JP2013210494A - 光拡散フィルム、偏光板、及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入光面の法線方向に略平行に入射した光を拡散して透過する回折構造(11a)を有する回折構造体(11)と、回折構造体により光が拡散する側に配置され、透光性を有する媒体であるバインダー(12a)中に、光を散乱する粒子である光散乱粒子(12b)が分散された光散乱層(12、22)と、を備え、光散乱粒子の屈折率が1.40以上1.65未満であり、バインダーと光散乱粒子との屈折率差が0.05以上0.30未満である。
【選択図】図1
Description
液晶層はその性質上、該液晶層の法線方向からの入射光(光源光)に対しては、透過光のコントラスト、及び効率(透過率)は優れている。しかしながら、当該法線方向に対して斜めからの入射光(光源光)については位相がずれ、偏光がずれるので、これを遮断する必要があり、その分、面光源装置からの光の利用効率が低下する。また、このような斜めからの入射光に対する位相のずれを補償するために位相差フィルムを配置することもある。
また、回折構造11aを有する層は、生産性の観点から、硬化前にホログラム形状とし、何らかの手段でこれを硬化させることで形状を固定できる材料であることが好ましい。例えば、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート系化合物、不飽和ポリエステル系化合物、メラミン系化合物、エポキシ系化合物等からなるラジカル重合性プレポリマー、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等のラジカル重合性不飽和単量体等の中から選択した1種乃至2種以上からなる組成物からなる電離放射線硬化性樹脂を挙げることができる。ここで「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート又メタクリレートを意味する。
硬化に用いる電離放射線としては、紫外線、X線、可視光線等の電磁波、又はは電子線、イオン線等の荷電粒子線が用いられる。特に、電離放射線として紫外線を採用する場合、該電離放射線硬化性樹脂は紫外線硬化性樹脂と呼ばれる。
その他、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、スチレン樹脂等の熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化性ウレタン樹脂、熱硬化性ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることもできる。
また回折構造11aを有する層は光散乱層12より高い屈折率の材料で構成されている。
ここで、回折構造11aを有する層と、バインダー12aとの屈折率差は特に限定されることはないが、0.1以上であることが好ましい。
その他、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、スチレン樹脂等の熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化性ウレタン樹脂、熱硬化性ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることもできる。
ここで、平均粒径が0.5μmより小さいと内部拡散効果が少なくなり、虹ムラ防止や視野角拡大に寄与しなくなる。一方、平均粒径が10μmより大きくなると、バインダーの通常の膜厚(10μm程度)では該膜内で均一に分散することが困難となる。
また、バインダーと前記光散乱粒子との屈折率差は0.05以上0.30未満であることが好ましい。屈折率差が0.05より小さいと十分な光散乱作用を得ることができず、虹ムラを抑制することが困難になる。一方、屈折率差が0.3以上となると、光散乱作用が強くなりすぎ、明るさやコントラスト比に不具合を生じる虞がある。
従って液晶表示装置100では、観察者が画面を見る際には正面、水平面内、垂直面内の視野角で映像や画像を観察することができればよく、観察者にとって重要でない斜め方向面内の視野角に対して映像光の透過を抑制することができる。従って、不要な光の透過を抑制することができるので、光源からの光の利用効率を向上させることができる。また、回折を利用することにより光を拡散させるので、光散乱粒子等の屈折を利用する視野角拡大部材の場合に問題となっていた外光の後方散乱に起因するコントラスト低下、及び像の鮮明度が低下するいわゆる像ボケを防止することができる。
一方、図5に示した例では、水平面内視野角及び垂直面内視野角において上記第一の例よりも広い角度範囲で輝度が高くなる例である。より具体的には、0次光により正面で輝度が高いことに加え、1次光により水平面内及び垂直面内の±30°〜±70°の範囲で輝度が高くなる。
このように第二の例では、水平面内及び垂直面内においてより広い範囲で光を拡散するホログラム形状が形成され、液晶表示装置に適用した場合にはこれに応じた広い視野角を得ることが可能となる。
このような光拡散特性を有するホログラム形状(回折構造)によれば、0次光と1次光との連続性を向上させることができる。従って液晶表示装置にこれを適用する場合には、正面から水平面内、及び正面から垂直面内に向けて連続的に映像を観察可能となる。
図7及び上記説明では水平面内視野角についてのみ説明したが、垂直面内視野角についても同様である。
ここで、計算機ホログラムの具体的形状を得るに際しては、上記説明した図3、図4、図5、図6等のような角度分布をもとに振幅分布を作成して計算することにより算出することができる。
過程S2で、その初期化した値に所定のフーリエ変換を施し、AIMG、φIMGを得る。
過程S3で、AIMGが所定の領域内でほぼ一定値になり、その所定領域外でほぼ0になったと判断された場合は、過程S1で初期化したAHOLDとφHOLDが所望の計算機ホログラムとなる。
次に過程S5で束縛条件が付与された後の条件で所定の逆フーリエ変換が施される。
逆フーリエ変換で得られたホログラム面での値は、過程S6で束縛条件が付与され、AHOLDは1に、φHOLDは多値化(元の関数をデジタルな階段状の関数に近似(量子化))される。ただし、φHOLDが連続的な値を持ってもよい場合は、この多値化は必ずしも必要ない。
このレジスト層に対し、パターン露光を行なうが、パターン露光は、板状のパターン、レーザー描画装置によるレーザービームの走査、又は電子線描画装置による電子線の走査によりおこなうことができる。
この露光によりレジスト樹脂が硬化した易溶化部分と、未露光部分と、が形成されるので、現像液を噴霧して行なうスプレー現像等によって、溶剤現像して易溶化部分を除去し、レジストパターンを形成する。
回折構造体11は、第一実施形態で説明した回折構造体11と同様なので、ここでは説明を省略する。
図10では紙面上が観察者側となる。
PVA層103は、PVA(ポリヴィニルアルコール)の層にヨウ素を含浸した上で延伸してなる物であり、液晶層106に積層され、入射した光を直交する二つの偏光成分(例えば、P波およびS波等)に分解し、一方の方向(透過軸と平行な方向)の偏光成分(例えば、P波)を透過させ、当該一方の方向に直交する他方の方向(吸収軸と平行な方向)の偏光成分(例えば、S波)を吸収する機能を有する層であり、実質的に偏光作用を発現する偏光板本体(いわゆる「偏光子」)に相当する。当該PVA層103は公知のものを適用することができる。
光拡散フィルム10は、PVA層103に積層される上記第一実施形態で説明したものであり、入射した光を拡散して透過する機能を有している。
AR層104は、光拡散フィルム10に積層されて液晶パネル101の最も観察者側に配置される層であり、光の反射を防止する機能を有する。これにより、液晶パネル101の表面へのいわゆる写り込みを防止することができる。このようなAR層は公知のものを用いることができる。
面光源装置110は、液晶パネル101のうち、観察者側とは反対側に配置され、液晶パネル101に面状の光を出射する照明装置である。図10〜図12からわかるように、面光源装置110は、エッジライト型の面光源装置として構成され、導光板111と、光源115と、光学シート120と、反射シート125と、を有している。
条件A:主切断面三角形形状の頂角以外の角、すなわち、主切断面三角形形状の基部112上に位置する底角の角度θ1、θ2が、25°以上45°以下である。
条件B:単位光学要素113aの底辺の長さWaに対する、単位光学要素113aの高さHaの比(Ha/Wa)が、0.2以上0.5以下である。
条件Aおよび条件Bの少なくとも一方が満たされる場合、後述するように、導光板111から出光する光のうち、単位光学要素113aが配列される方向(図12の紙面左右方向)に沿った成分について極めて効果的に集光作用が及ぼされる。
一方、基部112の厚さは、0.5mm〜6mmとすることができる。
条件A:主切断面三角形形状の頂角以外の角、すなわち、主切断面三角形形状の基部112上に位置する底角の角度θ1、θ2が、25°以上45°以下である。
条件B:単位光学要素113aの幅Waに対する、単位光学要素113aの基部高さHaの比(Ha/Wa)が、0.2以上0.5以下である。
さらに、光拡散フィルム10のホログラム形状11a(回折構造11a)を計算機ホログラムとすれば、光の拡散範囲等を所望のものに調整することができる。
実施例1では、上記した第一実施形態で示した光拡散フィルム10を適用し、図10に示された層構成を有するエッジライト型の液晶表示装置を作製した。ここで光拡散フィルム10に関しては以下のように作製した。
TAC基材(富士フィルム株式会社製、フジタックTD−80UL)に紫外線硬化型樹脂(SSCP社製、DAN563、屈折率1.58)を用いて上述したホログラムの型の賦型により回折構造をもつ層を形成し、その賦型面上にアクリル系の粘着剤(綜研化学株式会社製、光学用SKダイン特注品、屈折率1.52)に平均粒径3μmのシリコン粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、トスパール130、 屈折率1.42)を30質量部分散させた塗膜をホログラムの凹凸形状に隙間なく埋まり込むように形成した。さらにその粘着剤上にTACフィルムをラミネートすることにより光拡散フィルム10を作製した。
実施例2では、上記した第二実施形態で示した光拡散フィルム20を適用し、図10に示された層構成を有するエッジライト型の液晶表示装置を作製した。ここで光拡散フィルム20に関しては以下のように作製した。
TAC基材(富士フィルム株式会社製、フジタックTD−80UL)に紫外線硬化型樹脂(SSCP社製、DAN563、屈折率1.58)を用いて上述したホログラムの型の賦型により回折構造をもつ層を形成し、その賦型面上にアクリル系の粘着剤(綜研化学株式会社製、光学用SKダイン特注品、屈折率1.52)をホログラムの凹凸形状に隙間なく埋まり込むように形成する。一方、TAC基材上に紫外線硬化型アクリル樹脂(日本化薬株式会社製、KAYARAD PET30、屈折率1.52)の塗液に平均粒径3μmのシリコン粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製トスパール130、屈折率1.42)を30質量部分散させて塗布後、紫外線を照射して塗膜を形成する。このTAC基材フィルムの塗膜面を前述した粘着剤層とラミネートすることにより光拡散フィルム20を作製した。
実施例3では、上記実施例2のシリコン粒子を平均粒径1μmのシリコン粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、トスパール110、屈折率1.42)に変更して光拡散フィルム20を作製した。
実施例4では、上記実施例2のシリコン粒子を平均粒径3μmのスチレン−アクリル粒子(株式会社日本触媒製、エポスター特注品、屈折率1.61)に変更して光拡散フィルム20を作製した。
実施例5では、図10に示された層構成を有するエッジライト型の液晶表示装置を作製した。ここで光拡散フィルムに関しては以下のように作製した。
TAC基材(富士フィルム株式会社製、フジタックTD−80UL)に紫外線硬化型樹脂(SSCP社製、DAN563、屈折率1.58)を用いて上述したホログラムの型の賦型により回折構造をもつ層を形成し、その賦型面上にアクリル系の粘着剤(綜研化学株式会社製、光学用SKダイン特注品、屈折率1.52)をホログラムの凹凸形状に隙間なく埋まり込むように形成した。一方、TAC基材上にジルコニア微粒子を紫外線硬化型アクリル樹脂に分散した塗液(JSR株式会社製、特注品、屈折率1.60)に平均粒径3μmのポリメタクリル酸メチル系粒子(株式会社日本触媒製、エポスターMA、屈折率1.51)を30質量部分散させて塗布後、紫外線を照射して塗膜を形成した。このTAC基材フィルムの塗膜面を前述した粘着剤層とラミネートすることにより光拡散フィルム20を作製した。
実施例6では、図10に示された構成を有するエッジライト型の液晶表示装置を作製した。ここで光拡散フィルムに関しては以下のように作製した。
TAC基材(富士フィルム株式会社製、フジタックTD−80UL)に紫外線硬化型樹脂(SSCP社製、DAN563、屈折率1.58)を用いて上述したホログラムの型の賦型により回折構造をもつ層を形成し、その賦型面上にアクリル系の粘着剤(綜研化学株式会社製、光学用SKダイン特注品、屈折率1.52)をホログラムの凹凸形状に隙間なく埋まり込むように形成した。一方、TAC基材上にジルコニア微粒子を紫外線硬化型アクリル樹脂に分散した塗液(JSR株式会社製、特注品、屈折率1.60)に平均粒径3μmのシリコン粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、トスパール130、屈折率1.42)を30質量部分散させて塗布後、紫外線を照射して塗膜を形成した。このTAC基材フィルムの塗膜面を前述した粘着剤層とラミネートすることにより光拡散フィルム20を作製した。
比較例1では、上記した第一実施形態で示した光拡散フィルム10の光散乱層から光散乱粒子を除外した光拡散フィルムを適用した液晶表示装置を作製した。光散乱粒子を除外した光拡散フィルムに関しては以下のように作製した。
TAC基材に紫外線硬化型樹脂(屈折率1.58)を用いて上述したホログラムの型の賦型により回折構造を有する層を形成し、その賦型面上にアクリル系の粘着剤(屈折率1.52)の塗膜をホログラムの凹凸形状に隙間なく埋まり込むように形成した。さらにその粘着剤上にTACフィルムをラミネートすることにより光拡散フィルムを作製した。
比較例2では、光散乱粒子とバインダーとの屈折率差が0.04である光拡散フィルムを作製した。図10に示された構成を有するエッジライト型の液晶表示装置を作製し、光拡散フィルムに関しては以下のように作製した。
TAC基材に紫外線硬化型樹脂(屈折率1.58)を用いて上述したホログラムの型の賦型により回折構造をもつ層を形成し、その賦型面上にアクリル系の粘着剤(屈折率1.52)をホログラムの凹凸形状に隙間なく埋まり込むように形成した。一方、TAC基材上にシリカ粒子を分散させた紫外線硬化型のアクリル樹脂(JSR株式会社製、特注品、屈折率1.46)の塗液にシリコン粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、トスパール130、屈折率1.42)を30質量部分散させて塗布後、紫外線を照射して塗膜を形成した。このTAC基材フィルムの塗膜面を前述した粘着剤層表面とラミネートすることにより光拡散フィルムを作製した。
比較例3では、光散乱粒子とバインダーとの屈折率差が0.33である光拡散フィルムを作製した。図10に示された構成を有するエッジライト型の液晶表示装置を作製し、光拡散フィルムに関しては以下のように作製した。
TAC基材に紫外線硬化型樹脂(屈折率1.58)を用いて上述したホログラムの型の賦型により回折構造をもつ層を形成し、その賦型面上にアクリル系の粘着剤(屈折率1.52)をホログラムの凹凸形状に隙間なく埋まり込むように形成した。一方、TAC基材上にZrO2微粒子を分散させた紫外線硬化型アクリル樹脂(JSR株式会社製、特注品、屈折率1.75)の塗液にシリコン粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、トスパール130、屈折率1.42)を30質量部分散させて塗布後、紫外線を照射して塗膜を形成した。このTAC基材フィルムの塗膜面を前述した粘着剤層とラミネートすることにより光拡散フィルムを作製した。
上記実施例1〜実施例6、及び比較例1〜比較例3の液晶表示装置に対して、明るさ、虹ムラ、視野角、コントラスト比をそれぞれ評価し、これらを総合して総合評価をした。
それぞれについては次のように評価をおこなった。
明るさは、液晶表示装置を白表示し、出光面側から目視観察したときの明るさ(正面輝度)を相対的に評価した。比較例1を○とし、それよりやや暗いと感じられる順に△、×とした。
虹ムラは、液晶表示装置を白表示および黒表示し、出光面側から目視観察したときの面内の色のムラを相対的に評価した。目視で認識されない場合を○、認識される場合を×とする。
視野角は、液晶表示装置を白表示し、出光面側斜め45度から目視観察したときの明るさを相対的に評価した。比較例1を○とし、それより明るいと感じられる場合を◎とした。
コントラスト比は、輝度計(コニカミノルタ社製、CS2000)にて明所コントラストを測定した。比較例1の構成の場合を○とし、それよりコントラストが悪くなる順に△、×と評価した。
結果を表1に示す。
11 回折構造体
11a 回折構造
12 光散乱層
12a バインダー(主部)
12b 光散乱粒子
20 光拡散フィルム
21 光透過層
22 光散乱層
100 液晶表示装置
101 液晶パネル
102 上偏光板
103 PVA層(偏光子)
104 反射防止層
105 下偏光板
106 液晶層
110 面光源装置
111 導光板
112 基部
112a 主部
112b 光散乱粒子
113 単位光学要素部
113a 単位光学要素
115 光源
120 光学シート
121 本体部
122 単位プリズム部
122a 単位プリズム
125 反射シート
Claims (8)
- 入光面の法線方向に略平行に入射した光を拡散して透過する回折構造を有する回折構造体と、
前記回折構造体により光が拡散する側に配置され、透光性を有する媒体であるバインダー中に、光を散乱する粒子である光散乱粒子が分散された光散乱層と、を備え、
前記光散乱粒子の屈折率が1.40以上1.65未満であり、前記バインダーと前記光散乱粒子との屈折率差が0.05以上0.30未満である、
光拡散フィルム。 - 前記回折構造が計算機ホログラムであることを特徴とする請求項1に記載の光拡散フィルム。
- 前記回折構造体は、該回折構造体の出光面が鉛直に立てられた姿勢で、前記出光面に対する正面、水平面内方向、及び垂直面内方向にのみ輝度分布を生じる回折構造を有する、請求項1又は2に記載の光拡散フィルム。
- 前記回折構造体と前記光散乱層とは直接積層され、
前記回折構造体の前記回折構造を構成する部位と前記バインダーとは屈折率差を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光拡散フィルム。 - 前記回折構造を有する部位の屈折率が、前記バインダーの屈折率より高い、請求項4に記載の光拡散フィルム。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光拡散フィルムと、該光拡散フィルムに積層されたPVA層と、を有する偏光板。
- 略平行な光を生成する面光源装置と、該面光源装置の観察者側に配置される液晶パネルと、を有し、
前記液晶パネルは、液晶層と、該液晶層の前記面光源装置側に配置される下偏光板と、前記液晶層の前記観察者側に配置される上偏光板と、を備え、
前記上偏光板は請求項6に記載の偏光板である、
液晶表示装置。 - 前記上偏光板は、前記液晶層側に前記PVA層、該PVA層の観察者側に前記光拡散フィルムの順であることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
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