JP5889066B2 - 制御基板収納ボックス及び遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、ロック装置を備えた遊技機用の制御基板収納ボックス及びこの制御基板収納ボックスを備えた遊技機に関する。
一般に、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機には、いわゆる当たり回数を制御する制御基板が不正に取り出されて改造や交換がされないようにする為、制御基板を収納したケースとカバーとのロックが不正解除されるのを防止したり、不正解除の痕跡が外部から目視確認できるようにする技術が公知である。
この種の技術として、特許文献1には、制御基板を収納する透明ケースとカバーを備える遊技機用の制御基板収納ボックスにおいて、ケースとカバーの基端部をヒンジで連結すると共にケースの先端部に一方のロック部材を設け、カバーの先端部に他方のロック部材を設けて、ケースに対してカバーを閉じたときに一方のロック部材と他方のロック部材とが互いに係合してロックすることが開示されている。
この特許文献1に記載の従来技術では、一方のロック部材に弾性変形可能な樹脂製の楔部を設け、他方のロック部材に楔部が係止する係止部を設けて、ケースとカバーが上下方向から互いに重なることにより、一方のロック部材の楔部が弾性変形して他方のロック部材の係止部に係止して、ケースとカバーをロックしている。
特開2008−237343号公報
しかし、特許文献1の技術では、例えば、針や金属製の線材を用いて樹脂製の楔部に熱を加えてロック部分を溶融した場合には、ケースとカバーとのロックが解除可能になるという不都合がある。仮に、楔部が金属製であっても周囲の樹脂製部分を溶融した後、金属製の楔部を針等で押圧することにより、解除可能になるという不都合がある。
更に、ケースとカバーとを互いにスライドにより嵌合する種類の制御基板収納ボックスがあるが、特許文献1の技術では、かかるスライドにより嵌合する制御基板収納ボックスには適用できないという問題がある。
そこで、本発明は、ケースとカバーとをスライドしてロックすることが可能であり且つ針や金属線材等の不正解除具を用いた場合でもロック解除を防止できる制御基板収納ボックス、及びこの制御基板収納ボックスを備えた遊技機の提供を目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、制御基板を収納する透明樹脂製のケースと、ケースに装着する透明樹脂製のカバーと、ケースとカバーとをロックするロック装置とを備えた制御基板収納ボックスであって、ロック装置は、ケースに固定する金属板製の一方のロック部材と、カバーに固定する金属板製の他方のロック部材とを備え、一方のロック部材と他方のロック部材とを対向配置してあり、ケースに対してカバーを一方向にスライドすることにより一方のロック部材と他方のロック部材とが係合してロックするものであり、
一方のロック部材は互いに対向する係合壁部と、対向する係合壁部を連結する連結壁部とを有し、各係合壁部は互いに対向する側に突出する第1切起し部を有し、他方のロック部材は、互いに対向する被係合壁部と、対向する被係合壁部を連結する連結壁部とを有し、各被係合壁部は基部と、基部からカバーのスライド方向に平行に突出した先端部を有する突出部を有し、突出部の先端部は弾性変形可能であり且つ先端部ほど幅を狭くする楔状に形成してあり、ケースに対してカバーをスライドすることにより、突出部の先端部が対応する第1切起し部に当接することで突出部が弾性変形して第1切起し部を通過し、突出部の先端部が第1切起し部間を越えた後、弾性復帰して先端部が第1切起し部に係止してスライド方向と反対方向への引抜きが阻止されていることを特徴とする制御基板収納ボックスである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記各係合壁部は、対向する係合壁部側へ突出すると共に弾性変形可能な補助部を有し、補助部は一方のロック部材と他方ロック部材とが係合しているときに突出部を第1切起し部と共に挟んで位置するものであり、突出部が弾性変形して第1切起し部を通過するときに突出部の先端部に押圧されて弾性変形し、先端部が第1切起し部を通過した後に突出部が弾性復帰して第1切起し部側に移動したときに突出部との当接が外れて補助部が弾性復帰して、第1切起し部との間に突出部を挟むように位置することを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載の発明において、前記各係合壁部は、前記第1切起し部よりもスライド方向上流側に設けて互いに対向する側に突設した第2切起し部を有し、前記突出部は、先端部と基部との間に前記第2切起し部の突出側と同じ方向に傾斜して突出してあると共に突出方向で弾性変形可能な係止部を有し、ケースに対してカバーをスライドしたときに、係止部が弾性変形して係合壁部と第2切起し部との間を通過した後、弾性復帰して係止部が第2切起し部にスライド方向下流側で対向することを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載の発明において、前記各連結壁部は、ケースとカバーとの対向面に各々ケースやカバーを貫通しないねじで固定してあることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の制御基板収納ボックスを内部に設けたことを特徴とする遊技機である。
請求項1に記載の発明によれば、ケースに対してカバーを相対的にスライドする仕様において、ケースに対してカバーをロックすることができる。換言すれば、ケースに対してカバーを相対的にスライド操作するだけで、ケースとカバーとを簡単にロックすることができる。
一方及び他方のロック部材は金属板製であると共に他方のロック部材の突出部は一方のロック部材の係合壁部と第1切起し部とで挟まれているので、仮に針や線材等の不正解除具を用いて前記突出部を第1切起し部から解除操作しようとしても解除できない。
一方及び他方のロック部材は各々1枚の金属板を加工して形成できるので、製造が容易であり且つ安価に製造できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、第1切起し部と補助部との間に突出部を配置しているので、突出部は係合壁部と第1切起し部と補助部とにより囲まれるので、更に、解除操作の防止を高めることができる。また、ロック部材のガタツキを防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、係止部が第2切起し部のスライド方向下流側端に係止するので、引抜き方向では突出部の楔状の先端部と係止部とでスライド方向と反対方向への引抜きが阻止されるから、二重のロックを図ることができる。即ち、仮に突出部の先端部が第1切起し部から外れた場合でも、係止部と第2切起し部とが係止しているので、他方のロック部材の引抜きを阻止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、ケース及びカバーにおいて一方のロック部材及び他方のロック部材はねじにより固定しているので、工場からの出荷時や店舗でロック装置を取付ける場合に、容易に固定することができ、しかも、ケースとカバーとの対向面にねじ止めしているから、ケースとカバーをロックした後は、ねじが露出されない。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の効果を奏する制御基板収納ボックスを備えた遊技機を提供できる。
本発明の実施の形態に係るロック装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るロック装置において、ロック前の一方のロック部材と他方のロック部材とを抜き出して示す斜視図である。 ロック装置の作用を示す図であり、(a)はロック前の一方のロック部材と他方のロック部材との関係を示す側面図、(b)はロック後の一方のロック部材と他方のロック部材との関係を示す側面図、(c)はロック前の一方のロック部材と他方のロック部材との関係を示す底面図、(d)ロック後の一方のロック部材と他方のロック部材との関係を示す底面図である。 図3(d)に示すA−A断面の斜視図である。 (a)は第1実施の形態に係る制御基板収納ボックスの平面図あり、(b)は(a)に示す制御基板収納ボックスの側面図ある。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態にかかる制御基板収納ボックス1は、遊技機(パチンコ台)の制御基板を収納するものであり、遊技機の内部に装着されるものである。
図5に示すように、制御基板収納ボックス1は、制御基板を収納する透明樹脂製のケース3と、ケース3に装着する透明樹脂製のカバー5と、ケース3とカバー5とをロックするロック装置7とを備えている。尚、ロック装置7には、ケース部3a及びカバー部5aを切除可能な薄肉部16が設けてある。
図1に示すように、ロック装置7は、ケース3と一体のケース部3aと、カバー5と一体のカバー部5aと、一方のロック部材9と、他方のロック部材11とを備えている。
尚、図5に示すように、この実施の形態の制御基板収納ボックス1には、ロック装置7を構成可能なケース部3a及びカバー部5aは、2箇所設けてあるが、いずれか一箇所にのみ一方のロック部材9と他方のロック部材11を取り付けてロック装置7としている。
図2に示すように、ケース部3aに対して、カバー部5aは矢印S方向にスライド可能であり、ケース3に対してカバー5をS方向にスライドすることによりロック装置7により、ケース3とカバー5とがロックするものである。
図1及び図2に示すように、ケース部3aは上面が開口した略直方体形状を成し、スライド方向Sと交差する方向(以下「左右方向」という)の中央に、一方のロック部材9をねじ12で固定する固定部13が形成されている。ケース部3aのスライド方向Sの端部には、カバー部5aと嵌合する嵌合部15が形成されており、スライド方向Sに沿う左右にはカバー部5aのスライドを案内する案内壁部17a、17bが形成されている。
カバー部5aには、その下面に他方のロック部材11をねじ14で固定する固定部18が形成されており、スライド方向Sの先端部にはケース部3aの嵌合部15に係合する被嵌合部19が突設されている。
一方のロック部材9は、弾性を有する金属板製であり、左右方向で互いに対向する係合壁部21、21と左右の係合壁部21、21を連結する連結部23とでコ字形状に形成されている。左右の係合壁部21、21は同じ構成であるから、以下では、一方の係合壁部21についてのみ説明する。尚、本明細書では、図1に示すように、ケース3にカバーを重ねる方向を上下方向とし、ケース部3a側を下側、カバー部5a側を上側として説明する。
図4に示すように、係合壁部21には、対向する係合壁部21側に突出する一対の第1切起し部25a、25bが形成されている。一対の第1切起し部25a、25bは、上下に対向して形成されており、係合壁部21に連続する基部27と係合壁部21と平行な突設部29とで縦断面がL字形状を成している。一対の第1切起し部25a、25bにおいて、上側の切起し部25aは基部27が上側にあり、突設部29の下側が開放されている。下側の切起し部25bは、基部27が下側にあり、突設部29の上側が開放されている。
係合壁部21において、スライド方向Sの下流側には、補助部31が形成されている。図1及び図2にも示すように、補助部31は係合壁部21と一体の帯状片を湾曲して形成すると共に先端部を折り曲げて折り曲げ部分31aを第1切起し部25a、25bを形成した開口内に配置している。
図4に示すように、係合壁部21において、第1切起し部25a、25bよりもスライド方向Sの上流側には、対向する係合壁部21側に突出するように切起して形成した一対の第2切起し部33a、33bが形成されている。一対の第2切起し部33a、33bは、上下に対向して形成されており、係合壁部21に連続する基部35と係合壁部21と平行な突設部37とで縦断面がL字形状を成している。一対の第2切起し部33a、33bにおいて、上側の第2切起し部33aは基部35が上側にあり、突設部37の下側が開放されている。下側の第2切起し部33bは、基部35が下側にあり、突設部37の上側が開放されている。
図1に示すように、一方のロック部材9の連結壁部23には、支持部13に設けた位置決め突起13aに係合する位置決め孔39及びねじ挿通孔41が形成されている。
図1及び図2に示すように、他方のロック部材11は弾性を有する金属板製であり、左右方向で互いに対向する被係合壁部43、43と、左右の被係合壁部43、43を連結する連結壁部44とで縦断面がコ字形状を成している。左右の被係合壁部43、43は同じ構成であるから、以下では、一方の被係合壁部43についてのみ説明する。
被係合壁部43には基部45と、基部45からカバー部5aのスライド方向Sに平行に突出した先端部47を有する一対の突出部49、49が形成されている。一対の突出部49、49は上下に対向して設けてあり、一対の突出部49、49の各先端部47、47は互いに間隔を狭める方向に弾性変形可能であり且つ先端部47、47は各々先端ほど上下幅を狭めたテーパを有する楔形状を成している。
図3(a)に示すように、自然状態における先端部47、47の楔において、テーパ間で最も広い間隔Eは、一対の第1切起し部25a、25aの基部27、27間の間隔Fよりも大きな寸法としてある。
また、図2に示すように、一対の突出部49、49の先端部間の間隔Wは、補助部31の幅Hよりもわずかに広くしてある。
各突出部49、49は、先端部47と基部45との間に、第2切起し部33a、33bに係止する係止部51が形成されている。係止部51は先端を対向する被係合壁部43側に向けて傾斜してあり、第2切起し部33a、33bを通過するときに突設部37に押されて弾性変形し、突設部37を通過すると弾性復帰して係止部51の先端部が第2切起し部33a、33bの突設部37にスライド方向Sの下流側で対向して位置するものである。
以下に、本実施の形態に係る制御基板収納ボックス1の組み立て、作用及び効果を説明する。
図1に示すように、ケース部3aの固定部13の上面に一方のロック部材9の連結壁部23をねじ12で固定し、カバー部5a下面の固定部18に他方のロック部材11の連結部44をねじ14で固定する。
そして、図3(a)(c)に示すように、ケース部3aに対してカバー部5aを矢印S方向にスライドし、図3(b)(d)に示すように、ケース部3aの係合部15にカバーの被係合部19を嵌合する。これにより、一方のロック部材9と他方のロック部材11とが互い係合してロックする。
更に、ロック装置7について詳しく説明すると、図2及び図3に示しように、カバー部5aをS方向にスライドすると、一対の突出部49、49はその先端部47、47を一方のロック部材9の係合壁部21に沿って移動し、各突出部49の先端部47は係合壁部21と第2切起し部33aとの間を通過した後、次に係合壁部21と第1切起し部25aの間を通過する。
一対の第1切起し部25a、25bの各基部27、27間において、一対の突出部49、49は基部27、27により押されて弾性変形して互いの間隔を狭め、補助部31を弾性変形するように押し上げたところで、突出部49、49の各先端部47が第1切起し部25a、25bの各基部27、27を越えると、互いに間隔を狭めた一対の突出部49、49は弾性復帰して互いの間隔を広げ、第1切起し部25a、25bに係止する。これと同時に、図4に示すように、補助部31が一対の突出部49、49の先端部47、47間に弾性復帰して配置される。
また、各突出部49に形成した係止部51は係合壁部21と第2切起し部33a、33bとの間を第2切起し部33a、33bの突設部37に押されて傾斜を小さくするように弾性変形し、第2切起し部33a、33bの突設部37を通過した後、弾性復帰して傾斜を大きくして第2切起し部33a、33bのスライド方向Sの下流側で突設部37の端に対向して位置する。
尚、工場の出荷後に、店舗などで検査や確認の為に、ケース3とカバー5を開くときには、ケース部3a及びカバー部5bの薄肉部16を切断し、残りのケース部3aに一方のロック部材9を取付け、対応するカバー部5bに他方のロック部材11を取付けて、再度ケースに対してカバー5をスライドさせることにより、ケース3とカバー5とを再度ロックする。
図3に示すように、本実施の形態によれば、ケース3に対してカバー5を相対的にスライドする仕様において、ケース3に対してカバー5をロックすることができる。換言すれば、ケース3に対してカバー5を相対的にスライド操作するだけで、ケース3とカバー5とを簡単にロックすることができる。
図4に示すように、一方及び他方のロック部材9、11は金属板製であると共に他方のロック部材11の各突出部49、49は、一方のロック部材9の係合壁部21と第1切起し部25aとで挟まれているので、仮に針や線材等の不正解除具を用いて突出部49を第1切起し部から解除操作しようとしても解除できない。
また、他方のロック部材11には各突出部49を上下左右に複数設けており、複数個所で一方のロック部材9の係合壁部21に係止してあるので、強固に固定できる。
一対の突出部49、49間には補助部31を配置しているので、各突出部49は係合壁部21と第1切起し部25a、25bと補助部31とにより囲まれてロックされているので、更に、解除操作の防止を高めることができると共に一対の突出部49、49間のがたつきを防止できる。
係止部51が第2切起し部33a、33bのスライド方向下流側端に対向して位置することにより、第2切起し部33a、33bに係止するので、引抜き方向では突出部49の楔状の先端部47と係止部51とでスライド方向と反対方向への引抜きが阻止されるから、多重のロックを図ることができる。即ち、仮に突出部49の先端部47が第1切起し部25a、25bから外れた場合でも、係止部51と第2切起し部33a、33bとが係止しているので、他方のロック部材11の引抜きを阻止することができる。
一方のロック部材9及び他方のロック部材11は、突出部49と第1切起し部25a、25bとにより上下方向及び左右方向のロックがかかっているので、外から不正にロックを解除しようとすると、ケース部3aやカバー部5aに多数の孔を形成することになるので、この点においても解除操作を防止でき防犯性が高い。
ケース3及びカバー5において、一方のロック部材9及び他方のロック部材11はねじ12、14により固定しているので、工場からの出荷時や店舗でロック装置を取付ける場合に、容易に固定することができ、しかも、一方のロック部材9及び他方のロック部材11は各々対応するケース3やカバー5の対向面にねじ止めしているから、ケース3とカバー5をロックした後は、一方のロック部材9、他方のロック部材11及びねじ12、14が露出されない。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、制御基板収納ボックス1には、ロック装置7を構成可能なケース部3a及びカバー部5aは、2箇所に限らず、3箇所や4箇所設けても良く、その数は制限されない。
一方のロック部材9はケース部3aにねじ12で固定することに限らず、熱溶着で固定しても良いし、インサート成型によりケース部3aに固定しても良い。同様に、他方のロック部材11も熱溶着によりカバー部5aに固定しても良いし、インサート成型によりカバー部5aに固定しても良い。
請求項1に係る発明では、補助部31はなくても良い。
左右の各係合壁部には21には、第1切起し部25a、25b及び第2切起し部33a、33bを各々2つ設けることに限らず1つとし、これに対応して、各被係合壁部43にも突出部49を1つだけ設けるものであっても良い。
1 制御基板収納ボックス
3 ケース
5 カバー
7 ロック装置
9 一方のロック部材
11 他方のロック部材
21 係合壁部
23 連結壁部
25a、25b 一対の第1切起し部
31 補助部
33a、33b 一対の第2切起し部
43 被係合壁部
44 連結壁部
45 基部
47 先端部
49 突出部
51 係止部

Claims (5)

  1. 制御基板を収納する透明樹脂製のケースと、ケースに装着する透明樹脂製のカバーと、ケースとカバーとをロックするロック装置とを備えた制御基板収納ボックスであって、ロック装置は、ケースに固定する金属板製の一方のロック部材と、カバーに固定する金属板製の他方のロック部材とを備え、一方のロック部材と他方のロック部材とを対向配置してあり、ケースに対してカバーを一方向にスライドすることにより一方のロック部材と他方のロック部材とが係合してロックするものであり、
    一方のロック部材は互いに対向する係合壁部と、対向する係合壁部を連結する連結壁部とを有し、各係合壁部は互いに対向する側に突出する第1切起し部を有し、
    他方のロック部材は、互いに対向する被係合壁部と、対向する被係合壁部を連結する連結壁部とを有し、各被係合壁部は基部と、基部からカバーのスライド方向に平行に突出した先端部を有する突出部を有し、突出部の先端部は弾性変形可能であり且つ先端部ほど幅を狭くする楔状に形成してあり、ケースに対してカバーをスライドすることにより、突出部の先端部が対応する第1切起し部に当接することで突出部が弾性変形して第1切起し部を通過し、突出部の先端部が第1切起し部間を越えた後、弾性復帰して先端部が第1切起し部に係止してスライド方向と反対方向への引抜きが阻止されていることを特徴とする制御基板収納ボックス。
  2. 前記各係合壁部は、対向する係合壁部側へ突出すると共に弾性変形可能な補助部を有し、補助部は一方のロック部材と他方ロック部材とが係合しているときに突出部を第1切起し部と共に挟んで位置するものであり、突出部が弾性変形して第1切起し部を通過するときに突出部の先端部に押圧されて弾性変形し、先端部が第1切起し部を通過した後に突出部が弾性復帰して第1切起し部側に移動したときに突出部との当接が外れて補助部が弾性復帰して、第1切起し部との間に突出部を挟むように位置することを特徴とする請求項1に記載の制御基板収納ボックス。
  3. 前記各係合壁部は、前記第1切起し部よりもスライド方向上流側に設けて互いに対向する側に突設した第2切起し部を有し、前記突出部は、先端部と基部との間に前記第2切起し部の突出側と同じ方向に傾斜して突出してあると共に突出方向で弾性変形可能な係止部を有し、ケースに対してカバーをスライドしたときに、係止部が弾性変形して係合壁部と第2切起し部との間を通過した後、弾性復帰して係止部が第2切起し部にスライド方向下流側で対向することを特徴とする請求項1に記載の制御基板収納ボックス。
  4. 前記各連結壁部は、ケースとカバーとの対向面に各々ケースやカバーを貫通しないねじで固定してあることを特徴とする請求項3に記載の制御基板収納ボックス。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の制御基板収納ボックスを内部に設けたことを特徴とする遊技機。
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