JP2013208880A - ブロー成形装置及びブロー成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリフォームが延伸される際の芯ずれを防止する。
【解決手段】有底筒状に形成されたプリフォームPを型内でブロー成形して容器を成形するブロー成形装置である。型内に配置される支持ピン3は、プリフォームの底部P4を外側から支持するヘッド3aと、ヘッド3aに接続されプリフォームPの延伸方向に昇降可能なシャフト3bとを備える。ヘッド3aは、プリフォームの底部P4を支持する一端に、底部P4の少なくとも一部を受容するための凹部3cが形成されているとともに、当該凹部3cの表面に、支持ピン3の中心軸線O1に向かって指向する突起3p1が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリフォームをブロー成形して容器を成形するブロー成形装置及びブロー成形方法に関するものであり、特に、型内に配置された支持ピンを用いて、プリフォームが延伸される際の芯ずれを防止する装置及び方法に関するものである。
ブロー成形装置としては、例えば、金型と、プリフォームを内側から延伸させる延伸ロッドと、プリフォームの底部を外側から支持する支持ピンとを有する装置であって、支持ピンの先端が凸形状となっているものがある。
特開2004−122457号公報
しかしながら、上述した従来の装置では、支持ピンの先端が凸形状となっているため、支持ピンのみでは、プリフォームの底部を安定して支持することができず、プリフォームが芯ずれをおこすおそれがある。
本発明の目的とするところは、プリフォームをブローして容器を成形する際の芯ずれを防止できる新規のブロー成形装置及びブロー成形方法を提供することにある。
本発明のブロー成形装置は、有底筒状に形成されたプリフォームを型内でブロー成形して容器を成形するブロー成形装置おいて、前記型内に支持ピンが配置され、前記支持ピンは、前記プリフォームの底部を外側から支持するヘッドと、前記ヘッドに接続され前記プリフォームの延伸方向に昇降可能なシャフトとを備え、前記ヘッドは、前記プリフォームの底部を支持する一端に、前記プリフォームの底部の少なくとも一部を受容するための凹部が形成されているとともに、当該凹部の表面に、支持ピンの中心軸線に向かって指向する突起が形成されている、ことを特徴とするものである。
本装置では、前記突起を、前記中心軸線周りに間隔を置いて配置される複数の突起とすることができる。この場合、前記突起を、前記中心軸線に向かって上方に伸びる突起とすることもできる。また、本装置では、前記突起を、径方向に沿って伸びる突起とすることができる。
本装置において、前記支持ピンは、その上昇姿勢にて前記プリフォームの底部を支持し、ブロー成形による前記プリフォームの延伸に応じて下降するように構成されていることが好ましい。この場合、本装置には、前記支持ピンの下降時に前記プリフォームに抵抗を付与する抵抗付与手段を設けることが好ましい。
また、本装置では、ヘッドの上端が平坦な面としてなることが好ましい。更に、ヘッドには、凹部の外側に、他端に向かって末広がりに伸びる傾斜面を設けることができる。
本発明のブロー成形方法は、有底筒状に形成されたプリフォームを型内でブロー成形して容器を成形するブロー成形方法において、
前記型内に支持ピンが配置されたブロー成形装置であって、
前記支持ピンは、前記プリフォームの底部を外側から支持するヘッドと、前記ヘッドに接続され前記プリフォームの延伸方向に昇降可能なシャフトと、を備え、
前記ヘッドは、前記プリフォームの底部を支持する一端に、前記プリフォームの底部の少なくとも一部を受容するための凹部が形成されているとともに、当該凹部の表面に、支持ピンの中心軸線に向かって指向する突起が形成されている、ブロー成形装置を用い、
前記支持ピンにより、その上昇姿勢にて前記プリフォームの底部を支持し、ブロー成形による前記プリフォームの延伸に応じて前記支持ピンを下降させる、
ことを特徴とする方法である。
本成形方法では、ブロー成形時に前記プリフォームに抵抗を付与しながら前記支持ピンを下降させることが好ましい。
本発明によれば、支持ピンのヘッドに、プリフォームの底部を受容するための凹部を形成するとともに、当該凹部の表面に、前記支持ピンの中心軸線に向かって指向する突起が形成されていることにより、プリフォームがブローされる際の芯ずれを防止することができる。
加えて、本発明によれば、ヘッドに設けた突起が溶融したプリフォームの底部に潜り込んで引っ掛かるため、気体や液体などのブロー流体のみで延伸させる場合に好適である。
本発明のブロー成形装置の一形態であって、プリフォームを型締めした状態を示す断面図である。 同形態において、プリフォームを用いたブロー成形が完了した状態を示す断面図である。 (a)は、同形態に係る、支持ピンの要部斜視図であり、(b)は、同支持ピンの一部をプリフォームとともに示す拡大断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明に従う支持ピンの各種変形例の一部を示す拡大断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明に従う支持ピンの更に他の各種変形例の一部を示す拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の様々な実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、飲料用の容器(ボトル)を成形するブロー成形装置として説明するが、本発明の技術的範囲は、飲料用の容器に限定されることはなく、例えば、化粧品用の容器、薬品用の容器等その他の容器を成形することができる。
図1及び図2には、プリフォームPをブロー成形により延伸して容器Cを成形するブロー成形装置の一例を示す。図1は、ブロー成形装置10に、有底筒状(試験管状)に予備形成されたプリフォームPを取り付けた状態を示すものであり、図2は、図1の状態からプリフォームPの口部P1を通じて高圧の空気、液体などの流体(以下、「ブロー流体」)を吹き込み、容器Cにブロー成形した状態を示すものである。
ブロー成形装置10は、図1に示すように、ブロー成形のための型として、本体割金型1及び底部金型2、並びに、これら金型1,2とともにその内側にキャビティ4を形成する支持ピン3を備えている。本体割金型1は、プリフォームPに形成されたネックリングP2で位置決めされるとともに、ネックリングP2の下側に形成された胴部P3の上端を挟持している。なお、図示の本体割金型1及び底部金型2は、本発明に従う一例であり、その他の構成、例えば、本体割金型1及び底部金型2を一体に形成して割金型とすることもできる。
支持ピン3は、底部金型2の中央に配置されている。支持ピン3は、プリフォームPの底部P4をプリフォームPの外側から支持するヘッド3aと、このヘッド3aに接続されるシャフト3bとを備えている。シャフト3bは、底部金型2を貫通してプリフォームPの延伸方向に昇降可能に配置されている。本形態では、支持ピン3の中心軸線O1は、キャビティ4(容器C)の中心軸線に一致するように軸合わせされている。
ヘッド3aは、図1に示すように、プリフォームPを支持する上端3e1に、凹部3cが形成されている。凹部3cは、同図に示すように、プリフォームの底部P4の少なくとも一部を受容する。凹部3cは、図3(a)に示すように、上端3e1に円形の開口部を形成する。これにより、ヘッド3aの上端3e1は、凹部3cを縁取る平坦な環状面としてなる。また、凹部3cの表面形状は、半球面状、円筒形形状、又は、これらを組み合わせた形状とすることができる。
加えて、凹部3cの表面には、上端3e1から中心軸線O1に向かって指向する突起3p1が形成されている。突起3p1は、例えば、多角形、円柱形、半球形等に形成することができる。特に、半球形の場合、その断面形状は、真円形状のみならず、楕円形状とすることができる。突起3p1は、溶融したプリフォームの底部P4に潜り込んで底部P4を引っ掛けることができる一方で、型抜きの際に比較的容易に抜けるように形成されている。
また、突起3p1は、中心軸線O1周りに間隔を置いて複数設けられている。本形態では、中心軸線O1周りに4箇所の位置に配置されているが、突起3p1の個数は、増減させることも可能である。例えば、突起3p1を3箇所に配置することができる。また、突起3p1を複数配置した場合には、当該突起3p1を中心軸線O1周りに等間隔に配置することが好ましい。さらに、突起3p1は、少なくとも1つあればよい。このため、突起3p1を中心軸線O1周りに全周に亘って形成することで、環状突起とすることもできる。
ここで、図1〜3を参照して、本発明に従うブロー成形装置10を用いた容器Cのブロー成形方法を説明する。
図1に示すように、先ず、加熱されることで軟化したプリフォームPを金型内に型締めする。これにより、プリフォームPの胴部P3がキャビティ4内に収容される。キャビティ4内に収容された胴部P3は、同図に示すように、上昇姿勢の支持ピン3によって支持される。このとき、溶融状態の底部P4は、凹部3cに収容されるとともに、この凹部3cに設けられた突起3p1に係合して保持される。これにより、キャビティ4内では、プリフォームPの中心軸線O2が、キャビティ4(支持ピン3)の中心軸線O1に一致するように軸合わせされることで、その軸(芯)ずれが防止される。
なお、図1は、ブロー開始前のタイミングで予め、プリフォームPに対し支持ピン3を上昇させ、その上昇姿勢で保持した状態であるが、ブロー開始前のタイミングで、支持ピン3を下げた状態でプリフォームPとの間に隙間を形成しておき、その後、ブローが開始された成形過程(延伸途中)において、プリフォームPの底部P4を支持するようにしてもよい。
次いで、図1の状態から、プリフォームの口部P1からプリフォームPの内部に高圧の空気、液体などのブロー流体を吹き込む(ブローする)。このとき、支持ピン3は、プリフォームP内の圧力上昇(プリフォームPの延伸)とともに、底部金型2の方向に下降する。このため、口部P1から高圧空気等を吹き込めば、キャビティ4内のプリフォームPを中心軸線O1方向に沿って延伸させるとともに、プリフォームPを径方向(中心軸線O1に対して直交する方向)に膨張させることができる。
このように、ブロー成形装置10を用いれば、キャビティ4内では、プリフォームPが芯ずれを起こすことがない。従って、ブロー成形装置10を用いれば、図2に示すように、容器Cをブロー成形することができる。
加えて、本形態によれば、ヘッド3aに設けた突起3p1が溶融したプリフォームPの底部P4に潜り込んで引っ掛かるため、ブロー流体のみで延伸させる場合に好適である。
ここで、ブロー成形装置10には、支持ピン3が下降する時に、プリフォームPに対して抵抗を付与する抵抗付与手段(図示省略)を設けることができる。抵抗付与手段としては、例えば、サーボモータ、空気圧や油圧等の流体圧シリンダ、ばねに代表される弾性部材等が挙げられる。このように、抵抗付与手段を設ければ、本形態のように、プリフォームPを延伸させるための延伸ロッドを省略した場合でも、当該手段から付与される抵抗によって、中心軸線O1方向および径方向の延伸を調整することができる。
なお、容器Cは、図2の状態から、成形金型内での所定のヒートセット、冷却等の熱処理操作後、本体割金型1の開放等の型開き、離型工程を経て製品として取り出される。
本発明では、支持ピン3のヘッド3aに、プリフォームの底部P4を受容するための凹部3cを形成するとともに、当該凹部3cの表面に、中心軸線O1に向かって指向する突起3p1が形成されていることにより、プリフォームPが延伸される際に中心位置(中心軸線O1)が径方向に変位する芯ずれを防止することができる。
さらに、支持ピン3を用いると、延伸ロッドを省略しても延伸ブロー成形が可能である。また、延伸ロッドを用いる場合、口部P1の開口面積から延伸ロッドの断面積を引いた面積で、ブロー流体を口部P1から流入させるが、延伸ロッドを省略する場合、口部P1の全開口面積で、ブロー流体を流入させることができる。それゆえ、昇圧スピードを上げることができ、その結果、成形時間を短縮することができる。
なお、本発明にも、延伸ロッドを採用することは当然に可能である。即ち、本発明において延伸ロッドを用いた場合であっても、プリフォームPの芯ずれを防止することができる。
また、本形態のように、ヘッド3aの上端3e1を、凹部3cを縁取るように、平坦な環状端とすれば、鋭角に突出する部分がヘッド3aに形成されなくなる。このため、ヘッド3aを用いて成形した容器Cの底部にも、鋭角に窪む部分が成形されない。従って、ヘッド3aの上端3e1を平坦な環状端とすれば、ブロー成形時においてプリフォームの底部P4をヘッド3aの上面に滑らかに追従させることができるから、ブロー成形した容器Cの底部の形状を安定させることができるとともに、容器Cの底部の強度を向上させることができる。
次に、図4を参照して、支持ピン3の変形例を説明する。
図4(a)には、凹部3cに形成した突起を、中心軸線O1に向かって指向するとともに、当該中心軸線O1に向かって上方に伸びる突起3p2とした支持ピン3を示す。図3では、凹部3cに形成した突起を、中心軸線O1に向かって指向するとともに、径方向に沿って伸びる突起3p1とすることで、底部P4に対する合力(引っ掛かり力)を高めているのに対し、本形態の突起3p2では、底部P4を適当な係合力で保持しつつ、成形品の型抜きをスムースに行うことができる。
また、図4(b)には、中心軸線O1に向かって指向するとともに、径方向に沿って伸びる突起3p3を上端3e1よりも凹部3cの奥側に設けたヘッド3aを示す。本形態では、突起3p3は、周方向に沿って楕円状に伸びる半球形として形成されている。
更に、図5(a),(b)はそれぞれ、支持ピン3の更に他の変形例を示す。
図5(a)では、ヘッド3aは、凹部3cの径方向外側に、他端3e2に向かって末広がりに延びる傘状の傾斜面3fが形成されている。ヘッド3aをシャフト3bと同径に形成し、或いは、シャフト3bのみで構成して先端に凹部3cを形成した場合、プリフォームPの樹脂がシャフト3bの側面に回り込む(巻き込まれる)ことも考えられるが、傾斜面3fを形成した場合、こうしたことが起こらない。
更に、傾斜面3fの下端3e2側縁部間の直径(本形態では、ヘッド3aの直径)Daは、同図に示すように、シャフト3bの直径Dbよりも大きいことが好ましい。この場合、プリフォームPの樹脂が、シャフト3bの側面に回り込むことをより一層防止することができる。
なお、傾斜面3fは、直線状の傾斜面に限定されることなく、例えば、外向きに湾曲する傾斜面、内向きに湾曲する傾斜面、また、円錐状以外にも、角錐形状の傾斜面、又は、かさ歯車のような傾斜面とすることもできる。また、上述した例では、凹部3cは、ヘッド3aの中央に形成されているが、ヘッド3aの中央から偏芯した位置に形成することもできる。すなわち、プリフォームPの中心軸線O2がキャビティ4(支持ピン3)の中心軸線O1に一致していれば、傾斜面3fを偏芯させて設けることもできる。
更に、図5(b)では、ヘッド3aは、容器Cの底部全体を形成する金型として形成されている。この場合、プリフォームPの樹脂が、シャフト3bの側面に回り込む(巻き込まれる)ことがない。
上述したところは、本発明の様々な実施形態であるが、本発明に従えば、様々な変更が可能となる。例えば、支持ピン3は、容器Cの底部形状に応じてシャフト3bとともに取り外して交換することができる。また、上述の実施形態では、ヘッド3aとシャフト3bとを一体に構成して説明したが、ヘッド3aとシャフト3bを別体とすることもできる。この場合、容器Cの底部形状に応じてヘッド3aのみを交換することができる。また、凹部3cの開口部は、円形に限定されることなく、多角形状とすることも可能である。また、各実施形態に採用された構成はそれぞれ、適宜、他の実施形態の構成に置き換えて、又は、組み合わせることができる。
本発明は、有底筒状に形成されたプリフォームを型内でブロー成形して容器を成形するブロー成形装置およびブロー成形方法であれば、様々な装置及び容器の成形方法に採用することができる。
1 本体割金型
2 底部金型
3 支持ピン
3a ヘッド
3b シャフト
3c 凹部
3e1 上端
3f 傾斜面
3p1 突起
3p2 突起
3p3 突起
4 キャビティ
10 ブロー成形装置
C 容器
P プリフォーム
P4 底部

Claims (10)

  1. 有底筒状に形成されたプリフォームを型内でブロー成形して容器を成形するブロー成形装置において、
    前記型内に支持ピンが配置され、
    前記支持ピンは、前記プリフォームの底部を外側から支持するヘッドと、前記ヘッドに接続され前記プリフォームの延伸方向に昇降可能なシャフトとを備え、
    前記ヘッドは、前記プリフォームの底部を支持する一端に、前記プリフォームの底部の少なくとも一部を受容するための凹部が形成されているとともに、当該凹部の表面に、支持ピンの中心軸線に向かって指向する突起が形成されている、ことを特徴とするブロー成形装置。
  2. 請求項1において、前記突起は、前記中心軸線周りに間隔を置いて配置される複数の突起であることを特徴とするブロー成形装置。
  3. 請求項1又は2において、前記突起は、前記中心軸線に向かって上方に伸びる突起であることを特徴とするブロー成形装置。
  4. 請求項1又は2において、前記突起は、径方向に沿って伸びる突起であることを特徴とするブロー成形装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、前記支持ピンは、その上昇姿勢にて前記プリフォームの底部を支持し、ブロー成形による前記プリフォームの延伸に応じて下降するように構成されていることを特徴とするブロー成形装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、前記支持ピンの下降時に前記プリフォームに抵抗を付与する抵抗付与手段を設けたことを特徴とするブロー成形装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項において、前記ヘッドの上端が平坦な面としてなることを特徴とするブロー成形装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項において、前記ヘッドに、前記凹部の外側に、他端に向かって末広がりに伸びる傾斜面を設けたことを特徴とするブロー成形装置。
  9. 有底筒状に形成されたプリフォームを型内でブロー成形して容器を成形するブロー成形方法において、
    前記型内に支持ピンが配置されたブロー成形装置であって、
    前記支持ピンは、前記プリフォームの底部を外側から支持するヘッドと、前記ヘッドに接続され前記プリフォームの延伸方向に昇降可能なシャフトと、を備え、
    前記ヘッドは、前記プリフォームの底部を支持する一端に、前記プリフォームの底部の少なくとも一部を受容するための凹部が形成されているとともに、当該凹部の表面に、支持ピンの中心軸線に向かって指向する突起が形成されている、ブロー成形装置を用い、
    前記支持ピンにより、その上昇姿勢にて前記プリフォームの底部を支持し、ブロー成形による前記プリフォームの延伸に応じて前記支持ピンを下降させる、
    ことを特徴とするブロー成形方法。
  10. 請求項9において、ブロー成形時に前記プリフォームに抵抗を付与しながら前記支持ピンを下降させることを特徴とするブロー成形方法。
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