JP2013202740A - 切削装置 - Google Patents

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【課題】新品の切削ブレードを過度に磨耗させたり、損傷してしまう恐れを低減できるとともに、真円ずれによる加工品質の悪化を防止可能な切削装置を提供する。
【解決手段】切削手段26と、切削ブレード30の種類情報を入力する入力手段36と、チャックテーブル18と切削手段26とを加工送り方向に相対移動する加工送り手段と、チャックテーブル18と切削手段26とを割り出し送り方向に相対移動する割り出し送り手段と、切削ブレード30を所定の高さに位置付ける位置付け手段と、加工送り手段と割り出し送り手段と位置付け手段とを制御する制御手段とを具備し、制御手段は、切削ブレード30の種類毎にドレス条件を記憶したドレス条件記憶部と、入力された切削ブレード30の種類情報に対応したドレス条件を選択し、対応ドレス条件に基づいて加工送り手段と割り出し送り手段と位置付け手段とを作動させドレッシングを実施するドレス作動部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、切削ブレードを有する切削装置に関する。
半導体ウエーハや電子部品、光学部品に使用されるセラミック基板、樹脂基板、ガラス基板等の被加工物は切削装置によって個々のチップに分割され、分割されたチップは各種電気機器に広く利用されている。
これらの切削装置では、ダイアモンドやCBN(Cubic Boron Nitride)等の超砥粒を金属、樹脂、又はガラス等で固めた切削ブレードが回転しつつ、被加工物に切り込むことで被加工物の切削が行われる。
切削ブレードは切削に伴って磨耗し、磨耗して切削加工ができなくなった切削ブレードは新品の切削ブレードに交換される。切削ブレードは、マウントやフランジと呼ばれる治具で挟持されてスピンドルに装着されている。通常、切削ブレードをスピンドルに装着した直後では、切削ブレードの中心とスピンドルの軸心とは僅かにずれて装着されており、偏心している。
このように、スピンドルの軸心とスピンドルに装着された切削ブレードの回転中心が僅かに偏心していると、切削ブレードを装着したスピンドルを高速回転した際に、切削ブレードがスピンドルの軸心と直交する方向、即ち切り込み方向に振動する。
切削ブレードが振動した状態でウエーハのストリートに沿ってウエーハを切削すると、切削溝の両側に比較的大きい欠け(チッピング)が発生してデバイスの品質を低下させるという問題がある。
そこで、切削ブレードをスピンドルに装着した後には、切削ブレードの中心とスピンドルの軸心とを一致させるために、切削ブレードの外径を修正する真円出しドレッシングを実施している。
この真円出しドレッシングは、GC(Green Carborundum)やWA(White Alundum)等の一般砥粒を樹脂やガラス質で固めたドレスボードを切削ブレードで切削することで遂行され、切削に伴って切削ブレードが磨耗することで切削ブレードの外形が修正される。
更に、真円出しドレッシングが行われた後の切削ブレードは、砥粒を突出させて切削ブレードのコンディションを整えるために、真円出しドレッシングで使用されるドレスボードと比べてより細かい粒径の砥粒が混入されたドレスボードを切削する目立てドレッシングが行われる。また、切削を継続して目つぶれが生じた場合にも、目立てドレッシングが必要である。
特開2006−218571号公報
切削ブレードは、含有する砥粒のサイズやボンド剤の種類、切削ブレードの厚み(刃厚)によって磨耗性が大きく異なる。従って、作業者が適切でないドレス条件を選択してドレスを実施してしまうと、切削ブレードを過度に磨耗させてしまう上、切削ブレードを損傷させてしまう恐れもある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、新品の切削ブレードを過度に磨耗させたり、損傷してしまう恐れを低減できるとともに、真円ずれによる加工品質の悪化を防止可能な切削装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を切削する切削装置であって、被加工物を保持するチャックテーブルと、回転駆動されるスピンドルと、該スピンドルの先端に装着され該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードとを含む切削手段と、該切削ブレードの種類情報を入力する入力手段と、該チャックテーブルと該切削手段とを加工送り方向に相対移動する加工送り手段と、該チャックテーブルと該切削手段とを該加工送り方向に直交する割り出し送り方向に相対移動する割り出し送り手段と、該切削ブレードを所定の高さ位置に位置付ける位置付け手段と、該加工送り手段と該割り出し送り手段と該位置付け手段とを制御する制御手段と、を具備し、該制御手段は、切削ブレードの種類毎に対応するドレス条件を複数記憶したドレス条件記憶部と、該入力手段で入力された該切削ブレードの該種類情報に対応した対応ドレス条件を該ドレス条件記憶部から選択し、該対応ドレス条件に基づいて該加工送り手段と該割り出し送り手段と該位置付け手段とを作動させ該切削ブレードのドレッシングを実施するドレス作動部と、を有することを特徴とする切削装置が提供される。
本発明の切削装置は、切削ブレードの種類毎に対応するドレス条件を記憶したドレス条件記憶部を制御手段が有しており、入力手段で入力された切削ブレードの種類情報に基づいて対応ドレス条件が選択されてドレスが実施される。
従って、作業者が誤って切削ブレードに適さないドレス条件でドレスを実施することが防止され、新品の切削ブレードを過度に磨耗させたり、損傷してしまう恐れを低減できる。また、適切な真円出しが実施されることで真円ずれによる加工品質の悪化を防止できる。
本発明実施形態に係る切削装置の斜視図である。 ダイシングテープを介して環状フレームに支持された半導体ウエーハの斜視図である。 スピンドルの先端にブレードマウントを固定する様子を示す分解斜視図である。 ブレードマウントにワッシャーブレードを装着する様子を示す分解斜視図である。 ブレードマウントにハブブレードを装着する様子を示す分解斜視図である。 ワッシャーブレードを収容したバーコードを有するブレード収容ケースの平面図である。 バーコードを有するハブブレードの斜視図である。 ドレスボードを環状フレームに外周部が装着されたダイシングテープに貼着する様子を示す分解斜視図である。 ウエーハカセットの一例を示す斜視図である。 ドレッシング作業を示す側面図である。 図11(A)は被接触セットアップセンサーで真円ずれ量を検出している様子を示す斜視図、図11(B)はその模式的正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係る切削装置2の斜視図が示されている。切削装置2の前面側には、オペレータが加工条件等の装置に対する指示を入力するための操作パネル4が設けられている。装置上部には、オペレータに対する案内画面や後述する撮像ユニットによって撮像された画像が表示されるCRT等の表示モニタ6が設けられている。
切削装置2の切削対象である半導体ウエーハ11は、図2に示すように、例えば厚さが100μmのシリコンウエーハからなっており、表面11aに複数のストリート(分割予定ライン)13が格子状に形成されているとともに、複数のストリート13によって区画された各領域にIC、LSI等のデバイス15が形成されている。
半導体ウエーハ(以下単にウエーハと略称することがある)11は、環状フレームFに装着されたダイシングテープTに貼着された後、図1に示したウエーハカセット8中に複数枚収容される。ウエーハカセット8は上下動可能なカセットエレベータ9上に載置される。
ウエーハカセット8の後方には、ウエーハカセット8から切削前のウエーハ11を搬出するとともに、切削後のウエーハをウエーハカセット8に搬入する搬出入ユニット10が配設されている。
ウエーハカセット8と搬出入ユニット10との間には、搬出入対象のウエーハ11が一時的に載置される領域である仮置き領域12が設けられており、仮置き領域12には、ウエーハ11を一定の位置に位置合わせする位置合わせ機構14が配設されている。
仮置き領域12の近傍には、ウエーハ11を吸着して搬送する旋回アームを有する搬送ユニット16が配設されており、仮置き領域12に搬出されて位置合わせされたウエーハ11は、搬送ユニット16により吸着されてチャックテーブル18上に搬送され、このチャックテーブル18に吸引保持される。
チャックテーブル18は、回転可能且つ図示しない加工送り機構によりX軸方向に往復動可能に構成されており、チャックテーブル18のX軸方向の移動経路の上方には、ウエーハ11の切削すべき領域を検出するアライメントユニット22が配設されている。20は環状フレームFをクランプするクランプである。
アライメントユニット22は、ウエーハ11の表面を撮像する撮像ユニット24を備えており、撮像により取得した画像に基づき、パターンマッチング等の処理によって切削すべき領域を検出することができる。撮像ユニット24によって取得された画像は、表示モニタ6に表示される。
アライメントユニット22の左側には、チャックテーブル18に保持されたウエーハ11に対して切削加工を施す切削ユニット26が配設されている。切削ユニット26はアライメントユニット22と一体的に構成されており、両者が連動してY軸方向及びZ軸方向に移動する。
切削ユニット26は、回転可能なスピンドル28の先端にワッシャー形状の切削ブレード(ワッシャーブレード)30が装着されて構成され、Y軸方向及びZ軸方向に移動可能となっている。切削ブレード30は撮像ユニット24のX軸方向の延長線上に位置している。切削ユニット26のY軸方向の移動は図示しない割り出し送り機構により達成される。
34は切削加工の終了したウエーハ11を洗浄するスピンナ洗浄ユニットであり、切削加工の終了したウエーハ11は搬送ユニット32によりスピンナ洗浄ユニット34まで搬送され、スピンナ洗浄ユニット34でスピン洗浄及びスピン乾燥される。
切削装置2の前面側にはバーコードリーダー36が取り付けられている。このバーコードリーダー36は、後で説明するハブブレードに貼着されたバーコード或いはワッシャーブレードのブレード収容ケースに貼着されたバーコード等を読み取るものである。チャックテーブル18に隣接して、被接触セットアップセンサー38が配設されている。
図3を参照すると、スピンドル28の先端にブレードマウント44を装着する様子を示す分解斜視図が示されている。切削ユニット26のスピンドルハウジング40中には、図示しないサーボモータにより回転駆動されるスピンドル28が回転可能に収容されている。スピンドル28はテーパ部28a及び先端小径部28bを有しており、先端小径部28bには雄ねじ42が形成されている。
44はボス部46と、ボス部46と一体的に形成された固定フランジ48とから構成されるブレードマウントであり、ボス部46には雄ねじ50が形成されている。更に、ブレードマウント44は装着穴51を有している。
ブレードマウント44は、装着穴51をスピンドル28の先端小径部28b及びテーパ部28aに挿入して、ナット52を雄ねじ50に螺合して締め付けることにより、図4に示すようにスピンドル28の先端小径部28bに取り付けられる。
図4を参照すると、ワッシャー状の切削ブレード30をスピンドル22の先端に固定されたブレードマウント44に装着する様子を示す分解斜視図が示されている。切削ブレード30はその全体が電鋳された切刃(電鋳砥石)から構成されている。
ブレードマウント44のボス部46に切削ブレード30を挿入し、更に着脱フランジ54をボス部46に挿入して、固定ナット56を雄ねじ52に螺合して締め付けることにより、切削ブレード30は固定フランジ48と着脱フランジ54とにより両側から挟まれてスピンドル28に取り付けられる。
図5を参照すると、切削ブレード58をスピンドル28の先端に固定されたブレードマウント44に装着する様子を示す分解斜視図が示されている。切削ブレード58はハブブレードと呼ばれ、円形ハブ62を有する円形基台60の外周にニッケル母材中にダイアモンド砥粒が分散された切刃58aが電着されて構成されている。
ハブブレード58の装着穴63をブレードマウント44のボス部46に挿入し、固定ナット64をボス部46の雄ねじ50に螺合して締め付けることにより、ハブブレード58がスピンドル28に取り付けられる。
切削ブレード30,58は切削に伴って磨耗し、磨耗して切削加工ができなくなった切削ブレードは新品の切削ブレードに交換される。ワッシャーブレード30の交換は、固定ねじ56を緩めて着脱フランジ54とともに古いワッシャーブレード30を取り外し、新たなワッシャーブレード30をブレードマウント44のボス部46に挿入し、更に着脱フランジ54をボス部46に挿入して、固定ナット56を雄ねじ50に螺合して締め付けることにより、新たなワッシャーブレード30が固定フランジ48と着脱フランジ54により両側から挟まれてスピンドル28に取り付けられる。
ハブブレード58の交換は、固定ナット64を緩めて古いハブブレード58を取り外し、新品のハブブレード58をブレードマウント44のボス部46に挿入し、固定ナット64をボス部46の雄ねじ50に螺合して締め付けることにより、新品のハブブレード58がスピンドル28に取り付けられる。
しかし、新品の切削ブレード30,58をスピンドル28に装着した直後では、切削ブレードの中心とスピンドルの軸心とは僅かに偏心しているため、このまま切削加工を行うと加工品質を悪化させてしまう恐れがある。
そこで、切削ブレード30,58をスピンドル28に装着した後には、切削ブレード30,58の中心とスピンドル28の軸心とを一致させるために、切削ブレード30,58の外径を修正する真円出しドレッシングを実施している。
この真円出しドレッシングは、GCやWA等の一般砥粒を樹脂やガラス等のボンド剤で固めたドレスボードを切削ブレードで切削することで遂行されるが、切削ブレードは含有する砥粒のサイズやボンド剤の種類、切削ブレードの厚さ(刃厚)によって磨耗性が大きく異なる。
従って、作業者が適切でないドレス条件を選択してドレッシングを実施してしまうと、切削ブレードを過度に磨耗させてしまう上、切削ブレードを損傷させてしまう恐れもある。
そこで本発明では、切削ブレードの種類毎に複数種類のドレスボードを切削してみて、最適なドレス条件を抽出し、最適なドレス条件を切削装置2の図示しないコントローラのドレス条件記憶部に記憶しておく。最適なドレス条件は操作パネル4を操作して入力する。コントローラのドレス条件記憶部には、切削ブレードの種類毎に対応するドレス条件を複数格納する。
切削ブレードの種類情報としては、例えば、ワッシャーブレード、ハブブレード、砥粒径、ブレード刃厚、ブレード刃先出し量、砥粒を固定するボンド材のタイプ等が含まれる。
ドレスボードとしては、真円出しのドレスボード74の他に、真円出しドレッシングで使用されるドレスボードと比べてより細かい粒径の砥粒が混入された目立てドレスボード、又は、プリカットボードと呼ばれる一般砥粒を含有する金属、樹脂、ビトリファイド等のドレスボード、ガラス、シリコン、GaAs等のウエーハを含む。
ドレス条件に含まれる情報としては、ドレスボード種類、ドレスボードへの切削ブレードの切り込み量、切削時の送り速度、インデックス量、切削距離(加工本数)等が挙げられる。
ワッシャーブレード30を新品に交換する場合には、ワッシャーブレードの種類に応じて、図6に示すように、ワッシャーブレードを収容するブレード収容ケース68に内部のワッシャーブレードを特定するバーコード70を付着しておく。
作業者はこのバーコード70をバーコードリーダー36で読み取ることにより、最適なドレス条件をモニタ6に表示させ、このドレス条件に従って新品のワッシャーブレード30のドレッシングを実施する。
一方、ハブブレード58を新品のハブブレード58に交換する場合には、図7に示すように、例えばハブブレード58のハブ62部分にハブブレード58を特定するバーコード72を形成しておく。
作業者はバーコードリーダー36でこのバーコード72を読み取ることにより、最適なドレス条件をモニタ6に表示させ、このドレス条件に従って新品のハブブレード58のドレッシングを実施する。
図8に示すように、ドレスボード74は外周部が環状フレームFに装着された粘着テープであるダイシングテープTに貼着され、ウエーハカセット8中に収容される。ウエーハカセット8は例えば図9に示すような構成を有している。
ドレスボードをダイシングテープTに貼着することなく、別途ドレスボードを収容する収容ラックと、ドレス中のドレスボードを直に保持するドレスボード専用保持テーブルを設けるとともに、ドレスボード専用保持テーブルにドレスボードを搬送する専用の搬送ユニットを備えるようにしてもよい。
図9に示すウエーハカセット8は、右側壁76と、左側壁78が対向して配設されており、右側壁76と左側壁78は天板80及び底部連結板82により連結されて四角形状に形成されている。右側壁76と、左側壁78と天板80により収容部8aが画成されている。
ウエーハカセット8は被加工物をウエーハカセット8に出し入れするための前面開口部8bを有している。ウエーハカセット8の後面も開口している。右側壁76の内側には前後方向に伸びる複数段の棚84が形成されている。
同様に、左側壁78の内側にも前後方向に伸びる複数段の棚86が形成されている。右側壁76の棚84と左側壁78の棚86とは、各段毎にそれぞれ対応して対峙するように形成されている。
ウエーハカセット8の背面開口部には、右側壁76の棚84及び左側壁78の棚86とに直交する方向に伸長するストッパー88が配設されており、このストッパー88によってウエーハカセット8内に収容されている被加工物が背面側から脱落しないようになっている。
本実施形態では、符号Aで示す上部の棚84,86は複数種類のドレスボードを収容するドレスボード収容部となっており、符号Bで示す下部の棚84,86は被加工物を収容する被加工物収容部となっている。ウエーハカセット8のドレスボード収容部Aは、ドレスボードの種類に応じて収容位置が決められており、各ドレスボードを予め決められた位置に収容しておく。
作業者が新品のワッシャーブレード30の真円出しドレッシングを行う場合には、図6に示すように、新品のワッシャーブレード30を収容したブレード収容ケース68のバーコード70をバーコードリーダー36で読み取り最適なドレス条件をモニタ6上に表示させる。
バーコード70の読み取りに応じて、搬出入ユニット10が最適なドレスボードをウエーハカセット8のドレスボード収容部Aから取り出し、仮置き領域12で位置合わせを行った後、搬送ユニット16でドレスボード74をチャックテーブル18に搬入し、チャックテーブル18でダイシングテープTを介してドレスボード74を吸引保持し、クランプ20で環状フレームFをクランプして固定する。
そして、図10に示すように、モニタ6上に表示されたドレス条件に従って、ハブブレード30を矢印A方向に高速回転させながらドレスボード74に切り込ませ、チャックテーブル18を矢印X1方向に所定速度で加工送りすることにより、ワッシャーブレード30の真円出しドレッシングを実施する。
ドレッシング実施後、図11に示すように、被接触セットアップセンサー38でワッシャーブレード30の真円出しが行われたか否かを検出する。図11(A)に示すように、ハブブレード30の上半分はブレードカバー92で覆われており、ハブブレード30の両側には切削水供給ノズル94が伸長している。
被接触セットアップセンサー38は切欠き97を有するブロック96を含んでおり、図11(B)に示すように、切欠き97内に対向するように発光部98及び受光部100が取り付けられている。発光部98は発光素子に接続されており、受光部100は受光素子に接続されている。
ワッシャーブレード30を矢印A方向に高速回転させながら被接触セットアップセンサー38の切欠き97中に挿入し、受光部100で発光部98から出射された光を検出し、受光部100で受光する光量に応じてワッシャーブレード30に偏心があるか否かを検出する。
受光光量が一定であれば偏心なしと判断し、ワッシャーブレード30の真円出しドレッシングは適正に実施されたと判断する。受光光量に変動がある場合には、偏心があると判断しドレスボード74を使用した真円出しドレッシングを再度実施する。
受光光量が略一定で真円ぶれが許容値以下であれば、被加工物を加工する。または、場合によっては目立てドレッシングやプリカットを実施し、その後、被加工物を加工する。
T ダイシングテープ
F 環状フレーム
8 ウエーハカセット
11 半導体ウエーハ
18 チャックテーブル
26 切削ユニット
28 スピンドル
30 切削ブレード(ワッシャーブレード)
44 ブレードマウント
48 固定フランジ
54 着脱フランジ
58 切削ブレード(ハブブレード)
68 ブレード収容ケース
70,72 バーコード
74 ドレスボード

Claims (1)

  1. 被加工物を切削する切削装置であって、
    被加工物を保持するチャックテーブルと、
    回転駆動されるスピンドルと、該スピンドルの先端に装着され該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削ブレードとを含む切削手段と、
    該切削ブレードの種類情報を入力する入力手段と、
    該チャックテーブルと該切削手段とを加工送り方向に相対移動する加工送り手段と、
    該チャックテーブルと該切削手段とを該加工送り方向に直交する割り出し送り方向に相対移動する割り出し送り手段と、
    該切削ブレードを所定の高さ位置に位置付ける位置付け手段と、
    該加工送り手段と該割り出し送り手段と該位置付け手段とを制御する制御手段と、を具備し、
    該制御手段は、切削ブレードの種類毎に対応するドレス条件を複数記憶したドレス条件記憶部と、
    該入力手段で入力された該切削ブレードの該種類情報に対応した対応ドレス条件を該ドレス条件記憶部から選択し、該対応ドレス条件に基づいて該加工送り手段と該割り出し送り手段と該位置付け手段とを作動させ該切削ブレードのドレッシングを実施するドレス作動部と、
    を有することを特徴とする切削装置。
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