JP2013206029A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のページレイアウトを用いたリユーザブルオブジェクトの保持期間決定方法では、複数のVDPジョブ間で異なるページレイアウトを用いている場合、保持期間を決定できない場合がある。
【解決手段】 印刷ジョブ生成ソフトウェアが保持する印刷ジョブ群内でグローバルリユーザブルオブジェクトを使われているかどうかを判断し、使われている場合は保持、使われてなくなったら直ぐに破棄する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バリアブルデータ印刷機能を有する画像形成システムに関するものである。
[JDF/JMF]
プロダクション印刷の印刷ジョブの業界標準として、JDF(Job Definition Format)がある。JDFは、オフセット印刷からデジタル印刷まで、幅広く印刷ジョブを表現することが可能であり、現在、プロダクション印刷で広く利用されている。
また、JDFは通信制御手段を提供し、これはJMF(Job Messaging Format)と呼ばれる。JMFを使うことで、印刷ジョブの作業進捗やエラー状況、コストといった情報をアプリケーションと画像形成装置の間でやりとりすることが可能である。これにより、ユーザーは印刷ジョブの正確な作業進捗やコストを営業部門や経理部門、工程管理部門などへフィードバックを行うことが可能となる。
[バリアブル印刷]
近年、顧客一人ひとりのニーズに合ったデータを印刷するバリアブル印刷の需要が拡大している。バリアブル印刷(VDP)は、1つのジョブに対して、登録されている顧客データを各レコード単位で印刷する。
レコードとは、VDPの一連の処理単位であり、例えば顧客単位で印刷を行う場合には、1顧客分の印刷データにより1レコードが構成される。バリアブル印刷は、1つのジョブに多くのレコードを含む場合があり、例えば1つのジョブに数千〜数万程度のレコードが含まれる場合がある。
また、VDPジョブでは、各レコードによって変わるバリアブルオブジェクトが関連付けられ、レコードの共通背景となるマスターオブジェクトと合成されて印刷される。このようなVDPは複数のレコードが含まれていてもジョブ単位で管理されており、これをVDPジョブと呼ぶ。
また、1つのジョブ内で複数回使用されるオブジェクトはリユーザブルオブジェクトと呼ばれ、一度画像展開したビットマップ画像や中間データをキャッシュとして画像形成装置内のRAMに保持し、二度目以降の使用時には再利用することで処理時間の高速化を図ることが行われている。上述したマスターオブジェクトもリユーザブルオブジェクトとして扱われる一例である。
一方で、複数のジョブ間で複数回使用されるオブジェクトはグローバルリユーザブルオブジェクトと呼ばれ、一般的に、一度展開したビットマップ画像や中間データは画像形成装置が終了するまでRAMに保持される。
VDPジョブ中に記述されたリユーザブルオブジェクトのスコープに応じて、グローバルリユーザブルオブジェクトかリユーザブルオブジェクトかが決定する。例えば、スコープにDocumentと記述されている場合は、リユーザブルオブジェクト、Globalと記述されている場合は、グローバルリユーザブルオブジェクトとなる。
リユーザブルオブジェクトの保持に関して、特許文献1に記載された従来技術では、VDPジョブの印刷設定により定められるページレイアウトに従って、リユーザブルオブジェクトの利用範囲を変更することにより、リユーザブルオブジェクトの保持期間を最適化している。
特開2008−269362号公報
VDPジョブの解釈を初めてすぐに画像展開し、画像形成装置が終了してから当該画像を消去する場合、一般技術では、グローバルリユーザブルオブジェクトは印刷装置のRAM上に保持されたままになる。従って、印刷装置のRAMが長時間圧迫されることになる。そのため、大量のレコードを含むVDPジョブを処理する際に、スワップの発生などで画像形成装置の動作性能の低下や当該VDPジョブの印刷処理ができないといったことが発生する可能性がある。
また、特許文献1の従来技術では、VDPジョブのページレイアウトを用いた処理であり、グローバルリユーザブルオブジェクトは複数のVDPジョブ間で使用されるため、複数VDPジョブがそれぞれ異なるページレイアウトを持つ場合には適用できないという問題がある。
本発明では、アプリケーションがジョブ状況を通信制御手段により取得した場合に、アプリケーションが管理するVDPジョブ群がグローバルリユーザブルオブジェクトを使用しているかどうか判断し、グローバルリユーザブルオブジェクトの保持期間を決定する。それにより、利用する予定のない画像を画像形成装置のメモリ内に長期間保持しなくなるので、RAMを効率的に扱い、画像形成装置の動作性能を向上させることが目的である。
本発明の画像形成システムの構成は、
リユーザブルオブジェクトの保持が可能かどうかを確認する確認手段(229)と、
前記確認手段より問い合わせのあった前記リユーザブルオブジェクトの削除が可能かどうかを判断し、前記リユーザブルオブジェクトの保持もしくは削除指示を作成する指示削除手段(223)と、
前記指示作成手段により作成した指示を画像形成装置に転送する通信制御手段(222)と、
前記通信制御手段から受信した保持もしくは削除指示に応じて、前記リユーザブルオブジェクトの保持期間最適化を行う最適化手段(224)と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、利用する予定のない画像を画像形成装置のメモリ内に長期間保持しなくなるので、RAMを効率的に扱い、画像形成装置の動作性能を向上させることができる。
画像形成システムの構成を表す図である。 画像形成システムの構成を表す図である。 印刷ジョブのスケジュール情報の一例を表す図である。 レコードデータベースの一例を表す図である。 ジョブ、レコード、ページ、VDPオブジェクトの階層構造を表す図である。 JMFメッセージの一例を表す図である。 リユーザブルオブジェクトの保持及び削除の指示メッセージの一例を表す図である。 リユーザブルオブジェクトの保持確認処理フローである。 リユーザブルオブジェクトの保持期間決定の処理フローである。 リユーザブルオブジェクトの保持期間最適化の処理フローである。 リユーザブルオブジェクト削除のシーケンスの一例を表す図である。 リユーザブルオブジェクト保持のシーケンスの一例を表す図である。 リユーザブルオブジェクトのスコープ変更のシーケンスの一例を表す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[画像形成システム]
まず、以下に説明する各実施形態を適用可能な画像形成システムについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成の一例である。本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置10、プリントサーバ20、ファイルサーバ30、及びクライアントPC40を有する。画像形成装置10、プリントサーバ20、ファイルサーバ30、及びクライアントPC40は、LAN,WANなどのネットワーク50を介して通信可能に接続されている。
画像形成装置10は、スキャン、プリント、コピーなどの様々な機能を有する。
プリントサーバ20は、入力された印刷ジョブやネットワーク50を介して接続されている画像形成装置10を管理する。プリントサーバ20は、接続されている画像形成装置10と全ての印刷ジョブの状況を監視できるとともに、印刷ジョブの一時停止、設定変更、印刷再開、あるいはジョブの複製、異動、削除などの制御を行うことができる。
ファイルサーバ30は、バリアブル印刷に使用するバリアブルデータに係るデータベース、例えば宛先、住所、氏名などの顧客データからなる顧客データベースを保管する。クライアントPC40は、アプリケーションファイルの編集や印刷支持を行う機能を有する。また、クラインアントPC40は、プリントサーバ20内で管理されている画像形成装置10や印刷ジョブの監視や制御を補佐する機能を有する。オペレータはクラインアントPC40を利用してジョブのステータスなどを確認することができる。
[画像形成システムの構成]
図2は、画像形成システムの構成を示すブロック図である。以下、クライアントPC40と画像形成装置10それぞれの構成を説明する。
CPU201は、クライアントPC40が具備する各種ユニットの処理や動作等を統括的に処理する。
操作部207は、オペレータが各種入力を行うためのものであり、各種キー等により構成される。
ROM202は、読み出し専用のメモリで、ブートシーケンス等各種プログラムが予め記憶されている。
RAM203は、読み出し及び書き込み可能なメモリで、HDD205に記憶されたプログラムや設定情報を一時的に読み出し、それらをプログラムの処理終了まで記憶する。
HDD205は、大容量の記憶装置で、クライアントPC40上で動作させる各種プログラム等が保存されている。
以下で説明する制御モジュール219及び機能モジュール220〜223は、クライアントPC40のHDD205から読み出され、RAM203に格納され、クライアントPC40上のCPU201で動作するプログラムである。
制御モジュール201は、クライアントPC40の各モジュール220〜223を制御し、クライアントPC40全体の動作を制御する。
ジョブ管理モジュール220は、印刷ジョブを管理するためのものであり、印刷ジョブのスケジュール情報は、HDD205に記憶される。ジョブ管理モジュール220は、スケジュール情報を順次解析し、送信時間になった印刷ジョブがあれば、制御モジュール201に通知する。制御モジュール201は、該通知を受け取ると、VDPジョブ送信モジュール221にVDPジョブ送信指示を出す。
VDPジョブ送信モジュール221は、制御モジュール201から送信指示を受け取ると、ファイルサーバ30に格納されているレコードデータベース208を参照し、VDPジョブを作成する。その際にレコードが参照するマスターオブジェクトとVDP(バリアブルデータ)オブジェクト209を参照し、それらを関連付ける。そしてVDPジョブ送信モジュール221はクライアントPC40からネットワークI/Fを介して、VDPジョブを画像形成装置10のCPU211に印刷ジョブを送信する。
通信制御モジュール222は、画像形成装置10から受信したJMFを解析するためのものであり、解析結果であるVDPジョブ完了の通知及びグローバルリユーザブルオブジェクトのID(図4の406相当)をRAM203に記憶する。通信制御モジュール222は上記処理が完了すると、処理完了を制御モジュール201に通知する。
制御モジュール201は、該通知を受けて、ジョブ管理モジュール220に他にもVDPジョブがスケジュール情報に登録されているかどうかの確認指示をする。ジョブ管理モジュール220は、HDD205に記憶されているスケジュール情報に他のVDPジョブが登録されているかどうかを確認する。
ジョブ管理モジュールは、確認結果をRAM203に記憶し、制御モジュール201に処理完了の通知をする。制御モジュール201は、ジョブ管理モジュール220からの通知を受けて、リユーザブルオブジェクト管理モジュール223にグローバルリユーザブルオブジェクトの保持・削除処理の指示をする。
リユーザブルオブジェクト管理モジュール223は、制御モジュール201の指示に従い、ジョブ管理モジュール220の確認結果をRAM203から読み出す。次に、ジョブ管理モジュール220の確認結果が真の場合、リユーザブルオブジェクト管理モジュール223は、該当するレコードをファイルサーバ30に記憶されているレコードデータベース208から参照し、参照したレコードのVDPオブジェクト406とRAM203に記憶されている前記グローバルリユーザブルオブジェクトのIDとを比較する。これにより、リユーザブルオブジェクト管理モジュール223は、前記グローバルリユーザブルオブジェクトが他のVDPジョブでも使われているかどうかを判断する。
リユーザブルオブジェクト管理モジュール223は、他のVDPジョブにも前記グローバルリユーザブルオブジェクトが使われていると判断した場合、該グローバルリユーザブルオブジェクトを保持する指示をRAM203に記憶する。使われていない場合は、該グローバルリユーザブルオブジェクトの削除指示をRAM203に記憶する。上記処理が完了したら、リユーザブルオブジェクト管理モジュール223は、制御モジュール201に処理完了の通知をする。制御モジュール201は、該通知を受けて、通信制御モジュール222にJMF送信指示をする。通信制御モジュール222は、制御201の指示に従い、リユーザブルオブジェクト管理モジュール223の前記判断結果をRAM203から読み出し、その結果をJMFに埋め込み、画像形成装置10に送信する。
CPU211は、画像形成装置10が具備する各種ユニットの処理や動作等を統括的に処理する。
操作部216は、オペレータが各種入力を行うためのものであり、各種キー等により構成される。
ROM212は、読み出し専用のメモリで、ブートシーケンスやフォント情報等のプログラムや上記プログラム等各種プログラムが予め記憶されている。
RAM213は、読み出し及び書き込み可能なメモリで、ネットワークI/F210を介して送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報を記憶する。
HDD215は、画像データ等を記憶する大容量の記憶装置で処理対象となるジョブのプリントデータ等複数のデータを保持可能に構成されている。
ネットワークI/F部210は、ネットワーク50と接続し、ファクシミリ、ネットワーク接続機器、外部専用装置と画像データなどを送受する。
プリンタ部217は、ネットワークI/F部306から受け付けた画像データを印刷する。
以下で説明する制御モジュール224および各機能モジュール225〜231は、画像形成装置10上のHDD215から読み出され、RAM213上に格納され、画像形成装置10上のCPU211で動作する制御プログラムである。
制御モジュール224は、画像形成装置10の各機能モジュール225〜231を制御し、画像形成装置10全体の動作を制御する。
VDPジョブ受信モジュール225は、クラインアントPC40からネットワークI/F210経由で入力されたVDPジョブを受信し、HDD215に記憶する。上記処理が完了すると、VDPジョブ受信モジュール225は制御モジュール224に処理の完了を通知する。制御モジュール224は、該通知を受けて、VDPジョブ解析モジュール226にVDPジョブの解析処理を指示する。
VDPジョブ解析モジュール226は、制御モジュール224の指示に従い、VDPジョブ受信モジュール225から受信したVDPジョブを順次解析する。そして、VDPジョブ解析モジュール226は解析済みのレコードを解析後データ記憶エリア230に記憶する。解析後データ記憶エリア230は、VDPジョブ解析モジュール226から受け取ったレコードをHDD215に記憶する。上記処理が完了すると、VDPジョブ解析モジュール226は制御モジュール224に処理の完了を通知する。制御部224は、該通知を受けて、RIPモジュール227に解析後データのRIP処理を指示する。
RIPモジュール227は、制御モジュール224の指示に従い、解析後データ記憶エリア230から解析後データを読み取り、RIP(Raster Image Processor)処理を行う。そして、RIPモジュール227はRIP後データをリユーザブルオブジェクトとバリアブルオブジェクトに分けて、RIP後データ記憶エリア231に記憶する。上記処理が完了すると、RIPモジュール227は制御モジュール224に処理の完了を通知する。制御モジュール224は、該通知を受けて、印刷制御モジュール228にRIP後データの印刷処理を指示する。
印刷制御モジュール228は、制御モジュール224の指示に従い、RIP後データ記憶エリア231から読み出したRIP後データを受け取り、リユーザブルオブジェクトとバリアブルオブジェクトを関連付けて、印刷処理を行う。印刷制御モジュール228は印刷情報に基づいて必要なメディアを給紙し、指定された仕上がり設定や指定された出力方式で印刷処理する。上記処理が完了すると、印刷制御モジュール228は制御モジュール224に処理の完了を通知する。制御モジュール224は、該通知を受けて、VDPジョブ処理完了の通知を通信制御モジュール229に指示する。
通信制御モジュール229は、制御モジュール224の指示に従い、ネットワークI/F210を介してクライアントPC40に処理完了のJMFを送信する。
[印刷ジョブのスケジュール情報]
図3は、HDD205に格納されている印刷ジョブのスケジュール情報、および前記スケジュール情報をクライアントPC40に表示する際の画面を例示的に示す一例である。
参照番号301から304は、データベースにおけるデータフィールドである。301は印刷ジョブのID、302は印刷コンテンツのリンク先、303は印刷開始時間、304は印刷終了時間が格納されている。305はクライアントPC40のスケジューラ画面の例を示す。横軸306はスケジューラに登録されたデバイス一覧、縦軸307は時間軸、308は参照番号301から304の情報を元に、スケジューラに表示された印刷ジョブを表す。
[レコードデータベース]
図4は、ファイルサーバ30に記憶されているレコードデータベース208から読み出したスプレッドシートデータの最初の部分を例示的に示す図である。
参照番号401から407はレコードデータまたはデータベースにおけるデータフィールドである。401は顧客番号、402は名前、403は住所、404は年齢、405はマスターファイルのリンク先、406はオブジェクト1のリンク先、407はオブジェクト2のリンク先情報が格納されている。
[ジョブとレコード、ページ]
図5は、本実施例におけるジョブ、レコード、ページ、VDPオブジェクトの関係を階層的に示した図である。
VDP(バリアブルデータ)ジョブ501は、複数のレコード502を持つ。このレコード502の基となるレコード情報はファイルサーバ30に格納されている。本実施例ではレコードデータベースに登録されている顧客の数が、印刷対象となるレコード502の数(レコード数)となる。各レコード502は一枚以上のページ503を含む。
ここで各レコード502に含まれるページ数は必ずしも同一ページ数である必要はなく、各レコード502で指示される印刷内容によって異なる場合もある。
ページ503は複数のVDPオブジェクトを持つ。504は、各レコードによって変わるVDPオブジェクト、505は1つのジョブ内で複数回使用されるリユーザブルオブジェクト、506は複数のジョブ間で利用されるグローバルリユーザブルオブジェクトである。それぞれのオブジェクトは利用範囲に応じてスコープ情報を持ち、504はPage、505はDocument、506はGlobalとなる。画像形成装置10は、このスコープ情報を元にVDPオブジェクトの保持と削除を行う。
[画像形成装置10からのJMF]
図6は、本実施例における画像形成装置10からクライアントPC40へ送信されるJMFの一例である。
601は、印刷ジョブがキャンセルされたことを示す属性であり、キャンセルされた場合は601にVDPジョブのID値がセットされる。それ以外は、601は空となる。
602は、印刷ジョブが正常終了したことを示す属性であり、正常終了した場合は602にVDPジョブのID値がセットされる。それ以外は、602は空となる。601と602は排他的なので、両方に値がセットされることはない。必ずどちらか一方にのみ値がセットされる。
603は、VDPジョブで利用されたリユーザブルオブジェクトのIDを示す。
[クライアントPC10からの保持・削除指示]
図7は、本実施例におけるクライアントPC10から画像形成装置10へ送信されるリユーザブルオブジェクトの保持・削除指示の一例を示す。
701は、リユーザブルオブジェクトを保持することを指示する属性であり、保持する場合はリユーザブルオブジェクトのIDがセットされる。それ以外は、701は空となる。
702は、リユーザブルオブジェクトを削除することを指示する属性であり、削除する場合はリユーザブルオブジェクトのIDがセットされる。それ以外は、702は空となる。701と702は排他的なので、両方に値がセットされることはない。必ずどちらか一方にのみ値がセットされる。
703は、リユーザブルオブジェクトのスコープを変更するための属性である。703に「Doc2Global」を指定すると、1ジョブ内の処理が完了したらリユーザブルオブジェクトを破棄するスコープから、複数ジョブ内でも使えるようにグローバルリユーザブルオブジェクトへとスコープを変えることができる。
[グローバルリユーザブルオブジェクトの保持が可能かどうかを確認する処理フロー]
図8に、画像形成装置10において、グローバルリユーザブルオブジェクトの保持が可能かどうかを確認する時のCPU211の処理フローを示す。
CPU211は、VDPジョブの処理終了時に本処理フローを実施する。CPU211は、801にて、まず処理が終了したVDPジョブでリユーザブルオブジェクトが利用されたかどうかをチェックする。利用されたかどうかは、RIPモジュール227にてVDPジョブがリユーザブルオブジェクトとバリアブルオブジェクトに分けられたかどうかにより判断する。
リユーザブルオブジェクトが利用されたのであれば、CPU211は、802にて、クライアントPC40に対してVDPジョブの完了通知と該リユーザブルオブジェクトの保持が可能かどうかの確認情報を含むJMFを送信する(図6)。
利用されていなければ、CPU211は、803にて従来からあるVDPジョブの完了通知を含むJMFを送信する。
[リユーザブルオブジェクト保持期間決定の処理フロー]
図9に、クライアントPC40において、リユーザブルオブジェクト保持期間を決定する時のCPU201の処理フローを示す。
CPU201は、該リユーザブルオブジェクトの保持が可能かどうかの確認情報を含むJMFを画像形成装置10から受信したときに本処理フローを実施する。
CPU201は、まず901にて該リユーザブルオブジェクトの保持が可能かどうかの確認情報を含むJMFを画像形成装置10から受信する。
次に902にてHDD205に記憶されているスケジュール情報を参照し、903で他VDPジョブがスケジュール情報に登録されているかどうかをチェックする。
前記VDPジョブがあれば、CPU201は、904にて前記VDPジョブで前記リユーザブルオブジェクトが利用されているかどうかをチェックする。利用されているかどうかは、前記VDPジョブに該当するレコードをファイルサーバ30に記憶されているレコードデータベース208から参照し、参照したレコードのVDPオブジェクト406と前記リユーザブルオブジェクトのIDとを比較する。これにより、CPU201は、前記リユーザブルオブジェクトが他のVDPジョブでも使われているかどうかを判断する。
904にて前記VDPジョブでリユーザブルオブジェクトが使われていなければ、910にてCPU201は前記リユーザブルオブジェクトの削除指示を画像形成装置10に送信する。
前記リユーザブルオブジェクトが前記VDPジョブで使われていれば、CPU201は、905にてVDPオブジェクト中に記述されたスコープを参照し、前記リユーザブルオブジェクトのスコープがGlobalかどうかをチェックする。
Globalであれば、906にて前記ユーザブルオブジェクトを保持する指示を画像形成装置10に送信する。そうでなければ、909にて前記ユーザブルオブジェクトを保持する指示とともに、スコープをGlobalに変更する指示を画像形成装置10に送信する。
一方、903にて前記VDPジョブがなければ、CPU201は、907ファイルサーバ30に格納されているレコードデータベース208及びVDPマスターオブジェクト209を参照し、908にて前記リユーザブルオブジェクトと同じIDを持つVDPオブジェクトがあるかどうかをチェックする。
同じVDPオブジェクトがあれば、CPU201は909にて前記ユーザブルオブジェクトを保持する指示とともに、スコープをGlobalに変更する指示を画像形成装置10に送信する。
同じVDPオブジェクトがなければ、910にてCPU201は前記リユーザブルオブジェクトの削除指示を画像形成装置10に送信する。
[リユーザブルオブジェクトの保持期間最適化の処理フロー]
図10は、画像形成装置10において、リユーザブルオブジェクトの保持期間を最適化する時のCPU211の処理フローを示す。
CPU211は、1001にてまずクライアントPC40からリユーザブルオブジェクトに対する指示(図7)を受信する。次に1002にて、CPU211はクライアントPC40から受信した指示を解析し、指示内容が前記リユーザブルオブジェクトの保持か削除かをチェックする。リユーザブルオブジェクトを削除する指示であれば、1005にて、CPU211はクライアントPC40から指定された前記リユーザブルオブジェクトをRIP後データ記憶エリア231から削除する。保持する指示であれば、1003にて、CPU211は前記リユーザブルオブジェクトのスコープをGlobalに変更する指示があるかをチェックする。スコープをGlobalに変更する指示がなければ、CPU211は前記リユーザブルオブジェクトの削除はせずに処理を終了する。変更指示があれば、CPU211は1004にて前記リユーザブルオブジェクトのスコープをGlobalに変更し、前記リユーザブルオブジェクトの削除はせずに処理を終了する。
[グローバルリユーザブルオブジェクト削除のシーケンス例]
図11にグローバルリユーザブルオブジェクト削除のシーケンス例を示す。
クライアントPC40は、1101にて画像形成装置10にVDPジョブを送信する。
画像形成装置10は、1102にて、クライアントPC40から受信したVDPジョブの印刷処理を行う。
画像形成装置10は、VDPジョブの印刷処理が終了すると、1103にて、該VDPジョブの処理完了通知とグローバルリユーザブルオブジェクトの削除確認メッセージ(JMF)をクライアントPC40に送信する。
クライアントPC40は、1104にて、該通知を解析する。
クライアントPC40は、1105にて、HDD205に格納されたスケジュール情報を参照し、他に印刷予定のVDPジョブがあるかをチェックする。
クライアントPC40は、1106にて、他に印刷予定のVDPジョブがあれば、ファイルサーバ30に格納されたレコードデータベース208とVDPマスターオブジェクト209を参照し、前記リユーザブルオブジェクトと同じIDを持つVDPオブジェクトがあるかをチェックする。
1107にて、クライアントPC40が前記リユーザブルオブジェクトと同じIDを持つVDPオブジェクトがないと判断した場合、クライアントPC40は、1108にて、前記リユーザブルオブジェクトを削除する指示を画像形成装置10に送信する。
画像形成装置10は、該指示を受けて、1109にて前記リユーザブルオブジェクトをRIP後データ格納エリアから削除する。
[グローバルリユーザブルオブジェクト保持のシーケンス例]
図12にグローバルリユーザブルオブジェクト保持のシーケンス例を示す。
クライアントPC40は、1201にて画像形成装置10にVDPジョブを送信する。
画像形成装置10は、1202にて、クライアントPC40から受信したVDPジョブの印刷処理を行う。
画像形成装置10は、VDPジョブの印刷処理が終了すると、1203にて、該VDPジョブの処理完了通知とグローバルリユーザブルオブジェクトの削除確認メッセージ(JMF)をクライアントPC40に送信する。
クライアントPC40は、1204にて、該通知を解析する。
クライアントPC40は、1205にて、HDD205に格納されたスケジュール情報を参照し、他に印刷予定のVDPジョブがあるかをチェックする。
クライアントPC40は、1206にて、他に印刷予定のVDPジョブがあれば、ファイルサーバ30に格納されたレコードデータベース208とVDPマスターオブジェクト209を参照し、前記リユーザブルオブジェクトと同じIDを持つVDPオブジェクトがあるかをチェックする。
1207にて、クライアントPC40が前記リユーザブルオブジェクトと同じIDを持つVDPオブジェクトがあると判断した場合、クライアントPC40は、1208にて、前記リユーザブルオブジェクトのスコープがグローバルかどうかをチェックする。
前記リユーザブルオブジェクトのスコープがグローバルであれば、1209にて、クライアントPC40は前記リユーザブルオブジェクトを保持する指示を画像形成装置10に送信する。
画像形成装置10は該指示を受けて、1210にて、保持の指示に従いリユーザブルオブジェクトを保持し、本シーケンス例の処理を終了する。
[リユーザブルオブジェクトのスコープ変更のシーケンス例]
図13にリユーザブルオブジェクトのスコープ変更のシーケンス例を示す。
クライアントPC40は、1301にて画像形成装置10にVDPジョブを送信する。
画像形成装置10は、1302にて、クライアントPC40から受信したVDPジョブの印刷処理を行う。
画像形成装置10は、VDPジョブの印刷処理が終了すると、1303にて、該VDPジョブの処理完了通知とグローバルリユーザブルオブジェクトの削除確認メッセージ(JMF)をクライアントPC40に送信する。
クライアントPC40は、1304にて、該通知を解析する。
クライアントPC40は、1305にて、HDD205に格納されたスケジュール情報を参照し、他に印刷予定のVDPジョブがあるかをチェックする。
クライアントPC40は、1306にて、他に印刷予定のVDPジョブがあれば、ファイルサーバ30に格納されたレコードデータベース208とVDPマスターオブジェクト209を参照し、前記リユーザブルオブジェクトと同じIDを持つVDPオブジェクトがあるかをチェックする。
1307にて、クライアントPC40が前記リユーザブルオブジェクトと同じIDを持つVDPオブジェクトがあると判断した場合、クライアントPC40は、1308にて、前記リユーザブルオブジェクトのスコープがグローバルかどうかをチェックする。
前記リユーザブルオブジェクトのスコープがグローバルでなければ、1209にて、クライアントPC40は前記リユーザブルオブジェクトを保持し、かつスコープをグローバルに変更する指示を画像形成装置10に送信する。
画像形成装置10は該指示を受けて、1210にて、保持とスコープ変更の指示に従い、前記リユーザブルオブジェクトを保持し、かつ前記リユーザブルオブジェクトのスコープをグローバルに変更して、本シーケンス例の処理を終了する。前記リユーザブルオブジェクトをRIP後データ格納エリアから削除する。
10・・・画像形成装置
20・・・プリントサーバ
30・・・ファイルサーバ
40・・・クライアントPC

Claims (5)

  1. リユーザブルオブジェクトの保持が可能かどうかを確認する確認手段(229)と、
    前記確認手段より問い合わせのあった前記リユーザブルオブジェクトの削除が可能かどうかを判断し、前記リユーザブルオブジェクトの保持もしくは削除指示を作成する指示作成手段(223)と、
    前記指示作成手段により作成した指示を画像形成装置に転送する通信制御手段(222)と、
    前記通信制御手段から受信した保持もしくは削除指示に応じて、前記リユーザブルオブジェクトの保持または削除を行う最適化手段(224)と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記指示作成手段(223)は、ジョブスケジュール情報に登録されているVDPジョブ群を参照し、前記VDPジョブと関連付けられたVDPオブジェクトの識別子と前記リユーザブルオブジェクトの識別子との比較を行い、同じものがある場合に前記リユーザブルオブジェクトを保持する指示を作成する、同じものがなければ削除の指示を作成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記指示作成手段(223)は、他のVDPジョブが前記リユーザブルオブジェクトを利用していない場合に、ファイルサーバを参照し、前記リユーザブルオブジェクトがあれば前記リユーザブルオブジェクトを保持する指示を作成し、なければ削除の指示を作成することを特徴とする請求項2の画像形成システム。
  4. 前記指示作成手段(223)は、前記VDPオブジェクトとの識別子が同じで、かつ前記リユーザブルオブジェクトのスコープがDocumentであれば、スコープをGlobalに変更する指示を作成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  5. 前記最適化手段(224)は、前記指示作成手段(223)から指示のあった前記リユーザブルオブジェクトのスコープの変更指示に応じて、前記リユーザブルオブジェクトのスコープを変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016007848A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 キヤノン株式会社 制御装置、処理方法及ぶプログラム

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