JP2013209065A - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】倍力装置の失陥中に行う加圧補助制御をABS制御中に行う場合において、ポンプの消費電力や駆動回路の発熱量を抑えることを目的とする。
【解決手段】車両用ブレーキ液圧制御装置は、マスタシリンダ圧を取得するマスタシリンダ圧取得手段と、倍力装置が正常か否かを判定する判定手段と、少なくとも、倍力装置が正常でないこと、および、運転者によるブレーキペダルが踏み込まれていることを条件として、加圧補助制御を実行する加圧補助手段と、アンチロックブレーキ制御の減圧制御開始時のキャリパ圧に基づいて推定車輪ロック液圧を設定するロック液圧設定手段と、を備え、加圧補助手段は、ABS制御中において、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧よりも高い場合には(時刻t4〜t7間)、加圧補助制御を停止する。
【選択図】図7

Description

本発明は、倍力装置の失陥を補うようにブレーキ液圧の制御を行う車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
従来、倍力装置の失陥を補うようにブレーキ液圧の制御を行う車両用ブレーキ液圧制御装置として、倍力装置が失陥した場合に、運転者のブレーキペダルの踏み込みによる車輪ブレーキの液圧(キャリパ圧)の加圧をポンプで補助するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−217214号公報
しかしながら、従来技術では、倍力装置が失陥している場合には常にポンプによる加圧補助制御を行うので、例えば低μ路においてABS制御を実行する際にABS制御を好適に実行するために必要な圧力までマスタシリンダ圧が達しているのにも関わらず、不必要に加圧補助制御が行われてしまうことがある。そして、このような不必要な加圧補助制御が行われると、ポンプの連続駆動による消費電力や、ポンプ等を駆動するための駆動回路の発熱量が大きくなるといった課題が生じる。
そこで、本発明は、倍力装置の失陥中に実行する加圧補助制御をABS制御(アンチロックブレーキ制御)中に行う場合において、ポンプの消費電力や駆動回路の発熱量を抑えることを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、車輪ブレーキがロック傾向となることを条件として車輪ブレーキの液圧を減圧するアンチロックブレーキ制御と、倍力装置が正常ではない場合に運転者のブレーキ操作子の操作による車輪ブレーキの液圧の加圧をポンプで補助する加圧補助制御とを実行可能な車両用ブレーキ液圧制御装置であって、マスタシリンダ圧を取得するマスタシリンダ圧取得手段と、倍力装置が正常か否かを判定する判定手段と、少なくとも、倍力装置が正常でないこと、および、前記運転者によりブレーキ操作子が操作されていることを条件として、前記加圧補助制御を実行する加圧補助手段と、アンチロックブレーキ制御の減圧制御開始時のホイールシリンダ圧に基づいて推定車輪ロック液圧を設定するロック液圧設定手段と、を備え、前記加圧補助手段は、前記アンチロックブレーキ制御中において、前記マスタシリンダ圧が前記推定車輪ロック液圧よりも高い場合には、前記加圧補助制御を停止することを特徴とする。
この構成によれば、アンチロックブレーキ制御中において、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧よりも高い場合、すなわちマスタシリンダ圧がアンチロックブレーキ制御に必要な圧力に達している場合には、加圧補助制御を停止するので、不必要な加圧補助制御を行わずに済み、ポンプの消費電力や駆動回路の発熱量を抑えることができる。
また、前記した構成において、前記ロック液圧設定手段は、前回の減圧制御開始時のホイールシリンダ圧と、ホイールシリンダ圧の現在値とのうち高い方の値に、所定値を加えることで前記推定車輪ロック液圧を算出するのが望ましい。
これによれば、前回の減圧制御開始時のホイールシリンダ圧と、ホイールシリンダ圧の現在値とのうち高い方の値をそのまま推定車輪ロック液圧とする形態と比べ、アンチロックブレーキ制御開始時における加圧補助制御が、ホイールシリンダ圧の誤差の影響によって早期に停止してしまうのを、所定値を加えることで抑えることができるので、アンチロックブレーキ制御開始時におけるブレーキ液圧を好適な値まで高めることができる。
また、前記した構成において、前記ロック液圧設定手段は、前記ホイールシリンダ圧として、前記マスタシリンダ圧と、前記アンチロックブレーキ制御時の制御弁手段の駆動状態に基づいて算出される推定ホイールシリンダ圧を用いるのが望ましい。
これによれば、ホイールシリンダ圧を検出するセンサが不要となるので、コストダウンを図ることができる。
また、前記した構成において、前記加圧補助手段は、前記アンチロックブレーキ制御中で、かつ、車両が減速状態から停止する直前である場合に、前記加圧補助制御を実行し、その後、前記車輪ブレーキの液圧を保持する液圧保持制御を実行するように構成されるのが望ましい。
これによれば、車両の停止時の路面が路面摩擦係数の低い路面であっても、停止直前に、ブレーキ液圧が加圧補助された後、比較的高い液圧にて保持されるので、車両を停車した位置に確実に保持することができる。
本発明によれば、倍力装置の失陥中に行う加圧補助制御をABS制御中に行う場合において、ポンプの消費電力や駆動回路の発熱量を抑えることができる。
本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の構成図である。 車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 マスタシリンダ圧と要求レギュレータ圧との関係を示すマップである。 ブレーキブースタの異常時における制御部の動作を示すフローチャートである。 推定車輪ロック液圧の計算時における制御部の動作を示すフローチャートである。 ブレーキブースタの異常時に実行する加圧補助制御をABS制御中に行う場合における各種パラメータの変化の一例を説明するためのタイムチャートである。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100は、車両CRの各車輪Wに付与する制動力(ブレーキ液圧)を適宜制御するためのものであり、油路(液圧路)や各種部品が設けられた液圧ユニット10と、液圧ユニット10内の各種部品を適宜制御するための制御部20とを主に備えている。また、この車両用ブレーキ液圧制御装置100の制御部20には、マスタシリンダ圧取得手段の一例としての圧力センサ30、負圧室圧力センサ40、車輪速センサ50およびブレーキランプスイッチ60が接続されており、各センサ・スイッチからの信号が入力されるようになっている。
圧力センサ30は、マスタシリンダMC内の圧力(以下、マスタシリンダ圧ともいう。)を検出(取得)するセンサであり、後述する液圧ユニット10内に設けられている(図2参照)。
負圧室圧力センサ40は、倍力装置の一例としてのブレーキブースタBBの負圧室内の圧力を検出するセンサであり、マスタシリンダMCとブレーキ操作子の一例としてのブレーキペダルBPとの間に設けられている。
車輪速センサ50は、車輪Wの車輪速度を検出するセンサであり、各車輪Wに設けられている。
ブレーキランプスイッチ60は、ブレーキペダルBPが踏まれたか否かを検出するスイッチであり、ブレーキペダルBP付近に設けられている。
制御部20は、例えば、CPU、RAM、ROMおよび入出力回路を備えており、各センサ・スイッチからの入力と、ROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて各演算処理を行うことによって、制御を実行する。
また、キャリパCAは、マスタシリンダMCおよび車両用ブレーキ液圧制御装置100により発生されたブレーキ液圧を各車輪Wに設けられた車輪ブレーキFR,FL,RR,RLの作動力に変換する液圧装置であり、それぞれ配管を介して車両用ブレーキ液圧制御装置100の液圧ユニット10に接続されている。なお、本実施形態では、ホイールシリンダ圧をキャリパ圧として説明する。
図2に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100の液圧ユニット10は、運転者がブレーキペダルBPに加える踏力に応じたブレーキ液圧を発生する液圧源であるマスタシリンダMCと、車輪ブレーキFR,FL,RR,RLとの間に配置されている。液圧ユニット10は、ブレーキ液が流通する油路を有する基体であるポンプボディ10a、油路上に複数配置された入口弁1、出口弁2などから構成されている。マスタシリンダMCの二つの出力ポートM1,M2は、ポンプボディ10aの入口ポート121に接続され、ポンプボディ10aの出口ポート122が、各車輪ブレーキFR,FL,RR,RLに接続されている。そして、通常時はポンプボディ10a内の入口ポート121から出口ポート122までが連通した油路となっていることで、ブレーキペダルBPの踏力が各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに伝達されるようになっている。
ここで、出力ポートM1から始まる油路は、前輪左側の車輪ブレーキFLと後輪右側の車輪ブレーキRRに通じており、出力ポートM2から始まる油路は、前輪右側の車輪ブレーキFRと後輪左側の車輪ブレーキRLに通じている。なお、以下では、出力ポートM1から始まる油路を「第一系統」と称し、出力ポートM2から始まる油路を「第二系統」と称する。
液圧ユニット10には、その第一系統に各車輪ブレーキFL,RRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられており、同様に、その第二系統に各車輪ブレーキRL,FRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられている。また、この液圧ユニット10には、第一系統および第二系統のそれぞれに、リザーバ3、ポンプ4、オリフィス5a、調圧弁(レギュレータ)R、吸入弁7が設けられている。また、液圧ユニット10には、第一系統のポンプ4と第二系統のポンプ4とを駆動するための共通のモータ9が設けられている。このモータ9は、回転数制御可能なモータであり、本実施形態では、デューティ制御により回転数制御が行われる。
なお、以下では、マスタシリンダMCの出力ポートM1,M2から各調圧弁Rに至る油路を「出力液圧路A1」と称し、第一系統の調圧弁Rから車輪ブレーキFL,RRに至る油路および第二系統の調圧弁Rから車輪ブレーキRL,FRに至る油路をそれぞれ「車輪液圧路B」と称する。また、出力液圧路A1からポンプ4に至る油路を「吸入液圧路C」と称し、ポンプ4から車輪液圧路Bに至る油路を「吐出液圧路D」と称し、さらに、車輪液圧路Bから吸入液圧路Cに至る油路を「開放路E」と称する。
制御弁手段Vは、マスタシリンダMCまたはポンプ4から車輪ブレーキFL,RR,RL,FR(詳細には、キャリパCA)への液圧の行き来を制御する弁であり、キャリパCAの圧力を増加、保持または低下させることができる。そのため、制御弁手段Vは、入口弁1、出口弁2、チェック弁1aを備えて構成されている。
入口弁1は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRとマスタシリンダMCとの間、すなわち車輪液圧路Bに設けられた常開型の比例電磁弁である。そのため、入口弁1に流す駆動電流の値に応じて、入口弁1の上下流の差圧が調整可能となっている。
出口弁2は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRと各リザーバ3との間、すなわち車輪液圧路Bと開放路Eとの間に介設された常閉型の電磁弁である。出口弁2は、通常時に閉塞されているが、車輪Wがロックしそうになったときに制御部20により開放されることで、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに作用するブレーキ液圧を各リザーバ3に逃がす。
チェック弁1aは、各入口弁1に並列に接続されている。このチェック弁1aは、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、ブレーキペダルBPからの入力が解除された場合に、入口弁1を閉じた状態にしたときにおいても、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入を許容する。
リザーバ3は、開放路Eに設けられており、各出口弁2が開放されることによって逃がされるブレーキ液圧を貯留する機能を有している。また、リザーバ3とポンプ4との間には、リザーバ3側からポンプ4側へのブレーキ液の流れのみを許容するチェック弁3aが介設されている。
ポンプ4は、出力液圧路A1に通じる吸入液圧路Cと車輪液圧路Bに通じる吐出液圧路Dとの間に介設されており、マスタシリンダMCやリザーバ3内のブレーキ液を吸入して吐出液圧路D(車輪液圧路B)に吐出する機能を有している。これにより、リザーバ3により吸収されたブレーキ液をマスタシリンダMCに戻すことができるとともに、後述するようにブレーキペダルBPの操作の有無に関わらずブレーキ液圧を発生して、車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに制動力を発生することができる。
詳しくは、ポンプ4は、車輪ブレーキFL,RR,RL,RR(キャリパCA)の液圧がマスタシリンダ圧よりも高い液圧となるように、マスタシリンダMC等からブレーキ液を汲み上げて、車輪ブレーキFL,RR,RL,RRの液圧を加圧可能となっている。なお、ポンプ4によるブレーキ液の吐出量は、モータ9の回転数(デューティ比)に依存している。すなわち、モータ9の回転数(デューティ比)が大きくなると、ポンプ4によるブレーキ液の吐出量も大きくなる。
オリフィス5aは、ポンプ4から吐出されたブレーキ液の圧力の脈動を減衰させている。
調圧弁Rは、通常時にマスタシリンダMCからのブレーキ液を車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに流すことを許容するとともに、ポンプ4が発生したブレーキ液圧によりキャリパCA側の圧力を増加するときには、この流れを遮断(車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側からマスタシリンダMC側への流れを抑止)しつつ、キャリパCA側の圧力を設定値以下に調節する機能を有している。具体的に、調圧弁Rは、切換弁6およびチェック弁6aを備えて構成されている。
切換弁6は、マスタシリンダMCに通じる出力液圧路A1と各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに通じる車輪液圧路Bとの間に介設された常開型の比例電磁弁である。そのため、切換弁6に入力される駆動電流の値(指示電流値)に応じて閉弁力を任意に変更することで、切換弁6の上下流の差圧が調整されて、車輪液圧路Bの圧力を設定値以下に調節可能となっている。
チェック弁6aは、各切換弁6に並列に接続されている。このチェック弁6aは、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流れを許容する一方向弁である。
吸入弁7は、吸入液圧路Cに設けられた常閉型の電磁弁であり、吸入液圧路Cを開放する状態および遮断する状態を切り換えるものである。吸入弁7は、例えば、ポンプ4によって各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR内の液圧を加圧するときに制御部20の制御により開弁される。
次に、制御部20の詳細について説明する。
図3に示すように、制御部20は、主に圧力センサ30、負圧室圧力センサ40、車輪速センサ50およびブレーキランプスイッチ60から入力された信号に基づき、図示せぬ制御弁手段V、調圧弁R(切換弁6)および吸入弁7の開閉動作ならびにモータ9の動作を制御して、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRの動作を制御している。具体的に、制御部20は、公知のABS制御や、公知のHSA(ヒルスタートアシスト)制御などの停車時に液圧を保持する停車時保持制御や、ブレーキブースタBBが正常ではない場合に運転者のブレーキペダルBPの踏み込みによる車輪ブレーキFR,FL,RR,RLの液圧の加圧をポンプ4で補助する加圧補助制御を実行するようになっている。
制御部20は、推定キャリパ圧計算手段21と、ABS制御手段22と、判定手段23と、ロック液圧設定手段24と、加圧補助手段25と、記憶部26とを備えて構成されている。
推定キャリパ圧計算手段21は、圧力センサ30から出力されてくるマスタシリンダ圧と、ABS制御時などの制御弁手段Vの駆動状態(制御履歴)に基づいて推定キャリパ圧を計算する機能を有している。そして、推定キャリパ圧計算手段21は、計算した推定キャリパ圧をロック液圧設定手段24に出力するようになっている。
ABS制御手段22は、車輪ブレーキFL,FR,RL,RRがロック傾向となることを条件として車輪ブレーキFL,FR,RL,RRの液圧を減圧するABS制御を実行する機能を有している。具体的に、ABS制御手段22は、車輪速センサ50で検出される車輪速度と、各車輪速度に基づいて推定される車体速度とに基づいて定まるスリップ率が、所定の閾値以上になり、かつ、車輪加速度が0以下であるときに車輪Wがロックしそうになったと判定して、減圧制御を実行する。ここで、車輪加速度は、例えば車輪速度から算出される。
また、ABS制御手段22は、車輪加速度が0よりも大きいときに、保持制御を実行する。さらに、ABS制御手段22は、スリップ率が所定の閾値未満となり、かつ、車輪加速度が0以下であるときに、増圧制御を実行する。そして、ABS制御手段22は、減圧制御、保持制御または増圧制御を開始する際に、そのことを示す減圧信号、保持信号または増圧信号をロック液圧設定手段24に出力するようになっている。
また、ABS制御手段22は、車体速度が所定の閾値以下に小さくなった場合には、ABS制御を停止し、そのことを示す停止信号をロック液圧設定手段24に出力するようになっている。
判定手段23は、負圧室圧力センサ40からの信号に基づいて、ブレーキブースタBBが正常か否かを判定する機能を有している。具体的に、判定手段23は、例えば、負圧室圧力センサ40の検出値が判定閾値を上回ったか否かを判定し、判定閾値を上回った場合に正常でないと判定する。そして、判定手段23は、判定結果が正常でない場合には、そのことを示す異常信号を加圧補助手段25に出力するようになっている。
ロック液圧設定手段24は、ABS制御中において、ABS制御の減圧制御開始時のキャリパ圧に基づいて推定車輪ロック液圧を設定する機能を有している。具体的に、ロック液圧設定手段24は、ABS制御手段22から受ける信号が増圧信号または保持信号から減圧信号に切り替わるたびに(すなわち、減圧制御が開始されるたびに)、そのときに推定キャリパ圧計算手段21から出力されている推定キャリパ圧を、減圧開始時液圧として記憶部26に記憶(更新)させる機能を有している。
そして、ロック液圧設定手段24は、ABS制御中(停止信号を受けていないとき)において、記憶部26に記憶した減圧開始時液圧(すなわち、前回の減圧制御開始時の推定キャリパ圧)と、推定キャリパ圧の現在値とのうち高い方の値を仮ロック液圧とし、この仮ロック液圧に所定値を加えることで推定車輪ロック液圧を算出するようになっている。なお、この算出は、各車輪Wに対して行われている。また、ロック液圧設定手段24は、ABS制御手段22から停止信号を受けると、減圧開始時液圧、仮ロック液圧および推定車輪ロック液圧をゼロとするようになっている。
そして、ロック液圧設定手段24は、推定車輪ロック液圧を算出すると、算出した推定車輪ロック液圧を加圧補助手段25の制御モード選択手段25Aに出力するようになっている。
加圧補助手段25は、少なくとも、ブレーキブースタBBが正常でないこと、および、運転者によるブレーキペダルBPが踏み込まれていることを条件として、加圧補助制御を実行する機能を有している。さらに、加圧補助手段25は、ABS制御中において、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧よりも高い場合には、加圧補助制御を停止する機能を有している。
これにより、ABS制御中において、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧よりも高い場合、すなわちマスタシリンダ圧がABS制御に必要な圧力に達している場合には、加圧補助制御を停止するので、不必要な加圧補助制御を行わずに済み、ポンプ4の消費電力や調圧弁R等の駆動回路の発熱量を抑えることが可能となっている。
また、加圧補助手段25は、ABS制御中で、かつ、車両CRが減速状態から停止する直前である場合に、加圧補助制御を実行し、その後、車輪ブレーキFL,FR,RL,RRの液圧を保持する液圧保持制御を実行するように構成されている。これにより、車両CRの停止時の路面が路面摩擦係数の低い路面であっても、停止直前に、ブレーキ液圧が加圧補助された後、比較的高い液圧にて保持されるので、車両CRを停車した位置に確実に保持することが可能となっている。
ここで、本実施形態における液圧保持制御は、前述した公知の停車時保持制御であるため、詳細な説明は省略することとする。
具体的に、加圧補助手段25は、制御モード選択手段25Aと、制御量計算手段25Bと、弁・モータ制御手段25Cとを有している。
制御モード選択手段25Aは、ABS制御手段22、判定手段23およびロック液圧設定手段24からの信号や、ブレーキランプスイッチ60からの信号や、車輪速センサ50からの信号や、圧力センサ30からの信号に基づいて、加圧補助制御を実行するか停止するかを選択する機能を有している。具体的には、制御モード選択手段25Aは、判定手段23から異常信号を受けていること、ブレーキランプスイッチ60がONであること、車両が停止していない(車輪速度が略ゼロでない)こと、マスタシリンダ圧が所定圧α以上であること、ABS制御中でないこと(または、ABS制御中である場合にはマスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧よりも小さいこと)、のすべての条件を満たしたときに加圧補助制御を実行するための加圧モードを選択する。
また、制御モード選択手段25Aは、ブレーキランプスイッチ60がOFFであること、車両が停止していること、マスタシリンダ圧が所定圧α未満であること、ABS制御中であり、かつ、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧以上であること、のいずれか1つの条件を満たしたときに加圧補助制御を停止するための停止モードを選択する。そして、制御モード選択手段25Aは、制御モードを選択した場合には、選択した制御モードを制御量計算手段25Bに出力する。なお、制御モード選択手段25Aは、判定手段23から異常信号を受けていない場合には、制御モードを選択せず、制御量計算手段25Bに対して信号を出力しないようになっている。
制御量計算手段25Bは、制御モード選択手段25Aから出力されてくる制御モードが加圧モードである場合には、圧力センサ30から出力されてくるマスタシリンダ圧に基づいて、要求レギュレータ圧(調圧弁Rの上下流の差圧の目標値)を算出する機能を有している。具体的に、制御量計算手段25Bは、図4に示すマップMP2とマスタシリンダ圧とに基づいて、要求レギュレータ圧を算出している。
ここで、図4に示す2種類のマップMP1,MP2は、記憶部26に記憶されており、これらのうち2点鎖線で示す第1マップMP1は、ブレーキブースタBBの正常時に対応したマップであり、マスタシリンダ圧と要求レギュレータ圧との関係が一致し、比例関係となるように設定されている。つまり、第1マップMP1は、ブレーキブースタBBの正常時を表したマップであり、切換弁6に駆動電流(指示電流)が付与されておらず、切換弁6の上下流に差圧が発生しないため、マスタシリンダ圧と要求レギュレータ圧の圧力は一致するようになっている。
また、1点鎖線で示す第2マップMP2は、ブレーキブースタBBの異常時に対応したマップである。この第2マップMP2は、マスタシリンダ圧と要求レギュレータ圧の関係が所定の小さな値P1までは第1マップMP1と同じような比例関係となり、その後は第1マップMP1の傾きよりも大きな傾きで増加するように設定されている。
そして、制御量計算手段25Bは、算出した要求レギュレータ圧に基づいて、モータ9に流すモータ用電流値と、調圧弁Rに流す弁用電流値を算出し、算出した電流値を弁・モータ制御手段25Cに出力する。
弁・モータ制御手段25Cは、制御量計算手段25Bから出力されてくる電流値に基づいて、モータ9、調圧弁Rおよび吸入弁7を制御する機能を有している。具体的には、弁・モータ制御手段25Cは、制御量計算手段25Bから電流値を受けると、吸入弁7を開放するとともに、モータ用電流値に基づいてモータ9に電流を供給し、弁用電流値に基づいて調圧弁Rに電流を供給する。
記憶部26には、前述したマップMP1,MP2等が記憶されている。
次に、ブレーキブースタBBの異常時における制御部20の動作について図5を参照して詳細に説明する。制御部20は、常時、図5および図6に示すフローチャートを繰り返し実行する。
具体的に、図5に示す制御において、制御部20は、まず、ブレーキブースタBBが異常であるか否かを判定する(S1)。ステップS1において、制御部20は、異常でないと判定した場合には(No)、本制御を終了し、異常であると判定した場合には(Yes)、ステップS2の処理に進む。
ステップS2では、制御部20は、圧力センサ30、車輪速センサ50およびブレーキランプスイッチ60からデータを取得する(S2)。ステップS2の後、制御部20は、各車輪Wの推定キャリパ圧を計算した後(S3)、推定車輪ロック液圧を計算する(S4)。
ステップS4において、制御部20は、図6に示すように、まず、ABS制御中であるか否かを判断する(S21)。ステップS21において、ABS制御中である場合には(Yes)、制御部20は、各車輪Wの前回のABS制御のモードが減圧制御以外のモードであるか否かを判断する(S22)。
ステップS22において、前回のモードが減圧制御以外である場合には(Yes)、制御部20は、各車輪Wの今回のABS制御のモードが減圧制御のモードであるか否か、すなわち減圧制御が開始されたか否かを判断する(S23)。ステップS23において、今回のモードが減圧制御である場合には(Yes)、制御部20は、そのときの各車輪Wの推定キャリパ圧を減圧開始時液圧として設定し、記憶部26に記憶する(S24)。
ステップS24の後や、ステップS22,S23でNoと判断した場合には、制御部20は、記憶部26に記憶されている減圧開始時液圧と、今回の推定キャリパ圧とのうち高い方の液圧を、各車輪Wの仮ロック液圧とする(S25)。ステップS25の後、制御部20は、各車輪Wの仮ロック液圧のうち最も高い液圧を選択し、この液圧に所定値を加えることで、推定車輪ロック液圧を算出する(S26)。
また、ステップS21において、ABS制御中でない場合には(No)、制御部20は、各車輪Wの減圧開始時液圧、各車輪Wの仮ロック液圧および推定車輪ロック液圧をすべて0(MPa)に設定する(S27〜S29)。
図5に示すように、推定車輪ロック液圧を計算した後(S4)、制御部20は、ブレーキランプスイッチがONか否かを判断する(S5)。ステップS5において、ブレーキランプスイッチがONである場合には(Yes)、制御部20は、車両CRが停止したか否かを判断する(S6)。
ステップS6において、車両CRが停止していない場合には(No)、制御部20は、マスタシリンダ圧(M/C圧)が所定圧α以上であるか否かを判断する(S7)。ステップS7において、マスタシリンダ圧が所定圧α以上である場合には(Yes)、制御部20は、ABS制御中であるか否かを判断する(S8)。
ステップS8において、ABS制御中でない場合には(No)、制御部20は、加圧補助制御を実行するための加圧モードを選択する(S9)。また、ステップS8において、ABS制御中である場合には(Yes)、制御部20は、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧より小さいか否かを判断する(S10)。
ステップS10において、制御部20は、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧よりも小さい場合には(Yes)、加圧モードを選択し(S9)、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧以上である場合には(No)、停止モードを選択する(S11)。また、制御部20は、ステップS5,S7においてNoと判断した場合や、ステップS6においてYesと判断した場合にも、停止モードを選択する。
ステップS9,S11の後、制御部20は、マスタシリンダ圧に基づいて制御量を計算し(S12)、当該制御量でモータ9、調圧弁Rおよび吸入弁7を制御して(S13)、本制御を終了する。
次に、ブレーキブースタBBの異常時に実行する加圧補助制御をABS制御中に行う場合における各種パラメータの変化の一例について、図7のタイムチャートを参照して説明する。
図7(a),(b)に示すように、ブレーキブースタBBの異常時の車両走行中において、運転者がブレーキペダルBPを踏んだ場合には(時刻t1)、制御部20は、マスタシリンダ圧が所定圧αになったときに(時刻t2)、図7(c)に示すように加圧補助制御を実行する。
その後、制御部20は、図7(a)に示すように、スリップ率(車体速度と車輪速度の差)が所定の閾値以上になると(時刻t3)、図7(c)に示すように、ABS制御を開始する。この際、制御部20は、図7(b)に示すように、ABS制御の減圧制御開始時の推定キャリパ圧を減圧開始時液圧として設定するとともに、この減圧開始時液圧に基づいて仮ロック液圧および推定車輪ロック液圧を算出する。
このような減圧開始時において、制御部20が、仮ロック液圧(減圧開始時の推定キャリパ圧)に対して所定値を加算することで推定車輪ロック液圧を算出することで、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧よりも小さくなる。これにより、制御部20は、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧よりも小さくなっている間、図7(c)に示すように、加圧補助制御を継続する(時刻t2〜t4間)。
そして、図7(b)に示すように、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧に達すると(時刻t4)、制御部20は、図7(c)に示すように、停止モードを実行する。これにより、ABS制御中において、マスタシリンダ圧が推定車輪ロック液圧よりも高い場合、すなわちマスタシリンダ圧がABS制御に必要な圧力に達している場合には、不必要な加圧補助制御を行わずに済むので、ポンプ4の消費電力や調圧弁R等の駆動回路の発熱量を抑えることができる。
その後、制御部20は、図7(b)に示すように、前回の減圧開始時液圧および推定キャリパ圧の現在値のうち高い方の値に所定値を加えることで、推定車輪ロック液圧の算出を続行する(例えば時刻t5,t6)。制御部20は、車体速度が十分小さくなるとABS制御を停止して(時刻t7)、推定車輪ロック液圧等をすべてゼロに設定するとともに、図7(c)に示すように、加圧補助制御を再開する。
このように車両CRの停止直前に加圧補助制御を行うことで、図7(b)に示すように、キャリパ圧(推定キャリパ圧と略同じ)を停車直前に直前の推定車輪ロック液圧よりも大きくすることができる。
その後、図7(a)に示すように、車両CRが停止すると(時刻t8)、制御部20は、図7(c)に示すように、加圧補助制御を停止するとともに、停車時保持制御によってマスタシリンダ圧よりも大きな値まで加圧されたキャリパ圧を車両CRが停止している間保持する。これにより、車両CRの停止時の路面が路面摩擦係数の低い路面であっても、停止直前に加圧補助されたキャリパ圧が保持されるので、車両CRを停車した位置に確実に保持することができる。
以上、本実施形態によれば、前述した効果に加え、以下のような効果を得ることができる。
前回の減圧開始時液圧と、推定キャリパ圧の現在値とのうち高い方の値に、所定値を加えることで推定車輪ロック液圧を算出するので、例えば前回の減圧制御開始時液圧と推定キャリパ圧の現在値とのうち高い方の値をそのまま推定車輪ロック液圧とする形態と比べ、ABS制御開始時における加圧補助制御が、推定キャリパ圧の計算誤差の影響によって早期に停止してしまうのを、所定値を加えることで抑えることができる。そのため、ABS制御開始時におけるキャリパ圧を好適な値まで高めることができる。
ロック液圧設定手段24が、キャリパ圧として、マスタシリンダ圧と制御弁手段Vの駆動状態に基づいて算出される推定キャリパ圧を用いるので、キャリパ圧を検出するセンサが不要となり、コストダウンを図ることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、推定キャリパ圧に基づいて推定車輪ロック液圧を設定したが、本発明はこれに限定されず、例えばセンサで検出したキャリパ圧に基づいて推定車輪ロック液圧を設定してもよい。
前記実施形態では、前回の減圧開始時液圧と推定キャリパ圧の現在値とのうち高い方の値に所定値を加えた値を推定車輪ロック液圧としたが、本発明はこれに限定されず、所定値を加えない値を推定車輪ロック液圧としてもよい。
前記実施形態では、車両CRが停車した後に停車時保持制御によってキャリパ圧を保持するようにしたが、本発明はこれに限定されず、ブレーキブースタBBの異常時に行う加圧保持制御(例えば図5のフローチャート)において保持制御のモードを追加する場合には、この保持制御によってキャリパ圧を保持してもよい。なお、この場合、停車する直前にキャリパ圧を保持するようにしてもよい。
前記実施形態では、ブレーキブースタBBとして負圧によって作動するものを例示したが、本発明はこれに限定されず、油圧によって作動するものや、電動モータによってピストンを直接作動させるものであってもよい。
前記実施形態では、ブレーキ操作子として足で操作するブレーキペダルBPを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば手で操作するものであってもよい。
4 ポンプ
20 制御部
22 ABS制御手段
23 判定手段
24 ロック液圧設定手段
25 加圧補助手段
30 圧力センサ
40 負圧室圧力センサ
60 ブレーキランプスイッチ
100 車両用ブレーキ液圧制御装置
BB ブレーキブースタ
BP ブレーキペダル
FL,FR,RL,RR 車輪ブレーキ
MC マスタシリンダ

Claims (4)

  1. 車輪ブレーキがロック傾向となることを条件として車輪ブレーキの液圧を減圧するアンチロックブレーキ制御と、倍力装置が正常ではない場合に運転者のブレーキ操作子の操作による車輪ブレーキの液圧の加圧をポンプで補助する加圧補助制御とを実行可能な車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    マスタシリンダ圧を取得するマスタシリンダ圧取得手段と、
    倍力装置が正常か否かを判定する判定手段と、
    少なくとも、倍力装置が正常でないこと、および、前記運転者によりブレーキ操作子が操作されていることを条件として、前記加圧補助制御を実行する加圧補助手段と、
    アンチロックブレーキ制御の減圧制御開始時のホイールシリンダ圧に基づいて推定車輪ロック液圧を設定するロック液圧設定手段と、を備え、
    前記加圧補助手段は、前記アンチロックブレーキ制御中において、前記マスタシリンダ圧が前記推定車輪ロック液圧よりも高い場合には、前記加圧補助制御を停止することを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記ロック液圧設定手段は、前回の減圧制御開始時のホイールシリンダ圧と、ホイールシリンダ圧の現在値とのうち高い方の値に、所定値を加えることで前記推定車輪ロック液圧を算出することを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記ロック液圧設定手段は、前記ホイールシリンダ圧として、前記マスタシリンダ圧と、前記アンチロックブレーキ制御時の制御弁手段の駆動状態に基づいて算出される推定ホイールシリンダ圧を用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  4. 前記加圧補助手段は、前記アンチロックブレーキ制御中で、かつ、車両が減速状態から停止する直前である場合に、前記加圧補助制御を実行し、その後、前記車輪ブレーキの液圧を保持する液圧保持制御を実行することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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