JP2013232618A - ケーブル保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】寸法の小型化を図るとともに、リユースに際しては小さな操作力で基板からの取り外しを可能とし、さらに片側から外力が加わったような場合には基板から脱落することがないケーブル保持具を提供する。
【解決手段】基板BPに設けた固定穴Hに嵌合される固定部1と、この固定部1と一体に形成されてケーブルを保持する保持部2とを備える。固定部1は基板BPの固定穴Hに嵌合される一対の嵌合片13を備える。保持部2は基端において嵌合片13に連結され、先端が互いに対向配置されて接した状態となり得る一対の保持片20を備える。保持片20を内側に変形させるとこれに伴って嵌合片13が内側に変形され、固定穴Hとの係合が解除される。
【選択図】 図1

Description

本発明はケーブルを基板に固定保持するためのケーブル保持具に関し、特に基板に対する固定及びその取り外しを容易に行うことができるケーブル保持具に関するものである。
電子機器のシャーシやパネル、あるいは基板に配設するケーブルを保持するためにケーブル保持具が用いられる。このケーブル保持具として、例えばケーブル保持具自身を基板に固定するための固定部と、ケーブルを抱持するように保持する保持部とを備えた構成のものが提供されている。さらに、近年では特許文献1に記載のように、固定部を基板に対して着脱容易とした、いわゆるリユース構造のものも提案されている。特許文献1のケーブル保持具の特徴は、図4(b)に後述する本発明のケーブル保持具に対応して変形したケーブル保持具CHxとして示すように、基板BPに設けた固定穴Hに弾性的に嵌合する一対の嵌合片113を有する固定部100を、ケーブルを内部に保持するように上部開口を有する矩形枠状をした保持部200の下側部分に一体的に設けており、さらに一対の嵌合片113のそれぞれに連結した解除片115を保持部200の左右両側に膨らんだ状態で配置した構成である。このケーブル保持具CHxでは、嵌合片113を基板BPの固定穴Hに嵌合させて基板BPに対する固定を行うとともに、この固定状態のときに左右の解除片115を指等で摘んで内側に押圧変形することで、これにつながる左右の嵌合片113を内側に変形させ、固定穴Hとの嵌合を解除してケーブル保持具CHxを基板BPから取り外すことが可能である。
特許第3938754号公報
この特許文献1のケーブル保持具CHxはリユースの点で極めて有効なものである。しかし、解除片115が保持部200よりも左右に膨らんでいるため、ケーブルを実際に保持する保持部200の寸法に対してケーブル保持具全体の左右方向の寸法w2が大きなものとなる。このサイズの増加分は僅かであるので実際の使用には特に大きな問題にはならないが、できることならばケーブル保持具の左右寸法を保持部200の寸法にまで低減することが好ましい。また、特許文献1のケーブル保持具CHxは、リユースにおける操作性を高めるために小さい操作力によっても解除片115での解除を可能にしているため、外力が片側の解除片115に加わったような場合でも嵌合片113を内側に変形させてしまい、嵌合片113が固定穴Hから脱落し易いものとなっている。例えば、電子機器のメンテナンス時に作業者の手や治具等がケーブル保持具の片側の解除片115に接触されることがあり、この接触により外力が解除片115に加えられることがある。解除片115の操作力を大きく設計すればこのような外力による問題は解消できるが、これではケーブル保持具CHxを基板BPから取り外す際に指先に大きな力が必要になり、操作性が低下することになる。このことについても実際の使用においては問題になることが少ないが、できればケーブル保持具の取り外しを容易にする一方でケーブル保持具の片側に外力が加えられたような場合には固定穴から嵌合片が脱落しないようにすることが好ましい。
本発明の目的は、寸法の小型化を図るとともに、リユースに際しては小さな操作力で基板からの取り外しを可能とする一方で、片側から外力が加わったような場合には基板から脱落することがないケーブル保持具を提供するものである。
本発明のケーブル保持具は、基板に設けた固定穴に嵌合されて固定される固定部と、この固定部と一体に形成されてケーブルを保持する保持部とを備えるケーブル保持具であって、固定部は固定穴に嵌合される一対の嵌合片を備え、保持部は基端において嵌合片に連結され、先端が互いに対向配置されて接した状態となり得る一対の保持片を備えることを特徴とする。
本発明において、固定部は基板の表面に弾接して嵌合片と固定穴との係合を助長するための付勢力を生じさせる脚片を一体に有し、当該脚片は保持片とは独立した片として構成され、あるいは保持片の一部で構成されていることが好ましい。また、保持部は一対の保持片の先端縁がそれぞれ互い違いの形状とされ、ケーブル保持具を基板に固定したときに両保持片の先端縁が幅方向、厚み方向に交叉する交叉縁として構成されていることが好ましい。あるいは、保持部は一対の保持片のうち少なくとも一方の保持片の先端部が他方の保持片の先端部に対向する位置まで変形可能であり、これら両保持片の先端部には当該両保持片を互いに連結するための係合部が設けられる。さらに、一対の嵌合片の間に立設された柱片と、この柱片に連結されて嵌合片の間の空隙を覆う横片を備え、この横片の両端を一対の保持片の内面に対向配置する構成とすることが好ましい。この場合、横片の両端をそれぞれ対向する保持片に連結することが好ましい。
本発明によれば、嵌合片と固定穴との係合を解除するための解除片が存在しないのでケーブル保持具の全体寸法が大きくなることが防止できる。また、一対の保持片を両側から内側に変形することにより、これと一体の一対の嵌合片を内側に変形させ、固定穴との係合を解除するが、対向配置されている一対の保持片は内側に変形されたときに先端が互いに当接し、保持片の内側への変形力は嵌合片に対してのみ作用するので小さい力で嵌合を解除することができる。その反面、一方の保持片に外力が加えられたときには、外力は当接した先端から他方の保持片に伝えられて吸収されるので嵌合片が固定穴との係合から外れることはない。さらに、一対の保持片の各先端部を係合させることにより、保持片によるケーブルの保持機能が高められ、ケーブルを安定に保持することが可能になるとともに、反対に各先端部の係合を容易に解除させることが可能となってケーブルの取り外しを容易に行うことができる。
また、本発明によれば脚片によって生じる弾性力を嵌合片と保持片にそれぞれ伝えることで、嵌合片による係合力を高めるとともに、保持片によるケーブルの保持力を高めることができる。特に、保持片の先端を幅方向及び厚み方向に交叉させた状態で当接させているので、両保持片の当接状態を強固なものにすることができる。横片によって一対の嵌合片の空隙を覆うので、ケーブルが嵌合片の間に落ち込むことがなく、嵌合片の弾性動作を確保して基板に対する固定とその取り外しを確実に行うことが可能になる。また、横片を保持片に対向配置し、さらには横片の両端を対向配置した保持片に連結することにより、横片と保持片との相対捻じれを防止してケーブルの落ち込みを確実に防止するとともに、保持片が容易に内側に変形しなくなり基板からの脱落がし難くなる。
実施形態1のケーブル保持具の外観斜視図。 実施形態1のケーブル保持具の正面図、平面図、右側面図。 実施形態1のケーブル保持具の取付け状態と取り外し状態を示す正面図。 実施形態1と特許文献1のケーブル保持具を比較して示す正面図。 実施形態1の変形例のケーブル保持具の正面図。 実施形態1の他の変形例のケーブル保持具の正面図。 実施形態2のケーブル保持具の正面図。 変形例のケーブル保持具の正面図。 異なる変形例のケーブル保持具の外観斜視図。 異なる変形例のケーブル保持具の取り付け状態と取り外し操作を示す正面図。
(実施形態1)
次に本発明の実施形態1を説明する。図1は本発明のケーブル保持具の外観斜視図、図2(a)〜(c)は正面図、平面図、右側面図である。ケーブル保持具CHは、電子機器のシャーシやパネル、或いは基板(以下、本明細書では基板で代表する)BPに開口された円形の固定穴Hに嵌合して当該基板BPに対して固定するための固定部1と、この固定部1の上側に配設されて当該固定部1と一体に形成されて前記基板BPの表面に沿って延長配設するケーブルC(図3(a)参照)を保持するための保持部2とを備えている。これら固定部1と保持部2はここでは樹脂の一体成形で形成している。
前記固定部1は鉛直上下方向に向けられた短板状をした柱片11を有するとともに、この柱片11の下端部から板厚方向の両側方向、ここでは図2(a)の左右斜め上方に向けてそれぞれ延長されて正面視が概ねV字状をした一対の嵌合片13を有している。これら嵌合片13の上下方向の中間位置の外面には下端側を幅広に形成した段部13aが設けられている。前記嵌合片13の各段部13aの左右方向の相互間寸法は前記固定穴Hの内径寸法とほぼ同じ寸法ないしは若干大きな寸法に設計されている。また、前記各嵌合片13の上端部にはそれぞれ斜め外側下方に向けて突出された舌片状の脚片14が設けられており、この脚片14と前記各段部13aとの上下方向の間隔寸法は少なくとも前記基板BPの板厚よりも小さい寸法である。ここでは当該間隔寸法は0に近い程度の極めて小さい寸法に設計されている。
また、前記左右の嵌合片13は下端部において相互に一体化されて所要の形状保持性を有するものであれば前記柱片11は本発明においては必ずしも必要とされるものではないが、後述するようにケーブル保持具CHの強度的な信頼性を高めるためにはこの実施形態1のように柱片11を備えていることが好ましい。この柱片11の板厚寸法は、後述するように前記嵌合片13を前記固定穴Hに嵌合させる際に当該嵌合片13が内側に弾性変形して当該固定穴Hを挿通することを可能とする範囲で可及的に厚い寸法に形成されている。また、前記柱片11の上端には左右水平方向に延長された横片12が一体に設けられており、この横片12は少なくとも前記一対の嵌合片13の間に生じるV字状の空隙を覆うように左右方向の長さ寸法が設計されている。
一方、前記保持部2は前記固定部1の前記左右の嵌合片13に基端が接続され、この基端からそれぞれ上方領域に向けて延長され、先端が互いに対向配置された一対の保持片20を有している。この実施形態1では各保持片20はそれぞれ前記嵌合片13の上端部に接続され、この上端部から小寸法で外側に向けて延長された下辺部21と、この下辺部21から所定寸法で上方に向けて延長された側辺部22と、この側辺部22から内側に向けて延長された上辺部23とを有して互いに向かい合わせたコ字状に形成されており、これら両保持片20でケーブルを囲んだ状態で保持するために両保持片20の間にほぼ方形の保持領域を画成している。
前記下辺部21は上面が前記横片12の下面に対して微小寸法で近接されている。前記側辺部22はほぼ全体が他の辺部よりも幾分厚肉に形成されるとともに、外側面には後述するようにケーブル保持具CHを操作する際の指先での滑りを防止するための凸条22aが設けられている。前記上辺部23は先端側が若干下方に向けて傾斜されるとともに、左右の上辺部の各先端縁は対向配置され、さらに各先端縁の幅方向の1/2の部分が互い違となるL字状に突出され、これらの先端縁が幅方向及び厚み方向に交叉される交叉縁23aとして形成されている。
この実施形態1のケーブル保持具は、図3(a)に示すように、固定部1の嵌合片13を基板BPの固定穴Hに嵌合することでケーブル保持具CHを基板BPに固定する。この固定に際しては嵌合片13を基板BPの一方の面、ここでは表面側から固定穴Hに内挿する。すなわち、嵌合片13を固定穴Hに内挿して行くと、両嵌合片13は固定穴Hの内縁によって内側に弾性変形して段部13aが固定穴Hを通過し、通過した時点で外側に弾性復帰されて段部13aが固定穴Hの内縁に係合される。また、嵌合片13を固定穴Hに挿入するのに伴って一対の脚片14は先端が基板BPの表面に当接して先端が上方に弾性変形し、その弾性復元力によって基板BPの表面に弾接される状態となる。この脚片14の弾性復元力によって嵌合片13には上向きの力が生じ、この力は嵌合片13の段部13aと固定穴Hの内縁との係合状態を助長し、これにより固定部1は基板BPの固定穴Hに安定した状態で固定されることになり、ケーブル保持具CHが基板BPに固定される。
また、基板BPにケーブル保持具CHを固定した状態では、前記左右の嵌合片13がそれぞれ内側に変形されているので、これに伴って左右の保持片20の側辺部22はそれぞれ常態よりも内側に向けて傾倒するように弾性変形され、ここではほぼ鉛直な姿勢になる。これにより左右の上辺部23の交叉縁23aが互いに当接された状態になり、この当接された状態では両上辺部23の交叉縁23aは、正面からみてX字状に交叉されるため、両交叉縁23aは幅方向(図3(a)の紙面に垂直な方向)と厚み方向(図3(a)の上下方向)にそれぞれ交差した状態で当接されることになる。
そして、左右の保持片20の間に上側からケーブルCを内挿することにより保持部2でのケーブルCの保持が可能となる。すなわち、ケーブルCを両保持片20の上辺部23の上方から下方に押し下げると、両上辺部23は先端の交叉縁23aが下方に弾性変形してケーブルCの挿通を可能とし、ケーブルCが挿通された後は上方に復元する。これによりケーブルCは左右の保持片20で画成されている保持領域内に保持された状態となり、基板BPに対して保持されることになる。このとき固定部1の左右の嵌合片13の間に生じているV字型の空隙は横片12によって覆われているので、ケーブルCが当該空隙にまで入り込むことはなく、後述するようにケーブル保持具CHを基板BPから取り外す際に両嵌合片13が内側に変形することができなくなることはない。また、両上辺部23が交叉縁23aにおいて幅方向及び厚み方向に交差して当接していることにより、両上辺部23は幅方向及び厚み方向に互いに拘束されて上辺部23が容易には上方に変形されなくなり、上辺部23の姿勢保持性が高められてケーブルCが上方に離脱されることが抑止され、保持部でのケーブル保持の信頼性を高めることができる。
また、このケーブル保持具CHでは、基板BPに固定した状態では、脚片14において生じた弾性力は保持片20に伝えられ、当該保持片20の上辺部23の交叉縁23aでの当接力として加えられる。そのため、左右の上辺部23には互いに外側方向に向けての当接反力が発生し、この当接反力は側辺部22を介して下辺部21にまで伝えられ、この力は固定部1の左右の嵌合片13を両外側方向に拡幅させる力として作用し、嵌合片13の段部13aの固定穴Hに対する嵌合力が増加される。さらに、この固定部1においては、保持片20の各下辺部21は上面において横片12の下面に当接されるため横片12には上方に向けての力が発生し、この力は柱片11を介して左右の嵌合片13に伝えられるため、嵌合片13の段部13aにおける固定穴Hの内縁との係合力が増加される。また、下辺部21と横辺2との当接によって両者間に摩擦力が生じ、この摩擦力によって下辺部21は左右方向の移動に節度が与えられ、このことは嵌合片13が内側に変形することが抑止されることにもなり、嵌合片13が固定穴Hから離脱され難くなる。これらにより、固定部1における固定状態の信頼性を向上することができる。
ケーブル保持具を装備した電子機器のリユースのために、ケーブル保持具CHを基板BPから取り外す際には、図3(b)に示すように、左右の保持片20の側辺部22を指等で摘んで内側に押せばよい。側辺部22の外面に設けた凸条22aにより摘んだときの指の滑りが防止される。側辺部22を内側に押すことにより両側辺部22は内側に弾性変形され、この弾性変形は下辺部21を介して嵌合片13にまで伝えられ、両嵌合片13はそれぞれ内側に弾性変形されて縮幅される。これにより両嵌合片13の段部13aと固定穴Hの内縁との係合状態が解除されるため、ケーブル保持具CHを基板BPから取り外すことができる。このとき、側辺部22に対して操作力F1を内側に加えると、側辺部22の上端側に加えられた力F2は左右の上辺部23の交叉縁23aでの当接により両上辺部23が内側に変形されることがなく、したがって当該力F2は相互に打ち消される。そのため、操作力F1は殆ど全てが下辺部21に加えられて嵌合片13での係合解除のための力F3となり、操作力F1の効率が高められて小さい操作力F1で嵌合片13を固定穴Hから容易に離脱させることが可能になり、ケーブル保持具の取り外しを容易に行うことが可能になる。
一方、このケーブル保持具CHは、特許文献1のケーブル保持具のように、固定部1での固定を解除するための解除片が保持部の外側に突出されることがないので、保持部2の左右方向の寸法がそのままケーブル保持具の外形寸法となる。すなわち、図4を参照すると、図4(b)のように特許文献1のケーブル保持具CHxの左右寸法は、保持部200の左右寸法に解除片115の突出寸法を加えた寸法が左右寸法w2となるのに対し、実施形態1のケーブル保持具CHは図4(a)のように保持部2の左右寸法がそのまま左右寸法w1となるので、ケーブル保持具全体の寸法を低減することができ、ケーブル保持具の配設スペースを低減する上で有利である。このことは、換言すれば、特許文献1のケーブル保持具CHxと同じ高さ寸法h1で、同じ面積A1の保持領域、すなわち同じ太さや本数のケーブルを保持することが可能な面積を確保する際には、実施形態1のケーブル保持具CHでは保持部2の左右寸法をより小さくすることができる。あるいは、同じ左右寸法の場合には保持領域の面積が大きくでき、保持することが可能なケーブル径寸法や本数を増大することが可能になる。
このケーブル保持具CHは、特許文献1のように解除片115が外側に突出されていない分、作業者の手や治具に接触する機会が少なくて外力が加えられる確率が低減され、固定部1での固定が意に反して外れてケーブル保持具CHが基板BPから脱落される確率も低くなる。また、仮にこのケーブル保持具CHの保持片20に対して内側に変形させるような外力が加えられた場合には、側辺部22は厚肉に形成されていて特許文献1の解除片115よりも機械的な強度が高められているので簡単に内側に弾性変形されるようなこともなく、したがって嵌合片13が内側に変形することが防止されて基板BPからの脱落を防止する。また、特許文献1のケーブル保持具においては片側の解除片115にのみ外力が加えられたときには、その外力の全てが当該片側の解除片115からこれに連結されている嵌合片113に伝えられて固定穴Hとの係合を外す力として加えられることになる。これに対し、実施形態1のケーブル保持具CHは、図3(a)に示すように、片側の保持片20に加えられた外力F11は上辺部23と下辺部21とに分散されて伝えられるが、上辺部23に伝えられた分力F12は当接されている反対側の保持片20の上辺部23を外側に変形させることによって吸収される。そのため、両側辺部22が傾倒されることはあっても下辺部21に伝えられる力F13は大きく低減されることになり、この低減された力F13は嵌合片13において固定穴Hとの係合を外すまで変形するには至らず、ケーブル保持具CHが外力によって基板BPから脱落されることは防止される。
ここで、図5A(a)に示すように、横片12の両端にそれぞれ弾性変形をし易くした当接片12aを外側に向けて一体に突設してもよい。この当接片12aを設けることにより、図5A(b)に示すように、ケーブル保持具CHを基板BPに固定した状態では左右の側辺部22が内側に変形されることにより、当接片12aは弾性変形して側辺部22の内面に弾接した状態となる。そのため、この当接片12aの弾性復元力によって側辺部22は外側に押圧される状態となり、この押圧力は下辺部21を介して嵌合片13に伝えられ、嵌合片13の段部13aにおける固定穴Hとの係合力を高めてケーブル保持具CHが基板BPから脱落し難くなる。また、同時に横片12は側辺部22が内側に変形されることを抑制するためのつっぱり片として機能するため、外力によって側辺部22が内側に変形されて嵌合片13が固定穴Hから脱落することが防止される。これにより、ケーブル保持具CHの基板BPに対する固定状態の信頼性をより向上することができる。
(実施形態2)
図6(a)は実施形態2のケーブル保持具の正面図であり、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。実施形態1では左右の保持片20をそれぞれ左右の嵌合片13の上端部に連結し、左右の脚片14はそれぞれ左右の嵌合片13の上端部から突出した独立の片として形成しているが、実施形態2では脚片を保持片20の下辺部21と兼用させた構成としている。すなわち、左右の嵌合片13の各上端部に接続されている左右の保持片20の各下辺部21をそれぞれ左右外側の斜め下方に向けて突出するように構成し、保持片20の側辺部22はこの下方に位置された下辺部21の先端から上方ないし内側に向けて延長した構成としている。したがって、この実施形態2の保持片20においては、側辺部22と上辺部23は前記実施形態1と同じであるが、下辺部21は実施形態1の脚片14を兼用した構成とされている。
この実施形態2のケーブル保持具CHの構成では、図6(b)に示すように、固定部1の嵌合片13を基板BPの固定穴Hに挿入したときに嵌合片13の段部13aが固定穴Hの内縁に係合することは実施形態1と同じである。また、両側辺部22を内側に押して変形させることにより嵌合片13の段部13aを固定穴Hの内縁との係合から解除してケーブル保持具CHを基板から取り外すことも実施形態1と同じである。
実施形態2のケーブル保持具CHでは、保持部2の保持片20の下辺部21の先端部が基板BPの表面に弾接し、その際の下片部21での復元力によって嵌合片13が上方に付勢され、嵌合片13と固定穴Hの係合を助長する。すなわち、上辺部21は実施形態1の脚片14と同等の機能を発揮することになる。また、これと同時に下辺部21の最も上側の部分、ここでは下辺部21が嵌合片13と接続されている部分が横片12の下面に対して上方向に当接し、この当接力によって横片12及び柱片11を上方に付勢することによって嵌合片13を上方に付勢し、固定穴Hとの係合力を助長する。
さらに、実施形態2でも横片12の両端に当接片12aを設けているので、この当接片12aが側辺部22の内面に当接して側辺部22を外側に押圧し、側辺部22が内側に変形することを抑止する。これにより、嵌合片13が固定穴Hから簡単に脱落されることもない。また、実施形態1と同様に保持片220の上辺部23の先端が平面視でL字型をした交叉縁23aとして構成され、各上辺部23の交叉縁23aにおける幅方向と厚み方向の当接によって側辺部22ないし嵌合片13に対して外側に向けての付勢力を生じさせ、嵌合片13を両外側方向に拡幅させて固定穴Hとの係合状態を助長する。これにより、実施形態1と同様に左右の保持片20を内側に変形させて嵌合片13を固定穴Hから容易に取り外すことができる一方で、片側の保持片20のみが内側に変形された場合には嵌合片13が固定穴Hから外れ難くし、したがって外力によってケーブル保持具CHが簡単に基板BPから脱落されることもない。
また、実施形態2のケーブル保持具では実施形態1のような独立した脚片が存在しないので、脚片が損傷することによるケーブル保持具の固定に際しての信頼性の低下が防止できる。さらに、脚片が存在しないことによりケーブル保持具CHの全体形状がシンプルになり、ケーブル保持具CHを樹脂成形するための金型構造を簡略化して金型コスト、ないしは製品コストを低減する上で有利になる。
実施形態1,2では固定部1に柱片11と横片12とでT字型の構成部分を設けているが、左右の嵌合片13を備えるのみで固定穴Hに対して段部13aを係合させて所望の固定状態が確保されるのであれば、また保持部2内にケーブルを抱持したときにケーブルが両嵌合片13の間に落ち込んで嵌合片13が内側方向に弾性変形する際の邪魔にならないのであればこれら柱片11や横片12を省略することも可能である。
あるいは、横片12の両端を保持片20に連結する構成としてもよい。例えば、図5B(a)に実施形態1に適用した例を示すが、横片12の先端に設けた当接片12aを保持片20の左右の側辺部22の内面に連結している。すなわち前記当接片12aを連結片として構成し、横片12の両端をそれぞれ対向配置された保持片20の側辺部22の内面に連結している。これにより、横片12と側辺部22との間の相対的な捻じれ、すなわち紙面に垂直な方向に両者が相対回動することが防止され、ケーブル保持具としての形状の安定性が向上する。特に、図5B(b)に示すように、ケーブル保持具CHを基板BPに固定しているときに、支持しているケーブル(図示せず)に加えられる外力等によって側辺部22が捩じれた状態になることがあるが、このような場合でも形状の安定性が確保される。また、横片12が側辺部22に連結されていないと、側辺部22のみが捩じれてしまい横片12との間に隙間が生じてケーブルの落ち込みが生ずることがあるが、当接片12aを介して横片12を側辺部22に連結することにより、側辺部22が捩じれたときには横片12も一体的に捻じられるため、横片12と側辺部22との間に隙間が生じることはなく、ケーブルの落ち込みが確実に防止される。
一方で、このように横片12を側辺部22に連結することで、ケーブル保持具CHが基板BPに固定しているときに、左右の側辺部22が内側に変形されると当接片12aは弾性変形するが、その反力によって側辺部22の内面を外側に押圧し、下辺部21を介して嵌合片13の段部13aにおける固定穴Hとの係合力を高めてケーブル保持具CHが基板BPから脱落し難くなる。同時に、横片12を当接片12aを介して側辺部22に連結することにより側辺部22が外力を受けても内側に変形され難くなり、嵌合片13が固定穴Hから脱落することが防止され、ケーブル保持具CHの基板BPに対する固定状態の信頼性をより向上することができる。なお、図示は省略するが、横片12を当接片12aによって側辺部22に連結する構成は実施形態2にも適用できる。さらには、後述する変形例についても同じである。
実施形態1,2では保持片20の上辺部23は先端縁をL字型の交叉縁23aとして構成することによって両交叉縁23aを互いに幅方向及び厚み方向に当接させているが、保持部2の上部開口を閉じてケーブルが脱落しないようにすることを目的とするのみである場合には、両上辺部23の先端を互いに近接ないし接触した構成、あるいは両先端が上下方向に重なる構成とするだけでもよい。また、保持片20の側辺部22は実施形態1のような直線に近い形状、あるいは実施形態2のように幾分外側に膨らんだ形状に限られるものではなく、保持するケーブルの径寸法、本数等に対応させて任意の形状の保持領域を構成するように形状を適宜変更することもできる。
例えば、図7は実施形態1,2の変形例のケーブル保持具を基板BPに固定した状態の断面図である。ここでは保持部2の構成、特に保持片20の上辺部23の構成として、左右の上辺部23の先端が単純に当接する構成としている。ケーブル保持具を基板BPに固定したときに左右の上辺部23が互いに対向する方向に当接することで、保持部2に保持するケーブルの脱落を防止する。また、実施形態1,2と同様に、左右の上辺部23での当接によって片側の保持片20に外力が加わったときには保持片20の傾倒によって嵌合片13に加えられる力が低減されて固定力の低下を防止し、その一方で左右の保持片20を内側に変形させたときには左右の上辺部23での当接によって小さい力で嵌合片13を内側に変形させて固定を解除することができる。
あるいは、図8にさらに異なる変形例のケーブル保持具CHの断面図を示す。この例では、保持部2においては、一対の保持片20A,20Bはそれぞれ一対の嵌合片13に連結されている基部から鉛直上方に向けて所要の長さでほぼ垂直に立設されるとともに、同図の左側の一方の保持片20Aは右側の他方の保持片20Bよりも長く形成されている。そして、この一方の保持片20Aは長さ方向の中間部位に設けた肉薄の可撓部20aにおいて先端側の部分20Aaが板厚方向の内側に曲げることが可能とされ、曲げたときには当該一方の保持片20Aの先端部は他方の保持片20Bの先端部に対向位置するようにされている。その上で、一方の保持片20Aの先端部は内側に向けてテーパ状に曲げ形成された係合楔部24として形成されている。この係合楔部24には先端側のテーパ面に係止爪24aが設けられるとともに、曲げ形成された先端は係止解除部24bとして構成されている。他方の保持片20Bの先端部は前記係合楔部24が嵌入可能なボックス状の枠体からなる係合凹部25として形成されており、特にこの係合凹部25の外側の面には前記係止爪24aが係合する係止枠25aが設けられている。このケーブル保持具の固定部1の構成は前記実施形態1と同じであり、かつ同じ柱片11と横片12を備えている。
このケーブル保持具CHは、例えば、図9(a)に示すように、基板BPに固定する前に一対の保持片20A,20Bの間に保持するケーブルCを挿通し、しかる上で一方の保持片20Aの先端部分20Aaを同図鎖線の状態から可撓部20aにおいて内側に曲げ、同図実線のように先端部に設けた係合楔部24を他方の保持片20Bの先端部に設けた係合凹部25に嵌入させる。係合楔部24が嵌入されたときには係止爪24aが弾性変形して係合凹部25内に圧入され、弾性復帰したときに係止爪24aが係止枠25aに係合されるので、係合楔部24は係合凹部25から外れなくなり、ケーブルCを一対の保持片20A,20Bの間に確実に保持する状態となる。しかる上で、固定部1の一対の嵌合片13を基板BPの固定穴Hに嵌入することによってケーブル保持具CHを基板BPに固定し、保持しているケーブルCを基板BPに固定保持することが可能になる。このように、このケーブル保持具CHは、先に保持部2にケーブルCを保持した状態で基板BPに対する固定が可能になるので、複数本のケーブルCをまとめて保持する際の作業性が改善される。勿論、ケーブル保持具CHを基板BPに固定した後にケーブルCを保持部2に保持させることも可能である。
リユースのために、ケーブル保持具CHを基板BPから取り外す際には、図9(b)に示すように、左右の保持片20A,20Bを指等で摘んで矢印のように内側に押せばよい。両保持片20A,20Bを内側に押すことにより両保持片20A,20Bは内側に弾性変形され、この弾性変形によって両嵌合片13はそれぞれ内側に弾性変形されて縮幅される。これにより両嵌合片13と固定穴Hとの係合状態が解除され、ケーブル保持具CHを基板BPから取り外すことができる。このとき、両保持片20A,20Bに対して操作力を内側に加えると、各先端部は係合楔部24と係合凹部25との係合によって連結されているので、両保持片20A,20Bが内側に変形されることがなく、操作力は殆ど全てが両保持片20A,20Bの基端部に加えられて嵌合片13での係合解除のための力となり、操作力の効率が高められて小さい操作力で嵌合片13を固定穴Hから容易に離脱させることが可能になり、ケーブル保持具CHの取り外しを容易に行うことが可能になる。
また、このケーブル保持具CHにおいても、特許文献1のように外側に突出した解除片が存在しないので実施形態1と同様に作業者の手や治具に接触する機会が少なくて外力が加えられる確率が低減され、固定部1での固定が意に反して外れてケーブル保持具CHが基板BPから脱落される確率も低くなる。また、ケーブル保持具CHは、片側の保持片20A又は20Bに加えられた外力は互いに連結状態にある片側の保持片から反対側の保持片に分散されて伝えられる吸収される。そのため、保持片20A又は20Bが傾倒されることはあっても嵌合片13において固定穴Hとの係合を外すまで変形するには至らず、ケーブル保持具CHが外力によって基板BPから脱落されることは防止される。
さらに、実施形態1や2では、保持しているケーブルCの保持能力を高めるには保持片20における弾性力を大きく設計する必要があり、そのためにケーブルCを保持部2から取り外す際には保持片20を互いに外側に押し開くように弾性変形させるために多少の力が必要とされることになる。このケーブル保持具CHでは、保持片20A,20Bは係合楔部24と係合凹部25との係合によって強固に連結されているので、保持片20A,20Bに加えられる外力によっても連結が容易に外れることはなくケーブルCの保持能力は高いものとなる。その反面、係合楔部24の係合解除片24bを内側方向に操作して弾性変形させることによって係止爪24aを係止枠25aとの係合を解除し、保持片20Aの先端部分20Aaを開くことができるので、容易にケーブルCを保持部から取り外すことができる。
この変形例のケーブル保持具CHの保持片20A,20Bの各先端部に設けられる係合部は、説明した係合楔部24と係合凹部25の構成に限られるものではなく、両先端部を互いに係合させたときに両保持片20A,20Bが機械的に強固に連結され、その一方で簡単な操作で係合が解除される構成であれば他の構成の係合部を採用することも可能である。また、この変形例に示したように一方の保持片20Aの長さは必ずしも他方の保持片20Bの長さよりも長く形成される必要はなく、両保持片の先端部が互いに対向配置されて係合される構成であればよい。さらに、両方の保持片がそれぞれ変形可能とされ、両保持片が変形されたときに両保持片の先端部が互いに係合される構成であってもよい。
本発明における基板は電子機器のシャーシ、パネル、筐体等の名称の違いにかかわらず開口した固定穴に対してケーブル保持具を着脱可能に構成するものであればよい。また、本発明のケーブル保持具で保持するケーブルは、いわゆる電線に限定されるものではなくワイヤやパイプ等の線状部材を含むものであることは言うまでもない。さらに、本発明のケーブル保持具を構成する固定部や保持部の構成は実施形態1,2に記載の構成に限定されるものではないことも言うまでもない。
本発明は基板に開口した固定穴に固定するための固定部と、ケーブルを保持するための保持部を一体に形成したケーブル保持具に適用することが可能である。
1 固定部
2 保持部
11 柱片
12 横片
12a 当接片
13 嵌合片
13a 段部
14 脚片
20,20A,20B 保持片
20a 可撓部
21 下辺部
22 側辺部
23 上辺部
23a 交叉縁
24 係合楔部
25 係合凹部
CH ケーブル保持具
BP 基板
H 固定穴
C ケーブル


Claims (6)

  1. 基板に設けた固定穴に嵌合されて固定される固定部と、この固定部と一体に形成されてケーブルを保持する保持部とを備えるケーブル保持具であって、前記固定部は前記固定穴に嵌合される一対の嵌合片を備え、前記保持部は基端において前記嵌合片に連結され、先端が互いに対向配置されて接した状態となり得る一対の保持片を備えることを特徴とするケーブル保持具。
  2. 前記固定部は前記基板の表面に弾接して前記嵌合片と前記固定穴との係合を助長するための付勢力を生じさせる脚片を一体に有し、当該脚片は前記保持片とは独立した片として構成され、あるいは前記保持片の一部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル保持具。
  3. 前記保持部は前記一対の保持片の先端縁がそれぞれ互い違いの形状とされ、ケーブル保持具を前記基板に固定したときに前記両先端縁が幅方向、厚み方向に交叉する交叉縁として構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル保持具。
  4. 前記保持部は前記一対の保持片のうち少なくとも一方の保持片の先端部が他方の保持片の先端部に対向する位置にまで変形可能であり、これら両保持片の先端部には当該両保持片を互いに連結するための係合部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル保持具。
  5. 前記一対の嵌合片の間に立設された柱片と、この柱片に連結されて前記嵌合片の間の空隙を覆う横片を備え、当該横片の両端を前記一対の保持片の内面に対向配置したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のケーブル保持具。
  6. 前記横片の両端をそれぞれ対向配置した保持片に連結したことを特徴とする請求項5に記載のケーブル保持具。

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