JP2013214065A5 - トナー組成物及びその製造方法 - Google Patents

Claims (16)

1. 樹脂；
   必要に応じて蝋；および
   必要に応じて着色剤
   を含むトナー粒子；ならびに
   少なくとも部分的にトナー粒子表面を被膜する表面添加剤
   を含むトナー組成物であって、前記表面添加剤は、ヘキサメチルジシラザン（ＨＭＤＳ）表面処理シリカ、表面処理されていないゾル−ゲルシリカ、およびポリジメチルシロキサン（ＰＤＭＳ）表面処理シリカの混合物を含み、
   前記ＨＭＤＳ表面処理シリカ対前記ＰＤＭＳ表面処理シリカの重量比は、１：２から１：１４までの範囲内であり、
   前記表面添加剤は、３００から６００ｎｍまでの体積平均直径を有する有機スペーサーを更に含む、トナー組成物。
2. 前記ＨＭＤＳ表面処理シリカが５から５０ｎｍまでの平均粒子径を有する、請求項１に記載のトナー組成物。
3. 前記ゾル−ゲルシリカが１００から１５０ｎｍまでの平均粒子径を有する、請求項１または２に記載のトナー組成物。
4. 前記ＰＤＭＳ表面処理シリカが５から５０ｎｍまでの平均粒子径を有する、請求項１〜３のいずれか一項に記載のトナー組成物。
5. 前記ＨＭＤＳ表面処理シリカ対前記ゾル−ゲルシリカの重量比が、３：１から４：１の範囲内である、請求項１〜４のいずれか一項に記載のトナー組成物。
6. 前記ＨＭＤＳ表面処理シリカ対前記ゾル−ゲルシリカ対前記ＰＤＭＳシリカの重量比は、１：０．５：３である、請求項１〜５のいずれか一項に記載のトナー組成物。
7. 前記ＨＭＤＳ表面処理シリカと前記ゾル−ゲルシリカと前記ＰＤＭＳシリカとの前記混合物は、前記トナー組成物中に、前記トナー組成物の総重量に基づいて３．０から５．０重量％までの量で存在する、請求項１〜６のいずれか一項に記載のトナー組成物。
8. 前記トナー組成物が、直鎖炭素との組合せで分枝鎖炭素を有する変性パラフィン蝋を含む、請求項１〜７のいずれか一項に記載のトナー組成物。
9. 前記トナー粒子が、０．９４０から０．９９９までの真円度を有する、請求項１〜８のいずれか一項に記載のトナー組成物。
10. 前記トナー粒子が、３から１５μｍまでの体積平均直径を有する、請求項１〜９のいずれか一項に記載のトナー組成物。
11. トナー組成物を製造する方法であって、前記方法は、以下：
    樹脂含有エマルジョン；
    必要に応じて蝋；
    必要に応じて着色剤；
    必要に応じて界面活性剤；
    必要に応じて凝集剤；
    必要に応じてキレート剤；および
    １種以上の必要に応じた添加剤
    を共に混合することによって、スラリーを形成すること；
    前記スラリーを加熱し、前記スラリー内に凝集粒子を形成すること；
    ｐＨを調整することにより、前記粒子の凝集を凍結すること；
    前記スラリー中の前記凝集粒子を加熱し、前記粒子をトナー粒子に合体させること；
    前記トナー粒子を洗浄しそして乾燥させること；ならびに
    前記トナー粒子を、ヘキサメチルジシラザン（ＨＭＤＳ）表面処理シリカ、表面処理されていないゾル−ゲルシリカ、およびポリジメチルシロキサン（ＰＤＭＳ）表面処理シリカの混合物を含む表面添加剤で被膜すること
    を含み、
    前記ＨＭＤＳ表面処理シリカ対前記ＰＤＭＳ表面処理シリカの重量比は、１：２から１：１４までの範囲内であり、
    前記表面添加剤は、３００から６００ｎｍまでの体積平均直径を有する有機スペーサーを更に含む、方法。
12. 前記ＨＭＤＳ表面処理シリカは、５から５０ｎｍまでの平均粒子径を有し、そして前記ゾル−ゲルシリカは、１００から１５０ｎｍまでの平均粒子径を有する、請求項１１に記載の方法。
13. 前記ＨＭＤＳ表面処理シリカ対前記ゾル−ゲルシリカの重量比が、３：１から４：１の範囲内である、請求項１１または１２に記載の方法。
14. 前記ＨＭＤＳ表面処理シリカ対前記ゾル−ゲルシリカ対前記ＰＤＭＳ表面処理シリカの重量比は、１．０：０．５：３．０である、請求項１１〜１３のいずれか一項に記載の方法。
15. 前記ＨＭＤＳ表面処理シリカと前記ゾル−ゲルシリカと前記ＰＤＭＳ表面処理シリカとの前記混合物は、前記トナー組成物中に、前記トナー組成物の総重量に基づいて３．０から５．０重量％までの量で存在する、請求項１４に記載の方法。
16. 前記ＨＭＤＳ表面処理シリカと前記ゾル−ゲルシリカと前記ＰＤＭＳ表面処理シリカと前記有機スペーサーとの混合物は、前記トナー組成物中に、前記トナー組成物の総重量に基づいて３．８から５．８重量％までの量で存在する、請求項１１〜１５のいずれか一項に記載の方法。