JP2010257318A - 電池式移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池式移動装置において、簡単な構成により、電池交換のために要する時間の短縮と装置の稼働率向上をを可能とする。
【解決手段】移動装置1は、複数の電池BTを搭載する電池搭載部11と、搭載された電池BTのいずれか1つを動力源として装置本体10を移動させる走行部12と、現在使用中の電池BTから他の電池BTに切り替えるタイミングを判定する電池切替判定部14と、次に用いる電池BTを選定する電池切替制御部15と、選定結果に基づいて動力源を次の電池BTに切り替える接続切替部16と、電池BTの切り替えが行われた時、使用済みの電池BTを充電済みの電池BTと交換するために、外部に電池交換要求を出す電池交換要求部17と、を備えている。電池交換要求によって電池を持ってきてもらい、交換させるので、電池交換中においても移動装置1の本来の作業を中断することなく続行できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池の交換を効率的に行える電池式移動装置に関する。
従来、装置に据え付け式の電池を駆動源とする移動装置においては、電池の充電中は動くことができないので装置の稼動率が下がるという問題があった。そこで、取り外し交換可能な電池を装置に複数搭載可能とし、使用中の電池の残量が低下してきた場合に、電池交換場所に自ら赴いて充電済みの電池を搭載し、その後、使用済みの電池を取り外して交換するようにした電池式移動装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−116641号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示されるような電池式移動装置においては、電池を交換するために、特定の場所に行かなければならず、そのために作業を止める必要があり、作業効率が落ちてしまうという問題がある。
本発明は、上記課題を解消するものであって、簡単な構成により、電池交換のために要する時間を短縮することができ、装置の稼働率向上を実現できる電池式移動装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、複数の電池を搭載し、前記電池のいずれかを動力源として走行する電池式移動装置において、動力源を現在使用中の電池から他の電池に切り替えるタイミングを判定する電池切替判定部と、前記電池切替判定部からの電池切替要求を受けて現在使用中の電池の次に用いる電池を選定する電池切替制御部と、前記電池切替制御部による選定結果に基づいて動力源を現在使用中の電池から次の電池に切り替える接続切替部と、前記接続切替部によって電池の切り替えが行われた時、使用済みの電池を未使用の電池と交換するために、外部に電池交換要求を出す電池交換要求部と、を備えているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電池式移動装置において、当該装置に対して作業者が電池交換作業の開始を伝える入力部を有し、前記入力部が入力を受けた時、走行を停止するものである。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の電池式移動装置において、当該装置に対して作業者が電池交換作業の開始を伝える入力部を有し、前記入力部が入力を受けた時、使用済みの電池の固定を解除するものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電池式移動装置において、前記電池切替判定部は、電池の放電可能時間を予め記憶しており、現在使用中の電池の使用開始からの経過時間が前記放電可能時間を越える時を前記切り替えのタイミングとして判定するものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電池式移動装置において、前記電池切替判定部は、現在使用中の電池の電圧を検出する電圧検出部を有し、前記電圧検出部によって検出した電圧が予め設定した閾値よりも下がった時を前記切り替えのタイミングとして判定するものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電池式移動装置において、前記電池切替判定部は、現在使用中の電池の電圧の低下速度を検出する電圧変化検出部を有し、前記電圧変化検出部によって検出した電圧の低下速度が予め設定した閾値よりも大きくなった時を前記切り替えのタイミングとして判定するものである。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の電池式移動装置において、前記電池交換要求部は、外部に音声を出力する音声出力部を有し、前記音声出力部によって音声を出力することにより前記電池交換要求を出すものである。
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の電池式移動装置において、前記電池交換要求部は、外部に光を出力する発光部を有し、前記発光部によって前記電池交換要求を出すものである。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の電池式移動装置において、前記電池交換要求部は、無線通信手段と表示手段とを備えた監視用表示装置に対して無線信号を送受信する無線通信部を有し、前記無線通信部によって無線信号を出力して前記監視用表示装置に電池交換要求を表示することにより前記電池交換要求を出すものである。
請求項10の発明は、請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の電池式移動装置において、前記電池切替制御部は、未使用の電池の中から電圧値の低い順に、次に用いられる電池を選定するものである。
請求項1の発明によれば、複数の電池を切り換えて用いることができ、また、電池の交換は外部に電池交換要求を出すだけでよいので、電池が交換されるまでや交換中においても電池式移動装置(以下、移動装置または装置ともいう)の本来の作業を中断することなく続行でき、電池交換のために要する時間を短縮して装置の稼働率向上を実現できる。本装置は、電池の交換のために特定の場所に移動したり、充電のために停止したりすることなく、電池交換要求を出すことによって電池を持ってきてもらい、交換してもらうことができる。
請求項2の発明によれば、電池交換時に移動装置を確実に停止させることができるので、作業者が電池の交換作業をスムーズに行える。
請求項3の発明によれば、電池交換時に、交換すべき電池のみが固定解除されるので、作業者が間違った電池を交換してしまうということがない。
請求項4の発明によれば、電池の使用時間で管理するので、電圧計などのセンシング機能が不要であり、簡単な構成により、電池切替を適切に行うことができる。
請求項5の発明によれば、電池の残容量をリアルタイムに検出することができるので、電池を最後まで適切に使い切ることができ、また、充電回数を減らすことができ、過放電や不適切充電による電池寿命の短縮などを防止できる。
請求項6の発明によれば、請求項5の発明と同様の効果に加え、電池が劣化して放電可能時間、従って使用可能時間が短くなった場合であっても、電池電圧が落ちて移動装置が突然稼働停止するという事態を回避でき、装置の稼働率低下を防止することができる。
請求項7および請求項8の発明によれば、作業者に対して聴覚的または視覚的に電池交換を要求するので、電池交換を行う作業者が容易に電池がなくなったことを把握でき、適切かつ効率的に電池交換を行うことができる。
請求項9の発明によれば、無線信号によって監視用表示装置に電池交換要求を表示するので、移動装置から離れた場所や見えない場所からでも電池交換要求を電池交換作業者に伝達することができ、適切かつ効率的に電池交換を行うことができる。
請求項10の発明によれば、使用可能時間の短い電池から先に使用することになるので、電池切替を行った後の電池使用可能時間に、より多くの余裕を持たせることができ、交換要求後から実際の交換までの許容時間を長くすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る電池式移動装置のブロック構成図。 同装置における電池切替に関する等価回路図。 (a)は同装置の側面図、(b)は同装置の後方斜視図。 同装置の電池搭載部の斜視図。 (a)は同装置における電池切替のフローチャート、(b)は交換処理のフローチャート。 同装置における作業者による電池交換処理のフローチャート。 同装置の第1の変形例のブロック構成の部分図。 同変形例における電池切替判定処理を示す部分フローチャート。 同装置の第2の変形例のブロック構成の部分図。 同変形例における電池切替に関する等価回路図。 同変形例における電池切替判定処理を示す部分フローチャート。 同装置の第3の変形例のブロック構成の部分図。 同変形例における電池切替判定処理を示す部分フローチャート。 第2の実施形態に係る電池式移動装置のブロック構成図。 同装置における電池交換処理のフローチャート。 同装置における作業者による電池交換処理のフローチャート。 同装置の第1の変形例のブロック構成図。 同変形例における電池切替処理のフローチャート。 同変形例における作業者による電池交換処理のフローチャート。 同装置の第2の変形例における作業者による電池交換処理のフローチャート。 第3の実施形態に係る電池式移動装置のブロック構成の部分図。 同装置における電池切替に関する等価回路図。 同装置における電池交換要求処理を示す部分フローチャート。 同装置の第1の変形例のブロック構成の部分図。 同変形例における電池切替に関する等価回路図。 同変形例における電池交換要求処理を示す部分フローチャート。 同変形例における電池交換要求を説明する斜視図。 同装置の第2の変形例のブロック構成の部分図。 同変形例における電池切替に関する等価回路図。 同変形例における電池交換要求処理を示す部分フローチャート。 第4の実施形態に係る電池式移動装置のブロック構成図。 同装置における電池選定処理を示す部分フローチャート。
以下、本発明の実施形態に係る電池式移動装置(以下、移動装置ともいう)について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1乃至図6は第1の実施形態について示す。図1に示すように、移動装置1は、装置筐体を構成する装置本体10と、3つの電池BTを搭載する電池搭載部11と、電池搭載部11に搭載された電池BTのいずれか1つを動力源として装置本体10を移動させる走行部12と、走行部12を制御して装置本体10を操舵運転する走行制御部13と、を備えた自動装置である。
移動装置1は、動力源を安定に確保して稼働するために、動力源を現在使用中の電池BTから他の電池BTに切り替えるタイミングを判定する電池切替判定部14と、電池切替判定部14からの電池切替要求を受けて現在使用中の電池BTの次に用いる電池BTを選定する電池切替制御部15と、電池切替制御部15による選定結果に基づいて動力源を現在使用中の電池BTから次の電池BTに切り替える接続切替部16と、を備えている。また、移動装置1は、接続切替部16によって電池BTの切り替えが行われた時、使用済みの電池BTを未使用の電池と交換するために、外部に電池交換要求を出す電池交換要求部17を備えている。ここで、未使用の電池とは、使用済みに対する未使用ということであって放電可能な電池のことであり、新品の電池や充電済みの2次電池などのことである。なお、図1のブロック構成は、電池BTを含む電源部A、接続切替部16を含む切替部B、電池切替判定部14と電池切替制御部15と電池交換要求部17とを含む切替制御部C、走行部12と走行制御部13と装置本体10とを含む負荷部Dのように大別される。
図2に示すように、電池切替に関する等価回路図において、電源部Aは電池21から成り、切替部Bは逆流防止ダイオード22とパワーMOS−FETによるスイッチング素子23とから成り、切替制御部Cはマイコン24から成り、負荷部Dは走行移動や作業による負荷25から成る。移動装置1の稼働中は、通常、1つのスイッチング素子23のみが導通状態とされている。また、電池切替の際には、互いに切り換えられる電池21に対応する2つのスイッチング素子23が同時に導通状態とされる。また、電池21から逆流防止ダイオード22とスイッチング素子23を経由して負荷25に至る回路にコンデンサを並列接続してもよい。この場合、瞬間的に全てのスイッチング素子23が同時に非導通となったとしても、コンデンサから負荷25に電力供給が持続されるので、2つのスイッチング素子23を同時に導通状態とする必要はない。
切替制御部Cにおける電池切替判定部14、電池切替制御部15、および電池交換要求部17は、マイコン24上のソフトウエアによるプロセスとして構成され、切替制御部Cの処理はマイコン24によって行われる。マイコン24は、ワンチップマイコンやPLCなどを用いることができ、この他に、ロジック回路やMPUなどを用いて構成してもよく、一般的なコンピュータを用いてもよい。マイコン24は、不図示の入出力部を有し、電池BTの交換に際し、何れの電池BTを交換するかを作業員(作業者)が認識したり、何れの電池BTが交換されたかをマイコン24が認識したりできるようになっている。また、マイコン24は、記憶部を内蔵したり、外付けしたりすることができ、必要な情報やパラメータ、およびプログラムを記憶部に記憶し、切替制御部Cとして必要な処理をソフトウエアによって行う。
図3(a)(b)に示すように、移動装置1は、略箱形の装置本体10の下部に駆動輪12aを備え、電池BTの出し入れ交換口を背面側に有する電池搭載部11を備えている。走行部12は、左右の2輪の駆動輪12aと不図示の補助輪や、駆動輪12aの回転量から装置本体10の移動量を求めるためのエンコーダなどを備えて構成されている。移動装置1は、走行部12による移動機能に加え、不図示の構成による、例えば、運搬、移載、清掃、監視などの与えられた任務を遂行する機能を装置本体10に備えることができる。装置本体10には、不図示の中央制御部が備えられている。その中央制御部は、対外情報交換を行い、移動装置1が任務を遂行するように装置全体の制御を行うと共に、走行制御部13を介して走行移動を制御する。このような移動装置1は、その稼働領域の地図情報や環境情報を取得するセンサを備えて自己位置認識を行いつつ移動経路を生成して自律的に移動する自律移動装置に適用できる他、所定の経路に沿って半自律的または非自律的に移動する無人移動車、例えば無人搬送車(AGV)などとしても、適用することができる。
図4に示すように、電池搭載部11は、3つの電池BTを水平に並列配置して搭載する構成とされ、その配置面には電気接続用のコネクタ11aが設けられている。作業員が電池BTを電池搭載部11にスライドして挿入することにより、電池BTの下面に備えたコネクタ11bがコネクタ11aに電気接続される。また、電池BTを電池搭載部11から引き抜くことにより、コネクタ11a,11b間の電気接続が解消される。
図5(a)(b)によって、稼働中の移動装置1における電池切替と電池交換の動作を説明する。動作の大略を述べると、上述の切替制御部Cと負荷部Dの走行制御部13とは、互いに情報のやり取りを行いつつ、それぞれ独立の処理フローのもとで動作している。そこで、切替制御部Cの動作と、走行制御部13の動作とは、それぞれ個別に図5(a)(b)のように示される。まず、図5(a)に示すように、移動装置1が稼働を開始すると切替制御部Cが動作を開始し、電池切替制御部15は、未使用の電池BTがあるか否かを確認する(S1)。その確認は、接続切替部16による電池切替の情報、および電池搭載部11における各電池搭載場所における電池交換履歴の情報などに基づいて行うことができる。電池交換履歴は、電池BTの挿入や引き抜きによってオンオフされる簡単な電池有無確認センサを電池搭載部11に設けて、そのセンサ信号を記録することによって取得できる。電池切替制御部15が、現在使用中の1つの電池BTの他に、未使用の電池BTが電池搭載部11に1つでもあることを確認すると(S1でYes)、走行制御部13に対する電池交換場所への移動要求を取り下げる(S2)。なお、電池交換場所への移動要求は、後述のステップ(S8)で出されるものである。
その後、電池切替判定部14が電池切替の必要性の有無を判定する(S3)。電池切替の必要性の有無は、例えば、現在使用中の電池BTに切替えてからの経過時間、走行移動距離、稼働時間、消費電力等に基づいて、電池BTの使用実績や仕様と比較して判定するようにすることができる。電池切替が必要とされた時点が、電池切替タイミングとして判定される。電池切替が不要ならば(S3でNo)、制御は最初のステップ(S1)に戻される。
電池切替が必要ならば(S3でYes)、電池切替制御部15が、次に使用する電池BTを選定する(S4)。電池の選定は、例えば、電池交換がなされた順番で、より早く交換された電池を選定すればよい。その選定に従って、接続切替部16が電池切替を行う(S5)。具体的には、図4の等価回路において、マイコン24からの信号によって、前記によって選定された電池BT(電池21)に対応するスイッチング素子23が導通状態とされた後、現在使用中の電池BT(電池21)に対応するスイッチング素子23が遮断状態とされて電池切替が完了する。電池切替が完了すると、電池交換要求部17から移動装置1の外部に対して電池交換要求の出力がなされる(S6)。その後、制御は最初のステップ(S1)に戻される。このような処理が、マイコン24における所定の制御周期のもとで繰り返される。その繰り返しのなかで、ステップ(S1)において、未使用電池がない状態(S1でNo)、からある状態(S1でYes)、へと変化する。これは、電池交換作業が、特定の場所ではなく、どこででも実施可能な作業であり、移動装置1にとって受動的な作業だからである。
上述のステップ(S1)において、未使用電池がない場合には(S1でNo)、上記とは別の処理が行われる。すなわち、電池搭載部11には3つの電池BTを搭載可能であるところ、現在使用中の1個の電池BTしか搭載されてなかったり、2つ目、3つ目が搭載されていても、何れも使用済みの電池などの場合には(S1でNo)、現在使用中の電池BTの残量について判断される(S7)。電池BTの残量がまだ多くあり、所定の閾値以下ではない場合には(S7でNo)、制御はステップ(S6)に進められ、電池交換要求の出力がなされる。また、電池BTの残量が少なく、所定の閾値以下の場合には(S7でYes)、走行制御部13に対する電池交換場所への移動要求を行い(S8)、制御はステップ(S6)に進められ、電池交換要求の出力がなされる。
図5(b)に示すように、移動装置1が稼働を開始すると(S10)、走行制御部13では、電池交換場所への移動要求が切替制御部Cからあるか否か調べられ(S11)、要求がなければ(S11でNo)、制御は最初のステップ(S10)に戻される。要求があれば(S11でYes)、走行制御部13は走行部12を制御して電池交換場所に向けて装置本体を移動させる(S12)。すなわち、移動装置1が自ら電池交換を求めて、所定の電池交換場所に向けて移動する。その後、電池交換場所に移動完了したか否かを判断し(S13)、移動完了していない場合には(S13でNo)、制御はステップ(S11)に戻されて電池交換場所への移動要求の有無が確認される。これは、電池交換は移動中においても可能性であり、そのような電池交換がなされると、図5(a)におけるステップ(S2)で要求が取り消されるからである。電池交換場所に移動完了している場合には(S13でYes)、移動装置1は電源をオフし(S14)、移動停止して電池交換を待ち続ける(S15)。作業員による電池交換が行われて(S16)、電源が投入されると(S17)、制御は最初のステップ(S10)に戻される。なお、電池交換は、このステップ(S16)におけるように明示的に行われるだけでなく、所定の制御周期で繰り返される一連のステップ(S10〜S17)の処理のいずれの時点でも行われる。これは、上述したように、電池交換作業は、電池交換要求を受けて対応する作業員の判断によって行われる作業であって、特定の場所や時間ではなく、どこででも、いつでも実施可能な作業だからである。
図6によって、電池交換作業員の動作を説明する。作業員は、移動装置1の稼働領域において作業したり待機したりしている(#1,#2)。作業員は、移動装置1からの電池交換要求を認めると(#2でYes)、未使用電池である充電済みの電池BTを持って、電池交換要求を出している移動装置1の所に赴き、電池搭載部11から使用済み電池を抜き取り、充電済みの電池BTを電池搭載部11に挿入して取り付ける。作業員は、必要に応じて、移動装置1の移動や動作を停止させて、電池交換を行う。移動装置1が、停止状態で稼働中の場合や、低速移動中の場合などは、移動装置1に対してその動作を妨げることなく、電池交換をすることができる。複数の電池BTのうち、どの電池を交換すべきかは、接続切替部16の動作履歴や、電池切替制御部15からの出力情報などによって作業員が判断できるようにすることができる。電池BTとして、使用済みか未使用かを判断できるインジケータを有する電池を用いるようにしてもよい。また、作業員は、交換して新たに電池搭載部11に搭載した電池BTについての情報を、マイコン24の入出力部を介して移動装置1に伝達することができる。
本実施形態によれば、複数の電池BTを切り換えて用いることができ、また、電池の交換は外部に電池交換要求を出すだけでよいので、電池BTが交換されるまでや交換中においても移動装置1本来の作業を中断することなく続行でき、従来よりも電池交換のために要する時間を短縮して装置の稼働率向上を実現できる。移動装置1は、電池交換のために特定の場所に移動したり、充電のために停止したりすることなく、電池交換要求を出すことによって電池を持ってきてもらい、交換してもらうことができる。
(第1の実施形態の第1の変形例)
図7、図8は第1の変形例について示す。本変形例は、図7に示すように、上述の第1の実施形態における移動装置1において、電池切替判定部14が、電池BTの放電可能時間すなわち1個の電池が消費に使用される使用可能時間を予め記憶しており、現在使用中の電池BTの使用開始からの経過時間をタイマ14aによって計測し、計測された経過時間が放電可能時間を越える時を切り替えのタイミングとして判定するものである。電池切替判定部14は、放電可能時間を記憶する記憶部やタイマ14aを備えており、これらは、例えば、マイコン24に備えた機能によって構成することができる。電池切替判定部14がこのような判定を行うことから、図8に示すように、上述の図5(a)におけるステップ(S3)が、ステップ(S301)のように、電池BTの使用経過時間が放電可能時間すなわち時間判定閾値に達したか否かを判定し、達した時に電池切替のタイミングであると判定する内容となる。本変形例によれば、電池BTの使用時間によって電池切替を管理するので、電池の電圧を測る電圧計などのセンシング機能が不要であり、簡単な構成により、電池切替と電池交換を適切に行うことができる。
(第1の実施形態の第2の変形例)
図9、図10、図11は第2の変形例について示す。本変形例は、図9に示すように、上述の第1の実施形態における移動装置1において、電池切替判定部14が、現在使用中の電池の電圧を検出する電圧検出部14bを有し、電圧検出部14bによって検出した電圧が予め設定した閾値よりも下がった時を切り替えのタイミングとして判定するものである。なお、電圧検出部14bは、図10においては、マイコン24に内蔵されている(不図示)。また、電圧検出部14bは、マイコン24に内蔵されていない外付けの電圧検出用のICを用いてもよい。電池切替判定部14がこのような判定を行うことから、図11に示すように、上述の図5(a)におけるステップ(S3)が、ステップ(S302)のように、電池BTの電圧が所定閾値よりも低下したか否かを判定し、低下した時に電池切替のタイミングであると判定する内容となる。本変形例によれば、電池切替判定部14に電圧検出機能が含まれており、使用中の電池BTの電池電圧を監視して電池BTの残容量をリアルタイムに検出することができるので、電池を最後まで適切に使い切ることや、充電回数を減らすことが可能であり、過放電や不適切充電による電池寿命の短縮などを防止できる。
(第1の実施形態の第3の変形例)
図12、図13は第3の変形例について示す。本変形例は、図12に示すように、上述の第1の実施形態における移動装置1において、電池切替判定部14は、現在使用中の電池BTの電圧の低下速度を検出する電圧変化検出部14cを有し、電圧変化検出部14cによって検出した電圧の低下速度が予め設定した閾値よりも大きくなった時を切り替えのタイミングとして判定するものである。電池切替判定部14がこのような判定を行うことから、図13に示すように、上述の図5(a)におけるステップ(S3)が、ステップ(S303)のように、電池BTの電圧低下速度が所定閾値よりも大きいか否かを判定し、大きくなった時に電池切替のタイミングであると判定する内容となる。本変形例によれば、電池切替判定部14に電圧検出機能が含まれており、使用中の電池電圧の単位時間当たりの低下量を監視するので、上記第2の変形例と同様の効果に加え、電池が劣化して放電可能時間が短くなった場合であっても、例えば、使用経過時間によって電池切替管理を行っている場合とは異なり、突然電池電圧が落ちて移動装置1が可動停止して困るという事態を回避でき、移動装置1の稼働率低下を防止することができる。
(第2の実施形態)
図14、図15、図16は第2の実施形態について示す。本実施形態は、図14に示すように、上述の第1の実施形態における移動装置1において、移動装置1に対して作業者が電池交換作業の開始を伝える入力部18を有し、入力部18が入力を受けた時、走行を停止するものである。移動装置1は、入力部18より電池交換を行う旨の入力がされ、作業者が電池交換を行う時、走行制御部13を通じて走行部12を止めて停止する。電池交換に先行して、予め入力部18からの入力があることから、図15に示すように、上述の図5(b)におけるステップ(S10)とステップ(S11)との間に、ステップ(S21〜S24)が追加される。すなわち、電池交換作業の有無を判断するステップ(S21)において、入力部18から交換開始の入力があれば(S21でYes)、移動装置1は走行を停止し(S22)、電池交換(S23)の後、走行を開始する(S24)。
また、図16に示すように、上述の図6に示した電池交換作業員の動作が変更されている。すなわち、作業員は、移動装置1の稼働領域において作業したり待機したりしている(#21,#22)。作業員は、移動装置1からの電池交換要求を認めると(#22でYes)、未使用電池である充電済みの電池BTを持って、電池交換要求を出している移動装置1の所に赴き、入力部18から交換開始する旨の入力を行う(#23)。その後、移動装置1が走行停止するのを待って、走行停止後、使用済み電池を充電済み電池に交換する(#24)。その後、入力部18から交換完了した旨の入力を行い(#25)、電池交換作業を終了する。なお、電池交換の完了を自動的に把握するセンサを電池搭載部11に設けたり、交換開始後の所定時間経過により交換完了と判断させたりすることにより、ステップ(#25)の完了入力を省略することもできる。本変形例によれば、電池交換時に移動装置1を確実に停止させることができるので、電池の交換作業をスムーズに行える。
(第2の実施形態の第1の変形例)
図17、図18、図19は第1の変形例について示す。本変形例は、図17に示すように、上述の第2の実施形態における移動装置1において、電池搭載部11に搭載された電池BTを固定する固定部19と、固定部19による固定を解除して電池BTを交換可能とする電池固定制御部20と、を備えている。電池固定制御部20は、入力部18が入力を受けた時、電池切替制御部15からの指示に基づいて使用済みの電池の固定を解除する。そこで、図18に示すように、上述の図5(a)におけるステップ(S1)の前に、電池交換作業の開始の有無を判断するステップ(S31)と電池固定を解除するステップ(S32)、および完了の有無を判断するステップ(S33)と電池固定を行うステップ(S34)が追加されている。入力部18から交換開始の入力があれば(S31でYes)、移動装置1の電池固定制御部20は、使用済みの電池BTの固定を解除する(S32)。また、作業員が電池交換を行った後に行う交換完了の入力が入力部18からあれば(S33でYes)、電池固定制御部20は電池を固定する(S34)。この固定は作業員が行うようにしてもよい。
また、図19に示すように、上述の図6に示した電池交換作業員の動作が変更されている。すなわち、作業員は、移動装置1の稼働領域において作業したり待機したりしている(#31,#32)。作業員は、移動装置1からの電池交換要求を認めると(#32でYes)、未使用電池である充電済みの電池BTを持って、電池交換要求を出している移動装置1の所に赴き、入力部18から交換開始する旨の入力を行う(#33)。その後、電池BTのいずれかが固定解除されるのを待って、固定解除された使用済み電池BTを充電済み電池に交換する(#34)。その後、入力部18から交換完了した旨の入力を行い(#35)、電池交換作業を終了する。このステップ(#35)は、上記図16のステップ(#25)と同様に省略することができる。本変形例によれば、電池交換時に、交換すべき電池のみが固定解除されるので、間違った電池を交換してしまうことがない。
(第2の実施形態の第2の変形例)
図20は第2の変形例について示す。本変形例は、上述の第2の実施形態および第2の実施形態の第1の変形例を組み合わせたものである。従って、稼働中の移動装置1における電池切替と電池交換の動作は、切替制御部Cの動作については、上述の図15の処理フローによって示され、負荷部Dの走行制御部13の動作については、上述の図18の処理フローによって示される。すなわち、本変形例では、上述の図15、図18に示すように、入力部18から入力される電池交換開始の信号によって、移動装置1の走行停止(S22)、および電池BTの固定解除(S32)が行われ、電池交換(S23)の後、電池固定(S34)、および走行開始(S24)が行われる。また、作業者は、図20に示すように、移動装置1の移動停止と電池BTの固定解除の後に、使用済み電池を充電済み電池に交換する(#44)。作業者による他の処理は、図16、図19における処理と同様である。本変形例によると、電池交換時に移動装置1を確実に停止させ、また、交換すべき電池のみが固定解除されるので、電池の交換作業をスムーズに間違うことなく行える。
(第3の実施形態)
図21、図22、図23は第3の実施形態について示す。本実施形態は、図21、図22に示すように、上述の第1の実施形態における移動装置1において、電池交換要求部17が、外部に音声を出力する音声出力部17aを有し、音声出力部17aによって音声を出力することにより電池交換要求を出すものである。そこで、図23に示すように、上述の図5におけるステップ(S6)が、ステップ(S601)のように、電池交換要求部17が音声出力部17aを構成するスピーカからの出力により電池交換要求を出す内容となる。電池交換要求のための出力音声は、スピーカによる人が文章をしゃべるような発話音声に限らず、スピーカやブザーにより、1個目の電池がなくなったら1回、2個目は2回などのように、使用した電池の個数、すなわち交換が必要な電池BTの個数に応じてブザー音を鳴らす回数を変化させるようにしてもよい。また、使用可能な電池BTが現在使用中の最後の1個のみになった場合にはブザー音を連続吹鳴し続けて、交換を要求する。本実施形態によれば、聴覚的に電池交換を要求するので、電池交換が必要なことを、電池交換を行う作業者が容易に把握でき、適切かつ効率的に電池交換を行うことができる。
(第3の実施形態の第1の変形例)
図24乃至図27は第1の変形例を示す。本変形例は、図24、図25に示すように、上述の第3の実施形態における移動装置1において、電池交換要求部17が、外部に光を出力する発光部17bを有し、発光部17bによって電池交換要求を出すものである。そこで、図26に示すように、上述の図5におけるステップ(S6)が、ステップ(S602)のように、電池交換要求部17が発光部17bを構成するLED(発行ダイオード)の表示により電池交換要求を出す内容となる。図27に示すように、LEDは各電池BT毎に、その搭載場所の近くに実装配置されている。LEDによる表示は、例えば、電池BTが使用済みの場合には消灯L1、使用中の場合には点滅L2、未使用の場合には点灯L3のように区別される。このような区別は、発光色の違いや、1つの電池当たり複数のLEDを設けて発光状態の組合せなどによって行ってもよい。本変形例によれば、視覚的に電池交換を要求するので、電池交換を行う作業者が容易に電池がなくなったことを把握でき、適切かつ効率的に電池交換を行うことができる。
(第3の実施形態の第2の変形例)
図28、図29、図30は第2の変形例について示す。本変形例は、図28、図29に示すように、上述の第3の実施形態における移動装置1において、電池交換要求部17が、無線通信手段と表示手段とを備えた監視用表示装置(不図示)に対して、無線信号を送受信する無線通信部17cを有し、無線通信部17cによって無線信号を出力して監視用表示装置に電池交換要求を表示することにより電池交換要求を出すものである。そこで、図30に示すように、上述の図5におけるステップ(S6)が、ステップ(S603)のように、電池交換要求部17が無線通信により電池交換要求を出す内容となる。監視用表示装置は無線送受信機と表示モニタを備えた一般的なコンピュータを用いることができる。また、監視用表示装置は固定装置ではない携帯用装置でもよく、その表示手段はモニタ画面などではなく音声、光、振動などにより、作業者に情報を伝達できる表示手段であればよい。また、通信手段は、例えば、無線LANの他に、Bluetooth、PHSなどを用いることができる。本変形例によれば、無線信号によって監視用表示装置に電池交換要求を表示したり、作業者に直接、交換要求情報を伝達したりするので、移動装置1から離れた場所や見えない場所からでも電池交換要求を電池交換作業者に伝達することができ、適切かつ効率的に電池交換を行うことができる。
(第4の実施形態)
図31、図32は第4の実施形態について示す。本実施形態は、図31に示すように、上述の第1の実施形態における移動装置1において、電池切替制御部15が、使用済みでない電池BTの中から電圧値の低い順に、次に用いる電池BTを選定するものである。電池切替制御部15には電圧検出部15aが含まれており、電池切替制御部15は、電圧検出部15aによって搭載している電池BTの電圧を計測し、未使用の電池が複数有れば、次に用いる電池BTとして電圧値の低いものから順に選定する。そこで、図32に示すように、上述の図5におけるステップ(S4)が、ステップ(S401)のように、電池切替制御部15が未使用電池の電圧を比較し、電圧の低い電池から順に切替用の電池として選定する内容となる。本実施形態によれば、使用可能時間の短い電池BTから先に使用することになるので、電池切替を行った後の電池使用可能時間に、より多くの余裕を持たせることができ、交換要求後から実際の交換までの許容時間を長くすることができる。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、上述した各実施形態や各変形例の構成を互いに組み合わせた構成とすることができる。電池は2次電池を好適に用いることができる他、使い切り電池なども用いることができる。電池の搭載個数は、3つに限らず、2つや4つ以上とすることができる。また、電池の形状や種類は種々のものを混在して用いることができる。この場合、各電池の使用可能時間(放電可能時間)等の諸元、判定処理や選定処理に用いる所定の閾値などの情報は、必要に応じて、それぞれ個別にマイコン24に記憶させて使用することができる。
1 電池式移動装置
14 電池切替判定部
15 電池切替制御部
16 接続切替部
17 電池交換要求部
18 入力部
14b 電圧検出部
14c 電圧変化検出部
17a 音声出力部
17b 発光部
17c 無線通信部
BT 電池

Claims (10)

  1. 複数の電池を搭載し、前記電池のいずれかを動力源として走行する電池式移動装置において、
    動力源を現在使用中の電池から他の電池に切り替えるタイミングを判定する電池切替判定部と、
    前記電池切替判定部からの電池切替要求を受けて現在使用中の電池の次に用いる電池を選定する電池切替制御部と、
    前記電池切替制御部による選定結果に基づいて動力源を現在使用中の電池から次の電池に切り替える接続切替部と、
    前記接続切替部によって電池の切り替えが行われた時、使用済みの電池を未使用の電池と交換するために、外部に電池交換要求を出す電池交換要求部と、を備えていることを特徴とする電池式移動装置。
  2. 当該装置に対して作業者が電池交換作業の開始を伝える入力部を有し、前記入力部が入力を受けた時、走行を停止することを特徴とする請求項1に記載の電池式移動装置。
  3. 当該装置に対して作業者が電池交換作業の開始を伝える入力部を有し、前記入力部が入力を受けた時、使用済みの電池の固定を解除することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池式移動装置。
  4. 前記電池切替判定部は、電池の放電可能時間を予め記憶しており、現在使用中の電池の使用開始からの経過時間が前記放電可能時間を越える時を前記切り替えのタイミングとして判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電池式移動装置。
  5. 前記電池切替判定部は、現在使用中の電池の電圧を検出する電圧検出部を有し、前記電圧検出部によって検出した電圧が予め設定した閾値よりも下がった時を前記切り替えのタイミングとして判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電池式移動装置。
  6. 前記電池切替判定部は、現在使用中の電池の電圧の低下速度を検出する電圧変化検出部を有し、前記電圧変化検出部によって検出した電圧の低下速度が予め設定した閾値よりも大きくなった時を前記切り替えのタイミングとして判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電池式移動装置。
  7. 前記電池交換要求部は、外部に音声を出力する音声出力部を有し、前記音声出力部によって音声を出力することにより前記電池交換要求を出すことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の電池式移動装置。
  8. 前記電池交換要求部は、外部に光を出力する発光部を有し、前記発光部によって前記電池交換要求を出すことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の電池式移動装置。
  9. 前記電池交換要求部は、無線通信手段と表示手段とを備えた監視用表示装置に対して無線信号を送受信する無線通信部を有し、前記無線通信部によって無線信号を出力して前記監視用表示装置に電池交換要求を表示することにより前記電池交換要求を出すことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の電池式移動装置。
  10. 前記電池切替制御部は、未使用の電池の中から電圧値の低い順に、次に用いられる電池を選定することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の電池式移動装置。
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