JP2013201769A - スプリットマグネット拡声器 - Google Patents

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Abstract

【課題】低減されたフリンジ磁界および改良されたボイスコイルモータ力定数(BL)特性を提供することのできる拡声器マグネット構造物を提供すること。
【解決手段】拡声器のマグネット構造物であって、第1のコア表面および第2のコア表面を備えているコアと、第1のコア表面に結合された第1のマグネットと、第2のコア表面に結合された第2のマグネットであって、第1のマグネットの極性が、第2のマグネットの極性と同じ方向に整列されるように第1のマグネットおよび第2のマグネットは配置され、コアは、第1のマグネットおよび第2のマグネットの組み合わされた高さよりも大きな高さを有する、第2のマグネットと、第1のマグネットに結合されたマグネット筐体と、第2のマグネットに結合されたコアキャップであって、マグネット筐体およびコアキャップは、ボイスコイルギャップを形成するように構成されている、マグネット構造物。
【選択図】図6

Description

(発明の背景)
(1.技術分野)
本発明は拡声器に関し、特に、同じ方向に整列された極性を有する分割された複数のマグネットを備えた拡声器に関する。
(2.関連技術)
拡声器は電気エネルギーを音に変換し、通常、振動板と、マグネット構造物と、ボイスコイルとを含む。マグネット構造物は、1つ以上のマグネットとコアキャップとを含み得る。コアキャップは、マグネットによって生成された磁束を方向付け、かつ集中させて、ボイスコイルギャップの中に入れる。ボイスコイルは振動板に接続され、そして、ボイスコイルギャップの中に配置されることができる。電気エネルギーがボイスコイルの中に流れ込むと、誘起磁界が作成されることができ、この誘起磁界は、ボイスコイルギャップの中で磁束と相互に作用する。ボイスコイルは、マグネット構造物によって生成された磁束の方向に対して実質的に垂直の方向に電流を運び得、その結果、ボイスコイルの電流と磁束との間の相互作用は、ボイスコイルギャップの長さ内でボイスコイルの直線状の振動を引き起こすことができ、これが振動板を動かして、可聴音を生成する。
一部の拡声器は、磁気伝導性の台座によってサポートされた単一の比較的厚いマグネットを含むマグネット構造物を利用する。この配列は、ボイスコイルギャップ内でのボイスコイルの機械的な移動に対して適切なクリアランスを可能にし、ボイスコイルギャップにおいて、例えばサブウーハにおいて、ボイスコイルを駆動するための所望の磁束量を達成することができる。しかしながら、磁気伝導性の台座によってサポートされた単一の厚いマグネットを使用することにより、有意なフリンジ磁界が生じ得、この有意なフリンジ磁界は、拡声器の効率を低減するリスクを増加させ得る。さらに、ボイスコイルモータ力定数(BL)(磁束密度(B)×空隙の全長内におけるボイスコイルワイヤの有効長さ(L))は、非対称的特性を有し得る。例えば、非直線状であり、かつ変動するBLは、歪みおよび不十分な性能のリスクを増加させ得る。さらに、磁気伝導性の台座によってサポートされた単一の厚いマグネットを使用することにより、よりかさばる拡声器が生じ、このよりかさばる拡声器は、拡声器の製造および出荷コストを増加させ得る。したがって、低減されたフリンジ磁界を提供することのできる拡声器マグネット構造物に対する必要性が存在する。拡声器の効率を犠牲にすることなく、十分に直線状のボイスコイルの移動に対して、空隙の長さにわたる磁束密度(B)を維持しながら、改良されたボイスコイルモータ力定数(BL)特性、例えば直線性を提供することのできる拡声器マグネット構造物に対する必要性も存在する。
改良された性能特性を有する拡声器は、分割された複数のマグネットからの磁束を提供して、ボイスコイルを駆動し、低減された重量パッケージで音を生成する。改良された性能特性は、改良されたBL直線性の結果であり得る。改良されたBL直線性は、重量低減パッケージによって達成されることができるか、または、重量低減パッケージによらずに達成されることができる。一例では、拡声器は、コアと、第1のマグネットおよび第2のマグネットと、マグネット筐体と、コアキャップと、ボイスコイルギャップとを有するマグネット構造物を含む。第1のマグネットおよび第2のマグネットは、第1のマグネットおよび第2のマグネットの極性が、同じ方向に整列されるように配列され得る。ボイスコイルギャップは、マグネット筐体とコアキャップとの間に形成され得る。第1のマグネットおよび第2のマグネットは、コアに結合され得る。コアの高さは、第1のマグネットおよび第2のマグネットの組み合わされた高さよりも大きくあることができる。第1のマグネットおよび第2のマグネットによって生成された磁束は、コアキャップおよびマグネット筐体によってボイスコイルギャップ内において、組み合わされ、方向付けられ、および/または集中され得る。ボイスコイルの少なくとも一部分が、ボイスコイルギャップ内に配置され得、そして振動板が、ボイスコイルに結合され得る。
別の例では、バッキングマグネットアセンブリが、マグネット構造物によって生成された磁束の大部分がボイスコイルギャップ内に封じ込められるように、マグネット構造物に対して配置されることができる。バッキングマグネットアセンブリは、ボイスコイルの動きの精度および拡声器の全体的な性能を改良することができる。バッキングマグネットアセンブリは、分割された複数のマグネットに結合されたバッキングコアを有することができる。第1のバッキングマグネットおよび第2のバッキングマグネットは、極性が同じ方向に整列されるように配置されることができる。第1のバッキングマグネットおよび第2のバッキングマグネットの極性は、マグネット構造物の極性と反対であることができる。第1のバッキングマグネットおよび第2のバッキングマグネットを備えたバッキングマグネットアセンブリは、ボイスコイルの移動範囲より上のバッキングマグネットアセンブリの上部のフリンジ磁界を押し得、そして、漂遊磁界を低減することができる。
以下の図面および詳細な説明を調べると、他のシステム、方法、特徴および利点が当業者にとって明らかであるか、または明らかとなる。すべてのかかるさらなるシステム、方法、特徴、および利点が、この説明内に含まれ、本発明の範囲内であり、そして、以下の請求項によって保護されることが意図されている。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
拡声器のマグネット構造物であって、
第1のコア表面および第2のコア表面を備えているコアと、
該第1のコア表面に結合された第1のマグネットと、
該第2のコア表面に結合された第2のマグネットであって、該第1のマグネットの極性が、該第2のマグネットの極性と同じ方向に整列されるように該第1のマグネットおよび該第2のマグネットは配置され、該コアは、該第1のマグネットおよび該第2のマグネットの組み合わされた高さよりも大きな高さを有する、第2のマグネットと、
該第1のマグネットに結合されたマグネット筐体と、
該第2のマグネットに結合されたコアキャップであって、該マグネット筐体および該コアキャップは、ボイスコイルギャップを形成するように構成され、該ボイスコイルギャップの中にボイスコイルは配置可能である、コアキャップと
を備えている、マグネット構造物。
(項目2)
上記マグネット筐体は、ベースと、該ベースから延びる延長部とを備え、該ベースは、上記第1のマグネットに結合され、該延長部は、上記コアキャップから間隔が置かれて、該延長部と該コアキャップとの間で上記ボイスコイルギャップを形成する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目3)
上記コア、上記第1のマグネット、上記第2のマグネット、および上記コアキャップは、上記マグネット構造物の中心軸の周りに軸方向のアセンブリを形成し、該軸方向のアセンブリは、上記マグネット筐体内に嵌るような大きさとされる、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目4)
上記ボイスコイルギャップは、単一のボイスコイルギャップに過ぎず、上記コアキャップおよび上記マグネット筐体は、上記第1のマグネットおよび上記第2のマグネットの磁束を実質的に該単一のボイスコイルギャップ内に集中させるように構成される、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目5)
上記単一のボイスコイルギャップは、上記マグネット筐体の一端に形成される、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目6)
上記単一のボイスコイルギャップに対する近さでは、上記第1のマグネットより近い上記第2のマグネットは、該第1のマグネットよりも大きな磁気パワーを有する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目7)
上記第1のマグネットおよび第2のマグネットの組み合わされた高さは、上記コアの高さの約50%である、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目8)
上記コアは、外側周辺を有し、該外側周辺の一部分は、該コアの該外側周辺の別の部分より上記マグネット筐体により近い、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目9)
バッキングマグネットアセンブリをさらに備え、該バッキングマグネットアセンブリは、該マグネット構造物の磁束を封じ込めるように配置された少なくとも1つのマグネットを有し、該少なくとも1つのマグネットは、上記コアキャップに結合され、該少なくとも1つのマグネットの極性が、上記第1のマグネットおよび上記第2のマグネットの各々の極性とは反対方向に整列されるように配置される、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目10)
上記バッキングマグネットアセンブリは、
第1のバッキングコア表面および第2のバッキングコア表面を有するバッキングコアと、
上記コアキャップに結合された第1のバッキングマグネットであって、第2の表面が、該第1のバッキングコア表面に結合された、第1のバッキングマグネットと、
該第2のバッキングコア表面に結合された第2のバッキングマグネットと
をさらに備え、
該第1のバッキングマグネットおよび該第2のバッキングマグネットは、該第1のバッキングマグネットの極性が、該第2のバッキングマグネットの極性と同じ方向に整列され、該第1のバッキングマグネットおよび該第2のバッキングマグネットの極性が、上記マグネット構造物の上記第1のマグネットおよび上記第2のマグネットの極性とは反対であるように配置される、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目11)
上記バッキングマグネットアセンブリは、上記第2のバッキングマグネットに結合されたトップキャップをさらに備えている、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目12)
拡声器のマグネット構造物であって、
少なくとも1つのマグネットと、
該少なくとも1つのマグネットに結合されたマグネット筐体と、
該少なくとも1つのマグネットに結合されたコアキャップであって、該マグネット筐体および該コアキャップは、ボイスコイルギャップを形成して、該ボイスコイルギャップの中にボイスコイルが配置可能であるように構成される、コアキャップと、
該マグネット構造物の磁束を封じ込めるように配置されたバッキングマグネットアセンブリであって、該バッキングマグネットアセンブリは、第1のバッキングコア表面および第2のバッキングコア表面を有するバッキングコアと、該コアキャップに結合された第1のバッキングマグネットであって、第2の表面が、該第1のバッキングコア表面に結合された、第1のバッキングマグネットと、該第2のバッキングコア表面に結合された第2のバッキングマグネットとを含み、該第1のバッキングマグネットおよび該第2のバッキングマグネットは、該第1のバッキングマグネットの極性が、該第2のバッキングマグネットの極性と同じ方向に整列され、該第1のバッキングマグネットおよび該第2のバッキングマグネットの極性が、上記マグネット構造物の該少なくとも1つのマグネットの極性とは反対であるように配置される、バッキングマグネットアセンブリと
を備えている、マグネット構造物。
(項目13)
上記バッキングマグネットアセンブリは、上記第2のマグネットに結合されたトップキャップをさらに備えている、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目14)
上記バッキングコアは外側周辺を有し、該外側周辺は、環状のノッチを有する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目15)
上記バッキングマグネットアセンブリは、上記マグネット筐体の外部に配置される、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目16)
上記バッキングコアは、上記第1のバッキングマグネットおよび上記第2のバッキングマグネットの組み合わされた高さよりも大きな高さを有する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目17)
上記第1のバッキングマグネットおよび第2のバッキングマグネットの組み合わされた高さは、上記バッキングコアの高さの約50%である、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目18)
拡声器のマグネット構造物であって、該マグネット構造物は、マグネットアセンブリとバッキングマグネットアセンブリとを備え、
該マグネットアセンブリは、第1の極性および第1の磁束を有する第1のマグネットと、第2の極性および第2の磁束を有する第2のマグネットであって、第2の極性は、第1の極性と同じ方向に整列される、第2のマグネットと、該第1のマグネットおよび該第2のマグネットに結合されたコアと、該第1のマグネットに結合されたマグネット筐体と、該第2のマグネットに結合されたコアキャップであって、該マグネット筐体および該コアキャップは、ボイスコイルギャップを形成して、該ボイスコイルギャップの中にボイスコイルが配置可能であるように構成される、コアキャップとを備え、該第1の磁束および該第2の磁束を備えている該マグネットアセンブリの組み合わされた磁束は実質的に、該ボイスコイルギャップを通って流れ、
該バッキングマグネットアセンブリは、該マグネットアセンブリの該組み合わされた磁束を封じ込めるように配置され、第3のマグネットであって、第3の極性を有し、該マグネットアセンブリの該コアキャップに結合された、第3のマグネットと、第4の極性を有する第4のマグネットであって、該第3の極性は、該第4の極性と同じ方向に整列された、第4のマグネットと、該第3のマグネットおよび該第4のマグネットに結合されたバッキングコアとを備え、該バッキングマグネットアセンブリの該第3のマグネットおよび該第4のマグネットの極性は、該マグネットアセンブリの該第1のマグネットおよび該第2のマグネットの極性と反対である、マグネット構造物。
(項目19)
上記バッキングマグネットアセンブリは、上記マグネットアセンブリの上記マグネット筐体の外部に配置される、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目20)
上記マグネット筐体は、ベースと、該ベースから延びて該マグネット筐体の内部を形成する延長部とを備え、該ベースは、上記第1のマグネットに結合され、該延長部は、上記コアキャップから間隔が置かれて、該延長部と該コアキャップとの間で上記ボイスコイルギャップを形成する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目21)
上記コア、上記第1のマグネット、上記第2のマグネット、および上記コアキャップは、上記マグネット構造物の中心軸の周りに軸方向のアセンブリを形成し、該軸方向のアセンブリは、上記マグネット筐体の内部に嵌るような大きさとされる、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目22)
上記ボイスコイルギャップは、単一のボイスコイルギャップに過ぎず、上記コアキャップおよび上記マグネット筐体は、上記第1のマグネットおよび上記第2のマグネットの組み合わされた磁束を実質的に該単一のボイスコイルギャップ内に集中させるように構成される、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目23)
上記ボイスコイルギャップに対する近さでは、上記第1のマグネットより近い上記第2のマグネットは、該第1のマグネットよりも大きな磁気パワーを有する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目24)
上記ボイスコイルギャップに対する近さでは、上記第4のマグネットより近い上記第3のマグネットは、該第4のマグネットよりも大きな磁気パワーを有する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目25)
上記マグネットアセンブリの上記コアのうちの少なくとも1つは、上記第1のマグネットおよび上記第2のマグネットの組み合わされた高さよりも大きな高さを有し、上記バッキングマグネットアセンブリの上記バッキングコアは、上記第3のマグネットおよび上記第4のマグネットの組み合わされた高さよりも大きな高さを有する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目26)
上記コアは外側周辺を有し、該外側周辺は、環状のノッチを有する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目27)
上記バッキングコアは外側周辺を有し、該外側周辺は、環状のノッチを有する、上記項目のいずれかに記載のマグネット構造物。
(項目28)
拡声器のマグネット構造物を製造する方法であって、該方法は、
第1のコア表面および第2のコア表面を備えたコアと、マグネット筐体と、コアキャップとを提供することと、
第1の磁気材料を該第1のコア表面に、第2の磁気材料を該第2のコア表面に結合することであって、該コアは、該第1の磁気材料および該第2の磁気材料の組み合わされた高さよりも大きな高さを有する、ことと、
該マグネット筐体を該第1の磁気材料に結合することと、
該コアキャップを該第2の磁気材料に結合することであって、該コアキャップおよび該マグネット筐体が、ボイスコイルギャップを形成するように、結合することと、
該第1の磁気材料および該第2の磁気材料を磁化することであって、該第1の磁気材料の極性が、該第2の磁気材料の極性と同じ方向に整列されるように、磁化することと
を包含する、方法。
(項目29)
上記マグネット構造物の中心軸の周りで実質的に同心となるように、上記コアと、上記第1の磁気材料と、上記第2の磁気材料と、上記マグネット筐体と、上記コアキャップとを配置することをさらに包含する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目30)
上記マグネット筐体は、ベースと、該ベースから延びて該マグネット筐体の内部を形成する延長部とをさらに備え、該方法は、該マグネット筐体の内部において該延長部から間隔が置かれて上記ボイスコイルギャップを形成するように、上記コアと、上記第1の磁気材料と、上記第2の磁気材料と、上記コアキャップとを配置することと、該ベースを該第1の磁気材料に結合することとをさらに包含する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目31)
上記第1の磁気材料および上記第2の磁気材料の各々の磁束を実質的に上記ボイスコイルギャップ内において組み合わせるように、上記コアおよび上記マグネット筐体を配置することをさらに包含する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目32)
第3の表面と第4の表面とを備えたバッキングコアを提供することと、
第3の磁気材料を該第3の表面に、第4の磁気材料を該第4の表面に結合することと、
該第3の磁気材料の極性が、該第4の磁気材料の極性と同じ方向に整列されるように該第3の磁気材料および該第4の磁気材料を磁化することであって、該第3の磁気材料および該第4の磁気材料の極性は、上記第1の磁気材料および上記第2の磁気材料の極性と反対である、ことと、
該第3の磁気材料を上記コアキャップに結合することと
をさらに包含する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目33)
拡声器のマグネット構造物を製造する方法であって、該方法は、
コアキャップと、第1の方向に極性を有する磁気材料と、ボイスコイルギャップを形成するように該コアキャップに対して配置されたマグネット筐体とを有するマグネットアセンブリを提供することと、
第1のバッキングコア表面と第2のバッキングコア表面とを備えているバッキングコアを提供することと、
第1のバッキング磁気材料を該第1のバッキングコア表面に、第2のバッキング磁気材料を該第2のバッキングコア表面に結合することと、
該第1のバッキング磁気材料の極性が、該第2のバッキング磁気材料の極性と同じ方向に整列されるように、該第1のバッキング磁気材料および該第2のバッキング磁気材料を磁化することであって、該第1のバッキング磁気材料および該第2のバッキング磁気材料の極性は、該マグネットアセンブリの該磁気材料の極性と反対である、ことと、
該第1のバッキング磁気材料を該コアキャップに結合することと
を包含する、方法。
(項目34)
上記バッキングコアは、上記第1のバッキング磁気材料および上記第2のバッキング磁気材料の組み合わされた高さよりも大きい高さを有する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(摘要)
拡声器は、極性が整列された分割されたマグネットからの磁束を提供して、ボイスコイルを駆動し、そして音を生成する。拡声器は、低減された漂遊磁界および対称的かつ直線状の特性を有するBL曲線を有し得る。拡声器は、コアと、分割されたマグネットと、マグネット筐体と、コアキャップと、マグネット筐体とコアキャップとの間に形成されたボイスコイルギャップとを含むことができる。分割されたマグネットによって生成された磁束は、コアキャップおよびマグネット筐体によって、ボイスコイルギャップ内において、組み合わせられ、方向付けられ、および/または集中され得る。ボイスコイルの少なくとも一部分が、ボイスコイルギャップ内に配置され得、振動板は、ボイスコイルに結合され得る。バッキングマグネットアセンブリは、性能をさらに改良するために、マグネット構造物の磁束を封じ込め得る。バッキングマグネットアセンブリは、分割されたマグネットを含み得、これら分割されたマグネットは、マグネット構造物の極性とは反対である整列された極性を有する。
システムは、以下の図面および説明を参照することにより、より良く理解され得る。図面のコンポーネントは、必ずしもスケールに合わせておらず、その代わり、本発明の原理を示すことに重点が置かれている。さらに、図面において、同様の参照番号は、様々な図面全体を通して対応する部分を示す。
図1は、拡声器に対するマグネット構造物の一部分の断面を示す。 図2は、図1のマグネット構造物に対する磁束を示す。 図3は、拡声器に対する別のマグネット構造物の一部分の断面を示す。 図4は、図3のマグネット構造物に対する磁束を示す。 図5は、拡声器に対する別のマグネット構造物に対する磁束を示す。 図6は、拡声器に対する別のマグネット構造物に対する磁束を示す。 図7は、拡声器を製造するための例示的なプロセスを示す。 図8A、図8B、図8C、および図8Dは、マグネット構造物および別のマグネット構造物に関して、ボイスコイルの休止位置に対するボイスコイルギャップ内でのボイスコイルの位置に対する磁束密度(B)およびボイスコイルモータ力定数(BL)の差を比較するグラフである。 図8A、図8B、図8C、および図8Dは、マグネット構造物および別のマグネット構造物に関して、ボイスコイルの休止位置に対するボイスコイルギャップ内でのボイスコイルの位置に対する磁束密度(B)およびボイスコイルモータ力定数(BL)の差を比較するグラフである。 図8A、図8B、図8C、および図8Dは、マグネット構造物および別のマグネット構造物に関して、ボイスコイルの休止位置に対するボイスコイルギャップ内でのボイスコイルの位置に対する磁束密度(B)およびボイスコイルモータ力定数(BL)の差を比較するグラフである。 図8A、図8B、図8C、および図8Dは、マグネット構造物および別のマグネット構造物に関して、ボイスコイルの休止位置に対するボイスコイルギャップ内でのボイスコイルの位置に対する磁束密度(B)およびボイスコイルモータ力定数(BL)の差を比較するグラフである。
図1は、ボイスコイル101を備えた拡声器に対するマグネット構造物100の一部分の断面の第1の例を示す。マグネット構造物100は、コア102と、第1のマグネット104と、第2のマグネット106と、マグネット筐体108と、コアキャップ110とを含み得る。シェルポットとも呼ばれるマグネット筐体108は、ベース112と、延長部114とを含み得る。マグネット筐体108のベース112は、第1のマグネット104に結合されることができ、マグネット構造物100の中心軸115に対して実質的に垂直に延びることができる。マグネット筐体108の延長部114は、中心軸115と概ね同じ方向に延びることができ、中心軸115と実質的に平行でさえあり得る。マグネット構造物が、第1のマグネット104と、第2のマグネット106とを含むとき、マグネットは、同じ方向に極性が与えられることができる。
マグネット104、106が同じ方向に極性が与えられるとき、マグネットは、両方とも、マグネット構造物100の組み合わされた磁束に寄与し得る。磁束は、磁気回路または磁気作用における磁気流量の尺度である。マグネット筐体108およびコアキャップ110は、組み合わされた磁束の少なくとも一部分が通り抜けるための低い磁気抵抗経路を提供し得る。さらに、マグネット104、106の間に配置されたコア102も、組み合わされた磁束に対する低い磁気抵抗経路を提供する。磁気回路が、コア102を通るマグネット104、106、マグネット筐体108、コアキャップ110、およびボイスコイルギャップ116によって形成され得る。ボイスコイルギャップ116は、マグネット構造物100の周辺に位置することができる。特に、ボイスコイルギャップ116は、マグネット筐体108の延長部114の内側周辺とコアキャップ110の外側周辺との間に形成されることができる。ボイスコイルギャップ116は、ボイスコイル101を受け入れるような大きさとされることができる。
コア102、マグネット筐体108、およびコアキャップ110は、磁束が、ボイスコイルギャップ116を通って、組み合わされ、方向付けられ、および/または集中されるように、構造化および配列され得る。例えば、コア102は、中心に位置する第1の部分118と、第1の部分118の対向する端に位置する第2の部分120とを含み得る。部分118、120の両方は、中心軸115と同心であり得る。第1の部分118は、第2の部分120よりも直径が小さく形成され得る。第1の部分118のより小さな直径は、ボイスコイルギャップ116と比較されたとき、コア102の実質的な表面領域とマグネット筐体108との間で増加した距離を提供することができる。図1におけるコア102の第1の部分118の外側部分は、角度の付いたノッチ122を含むことができ、これによって、磁束を組み合わせ、方向付け、および/または集中させて、コア102を通して、マグネット104、106の中に入れることを、ならびに、コア102の重量を低減することを補佐する。この例において、第1の部分118と第2の部分120との組み合わせは、中心軸115の周りでスプール形状を形成し得る。他の例では、コア102は、テーパ勾配またはノッチのついた部分を含まない他の形状、例えば一様な直径の真直ぐなシリンダ状に形成され得る。コア102の形状および大きさは、コア内に過剰材料を有することなく、マグネット104、106のフラックスポテンシャル(flux potential)のうちの全てが、磁気回路を流れるために十分な磁気抵抗経路を提供することができ、結果として、より軽量のコアが生じる。コア102のこの「有利な飽和」はまた、コアがボイスコイル101に及ぼす誘起効果を最少にすることができる。コア102の形状および大きさはまた、コア102の磁束が、不必要にマグネット筐体108の方に飛び出すことを防止するように構成される。
図1において、コアキャップ110の外側端部分124は、中央部分126に対してより高く延びて、磁束をボイスコイルギャップ116の中に集中させることができる。コアキャップ110の半径方向の厚さも変化し得、例えば、端部分の端から中央部分へテーパ勾配が付き得る。コアキャップ110の大きさおよび形状はまた、コアがボイスコイル101に対して及ぼす誘起効果を最少とすること、および、コアキャップを軽量とすることができる。他の例では、コアキャップ110は、内部をくり抜くことなく、中実であり得る。
マグネット筐体108の延長部114の端は、内側部分128が外側部分130を越えて延びる段つき形状を有し得る。延長部114の端の内側部分128は、磁束をボイスコイルギャップ116の中に方向付けることを補佐することができる。磁束はまた、コア102、マグネット筐体108、およびコアキャップ110の他の形状および厚さを使用して、組み合わされ、方向付けられ、および/または集中させられることができる。
図1において、第1のマグネット104は、コア102の第1の平面に結合され、第2のマグネット106は、コア102の第2の平面に結合される。第1の平面および第2の平面は、コア102上で互いに対向し得る。コア102の外径は、マグネット104、106のうちの少なくとも1つの外径よりも小さくあり得る。マグネットの外径をコア102の外径よりも大きくすることの1つの利益は、接着剤が絞り出されるための機械的な幾らかのクリアランスを提供することである。他の例では、マグネット104、106の各々およびコア102は、同じ外径を有し得るが、しかし、外径は、各々異なり得ることが当業者によって理解される。このことはまた、マグネット104、106およびコアキャップ110の外径の関係についても言える。マグネット104、106の各々の高さは同じであるか、または互いに異なり得る。マグネットは好ましくは、コア102の高さよりも実質的に小さい。一例において、両マグネットの高さの合計は、コア102の高さの合計の約50%までであることができる。この例においては、図1に示される分割されたマグネットの設計は、1つの厚いマグネットの代わりに、比較的厚いコアに結合された2つの比較的薄いマグネットの使用を可能にすることができる。マグネット、コア、およびコアキャップの相対的な大きさは、特定の用途の特定の要件にしたがって決定されることができる。マグネットのパワーは、同じであるか、または互いに異なり得る。マグネットパワーが異なるときは、ボイスコイルギャップにおける磁束を高めるために、より強力なマグネットをコアキャップの近くに置くほうが好ましい。
コア102は中実であるか、または代替として、その中間部分を貫通するオリフィスを含み得、コアをさらに軽量となし得る。オリフィスは、コア102、マグネット104、106、マグネット筐体108、およびコアキャップ110のうちの少なくとも1つを含むマグネット構造物100の部分を貫通し、拡声器におけるマグネット構造物100のサポートおよび通気を可能にすることができる。マグネット構造物100のコンポーネントは、マグネット構造物100の中心軸115の周りで同心および対称であり得るか、または非同心および非対称であり得る。
図1において、拡声器の振動板(示されず)に結合されることができるボイスコイル101は、ボイスコイルギャップ116の中に配置されることができる。ボイスコイルギャップ116に対するボイスコイル101の位置は、ボイスコイルの一端がボイスコイルギャップに入ることのできるオーバーハング位置で示されているが、しかし、位置は、ボイスコイルの一端がギャップを出ることのできるアンダーハングであることができるか、または、ボイスコイルは、いずれの端もギャップを離れないように移動することができる。ボイスコイル101および振動板の大きさは、任意の大きさであり得、そして、大きさは共にスケールされるか、または別々にスケールされて、所望の拡声器性能および機械的要件を達成し得る。例えば、サブウーハまたはウーハに対するロングスロー(long throw)ボイスコイルは、比較的深いまたは高いボイスコイルギャップ116に配置され得る。振動板に結合されたサスペンション(示されず)は、ボイスコイル101および振動板が、拡声器の中心軸115に沿って軸方向に往復運動することを可能にする。ボイスコイル101は、巻型の周りに円筒状に巻かれた巻線を含み得る。巻型は、任意の適切な材料、例えばアルミニウム、銅、プラスチック、紙、複合材料、または他の硬い材料を含み得る。巻線は、銅、アルミニウム、または他の適切な導電性材料から作られたワイヤを含み得、そして、接着剤を使用して巻型に取り付けられ得る。巻型を取り巻く巻線の巻数は、拡声器の大きさおよび所望の拡声器性能特性に依存し得る。
ボイスコイル101は、マグネット104、106からの磁束とボイスコイル101を流れる電流との間に、ボイスコイルギャップ116における相互作用があるときの動作の間、軸方向に往復運動し得る。磁束は、ボイスコイルギャップ116において、実質的に組み合わされ、方向付けられ、および/または集中させられる。ボイスコイル101を流れる電流は、入力オーディオ信号から来ることがあり得る。入力オーディオ信号は、増幅器、クロスオーバ、または他の適切な源によって提供されるアナログ電気信号であり得る。電流は、ボイスコイルギャップ116における磁束、ボイスコイル101、および相互作用に応答して直線状に独立的に振動および発振するように取り付けられた振動板と相互作用し得る。可聴音が、振動板によって引き起こされた空気の独立的運動によって生成され得る。
マグネット筐体108のベース112、コア102、およびマグネット104、106の組み合わせの合計の高さは、磁気伝導性の台座によってサポートされた単一の比較的厚いマグネットを含む従来のマグネット構造物の全体的高さと同様であり得るが、マグネット構造物100を利用する拡声器の性能は、さらに改良されることができる。例えば、性能は、磁気伝導性の台座によってサポートされた単一の比較的高いマグネットを使用するとき存在する寄生的フリンジ磁界を低減することによって改良されることができる。さらに、図8Aに示されるように、ボイスコイルギャップ116におけるボイスコイルの位置に対するマグネット構造物100のボイスコイルモータ力定数(BL)をプロットする曲線は、より対称的で直線的な特性を有し得る。より広い周波数範囲にわたる拡声器の減少した歪みおよび改良された全体的な性能が生じ得る。
図2は、ボイスコイルが除去された状態で、図1の例示的なマグネット構造物100に対する磁束を示す。マグネット104、106は、同じ方向に極性が与えられ、それらの磁束をボイスコイルギャップ116の中に方向付け、組み合わせ、および/または集中させる。図において見ることができるように、ボイスコイルギャップ116においては、マグネット構造物100の別の場所における磁束線と比較して、磁束線202のより高い集中が存在する。マグネット構造物100の外部の漂遊磁束線204のより小さな集中が示される。コア102、マグネット筐体108、およびコアキャップ110のうちの少なくとも1つは、マグネット104、106の磁束が、ボイスコイルギャップ116において集中するように、配列および構成される。既に説明されたように、マグネット構造物100は、ボイスコイルギャップ116に配置されたボイスコイルを駆動し得る。
図3は、拡声器に対するマグネット構造物アセンブリ300の別の例の一部分の断面を示す。マグネット構造物アセンブリ300は、本明細書に説明されたマグネット構造物100のさらなる特徴のうちの1つと、マグネット構造物100に結合されたバッキングマグネットアセンブリ302とを含むことができる。バッキングマグネットアセンブリ302は、マグネット構造物100によって生成された磁界を封じ込めることを補佐することができる。バッキングマグネットアセンブリ302は、コア304、第1のマグネット306、第2のマグネット308、および随意のトップキャップ310のうちの少なくとも1つを含み得る。しかしながら、バッキングマグネットアセンブリ302のマグネット306、308の極性は、マグネット構造物100のマグネット104、106の極性とは反対である。
マグネット306、308は、バッキングマグネットアセンブリ302の組み合わされた磁束に寄与することができる。コア304およびトップキャップ310は、マグネット306、308の組み合わされた磁束の部分が通過するための低い磁気抵抗の経路を提供することができる。トップキャップ310がない場合、マグネット308からの磁束は、空気の中を通り得る。コア304およびトップキャップ310は、マグネット構造物100によって生成された磁界が封じ込められるように、マグネット306、308の磁束を集中させ、組み合わせ、および/または方向付けるような形状および大きさとされ得る。コア304はさらに、本明細書に説明された機能と同じ機能のために、コア102と同様な形状および大きさとされ得る。例えば、コア304の外側部分は、角度の付いたノッチ312を含むことができ、これによって、コア304を通る磁束を組み合わせ、方向付け、および/または集中させることを、ならびに、コア304の重量を低減することを補佐する。磁束は、コア304およびトップキャップ310の他の形状および厚さを使用して、組み合わされ、方向付けられ、および/または集中させられ得る。
第1のマグネット306は、コア304の第1の平面に結合されることができ、第2のマグネット308は、第1の平面と対向するコア304の第2の平面に結合されることができる。コア304の最も外側の直径は、マグネット306および308のうちの少なくとも1つの外径よりも小さくあり得る。マグネット306および308の高さは、互いにおよびマグネット104および106と同じであるか、または異なり得る。マグネット306および308の各々の高さは、同じであるか、または異なり得るが、各個のマグネットは、コアの高さよりも実質的に小さくあるべきである。一例において、両マグネットの高さの合計は、コア102の高さの合計の約50%までであることができる。この例においては、図3に示される分割されたマグネットバッキングアセンブリの設計は、1つの厚いマグネットの代わりに、比較的厚いコアに結合された2つの比較的薄いマグネットの使用を可能にすることができる。マグネットのパワーは、同じであるか、または異なり得る。マグネットのパワーが異なるときは、ボイスコイルギャップにおける磁束を高めるために、より強力なマグネット(またはより厚いマグネット)をコアキャップの近くに置くほうが好ましい。
コア304は中実であり得、そして、コア、マグネットおよびトップキャップのうちの少なくとも1つは、拡声器におけるマグネット構造物300のサポートを可能にするために、オリフィスを含むことができる。マグネット構造物100とバッキングマグネットアセンブリ302とを含むマグネット構造物300は、マグネット構造物300の対称軸314の周りで同心および対称であり得る。マグネット構造物300はまた、非同心および非対称であり得る。
以下に説明されるように、バッキングマグネットアセンブリ302は、マグネット構造物100のみを含む拡声器または任意の他のマグネット構造物、例えば単一のマグネット設計を含む拡声器の性能をさらに改良し得る。バッキングマグネットアセンブリ302を使用することにより、マグネット構造物によって生成された磁界の大部分が、マグネット構造物内に封じ込められることを可能にすることができる。これによって、ボイスコイルの動きの精度および拡声器の全体的な性能を改良することができる。さらに、バッキングマグネットアセンブリ302は、第2の拡声器モータ、例えばツイータ、中距離同軸の設計、または任意の他のデュアル拡声器の設計に対して使用され得る。さらに、図4および図6を参照して論議されるように、バッキングマグネットアセンブリ302の使用は、コアキャップの上に直接的に配置された、2つのマグネット306および308の組み合わされた厚さの単一のバッキングマグネットを有することと比較したとき、ボイスコイルの移動範囲より上のバッキングマグネットアセンブリ302の上部のフリンジ磁界を押し得る。
図4は、図3の例示的なマグネット構造物300に対する磁束を示す。バッキングマグネットアセンブリ302のマグネット306、308は、同じ方向に極性が与えられて、それらの磁束を組み合わせ、方向付け、および/または組み合わせることにより、マグネット構造物100によって生成された磁束を封じ込めることができる。特に、マグネット306、308は、マグネット構造物300の外部で、線402によって表される磁束を生成することができ、それによって、マグネット構造物100からの漂遊磁束は、マグネット構造物100内に、特にボイスコイルギャップ116の中に留まるように強制される。図示のように、図2に示される漂遊磁束線204は抑制され、図4には現れない。なぜならば、バッキングマグネットアセンブリ302は、マグネット構造物100内にそれらを実質的に封じ込めることができるからである。
図5は、拡声器に対するさらに別のマグネット構造物アセンブリ500の一部分の断面、および磁気構造物500に対する磁束を示す。マグネット構造物アセンブリ500は、図1で説明されたマグネット構造物100と、マグネット構造物100に結合されたバッキングマグネットアセンブリ502とを含むことができる。図3の例と同様に、バッキングマグネットアセンブリ502は、マグネット構造物100によって生成された磁界を封じ込めることを補佐する。バッキングマグネットアセンブリ502は、第3のマグネットまたはバッキングマグネット506と、随意のトップキャップ510(破線で示される)とを含み得る。バッキングマグネット506は、第1のマグネット104および第2のマグネット106の磁束をボイスコイルギャップ116の中に方向付けるために、第1のマグネット104および第2のマグネット106とは反対方向に極性が与えられることができる。特に、マグネット506は、マグネット構造物100の外部で、線504によって表される磁束を生成することができ、それによって、マグネット構造物100からの漂遊磁束は、マグネット構造物100内に、特に、ボイスコイルギャップ116の中に留まるように強制される。トップキャプ510は、空気中の移動が最少となるようにバッキングマグネット506の磁束を方向付け得る。トップキャップ510がない場合、マグネット506からの磁束のより多くが、空気の中を通り得る。
バッキングマグネット506は、第2のマグネット106とは反対側のコアキャップ110の平面に結合され得る。トップキャップ510は(存在するとき)、コアキャップ110とは反対側の平面上でバッキングマグネット506に結合され得る。バッキングマグネット506の外径は、コアキャップ110の外径よりも小さくあり得、トップキャップ510の外径は、バッキングマグネット506よりも小さくあり得る。バッキングマグネット506およびトップキャップ510の組み合わされた高さは、マグネット104および106の組み合わせの高さと実質的に同じであり得る。代替として、トップキャップ510がない場合、バッキングマグネット506の高さは、マグネット104および106の組み合わせと実質的に同じであり得る。
図6は、拡声器に対するさらに別のマグネット構造物アセンブリ600の一部分の断面、および磁気構造物600に対する磁束を示す。マグネット構造物アセンブリ600は、磁気構造物602を含み得、磁気構造物602は、マグネット604と、マグネット筐体608と、コアキャップ610とを含むことができ、コアキャップ610は、筐体から間隔が置かれて、ボイスコイルギャップ116を画定する。シェルポットとも呼ばれるマグネット筐体608は、ベース612と延長部614とを含み得る。マグネット604への取り付けのための表面を有する台座616またはコアが、ベース612から延びる。マグネット構造物アセンブリ600は、コアキャップ610に結合された図3のバッキングマグネットアセンブリ302も含む。バッキングマグネットアセンブリ302は、マグネット構造物アセンブリ600によって生成された磁界を封じ込めることを補佐する。
マグネット筐体608のベース612は、中心軸に対して実質的に垂直に延びることができ、台座616は、中心軸に沿って延びることができる。延長部614は、中心軸と概ね同じ方向に延びることができ、中心軸に対して実質的に平行であり得る。バッキングマグネットアセンブリ302のマグネット306、308の極性は、マグネット構造物アセンブリ600のマグネット604の極性と反対であることができる。バッキングマグネットアセンブリ302のマグネット306、308は、同じ方向に極性が与えられて、それらの磁束を組み合わせ、方向付け、および/または組み合わせることにより、マグネット構造物アセンブリ600によって生成された磁束を封じ込めることができる。特に、マグネット306、308は、マグネット構造物600の外部で、線604によって表される磁束を生成することができ、それによって、マグネット構造物602からの漂遊磁束は、マグネット構造物602内に、特に、ボイスコイルギャップ116の中に留まるように強制される。
図7は、拡声器、例えば、図の例示的なマグネット構造物またはバッキングマグネット構造物アセンブリを含む拡声器を製造するための例示的なプロセス700を示す。拡声器の所望のオーディオ特性、材料要件、および物理的要件は、動作702において決定され得る。例えば、オーディオ特性は、電力損、周波数範囲、インピーダンス、および他の特性を含み得る。拡声器の物理的要件は、特定の用途、環境、または製造プロセスに対する質量または寸法要件を含み得る。
動作704において、第1の磁気材料および第2の磁気材料は、低い磁気抵抗の磁気伝導性材料で構成されたコアに結合され得る。磁気材料は、それらがコアと結合されるとき、磁化されないことがあり得るか、または既に磁化されていることがあり得る。磁気材料が最初に磁化されていない場合は、磁気材料のコアとの結合は簡略化される。最初に磁化されていない磁気材料は、動作704における結合の間、相互に磁気的に作用し合うことも、コアと磁気的に作用し合うこともない。コアは、中実であり得、磁束の方向付け、組み合わせ、および/または集中を可能にする形状とされ得る。
動作706において、マグネット筐体およびコアキャップは、第1の磁気材料および第2の磁気材料に結合され得る。マグネット筐体およびコアキャップは、リングまたは環状の形状であり得、低い磁気抵抗の磁気伝導性材料で構成され得る。マグネット筐体およびコアキャップは、磁束を組み合わせ、方向付け、および/または集中させて、マグネット筐体およびコアキャップによって形成されたボイスコイルギャップの中に入れるように適合され得る。マグネット筐体とコアキャップとの間に形成されたボイスコイルギャップは、マグネット筐体の内側周辺、およびコアキャップの外側周辺にある。動作708において、振動板に結合されたボイスコイルは、ボイスコイルギャップに配置され得る。ボイスコイルは、磁化された第1の磁気材料および第2の磁気材料の磁束が、ボイスコイルを通って流れる電流と相互に作用し合い、ボイスコイルおよび取り付けられた振動板の軸方向の往復運動を可能にするように配置され得る。ボイスコイルは、サブウーハボイスコイルであり得るか、または別のタイプのボイスコイルであり得る。
動作714では、磁気材料が磁化されているかどうかが判断される。磁気材料が磁化されており、それらの極性が同じ方向に整列されている場合、方法700は、動作712へと続き得る。磁気材料が最初に磁化されていない場合、方法700は、動作710へと続き得る。動作710において、第1の磁気材料および第2の磁気材料は、マグネットの極性が、同じ方向に整列するように磁化され得る。第1の磁気材料および第2の磁気材料は、動作704においてコアに結合され、マグネット筐体およびコアキャップは、動作706において第1の磁気材料および第2の磁気材料に結合された。したがって、第1の磁気材料および第2の磁気材料の磁化は、マグネット構造物の組み立ての後に実行され得る。動作710における第1の磁気材料および第2の磁気材料の磁化は、同時に実行され得る。この方法で第1のマグネットおよび第2のマグネットを磁化することにより、両マグネットが、ギャップにおいてそれらの磁束を組み合わせ、ギャップにおけるより正確なボイスコイルの動きに対して準備することが可能となる。さらに、組み立て後の磁化は、コアキャップ、コア、およびマグネット筐体が第1の磁気材料および第2の磁気材料の方へ磁気吸引により引かれるにもかかわらずコンポーネントを整列させるという困難さを回避する。拡声器は、動作712おいて、磁化された磁気材料、ボイスコイル、および振動板を備えたマグネット構造物を拡声器のサスペンション、配線、および他のコンポーネントと共に、拡声器シャーシに取り付けることによって組み立てられ得る。
拡声器のマグネット構造物を製造する方法の一例において、ステップは、第1のコア表面および第2のコア表面を有するコア、マグネット筐体、およびコアキャップのうちの少なくとも1つを提供することを含むことができる。第1の磁気材料は、第1のコア表面に結合されることができ、第2の磁気材料は、第2のコア表面に結合されることができる。コアの高さは、第1の磁気材料および第2の磁気材料の組み合わされた高さよりも大きくあることができる。マグネット筐体は、第1の磁気材料に結合されることができる。コアキャップは、第2の磁気材料に結合されることができ、それによって、コアキャップおよびマグネット筐体は、ボイスコイルギャップを形成することができ、このボイスコイルギャップの中にボイスコイルが配置可能である。第1の磁気材料および第2の磁気材料は、第1の磁気材料の極性が第2の磁気材料の極性と同じ方向に整列されるように磁化され得る。別の例では、方法のステップは、コアキャップを有するマグネットアセンブリ、第1の方向に極性を有する磁気材料、およびコアキャップに対して配置されてボイスコイルギャップを形成するマグネット筐体のうちの少なくとも1つを提供することを含むことができる。第1のバッキングコア表面および第2のバッキングコア表面を有するバッキングコアが提供されることができる。第1のバッキング磁気材料は、第1のバッキングコア表面に結合されることができ、第2のバッキング磁気材料は、第2のバッキングコア表面に結合されることができる。第1のバッキング磁気材料および第2のバッキング磁気材料は、第1のバッキング磁気材料の極性が、第2のバッキング磁気材料の極性と同じ方向に整列されるように磁化されることができる。第1のバッキング磁気材料および第2のバッキング磁気材料の極性は、マグネットアセンブリの磁気材料の極性と反対であることができる。第1のバッキング磁気材料は、コアキャップに結合されることができる。
図8A、図8B,図8C,および図8Dは、各々相対的に同じ大きさであるマグネット構造物および別の対照マグネット構造物に関して、コアの中心に対するボイスコイルギャップ内でのボイスコイルの位置(プラスのまたはマイナスのミリメートル;x−軸(806))に対する磁束密度(B−テスラ;右側のy−軸(802))およびボイスコイルモータ力定数(BL−テスラメートル;左側のy−軸(804))の差を比較するグラフを示す。コアの中心は、入力信号のないボイスコイルの休止位置であり得る。プラスの距離は、入力信号に応答して、休止位置から遠ざかり、そしてマグネット筐体ベースから遠ざかるボイスコイルを示し、マイナスの距離は、入力信号に応答して、休止位置からマグネット筐体ベースの方に動くボイスコイルを示す。
例えば、図8Aでは、グラフ810は、複数のマグネットを備えた図1のマグネット構造物100と磁気伝導性の台座によってサポートされた単一の厚いマグネットを有する対照マグネット構造物との間の性能の差を示す。マグネット構造物100は、移動の最少距離と最大距離との間(約マイナス10mm〜約プラス10mm)において、より直線状のまたは一定のBL曲線812(約14.67テスラメートル)を提供することができる。これとは対照的に、対照マグネット構造物は、移動の最少距離と最大距離との間(約マイナス10mm〜約プラス10mm)において、変動するBL曲線814(約12.9テスラメートル〜約14.8テスラメートル)を提供する。マグネット構造物100の磁束密度816(約0.69テスラ)は、対照マグネット構造物の磁束密度818(約0.71テスラ)と実質的に同じあることができる。マグネット構造物100は、ボイスコイルギャップ内で改良されたBL直線性を有することができ、特に、曲線812および曲線814の性能の差によって示されるように、ボイスコイルが休止位置からマイナス方向に動いているとき、改良されたBL直線性を有することができる。
例えば、図8Bでは、グラフ820は、複数のマグネットおよび複数のマグネットバッキングマグネットアセンブリを備えた図3のマグネット構造物300と、磁気伝導性の台座によってサポートされた単一の厚いマグネットおよび単一のマグネットバッキングアセンブリを有する対照マグネット構造物との間の性能の差を示す。マグネット構造物300は、移動の最少距離と最大距離との間(約マイナス11mm〜約プラス11mm)において、より直線状のまたは一定のBL曲線822(約20.2テスラメートル〜約18.1テスラメートル、最大は20.8テスラメートル)を提供することができる。これと比較すると、対照マグネット構造物は、移動の最少距離と最大距離との間(約マイナス11mm〜約プラス11mm)において、変動するBL曲線824(約19.0テスラメートル〜約15.2テスラメートル、最大は20.5テスラメートル)を提供する。マグネット構造物300の磁束密度826(約1.0テスラ)は、対照マグネット構造物の磁束密度828(約1.05テスラ)と実質的に同じであることができる。マグネット構造物300は、ボイスコイルギャップ内で改良されたBL直線性を有することができ、特に、曲線822および曲線824の性能の差によって示されるように、ボイスコイルが休止位置からプラス方向に動いているとき、改良されたBL直線性を有することができる。
例えば、図8Cでは、グラフ830は、複数のマグネットおよび単一のマグネットバッキングマグネットアセンブリを備えた図5のマグネット構造物500と、磁気伝導性の台座によってサポートされた単一の厚いマグネットおよび単一のマグネットバッキングマグネットアセンブリを有する対照マグネット構造物との間の性能の差を示す。マグネット構造物500は、移動の最少距離と最大距離との間(約マイナス11mm〜約マイナス5.5mm)において、改良されたBL曲線832(約20.1テスラメートル〜約20.3テスラメートル、最大は20.9テスラメートル)を提供することができる。これと比較すると、対照マグネット構造物は、移動の最少距離と最大距離との間(約マイナス11mm〜約マイナス5.5mm)において、変動するBL曲線834(約19.0テスラメートル〜約20.3テスラメートル、最大は20.5テスラメートル)を提供する。マグネット構造物500の磁束密度836(約1.0テスラ)は、対照マグネット構造物の磁束密度838(約1.05テスラ)と実質的に同じであることができる。
例えば、図8Dでは、グラフ840は、磁気伝導性の台座によってサポートされた単一のマグネットおよび複数のマグネットバッキングマグネットアセンブリを備えた図6のマグネット構造物600と、磁気電導性の台座によってサポートされた単一の厚いマグネットおよび単一のマグネットバッキングマグネットアセンブリを有する対照マグネット構造物との間の性能の差を示す。マグネット構造物600は、移動の最少距離と最大距離との間(約マイナス10mm〜約プラス10mm)において、より直線状のまたは一定のBL曲線842(約19.5テスラメートル〜約19.8テスラメートル、最大は20.3テスラメートル)を提供する。これと比較すると、対照マグネット構造物は、移動の最少距離と最大距離との間(約マイナス10mm〜約プラス10mm)において、変動するBL曲線844(約19.7テスラメートル〜約15.7テスラメートル、最大は20.5テスラメートル)を提供する。マグネット構造物600の磁束密度846(約1.05テスラ)は、対照マグネット構造物の磁束密度848(約1.05テスラ)と実質的に同一であることができる。マグネット構造物600は、ボイスコイルギャップ内で改良されたBL直線性を有することができ、特に、曲線842および曲線844の性能の差によって示されるように、ボイスコイルが休止位置からのプラス方向に動いているとき、改良されたBL直線性を有することができる。
本明細書に説明されたマグネットは、ネオジム、フェライト、または、外部磁界を含むように磁化されることのできる任意の他の金属もしくは非金属材料を含む任意の永久磁石材料で構成され得る。マグネットは、拡声器に設置される前に磁化されるか、または、製造プロセスの一部分として拡声器に設置された後に磁化され得る。マグネットは、ディスクマグネット、円形もしくは環状リングマグネットであるか、または他の形状であり得る。マグネット構造物のコンポーネントは、接着剤、結合剤、機械的な締め具、または任意の他の締め付けメカニズムを使用して結合され得る。コア、マグネット筐体、コアキャップ、および/またはトップキャップは、スチール、合金、および/または任意の他の磁気伝導性材料を含む低い磁気抵抗の磁気材料で構成され得る。マグネット、コア、およびトップキャップの相対的な大きさは、特定の用途の特定の要件に従って決定されることができる。
本発明の様々な実施形態が説明されたが、本発明の範囲内において、多くの更なる実施形態および実装が可能であることは、当業者にとって明らかである。例えば、ツイータ、中距離、および/またはサブウーハドライバに対するドーム、振動板、コーンおよび/またはボイスコイルの他の構成、配列、および組み合わせが、説明されたマグネット構成と共に使用され得る。したがって、本発明は、添付の請求項およびそれらの均等物に照らして考えられる場合を除いて、制限されるべきではない。
100 マグネット構造物
101 ボイスコイル
102 コア
104 第1のマグネット
106 第2のマグネット
108 マグネット筐体
110 コアキャップ
112 ベース
114 延長部
115 中心軸
116 ボイスコイルギャップ
118 第1の部分
120 第2の部分

Claims (19)

  1. 拡声器のマグネット構造物であって、
    第1の端に第1のコア表面を備え、第2の端に第2のコア表面を備えているコアと、
    該第1のコア表面に結合された第1のマグネットと、
    該第2のコア表面に結合された第2のマグネットであって、該第1のマグネットの極性が、該第2のマグネットの極性と同じ方向に整列されるように該第1のマグネットおよび該第2のマグネットは配置され、該コアは、該第1のマグネットおよび該第2のマグネットの組み合わされた高さよりも大きな、該第1の端から該第2の端までの高さを有し、該コアは、該第1の端と該第2の端との間の空のノッチにより画定される低減された直径の中心部分を含む外側周辺を有する、第2のマグネットと、
    該第1のマグネットに結合されたマグネット筐体と、
    該第2のマグネットに結合されたコアキャップであって、該マグネット筐体および該コアキャップは、該コアキャップの半径方向外側にボイスコイルギャップを形成するように構成され、該ボイスコイルギャップの中にボイスコイルは配置可能である、コアキャップと
    を備えている、マグネット構造物。
  2. 前記マグネット筐体は、ベースと、該ベースから延びる延長部とを備え、該ベースは、前記第1のマグネットに結合され、該延長部は、前記コアキャップの半径方向外側に間隔が置かれて、該延長部と該コアキャップとの間で前記ボイスコイルギャップを形成する、請求項1に記載のマグネット構造物。
  3. 前記コア、前記第1のマグネット、前記第2のマグネット、および前記コアキャップは、前記マグネット構造物の中心軸の周りに軸方向のアセンブリを形成し、該軸方向のアセンブリは、前記マグネット筐体内に嵌るような大きさとされる、請求項1に記載のマグネット構造物。
  4. 前記ボイスコイルギャップは、単一のボイスコイルギャップに過ぎず、前記コアキャップおよび前記マグネット筐体は、前記第1のマグネットおよび前記第2のマグネットの磁束を実質的に該単一のボイスコイルギャップ内に集中させるように構成される、請求項1に記載のマグネット構造物。
  5. 前記単一のボイスコイルギャップは、前記マグネット筐体の一端に形成される、請求項4に記載のマグネット構造物。
  6. 前記単一のボイスコイルギャップに対する近さでは、前記第1のマグネットより近い前記第2のマグネットは、該第1のマグネットよりも大きな磁気パワーを有する、請求項5に記載のマグネット構造物。
  7. 前記第1のマグネットおよび第2のマグネットの組み合わされた高さは、前記コアの高さの約50%である、請求項1に記載のマグネット構造物。
  8. 前記コアの前記外側周辺の端部分は、該コアの該外側周辺の前記中心部分より前記マグネット筐体により近い、請求項1に記載のマグネット構造物。
  9. バッキングマグネットアセンブリをさらに備え、該バッキングマグネットアセンブリは、該マグネット構造物の磁束を封じ込めるように配置された少なくとも1つのマグネットを有し、該少なくとも1つのマグネットは、前記コアキャップに結合され、該少なくとも1つのマグネットの極性が、前記第1のマグネットおよび前記第2のマグネットの各々の極性とは反対方向に整列されるように配置される、請求項1に記載のマグネット構造物。
  10. 前記バッキングマグネットアセンブリは、
    第1のバッキングコア表面および第2のバッキングコア表面を有するバッキングコアと、
    前記コアキャップに結合された第1のバッキングマグネットであって、第2の表面が、該第1のバッキングコア表面に結合された、第1のバッキングマグネットと、
    該第2のバッキングコア表面に結合された第2のバッキングマグネットと
    をさらに備え、
    該第1のバッキングマグネットおよび該第2のバッキングマグネットは、該第1のバッキングマグネットの極性が、該第2のバッキングマグネットの極性と同じ方向に整列され、該第1のバッキングマグネットおよび該第2のバッキングマグネットの極性が、前記マグネット構造物の前記第1のマグネットおよび前記第2のマグネットの極性とは反対であるように配置される、請求項9に記載のマグネット構造物。
  11. 前記バッキングマグネットアセンブリは、前記第2のバッキングマグネットに結合されたトップキャップをさらに備えている、請求項10に記載のマグネット構造物。
  12. 拡声器のマグネット構造物であって、
    少なくとも1つのマグネットと、
    該少なくとも1つのマグネットに結合されたマグネット筐体と、
    該少なくとも1つのマグネットに結合されたコアキャップであって、該マグネット筐体および該コアキャップは、ボイスコイルギャップを形成して、該ボイスコイルギャップの中にボイスコイルが配置可能であるように構成される、コアキャップと、
    該マグネット構造物の磁束を封じ込めるように配置されたバッキングマグネットアセンブリであって、該バッキングマグネットアセンブリは、第1のバッキングコア表面および第2のバッキングコア表面を有するバッキングコアと、該コアキャップに結合された第1のバッキングマグネットであって、第2の表面が、該第1のバッキングコア表面に結合された、第1のバッキングマグネットと、該第2のバッキングコア表面に結合された第2のバッキングマグネットとを含み、該第1のバッキングマグネットおよび該第2のバッキングマグネットは、該第1のバッキングマグネットの極性が、該第2のバッキングマグネットの極性と同じ方向に整列され、該第1のバッキングマグネットおよび該第2のバッキングマグネットの極性が、前記マグネット構造物の該少なくとも1つのマグネットの極性とは反対であるように配置される、バッキングマグネットアセンブリと
    を備えている、マグネット構造物。
  13. 前記バッキングマグネットアセンブリは、前記第2のマグネットに結合されたトップキャップをさらに備えている、請求項12に記載のマグネット構造物。
  14. 前記バッキングコアは外側周辺を有し、該外側周辺は、環状のノッチを有する、請求項12に記載のマグネット構造物。
  15. 前記バッキングマグネットアセンブリは、前記マグネット筐体の外部に配置される、請求項12に記載のマグネット構造物。
  16. 前記バッキングコアは、前記第1のバッキングマグネットおよび前記第2のバッキングマグネットの組み合わされた高さよりも大きな高さを有する、請求項12に記載のマグネット構造物。
  17. 前記第1のバッキングマグネットおよび第2のバッキングマグネットの組み合わされた高さは、前記バッキングコアの高さの約50%である、請求項16に記載のマグネット構造物。
  18. 拡声器のマグネット構造物を製造する方法であって、該方法は、
    コアキャップと、第1の方向に極性を有する磁気材料と、ボイスコイルギャップを形成するように該コアキャップに対して配置されたマグネット筐体とを有するマグネットアセンブリを提供することと、
    第1のバッキングコア表面と第2のバッキングコア表面とを備えているバッキングコアを提供することと、
    第1のバッキング磁気材料を該第1のバッキングコア表面に、第2のバッキング磁気材料を該第2のバッキングコア表面に結合することと、
    該第1のバッキング磁気材料の極性が、該第2のバッキング磁気材料の極性と同じ方向に整列されるように、該第1のバッキング磁気材料および該第2のバッキング磁気材料を磁化することであって、該第1のバッキング磁気材料および該第2のバッキング磁気材料の極性は、該マグネットアセンブリの該磁気材料の極性と反対である、ことと、
    該第1のバッキング磁気材料を該コアキャップに結合することと
    を包含する、方法。
  19. 前記バッキングコアは、前記第1のバッキング磁気材料および前記第2のバッキング磁気材料の組み合わされた高さよりも大きい高さを有する、請求項18に記載の方法。
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