JP2013211691A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラー画像データを、ユーザーが意図する状態でモノクロ印刷することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】操作部7は、カラー画像データのサムネイルがカラー表示されるサムネイル表示領域74と、調整値設定ボタン75とがレイアウトされているモノクロ変換情報登録画面73を表示部71に表示させ、カラー画像データ内のカラーの特定を受け付けると共に、指定されたカラーの調整値の設定入力を受け付け、制御部8は、特定されたカラーの色成分の組み合わせと設定入力された調整値とをモノクロ変換情報として登録してモノクロ変換情報格納部202に格納させ、モノクロ変換部201は、カラー画像データからモノクロ画像データへのモノクロ変換に際し、色成分の組み合わせがモノクロ変換情報に登録されている場合には、モノクロ変換後の輝度を調整値によって調整する。
【選択図】図2

Description

本発明は、カラー画像データをモノクロ画像データに変換し、モノクロで印刷を行う画像形成装置に関する。
モノクロ複写機やカラー複写機等の画像形成装置において、カラー画像データをモノクロ画像データに変換し、モノクロで印刷を行う場合には、赤色や青色等のカラーは、グレーの濃淡に変換されて印刷される。従って、赤色や青色等のカラーを強調の意味合いで使用している原稿をモノクロで印刷すると、赤色や青色等のカラーで表現された色文字が強調されたものであるかどうか分からなくなってしまうことがある。そこで、色文字の部分を認識し、色文字の形状を斜体や太文字に変更したり、フォント種やサイズ変更を行ったりすることで、カラー画像データをモノクロで印刷しても色文字部分を強調させることができる画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−28181号公報
しかしながら、カラー原稿において赤色や青色等のカラーは、強調文字のみでなく、様々な意味合いで使用されており、使用されるカラーや濃度も様々である。従って、カラー画像データをモノクロ印刷する際に、色部分を強調させて印刷すると、ユーザーが意図しないモノクロ画像になってしまうことがあるという問題点があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カラー画像データを、ユーザーが意図する状態でモノクロ印刷することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、各画素がRGBの色成分からなるカラー画像データを各画素が輝度成分からなるモノクロ画像データにモノクロ変換して、モノクロ印刷する画像形成装置であって、前記カラー画像データをカラー表示させ、前記カラー画像データ内のカラーの特定を受け付けると共に、指定されたカラーの調整値の設定入力を受け付ける操作手段と、特定されたカラーの色成分の組み合わせと設定入力された前記調整値とをモノクロ変換情報として登録する制御手段と、前記カラー画像データから前記モノクロ画像データへのモノクロ変換に際し、色成分の組み合わせが前記モノクロ変換情報に登録されている場合には、モノクロ変換後の輝度を前記調整値によって調整するモノクロ変換手段とを具備することを特微とする。
さらに、本発明の画像形成装置は、前記操作手段は、前記カラー画像データをサムネイル表示させ、サムネイル表示において指定された範囲内で一番多く占めているカラーの特定を受け付けても良い。
さらに、本発明の画像形成装置は、色成分が異なる複数のカラーパッチが配置されたパターンカラー画像データを記憶しておき、前記操作手段は、前記パターンカラー画像データをカラー表示させ、前記パターンカラー画像データ内のカラーの指定を受け付けても良い。
本発明によれば、特定されたカラーの色成分の組み合わせと設定入力された調整値とをモノクロ変換情報として登録し、色成分の組み合わせがモノクロ変換情報に登録されている場合には、モノクロ変換後の輝度を調整値によって調整することにより、カラー画像データをモノクロ変換したモノクロ画像データの輝度をカラーに応じてユーザーが所望の値に調整することができるため、カラー画像データを、ユーザーが意図する状態でモノクロ印刷することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態の内部構成を示す概略模式断面図である。 図1に示す画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 図2に示すモノクロ変換情報格納部に格納されるモノクロ変換情報例を示す図である。 図3に示すモノクロ変換情報におけるRGBの分類例を示す図である。 カラー画像データ例とモノクロ変換されて印刷された印刷イメージ例とを示す図である。 図1に示す操作部の表示部に表示されるモノクロ変換情報登録画面例を示す図である。 パターンカラー画像データ例とモノクロ変換されて印刷されたパターン印刷イメージ例とを示す図である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態の画像形成装置100は、図1を参照すると、本体部1に4つの画像形成部10a、10b、10c及び10dが配設されたカラー複写機であり、原稿読取部5と、原稿給送部6と、操作部7とを備えている。原稿読取部5は、本体部1の上部に配設され、原稿給送部6は、原稿読取部5の上部に配設されている。また、操作部7は、画像形成装置100の手前側に配設されている。
操作部7には、表示部71、テンキー72が設けられている。ユーザーは操作部7を操作して指示を入力することで、画像形成装置100の各種の設定をし、画像形成等の各種機能を実行させる。表示部71は、画像形成装置100の状態、画像形成状況や印刷部数を表示する液晶表示パネル等の表示手段であり、液晶表示パネルの表面に透明の感圧センサーが設けられたタッチパネルとして、モノクロ印刷、両面印刷等の各種指示や、倍率設定、濃度設定等の各種設定を行えるようになっている。また、表示部71は、カラー表示に対応しており、カラー画像データがサムネイルとしてカラー表示される。その他、操作部7には、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置100の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン等が設けられている。
原稿読取部5は、スキャナー51と、プラテンガラス52と、原稿読取スリット53とを備える。スキャナー51は、露光ランプ及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等から構成され、原稿給送部6による原稿の搬送方向に移動可能に構成されている。また、スキャナー51は、各画素がR(赤)、G(緑)、B(青)の色成分からなるカラー画像データとして原稿を読み取り、各色成分は、それぞれ0〜255の256階調をとるものとする。プラテンガラス52は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット53は、原稿給送部6による原稿の搬送方向と直交する方向に形成されたスリットを有する。
プラテンガラス52に載置された原稿を読み取る場合には、スキャナー51は、プラテンガラス52に対向する位置に移動され、プラテンガラス52に載置された原稿を走査しながら原稿を読み取ってカラー画像データを取得し、取得したカラー画像データを本体部1に出力する。また、原稿給送部6により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー51は、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介し、原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取ってカラー画像データを取得し、取得したカラー画像データを本体部1に出力する。
原稿給送部6は、原稿載置部61と、原稿排出部62と、原稿搬送機構63とを備えている。原稿載置部61に載置された原稿は、原稿搬送機構63によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部62に排出される。なお、原稿給送部6は、可倒式に構成され、原稿給送部6を上方に持ち上げることで、プラテンガラス52の上面を開放させることができる。
本体部1には、異なる4色C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のカラー画像データにそれぞれ対応する4つの画像形成部10a、10b、10c及び10dが配設されている。また、中間転写ベルト20が4つの画像形成部10a、10b、10c及び10dに隣接して設けられている。4つの画像形成部10a、10b、10c及び10dには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム11a、11b、11c及び11dがそれぞれ配設されている。感光体ドラム11a、11b、11c及び11d上に形成されたトナー像は、感光体ドラム11a、11b、11c及び11dに当接しながら移動する中間転写ベルト20上に順次転写される。中間転写ベルト20上に順次転写されたトナー像は、二次転写ローラー17において記録紙P上に一度に転写される。記録紙Pは、本体部1下部の用紙カセット30内に収容されており、給紙ローラー31及びレジストローラー対32を介して二次転写ローラー17へと搬送される。記録紙P上に転写されたトナー像は、定着装置18において記録紙Pに定着され、印刷が施された記録紙Pが排出ローラー33によって装置本体から排出トレイ34に排出される。
4つの画像形成部10a、10b、10c及び10dにそれぞれ回転自在に配設されている感光体ドラム11a、11b、11c及び11dの周囲には、感光体ドラム11a、11b、11c及び11dをそれぞれ帯電させる帯電装置12a、12b、12c及び12dと、感光体ドラム11a、11b、11c及び11dにそれぞれ画像情報を露光する露光ユニット13と、感光体ドラム11a、11b、11c及び11d上にそれぞれトナー像を形成する現像装置14a、14b、14c及び14dと、感光体ドラム11a、11b、11c及び11d上のトナー像をそれぞれ中間転写ベルト20に転写される一次転写ローラー15a、15b、15c及び15dと、感光体ドラム11a、11b、11c及び11d上に残留した現像剤(トナー)を除去するクリーニング装置16a、16b、16c及び16dとが設けられている。
図2には、本実施の形態の画像形成装置100の概略構成を示すブロック図が示されている。画像形成装置100は、通信部81と、記憶部82と、画像処理部200とに接続された制御部8が備えている。制御部8は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには画像形成装置100の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部8は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部7から入力された所定の指示情報に応じて 各構成要素(原稿読取部5、原稿給送部6、本体部1の画像形成部10a、10b、10c及び10d、中間転写ベルト20、定着装置18等)を制御して一連の画像形成動作を実現する。
通信部81は、LAN等のネットワーク83を介して、パーソナルコンピュータ等の周辺機器84や、他の画像形成装置100aとの間で各種データを送受信する機能を有する。
記憶部82は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部5によって読み取られたり、通信部81によって受信したりしたカラー画像データが蓄積される記憶手段である。
画像処理部200は、カラー画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理が行われると共に、フルカラー印刷を行う場合には、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分からなるカラー画像データを、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の色成分からなるCMY表色系に色空間変換する。このCMY表色系に変換したカラー画像データは、それぞれ対応する4つの画像形成部10a、10b、10c及び10dにより画像形成される。また、画像処理部200は、モノクロ変換部201と、モノクロ変換情報格納部202とを備えている。
モノクロ変換部201は、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分からなるカラー画像データの各画素に対して、例えば輝度Y=0.299*R+0.587*G+0.114*B(式1)の演算を施して、各画素が輝度Yで表されるモノクロ画像データに変換する。なお、上記(式1)において、Rは赤成分の階調、Gは緑成分の階調、Bは青成分の階調をそれぞれ示している。各画素が輝度成分からなるモノクロ画像データへのモノクロ変換は、操作部7によってモノクロ印刷が指示された場合に実行され、モノクロ画像データは、K(ブラック)に対応する画像形成部10dにより画像形成される。
また、モノクロ変換部201は、モノクロ変換情報格納部202に格納されたモノクロ変換情報に基づいて、上記演算式で演算した輝度Yの調整を行う。モノクロ変換情報格納部202に格納されたモノクロ変換情報は、図3(a)に示すように、R(赤)、G(緑)、B(青)の組み合わせと、その組み合わせにおける調整値とが設定されている。本実施の形態では、図4に示すように、R(赤)の階調を32階調ずつR1〜R8の8段階に、G(緑)の階調を32階調ずつG1〜G8の8段階に、B(青)の階調を32階調ずつB1〜B8の8段階にそれぞれ分類される。従って、R(赤)、G(緑)、B(青)の組み合わせは8通りが存在し、その内のユーザーによって登録された組み合わせがモノクロ変換情報として設定される。また、調整値は、輝度Yを増減する段階数が示されている。なお、調整値における1段階当たりの輝度Yの増減値は予め設定されている。また、調整値として、輝度Yの増減値をそのまま用いても良く、輝度Yを増減する割合を示すようにしても良い。
モノクロ変換部201は、カラー画像データの各画素に対して、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の組み合わせが、モノクロ変換情報格納部202に格納されたモノクロ変換情報に設定されているか否かを判断し、組み合わせがモノクロ変換情報に設定されている場合には、上記(式1)によって演算した輝度Yを調整値によって調整する。例えば、1段階当たりの輝度Yの増減値が「10」であるとすると、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の組み合わせが図3(a)に示す(R8、G1、B1)であり、上記(式1)によって輝度Y=168である場合には、輝度Yが1段階減少されて158に調整される。これにより、図3(a)に示す(R8、G1、B1)に対応する画素は、輝度が減少されて印字される濃度が濃くなる。
次に、モノクロ変換情報格納部202に格納されるモノクロ変換情報の登録動作について図5及び図6を参照して詳細に説明する。
図5(a)には、原稿読取部5によって読み取られたり、通信部81によって受信したりして記憶部82に記憶されたカラー画像データが、図5(b)には、図5(a)に示すカラー画像データが画像処理部200のモノクロ変換部201によってモノクロ変換されて印刷された印刷イメージがそれぞれ示されている。図5(b)に示す印刷イメージに見たユーザーが、特定のカラーの濃度を濃すぎたり淡すぎたり感じた場合に、モノクロ変換情報の登録を行う。以下、図5(b)に示す印刷イメージにおいて、「薄緑」の箇所をユーザーが淡すぎと感じた場合について説明する。
まず、ユーザーは、操作部7を操作することで、印刷に用いたカラー画像データを特定して、モノクロ変換情報登録の指示入力を行う。操作部7においてモノクロ変換情報登録の指示入力が行われると、制御部8は、印刷に用いたカラー画像データのサムネイルを生成し、図6に示すようなモノクロ変更情報登録画面73を操作部7の表示部71に表示させる。モノクロ変更情報登録画面73には、印刷に用いたカラー画像データのサムネイルがカラー表示されるサムネイル表示領域74と、調整値設定ボタン75とがレイアウトされている。なお、本実施の形態では、印刷に用いたカラー画像データは、印刷後すぐに消去することなく、履歴データとして一定数もしくは一定時間、記憶部82に記憶されているものとする。
次に、ユーザーは、サムネイル表示領域74において、濃度を調整したいカラーを図6に点線で示すように範囲指定し、調整値設定ボタン75を操作する。本例では、「薄緑」の箇所を淡すぎと感じているため、調整値設定ボタン75の「濃く」を操作する。調整値設定ボタン75が操作されると、制御部8は、まず、サムネイル表示領域74で指定された範囲に含まれるカラー(下地を除く)の色成分を特定する。なお、指定された範囲内に複数色のカラーが含まれている場合には、指定された範囲内で下地を除いて一番多く占めているカラーの色成分が特定される。次に、制御部8は、特定したカラーの色成分の組み合わせと、調整値設定ボタン75が操作された調整値とをモノクロ変換情報格納部202に格納されているモノクロ変換情報に登録する。例えば、特定したカラーの色成分の組み合わせが(R8、G1、B3)で、調整値設定ボタン75の「濃く」が操作された場合には、図3(b)に矢印で記すように、色成分の組み合わせ(R8、G1、B3)に対応する調整値(−1)が新たに登録される。調整値(−1)は、輝度Yを1段階調整させることを意味し、色成分が組み合わせ(R8、G1、B3)に対応する画素は、結果として濃度が1段階濃く印刷されることになる。なお、既に色成分の組み合わせがモノクロ変換情報に登録されている場合には、調整値が調整値設定ボタン75の操作に応じて修正される。また、モノクロ変更情報登録画面73において、調整する増減値を直接入力するようにしても良く、増減する割合を入力するようにしても良い。
本実施の形態では、印刷に用いたカラー画像データを用いて、モノクロ変更情報を随時登録するように構成したが、図7(a)に示すようなパターンカラー画像データを記憶部82に記憶させておき、このパターンカラー画像データを用いてモノクロ変更情報をまとめて登録するように構成しても良い。
図7(a)に示すパターンカラー画像データには、色成分の組み合わせが異なる複数のカラーパッチが配置されていると共に、当該カラーパッチに対応してチェックボックスがそれぞれ配置されている。モノクロ変更情報の登録に際し、ユーザーは、パターンカラー画像データをモノクロ印刷させる。図7(b)には、パターンカラー画像データが画像処理部200のモノクロ変換部201によってモノクロ変換されて印刷されたパターン印刷イメージが示されている。なお、パターンカラー画像データに配置されるカラーパッチは、色成分の全ての組み合わせである必要はなく、印刷すると濃すぎたり淡すぎたりする可能性のあるカラーを選択して配置すると良い。
以下、図6に示すモノクロ変更情報登録画面73を用い、サムネイル表示領域74において濃淡を調整したいカラーパッチを指定し、調整値設定ボタン75を操作してモノクロ変更情報を登録することができる。なお、サムネイル表示領域74においてカラーパッチを複数指定できるように構成し、調整値設定ボタン75の操作によって一括してモノクロ変更情報を登録できるようにすると効率的である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、操作部7は、カラー画像データのサムネイルがカラー表示されるサムネイル表示領域74と、調整値設定ボタン75とがレイアウトされているモノクロ変換情報登録画面73を表示部71に表示させ、カラー画像データ内のカラーの特定を受け付けると共に、指定されたカラーの調整値の設定入力を受け付け、制御部8は、特定されたカラーの色成分の組み合わせと設定入力された調整値とをモノクロ変換情報として登録してモノクロ変換情報格納部202に格納させ、モノクロ変換部201は、カラー画像データからモノクロ画像データへのモノクロ変換に際し、色成分の組み合わせがモノクロ変換情報に登録されている場合には、モノクロ変換後の輝度を調整値によって調整するように構成されている。この構成により、カラー画像データをモノクロ変換したモノクロ画像データの輝度をカラーに応じてユーザーが所望の値に調整することができるため、カラー画像データを、ユーザーが意図する状態でモノクロ印刷することができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、操作部7は、サムネイル表示領域74において指定された範囲内で一番多く占めているカラーの特定を受け付けるように構成されている。この構成により、ユーザーは、サムネイル表示領域74において特定したいカラーを簡単に範囲指定することができる。
さらに、本実施の形態によれば、記憶部82に色成分が異なる複数のカラーパッチが配置されたパターンカラー画像データを記憶しておき、操作部7は、サムネイル表示領域74にパターンカラー画像データをカラー表示させ、パターンカラー画像データ内のカラーの指定を受け付けるように構成されている。事前にモノクロ変換情報の登録を行うことができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
1 本体部
5 原稿読取部
6 原稿給送部
7 操作部
8 制御部
10a、10b、10c、10d 画像形成部
11a、11b、11c、11d 感光体ドラム
12a、12b、12c、12d 帯電装置
13 露光ユニット
14a、14b、14c、14d 現像装置
15a、15b、15c、15d 一次転写ローラー
16a、16b、16c、16d クリーニング装置
17 二次転写ローラー
18 定着装置
20 中間転写ベルト
30 用紙カセット
31 給紙ローラー
32 レジストローラー
33 排出ローラー
34 排出トレイ
51 スキャナー
52 プラテンガラス
53 原稿読取スリット
61 原稿載置部
62 原稿排出部
63 原稿搬送機構
71 表示部
72 テンキー
73 モノクロ変更情報登録画面
74 サムネイル表示領域
75 調整値設定ボタン
81 通信部
82 記憶部
83 ネットワーク
84 周辺機器
100 画像形成装置
100a 画像形成装置
200 画像処理部
201 モノクロ変換部
202 モノクロ変換情報格納部

Claims (3)

  1. 各画素がRGBの色成分からなるカラー画像データを各画素が輝度成分からなるモノクロ画像データにモノクロ変換して、モノクロ印刷する画像形成装置であって、
    前記カラー画像データをカラー表示させ、前記カラー画像データ内のカラーの特定を受け付けると共に、指定されたカラーの調整値の設定入力を受け付ける操作手段と、
    特定されたカラーの色成分の組み合わせと設定入力された前記調整値とをモノクロ変換情報として登録する制御手段と、
    前記カラー画像データから前記モノクロ画像データへのモノクロ変換に際し、色成分の組み合わせが前記モノクロ変換情報に登録されている場合には、モノクロ変換後の輝度を前記調整値によって調整するモノクロ変換手段とを具備することを特微とする画像形成装置。
  2. 前記操作手段は、前記カラー画像データをサムネイル表示させ、
    サムネイル表示において指定された範囲内で一番多く占めているカラーの特定を受け付けることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 色成分が異なる複数のカラーパッチが配置されたパターンカラー画像データを記憶しておき、
    前記操作手段は、前記パターンカラー画像データをカラー表示させ、前記パターンカラー画像データ内のカラーの特定を受け付けることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019054357A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 シャープ株式会社 画像処理装置、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法

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