JP2013198298A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの電源で各還流ダイオードに逆電圧を印加し得るようにして、回路構成を簡単にした電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置10は、バッテリEに並列接続され、互いに直列接続された一対のスイッチング素子Swm,Swmからなる直列接続体と、各スイッチング素子Swmのそれぞれに逆並列接続された還流ダイオードDmとを備える。還流ダイオードDmのそれぞれには、二次側巻線16が並列接続されたフォワードトランスTrが設けられる。逆電圧印加回路18に設けられた低圧電源eは、各フォワードトランスTrの一次側巻線14に同軸ケーブルLを介して接続される。制御装置Cは、低圧電源eから一次側巻線14への電流供給を制御して、二次側巻線16から還流ダイオードDmにバッテリEよりも低圧の逆電圧を印加させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧電源から負荷への電力供給をスイッチング素子により制御する電力変換装置に関する。
例えば、電力変換装置であるインバータ装置には、MOS型電界効果トランジスタ(MOSFET)や絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等のスイッチング素子が上下のアームにそれぞれ設けられている。そして、これらスイッチング素子のオン・オフを所定のタイミングで切り替えることで、直流電源から負荷への電力供給を制御するようになっている。また、各スイッチング素子のそれぞれには、還流ダイオードが逆並列接続されており、当該スイッチング素子がオン状態からオフ状態に切り替えられた際に、負荷側から生ずるサージ電流を還流ダイオードに還流させてスイッチング素子を保護している。
ここで、前述したインバータ装置において、例えば、下アーム側(低電位側)の還流ダイオードにサージ電流が順方向に流れている場合に、対応する上アーム側(高電位側)のスイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替わると、下アーム側の還流ダイオードに直流電源から大きな逆電圧が印加される。これにより、大量のリカバリ電流が発生し、還流ダイオードに大きな電力損失が生じてしまう。
そこで、このような還流ダイオードの電力損失を抑制するため、還流ダイオードに直流電源の電圧が印加される前に、該直流電源よりも低い電圧を還流ダイオードに逆向きに印加する技術が従来から提案されている。例えば、特許文献1には、直流電源よりも低圧の補助電源を各還流ダイオードに並列接続し、所定のタイミングで補助電源から還流ダイオードに逆電圧を印加する逆電圧印加回路が開示されている。
特開2006−141168号公報
ところが、特許文献1では、各還流ダイオードのそれぞれに補助電源を設ける必要があるため、回路構成が複雑になり、電力変換装置が大型化する難点がある。また、各還流ダイオードに補助電源を設けることで部品点数が多くなり、電力変換装置のコストが嵩んでしまう弊害もある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、1つの電源で各還流ダイオードに逆電圧を印加し得るようにして、電力変換装置の回路構成を簡単にすることにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明では、
負荷に接続された高圧回路に設けられ、該負荷に電力供給を行う高圧電源と、
前記高圧電源に並列接続され、互いに直列接続された複数のスイッチング素子からなる少なくとも1つの直列接続体と、
前記各スイッチング素子のそれぞれに逆並列接続された還流ダイオードと、
前記還流ダイオードのそれぞれに対応して前記高圧回路に設けられ、該還流ダイオードに二次側巻線が並列接続されたトランスと、
前記高圧回路に絶縁された低圧回路に設けられ、前記高圧電源よりも低圧に設定された低圧電源と、
前記各トランスのそれぞれに対応して設けられ、該トランスの一次側巻線と前記低圧電源とを接続する電送路と、
前記低圧電源から一次側巻線への電流供給を制御して、前記二次側巻線から還流ダイオードに前記高圧電源よりも低圧の逆電圧を印加させる制御装置とを備えていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、高圧回路および低圧回路をトランスで絶縁し、低圧回路に設けた低圧電源から各トランスへ電流を供給する構成とした。従って、1つの低圧電源で各還流ダイオードに逆電圧を印加することができ、低圧電源を各還流ダイオードにそれぞれ設ける必要がないから、回路構成を簡単にし得る。また、回路を構成する電子部品が少なくなって、電力変換装置の製品コストを抑えることができる。更に、トランスは、従来例で示した補助電源に較べてコンパクトなため、トランスを各還流ダイオードに設けても高圧回路のサイズが大きくなることはなく、電力変換装置が大型化するのを抑制し得る。しかも、既存の電力変換装置における高圧回路の構成を大きく変更する必要がないから、開発コストを抑制することができる。そして、高圧回路および低圧回路は、トランスにより絶縁されているから、低圧回路に設けた低圧電源から各還流ダイオードに支障なく逆電圧を印加することができる。
請求項2記載の発明では、
負荷に接続された高圧回路に設けられ、該負荷に電力供給を行う高圧電源と、
前記高圧電源に並列接続され、互いに直列接続された複数のスイッチング素子からなる少なくとも1つの直列接続体と、
前記各スイッチング素子のそれぞれに逆並列接続された還流ダイオードと、
前記高圧回路に絶縁された低圧回路に設けられ、前記高圧電源よりも低圧に設定された低圧電源と、
前記還流ダイオードのそれぞれに対応して前記低圧回路に設けられ、一次側巻線が前記低圧電源に接続されたトランスと、
前記各トランスのそれぞれに対応して設けられ、前記還流ダイオードに該トランスの二次側巻線を並列接続させる電送路と、
前記低圧電源から一次側巻線への電流供給を制御して、前記二次側巻線から還流ダイオードに前記高圧電源よりも低圧の逆電圧を印加させる制御装置とを備えていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様に、回路構成を簡単にして、電力変換装置が大型化するのを抑制し得ると共に、電力変換装置のコストの高騰化を抑えることができる。また、トランスを採用することで、低圧電源から各還流ダイオードに支障なく逆電圧を印加することができる。しかも、トランスを低圧回路に設けることで、高圧回路の回路構成は、既存のスイッチング回路を殆ど変更する必要がないから、電力変換装置の開発コストや製造コストを更に抑制することができる。
請求項3記載の発明では、前記伝送路は、同軸ケーブルであることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、伝送路としてインダクタンスの小さい同軸ケーブルを採用したから、電流の伝送時におけるインダクタンスによる影響を小さくして、低圧電源からトランスへ電流を高速で供給することができる。従って、適切なタイミングで還流ダイオードに逆電圧を印加し得るから、逆回復時の還流ダイオードの電力損失を確実に抑制することができる。
第1の実施形態に係る電力変換装置の全体構成を示す回路図。 第1の実施形態に係る各素子の制御タイミングを示すタイミングチャート図。 第1の実施形態に係る電力変換装置において、第4スイッチング素子をオフ状態に切り替えた状態を示す図。 第1の実施形態に係る電力変換装置において、第4逆電圧印加スイッチをオン状態に切り替えた状態を示す図。 第1の実施形態および比較例に係る還流ダイオードの逆回復特性を比較して示す図。 第2の実施形態に係る電力変換装置の全体構成を示す回路図。 第2の実施形態に係る電力変換装置において、第4逆電圧印加スイッチをオン状態に切り替えた状態を示す図。 変更例に係る電力変換装置の要部を示す回路図。 他の変更例に係る電力変換装置の要部を示す回路図。
(第1の実施形態)
次に、第1の実施形態に係る電力変換装置10について、以下説明する。第1の実施形態では、負荷として車両等に搭載される電動機Mを採用し、該電動機Mへの電力供給を制御するインバータ回路12を備えた電力変換装置(インバータ装置)10を例に説明する。
図1に示す電動機Mは、例えば同期機等の3相回転機であり、インバータ回路(高圧回路)12を介して直流電圧を印加するバッテリ(高圧電源)Eに接続されている。インバータ回路12は、互いに直列接続された一対(複数)のスイッチング素子Swm,Swmからなる直列接続体が前記バッテリEに対し3つ(少なくとも1つ)並列接続された3相式のインバータ回路である。そして、これら各直列接続体の接続点が、電動機MのU相、V相、W相の各相にそれぞれ接続されている。各スイッチング素子Swmには、それぞれ還流ダイオードDmが逆並列接続されている。すなわち、スイッチング素子Swmの入出力端子間(ドレインおよびソース間)に、還流ダイオードDmのカソードおよびアノードが接続されている。
なお、以下の説明では、U相、V相、W相に対応または関連する高電位側の各電子部品の名称に、それぞれ「第1」、「第2」、「第3」を付すと共に、これらの名称の符号に「1」、「2」、「3」の添え字を付して区別する場合がある。同様に、U相、V相、W相に対応または関連する低電位側の各電子部品の名称に、それぞれ「第4」、「第5」、「第6」の名称を付すと共に、これらの名称の符号に「4」、「5」、「6」の添え字を付して区別する場合がある。また、実施形態の説明で添え字を付して区別した電子部品は、図中の符号にも、「1」〜「6」の添え字を付して示す。
ここで第1の実施形態では、スイッチング素子Swmとして、MOS電界効果トランジスタ(MOSFET)が採用されている。但し、このスイッチング素子Swmとしては、MOSFETに限られず、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)等、各種のパワースイッチングデバイスを採用することができる。
前記各スイッチング素子Swmは、制御装置Cから出力される制御信号に基いて、制御されるようになっている。制御装置Cは、組となるスイッチング素子Swm,Swm(すなわち、第1および第4スイッチング素子Swm1,Swm4、第2および第5スイッチング素子Swm2,Swm5、第3および第6スイッチング素子Swm3,Swm6)が相補の関係でオン−オフするよう設定されている。具体的には、オン状態とオフ状態との切り替えに際して、制御装置Cは、高電位側のスイッチング素子Swmおよび低電位側のスイッチング素子Swmがいずれもオフ状態となる期間(以下、休止期間と称する)を有するよう制御する(図2参照)。そして、制御装置Cは、当該休止期間が終了したときに、一方のスイッチング素子Swmをオフ状態からオン状態に切り替えるよう制御する。例えば、第1スイッチング素子Swm1がオフ状態、第4スイッチングSwm4がオン状態にある場合は、第4スイッチング素子Swm4がオフ状態とされて、休止期間を経た後に第1スイッチング素子Swm1がオン状態に切り替えられるようになっている。
前記インバータ回路12には、各還流ダイオードDmのそれぞれに対応してフォワードトランス(トランス)Trが設けられている。このフォワードトランスTrは、一次側巻線14へ電力供給されると同時に二次側巻線16に誘導起電力が発生して、還流ダイオードDmに電力供給を行うものである。フォワードトランスTrは、一次側巻線14に対する二次側巻線16の巻数比が略1/2(2:1)に設定されており、一次側巻線14に供給された電圧に対し、二次側巻線16に生ずる電圧は低くなる。フォワードトランスTrの容量は、後述する低圧電源eの容量や還流ダイオードDmに印加する時間等に応じて適宜決定される。なお、フォワードトランスTrとしては、パルス状の電流に適したパルストランスが採用されている。
各フォワードトランスTrの二次側巻線16は、対応する還流ダイオードDmに対して並列接続されている。すなわち、二次側巻線16の高電位側が還流ダイオードDmのカソード側に接続されると共に、二次側巻線16の低電位側が還流ダイオードDmのアノード側に接続されている。そして、フォワードトランスTrの一次側巻線14に電力供給されると、二次側巻線16から還流ダイオードDmに逆電圧が印加されるようになっている。なお、各フォワードトランスTrの二次側巻線16の高電位側と、還流ダイオードDmのカソード側との間には、該二次側巻線16から還流ダイオードDmに向かう方向を順方向とする整流ダイオードDsが設けられている。但し、この整流ダイオードDsは、フォワードトランスTrの二次側巻線16の低電位側と、還流ダイオードDmのアノード側との間に設けてもよい。この場合、整流ダイオードDsは、還流ダイオードDmから二次側巻線16に向かう方向を順方向となるよう設けられる。
第1の実施形態に係る電力変換装置10は、インバータ回路12に対し絶縁された逆電圧印加回路(低圧回路)18を備えており、この逆電圧印加回路18に、直流電源である低圧電源eが1つ設けられている。この低圧電源eは、前記バッテリEの電圧に較べて電圧が十分低く設定されている。詳しくは、低圧電源eとして、車両に搭載された12Vの鉛蓄電池(バッテリ)が採用されており、低圧電源eからインバータ回路12の各還流ダイオードDmまで離間している。
電力変換装置10は、各フォワードトランスTrのそれぞれに対応して設けられた同軸ケーブル(伝送路)Lを備えている。この同軸ケーブルLは、前記低圧電源eと各フォワードトランスTrの一次側巻線14とを接続している。同軸ケーブルLは、通常の配線に較べてインダクタンスが低く、電流を高速かつ低損失で供給し得るものである。
前記逆電圧印加回路18には、各同軸ケーブルLのそれぞれに対応して逆電圧印加スイッチSwsが設けられている。第1の実施形態では、各逆電圧印加スイッチSwsは、フォワードトランスTrの一次側巻線14の低電位側と低圧電源eの負極側との間に設けられている。但し、フォワードトランスTrの一次側巻線14と低圧電源eの正極側との間に逆電圧印加スイッチSwsを設けてもよい。この逆電圧印加スイッチSwsは、前記制御装置Cからの制御信号に基いて、オン・オフされるようになっている。逆電圧印加スイッチSwsがオフ状態では、低圧電源eからフォワードトランスTrの一次側巻線14への電力供給が阻止される。一方、逆電圧印加スイッチSwsがオン状態では、低圧電源eからフォワードトランスTrの一次側巻線14への電力供給が許容される。
ここで、前記制御装置Cは、初期状態では逆電圧印加スイッチSwsをオフ状態に維持するよう設定されている。そして、制御装置Cは、逆電圧を印加したい還流ダイオードDmに対応する逆電圧印加スイッチSwsを1つだけオン状態に切り替えて、低圧電源eからフォワードトランスTrの一次側巻線14に電流を供給する制御を行う。従って、2以上の逆電圧印加スイッチSwsを同時にオン状態とされることはない。
ここで、還流ダイオードDmの逆回復時の電力損失を抑制するためには、当該還流ダイオードDmにバッテリEからの逆電圧が印加される前(すなわち、休止期間中)に、フォワードトランスTrから還流ダイオードDmに低圧の逆電圧を印加する必要がある。そのため、制御装置Cは、休止期間中に逆電圧印加スイッチSwsを極めて短い時間だけオン状態とし、低圧電源eからパルス状の電流を出力させることになる。従って、同軸ケーブルLは、休止期間の間に、低圧電源eから出力されたパルス状の電流を該低圧電源eから離間したトランスフォワードの一次側巻線14に供給し得る高速性(応答性)を備えている。換言すれば、第1の実施形態では、前記休止期間中に還流ダイオードDmを逆回復させ得るだけの低いインダクタンスを備えた同軸ケーブルLが採用されている。
(第1の実施形態の作用)
次に、第1の実施形態に係る電力変換装置10の作用について、第1および第4スイッチング素子Swm1,Swm4を制御する場合を例に説明する。なお、第2および第5スイッチング素子Swm2,Swm5、第3および第6スイッチング素子Swm3,Swm6を制御する場合については、第1および第4スイッチング素子Swm1,Swm4を制御する場合と同様であるので説明は省略する。
例えば、図2に示すように、第1スイッチング素子Swm1がオフ状態で第4スイッチング素子Swm4がオン状態からオフ状態に切り替わり、休止期間を挟んで第1スイッチング素子Swm1がオン状態に切り替わる場合を想定する。図2(a)は、第1スイッチング素子Swm1の操作態様を示し、図2(b)は、第4スイッチング素子Swm4の操作態様を示し、図2(c)は、第1逆電圧印加スイッチSws1の駆動状態を示し、図2(d)は、第4逆電圧印加スイッチSws4の駆動状態を示す。また、図2(e)は、第4フォワードトランスTr4の二次側巻線16から出力される電流波形(図4の電流iD参照)を示す。なお、第1および第4スイッチング素子Swm1,Swm4を切り替える間、他のスイッチング素子(第2、第3、第5および第6スイッチング素子Swm2,Swm3,Swm5,Swm6)の切り替えは行われない(オフ状態に維持される)。
制御装置Cが、第4スイッチング素子Swm4をオン状態からオフ状態に切り替えると、電動機M側からサージ電流が発生し、該サージ電流が第4還流ダイオードDm4を順方向に還流する(図3参照)。次に、制御装置Cは、図2(d)に示すように、第1スイッチング素子Swm1がオフ状態からオン状態に切り替えられる前(すなわち、休止期間中)に、第4逆電圧印加スイッチSws4をオン状態として、第4還流ダイオードDm4に対しバッテリEよりも低い逆電圧を印加する。
図4に示すように、第4逆電圧印加スイッチSws4がオン状態に切り替えられると、低圧電源eから第4同軸ケーブルL4を介して第4フォワードトランスTr4の一次側巻線14に電流が供給される。このとき、低圧電源eからの電流は、インダクタンスの低い第4同軸ケーブルL4を流通することで、第4フォワードトランスTr4の一次側巻線14に直ちに供給される。
第4フォワードトランスTr4の一次側巻線14に電流が供給されると、該トランスTr4の二次側巻線16に誘導起電力が発生し、第4還流ダイオードDm4に対し逆方向の電圧が印加される。このとき、インダクタンスの低い第4同軸ケーブルL4を用いることで、第4還流ダイオードDm4に逆電圧が印加されるタイミング(電流iDが流れるタイミング)は、第4逆電圧印加スイッチSws4をオン状態に切り替えたタイミングと略同時となる(図2の囲み線参照)。
第1の実施形態では、バッテリEに較べて低圧の低圧電源eを採用すると共に、降圧型のフォワードトランスTrを採用した。従って、第4フォワードトランスTr4の二次側巻線16から第4還流ダイオードDm4に印加される電圧は、バッテリEの電圧に較べて十分に低い値となる。そのため、第4還流ダイオードDm4を逆方向に流れる電流(リカバリ電流)の絶対値は、バッテリEの電圧が印加された場合に較べ十分小さな値となり、逆回復時の第4還流ダイオードDm4の電力損失を抑制することができる。
第4フォワードトランスTr4の二次側巻線16から第4還流ダイオードDm4に逆電圧が所定時間印加されると、該第4還流ダイオードDm4が完全に逆回復して遮断する。その後、制御装置Cは、第4逆電圧印加スイッチSws4をオン状態からオフ状態に切り替えて、低圧電源eから第4フォワードトランスTr4の一次側巻線14への電力供給を停止させる。なお、制御装置Cが第4逆電圧印加スイッチSws4をオン状態に維持する時間は、第4還流ダイオードDm4が逆回復するまでに要する時間より僅かに長い時間に設定される。
図5は、還流ダイオードDmに流れるリカバリ電流のシミュレーション結果を比較して示す図であり、図5(a)は、第1の実施形態の還流ダイオードDmに流れるリカバリ電流を示し、図5(b)は、リカバリ対策を施していない比較例の還流ダイオードに流れるリカバリ電流を示す。図5の結果から明らかなように、第1の実施形態に係る電力変換装置10は、リカバリ電流の絶対値が比較例に較べて小さく、逆回復時における還流ダイオードDmの損失が抑制されていることが分かる。
なお、第1還流ダイオードDm1を逆回復させる際には、第4還流ダイオードDm4の場合とは反対の操作が実施される。すなわち、第1スイッチング素子Swm1がオン状態からオフ状態に切り替えられた後、第4スイッチング素子Swm4がオフ状態からオン状態に切り替えられるまでの休止期間中に、制御装置Cは、第1逆電圧印加スイッチSws1をオン状態に切り替える。これにより、低圧電源eから第1フォワードトランスTr1の一次側巻線14に第1同軸ケーブルL1を介して電流が供給され、該トランスTr1の二次側巻線16に誘導起電力が発生する。この結果、バッテリEより低い逆電圧が第1還流ダイオードDm1に印加されて、第1還流ダイオードDm1を緩やかに逆回復させることができる。第1還流ダイオードDm1が完全に遮断すると、制御装置Cは、第1逆電圧印加スイッチSws1をオフ状態に切り替えて、低圧電源eから第1フォワードトランスTr1の一次側巻線14への電力供給を停止させる。
以上に示すように、第1の実施形態に係る電力変換装置10によれば、1つの低圧電源eから各フォワードトランスTrに電流を供給する構成としたので、低圧電源eを還流ダイオードDmのそれぞれに対応して設ける必要がない。これにより、インバータ回路12の構成を簡単にし得ると共に、電子部品の数を少なくでき、電力変換装置10の製造コストおよび製品コストを抑制し得る。また、従来例で示した補助電源に較べてフォワードトランスTrはコンパクトであるから、インバータ回路12が大型化するのを抑制することができる。しかも、低圧電源eを逆電圧印加回路18に設けたので、既存のインバータ回路12にフォワードトランスTrを設けるだけで大きな設計変更を必要としないから、開発コストを抑えることも可能となる。
また、逆電圧印加回路18およびインバータ回路12は、フォワードトランスTrにより絶縁されているから、両回路18,12が互いに影響を与えることがなく、電力変換装置10の信頼性を向上することができる。しかも、バッテリEとは離れた位置に設けれて、低圧電源eからフォワードトランスTrまでの距離が長くなっても、インダクタンスの低い同軸ケーブルLを採用することで、高速で電力供給することができる。すなわち、低圧電源eからフォワードトランスTrへの電力供給が遅延して、還流ダイオードDmが完全に遮断する前に、バッテリEの逆電圧が還流ダイオードDmに印加される事態を回避することができる。しかも、低圧電源eとして車両に通常搭載されている鉛蓄電池を流用したから、低圧電源eとして別個に新たしい電源を設ける必要がない。更に、複数の低電圧印加スイッチSwmは同時にオン状態にされることがないので、1つの低圧電源eから各フォワードトランスTrへ電力を供給する構成であっても、低圧電源eの容量が不足することはない。
なお、低圧電源eから瞬間的に大きなパルス状の電流が出力されるものの、該同軸ケーブルLを電流が高速に移動して流通する時間は極めて短時間となる。従って、同軸ケーブルLとしては、定格電流の小さい市販の同軸ケーブルLを採用することができ、コストを抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について以下説明を行う。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と相違する部分のみ説明することとし、同一の構成および作用をなす部分については、第1の実施形態と同じ符号を付して説明を省略する。
図6は、第2の実施形態に係る電力変換装置22を示す図である。第1の実施形態では、フォワードトランスTrをインバータ回路24側に設けたが、第2の実施形態では、フォワードトランスTrが逆電圧印加回路(低圧回路)26側に設けられている。なお、フォワードトランスTrは、第1の実施形態と同様に、各還流ダイオードDmのそれぞれに対応して設けられている。第2の実施形態では、フォワードトランスTrの一次側巻線14が同軸ケーブルLを介さず低圧電源eに接続されると共に、該フォワードトランスTrの二次側巻線16が同軸ケーブルLを介して還流ダイオードDmに並列接続されている。そして、低圧電源eからフォワードトランスTrの一次側巻線14に電力供給されると、二次側巻線16に誘導起電力が発生して、同軸ケーブルLを介して還流ダイオードDmに逆方向の電流が供給される(逆電圧が印加される)ようになっている。
次に、第2の実施形態の電力変換装置22の作用について、第1および第4スイッチング素子Swm1,Swm4を切り替える場合で説明する。なお、第1および第4スイッチング素子Swm1,Swm4、第1および第4逆電圧印加スイッチSws1,Sws4の制御態様や第4フォワードトランスTr4の二次側巻線16から供給される電流iDは、第1の実施形態の図2で示した内容と基本的に同様である。
第1スイッチング素子Swm1がオフ状態で、第4スイッチング素子Swm4がオン状態からオフ状態に切り替わると、サージ電流が第4還流ダイオードDm4を順方向に流通する。次に、制御装置Cが第4逆電圧印加スイッチSws4をオン状態に切り替え、低圧電源eから第4フォワードトランスTr4の一次側巻線14に電力が供給される。図7に示すように、これにより二次側巻線16に誘導起電力が発生し、二次側巻線16から電流が出力される。この二次側巻線16から出力した電流は、第4同軸ケーブルL4を通って第4還流ダイオードDm4を逆方向に流通する(逆電圧が印加される)。
このとき、第4フォワードトランスTr4の二次側巻線16から出力された電流は、同軸ケーブルL4を流通することで、第4還流ダイオードDm4に高速で供給される。従って、インバータ回路24とは異なる逆電圧印加回路26に設けた第4フォワードトランスTr4であっても、第4還流ダイオードDm4に逆電圧を適切なタイミングで印加することができる。また、第4フォワードトランスTr4の二次側巻線16から第4還流ダイオードDm4に印加される逆電圧は、バッテリEの電圧に較べて十分低いものとなる。従って、第4還流ダイオードDm4に流れるリカバリ電流の絶対値を小さくでき、逆回復時の第4還流ダイオードDm4の損失を抑制することができる。
第4フォワードトランスTr4の二次側巻線16から第4還流ダイオードDm4に逆電圧が所定時間印加されると、該第4還流ダイオードDm4が完全に遮断する。その後、制御装置Cは、第4逆電圧印加スイッチSws4をオフ状態に切り替えて、低圧電源eから第4フォワードトランスTr4の一次側巻線14への電力供給を停止させる。
以上に示すように、第2の実施形態に係る電力変換装置22によれば、第1の実施形態の電力変換装置10が奏する効果に加え、以下の効果を奏する。
第2の実施形態に係る電力変換装置22では、フォワードトランスTrを逆電圧印加回路26側に設けたから、インバータ回路24については、既存のインバータ回路の回路構成を殆ど変更することなく用いることができる。従って、第2の実施形態では、電力変換装置22の開発コストを更に抑制することが可能となる。また、フォワードトランスTrの二次側巻線16から出力された電流を同軸ケーブルLで還流ダイオードDmに供給することで、還流ダイオードDmに逆電圧を高速で印加することができる。従って、還流ダイオードDmへの逆電圧の印加が遅延することで、還流ダイオードDmが完全に遮断する前にバッテリEの逆電圧が印加される事態を回避し得る。
なお、本発明に係る電力変換装置は、前述した実施形態に限定されず、以下に示す如き変更が可能である。
第1および第2の実施形態では、トランスとしてフォワードトランスTrを採用したが、図8に示すように、トランスとしてフライバックトランスTbを採用してもよい。この場合、逆電圧印加スイッチSwsがオン状態となったときに、フライバックトランスTbの一次側巻線14に磁気エネルギーが貯留した状態となる。そして、逆電圧印加スイッチSwsがオフ状態となると(図8の第4逆電圧印加スイッチSws4参照)、フライバックトランスTbの二次側巻線16に誘導起電力が発生し、還流ダイオードDmに逆電圧が印加される。従って、このフライバックトランスTbを採用した場合には、制御装置Cは、全ての逆電圧印加スイッチSwsを初期状態ではオン状態に維持し、所定のタイミングで任意の逆電圧印加スイッチSwsをオフ状態に切り替える制御を行う。
第1および第2の実施形態では、伝送路として同軸ケーブルLを採用したが、インダクタンスが低く、トランスの二次側巻線が還流ダイオードに適切なタイミングで逆電圧を印加し得る高速性(応答性)を有していれば、他の伝送路を採用してもよい。例えば、図9に示すように、伝送路としてインダクタンスの低いツイストペアケーブルPを採用して、トランスTrの一次側巻線14と低圧電源eとを接続する構成としてもよい。これにより、逆電圧印加スイッチSwsがオン状態とされた際に、低圧電源eからトランスTrの一次側巻線14にツイストペアケーブルPを介して電流を高速で供給することが可能となる。
また、第1および第2の実施形態では、トランスの一次側巻線の巻数が二次側巻線の巻数より多い構成とした。しかしながら、二次側巻線から還流ダイオードに印加される逆電圧が高圧電源の電圧より低ければ、一次側巻線の巻数および二次側巻線の巻数を同じとしたり、一次側巻線の巻数を二次側巻線の巻数よりも少なくしてもよい。
更に、低インダクタンスを実現し、高速性を確保し得るものであれば、他の伝送ケーブルや、平行線路(フィーダー線)等を伝送路として採用してもよい。
第1および第2の実施形態では、制御装置Cがスイッチング素子Swmおよび逆電圧印加スイッチSwsのいずれも制御する構成としたが、スイッチング素子Swmおよび逆電圧印加スイッチSwsをそれぞれ別の制御装置Cで制御する構成としてもよい。
第1および第2の実施形態では、電力変換装置としてインバータ回路12,24を備えた電力変換装置(インバータ装置)10,22を例示したが、互いに直列接続された複数のスイッチング素子からなる直列接続体が、高圧電源に対し並列に複数接続された回路を制御するものであれば、他の電力変換装置を採用してもよい。例えば、電力変換装置として、単相式のインバータ回路(高圧回路)を備えたインバータ装置を採用してもよい。
第1および第2の実施形態では、車両に搭載された12Vの鉛蓄電池を低圧電池eとして採用したが、高圧電源Eよりも低圧であれば、低圧電源として他の電源を採用してもよい。
なお、本願発明の適用対象としては、車両に搭載される電力変換装置に限らない。
12…インバータ回路(高圧回路,第1の実施形態)、14…一次側巻線、16…二次側巻線、18…逆電圧印加回路(低圧回路,第1の実施形態)、24…インバータ回路(高圧回路,第2の実施形態)、26…逆電圧印加回路(低圧回路,第2の実施形態)、L…同軸ケーブル(伝送路)、Swm…スイッチング素子、Dm…還流ダイオード、Tr…フォワードトランス(トランス)、Tb…フライバックトランス(トランス)、C…制御装置、E…バッテリ(高圧電源)、M…電動機(負荷)、e…低圧電源、P…ツイストペアケーブル(伝送路)。

Claims (7)

  1. 負荷(M)に接続された高圧回路(12)に設けられ、該負荷(M)に電力供給を行う高圧電源(E)と、
    前記高圧電源(E)に並列接続され、互いに直列接続された複数のスイッチング素子(Swm)からなる少なくとも1つの直列接続体と、
    前記各スイッチング素子(Swm)のそれぞれに逆並列接続された還流ダイオード(Dm)と、
    前記還流ダイオード(Dm)のそれぞれに対応して前記高圧回路(12)に設けられ、該還流ダイオード(Dm)に二次側巻線(16)が並列接続されたトランス(Tr, Tb)と、
    前記高圧回路(12)に絶縁された低圧回路(18)に設けられ、前記高圧電源(E)よりも低圧に設定された低圧電源(e)と、
    前記各トランス(Tr, Tb)のそれぞれに対応して設けられ、該トランス(Tr, Tb)の一次側巻線(14)と前記低圧電源(e)とを接続する電送路(L, P)と、
    前記低圧電源(e)から一次側巻線(14)への電流供給を制御して、前記二次側巻線(16)から還流ダイオード(Dm)に前記高圧電源(E)よりも低圧の逆電圧を印加させる制御装置(C)とを備えている
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 負荷(M)に接続された高圧回路(24)に設けられ、該負荷(M)に電力供給を行う高圧電源(E)と、
    前記高圧電源(E)に並列接続され、互いに直列接続された複数のスイッチング素子(Swm)からなる少なくとも1つの直列接続体と、
    前記各スイッチング素子(Swm)のそれぞれに逆並列接続された還流ダイオード(Dm)と、
    前記高圧回路(24)に絶縁された低圧回路(26)に設けられ、前記高圧電源(E)よりも低圧に設定された低圧電源(e)と、
    前記還流ダイオード(Dm)のそれぞれに対応して前記低圧回路(26)に設けられ、一次側巻線(14)が前記低圧電源(e)に接続されたトランス(Tr, Tb)と、
    前記各トランス(Tr, Tb)のそれぞれに対応して設けられ、前記還流ダイオード(Dm)に該トランス(Tr, Tb)の二次側巻線(16)を並列接続させる電送路(L, P)と、
    前記低圧電源(e)から一次側巻線(14)への電流供給を制御して、前記二次側巻線(16)から還流ダイオード(Dm)に前記高圧電源(E)よりも低圧の逆電圧を印加させる制御装置(C)とを備えている
    ことを特徴とする電力変換装置。
  3. 前記伝送路は、同軸ケーブル(L)である請求項1または2記載の電力変換装置。
  4. 前記伝送路は、ツイストペアケーブル(P)である1または2記載の電力変換装置。
  5. 前記トランスは、フォワードトランス(Tr)である請求項1〜4のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  6. 前記トランスは、フライバックトランス(Tb)である請求項1〜4のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  7. 前記トランス(Tr, Tb)の一次側巻線の巻数は、二次側巻線の巻数よりも多くなっている請求項1〜6のいずれか1つに記載の電力変換装置。
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