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特許文献1に記載された遊技機では、特定遊技状態となる可能性が低い予告演出が実行された場合には、遊技者が落胆してしまい、遊技の興趣が低下してしまうおそれがあった。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機は、
(1)遊技領域に設けられた始動領域(例えば普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口や普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口など)を遊技媒体(例えば遊技球など)が通過したことに基づいて、各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出する可変表示手段(例えば第1、第2特別図柄表示装置4A、4Bや画像表示装置5など)に識別情報の表示結果として予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄となる確定特別図柄や大当り組合せとなる確定飾り図柄など)が導出されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ開始されていない識別情報の可変表示について、前記特定遊技状態に制御するか否かを決定するための情報を所定の上限記憶数(例えば第1、第2特図保留記憶数がそれぞれ「4」以下など)の範囲内で保留情報として記憶可能な保留記憶手段(例えば第1、第2特図保留記憶部151A、151Bなど)と、識別情報の可変表示を開始するときに前記保留記憶手段から読み出した保留情報に基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かを決定する開始時決定手段(例えばステップS240の処理を実行するCPU103など)と、前記開始時決定手段の決定結果に基づいて、識別情報の可変表示を実行する可変表示実行手段(例えばステップS240の処理を実行した後、ステップS112、S113の処理を実行するCPU103など)と、前記始動領域を遊技媒体が通過したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御されるか否かを前記開始時決定手段による決定前に判定する開始前判定手段(例えばステップS212の入賞時乱数値判定処理を実行するCPU103など)と、前記開始前判定手段による判定に基づいて、前記保留記憶手段に記憶されている保留情報に基づく識別情報の可変表示が実行される前の複数回の識別情報の可変表示に渡って、連続した予告演出を実行する予告演出実行手段(例えばステップS710の処理に基づきステップS603の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記可変表示実行手段により実行される識別情報の可変表示の各タイミングにおいて所定演出を実行する所定演出実行手段(例えばステップS807〜S809の処理に基づきステップS172の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記所定演出実行手段により前記各タイミングにおいて複数種類のうちいずれの前記所定演出を実行するかを決定する所定演出決定手段(例えばステップS807〜S809の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、を備え、前記所定演出決定手段は、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出が対応付けられている所定演出パターンを選択することによって前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出を決定する場合(例えばステップS807の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出をそれぞれ独立して決定する場合(例えばステップS808の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、があり、前記予告演出実行手段は、前記複数回の識別情報の可変表示において、第1予告演出を実行するパターン(例えば先読み予告パターンSYP1−1やSYP1−2など)と、当該第1予告演出よりも前記特定遊技状態に制御される割合が高い第2予告演出を実行するパターン(例えば先読み予告パターンSYP2−1など)と、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターン(例えば先読み予告パターンSYP3−1など)と、のいずれかのパターンで前記予告演出を実行可能であるとともに、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示中の複数のタイミング(例えば、変動開始時または変動終了時など)において前記第2予告演出を開始可能であって、前記第2予告演出を開始するタイミングに応じて有利度合いが異なるように、前記予告演出を実行する(例えばステップS752の処理において変動カテゴリに応じて変化タイミングを決定する演出制御用CPU120など)ことを特徴とする。
このような構成によれば、第1予告演出が開始された場合でも、第2予告演出に移行することへの期待感を抱かせることができるとともに、第2予告演出の開始タイミングに注目させることができ、遊技の興趣が向上する。
(1)遊技領域に設けられた始動領域(例えば普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口や普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口など)を遊技媒体(例えば遊技球など)が通過したことに基づいて、各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出する可変表示手段(例えば第1、第2特別図柄表示装置4A、4Bや画像表示装置5など)に識別情報の表示結果として予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄となる確定特別図柄や大当り組合せとなる確定飾り図柄など)が導出されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ開始されていない識別情報の可変表示について、前記特定遊技状態に制御するか否かを決定するための情報を所定の上限記憶数(例えば第1、第2特図保留記憶数がそれぞれ「4」以下など)の範囲内で保留情報として記憶可能な保留記憶手段(例えば第1、第2特図保留記憶部151A、151Bなど)と、識別情報の可変表示を開始するときに前記保留記憶手段から読み出した保留情報に基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かを決定する開始時決定手段(例えばステップS240の処理を実行するCPU103など)と、前記開始時決定手段の決定結果に基づいて、識別情報の可変表示を実行する可変表示実行手段(例えばステップS240の処理を実行した後、ステップS112、S113の処理を実行するCPU103など)と、前記始動領域を遊技媒体が通過したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御されるか否かを前記開始時決定手段による決定前に判定する開始前判定手段(例えばステップS212の入賞時乱数値判定処理を実行するCPU103など)と、前記開始前判定手段による判定に基づいて、前記保留記憶手段に記憶されている保留情報に基づく識別情報の可変表示が実行される前の複数回の識別情報の可変表示に渡って、連続した予告演出を実行する予告演出実行手段(例えばステップS710の処理に基づきステップS603の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記可変表示実行手段により実行される識別情報の可変表示の各タイミングにおいて所定演出を実行する所定演出実行手段(例えばステップS807〜S809の処理に基づきステップS172の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記所定演出実行手段により前記各タイミングにおいて複数種類のうちいずれの前記所定演出を実行するかを決定する所定演出決定手段(例えばステップS807〜S809の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、を備え、前記所定演出決定手段は、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出が対応付けられている所定演出パターンを選択することによって前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出を決定する場合(例えばステップS807の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出をそれぞれ独立して決定する場合(例えばステップS808の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、があり、前記予告演出実行手段は、前記複数回の識別情報の可変表示において、第1予告演出を実行するパターン(例えば先読み予告パターンSYP1−1やSYP1−2など)と、当該第1予告演出よりも前記特定遊技状態に制御される割合が高い第2予告演出を実行するパターン(例えば先読み予告パターンSYP2−1など)と、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターン(例えば先読み予告パターンSYP3−1など)と、のいずれかのパターンで前記予告演出を実行可能であるとともに、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示中の複数のタイミング(例えば、変動開始時または変動終了時など)において前記第2予告演出を開始可能であって、前記第2予告演出を開始するタイミングに応じて有利度合いが異なるように、前記予告演出を実行する(例えばステップS752の処理において変動カテゴリに応じて変化タイミングを決定する演出制御用CPU120など)ことを特徴とする。
このような構成によれば、第1予告演出が開始された場合でも、第2予告演出に移行することへの期待感を抱かせることができるとともに、第2予告演出の開始タイミングに注目させることができ、遊技の興趣が向上する。
また、上記目的を達成するため、本発明の他の遊技機は、
(2)各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出する可変表示手段(例えば第1、第2特別図柄表示装置4A、4Bや画像表示装置5など)に識別情報の表示結果として予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄となる確定特別図柄や大当り組合せとなる確定飾り図柄など)が導出されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、識別情報の可変表示を開始するときに前記特定遊技状態に制御するか否かを決定する開始時決定手段(例えばステップS240の処理を実行するCPU103など)と、前記開始時決定手段の決定結果に基づいて、前記可変表示手段における識別情報の可変表示パターンを決定する可変表示パターン決定手段(例えばステップS111の処理を実行するCPU103など)と、前記可変表示パターン決定手段の決定結果に基づいて、識別情報の可変表示を実行する可変表示実行手段(例えばステップS111の処理を実行した後、ステップS112、S113の処理を実行するCPU103など)と、を備え、前記可変表示パターンは、前記可変表示手段において識別情報の可変表示が開始されてから表示結果を導出表示する以前に仮停止表示させてから識別情報の可変表示を再開する再可変表示を所定回実行することに対応した再可変表示パターン(例えば、図40に示す変動パターンPA3−1、PA4−1〜PA4−4、PB3−1〜PB3−4)を含み、前記開始時決定手段の決定結果に基づいて、前記再可変表示パターンに基づく複数回の識別情報の可変表示に渡って、連続した予告演出を実行する予告演出実行手段(例えばステップS612の処理に基づきステップS172の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記可変表示実行手段により実行される識別情報の可変表示の各タイミングにおいて所定演出を実行する所定演出実行手段(例えばステップS807〜S809の処理に基づきステップS172の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記所定演出実行手段により前記各タイミングにおいて複数種類のうちいずれの前記所定演出を実行するかを決定する所定演出決定手段(例えばステップS807〜S809の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、を備え、前記所定演出決定手段は、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出が対応付けられている所定演出パターンを選択することによって前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出を決定する場合(例えばステップS807の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出をそれぞれ独立して決定する場合(例えばステップS808の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、があり、前記予告演出実行手段は、前記複数回の識別情報の可変表示において、第1予告演出を実行するパターン(例えば擬似連予告パターンYP1−1やYP1−2など)と、当該第1予告演出よりも前記特定遊技状態に制御される割合が高い第2予告演出を実行するパターン(例えば擬似連予告パターンYP2−1など)と、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターン(例えば擬似連予告パターンYP3−1など)と、のいずれかのパターンで前記予告演出を実行可能であるとともに、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示中の複数のタイミングにおいて前記第2予告演出を開始可能であって、前記第2予告演出を開始するタイミングに応じて有利度合いが異なるように、前記予告演出を実行する(例えばステップS614の処理において可変表示結果に応じて変化タイミングを決定する演出制御用CPU120など)ことを特徴とする。
このような構成によれば、第1予告演出が開始された場合でも、第2予告演出に移行することへの期待感を抱かせることができるとともに、第2予告演出の開始タイミングに注目させることができ、遊技の興趣が向上する。
(2)各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出する可変表示手段(例えば第1、第2特別図柄表示装置4A、4Bや画像表示装置5など)に識別情報の表示結果として予め定められた特定表示結果(例えば大当り図柄となる確定特別図柄や大当り組合せとなる確定飾り図柄など)が導出されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、識別情報の可変表示を開始するときに前記特定遊技状態に制御するか否かを決定する開始時決定手段(例えばステップS240の処理を実行するCPU103など)と、前記開始時決定手段の決定結果に基づいて、前記可変表示手段における識別情報の可変表示パターンを決定する可変表示パターン決定手段(例えばステップS111の処理を実行するCPU103など)と、前記可変表示パターン決定手段の決定結果に基づいて、識別情報の可変表示を実行する可変表示実行手段(例えばステップS111の処理を実行した後、ステップS112、S113の処理を実行するCPU103など)と、を備え、前記可変表示パターンは、前記可変表示手段において識別情報の可変表示が開始されてから表示結果を導出表示する以前に仮停止表示させてから識別情報の可変表示を再開する再可変表示を所定回実行することに対応した再可変表示パターン(例えば、図40に示す変動パターンPA3−1、PA4−1〜PA4−4、PB3−1〜PB3−4)を含み、前記開始時決定手段の決定結果に基づいて、前記再可変表示パターンに基づく複数回の識別情報の可変表示に渡って、連続した予告演出を実行する予告演出実行手段(例えばステップS612の処理に基づきステップS172の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記可変表示実行手段により実行される識別情報の可変表示の各タイミングにおいて所定演出を実行する所定演出実行手段(例えばステップS807〜S809の処理に基づきステップS172の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記所定演出実行手段により前記各タイミングにおいて複数種類のうちいずれの前記所定演出を実行するかを決定する所定演出決定手段(例えばステップS807〜S809の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、を備え、前記所定演出決定手段は、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出が対応付けられている所定演出パターンを選択することによって前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出を決定する場合(例えばステップS807の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出をそれぞれ独立して決定する場合(例えばステップS808の処理を実行する演出制御用CPU120など)と、があり、前記予告演出実行手段は、前記複数回の識別情報の可変表示において、第1予告演出を実行するパターン(例えば擬似連予告パターンYP1−1やYP1−2など)と、当該第1予告演出よりも前記特定遊技状態に制御される割合が高い第2予告演出を実行するパターン(例えば擬似連予告パターンYP2−1など)と、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターン(例えば擬似連予告パターンYP3−1など)と、のいずれかのパターンで前記予告演出を実行可能であるとともに、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示中の複数のタイミングにおいて前記第2予告演出を開始可能であって、前記第2予告演出を開始するタイミングに応じて有利度合いが異なるように、前記予告演出を実行する(例えばステップS614の処理において可変表示結果に応じて変化タイミングを決定する演出制御用CPU120など)ことを特徴とする。
このような構成によれば、第1予告演出が開始された場合でも、第2予告演出に移行することへの期待感を抱かせることができるとともに、第2予告演出の開始タイミングに注目させることができ、遊技の興趣が向上する。
(3)上記(1)の遊技機において、
前記予告演出実行手段は、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミング(例えば変動開始時など)と、当該1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を終了するタイミング(例えば変動終了時など)と、を含む複数のタイミングにおいて前記第2予告演出を開始可能であるようにしてもよい。
このような構成によれば、明確なタイミングで第2予告演出を開始でき、開始タイミングを遊技者に分かりやすくすることができる。
前記予告演出実行手段は、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミング(例えば変動開始時など)と、当該1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を終了するタイミング(例えば変動終了時など)と、を含む複数のタイミングにおいて前記第2予告演出を開始可能であるようにしてもよい。
このような構成によれば、明確なタイミングで第2予告演出を開始でき、開始タイミングを遊技者に分かりやすくすることができる。
(4)上記(3)の遊技機において、
前記予告演出実行手段は、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミングよりも、当該1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を終了するタイミングにおいて高い割合で前記第2予告演出を開始する(例えばステップS752の処理において変動カテゴリによらず、変化タイミングとして変動終了時に高い割合で決定する演出制御用CPU120など)ようにしてもよい。
このような構成によれば、識別情報の可変表示が終了するまで第2予告演出が開始されることへの期待感を維持することができる。
前記予告演出実行手段は、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミングよりも、当該1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を終了するタイミングにおいて高い割合で前記第2予告演出を開始する(例えばステップS752の処理において変動カテゴリによらず、変化タイミングとして変動終了時に高い割合で決定する演出制御用CPU120など)ようにしてもよい。
このような構成によれば、識別情報の可変表示が終了するまで第2予告演出が開始されることへの期待感を維持することができる。
(5)上記(3)または(4)の遊技機において、
前記予告演出実行手段は、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミングにおいて前記第2予告演出を開始した場合よりも、当該1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を終了するタイミングにおいて前記第2予告演出を開始した場合に、前記予告演出が終了した後の前記特定遊技状態に制御される割合が高くなるように、前記予告演出を実行する(例えばステップS752の処理において変動カテゴリが「大当り」である場合、変化タイミングとして変動終了時に高い割合で決定する演出制御用CPU120など)ようにしてもよい。
このような構成によれば、識別情報の可変表示が終了するまで第2予告演出が開始されて特定遊技状態に制御されることへの期待感を維持することができる。
前記予告演出実行手段は、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミングにおいて前記第2予告演出を開始した場合よりも、当該1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を終了するタイミングにおいて前記第2予告演出を開始した場合に、前記予告演出が終了した後の前記特定遊技状態に制御される割合が高くなるように、前記予告演出を実行する(例えばステップS752の処理において変動カテゴリが「大当り」である場合、変化タイミングとして変動終了時に高い割合で決定する演出制御用CPU120など)ようにしてもよい。
このような構成によれば、識別情報の可変表示が終了するまで第2予告演出が開始されて特定遊技状態に制御されることへの期待感を維持することができる。
(6)上記(1)、(3)から(5)のいずれかの遊技機において、
前記保留記憶手段に記憶される保留情報が増加したことを示す保留増加情報(例えば第1保留記憶数通知コマンド、第2保留記憶数通知コマンドなど)と、前記開始前判定手段による判定結果を示す判定結果情報(例えば図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンドなど)と、を前記予告演出実行手段に通知する情報通知手段(例えばステップS213、S405、S407、S410、S413の処理に基づきステップS17のコマンド制御処理を実行するCPU103など)をさらに備え、前記予告演出実行手段は、前記情報通知手段から、前記保留増加情報と、前記判定結果情報と、を正常に受信できなかった場合には、前記予告演出の実行を制限する(例えばステップS707の処理によるNoの判定に基づきステップS731、S733の処理を実行する)ようにしてもよい。
このような構成によれば、開始前判定手段による判定に基づかずに、予告演出が実行されてしまうことを防止できる。
前記保留記憶手段に記憶される保留情報が増加したことを示す保留増加情報(例えば第1保留記憶数通知コマンド、第2保留記憶数通知コマンドなど)と、前記開始前判定手段による判定結果を示す判定結果情報(例えば図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンドなど)と、を前記予告演出実行手段に通知する情報通知手段(例えばステップS213、S405、S407、S410、S413の処理に基づきステップS17のコマンド制御処理を実行するCPU103など)をさらに備え、前記予告演出実行手段は、前記情報通知手段から、前記保留増加情報と、前記判定結果情報と、を正常に受信できなかった場合には、前記予告演出の実行を制限する(例えばステップS707の処理によるNoの判定に基づきステップS731、S733の処理を実行する)ようにしてもよい。
このような構成によれば、開始前判定手段による判定に基づかずに、予告演出が実行されてしまうことを防止できる。
(7)上記(2)の遊技機において、
前記予告演出実行手段は、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミング(例えば変動開始時など)と、当該1の識別情報の可変表示における仮停止表示させるタイミング(例えば終了開始時など)と、を含む複数のタイミングにおいて前記第2予告演出を開始可能であるようにしてもよい。
このような構成によれば、明確なタイミングで第2予告演出を開始でき、開始タイミングを遊技者に分かりやすくすることができる。
前記予告演出実行手段は、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミング(例えば変動開始時など)と、当該1の識別情報の可変表示における仮停止表示させるタイミング(例えば終了開始時など)と、を含む複数のタイミングにおいて前記第2予告演出を開始可能であるようにしてもよい。
このような構成によれば、明確なタイミングで第2予告演出を開始でき、開始タイミングを遊技者に分かりやすくすることができる。
(8)上記(7)の遊技機において、
前記予告演出実行手段は、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミングよりも、当該1の識別情報の可変表示における仮停止表示させるタイミングにおいて高い割合で前記第2予告演出を開始する(例えばステップS614の処理において可変表示結果によらず、変化タイミングとして変動終了時に高い割合で決定する演出制御用CPU120など)ようにしてもよい。
このような構成によれば、識別情報の可変表示が終了するまで第2予告演出が開始されることへの期待感を維持することができる。
前記予告演出実行手段は、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミングよりも、当該1の識別情報の可変表示における仮停止表示させるタイミングにおいて高い割合で前記第2予告演出を開始する(例えばステップS614の処理において可変表示結果によらず、変化タイミングとして変動終了時に高い割合で決定する演出制御用CPU120など)ようにしてもよい。
このような構成によれば、識別情報の可変表示が終了するまで第2予告演出が開始されることへの期待感を維持することができる。
(9)上記(7)または(8)の遊技機において、
前記予告演出実行手段は、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミングにおいて前記第2予告演出を開始した場合よりも、当該1の識別情報の可変表示における仮停止表示させるタイミングにおいて前記第2予告演出を開始した場合に、前記予告演出が終了した後の前記特定遊技状態に制御される割合が高くなるように、前記予告演出を実行する(例えばステップS614の処理において可変表示結果が「大当り」である場合、変化タイミングとして変動終了時に高い割合で決定する演出制御用CPU120など)ようにしてもよい。
このような構成によれば、識別情報の可変表示が終了するまで第2予告演出が開始されて特定遊技状態に制御されることへの期待感を維持することができる。
前記予告演出実行手段は、1の識別情報の可変表示における識別情報の可変表示を開始するタイミングにおいて前記第2予告演出を開始した場合よりも、当該1の識別情報の可変表示における仮停止表示させるタイミングにおいて前記第2予告演出を開始した場合に、前記予告演出が終了した後の前記特定遊技状態に制御される割合が高くなるように、前記予告演出を実行する(例えばステップS614の処理において可変表示結果が「大当り」である場合、変化タイミングとして変動終了時に高い割合で決定する演出制御用CPU120など)ようにしてもよい。
このような構成によれば、識別情報の可変表示が終了するまで第2予告演出が開始されて特定遊技状態に制御されることへの期待感を維持することができる。
Claims (2)
- 遊技領域に設けられた始動領域を遊技媒体が通過したことに基づいて、各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出する可変表示手段に識別情報の表示結果として予め定められた特定表示結果が導出されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
前記始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ開始されていない識別情報の可変表示について、前記特定遊技状態に制御するか否かを決定するための情報を所定の上限記憶数の範囲内で保留情報として記憶可能な保留記憶手段と、
識別情報の可変表示を開始するときに前記保留記憶手段から読み出した保留情報に基づいて、前記特定遊技状態に制御するか否かを決定する開始時決定手段と、
前記開始時決定手段の決定結果に基づいて、識別情報の可変表示を実行する可変表示実行手段と、
前記始動領域を遊技媒体が通過したことに基づいて、前記特定遊技状態に制御されるか否かを前記開始時決定手段による決定前に判定する開始前判定手段と、
前記開始前判定手段による判定に基づいて、前記保留記憶手段に記憶されている保留情報に基づく識別情報の可変表示が実行される前の複数回の識別情報の可変表示に渡って、連続した予告演出を実行する予告演出実行手段と、
前記可変表示実行手段により実行される識別情報の可変表示の各タイミングにおいて所定演出を実行する所定演出実行手段と、
前記所定演出実行手段により前記各タイミングにおいて複数種類のうちいずれの前記所定演出を実行するかを決定する所定演出決定手段と、を備え、
前記所定演出決定手段は、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出が対応付けられている所定演出パターンを選択することによって前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出を決定する場合と、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出をそれぞれ独立して決定する場合と、があり、
前記予告演出実行手段は、
前記複数回の識別情報の可変表示において、第1予告演出を実行するパターンと、当該第1予告演出よりも前記特定遊技状態に制御される割合が高い第2予告演出を実行するパターンと、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンと、のいずれかのパターンで前記予告演出を実行可能であるとともに、
前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示中の複数のタイミングにおいて前記第2予告演出を開始可能であって、前記第2予告演出を開始するタイミングに応じて有利度合いが異なるように、前記予告演出を実行する
ことを特徴とする遊技機。 - 各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出する可変表示手段に識別情報の表示結果として予め定められた特定表示結果が導出されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
識別情報の可変表示を開始するときに前記特定遊技状態に制御するか否かを決定する開始時決定手段と、
前記開始時決定手段の決定結果に基づいて、前記可変表示手段における識別情報の可変表示パターンを決定する可変表示パターン決定手段と、
前記可変表示パターン決定手段の決定結果に基づいて、識別情報の可変表示を実行する可変表示実行手段と、を備え、
前記可変表示パターンは、前記可変表示手段において識別情報の可変表示が開始されてから表示結果を導出表示する以前に仮停止表示させてから識別情報の可変表示を再開する再可変表示を所定回実行することに対応した再可変表示パターンを含み、
前記開始時決定手段の決定結果に基づいて、前記再可変表示パターンに基づく複数回の識別情報の可変表示に渡って、連続した予告演出を実行する予告演出実行手段と、
前記可変表示実行手段により実行される識別情報の可変表示の各タイミングにおいて所定演出を実行する所定演出実行手段と、
前記所定演出実行手段により前記各タイミングにおいて複数種類のうちいずれの前記所定演出を実行するかを決定する所定演出決定手段と、を備え、
前記所定演出決定手段は、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出が対応付けられている所定演出パターンを選択することによって前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出を決定する場合と、前記各タイミングにおいて実行する前記所定演出をそれぞれ独立して決定する場合と、があり、
前記予告演出実行手段は、
前記複数回の識別情報の可変表示において、第1予告演出を実行するパターンと、当該第1予告演出よりも前記特定遊技状態に制御される割合が高い第2予告演出を実行するパターンと、前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンと、のいずれかのパターンで前記予告演出を実行可能であるとともに、
前記第1予告演出を実行した後に前記第2予告演出を実行するパターンで前記予告演出を実行する場合、1の識別情報の可変表示中の複数のタイミングにおいて前記第2予告演出を開始可能であって、前記第2予告演出を開始するタイミングに応じて有利度合いが異なるように、前記予告演出を実行する
ことを特徴とする遊技機。
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