JP2013202244A - 制御基板収納ボックス及び遊技機 - Google Patents

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宗光 蛯原
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Abstract

【課題】 ケースとカバーとをスライドしてロックすることが可能であり、ロック装置の組み付けが容易で且つ不正解除具を用いた場合でもロック解除を阻止できる制御基板収納ボックス及び遊技機を提供する。
【解決手段】ケース部3aの収納孔12に金属製のロックナット11と、金属製のロックプレート13を収納して、ケース部3aに対してカバー部5aをS方向にスライドすることによりケース部3aの嵌合部42とカバー部5aの被嵌合部46とを嵌合し、ロックボルト9を押し込んで爪部31をロックボルト9の係止溝25に係止した後、ロックボルト9の頭部17を回すことで、ロックボルト9の軸部15をロックナット11に螺合してロックナット11がケース側に移動した後、ロックナット規制部33によりケース側への移動が規制され、更にロックナット9の頭部17を回すことで捻り切断部23に作用するトルクでロックボルト9の頭部17が切断されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロック装置を備えた遊技機用の制御基板収納ボックス及びこの制御基板収納ボックスを備えた遊技機に関する。
一般に、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機には、いわゆる当たり回数を制御する制御基板が不正に取り出されて改造や交換がされないようにする為、制御基板を収納したケースとカバーとのロックが不正解除されるのを防止したり、不正解除の痕跡が外部から目視確認できるようにする技術が公知である。
この種の技術として、特許文献1には、制御基板を収納する透明樹脂製のケースとカバーを備える遊技機用の制御基板収納ボックスにおいて、ケースとカバーをロックボルトで連結する技術が開示されている。この特許文献1の技術では、ロックボルトの先端部をケースに形成した係止部に係止し、ロックボルトの頭部をカバーに係止して、ロックボルトの頭部をねじでまわして所定以上のトルクを作用するとロックボルトの軸が切断されて、軸の内部に封入した塗料が流出することで、不正解除の痕跡を目視できるようにしている。また、軸の内部には塗料に代えて接着剤を封入してロックボルトの軸が切断されたときに接着剤によりケースとカバーを接着することが開示されている。
また、特許文献2には、スプリング付きのピンの頭部を叩き込んで、ピンの先端をケースに固定した金属片を押し曲げて挿入し、金属片がピン先端の溝に係止させることが開示されている。そして、カバー側に位置するピンの頭部とケースに固定した金属片に係止したピンの先端とで、ケースとカバーとを固定している。
特開2003−214413号公報 特開2004−41777号公報
しかし、特許文献1の技術では、ロックピンの内部に塗料や接着剤を封入するものであるから、構成が複雑になりロックピンの製造に手間がかかると共にコストがかかるという問題がある。
また、ロックピンの先端部は樹脂製ケースに形成した係止部に係止するものであるから、針や金属製の線材を用いて樹脂製の係止部に熱を加えて溶融した場合には、ケースとカバーとのロックが解除可能になるという不都合がある。
特許文献2の技術では、ピンの頭部をケースに固定した金属片に押し込むことにより金属片を変形させて乗り越えた先端部の溝に金属片の先端を係止するものであるから、ピンの頭部を強く引き抜いた場合には、金属片が変形して係止部が外れることが可能であり、ケースとカバーとのロックが解除可能になるという不都合がある。特に、ロック後にピンの頭部が残っているので、ピンの引抜きが可能になるとい問題がある。
また、ケースには予め金属片を固定しておく必要があるので、ロック装置の組み付けに手間がかかるという問題がある。
更に、ケースとカバーとを互いにスライドにより嵌合する種類の制御基板収納ボックスがあるが、かかるスライドにより嵌合する制御基板収納ボックスにおいて、ロック装置を容易に組み付けできる技術が望まれている。
そこで、本発明は、ケースとカバーとをスライドしてロックすることが可能であり、ロック装置の組み付けが容易で且つ針や金属線材等の不正解除具を用いた場合でもロック解除を阻止できる制御基板収納ボックス、及びこの制御基板収納ボックスを備えた遊技機の提供を目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、制御基板を収納する透明樹脂製のケースと、ケースに装着する透明樹脂製のカバーと、ケースとカバーとをロックするロック装置とを備えた制御基板収納ボックスであって、ケースに対してカバーを一方向にスライドすることによりケースとカバーとを合わせてあり、ロック装置は、金属製のロックボルトと、金属製のロックナットと、金属製のロックプレートとを備え、ロックボルトは、ねじ溝が形成された軸部と、頭部と、軸部と頭部との間に設けたフランジ部と、フランジ部と軸部との間に設けて且つ軸部よりも外径が大きな胴部と、頭部とフランジ部との間に設けた捻り切断部を有し、捻り切断部は所定以上のトルクがかかると切断されるものであり、胴部には周囲に係止溝が形成してあり、ケースには、カバー側が開口してロックプレートとロックナットを収納する収納孔と、カバーとの嵌合部とが形成してあり、カバーには、ロックボルトの軸部と胴部を挿通する挿通孔と、ケースに対してスライドしたときにカバーの嵌合部に嵌合する被嵌合部とが形成してあり、挿通孔の周囲部にはロックボルトのフランジ部を受けるフランジ受け部が形成してあり、ロックプレートは、ケースの収納孔の底に配置する底部と、底部からケース側に起立して互いに対向する複数の起立部とを有し、対向する起立部間の間隔はロックナットの最大径よりも小さくしてあり、各起立部は互いに間隔を狭めるように突設してロックボルトの係止溝に係止する爪部と、爪部より底部側で互いに対向する側に突設したロックナット規制部とを有し、ロックボルトの胴部をロックプレートの爪部間に押し込んで爪部をロックボルトの係止溝に係止した後、ロックボルトの頭部を回すことで、ロックボルトの軸部をロックナットに螺合してロックナットがケース側に移動した後、ロックナット規制部によりケース側への移動が規制され、更にロックナットの頭部を回すことで捻り切断部に作用するトルクでロックボルトの頭部が切断されていることを特徴とする制御基板収納ボックスである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、起立部の先端に形成した爪部は先端を底部側に向けて傾斜していると共に、ロックボルトの胴部の軸部側面に爪部の傾斜と同方向に傾斜したテーパが形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載の発明において、対向する起立部の先端には、互いの間隔を大きくするように凹んだ凹部が形成してあり、各起立部には凹部を挟む位置に爪部が形成してあることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の制御基板収納ボックスを内部に設けたことを特徴とする遊技機である。
請求項1に記載の発明によれば、ケースとカバーとのロック後は、ロックボルトの頭部が切除されているので、ロックボルトを操作できない為、ロックの不正解除操作を阻止することができる。
ロックナット及びロックプレートは金属製である為、針や金属線材等の不正解除具を用いた場合でも、これらの操作ができないから、この点においても不正解除操作を阻止することができる。
ロックナットは汎用品も使用することができ、特許文献1のように構成が複雑でないから、簡易な構成で安価なロック装置を提供できる。
ケースとカバーを一方向にスライドすることにより、ケースの嵌合部とカバーの被嵌合部とが嵌合して互いに面が離れないように固定した状態で、ロック装置により、スライドできないようにロックしているので、ケースに対してカバーをスライドする仕様の制御基板収納ボックスに適用することができる。
ケースの収納孔には、ロックプレートとロックナットを収納し、カバー側からロックボルトを操作するだけであるから、ロック装置の組み付けが容易にできる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、ロックプレートの爪部をロックボルトの胴部に形成した係止溝に小さい力で容易に係止できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、ロックボルトの胴部が爪部を容易に乗り越えることができ、ロックボルトの簡単な押し込みで係止溝に爪部を係止できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の効果を奏する制御基板収納ボックスを備えた遊技機を提供できる。
本発明の実施の形態に係る制御基板収納ボックスにおいて、ケースとカバーとがロック状態にあるときのロック装置を抜き出して示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施の形態に係る制御基板収納ボックスにおいて、ケースとカバーとがロックされる前の状態にあるときのロック装置を抜き出して示す側面図である。 制御基板収納ボックスにおけるロック部分の分解斜視図である。 ロックプレートを拡大して示す斜視図である。 ケースとカバーのロック操作の手順を説明する図であり、(a)〜(e)はロック装置を抜き出して示す斜視図である。 (a)は本実施の形態に係る制御基板収納ボックスの平面図あり、(b)は(a)に示す制御基板収納ボックスの側面図ある。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態にかかる制御基板収納ボックス1は、遊技機(パチンコ台)の制御基板を収納するものであり、遊技機の内部に装着されるものである。
図6に示すように、制御基板収納ボックス1は、制御基板を収納する透明樹脂製のケース3と、ケース3に装着する透明樹脂製のカバー5と、ケース3とカバー5とをロックするロック装置7とを備えている。尚、ロック装置7が収納されているケース部3a及びカバー部5aは薄肉部16により切除可能にしてある。
図1〜図3に示すように、ロック装置7は、ケース3と一体のケース部3aと、カバー5と一体のカバー部5aとに収納されており、金属製のロックボルト9と、金属製のロックナット11と、金属製のロックプレート13とを備えている。
本実施の形態では、ケース3に対してカバー5を一方向Sにスライドすることによりケース3とカバー5とを合わせてロックするものである。
ケース部3aにおけるスラド方向Sの先端部には、カバー部5aとの嵌合部42が形成されている。嵌合部42には、嵌合孔42aが形成されている。また、ケース部3aにおいて、スライド方向Sに沿う両側にはカバー部5aのスライドを案内する案内壁44が形成されている。
ケース部3aには、カバー部5a側が開口した収納孔12が形成されており、収納孔12にはロックプレート13とロックナット11が収納されている。
カバー部5aはケース部3aに対向して配置してあり、カバー部5aを厚み方向に貫通する挿通孔14と、挿通孔14の周囲部にロックボルト9のフランジ部19(後述する)を受けるフランジ受け部16が形成してある。
また、カバー部5aには、ケース部3aに対してS方向にスライドしたときにケース部3aの嵌合部42の嵌合孔42aに嵌合する被嵌合部46が形成してある。被嵌合部46はカバー部5aのスライド方向に突出した突起部である。
図2及び図3に示すように、ロックボルト9は、ねじ溝が形成された軸部15と、頭部17と、軸部15と頭部17との間に設けたフランジ部19と、フランジ部19と軸部21との間に設けて且つ軸部15よりも外径が大きな胴部21と、頭部17とフランジ部19との間に設けた捻り切断部23を有しており、胴部21には周囲に係止溝25が形成されている。
図1に示すように、頭部17は、ロック状態では、捻り切断部23から切除されている。また、頭部17は六角柱形状を成し、レンチ等の工具で回すようになっている。
フランジ部19はカバー部5aのフランジ受け部16に当接して、ロックナット11との間でカバー部5aとケース部3aを圧接している。
胴部21の軸部15側面21aには、軸部15側ほど径が小さくなるように傾斜したテーパが形成されている。
捻り切断部23は、所定以上のトルクがかかると切断されるものであり、胴部21よりも細く形成されている。
ロックナット11は、外形が四角柱形状をなし、ロックボルト9の軸部に螺合するねじ孔11aが形成されている。
ロックプレート13は、金属板をプレスにより折り曲げて形成してあり、ケース部3aの収納孔12の底に配置する底部27と、底部27から連続してケース部5a側に起立した一対の起立部29a、29bを備えている。一対の起立部29a、29aは、対向して設けてあり、起立部29a、29a間にロックナット11を挟んでいる。起立部29a、29b間の間隔は、ロックナット11の最大外径(平面視四角の対角寸法)よりも小さくしてあり、本実施の形態では、ロックナット11の対向する側面間と略同じ寸法としてある。
各起立部29a、29bの先端は、折り曲げて各々対向する側に突設した爪部31、31と、爪部31、31より底部27側で互いに対向する側に突設したロックナット規制部33とが形成されている。
爪部31、31は、爪部31、31は各々先端を底部側に向けて傾斜しており、各爪部31,31は、図1に示すように、ロックボルト9の係止溝25に先端を挿入してロックボルト9を係止している。図2及び図5に示すように、各起立部29a、29bの先端部において、爪部31、31間には円弧状の凹部32が形成されている。
ロックナット規制部33は、起立部29a、29bにおいて、ロックナット11の爪部31、31よりも底部27側に設けて、互いに対向する位置に突設してあり、ロックナット11がロックボルトの軸部15と螺合したときに所定距離カバー部5a側に移動した後、更にカバー部5a側へ移動するのを規制している。本実施の形態では、ロックナット規制部33は起立部29a、29bの側部から対向側へ折り曲げて形成している。
図1に示すように、ケース部3aとカバー部5aとのロック状態では、ケース部3aの嵌合部42にカバー部5aの被嵌合部46が嵌合した状態にあり、ケース部3aとカバー部5aとは互いに離間する方向の移動が規制されている。
ロック装置7では、ロックボルト9をロックナット11に螺合してある。また、ロックプレート13の起立部29a、29bの各爪部31がロックボルトの係止溝25に係止していると共に起立部29a、29bの各ロックナット規制部33は、ロックナット11の上面に当接してロックナット11がケース部5a側へ移動するのを規制している。
更に、ロックボルト9は捻り切断部23が切断されており、頭部17は切除されてないが、カバース部5aのフランジ受部16にロックボルト9のフランジ部19が圧接している。
したがって、ケース部3aとフランジ部5aにおいて、ロックボルト9の軸部15が螺合したロックナット11はケース部3aの収納穴12内に保持され、ロックボルト9のフランジ部19はケース部5aに保持することで、ケース部3aとフランジ部5aとがロックされて、S方向と反対方向に移動するのが阻止されている。更に、ケース部3aの嵌合部42にカバー部5aの被嵌合部46が嵌合しているので、ケース部3aとカバー部5aとは互いに離間する方向の移動もロックされている。
次に、図5を参照して、ロック操作及びその作用について、説明する。
図5(a)に示すように、ケース部3aの収納孔12内にロックナット11とロックプレート13を収納し、ケース部3aに対して、カバー部5aをS方向にスライドする。尚、ロックナット11はロックプレート11の起立部29a、29b間に配置する。そして、(b)に示すように、ケース部3aとカバー部5aとを重ねると共にケース部3の嵌合部42にカバー部5aの被嵌合部46を嵌合する。
次に、図5(c)に示すように、ロックボルト9の軸部15をカバー部5aの挿通孔14に押し込む。これにより、ロックボルト9の胴部21がロックプレート11の各爪部31を乗り越えて、各爪部31がロックボルトの係止溝25に嵌る。
そして、図5(d)に示すように、ロックボルト9の頭部17をレンチ等の工具を用いて回し、ロックボルト9を締め付ける。これにより、ロックボルト9の軸部15がロックナット11に螺合して、ロックナット11がケース側に向けてせり上がるが、所定以上にせり上がると、ロックプレート13のロックナット規制部に当接してせりあがりが規制される。
その後、図5(e)に示すように、更に、ロックボルト9の頭部17をまわすと、捻り切断部23にかかるトルクが大きくなり、所定のトルクを超えることで捻り切断部23が切断され、ロックボルト9の頭部17が切断により除去される。これにより、ケース3とカバー5のロックが完了する。
尚、工場の出荷後に、店舗などで検査や確認の為に、ケース3とカバー5を開くときには、ケース部3a及びカバー部5bの薄肉部16を切断し、残りのケース部3aの収納孔12にロックプレート13及びロックナット11を収納し、上述したように、ケース3に対してカバー5をS方向にスライドさせて、ロックボルト9で、ケース3とカバー5とを再度ロックする。
次に、本実施の形態に係る制御基板収納ボックス1の作用及び効果を説明する。
図1に示すように、本実施の形態によれば、ケース部3aとカバー5aとのロック後は、ロックボルト9の頭部17が切除されているので、ロックボルト9を操作できない為、ロックの不正解除操作を阻止することができる。
ロックナット11及びロックプレート13は金属製である為、針や金属線材等の不正解除具を用いた場合でも、これらの操作ができないから、この点においても不正解除操作を阻止することができる。
ケース部3aとカバー5aをロックするときには、ロックボルト9を押し込んだ後に、回すだけであるから、小さい力で簡単にロックすることができる。
ロックボルト9は汎用品も使用することができ、特許文献1のように構成が複雑でないから、簡易な構成で安価なロック装置を提供できる。
図5に示すように、本実施の形態によれば、ケース3に対してカバー5をS方向にスライドすることにより、ケース部3aの嵌合部42とカバー部5aの被嵌合部46とが嵌合して互いに面が離れないように固定した状態で、ロック装置7により、スライドできないようにロックしているので、ケース3に対してカバー5をスライドする仕様の制御基板収納ボックスに適用することができる。
ケース部3aの収納孔12にロックナット11と、ロックプレート13を9収納し、ケース部3aに対してカバー部5aをスライドした後、ケース部5aにロックボルト9を押し込んで回すだけであるから、ロック装置7の組み付け及びロックが容易にできる。
爪部31は下方に向けて傾斜していると共にロックボルト9の胴部21の下面21aにも爪部31と同方向に傾斜したテーパが形成されているので、ロックボルト9の胴部21は容易に爪部31を乗り越えることができる。
更に、ロックボルト9の胴部21は起立部29a、29bの凹部32を通過し、凹部32を挟む位置に爪部31を形成しているから、爪部31の面積を小さくでき、ロックボルト9を押し込むときにロックボルト9の胴部21が爪部31を容易に乗り越えることができ、ロックボルト9の簡単な押し込みで係止溝25に爪部31を係止できる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、制御基板収納ボックス1には、ロック装置7を構成可能なケース部3a及びカバー部5aは、2箇所に限らず、3箇所や4箇所設けても良く、その数は制限されない。
ロックプレート13には、互いに対向する2つの起立部29a、29bを形成したが、起立部29a、29bは、4つ設けてロックナット11の周囲を覆うようにしても良い。
ロックナット11の形状は、平面視四角形状に限らず、6角形等であっても良く、その形状は限定されない。
1 制御基板収納ボックス
3a ケース部
5a カバー部
7 ロック装置
9 ロックボルト
11 ロックナット
12 収納孔
13 ロックプレート
15 軸部
16 フランジ受け部
17 頭部
19 フランジ部
21 胴部
23 捻り切断部
25 係止溝
29a、29b 起立部
31 爪部
33 ロックナット規制部
42 嵌合部
46 被嵌合部

Claims (4)

  1. 制御基板を収納する透明樹脂製のケースと、ケースに装着する透明樹脂製のカバーと、ケースとカバーとをロックするロック装置とを備えた制御基板収納ボックスであって、ケースに対してカバーを一方向にスライドすることによりケースとカバーとを合わせてあり、ロック装置は、金属製のロックボルトと、金属製のロックナットと、金属製のロックプレートとを備え、
    ロックボルトは、ねじ溝が形成された軸部と、頭部と、軸部と頭部との間に設けたフランジ部と、フランジ部と軸部との間に設けて且つ軸部よりも外径が大きな胴部と、頭部とフランジ部との間に設けた捻り切断部を有し、捻り切断部は所定以上のトルクがかかると切断されるものであり、胴部には周囲に係止溝が形成してあり、
    ケースには、カバー側が開口してロックプレートとロックナットを収納する収納孔と、カバーとの嵌合部とが形成してあり、
    カバーには、ロックボルトの軸部と胴部を挿通する挿通孔と、ケースに対してスライドしたときにカバーの嵌合部に嵌合する被嵌合部とが形成してあり、挿通孔の周囲部にはロックボルトのフランジ部を受けるフランジ受け部が形成してあり、
    ロックプレートは、ケースの収納孔の底に配置する底部と、底部からケース側に起立して互いに対向する複数の起立部とを有し、対向する起立部間の間隔はロックナットの最大径よりも小さくしてあり、各起立部は互いに間隔を狭めるように突設してロックボルトの係止溝に係止する爪部と、爪部より底部側で互いに対向する側に突設したロックナット規制部とを有し、
    ロックボルトの胴部をロックプレートの爪部間に押し込んで爪部をロックボルトの係止溝に係止した後、ロックボルトの頭部を回すことで、ロックボルトの軸部をロックナットに螺合してロックナットがケース側に移動した後、ロックナット規制部によりケース側への移動が規制され、更にロックナットの頭部を回すことで捻り切断部に作用するトルクでロックボルトの頭部が切断されていることを特徴とする制御基板収納ボックス。
  2. 起立部の先端に形成した爪部は先端を底部側に向けて傾斜していると共に、ロックボルトの胴部の軸部側面に爪部の傾斜と同方向に傾斜したテーパが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の制御基板収納ボックス。
  3. 対向する起立部の先端には、互いの間隔を大きくするように凹んだ凹部が形成してあり、各起立部には凹部を挟む位置に爪部が形成してあることを特徴とする請求項2に記載の制御基板収納ボックス。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の制御基板収納ボックスを内部に設けたことを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017535481A (ja) * 2014-11-28 2017-11-30 エアバス・サフラン・ローンチャーズ・エス・ア・エス 燃料供給装置のロッキングおよび装置

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