下面から離間した位置に位置している。
手動操作レバー部材9が他方の回動方向に回動されたとき(操作つまみ部9bを押し下げたとき)には、セーフティストッパ機構12による架台3の移動規制の設定変更を可能とするために、係合穴22bに対する係合ピン26の係合が解除されるように板バネ24を撓ませる機能を有する。
(ブレーキ機構13の作用の説明)
図9に示すように、摺動ローラ17がカム面20の中立位置保持面20aに位置しているときには、圧接パッド21はベース2の上面2aから離反しており、この状態で、コントロールレバー7を前後方向、左右方向に傾動させると、架台3はベース2に対してスムーズに前後左右方向に移動される。
また、架台3のベース2に対する前方移動位置への移動はセーフティストッパ機構12により規制されている。
手動操作レバー部材9の操作つまみ部9bを摘んで、手動操作レバー部材9を一方の回動方向(矢印A方向)に回動させると、摺動ローラ17が回動阻止突起20dを乗り越えて、図11に示すように圧接状態保持面20bに位置する。同時に、係合突部27は板バネ24の下面から遠ざかるので、ブレーキ機構13の操作の妨げとなることが防止される。
この手動操作レバー部材9の操作により、シャフト部材15が、付勢スプリング16の付勢力に抗して下降され、圧接パッド21がベース2の上面に圧接される。圧接パッド21は例えばゴム等の摩擦性材料から構成されている。
手動操作レバー部材9の操作つまみ部9bによる操作を開放しても、回動阻止突起20dにより摺動ローラ17の移動が規制されるため、手動操作レバー部材9の押圧力により、シャフト部材15はベース2に対する圧接状態を維持する。
従って、コントロールレバー7を前後左右方向に傾動させて、架台3をベース2に対して前後左右方向に移動させようとしても、架台3には制動が加えられ、架台3はベース2に対してスムーズに移動しない。
手動操作レバー部材9の操作つまみ部9bを、図11に示す状態から図9に示す状態に戻すために、矢印B方向に回動させ、摺動ローラ17を回動阻止突起20dを乗り越えて中立位置に復帰させると、付勢スプリング16の付勢力により、シャフト部材15が上昇され、これにより、圧接パッド21によるベース2に対する圧接が解除される。
(セーフティストッパ機構12の作用)
手動操作レバー部材9が中立位置にあるときには、図10に示すように、板バネ24の自由端部の係合ピン26が移動規制板22の係合穴22bに係合されている。このとき、当接壁部22aが移動規制壁部2bに当接しているものとすると、コントロールレバー7の操作により、架台3をベース2に対して前方に移動させようとしても、当接壁部22aと移動規制壁部2bとの協働作用によって、架台3のベース2に対する前方への移動が規制され、これにより、眼に対する安全性が図られる。なお、ベース2に対する架台3の後退はこのセーフティストッパ機構12により規制はされない。
その手動操作レバー部材9が中立位置にあるときには、係合凸部27は板バネ24の下面に臨んでおり、手動操作レバー部材9の操作つまみ部9bを摘んで、図10に示すように、手動操作レバー部材9を他方の回動方向(矢印B方向)に回動させると、図13、図14に示すように、板バネ24がその係合凸部27により撓まされて、係合穴22bに対する係合ピン26の係合が解除される。
なお、摺動ローラ17は、図13に示すように摺動面20cに沿って摺動するので、摺動ローラ17がセーフティストッパ機構12による設定変更操作の妨げとなることは防止される。
この図13、図14に示す状態で、すなわち、移動規制壁部2bに移動規制板22の当接壁部22aが当接している図15(a)に示す状態で、コントロールレバー7を操作して、図15(a)に示す状態から、ベース2に対して架台3を後方(矢印C方向)に移動させると、移動規制板22はスプリング部材23の付勢力により前方に付勢されているので、当接壁部22aが移動規制壁部2bに当接するまで、移動規制板22が架台3に対して相対的に前方にスライドされる。その結果、係合穴22bに対する係合ピン26の位置が図15(a)に示す位置から図15(b)に示す位置に変更される。
ついで、操作つまみ部9bを離すと、板バネ24の復帰力により、係合ピン26が対応する係合穴22bに係合する。また、手動操作レバー部材9は、その板バネ24の復帰力により回動軸9aを軸心として元の位置に回動復帰される。
このように、ベース2に対して架台3を後退させて停止させて、係合ピン26が係合する移動規制板22の係合穴22bの位置を変更すると、その架台3の後退停止位置で当接壁部22aが移動規制壁部2bに当接しているので、架台3をベース2に対してその後退停止位置よりも前方に移動させようとしても、係合ピン26により移動規制板22の架台3に対する相対的スライドが禁止される。その結果、架台3が設定位置よりもベース2に対して前方に移動するのが防止され、各患者毎の眼に対する安全性が図られる。
以上説明したように、この実施例によれば、手動操作レバー部材9の一方の回動方向がブレーキ機構13の操作に対応され、手動操作レバー部材9の他方の回動方向がセーフティストッパ機構12の操作に対応され、両者の操作の妨げとならないように手動操作レバー部材9が構成されているので、手動操作レバー部材9をセーフティストッパ機構12とブレーキ機構13とで共通化することができる。
1…非接触式眼圧計(眼科装置)
2…ベース
2a…上面
2b…移動規制壁部
3…架台
7…コントロールレバー(操作手段)
9…手動操作レバー部材(手動操作部材)
9b…操作つまみ部
12…セーフティストッパ機構
13…ブレーキ機構
15…シャフト部材
17…摺動ローラ
20…カム面
22…移動規制板
22a…当接壁部
22b…係合穴
23…スプリング部材
24…板バネ
26…係合ピン

Claims (6)

  1. ベースと、該ベースに設けられて操作手段の操作により前後上下左右方向に可動される架台と、前記架台に設けられて該架台が被検眼に接触するのを防止するセーフティストッパ機構と、前記架台に設けられて前記ベースに対する前記架台の前後左右方向の制動を行うブレーキ機構とを備え、
    前記セーフティストッパ機構と前記ブレーキ機構とは、前記架台の前後方向と平行に延びる回動軸を軸心として回動可能の手動操作レバー部材を共通の手動操作部材として有することを特徴とする眼科装置。
  2. 前記操作手段がコントロールレバーであり、該コントロールレバーの近傍に前記手動操作レバー部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記手動操作レバー部材の一方の回動方向が前記ブレーキ機構の設定操作に対応し、前記手動操作レバー部材の他方の回動方向が前記セーフティストッパ機構の設定変更操作に対応していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼科装置。
  4. 前記ブレーキ機構は、前記ベースに圧接されるパッドが下端部に設けられて上下方向に可動されるシャフト部と、該シャフト部を上方向に付勢する付勢スプリングと、前記シャフト部に設けられた摺動ローラとを有し、前記手動操作レバー部材は、前記回動軸が貫通する一対の側壁部を有し、該一対の側壁部の一方の側壁部には前記摺動ローラが摺接するカム面が形成され、該カム面は前記摺動ローラを中立位置に保持する中立位置保持面と、前記手動操作レバー部材を一方の回動方向に回動させたときに前記パッドが前記ベースに対して圧接状態を保持する圧接状態保持面と、前記手動操作レバー部材を前記他方の回動方向に回動させたときに前記摺動ローラを前記圧接状態保持面から遠ざかる方向に摺動させる摺動面とを有していることを特徴とする請求項3に記載の眼科装置。
  5. 前記セーフティストッパ機構は、前記架台の前後方向に延びかつその前端が前記ベースに形成された移動規制壁部に当接する当接壁部とされしかも前記架台の前後方向に間隔を開けて形成された係合穴を有する板状体から構成されて前記移動規制壁部と協働して前記架台の前後方向の移動を規制する移動規制板と、該移動規制板を前記架台の前方方向に付勢するスプリング部材と、前記板状体が延びる前後方向に対して直交する方向に延びかつ前記架台に基端部が固定されしかも自由端部に前記係合穴に係合する係合ピンが形成された板バネとを有し、前記手動操作レバー部材の前記一対の側壁部の他方には、前記手動操作レバー部材が前記他方の回動方向に回動されたときには前記係合穴に対する係合ピンの係合が解除されるように前記板バネを撓ませる係合凸部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の眼科装置。
  6. 前記手動操作レバー部材は操作つまみ部を有し、前記セーフティストッパ機構と前記ブレーキ機構とは、前記架台を覆う装飾カバー部材により被覆され、前記手動操作レバー部材は前記操作つまみ部を含めてその一部が外部に露呈されていることを特徴とする請求項5に記載の眼科装置。
JP2012091817A 2012-04-13 2012-04-13 眼科装置 Active JP5916492B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012091817A JP5916492B2 (ja) 2012-04-13 2012-04-13 眼科装置
CN201310115625.8A CN103371797B (zh) 2012-04-13 2013-04-03 眼科装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012091817A JP5916492B2 (ja) 2012-04-13 2012-04-13 眼科装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013220134A true JP2013220134A (ja) 2013-10-28
JP5916492B2 JP5916492B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=49458089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012091817A Active JP5916492B2 (ja) 2012-04-13 2012-04-13 眼科装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5916492B2 (ja)
CN (1) CN103371797B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103417187A (zh) * 2012-12-03 2013-12-04 余杰翔 数码检影验光系统
JP2016049284A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社トプコン 眼科装置
CN109528153A (zh) * 2019-01-25 2019-03-29 宋友军 一种眼科检查仪器

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104799808B (zh) * 2015-04-30 2017-05-24 广州达安临床检验中心有限公司 辅助受力机构及含有该辅助受力机构的检查装置
CN106419824B (zh) * 2016-09-20 2018-09-21 青岛市城阳区人民医院 一种用于眼科检查并打印结果的装置
CN107468344B (zh) * 2017-09-05 2019-06-04 赵秀娟 一种眼科仪器用的支撑台

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384204U (ja) * 1986-11-17 1988-06-02
JPH07255668A (ja) * 1994-03-22 1995-10-09 Canon Inc 眼科機器の制動機構
JPH08126608A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Canon Inc 眼科装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4165924A (en) * 1976-09-13 1979-08-28 Bausch & Lomb Incorporated Ophthalmic instrument support
JPH07171108A (ja) * 1993-12-21 1995-07-11 Topcon Corp 眼科装置
JP3376056B2 (ja) * 1993-12-22 2003-02-10 キヤノン株式会社 眼科装置
JPH08126609A (ja) * 1994-10-28 1996-05-21 Canon Inc 眼科装置
JP3533308B2 (ja) * 1997-02-10 2004-05-31 株式会社ニデック 眼科装置
JP3702983B2 (ja) * 1997-07-01 2005-10-05 株式会社トプコン 眼科装置
JP4330463B2 (ja) * 2004-02-10 2009-09-16 株式会社ニデック 眼科装置
JP4724451B2 (ja) * 2005-04-08 2011-07-13 株式会社トーメーコーポレーション 眼科装置
JP5406868B2 (ja) * 2011-02-28 2014-02-05 キヤノン株式会社 眼科装置、眼科装置の制御方法及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384204U (ja) * 1986-11-17 1988-06-02
JPH07255668A (ja) * 1994-03-22 1995-10-09 Canon Inc 眼科機器の制動機構
JPH08126608A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Canon Inc 眼科装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103417187A (zh) * 2012-12-03 2013-12-04 余杰翔 数码检影验光系统
JP2016049284A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社トプコン 眼科装置
CN109528153A (zh) * 2019-01-25 2019-03-29 宋友军 一种眼科检查仪器

Also Published As

Publication number Publication date
CN103371797B (zh) 2015-05-27
CN103371797A (zh) 2013-10-30
JP5916492B2 (ja) 2016-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5916492B2 (ja) 眼科装置
KR101583952B1 (ko) 슬라이딩 암레스트 콘솔 개폐장치
US9622721B2 (en) Ultrasonic diagnosis device
JP4314260B2 (ja) 医科歯科用x線撮影装置の患者頭部固定装置及びこれを用いた医科歯科用x線撮影装置
US9055910B2 (en) Ultrasonic diagnosis device
US9380997B2 (en) Ultrasonic diagnosis device
US9492143B2 (en) Ultrasonic diagnosis device
JP2001191381A (ja) 射出成形機の設定表示装置
JP4863676B2 (ja) 眼科装置
US20220233068A1 (en) Ophthalmologic apparatus and cover
KR20110098617A (ko) 안과 장치
JP5609808B2 (ja) アクセサリー装着装置およびこのアクセサリー装着装置を備えたアクセサリー
JP2016202784A (ja) 遊技台固定装置および遊技台島
JP3221709B2 (ja) 眼科装置
JP4777697B2 (ja) 刺繍ミシン
JP2013244157A (ja) ヘッドレスト本体のロック機構
KR20060113509A (ko) 안과 장치
JP4699157B2 (ja) レンズメータ
JP6118162B2 (ja) 眼科装置
JP5884315B2 (ja) 手元コントローラユニットおよび手元コントローラユニットを備える刺繍機能付ミシン
JP2024036062A (ja) 眼科装置
JPH0345683Y2 (ja)
JPS6148367B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5916492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250