JP2013215479A - 体位変換具及び体位変換方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】予めベッドのマットレスに敷いておく必要がなく、患者等のオムツ交換又は治療が必要なときに患者等の身体の下に挿入して患者等の体位変換を行うことができる体位変換具及び体位変換方法を提供する。
【解決手段】体位変換具1は、患者等とベッドのマットレスとの間にこの体位変換具1を挿入する際に障害となるものを有していない帯状シート2であるので、既にマットレス上に横臥している患者等の身体の下にこの体位変換具1を容易に挿入することができる。これにより、この体位変換具1を予めマットレスに敷いておく必要がなく、患者等のオムツ交換又は治療が必要なときに患者等の身体の下に挿入して患者等の体位変換を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療及び介護において、マットレスが敷かれたベッド上で行われるオムツ交換等のケアを行うためにベッドに寝ている患者又は高齢者を側臥位にしてそれを保持する機能を有する体位変換具及び体位変換方法に関する。
医療現場及び介護現場において、オムツ交換作業は通常2人1組で行われている。これは、ベッドに寝ている患者又は高齢者(以下、患者等という)のオムツを交換するためには、患者等の臀部を露出させる必要があるので、患者等を側臥位にしてそれを保持しなければならず、1人が患者等を側臥位で支え、もう1人が患者等のオムツ交換又は臀部の清拭を行う必要があるからである。しかし、夜勤時においては、介護者が1人でオムツ交換を行う必要が生じる場合があり、その際は片方の手で患者等の身体を支え、もう片方の手でオムツ交換又は臀部の清拭を行うことになるので、介護者の負担が大きくなる。これは、小柄な介護者が体格の大きい患者等のオムツ変換を行う場合において特に顕著となる。そこで、オムツ交換作業を行う介護者の負担を減らすために、以下のような体位変換具が提案されている。
患者等を側臥位で支えるための体位変換具として、特許文献1には、4隅に体位保持ベルトを突設し、体位保持ベルトの先端に係止金具を設けた柔軟性のある1枚のシートにより形成された体位変換具が開示されている。この体位変換具をベッドのマットレス上に予め敷いておき、その上に患者等を横臥させる。そして、患者等のオムツを交換する際には、患者等を横向きにし、一方の体位保持ベルトの係止金具をベッド本体に直接固定し、他方の体位保持ベルトの係止金具をベッドの側部のサイドレールに固定することによって、患者等を側臥位で保持するようになっている。
また、特許文献2には、3枚のシートが連結帯により連結され、連結方向に平行の方向のシート両端部に夫々体位保持ベルトを設け、この体位保持ベルトに係止金具を設けた体位変更補助装置が開示されている。この体位変更補助装置をベッドのマットレス上に予め敷いておき、体位保持ベルトの係止金具の一方をベッド本体に、他方をベッドの側部のサイドレールに固定することによって、患者等を側臥位で保持するようになっている。このとき、第1のシートは患者等の背中に当接し、第2のシートは患者等の臀部に当接し、第3のシートは患者等の大腿部に当接しているので、第2のシートの体位保持ベルトのみを外した場合は、患者等を側臥位で保持したまま患者等の臀部を露出させることができ、これにより介護者は1人でオムツ交換を行うことができる。
更に、特許文献3には、1対のシートをファスナで開閉自在に係合し、各シートの端縁部に索引ベルトを取り付けた介護用シートが開示されている。この介護用シートをベッドのマットレス上に予め敷いておき、各シートの索引ベルトをベッドの側部のサイドレールに固定することによって、患者等を側臥位で保持するようになっている。このとき、各シートは、夫々患者等の背中及び臀部に当接しており、この各シートはファスナによって係合されている。この状態から、患者等の臀部に当接するシートを、ファスナを開放して患者等の背中に当接するシートから分離させ、臀部に当接するシートの索引ベルトのみをベッドの側部のサイドレールから外すことによって、背中に当接するシートにより患者等を側臥位で保持しつつ患者等の臀部が露出されるので、介護者が1人でオムツ交換を行うことができる。
実用新案登録第3129819号公報 実用新案登録第3136534号公報 実用新案登録第3113198号公報
しかしながら、特許文献1においては、体位変換補助具が身体の略々全体を1枚のシートでカバーするように構成されており、この1枚のシートにより患者等を側臥位にして保持するので、側臥位を保持した状態で患者等の臀部のみを露出することができず、介護者は患者等を側臥位にして保持したままオムツ交換をすることはできない。また、特許文献1では、係止金具にS字フックを用いているので、介護者が体位変換補助具を固定するためにこのS字フックをベッドの側部のサイドレールに引っ掛けるときに介護者の指を挟む虞があり、及びこのS字フックが患者等に引っ掛かり、患者等の身体を傷つける虞がある。
更に、特許文献1における体位変換補助具におけるシートは身体の略々全体をカバーするほど大きく、この体位変換補助具には体位保持ベルト及び係止金具(S字フック)が複数設けられているので、既にベッドのマットレス上に横臥している患者等の身体の下にこの体位変換補助具を挿入することは難しい。このため、この体位変換補助具を患者等の身体の下に予め敷いておく必要があるが、そうすると、患者等の身体の下にこの体位変換補助具が存在するため、寝心地が悪い上、患者等に褥瘡症状がある場合、この褥瘡部位が蒸れる虞がある。また、この体位変換補助具を洗濯するために患者等の下から体位変換補助具を取り出そうとすると、患者等の褥瘡部位を摺擦してしまい、褥瘡部位を処置しているガーゼを壊したり、褥瘡部位を更に傷付けたりする虞がある。
更にまた、特許文献1では、体位保持ベルトに複数の環状体を設け、係止金具を挿入する環状体を選択することによって、体位保持ベルトの実質長さを調整できるように構成されているものの、環状体の数は限られるので、患者等を側臥位で保持するための最適長さに体位保持ベルトの長さを微調整することは難しく、患者等の身体位置とベッドの側部のサイドレールとの間隙が狭くなり、患者等が窮屈な姿勢になる虞がある。
また、特許文献2及び3においては、複数のシートが連結帯又はファスナにより連結されているので、様々な患者等の体格に合わせることが難しい。そして、この特許文献2及び3における体位変換具は、特許文献1の体位変換補助具と同様に、体位変換具における連結帯又はファスナにより連結されたシートは身体の略々全体をカバーするほど大きく、この体位変換具には複数のベルト及び固定金具が設けられているので、既にマットレス上に横臥している患者等の身体の下にこの体位変換具を挿入することは難しい。このため、特許文献1の体位変換補助具と同様に、この特許文献2及び3における体位変換具を患者等の下に予め敷いておく必要があるが、そうすると、患者等の身体の下にこの体位変換具が存在するため、寝心地が悪い上、患者等に褥瘡症状がある場合、この褥瘡部位が蒸れる虞がある。
また、特許文献3においては、患者等の下に敷かれている体位変換具(介護シート)には、2枚のシートを係合するファスナが設けられており、このファスナが患者等の褥瘡部位を傷付ける虞がある。更に、この特許文献2及び3における体位変換具を洗濯するために患者等の下から体位変換具を取り出そうとすると、患者等の褥瘡部位を摺擦してしまい、褥瘡部位を処置しているガーゼを壊したり、褥瘡部位を更に傷付けたりする虞がある。また、特許文献2では、前述した特許文献1と同様に体位保持ベルトに長さ調節のための複数の環状体を設け、係止金具を挿入した環状体の位置によって、体位保持ベルトの実質長さを変えられるように構成されているものの、患者等を側臥位で保持するための最適長さにこの体位保持ベルトの長さを微調整することは難しい。一方、特許文献3では、介護用シートに設けられた索引ベルトの端部には長さ調節具が設けられており、この索引ベルトの長さを微調整することが可能であるものの、この長さ調節具が障害となり、前述したように既にマットレス上に横臥している患者等の身体の下にこの介護用シートを挿入することは更に難しくなる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、予めベッドのマットレスに敷いておく必要がなく、患者等のオムツ交換又は治療が必要なときに患者等の身体の下に挿入して患者等の体位変換を行うことができる体位変換具及び体位変換方法を提供することを目的とする。
本願第1発明に係る体位変換具は、被介護者の身長方向の身体の一部に対応する幅を有すると共にベッドの幅以上の長さを有し、柔軟性をもつ帯状シートと、前記帯状シートの長手方向の両端部に前記帯状シートと一体的に設けられた柔軟性をもつシート状の固定部と、を有し、前記帯状シートは、前記被介護者の身体を幅方向にくるみ、前記固定部は、ベッドの側部に固定する部分であることを特徴とする。
本発明においては、例えば、前記身体の一部は、首部、肩部、背部、腰部又は大腿部である。
また、前記帯状シートは、前記固定部に隣接する位置に設けられた1対の手掛穴を有するように構成しても良く、前記帯状シートは、前記帯状シートの幅方向の両側縁部から外側に延びるように突出した1対の把手部を有するように構成しても良い。
更に、前記帯状シートは、前記被介護者の身体と接触する面の摩擦係数が、前記被介護者の身体と接触する面の裏面の摩擦係数より大きいように構成しても良く、前記帯状シートには、前記帯状シートの使用方法が記載されているように構成しても良い。
更にまた、前記帯状シートは、前記固定部に隣接する位置に設けられた1対のポケットを有し、前記ポケットは、1対の前記ポケットが向き合う位置に夫々手を挿入するための開口部が設けられているように構成しても良い。
本願第2発明に係る体位変換方法は、本発明に係る体位変換具の帯状シートを前記帯状シートの長手方向の所定の部位で半割して折り返し、折り返された前記帯状シートの内側の部分に手を挿入し、この状態で被介護者とベッドのマットレスとの間に手を挿入して、折り返した状態の前記体位変換具を前記被介護者の身体の下に配置し、前記被介護者の前記体位変換具挿入側の反対側から前記体位変換具の折り返し部分を取り出し、この取り出した側の前記体位変換具の固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側のベッドの側部に固定するか、又はこの取り出した側の反対側の前記体位変換具の固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側の反対側のベッドの側部に固定することを特徴とする。
本願第3発明に係る体位変換方法は、本発明に係る体位変換具の帯状シートのポケットに手を挿入し、この状態で被介護者とベッドのマットレスとの間に手を挿入して、前記体位変換具の一端部の固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側の反対側に露出させ、この露出した前記固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側のベッドの側部に固定するか、又は前記体位変換具の他端部の固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側の反対側のベッドの側部に固定することを特徴とする。
本発明によれば、体位変換具は、患者等とベッドのマットレスとの間にこの体位変換具を挿入する際に障害となるものを有していない帯状シートであるので、既にマットレス上に横臥している患者等の身体の下にこの体位変換具を容易に挿入することができる。これにより、この体位変換具を予めマットレスに敷いておく必要がなく、患者等のオムツ交換又は治療が必要なときに患者等の身体の下に挿入して患者等の体位変換を行うことができる。また、この体位変換具を患者等の肩部と大腿部との2か所に挿入し、帯状シートの長手方向の両端部に設けられた固定部でこの体位変換具をベッドの側部のサイドレールに固定することによって、患者等を側臥位にしてそれを保持することができる。これにより、帯状シートによってカバーされている部分は患者等の肩部と大腿部であり、患者等の臀部は露出されているので、体位変換具により患者等を側臥位にして保持したまま、介護者がオムツ交換を行うことができる。更にまた、本発明における体位変換具の帯状シートが患者等の身体と接触する面の摩擦係数が、患者等の身体と接触する面の裏面の摩擦係数より大きい場合、帯状シートとマットレスとが摺動し易くなり、患者等のマットレス上の位置を調節するときに、介護者が患者等の身体の下に敷かれた体位変換具を引っ張ることによって、患者等をマットレス上で容易に移動することができる。また、例えば体位変換具の帯状シートに手を挿入するポケットを設けた場合、この体位変換具のポケットに手を挿入した状態で、体位変換具を患者等の首部に挿入し、首部に挿入した体位変換具を患者等の肩部まで引っ張ることによって、患者等の肩部にこの体位変換具を敷くことができる。その後、この体位変換具の固定部で体位変換具をベッドの側部のサイドレールに固定することによって、患者等を側臥位にしてそれを保持することができる。
(a)は、本発明の実施形態に係る体位変換具を折り返した状態を示す斜視図、(b)は、同じくこの体位変換具を展開して示す平面図である。 本発明の実施形態に係る体位変換方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る体位変換方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る体位変換方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る体位変換方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る体位変換方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る体位変換方法を示す斜視図である。 (a)は、本発明の他の実施形態に係る体位変換具の患者等の身体と接触する面を示す平面図、(b)は、同じくこの体位変換具の患者等の身体と接触する面の裏面を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係る体位変換具を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1(a)は、本発明の実施形態に係る体位変換具を折り返した状態を示す斜視図、図1(b)は、同じくこの体位変換具を展開して示す平面図である。図1(b)に示すように、本発明の実施形態に係る体位変換具1は、患者等の身長方向の身体の一部に対応する幅を有すると共にベッドの幅以上の長さを有し、柔軟性をもつ帯状シート2を有するものである。この帯状シート2の幅は、例えば患者等の身長方向の肩部、背部、腰部又は大腿部に対応する幅であり、またこの帯状シート2の長さは、例えば230乃至250mmである。
そして、この帯状シート2の長手方向の両端部には柔軟性をもつシート状の固定部3が帯状シート2と一体的に設けられており、この固定部3は、ベッドの側部のサイドレールに体位変換具1を固定する部分であり、例えば面ファスナとしても良い。そして、この固定部3は、帯状シート2の長手方向に長く、帯状シート2の幅方向に短い長方形の形状を有する。このように、固定部3は、帯状シート2の長手方向に長いので、この固定部3を帯状シート2の長手方向の所定の位置で折り曲げる場合、折り曲げた一方の固定部3に、折り曲げた他方の固定部3を押し付けて貼り付けることができる。つまり、この固定部3は、帯状シート2の長手方向の一端部の固定部3のみで、貼り付けることができ、また剥がすこともできる。この固定部3をベッドの側部のサイドレールに巻きつけて貼り付けるとき、この貼り付け位置を帯状シート2の長手方向において調節することにより、体位変換具1の実質長さを微調整することができる。
この帯状シート2には、帯状シート2の長手方向の両端部に設けられた1対の固定部3に隣接する位置に手掛け穴4が夫々設けられており、帯状シート2の幅方向の両側縁部から外側に延びるように把手部5a及び5bが突出している。この把手部5a及び5bは、帯状シート2の長手方向の一端部の近傍であって前記帯状シート2の長手方向に対し鋭角又は鈍角をなすように帯状シート2の幅方向の両側縁部から外側に延びる1対の把手部5aと、帯状シート2の長手方向の中心より帯状シート2の長手方向の他端に寄った位置であって上記の1対の把手部5aに夫々平行の方向に帯状シート2の幅方向の両側縁部から外側に延びる1対の把手部5bとからなる。つまり、これらの把手部5a及び5bは、帯状シート2の長手方向に対し斜め形状を有している。
そして、後述するようにこの体位変換具1を折り返して使用する際、帯状シート2の長手方向の所定の位置で折り返すときのこの所定の位置は、帯状シート2の長手方向の中心より帯状シート2の長手方向の他端に寄った位置であり、これを折り返し位置6とする。また、帯状シート2にはこの体位変換具1の使用方法が記載された印刷表示9がされており、これにより、介護者が使用方法を瞬時に理解することができる。更に、図1(a)に示すように、帯状シート2において患者等の身体と接触する面7は、滑りにくい生地で形成されており、面7の裏面の面8は、滑りやすい生地で形成されている。
次に、本発明の実施形態に係る体位変換具を用いた体位変換方法について説明する。図2乃至図7は、本発明の実施形態に係る体位変換方法を示す斜視図である。先ず、図2に示すように、ベッドのマットレス12上に仰臥している患者等11の肩部11aとマットレス12との間及び大腿部11bとマットレス12との間に、夫々体位変換具1a及び1bを患者等11の幅方向と体位変換具1a及び1bの長手方向とが平行になるように挿入する。このとき、体位変換具1a及び1bは、図1(a)に示すように、帯状シート2の長手方向の折り返し位置6で折り返す。この折り返された体位変換具1a及び1bの内側の部分に介護者の手を挿入し、この状態で患者等11とマットレス12との間に介護者の手を挿入して折り返した状態の体位変換具1a及び1bを患者等11の下に配置する。
この体位変換具1a及び1bの挿入時において、体位変換具1a及び1bは患者等11とマットレス12との間にこの体位変換具1a及び1bを挿入する際に障害となるベルト又は金具等を有していない帯状シート2であるので、介護者はこの体位変換具1a及び1bを患者等11の身体の下に容易に挿入することができる。更に、体位変換具1a及び1bは折り返されているので、患者等11と接触する面及びマットレス12と接触する面とが、共に滑りやすい生地で形成された面8となる。これにより、体位変換具1a及び1bと患者等11及びマットレス12とが滑りやすくなるので、体位変換具1a及び1bの挿入時に、介護者は体位変換具1a及び1bを患者等11及びマットレス12に滑らせながら挿入することができる。なお、本実施形態においては、介護者が患者等11を側臥位にしてそれを保持したままオムツ交換を行うとき、患者等11の臀部を露出させる必要があるので、体位変換具1a及び1bを患者等11の臀部を避けて患者等11の肩部11a及び大腿部11bの下に敷いている。
次に、図3に示すように、介護者が体位変換具1a及び1bを患者等11の身体の下に敷き、帯状シート2に設けられた把手部5bを患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側の反対側から引っ張ることによって、皺になることなく体位変換具1a及び1bを患者等11の身体の下に敷くことができる。そして、折り返された体位変換具1a及び1bの患者等11と接触している方を、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側の反対側から取り出す。これにより、体位変換具1a及び1bが折り返された状態は解消され、滑りやすい面8はマットレス12と接触し、滑りにくい面7は患者等11と接触することになる。これにより、後述するようにマットレス12上で患者等11を移動するために体位変換具1a及び1bを引っ張った場合、この体位変換具1a及び1bがマットレス12に対して滑りやすく患者等11に対して滑りにくいので、体位変換具1a及び1bが患者等11の身体の下から抜けることなく、体位変換具1a及び1bの移動と共に患者等11も移動することとなる。また、体位変換具1a及び1bは、患者等11の肩部11a及び大腿部11bの下に敷かれており、臀部の下には敷かれないので、臀部に褥瘡症状があっても、この褥瘡部位が蒸れることはなく、患者等の褥瘡部位を摺擦することもないので、褥瘡部位を処置しているガーゼを壊したり、褥瘡部位を更に傷付けたりすることもない。
そして、図4に示すように、体位変換具1a及び1bを引っ張って、マットレス12上の患者等11の位置を患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側の反対側に移動(図4中、白抜矢印にて示す)する。そして、患者等11と、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側のベッドの側部に設置されたサイドレール13との距離を、後述するように患者等11を側臥位にしたときに患者等11が窮屈にならない距離となるように調整する。
次に、図5に示すように、患者等11の体位を仰臥位から側臥位に変換する方法について説明する。患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側の反対側に取り出した体位変換具1a及び1bを、取り出した側の手掛け穴4に介護者の手を掛けて、体位変換具1a及び1bをベッドの上方に回し、更に体位変換具1a及び1bを患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側に引っ張る。これにより、仰臥している患者等11は、体位変換具1a及び1bと共に患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側に向かって90°回転し、側臥位になる。このように、介護者が体位変換具1a及び1bを引っ張るときに、手掛け穴4に介護者の手を掛けて行うので、介護者の手に力が入り易く、介護者は少ない力で体位変換具1a及び1bを引っ張ることができる。これにより、小柄な介護者が体格の大きい患者等11の体位変換を行う場合においても、介護者の負担を軽減することができる。
そして、図6に示すように、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側の反対側に取り出した体位変換具1a及び1bに設けられた固定部3を用いて、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側のベッドの側部のサイドレール13に体位変換具1a及び1bを固定する。これにより、介護者が患者等11を支えることなく、患者等11を側臥位にしてそれを保持することができる。このとき、患者等11は肩部11a及び大腿部11bの体位変換具1により側臥位で保持されており、患者等11の臀部は露出しているので、介護者が1人の場合においてもこの介護者は両手でオムツ交換を行うことができる。
また、本実施形態においては、体位変換具1a及び1bをベッドの側部のサイドレール13に固定したが、例えばベッドの側部に介助バーが設けられている場合は、この介助バーに体位変換具1a及び1bを固定しても良い。更に、この固定部3は柔軟性をもつので、金具のように患者等11に引っ掛かり、患者等11の身体を傷つける虞はなく、介護者がサイドレール13又は介助バーに体位変換具1a及び1bを固定するときに指を挟む虞もない。更にまた、この固定部3は、前述のように帯状シート2の長手方向に長く、帯状シート2の幅方向に短い長方形の形状を有するので、固定部3をサイドレール13に巻きつけて貼り付けるとき、この貼り付け位置を帯状シート2の長手方向において調節することにより、患者等11の姿勢に合わせて、体位変換具1a及び1bの長さを患者等11の側臥位を保持するための最適長さに微調整すると共に、介護者が患者等を介護しやすい位置に調整することができる。
また、この固定部3は、体位変換具1a及び1bの長手方向の両端部に設けられているので、上述したように、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側の反対側に取り出した体位変換具1a及び1bの固定部3を用いて、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側のベッドの側部のサイドレール13に体位変換具1a及び1bを固定するだけでなく、この取り出した側の反対側の体位変換具1a及び1bの固定部3を用いて、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側の反対側のベッドの側部のサイドレール13に体位変換具1a及び1bを固定することもできる。これにより、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側で介護している介護者は、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側に患者等11を側臥位に保持して患者等11のオムツ交換を行うだけでなく、患者等11の体位変換具1a及び1b挿入側と反対側に患者等11を側臥位に保持して患者等11の臀部の褥瘡部位を治療したりすることもできる。
また、上記の使用方法においては、肩部11a及び大腿部11bにおいて側臥位を保持してオムツ交換を行うが、図7に示すように、大腿部11bの体位変換具1bを外してオムツ交換を行ってもよい。このように、大腿部11bの体位変換具1bを外すことによって、大腿部に隣接する臀部近傍の視界が広がるので、介護者がオムツ交換を行いやすくなる。このとき、外した体位変換具1bを患者等11の臀部近傍に移動することによって、オムツ交換作業において体位変換具1bが敷かれたマットレス部分を汚すことがなく、更に、例えばこの体位変換具1が洗濯可能な素材で形成されていれば、オムツ交換時に体位変換具1が汚れてもこの体位変換具1を洗濯すればよい。
以上説明したように、本発明における体位変換具1は、ベルト又は金具等を有していない帯状シート2であるので、既にマットレス12上に横臥している患者等11の身体の下にこの体位変換具1を挿入する際に障害となるものがなく、体位変換具1を患者等11の身体の下に容易に挿入することができる。これにより、この体位変換具1を予めマットレス12に敷いておく必要はなく、患者等11のオムツ交換又は治療が必要なときに患者等11の身体の下に挿入して患者等11の体位変換を行うことができる。
次に、本発明の他の実施の形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図8(a)は、本発明の他の実施形態に係る体位変換具の患者等の身体と接触する面を示す平面図、図8(b)は、同じくこの体位変換具の患者等の身体と接触する面の裏面を示す平面図、図9は、本発明の他の実施形態に係る体位変換具を示す断面図である。図8(a)に示すように、本発明の他の実施形態に係る体位変換具1は、患者等の身長方向の一部に対応する幅を有すると共にベッドの幅以上の長さを有し、柔軟性をもつ帯状シート2を有するものである。この帯状シート2の幅は、例えば患者等の身長方向の首部に対応する幅であり、またこの帯状シート2の長さは、例えば230乃至250mmである。そして、図9に示すように、本実施形態に係る体位変換具1の帯状シート2は、患者等の身体と接触するシート部と、ベッドのマットレスと接触するシート部とからなり、このマットレスと接触するシート部は、このシート部の長手方向の中心の近傍で2分割され、この分割されたシート部同士の少なくとも一部を重ね合わせたものとなっている。
そして、図8(b)に示すように、この帯状シート2が患者等の身体と接触する面の裏面であって帯状シート2の長手方向の両端部には、柔軟性をもつシート状の固定部3が帯状シート2と一体的に設けられており、この固定部3は、ベッドの側部のサイドレールに体位変換具1を固定する部分であり、例えば面ファスナとしても良い。そして、この固定部3は、帯状シート2の長手方向に長く、帯状シート2の幅方向に短い長方形の形状を有する。このように、固定部3は、帯状シート2の長手方向に長いので、この固定部3を帯状シート2の長手方向の所定の位置で折り曲げる場合、折り曲げた一方の固定部3に、折り曲げた他方の固定部3を押し付けて貼り付けることができる。つまり、この固定部3は、帯状シート2の長手方向の一端部の固定部3のみで、貼り付けることができ、また剥がすこともできる。この固定部3をベッドの側部のサイドレールに巻きつけて貼り付けるとき、この貼り付け位置を帯状シート2の長手方向において調節することにより、体位変換具1の実質長さを微調整すると共に、介護者が患者等を介護しやすい位置に調整することができる。
この帯状シート2には、帯状シート2の長手方向の両端部に設けられた1対の固定部3に隣接する位置に手掛け穴4が夫々設けられており、帯状シート2の幅方向の両側縁部から外側に延びるように把手部5a及び5bが突出している。この把手部5a及び5bは、帯状シート2の長手方向の一端部の近傍であって帯状シート2の幅方向の両側縁部から、帯状シート2の幅方向と帯状シート2の長手方向の一端部とのなす角度範囲に向けて外側に延びる1対の把手部5aと、帯状シート2の長手方向の他端部の近傍であって帯状シート2の幅方向の両側縁部から、帯状シート2の幅方向と帯状シート2の長手方向の他端部とのなす角度範囲に向けて外側に延びる1対の把手部5bとからなり、これらの把手部5a及び5bは、帯状シート2の長手方向に対し斜め形状を有し、把手部5aは、帯状シート2の幅方向を軸として把手部5bに対し線対称となっている。
また、図8(a)に示すように、本実施形態の体位変換具1の帯状シート2の患者等の身体と接触する面には、前述した1対の手掛け穴4に隣接した位置であって、この1対の手掛け穴4に対し帯状シート2の長手方向内向きに1対のポケット10が設けられている。このポケット10には、1対のポケット10が向き合う位置に夫々開口部が設けられており、この開口部から手を挿入するものである。更に、例えばこの体位変換具1の帯状シート2が、帯状シート2の幅方向に滑りやすい生地で形成されても良い。
次に、本実施形態に係る体位変換具を用いた体位変換方法について説明する。先ず、この体位変換具1のポケット10に手を挿入し、この状態でベッドのマットレス上に仰臥した患者等の首部とマットレスとの間に介護者の手を挿入して、体位変換具1の一端部の固定部3を患者等の体位変換具挿入側の反対側に露出させると共に、体位変換具1を患者等の首部の下に配置する。そして、体位変換具1を患者等の首部の下に配置した状態から、介護者がこの体位変換具1の把手部5a及び5bを掴んで、体位変換具1をベッドの長手方向の足側に向けて引っ張り、この体位変換具1を患者等の肩部の下に配置する。このとき、体位変換具1の帯状シート2が、帯状シート2の幅方向に滑りやすい生地で形成されていれば、この体位変換具1を患者等の首部から肩部まで滑らせながら容易に移動することができる。
このように、体位変換具1を患者等の肩部とマットレスとの間に敷いた後、患者等の体位変換具1挿入側の反対側に露出した体位変換具1を、露出した側の手掛け穴4に介護者の一方の手を掛けると共に介護者の他方の手を患者等の膝に添えて、体位変換具1をベッドの上方に回し、更に体位変換具1を患者等の体位変換具1挿入側に引っ張る。これにより、マットレス上に仰臥した患者等は、体位変換具1と共に患者等の体位変換具1挿入側に向かって90°回転し、側臥位になる。そして、患者等の体位変換具1挿入側の反対側に露出した体位変換具1の固定部3を、患者等の体位変換具1挿入側のベッドの側部のサイドレールに固定する。これにより、介護者が患者等を支えることなく、患者等を側臥位にしてそれを保持することができる。
以上説明したように、本実施形態における体位変換具1は、ベルト又は金具等を有していない帯状シート2であるので、既にマットレス上に横臥している患者等の身体の下にこの体位変換具1を挿入する際に障害となるものがなく、体位変換具1を患者等の身体の下に容易に挿入し、配置することができる。これにより、この体位変換具1を予めマットレスに敷いておく必要はなく、患者等のオムツ交換又は治療が必要なときに患者等の身体の下に挿入して患者等の体位変換を行うことができる。
1、1a、1b:体位変換具
2:帯状シート
3:固定部
4:手掛け穴
5a、5b:把手部
6:折り返し位置
7、8:面
9:使用方法が記載された印刷表示
10:ポケット
11:患者等
12:マットレス
13:サイドレール

Claims (9)

  1. 被介護者の身長方向の身体の一部に対応する幅を有すると共にベッドの幅以上の長さを有し、柔軟性をもつ帯状シートと、
    前記帯状シートの長手方向の両端部に前記帯状シートと一体的に設けられた柔軟性をもつシート状の固定部と、
    を有し、
    前記帯状シートは、前記被介護者の身体を幅方向にくるみ、前記固定部は、ベッドの側部に固定する部分であることを特徴とする体位変換具。
  2. 前記身体の一部は、首部、肩部、背部、腰部又は大腿部であることを特徴とする請求項1に記載の体位変換具。
  3. 前記帯状シートは、前記固定部に隣接する位置に設けられた1対の手掛穴を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の体位変換具。
  4. 前記帯状シートは、前記帯状シートの幅方向の両側縁部から外側に延びるように突出した1対の把手部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の体位変換具。
  5. 前記帯状シートは、前記被介護者の身体と接触する面の摩擦係数が、前記被介護者の身体と接触する面の裏面の摩擦係数より大きいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の体位変換具。
  6. 前記帯状シートには、前記帯状シートの使用方法が記載されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の体位変換具。
  7. 前記帯状シートは、前記固定部に隣接する位置に設けられた1対のポケットを有し、
    前記ポケットは、1対の前記ポケットが向き合う位置に夫々手を挿入するための開口部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の体位変換具。
  8. 前記請求項1乃至6のいずれか1項に記載の体位変換具を使用し、
    前記帯状シートを前記帯状シートの長手方向の所定の部位で半割して折り返し、
    折り返された前記帯状シートの内側の部分に手を挿入し、
    この状態で前記被介護者とベッドのマットレスとの間に手を挿入して、折り返した状態の前記体位変換具を前記被介護者の身体の下に配置し、
    前記被介護者の前記体位変換具挿入側の反対側から前記体位変換具の折り返し部分を取り出し、
    この取り出した側の前記体位変換具の固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側のベッドの側部に固定するか、又はこの取り出した側の反対側の前記体位変換具の固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側の反対側のベッドの側部に固定することを特徴とする体位変換方法。
  9. 前記請求項7に記載の体位変換具を使用し、
    前記帯状シートの前記ポケットに手を挿入し、
    この状態で前記被介護者とベッドのマットレスとの間に手を挿入して、前記体位変換具の一端部の固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側の反対側に露出させ、
    この露出した前記固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側のベッドの側部に固定するか、又は前記体位変換具の他端部の固定部を前記被介護者の前記体位変換具挿入側の反対側のベッドの側部に固定することを特徴とする体位変換方法。
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