JP2013207923A - 電気式フォークリフト、及び、充電システム - Google Patents

電気式フォークリフト、及び、充電システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のバッテリを着脱可能に収容する電気式フォークリフトにおいて、荷役作業や走行作業などの動作時におけるオペレータの安全性を向上させる。
【解決手段】電気式フォークリフトは、複数のバッテリを着脱可能に収容する収容部を備える。そして、電気式フォークリフトでは、収容部に収容されるバッテリの総本数に応じて電気式フォークリフトの動作制限を行う(S110〜S140)。このため、バッテリの重量の影響によって電気式フォークリフトの動作時にバランスが崩れる可能性がある場合に、電気式フォークリフトの動作を制限することができる。したがって、電気式フォークリフトが荷物を積もうとしたときにバランスを崩してしまうことを防止できるので、荷役作業や走行作業などの動作時におけるオペレータの安全性を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気式フォークリフト、及び、電気式フォークリフトに搭載するバッテリの充電を行う充電システムに関する。
電気式フォークリフトには、着脱可能なバッテリが収容され、このバッテリの電力は走行用モータや、油圧ポンプ用モータなどの動力源に用いられている。そして、この種の電気式フォークリフトでは、バッテリが消耗すると、所定のバッテリ置き場まで赴いて消耗したバッテリを充電済のバッテリに交換することにより動力源の補給を行っている。(例えば、特許文献1参照)。
ちなみに、交換後の(消耗した)バッテリは、このバッテリ置き場で充電され、次回以降の交換用の充電済バッテリとして利用される。
特開平11−146506号公報
ところで、近年はバッテリの小型化が進んでおり、一台の電気式フォークリフトに複数個のバッテリを収容することが提案されている。
一般に、電気式フォークリフトのバッテリは、電力の供給以外に「荷物を持ち上げた際のバランスを取る重り(所謂、カウンタウエイト)」の役割も兼ねている。しかし、小型化によりバッテリの重量が軽くなった場合、収容されるバッテリの個数を確保しないと、バッテリが重りとしての役割を十分に果たせなくなることが考えられる。この場合、例えば荷物を持ち上げた際にバランスが崩れて、電気式フォークリフトが前方側である荷物側に傾いてしまうという問題が懸念される。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、複数のバッテリを着脱可能に収容する電気式フォークリフトにおいて、荷役作業や走行作業などの動作時におけるオペレータの安全性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、電力によって駆動されるモータを用いて動作を行う電気式フォークリフトであって、前記電力を供給する複数のバッテリを着脱可能に収容する収容部と、前記収容部に収容されたバッテリの総重量又は個数に対応する情報値を検出する情報値検出手段と、前記情報値検出手段により検出された前記情報値が、予め定められた規定値よりも少ない場合に、前記動作を制限する制限手段とを備えたことを特徴とする。
これによれば、バッテリの総重量又は個数に応じて電気式フォークリフトの動作制限を行うようにしているため、バッテリの重量の影響によって電気式フォークリフトの動作時にバランスが崩れる可能性がある場合(重量を確保するのに必要な数のバッテリが搭載されていない場合)に、電気式フォークリフトの動作を制限することができる。
このため、電気式フォークリフトが荷物を積もうとしたときにバランスを崩してしまうことを防止できるので、荷役作業や走行作業などの動作時におけるオペレータの安全性を向上させることができる。
収容部は、請求項2に記載のように、前記バッテリのダミーとして構成されたダミー部材が収容可能に構成され、前記情報値検出手段は、前記収容部に収容されるバッテリ及びダミー部材の総重量又は個数に対応する情報値を、前記情報値として検出するようにしてもよい。
すなわち、請求項2に記載の発明では、バッテリのダミー部材をバッテリに代えて収容部に収容できるように構成されており、収容部に収容されたダミー部材はカウンタウエイトの役割を果たしている。
これによれば、電気式フォークリフトが動作を行う上で必要なバッテリを収容部に最小個数のみ収容し、これに伴いカウンタウエイトが不足した場合には、ダミー部材を収容部に収容することによりカウンタウエイトの不足分を補うことが可能となる。また、ダミー部材が鉄や鋼などの金属材料のみで構成されていれば、バッテリに比べて単純な構造でダミー部材を実現できるため、必要コストを低減できるようになる。
請求項3に記載の発明では、前記収容部に収容されたバッテリの各々について、前記モータとの接続状態を、前記モータへの電力供給が可能な電力供給状態と、前記モータへの電力供給を行わない待機状態とのうち何れかに切替可能に構成された切替回路と、前記バッテリの充電量を検出する充電量検出手段と、前記バッテリのうち前記電力供給状態である電力供給用バッテリの充電量が所定量未満になったことを、前記充電量検出手段が検出した場合に、前記バッテリのうち前記待機状態である予備用バッテリが電力供給状態に切り替わるように、前記切替回路を駆動する切替制御手段とを備えたことを特徴とする。
これによれば、収容部には、電力供給用バッテリと予備用バッテリとが存在するため、仮に電力供給用バッテリの充電量が残り少なくなったとしても、電気式フォークリフトの電力供給を電力供給用バッテリから予備用バッテリに切り替えることにより、電気式フォークリフトの動作を継続して行うことができる。
請求項4に記載の発明は、前記電力供給状態にあるバッテリを切り替えるための切替操作を検出する切替操作検出手段と、前記電力供給用バッテリの充電量が所定量未満になったことを前記充電量検出手段が検出した場合に、前記電気式フォークリフトのオペレータに対して切替操作を促す報知動作を行う報知手段とを備え、前記切替制御手段は、前記報知手段による報知動作後、前記切替操作検出手段により前記切替操作が検出された場合に、前記切替回路を駆動することを特徴とする。
つまり、請求項4に記載の発明では、報知手段による報知動作を受けたオペレータが切替操作を行った以降に切替制御手段による切替回路の駆動制御を行うようにしている。このため、電力供給状態となるバッテリの切替は、オペレータが認識した状態で行われることとなるので、電気式フォークリフトに搭乗しているオペレータの安全を確保できる。
請求項5に記載の発明は、オペレータによる前記電気式フォークリフトの操作状態を検出する操作状態検出手段と、前記電力供給用バッテリの充電量が所定量未満になったことが前記充電量検出手段により検出されてから、前記操作状態検出手段により前記オペレータの操作が行われていないことが検出された場合に、前記モータを用いた動作を禁止する禁止手段と、前記禁止手段による禁止動作の実行後、前記切替制御手段による前記切替回路の駆動動作が完了した場合に、前記禁止手段による動作の禁止を解除する解除手段とを備えたことを特徴とする。
これによれば、電力供給用バッテリの充電量が所定量未満になってからオペレータによる操作が行われなくなった以降に、モータを用いた動作を禁止することによって、電気式フォークリフトが無操作状態となる期間(切替制御手段による駆動制御に適した期間)を作り出すことができる。
このため、この無操作状態となる期間に、切替制御手段による切替回路の駆動制御を行うことができ、動作中の電気式フォークリフトが急停止してしまうことを防止できる、という効果が得られる。
電気式フォークリフトが、前方に荷役作業を行う荷役部を有する車体を更に備えていた場合、収容部は、請求項6に記載のように、前記車体の後方に配置され、後方側及び側方側のうち一方から前記バッテリを挿抜可能に構成されているとよい。
このようにされていれば、収容部内のバッテリは車体の後方側に配置されることとなるため、カウンタウエイトとしての役割を効果的に果たすことができる。
ちなみに、バッテリが車体の側方側から挿抜可能に構成されている場合には、収容部内のバッテリが車体の後方側に集中して配置されていると更に効果的であり、一方、バッテリが車体の後方側から挿抜可能に構成されている場合には、収容部内のバッテリが車体の中央に集中して配置されていると更に効果的である。
電気式フォークリフトの動作については、一般車両と比べて大きな電流量を必要とするため、請求項1〜6の何れかに記載の発明は、例えば請求項7に記載のように、前記収容部に収容された前記複数のバッテリのうち、並列接続されたバッテリのみから、前記モータに電力の供給を行う電力供給手段を備えているとよい。
これによれば、電気式フォークリフトの動作に必要な電流量をより確実に提供できるようになる。
請求項8に記載の充電システムでは、請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の電気式フォークリフトから取り外された前記バッテリに対して充電を行う充電手段と、前記バッテリの劣化度合を特定可能な劣化情報を取得する劣化情報取得手段と、前記劣化情報取得手段により取得された劣化情報に応じて、前記充電手段による充電が完了したバッテリの中から、前記電気式フォークリフトに次回搭載するバッテリを決定する決定手段とを備えたことを特徴とする。
これによれば、バッテリの総重量に応じて電気式フォークリフトの動作制限を行うようにしているため、請求項1で述べた効果と同様に、荷役作業や走行作業などの動作時におけるオペレータの安全性を向上させることができる。さらに、電気式フォークリフトに次回搭載するバッテリを、バッテリの劣化度合に応じて決定するため、劣化度合を加味した最適なバッテリを搭載できる。
請求項9に記載の発明では、前記バッテリに取り付けられ、当該バッテリを識別するための識別情報が記憶された識別情報記憶手段と、前記識別情報に対応するバッテリの充電回数が記憶された充電回数記憶手段とを備え、前記劣化情報取得手段は、前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報と、その識別情報に対応する前記充電回数記憶手段内の充電回数とを、前記劣化情報として取得することを特徴とする。
これによれば、バッテリの充電回数によって劣化度合を特定するため、例えばバッテリの充電電流量や放電電流量を検出してから劣化度合を求める場合に比べて簡単に実現できる。
請求項10に記載の発明は、前記バッテリに取り付けられ、当該バッテリを識別するための識別情報、当該バッテリに流入した充電電流量、及び、当該バッテリから流出した放電電流量が記憶された電流量記憶手段を備え、前記劣化情報取得手段は、前記電流量記憶手段に記憶された情報を前記劣化情報として取得することを特徴とする。
これによれば、バッテリの充電回数に基づいて劣化度合を特定する場合に比べて、バッテリの劣化度合を詳しく知ることができる。
決定手段は、請求項11に記載のように、前記劣化情報取得手段により取得された劣化情報に応じて、劣化度合が大きいもの、又は、小さいものから順に、次回搭載する前記充電が完了したバッテリを決定するとよい。
例えば、劣化度合が大きいものからバッテリを搭載するようにすれば、バッテリの劣化度合が大きいものを優先して使用することができる。その一方で、劣化度合が小さいものからバッテリを搭載するようにすれば、劣化度合の平準化を図ることができる。
上述した充電システムは、請求項12に記載のように、前記バッテリの劣化度合に応じてバッテリの廃棄を促す廃棄手段を備えているとよい。
これによれば、不要となるバッテリについて廃棄を促すことにより、バッテリが不要か否かの判断を人間が行う手間を省くことができる。
第1実施形態の充電システムの全体構成を表すブロック図である。 第1実施形態のフォークリフトのバッテリ収容部を説明する説明図である。 第1実施形態のフォークリフトの制御部が実行する車両動作制限処理を表すフローチャートである。 第1実施形態のフォークリフトの制御部が実行するバッテリ切替処理を表すフローチャートである。 第1実施形態の充電ステーションの制御部が実行する搭載バッテリ決定処理を表すフローチャートである。 第2実施形態のフォークリフトの制御部が実行するバッテリ切替処理を表すフローチャートである。 第3実施形態のフォークリフトのバッテリ収容部を説明する説明図である。 第4実施形態のフォークリフトの切替回路を説明する説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.充電システムの全体構成
図1は、本発明が適用された充電システムの全体構成を表すブロック図である。
充電システムは、図1に示すように、電気式フォークリフト1(以下、「フォークリフト1」という。)と、フォークリフト1から取り外されたバッテリ10に対して充電を行う充電装置67が設置された充電ステーション3とを有して構成される。
ここで、フォークリフト1に取り付けられるバッテリ10は、図1に示すように、バッテリ本体11、バッテリ10を識別するための識別情報が記憶されたRFIDタグ13、及び、充電ステーション3の充電装置67と接続するための充電用コネクタ15等を有して構成される。
RFIDタグ13は、フォークリフト1又は充電ステーション3側からの無線による送信電力により起動して図示しない内蔵メモリに記憶された識別情報を送信したり、フォークリフト1又は充電ステーション3側から受信したデータを内蔵メモリに書き込んだりする機能を有している。
なお、第1実施形態で利用されるバッテリ10は、略直方体に構成され、その重量は人間が運搬可能な程度の重さ(例えば、20kg程度)とされている。
2.フォークリフト1の構成
フォークリフト1は、バッテリ10からの電力によって駆動される走行用モータ21や油圧ポンプ用モータ23を用いて動作を行うものであり、このフォークリフト1は、図2(a)に示すように、車両本体25と、車両本体25の前方に設けられ、荷役作業を行う荷役部27と、車両本体25の後方に配置され、複数のバッテリ10を着脱可能に収容するバッテリ収容部29とを備える。
なお、図2はフォークリフト1のバッテリ収容部29を説明する説明図であり、図2(a)はフォークリフト1の側面図であり、図2(b)はバッテリ収容部29の模式図である。
バッテリ収容部29には、図2(a)及び(b)に示すように、バッテリ10を収容可能な収容室31が複数個形成されており、各収容室31は、車両本体25の側方側からバッテリ10を挿抜可能に構成されている。なお、第1実施形態では、収容室31が10個形成されているものを例に挙げて説明している。
また、バッテリ収容部29の収容室31には、バッテリ10に加えて、バッテリ10のダミーとして構成されたダミー部材33も収容可能である。なお、ダミー部材33は、主に鉄や鋼などの金属材料から構成されている。
また、車両本体25の側壁には、バッテリ収容部29(収容室31)の挿入口を開閉するためのカバー35が形成されている。このため、第1実施形態では、車両本体25の側壁に形成されたカバー35を開けることにより、バッテリ10やダミー部材33をバッテリ収容部29に挿入したり、バッテリ収容部29からバッテリ10やダミー部材33を抜き出したりすることができる。
次に、フォークリフト1の電気的構成について説明する。
フォークリフト1は、図1に示すように、切替回路37、バッテリ装着検出センサ39、バッテリ残量検出センサ41、キーセンサ43、操作状態検出センサ45、操作部47、表示部49、記憶部51、通信部53、及び、制御部55等を有して構成されている。
切替回路37は、バッテリ収容部29に収容されたバッテリ10の各々について、モータ21,23や電源回路57等の電力供給対象との接続状態を切替可能に構成されている。つまり、モータ21,23や電源回路57等への電力供給が可能な電力供給状態と、モータ21,23や電源回路57等への電力供給を行わない待機状態とのうち何れかに切替可能に構成されている。
具体的に説明すると、切替回路37は、バッテリ10(収容室31)の各々と電力供給対象とを接続するスイッチにより構成され、このスイッチがオン/オフされることにより、バッテリ10と電力供給対象との接続状態が、電力供給状態と待機状態とのうち何れかに切り替わる。
そして、第1実施形態では、常時、切替回路37の10個のスイッチのうち少なくとも1つがオン状態となるようにされている。
なお、以下の説明において、電力供給状態となる(オン状態のスイッチに接続される)バッテリ10と、待機状態となる(オフ状態のスイッチに接続される)バッテリ10とを区別する場合には、電力供給状態にあるバッテリ10を「電力供給用バッテリ10」といい、待機状態にあるバッテリ10を「予備用バッテリ10」という。
バッテリ装着検出センサ39は、バッテリ収容部29に収容されたバッテリ10の総重量又は個数に対応する情報値を検出するためのものであり、このバッテリ装着検出センサ39は、バッテリ収容部29の収容室31毎に配置されている。
そして、第1実施形態のバッテリ装着検出センサ39は、該当の収容室31に収容されたバッテリ10又はダミー部材33の総重量又は個数に対応する情報値を上記情報値として検出する。
バッテリ残量検出センサ41は、バッテリ10の充電量(残量)を検出するものであり、このバッテリ残量検出センサ41は、バッテリ収容部29の収容室31毎に配置されている。
キーセンサ43は、フォークリフト1の動作電源のオン/オフ状態を検出するものである。
操作状態検出センサ45は、ステアリング、アクセル、ブレーキ等のオペレータによるフォークリフト1の操作状態を検出するものである。
操作部47は、フォークリフト1のオペレータが操作するためのものであり、この操作部47は、タッチパネルやスイッチ等により構成されている。
表示部49は、各種情報を表示するためのものであり、この表示部49は、液晶ディスプレイ等により構成されている。
記憶部51は、データの書き換えが可能な不揮発性の記憶媒体からなる。
通信部53は、バッテリ10のRFIDタグ13と通信するためのものであり、この通信部53は、バッテリ収容部29の収容室31毎に設置されている。
電源回路57は、電力供給用バッテリ10の電力を基にして一定の電源電圧を生成し、その電源電圧は制御部55等の電子部品に供給される。
制御部55は、CPU、RAM、ROM等にて構成されており、この制御部55には、各種センサ等からの出力信号が入力される。
また、制御部55は、走行用モータ21及び油圧ポンプ用モータ23を制御可能に構成されており、制御部55は、各種センサから入力される信号(オペレータによる運転操作)に基づき、モータ駆動部59に対してモータ駆動用の制御信号を出力する。そして、この制御信号が入力されたモータ駆動部59では、制御部55からの制御信号に応じて、走行用モータ21又は油圧ポンプ用モータ23を駆動する。
また、制御部55は、バッテリ装着検出センサ39により検出された情報値に基づいて、フォークリフト1の動作制限を行う動作制限処理を実行したり、バッテリ収容部29に収容されているバッテリ10の中から電力供給用バッテリ10を決定して、電力供給用バッテリ10とモータ21,23や電源回路57等とが接続されるように切替回路37を駆動するバッテリ切替処理を実行したりする。
3.充電ステーション3の構成
充電ステーション3は、図1に示すように、操作部61、表示部63、記憶部65、充電装置67、通信部69、制御部71等を有して構成されている。
操作部61は、充電ステーション3の管理者等が操作するためのものであり、この操作部61は、タッチパネルやスイッチ等により構成されている。
表示部63は、各種情報を表示する液晶ディスプレイ等により構成されている。
記憶部65は、データの書き換えが可能な不揮発性の記憶媒体からなる。この記憶部65には、バッテリ10の劣化度合を特定可能な劣化情報が記憶されている。ここで、第1実施形態の劣化情報は、バッテリ10の識別情報と、その識別情報に対応するバッテリ10の充電回数とが関連づけられたものである。
充電装置67は、バッテリ10の充電を行うためのものである。具体的には、工場内の設備電源から供給される交流電源(商用電源)を充電に適した直流電圧及び電流に変換するものであり、変換後の直流電源及び電流をバッテリ10に供給し、バッテリ10の充電を行う。
また、充電装置67は、バッテリ10と接続して充電を行うための充電用コネクタ(図示省略)が複数設けられており、この充電用コネクタは、フォークリフト1のバッテリ10を交換するための領域として設けられたバッテリ交換領域100に設置される。
通信部69は、充電装置67の充電用コネクタ近傍にそれぞれ設置されており、対応する充電用コネクタに接続されたバッテリ10のRFIDタグ13と通信を行う。
制御部71は、CPU、RAM、ROM等にて構成されており、この制御部71は、充電装置67を制御することにより、充電装置67に対してバッテリ10の充電を実行させる。このとき、制御部71は、記憶部65に記憶された充電回数うち、充電が実行されたバッテリ10の充電回数をカウントアップする。
また、制御部71は、充電装置67に接続されたバッテリ10と通信部69を介して通信を行うことにより、バッテリ10との間で各種情報の授受を行う。
また、制御部71は、記憶部65に記憶された劣化情報に応じて、充電装置67による充電が完了したバッテリ10の中から、フォークリフト1に次回搭載するバッテリ10を決定する搭載バッテリ決定処理を行う。
4.充電システムの特徴的作動
4.1.フォークリフト1の特徴的作動
4.1.1.車両動作制限処理
図3は、フォークリフト1の制御部55が実行する車両動作制限処理を表すフローチャートであり、この処理は、フォークリフト1の動作電源が投入されたとき(キーがオンされたとき)に実行される。
そして、制御部55が図3に示す処理を開始すると、まずS110では、フォークリフト1の動作制限が開始される。
ここで、第1実施形態では、走行用モータ21及び油圧ポンプ用モータ23の駆動を禁止する、という動作制限を行っている。これにより、オペレータがフォークリフト1を操作したとしても、フォークリフト1は走行動作及び荷役動作ができないこととなる。
そして、S120では、全てのバッテリ装着検出センサ39により検出される情報値に基づいて、カウンタウエイトが不足しているか否かについて判定される。
具体的に説明すると、S120では、全てのバッテリ装着検出センサ39から情報値が取得され、この取得した情報値に基づいて、バッテリ収容部29に収容されているバッテリ10やダミー部材33の総本数が推定される。そして、その推定結果に基づいて、バッテリ収容部29に収容されているバッテリ10やダミー部材33の総本数が5本以下の場合に、カウンタウエイトが不足していると判定される。
つまり、S120では、全てのバッテリ装着検出センサ39により検出された情報値(総本数)が予め定められた規定値よりも少ない場合に、カウンタウエイトが不足していると判定され、逆に情報値が規定値以上の場合には、カウンタウエイトが不足していない(言い換えると「足りている」)と判定される。
そして、S120にて、カウンタウエイトが不足していると判定された場合には(S120:YES)、バッテリ収容部29にバッテリ10又はダミー部材33を挿入するように促す旨の報知が表示部49を介して実行され(S140)、処理がS120に戻る。
一方、S120にてカウンタウエイトが不足していないと判定された場合には(S120:NO)、S110にて開始された動作制限が解除され(S130)、車両動作制限処理が終了する。
4.1.2.バッテリ切替処理
図4は、フォークリフト1の制御部55が実行するバッテリ切替処理を表すフローチャートであり、この処理は、フォークリフト1の動作電源が投入されたとき(キーがオンされたとき)に実行される。
そして、制御部55が図4に示す処理を開始すると、まずS210では、バッテリ残量検出センサ41の検出結果に基づいて、電源供給用バッテリ10の充電量が所定量以上あるか否かについて判定される。
そして、S210の処理は、電源供給用バッテリ10の充電量が所定量未満であると判定されるまでの間、繰り返し実行され、電源供給用バッテリ10の充電量が所定量未満であると判定されると(S210:NO)、バッテリ10の切替操作を促す報知として、オペレータにキーをオフする旨の報知が表示部49を介して実行される(S220)。
続いて、S230では、キーセンサ43の検出結果に基づいて、キーがオフされたか否かが判定される。
そして、キーがオフされていないと判定された場合には(S230:NO)、オペレータによるバッテリ10の切替操作が行われていないと判断され、処理がS220に戻る。一方、キーがオフされたと判定された場合には(S230:YES)、オペレータによるバッテリ10の切替操作が行われたと判断され、切替回路37に電源供給用バッテリ10の切替を行わせる切替処理が行われ(S240)、バッテリ切替処理が終了する。
ここで、切替処理では、まず、バッテリ残量検出センサ41からの出力信号に基づいて、予備用バッテリ10のうち、充電量が充分にあるバッテリ10の1つが特定される。そして、この特定された予備用バッテリ10に接続される切替回路37のスイッチがオンされると共に、電源供給用バッテリ10に接続される切替回路37のスイッチがオフされる。
つまり、この切替処理では、電力供給用バッテリ10の充電量が所定量未満になったことが検出された場合に(S210:NO)、予備用バッテリ10が電力供給状態に切り替わるように切替回路37を駆動する、という処理が行われる。
4.2.充電ステーション3の特徴的作動
4.2.1.搭載バッテリ決定処理
図5は、充電ステーション3の制御部71が実行する搭載バッテリ決定処理を表すフローチャートであり、この処理は、制御部71が動作を開始したときに実行される。
そして、制御部71が図5に示す処理を開始すると、まずS310では、充電装置67に接続されたバッテリ10の識別情報が通信部69を介して取得され、この取得された識別情報に対応する劣化情報が記憶部65から読み込まれる。
そして、S320では、S310で読み込まれた劣化情報に基づいて、フォークリフト1に次回搭載するバッテリ10の搭載順が決定される。ここで、S320では、充電回数が少ないバッテリ10が優先されるように、バッテリ10の搭載順が決定される。
続くS330では、S310で読み込まれた劣化情報に基づいて、廃棄すべきバッテリ10が決定される。ここで、S330では、充電回数が所定回数に達したバッテリ10があった場合に、そのバッテリ10が廃棄すべきバッテリ10として決定される。
そして、S340では、S320で決定されたバッテリ10の搭載順が表示部63に表示されると共に、S330で決定された廃棄すべきバッテリ10について廃棄を促す旨の報知が表示部63を介して行われ、処理がS310に戻る。
5.作用、効果
以上説明した第1実施形態では、バッテリ収容部29に収容されるバッテリ10の総本数に応じてフォークリフト1の動作制限を行うようにしている(S110〜S140)。
このため、バッテリ10の重量の影響によってフォークリフト1の動作時にバランスが崩れる可能性がある場合(重量を確保するのに必要な数のバッテリ10が搭載されていない場合)に、フォークリフト1の動作を制限することができる。
したがって、フォークリフト1が荷物を積もうとしたときにバランスを崩してしまうことを防止できるので、荷役作業や走行作業などの動作時におけるオペレータの安全性を向上させることができる。
また、第1実施形態では、バッテリ10のダミー部材33をバッテリ10に代えてバッテリ収容部29に収容できるように構成されている。
このため、フォークリフト1が動作を行う上で必要なバッテリ10をバッテリ収容部29に最小個数のみ収容し、これに伴いカウンタウエイトが不足した場合には、ダミー部材33をバッテリ収容部29に収容することによりカウンタウエイトの不足分を補うことが可能となる。
また、ダミー部材33は、主に鉄や鋼などの金属部材から構成されているため、バッテリ10に比べて単純な構造でダミー部材33を実現でき、必要コストを低減できるようになる。
また、バッテリ収容部29には、電力供給用バッテリ10と予備用バッテリ10とが存在するため、仮に電力供給用バッテリ10の充電量が残り少なくなったとしても、フォークリフト1の電力供給を電力供給用バッテリ10から予備用バッテリ10に切り替えることにより(S240)、フォークリフト1の動作を継続して行うことができる。
また、第1実施形態では、S220の処理による報知動作を受けたオペレータが切替操作(キーをオフする操作)を行った以降に、切替回路37の駆動制御を行うようにしている。このため、電力供給状態となるバッテリ10の切替はオペレータが認識した状態で行われることとなるので、フォークリフト1に搭乗しているオペレータの安全を確保できる。
また、第1実施形態では、S220の処理が行われた結果、キーオフを行う旨の報知を受けたオペレータが、フォークリフト1の動作電源をオフすることによって、フォークリフト1が無操作状態となる期間を作り出すことができる。これにより、この無操作状態となる期間に、切替制御手段による切替回路37の駆動制御を行うことができ、動作中のフォークリフト1が急停止してしまうことを防止できる、という効果が得られる。
また、第1実施形態では、バッテリ収容部29内のバッテリ10は車両本体25の後方側に配置されるため、カウンタウエイトとしての役割を効果的に果たすことができる。
ちなみに、第1実施形態では、バッテリ10が車両本体25の側方側から挿抜可能に構成されているため、図2(b)に示すように、バッテリ収容部29内のバッテリ10が車両本体25の後方側に集中して配置されていると更に効果的である。
また、第1実施形態では、フォークリフト1に次回搭載するバッテリ10を、バッテリ10の劣化度合に応じて決定するため(S320)、劣化度合を加味した最適なバッテリ10の搭載を実施できる。
また、第1実施形態では、バッテリ10の充電回数によって劣化度合を特定するため(S320)、例えばバッテリ10の充電電流量や放電電流量を検出してから劣化度合を求める場合に比べて簡単に実現できる。
また、第1実施形態では、劣化度合(充電回数)が小さいものからバッテリ10を搭載しているため、劣化度合の平準化を図ることができる。
また、第1実施形態では、不要となるバッテリ10について廃棄を促すことにより(S340)、バッテリ10が不要か否かの判断を人間が行う手間を省くことができる。
6.発明特定事項と実施形態との対応関係
第1実施形態では、バッテリ装着検出センサ39が特許請求の範囲に記載された情報値検出手段に相当し、図3の車両動作制限処理が特許請求の範囲に記載された制限手段に相当する。
また、バッテリ残量検出センサ41が特許請求の範囲に記載された充電量検出手段に相当し、S240の処理が特許請求の範囲に記載された切替制御手段に相当し、キーセンサ43が特許請求の範囲に記載された切替操作検出手段に相当する。
また、S220の処理が特許請求の範囲に記載された報知手段に相当し、操作状態検出センサ45が特許請求の範囲に記載された操作状態検出手段に相当し、充電装置67が特許請求の範囲に記載された充電手段に相当する。
また、S310の処理が特許請求の範囲に記載された劣化情報取得手段に相当し、S320の処理が特許請求の範囲に記載された決定手段に相当し、RFIDタグ13が特許請求の範囲に記載された識別情報記憶手段に相当する。
また、充電ステーション3の記憶部65が特許請求の範囲に記載された充電回数記憶手段に相当し、S330及びS340の処理が特許請求の範囲に記載された廃棄手段に相当する。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、電力供給用バッテリ10の充電量が所定量未満になった場合に、キーオフを行う旨の報知を受けたオペレータが、フォークリフト1の動作電源をオフすることによって、フォークリフト1が無操作状態となる期間を作り出していたが、第2実施形態では、フォークリフト1の動作制限を開始することによって、フォークリフト1の無操作状態となる期間を作り出すようにしている。
1.バッテリ切替処理
図6は、第2実施形態の制御部55が実行するバッテリ切替処理を表すフローチャートである。なお、図6において、上述した図4のバッテリ切替処理と同様の処理については同一のステップ番号を付しているので、詳細な説明は省略する。
制御部55が図6に示す処理を開始して、電源供給用バッテリ10の充電量が所定量未満であると判定されると(S210:NO)、フォークリフト1の動作制限が開始される(S215)。
ここで、第2実施形態では、車両動作制限処理におけるS110の処理(図3参照)と同様に、走行用モータ21及び油圧ポンプ用モータ23の駆動を禁止する、という動作制限を行う。
そして、S240にて切替処理が終了すると、続くS250では、S215にて開始された動作制限が解除されて、図6のバッテリ切替処理が終了する。
2.作用、効果
以上説明した第2実施形態では、電力供給用バッテリ10の充電量が所定量未満になってからオペレータによる操作が行われなくなった以降に、フォークリフト1の動作を禁止(制限)することによって、フォークリフト1が無操作状態となる期間を作り出すことができるため、第1実施形態と同様に、動作中のフォークリフト1が急停止してしまうことを防止できる。
3.発明特定事項と実施形態との対応関係
第2実施形態では、S215の処理が特許請求の範囲に記載された禁止手段に相当し、S250の処理が特許請求の範囲に記載された解除手段に相当する。
(第3実施形態)
上記実施形態のバッテリ収容部29は、車両本体25の側方側からバッテリ10を挿抜可能に構成されていたが、第3実施形態のバッテリ収容部29は、図7(a)及び(b)に示すように、バッテリ10が車両本体25の後方側から挿抜可能に構成されている。
なお、図7はフォークリフト1のバッテリ収容部29を説明する説明図であり、図7(a)はフォークリフト1の背面図であり、図7(b)はバッテリ収容部29の模式図である。
このような第3実施形態によれば、バッテリ10が車両本体25の後方側から挿抜可能に構成されているため、図7(b)に示すように、バッテリ収容部29内のバッテリ10が車両本体25の中央に集中して配置されていると更に効果的である。
(第4実施形態)
上記実施形態では、バッテリ10(収容室31)の各々と電力供給対象とがスイッチ81を介して直列に接続されていたが、第4実施形態では、図8に示すように、バッテリ10(収容室31)の各々と電力供給対象とがスイッチ81を介して並列に接続されている。
なお、図8は、第4実施形態のフォークリフト1の切替回路37を説明する説明図である。
第4実施形態の切替回路37は、図8に示すように、5個のスイッチ81を有して構成されている。各スイッチ81は、バッテリ収容部29に収容されるバッテリ10のうち並列に接続された2個のバッテリ10(収容室31)と電力供給対象とに接続される。
以上のような第4実施形態では、バッテリ収容部29に収容された複数(10個)のバッテリ10のうち、並列接続された2個のバッテリ10から、電力供給対象に対して電力の供給を行うため、フォークリフト1の動作に必要な電流量をより確実に提供できる。
並列接続されるバッテリ10は、寿命能力が類似しているものが好ましく、充電ステーション3では、交換用のバッテリ10として、寿命能力が類似しているものを2個セットで搭載するとよい。
なお、第4実施形態では、切替回路37が特許請求の範囲に記載された電力供給手段に相当する。
(第5実施形態)
上記実施形態では、バッテリ10の識別情報と充電回数とを劣化情報としていたが、第5実施形態では、バッテリ10の識別情報、当該バッテリ10に流入した充電電流量、及び、当該バッテリ10から流出した放電電流量を劣化情報としている。
第5実施形態のバッテリ10に搭載されるRFIDタグ13には、バッテリ10の識別情報、当該バッテリ10に流入した充電電流量、及び、当該バッテリ10から流出した放電電流量が劣化情報として記憶される。
ここで、バッテリ10の充電電流量は、充電ステーション3の充電装置67によるバッテリ10の充電時に、充電ステーション3の制御部71により計測される。この制御部71による計測結果は通信部69を介してRFIDタグ13に記憶される。
また、バッテリ10の放電電流量は、フォークリフト1のバッテリ収容部29の収容時に、フォークリフト1の制御部55により計測される。この制御部55による計測結果は通信部53を介してRFIDタグ13に記憶される。
そして、充電ステーション3では、充電ステーション3の充電装置67に接続されたバッテリ10(RFIDタグ13)から劣化情報を取得して、この劣化情報を記憶部65に記憶する。記憶部65に記憶された劣化情報は、上述した搭載バッテリ決定処理(図5参照)のS310の処理で制御部71により取得される。
そして、制御部71では、この劣化情報に基づいて劣化度合を推測し、この推測結果に基づいてバッテリ10の搭載順や廃棄するバッテリ10を決定する。なお、第5実施形態では、放電電流量及び充電電流量を定格と比較し、バッテリ10の出力が80%以下だった場合に、バッテリ10の寿命と判定して廃棄を促すようにしている。
以上のような第5実施形態によれば、上記実施形態のようにバッテリ10の充電回数に基づいて劣化度合を特定する場合に比べて、バッテリ10の劣化度合を詳しく知ることができる。
なお、第5実施形態では、RFIDタグ13が特許請求の範囲に記載された電流量記憶手段に相当する。
(その他の実施形態)
本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、バッテリ収容部29に収容されるバッテリ10の総本数に応じてフォークリフト1の動作制限を行うようにしていたが(S110〜S140)、本発明はこれに限定されるものではなく、バッテリ収容部29に収容されるバッテリ10の総重量に応じてフォークリフト1の動作制限を行うようにしてもよい。
この場合、S120では、全てのバッテリ装着検出センサ39により検出される情報値に基づいて、バッテリ収容部29に収容されているバッテリ10やダミー部材33の総重量を計測し、その計測結果が予め定められた規定値よりも少ない場合に、カウンタウエイトが不足していると判定されるようにするとよい。
また、上記第1実施形態では、キーオフの検出がされたことをもってバッテリ10の切替操作が行われたと判断するようにされていたが(S230:YES)、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、電力供給用バッテリ10と予備用バッテリ10とを切り替えるためのスイッチ(すなわち、切替回路37駆動用のスイッチ)をフォークリフト1に設け、そのスイッチが操作された場合に、バッテリ10の切替操作が行われたと判断するようにしてもよい。
上記実施形態では、バッテリ10の劣化度合(充電回数)が小さいものを優先してバッテリ10を搭載するようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、劣化度合が大きいものを優先してバッテリ10を搭載するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、充電ステーション3の記憶部65に充電回数を記憶するようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばバッテリ10のRFIDタグ13にバッテリ10の充電回数を記憶するようにしてもよい。
また、バッテリ10の充電量が所定量未満になった場合にバッテリ10の交換を警告するための警告ランプやディスプレイ等の表示装置が、バッテリ10に取り付けられていてもよい。
また、バッテリ10に表示装置を備えていた場合には、バッテリ10の交換を促すだけでなく、電力供給用バッテリ10として利用したもの(すなわち、利用済のバッテリ10)については、その旨を表示装置に表示してもよい。
また、この場合、利用済のバッテリ10が1個ある旨が表示されてから、最後のバッテリ10が利用済となるまでの間は、充電ステーション3のバッテリ交換領域100に赴く旨を表示装置に表示するとよい。
また、バッテリ10には、作業者がバッテリ10を持ち運ぶための取っ手が設けられていてもよい。
また、バッテリ10の充電用コネクタ15は、バッテリ収容部29や充電装置67の充電用コネクタにワンタッチで接続可能となるように構成されているとよい。
上記実施形態では、バッテリ10毎にRFIDタグ13を搭載していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、RFIDタグ13に代えて例えば識別情報のバーコードをバッテリ10に取り付けるようにしてもよい。
1…電気式フォークリフト(フォークリフト)、3…充電ステーション、10…バッテリ、11…バッテリ本体、13…RFIDタグ、15…充電用コネクタ、21…走行用モータ、23…油圧ポンプ用モータ、25…車両本体、27…荷役部、29…バッテリ収容部、31…収容室、33…ダミー部材、35…カバー、37…切替回路、39…バッテリ装着検出センサ、41…バッテリ残量検出センサ、43…キーセンサ、45…操作状態検出センサ、47,61…操作部、49,63…表示部、51,65…記憶部、67…充電装置、53,69…通信部、55,71…制御部、57…電源回路、59…モータ駆動部、81…スイッチ、100…バッテリ交換領域。

Claims (12)

  1. 電力によって駆動されるモータを用いて動作を行う電気式フォークリフトであって、
    前記電力を供給する複数のバッテリを着脱可能に収容する収容部と、
    前記収容部に収容されたバッテリの総重量又は個数に対応する情報値を検出する情報値検出手段と、
    前記情報値検出手段により検出された前記情報値が、予め定められた規定値よりも少ない場合に、前記動作を制限する制限手段と
    を備えたことを特徴とする電気式フォークリフト。
  2. 前記収容部は、前記バッテリのダミーとして構成されたダミー部材が収容可能に構成されており、
    前記情報値検出手段は、前記収容部に収容されるバッテリ及びダミー部材の総重量又は個数に対応する情報値を、前記情報値として検出することを特徴とする請求項1に記載の電気式フォークリフト。
  3. 前記収容部に収容されたバッテリの各々について、前記モータとの接続状態を、前記モータへの電力供給が可能な電力供給状態と、前記モータへの電力供給を行わない待機状態とのうち何れかに切替可能に構成された切替回路と、
    前記バッテリの充電量を検出する充電量検出手段と、
    前記バッテリのうち前記電力供給状態である電力供給用バッテリの充電量が所定量未満になったことを、前記充電量検出手段が検出した場合に、前記バッテリのうち前記待機状態である予備用バッテリが電力供給状態に切り替わるように、前記切替回路を駆動する切替制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気式フォークリフト。
  4. 前記電力供給状態にあるバッテリを切り替えるための切替操作を検出する切替操作検出手段と、
    前記電力供給用バッテリの充電量が所定量未満になったことを前記充電量検出手段が検出した場合に、前記電気式フォークリフトのオペレータに対して切替操作を促す報知動作を行う報知手段とを備え、
    前記切替制御手段は、前記報知手段による報知動作後、前記切替操作検出手段により前記切替操作が検出された場合に、前記切替回路を駆動することを特徴とする請求項3に記載の電気式フォークリフト。
  5. オペレータによる前記電気式フォークリフトの操作状態を検出する操作状態検出手段と、
    前記電力供給用バッテリの充電量が所定量未満になったことが前記充電量検出手段により検出されてから、前記操作状態検出手段により前記オペレータの操作が行われていないことが検出された場合に、前記モータを用いた動作を禁止する禁止手段と、
    前記禁止手段による禁止動作の実行後、前記切替制御手段による前記切替回路の駆動動作が完了した場合に、前記禁止手段による動作の禁止を解除する解除手段と
    を備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電気式フォークリフト。
  6. 前方に荷役作業を行う荷役部を有する車体を更に備え、
    前記収容部は、前記車体の後方に配置され、後方側及び側方側のうち一方から前記バッテリを挿抜可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の電気式フォークリフト。
  7. 前記収容部に収容された前記複数のバッテリのうち、並列接続されたバッテリのみから、前記モータに電力の供給を行う電力供給手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の電気式フォークリフト。
  8. 請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の電気式フォークリフトから取り外された前記バッテリに対して充電を行う充電手段と、
    前記バッテリの劣化度合を特定可能な劣化情報を取得する劣化情報取得手段と、
    前記劣化情報取得手段により取得された劣化情報に応じて、前記充電手段による充電が完了したバッテリの中から、前記電気式フォークリフトに次回搭載するバッテリを決定する決定手段と
    を備えたことを特徴とする充電システム。
  9. 前記バッテリに取り付けられ、当該バッテリを識別するための識別情報が記憶された識別情報記憶手段と、
    前記識別情報に対応するバッテリの充電回数が記憶された充電回数記憶手段とを備え、
    前記劣化情報取得手段は、前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報と、その識別情報に対応する前記充電回数記憶手段内の充電回数とを、前記劣化情報として取得することを特徴とする請求項8に記載の充電システム。
  10. 前記バッテリに取り付けられ、当該バッテリを識別するための識別情報、当該バッテリに流入した充電電流量、及び、当該バッテリから流出した放電電流量が記憶された電流量記憶手段を備え、
    前記劣化情報取得手段は、前記電流量記憶手段に記憶された情報を前記劣化情報として取得することを特徴とする請求項8に記載の充電システム。
  11. 前記決定手段は、前記劣化情報取得手段により取得された劣化情報に応じて、劣化度合が大きいもの、又は、小さいものから順に、次回搭載する前記充電が完了したバッテリを決定することを特徴とする請求項8ないし請求項10の何れか1項に記載の充電システム。
  12. 前記バッテリの劣化度合に応じてバッテリの廃棄を促す廃棄手段を備えたことを特徴とする請求項8ないし請求項11の何れか1項に記載の充電システム。
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