JP2013198231A - 電動機駆動装置及び電力変換器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】交流入力電源3に接続された整流回路・平滑回路5により、モータ9に電力を供給する電源構成において、交流入力電源3と整流回路・平滑回路5との間に直列に第1、第2の交流リアクタ13、15を介在させ、第2の交流リアクタ15に並列に切替手段17を接続する。目標回転速度設定手段21bは、室温と設定温度との温度差大を取得し、温度差大に対応する目標回転速度設定値をテーブル22から求め、リアクタンス可変手段21cは、インバータ7の停止中において、目標回転速度設定値に基づいて切替手段17をONさせ、インバータ7に印加される直流電圧Vcを高くする。
【選択図】図1
Description
このように、前記特許文献1に記載の電源装置は、交流リアクタのリアクタンス値を切り替えることにより、インバータに印加される直流電圧を上昇又は降下させ、インバータによるモータの駆動制御の最適化を行っている。
また、本発明に係わる空気調和機の電動機駆動装置は、前記電力変換器(6)と電動機(9)とを備え、前記インバータ(7)の出力電力を制御する前記目標設定値は、前記電動機(9)の出力、回転速度、及びトルクの何れかを制御する目標設定値であることを特徴とする。 但し、( )内の符号は例示である。
また、本発明の電動機駆動装置は、前記電力変換器により駆動制御される電動機の動作を不安定にすることなく、電動機を安定して高効率に駆動することができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の電動機駆動装置及び電力変換器は、空気調和機に使用されるコンプレッサを駆動するためのモータを駆動制御するインバータに供給される直流電力の供給源において、交流入力電源(例えば、商用電源)と整流回路との間に直列に接続される複数個(例えば、2個)の単位交流リアクタを切り替え手段により段階的に短絡/開放することにより、交流リアクタのリアクタンス値を変え、インバータに印加される直流電圧を複数段階(例えば2段階)に可変設定するように構成されている。このとき、単位交流リアクタの段階的な短絡/開放は、インバータの停止中において、空気調和機が設置された部屋の室温とあらかじめ設定温度との温度差に対応したモータの目標回転速度設定値に基づいて行われ、インバータに印加される直流電圧は複数段階(例えば、2段階)の直流電圧に切り替えられる。この結果、インバータに駆動制御されるモータを安定的かつ高効率に動作させて消費電力の低減化を図ることが可能となる。
〈電動機駆動装置および電力変換器の構成〉
図1は、本発明の第1実施形態に係る空気調和機1の概略的な回路図である。図1を参照しながら、第1実施形態の空気調和機の構成について簡単に説明する。図1に示すように、空気調和機1は電動機駆動装置2とコンプレッサ11とで構成されて、電動機駆動装置2は、交流入力電源3に接続されている。
電動機駆動装置2は、電力変換器6と交流モータ(電動機)9とで構成されている。
電力変換器6は、交流入力電源3に接続される直流電源部4、インバータ7、及びモータ9を制御するマイコン(制御部)21を備えて構成されている。
直流電源部4は 交流入力電源3、インバータ7,及びマイコン(制御部)21に接続され、交流入力電源3からの交流電圧を直流電圧に変換しインバータ7に印加する。
インバータ7は、直流電源部4、モータ9を制御するマイコン(制御部)21、及び負荷側のモータ9に電気的に接続されている。
モータ9は、マイコン(制御部)21からのPWM制御信号に従いインバータ7により駆動される。そして、モータ9はコンプレッサ11と回転可能に機械的に接続されている。
直流電源部4は、交流リアクタ(第1の交流リアクタ13と第2の交流リアクタ15)と整流回路・平滑回路5とを備えて構成されている。
直流電源部4は、商用電源などの交流入力電源3と整流回路・平滑回路5との間に、2個の単位交流リアクタとして第1の交流リアクタ13と第2の交流リアクタ15とが直列に接続され、かつ、第2の交流リアクタ15には切替手段17が並列に接続されている。
切替手段17は、後述するマイコン(制御部)21のリアクタンス可変手段21cからのON/OFF信号により短絡(ON)/開放(OFF)する。切替手段17が短絡の場合は、第1の交流リアクタ13のみをリアクタとして機能させ、一方、切替手段17が開放の場合は、第1の交流リアクタ13と第2の交流リアクタ15とを直列接続された交流リアクタとして機能させる。
また、整流回路・平滑回路5は、交流入力電源3からの交流電圧を全波整流するためのダイオードブリッジ5aと、ダイオードブリッジ5aの接点Aに直列に一端が接続された直流リアクタ5bと、この直流リアクタ5bの他端(接点B)とダイオードブリッジ5aの接点Cとに並列に接続され、該ダイオードブリッジ5aで全波整流された直流電圧を平滑するためのコンデンサ5cとを備えて構成されている。
また、図1に破線で示した抵抗5dがコンデンサ5cに平行に接続されても良い。抵抗5dは、インバータ7が停止したときに、インバータに印加される直流電圧が上昇するのを制限する機能を有している。
目標回転速度設定手段21bは、温度差情報取得手段21aから取得した室温と空気調和機の設定温度との温度差の情報に対応したモータ9の目標回転速度を設定し、目標回転速度の設定値をインバータ制御手段21dに指示する機能を有している。そのため、目標回転速度設定手段21bは、室温と設定温度との温度差の値と、モータ9の目標回転速度の設定値とを対応付けたテーブル22(図2参照)を備えている。
さらに、目標回転速度設定手段21bは、インバータ制御手段21dにインバータ停止を指示する機能も有している。このインバータ停止の指示は、切換手段17のON/OFF状態を変更するとき行われ、後述するリアクタンス可変手段21cが切替手段17にON/OFF信号を出力する前に行われる。目標回転速度設定手段21bは、切替手段17のON/OFF動作が完了した後、インバータ制御手段21dにインバータ駆動を指示する。
また、インバータ制御手段21dは、インバータ7の動作中に目標回転速度設定手段21bからインバータ停止指示を取得した場合は、インバータ7の動作を停止させる。インバータ制御手段21dは、リアクタンス可変手段21cによる切替手段17のON/OFF動作が完了した後、目標回転速度設定手段21bのインバータ駆動指示により、取得した目標回転速度設定値に基づいてインバータ7を駆動制御して、モータ9の回転制御を再開する。
温度差(|室温−設定温度|)の欄は、空気調和機1が設置されている部屋の温度とあらかじめ設定された空気調和機1の設定温度との温度差の絶対値を示している。図2のテーブル22の温度差(|室温−設定温度|)の値は段階的に区分(図2では ΔT1、ΔT2、・・・、ΔTnのn個の区分)され、区分された温度差(|室温−設定温度|)の値に対して目標回転速度設定値と切替手段ON/OFF状態とが対応するように記載されている。なお、このテーブル22は、上段の項から下段の項に行くに従って温度差の値が大きくなっている。すなわち、温度差(|室温−設定温度|)の値は、ΔT1<ΔT2<・・・<ΔTnとなっている。
つまり、温度差が所定値Tcより小さい場合(例えば、ΔT1、ΔT2、ΔT3)は、温度差に対応する目標回転速度設定値(例えば、ω1、ω2、ω3)は小さくなり、切替手段ON/OFF状態はOFF状態となる。インバータ7に印加される直流電圧Vcは、前述したように、切替手段17のOFF動作により、低下する。また、モータ9の出力(機械的出力)は、回転速度に比例し、インバータ7の出力電力P(電気的出力)と略等しい。そのため、温度差が小さく、モータ9の回転速度が遅いときには、インバータ7の出力電力Pは少なくなり、インバータ7は、印加される直流電圧Vcの低下により、スイッチングロスを低減させることが可能となる。
次に、図1を参照して本実施形態に係る空気調和機1の電動機駆動装置2及び電力変換回路6の動作について説明する。
リモコン20の操作を介して、空気調和機1の運転操作を開始すると、温度差情報取得手段21aは 空気調和機1が設置された部屋の室温を検知する室温センサ19から取得された室温と、リモコン20を介して、あらかじめ設定されている空気調和機1の設定温度との温度差を算出する。
次に、目標回転速度設定手段21bは、温度差情報取得手段21aから取得した室温と設定温度との温度差に対応する目標回転速度設定値と切替手段ON/OFF状態をテーブル22(図2参照)から取得する。このとき、目標回転速度の設定値は、温度差ΔT6に対応した目標回転速度設定値ω6となる。温度差ΔT6は 所定値Tcより大きいため、目標回転速度設定値ω6に対応した切替手段ON/OFF状態はON状態となる。次に、目標回転速度設定手段21bは、取得した目標回転速度設定値ω6をインバータ制御手段21dに指示する。さらに、インバータ7はまだ停止状態にあるので、目標回転速度設定手段21bは、リアクタンス可変手段21cにより切替手段17のON/OFF状態をON状態にした後、インバータ制御手段21dにインバータ駆動指示を出力する。
インバータ制御手段21dは、目標回転速度設定手段21bから目標回転速度設定値ω6を取得し、リアクタンス可変手段21cによる切替手段17のON/OFF動作に伴う交流リアクタの切り替えが完了した後、目標回転速度設定手段21bからのインバータ駆動指示により、目標回転速度の設定値ω6に基づきインバータ7を駆動制御して、モータ9を起動する。このとき、インバータ7の停止中に、切替手段17により交流リアクタの切り替えが行われるため、インバータ7の動作中での交流リアクタの切り替えに起因した不具合は回避される。そのため、インバータ7に印加される直流電圧Vcの上昇により、インバータ7は、速い回転速度の出力に応じた最適な効率でモータ9を安定して駆動制御することが可能となる。
空気調和機1の運転操作を開始すると、温度差情報取得手段21aは、同様に、室温センサ19から取得された室温と、あらかじめ設定されている設定温度との温度差を算出する。次に、目標回転速度設定手段21bは、温度差情報取得手段21aから取得した室温と設定温度との温度差に対応する目標回転速度の設定値と切替手段17のON/OFF状態をテーブル22(図2参照)から取得する。このとき、目標回転速度の設定値は温度差ΔT1に対応した目標回転速度設定値ω1となる。温度差ΔT1は、所定値Tcより小さいため、目標回転速度設定値ω1に対応した切替手段ON/OFF状態はOFF状態となる。
次に、目標回転速度設定手段21bは、取得した目標回転速度設定値ω1をインバータ制御手段21dに指示する。さらに、インバータ7はまだ停止状態にあるので、目標回転速度設定手段21bは、リアクタンス可変手段21cにより切替手段17のON/OFF状態をOFF状態にした後、インバータ制御手段21dにインバータ駆動指示を出力する。
インバータ制御手段21dは、目標回転速度設定手段21bから目標回転速度設定値ω1を取得し、リアクタンス可変手段21cによる切替手段17のON/OFF動作に伴う交流リアクタの切り替えが完了した後、目標回転速度設定手段21bのインバータ駆動指示により、目標回転速度の設定値ω1に基づき、インバータ7を駆動制御して、モータ9を起動する。このとき、インバータ7の停止中に、切替手段17により交流リアクタの切り替えが行われるため、インバータの動作中の交流リアクタの切り替えに起因した不具合も回避される。そのため、インバータ7に印加される直流電圧Vcの低下により、インバータ7はスイッチングロスを低減させることができる。そして、インバータ7は、遅い回転速度の低い出力に応じた最適な効率でモータ9を安定して駆動制御することが可能となる。
この様に温度差が所定値Tcより大きいときに、インバータ7に印加される直流電圧を上昇させることにより、インバータ7は、起動後の速い回転速度の大きい出力に応じた最適な効率でモータ9を安定して駆動制御することが可能となる。
この場合、インバータ7は動作中であり、切替手段ON/OFF状態はON状態からOFF状態に切り替える必要がある。
そのため、目標回転速度設定手段21bは、インバータ制御手段21dに目標回転速度設定値ω3を指示した後、切替手段17のON/OFF状態を切り替える前に、目標回転速度設定手段21bはインバータ制御手段21dにインバータ停止指示を出し、インバータ制御手段21dはインバータ7を停止する。そして、リアクタンス可変手段21cは切替手段17にOFF信号を出力し、切替手段17はOFF状態に切り替わる。
この切り替え完了後、目標回転速度設定手段21bは、インバータ制御手段21dにインバータ駆動指示を出し、インバータ制御手段21dは、目標回転速度設定値ω3に基づきインバータ7を駆動制御して、インバータ7を再起動する。このとき、インバータ7の停止中に、交流リアクタの切り替えは完了しているので、インバータ7に印加される直流電圧Vcは低くなっている。そのため、インバータ7はスイッチングロスを低減することができる。
この様に、インバータ駆動中の場合においても、インバータ7を停止させてから交流リアクタの切り替えを行い、インバータ7に印加される直流電圧を低下させることにより、インバータ7は、遅い回転速度の小さい出力に応じた最適な効率でモータ9を安定して駆動制御することが可能となる。
さらに運転を続けると、室温は設定値に近づき、温度差は、ΔT2と小さくなる。切替手段17のON/OFF切り替え動作は必要でないため、このときの動作は、温度差ΔT5、ΔT4のときと同様であるので説明を省略する。
以上示したように、空気調和機1の運転中においても、インバータ7の停止中に、交流リアクタの切り替えを行うことにより、インバータの動作中の交流リアクタの切り替えに起因した不具合は回避され、インバータ7は、出力に応じた最適な効率でモータ9を安定して駆動制御することが可能となる。
前述した第1実施形態では、複数の交流リアクタを切替手段のON/OFFによって交流リアクタの直列接続数を切り替え、インバータ7に印加される直流電圧を可変にした。
これに対して、複数の交流リアクタそれぞれの間の相互インダクタンスMを変えて、交流入力電源と整流回路との間に直列に接続された交流リアクタの合成リアクタンス値を可変にしてもよい。
具体的には、図1に示した第1の交流リアクタ13と第2の交流リアクタ15との間に介在する相互コンダクタンスMは、それぞれの交流リアクタのお互いの相対的な位置関係に依存する。例えば、第1の交流リアクタ13と第2の交流リアクタ15とは同じ単位交流リアクタであり、巻線方向と巻線数とは同じである。そのため、直列に接続した第1の交流リアクタ13と第2の交流リアクタ15とを 交流リアクタを構成するお互いのコイルの中心軸を巻線方向を同じにして同一線上に並べ、お互いの距離を変えることにより、交流入力電源と整流回路との間に介在する交流リアクタの合成リアクタンス値を変えることができる。つまり、お互いの距離を近づければ、相互コンダクタンスMの値は増加し、合成リアクタンスの値は低下する。一方、お互いの距離を離せば、相互コンダクタンスMの値は減少し、合成リアクタンスの値は増加する。
以上述べたように、交流リアクタお互いの位置関係(距離又はお互いのなす角度、もしくは、距離と角度とを両方)を変えることにより、第1の交流リアクタ13と第2の交流リアクタ15の間に介在する相互コンダクタンスMは変化し、交流リアクタの合成リアクタンス値は可変する。このことにより、第1実施形態で説明した効果と同じ効果が得られる。
異なるリアクタンス値の交流リアクタを用いて、切替手段のON/OFFによって交流リアクタの直列接続数を切り替える構成も可能である。単位交流リアクタを2個用いる場合、インバータ7に印加される直流電圧はON状態とOFF状態の2段階の直流電圧に切り替えられるのと比較して、この場合、インバータ7に印加される直流電圧は、異なるリアクタンス値の2個の交流リアクタを用いて3段階の直流電圧に切り替えることが可能となる。交流リアクタの個数を変えないで、よりきめ細かなモータの駆動制御の最適化が可能となる。
また、前述した各実施形態では、インバータ停止中に交流リアクタの切り替えを行うため、インバータ7が駆動している場合、目標回転速度設定手段からインバータ制御手段へのインバータ停止指示によりインバータ7を停止した後、交流リアクタの切り替えを行った。これに対し、目標回転速度設定手段からインバータ制御手段への指示される目標回転速度設定値をゼロにしてインバータ7の出力を止め、交流リアクタの切り替えを行った後、温度差に対応した目標回転速度設定値を指示してインバータ7を再起動してもよい。
《第1実施形態の変形例4》
さらに、交流入力電源と直流電源部との間にON/OFFスイッチを直列に接続し、このスイッチをOFFにした状態(すなわち、交流入力電源を切断した状態)で、交流リアクタの切り替えを行なってもよい。
第2実施形態に係る空気調和機1の電動機駆動装置及2び電力変換装置6は、交流入力電源3と整流回路・平滑回路5との間に直列にn個の単位交流リアクタと、(n−1)個の単位交流リアクタを段階的に短絡/開放するための(n−1)個の切替手段とを備えて構成される。
さらに、目標回転速度設定手段21bは、インバータ制御手段21dにインバータ停止を指示する機能も有している。このインバータ停止の指示は、後述するリアクタンス可変手段21eが(n−1)個の切替手段17AにON/OFF信号を出力する前に行われる。目標回転速度設定手段21bは、(n−1)個の切替手段17AのON/OFF動作が完了した後、インバータ制御手段21dにインバータ駆動を指示する。
2、2A 電動機駆動装置
3 交流入力電源
5 整流回路・平滑回路
5a ダイオードブリッジ
5b 直流リアクタ
5c コンデンサ
6 電力変換器
7 インバータ
9 交流モータ(モータ)
11 コンプレッサ
13 第1の交流リアクタ(単位交流リアクタ)
15 第2の交流リアクタ(単位交流リアクタ)
16 交流リアクタ
17、17A 切替手段
19 室温センサ
21 マイコン(制御部)
21a 温度差情報取得手段
21b 目標回転速度設定手段
21c、21e リアクタンス可変手段
21d インバータ制御手段
22、22A テーブル
Claims (7)
- 交流入力電源に接続される整流回路、平滑回路、インバータ、電動機、及びこの電動機を制御する制御部を備える電動機駆動装置であって、
前記交流入力電源と前記整流回路との間に直列に介在された交流リアクタを備え、
前記制御部は、前記インバータを停止させたときに、前記電動機の出力、回転速度、及びトルクの何れかを制御する目標設定値が大きいときに、前記交流リアクタのリアクタンスを低下させ、前記目標設定値が小さいときに前記リアクタンスを大きくさせることを特徴とする電動機駆動装置。 - 前記交流リアクタは複数個の単位交流リアクタが直列に接続されて構成され、
前記制御部は、前記目標設定値に対応して複数個の前記単位交流リアクタの何れか一つ又は複数を段階的に短絡させることを特徴とする請求項1に記載の電動機駆動装置。 - 前記電動機は、空気調和機のコンプレッサを回転させ、
前記制御部は、前記電動機の回転速度を制御し、
前記目標設定値は、目標回転速度値であり、
前記制御部は、
前記空気調和機が設置された部屋の室温とあらかじめ設定した設定温度との温度差の情報を取得する温度差情報取得手段と、
前記温度差情報取得手段が取得した前記温度差の情報に対応する前記目標回転速度を設定する目標回転速度設定手段と、
前記コンプレッサの回転指示が入力されたときに、前記インバータを駆動させるインバータ駆動手段と、
前記インバータを駆動する前に、前記電動機の目標回転速度の設定値に対応して前記交流リアクタのリアクタンスを可変させるリアクタンス可変手段と、
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動機駆動装置。 - 前記回転速度指示手段は、前記温度差の情報と指示すべき前記電動機の目標回転速度とを対応付けたテーブルを備えていることを特徴とする請求項3に記載の電動機駆動装置。
- 前記リアクタンス可変手段は、前記温度差が大のときに、直列に接続する前記単位交流リアクタの個数を減少させ、前記温度差が小のときに、直列に接続する前記単位交流リアクタの個数を増加させることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電動機駆動装置。
- 前記交流リアクタは、単位交流リアクタが2個直列接続されており、
前記リアクタンス可変手段は、前記温度差が小のときに、前記単位交流リアクタを2個直列に介在させ、前記温度差が大のときに、何れか一方の前記単位交流リアクタを短絡させることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電動機駆動装置。 - 交流入力電源に接続される整流回路、平滑回路、インバータ、及びこのインバータを制御する制御部を備える電力変換器であって、
前記交流入力電源と前記整流回路との間に直列に介在された交流リアクタを備え、
前記制御部は、前記インバータを停止させたときに、前記インバータの出力電力を制御する目標設定値が大きいときに、前記交流リアクタのリアクタンスを低下させ、前記目標設定値が小さいときに前記リアクタンスを大きくさせることを特徴とする電力変換器。
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