JP2013194852A - 動力伝達機構の潤滑装置 - Google Patents

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【課題】オイルストレーナーのフィルタ性能の低下を抑制可能な動力伝達機構の潤滑装置を提供する。
【解決手段】オイルストレーナー挿入空間60はストレーナー挿入口18から鉛直方向上方に延びており、オイル循環路13とオイルストレーナー挿入空間60の下方空間61との接続部64は、水平面内において屈曲している。
【選択図】図3

Description

本発明は、オイルポンプによりギヤ等の潤滑を行う動力伝達機構の潤滑装置に関する。
特許文献1に記載の潤滑装置は、トランスミッションケースの下部に鉛直方向で同一の平面内に横たわるようにオイルストレーナーを配置し、ドレンプラグに支持される押圧スプリングによってリテーナーをオイルストレーナー側に押圧することで、オイルストレーナーをトランスミッションケースに固定している。オイルは、オイルストレーナーの上方の開口部からオイルストレーナーに流入し、オイルストレーナーの側方のリテーナーの開口部から流出する。
このようにオイルストレーナーを固定することで、オイル交換時にドレンプラグを外すことにより、オイルストレーナーをトランスミッションケース内部から外部に取り出すことができ、オイルストレーナーの清掃を容易に行うことができることが記載されている。
実開昭64−45055号公報
しかしながら、特許文献1に記載の潤滑装置では、オイルストレーナーで捕集された異物がオイルストレーナーの上方に堆積するため、使用時間が長くなればなるほどフィルタ性能が低下するおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、オイルストレーナーのフィルタ性能の低下を抑制可能な動力伝達機構の潤滑装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
ケース(例えば、後述の実施形態のミッションケース11)内部の油溜まり部(例えば、後述の実施形態のオイルリザーバ12)に貯留している潤滑油を循環させてオイルポンプ(例えば、後述の実施形態のオイルポンプ44)から前記潤滑油を供給する動力伝達装置(例えば、後述の実施形態のトランスミッション10)の潤滑装置であって、
オイルストレーナー(例えば、後述の実施形態のオイルストレーナー50、50A)と、
前記ケースの下面に形成される前記オイルストレーナーを挿入可能な挿入部(例えば、後述の実施形態のストレーナー挿入口18)と、
前記挿入部を封止する蓋部(例えば、後述の実施形態のストレーナーカバー27)と、
前記オイルストレーナー支持する支持部材(例えば、後述の実施形態のスプリング28、リブ27b)と、
少なくとも一部が前記オイルストレーナーの上流側に位置する第1室(例えば、後述の実施形態の下方空間61)と、
少なくとも一部が前記オイルストレーナーの下流側に位置する第2室(例えば、後述の実施形態の上方空間62)と、
前記油溜まり部と前記第1室とを連通する内部連通部(例えば、後述の実施形態のオイル循環路13)と、
前記第2室と前記オイルポンプとを連通するポンプ連通部(例えば、後述の実施形態のサクションパイプ42)と、を備え、
前記第1室及び第2室は、前記挿入部から鉛直方向上方側に向かって延設され、
前記内部連通部と前記第1室との接続部(例えば、後述の実施形態の接続部64)は、水平面内において屈曲していることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加えて、
前記オイルストレーナーのフィルタ(例えば、後述の実施形態のフィルタ51)は、前記第2室に配置され、
該フィルタは、前記第2室の長手方向に向かって延びる中空円筒状に形成され、
前記潤滑油は、前記第1室から前記フィルタを介して前記フィルタと前記第2室の壁面により形成された隙間に流れることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加えて、
前記蓋部には、上部に環状の凹部(例えば、後述の実施形態の凹部27a)を有し、
該凹部の内径寸法が、前記フィルタの外径寸法よりも大きいことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加えて、
前記凹部の底面は、前記接続部より鉛直方向下方に位置することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、内部連通部と第1室との接続部は、水平面内において屈曲しているので、異物が屈曲部に溜まりやすくなり、オイルストレーナーより上流側で異物を回収することでオイルストレーナーの目詰まりを抑制することができ、フィルタ性能の低下を抑制することができる。
また、オイルは水平面内で屈曲した後、鉛直方向上方側にも屈曲するので、異物は蓋部にも溜まりやすくなり、オイルストレーナーより上流側でさらに異物を回収することでオイルストレーナーの目詰まりを抑制することができ、フィルタ性能の低下を抑制することができる。さらに、蓋部を外すことで、オイルの排出とともに、異物も排出させることができ、オイルストレーナーの掃除・交換も容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、オイルストレーナーを配置する空間を第1室と第2室とは別に設ける必要がないので、潤滑装置を小型化することができる。
請求項3に記載の発明によれば、異物を凹部にとどめておくことができるので、凹部のみを清掃することで異物を取り除くことができる。
請求項4に記載の発明によれば、凹部に補修した異物が潤滑油によって攪拌されるのを抑制することができる。
本発明に係る第1実施形態の潤滑装置を備える自動車用の動力伝達機構を示す図であり、(a)は第1ケースと変速機構を内部から見た図であり、(b)は第2ケースを内部から見た図である。 図1(a)のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 オイル循環路とオイルストレーナー挿入空間の下方空間との接続部を示す図である。 オイルスストレーナーの支持構造について説明する斜視図である。 本発明に係る第2実施形態の潤滑装置を備える自動車用の動力伝達機構の部分断面図である。
以下、本発明に係る動力伝達機構の潤滑装置の各実施形態を図面に基づいて説明する。先ず、第1実施形態の動力伝達機構(以下、トランスミッションと呼ぶ。)の潤滑装置について図1〜5に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1(a)及び(b)に示すように、自動車用のトランスミッション10は、第1ケース11Aと第2ケース11Bとで形成されるミッションケース11の内部に、紙面に対して垂直方向を回転軸線とする第1メインシャフトMS1、第2メインシャフトMS2、アイドルシャフトIS、カウンタシャフトCS、リバースシャフトRS及びディファレンシャル装置Dから構成される変速機構と、不図示のモータとが配置される。なお、このトランスミッション10は、図1中の矢印で示すように、紙面の上下を鉛直方向で上下となるように、且つ、紙面の左右を前後方向としてディファレンシャル装置D側を前方、リバース軸側を後方となるように配置される。従って、各シャフトの回転軸線は、車両の車幅方向となっている。
第1メインシャフトMS1からは、不図示のエンジン及び/又はモータからの動力が入力され、カウンタシャフトCSに出力可能に構成される。また、第1メインシャフトMS1に入力された動力はアイドルシャフトISを介して第2メインシャフトMS2にも入力可能に構成され、第2メインシャフトMS2に入力された動力はカウンタシャフトCSに出力可能に構成される。さらに、第1メインシャフトMS1に入力された動力はリバースシャフトRSにも伝達可能に構成され、リバースシャフトRSからアイドルシャフトIS、第2メインシャフトMS2を介してカウンタシャフトCSに出力可能に構成される。なお、各シャフトには、ギヤ(一部のギヤのみ図1(a)に表示)とギヤの噛合いを切り換えるシフトが設けられており、ギヤの選択及び動力伝達経路の切り替えが可能となっている。カウンタシャフトCSに伝達された動力は、ディファレンシャル装置Dに入力され、不図示の車輪に出力される。
図2も参照して、ミッションケース11の底部には、潤滑用及びモータの冷却用を兼ねるオイルが貯留するオイルリザーバ12と、オイルストレーナー50(図3参照)にオイルを供給するオイル循環路13が回転軸線方向に形成されており、オイル循環路13の循環路開口部14が回転軸線方向で後方に向かって開口している。
鉛直方向で最下部に位置する第2メインシャフトMS2には、第2メインシャフトMS2に形成されるギヤGの下方を囲うようにバッフルプレート20が設けられている。バッフルプレート20は、回転軸線方向から見て円弧形状を有し、回転軸線方向に延びるバッフルプレート本体21と、バッフルプレート本体21の下方に位置して回転軸線方向に延びる筒部22と、バッフルプレート本体21と筒部22とを接続し回転軸線方向に延びる略矩形状の面部23と、が一体成形されたものである。
バッフルプレート本体21は、第2メインシャフトMS2に形成されるギヤGの回転により内部のオイルを飛散して、バッフルプレート本体21内のオイル油面を下げることでギヤGの回転抵抗を下げる役割等を果たしている。
筒部22は、中空形状を有し、前端部22aがミッションケース11の底部に形成されたオイル循環路13の循環路開口部14に圧入され、後端部22bには底面側に開口するオイル吸込口22cが形成されている。従って、オイルリザーバ12に貯留しているオイルはオイル吸込口22cから吸い上げられてオイル循環路13に流れるため、筒部22はサクションガイドとして機能する。このように構成されるバッフルプレート20は、循環路開口部14に筒部22の前端部22aを圧入するとともに、バッフルプレート20に設けられた不図示のクリップを第1及び第2ケース11A、11Bのクリップ締結部に装着することでミッションケース11内に固定される。
オイル循環路13は、循環路開口部14と回転軸線方向反対側で、図2の紙面手前側に鉛直方向位置で同一の平面(以下、水平面と呼ぶ。)内で屈曲してオイルストレーナー挿入空間60に連通する。オイルストレーナー挿入空間60は、図3に示すように、ミッションケース11の下面に形成されるストレーナー挿入口18から鉛直方向上方に延びており、ストレーナー挿入口18を含む円柱状に形成された下方空間61と、下方空間61の上方に位置し下方空間61より小径の円柱状に形成された上方空間62と、に分かれている。従って、上方空間62と下方空間61との境界は、上方空間62側から下方空間61側に径寸法が小さくなる段部63となっている。
上方空間62は、図1に示すように、サクションパイプ42を介してミッションケース11の上部に配置されるオイルポンプ44に接続される。オイルポンプ44には、オイルポンプ44とは異なる潤滑パイプ46も接続されており、オイルが潤滑パイプ46を通って各シャフト、ギヤの噛合い部などに供給される。
下方空間61の段部63近傍には、上記したオイル循環路13と接続する接続部64が位置しており、下方空間61とオイル循環路13との接続部64が水平面内で屈曲している。
図4は、オイル循環路13とオイルストレーナー挿入空間60の下方空間61との接続部64を示す図である。
接続部64のオイルが衝突する壁面W1と、接続部64と対向する下方空間61の壁面W2、即ち、接続部64から円周方向に180°の位置には異物捕集用のマグネットMg1、Mg2が取り付けられている。
ミッションケース11の下面に開口するストレーナー挿入口18からは、オイルストレーナー50が挿入される。オイルストレーナー50は、図5に示すように、中空円筒状のフィルタ51がフィルタホルダ52に保持されている。フィルタホルダ52は、上方空間62の直径より小径の円板状の天面板53から180度間隔に配置された2本の支持板54が下方に延出しており、2本の支持板54が下方で中空円筒状のホルダ基部55に接続され、内部にフィルタ51を保持している。ホルダ基部55からは下方空間61の直径と略同一寸法のフランジ56が外径側に突出している。
ストレーナー挿入口18から挿入されるオイルストレーナー50は、フィルタホルダ52のフランジ56がストレーナーカバー27に支持されるスプリング28により段部63に押圧されることで、オイルストレーナー挿入空間60内で位置決めされ、フィルタ51が上方空間62に収容される。ストレーナーカバー27は、ボルト29によりミッションケース11の下面に螺合されることでストレーナー挿入口18を封止する。
図3に戻って、ストレーナーカバー27には、オイルストレーナー50と対向する上面に凹部27aが形成される。凹部27aの内径寸法は、フィルタ51の外径寸法よりも大きくなっている。凹部27aの底面は、下方空間61とオイル循環路13との接続部64よりも鉛直方向で下方に位置している。また、凹部27aの底面にも、マグネットMg3が取り付けられている。
このように構成されたトランスミッション10の潤滑装置では、オイルポンプ44を稼動することにより、オイルが潤滑パイプ46を通って各シャフト、ギヤの噛合い部などに供給されるとともに、オイルリザーバ12に貯留しているオイルが、筒部22の下方に設けられたオイル吸込口22cから、オイル循環路13を通ってオイルストレーナー挿入空間60の下方空間61に流れる。このオイル循環路13と下方空間61との接続部64では、オイルの流れ方向が水平面内で屈曲するため、接続部64に設けられたマグネットMg1でオイルに含まれる異物が捕集される。即ち、オイルストレーナー50の上流側で異物が捕集されることとなる。
また、オイル循環路13から下方空間61へと流入するオイルは、接続部64と対向する下方空間61の壁面で鉛直方向上方に流れ方向が屈曲することとなり、接続部64と対向する下方空間61の壁面W2に設けられたマグネットMg2でも異物が捕集される。即ち、ここでもオイルストレーナー50の上流側で異物が捕集されることとなる。
そして、鉛直方向上方に流れ方向を変えたオイルは、オイルストレーナー50のフィルタ51を通って、フィルタ51と上方空間62の壁面により形成された隙間を鉛直方向上方に流れ、さらにサクションパイプ42を介してオイルポンプ44に回収される。このとき、オイルは、オイルストレーナー50のフィルタ51でさらにオイルに含まれる異物が捕集される。このようにオイルを循環させることにより、変速機構の効率的な潤滑が実現される。
このように、オイルストレーナー50のフィルタ51の上流側の接続部64でオイルの流れ方向が水平面内で屈曲することで異物が捕集されるので、オイルストレーナー50のフィルタ51で捕集される異物が減少することとなり、フィルタ51の目詰まりが抑制されフィルタ性能の低下が抑制される。
また、オイルストレーナー挿入空間60は鉛直方向上方に向かって延設されているので、ここでもオイルの流れ方向が屈曲することで異物が捕集されるので、オイルストレーナー50のフィルタ51で捕集される異物がさらに減少することとなり、さらにフィルタ51の目詰まりが抑制されフィルタ性能の低下が抑制される。
さらに、オイルポンプ44が停止すると、オイルストレーナー50のフィルタ51に捕集された異物は、重力によりオイルストレーナー50の下方に位置するストレーナーカバー27の凹部27aに落下する。ここで、凹部27aの内径寸法が、フィルタ51の外径寸法よりも大きくなっているので、落下した異物が効率よく凹部27a内に収容される。そして、凹部27aの底面が接続部64より下方に位置するので、再度オイルポンプ44が稼動した場合でも、捕集された異物が舞い上がることが抑制される。
また、オイル交換の際には、ボルト29を外してストレーナーカバー27を外すことで、オイルを排出させることができるとともに、オイルストレーナー50を取り外すことができるので、オイルストレーナー50の清掃・交換が容易であり、さらにストレーナーカバー27に捕集された異物を清掃することで容易に異物を回収することができる。このようにオイルストレーナー50を交換するためのストレーナー挿入口18をドレン穴としても利用することで、ドレンボルトとワッシャーを省くことができ、部品点数の削減と組立工数の削減、さらにはドレン穴加工工数も削減することができる。
<第2実施形態>
次に第2実施形態の動力伝達機構の潤滑装置について図6に基づいて説明する。なお、第2実施形態は、オイルストレーナーの構成が異なる以外、第1実施形態と同一の構成を有するので、同一部分について同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態のオイルストレーナー50Aは、下方空間61と略同一寸法の円板形状を有するフィルタ51Aから構成されており、フィルタ51Aがストレーナーカバー27に周方向に所定間隔で立設されたリブ27bで段部63に押圧されることで、オイルストレーナー挿入空間60の下方空間61内で位置決めされている。
このように、フィルタ51は下方空間61に収容されていてもよく、この場合であっても第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、本実施形態のオイルストレーナー50Aは、第1実施形態のオイルストレーナー50に比べて、フィルタ51Aの面積が小さいが、第1実施形態と同様に、オイルストレーナー50Aの上流側でオイルに含まれる異物が捕集されるので、従来と比較してオイルストレーナー50Aの目詰まりを抑制することができ、フィルタ性能の低下を抑制することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
なお、上記実施形態では、オイルストレーナー挿入空間60を、ミッションケース11の下面に形成されるストレーナー挿入口18から鉛直方向上方に真っ直ぐに延びるように形成したが、ストレーナー挿入口18から鉛直方向上方に真っ直ぐに延びる場合に限らず、ストレーナー挿入口18から鉛直方向上方側に向かって斜めに延びるように形成してもよく、鉛直方向上方側に向かって屈曲若しくは湾曲するように形成してもよい。いずれにしても、オイル循環路13から下方空間61へと流入するオイルが、接続部64と対向する下方空間61の壁面で鉛直方向上方側に流れ方向が屈曲することにより、オイルストレーナー50の上流側で異物が捕集されることとなる。
10 トランスミッション(動力伝達機構)
11 ミッションケース(ケース)
12 オイルリザーバ(油溜まり部)
13 オイル循環路(内部連通部)
18 ストレーナー挿入口(挿入部)
27 ストレーナーカバー(蓋部)
27a 凹部
27b リブ(支持部材)
28 スプリング(支持部材)
42 サクションパイプ(ポンプ連通部)
44 オイルポンプ
50、50A オイルストレーナー
51、51A フィルタ
61 下方空間(第1室)
62 上方空間(第2室)
64 接続部

Claims (4)

  1. ケース内部の油溜まり部に貯留している潤滑油を循環させてオイルポンプから前記潤滑油を供給する動力伝達装置の潤滑装置であって、
    オイルストレーナーと、
    前記ケースの下面に形成される前記オイルストレーナーを挿入可能な挿入部と、
    前記挿入部を封止する蓋部と、
    前記オイルストレーナー支持する支持部材と、
    少なくとも一部が前記オイルストレーナーの上流側に位置する第1室と、
    少なくとも一部が前記オイルストレーナーの下流側に位置する第2室と、
    前記油溜まり部と前記第1室とを連通する内部連通部と、
    前記第2室と前記オイルポンプとを連通するポンプ連通部と、を備え、
    前記第1室及び第2室は、前記挿入部から鉛直方向上方側に向かって延設され、
    前記内部連通部と前記第1室との接続部は、水平面内において屈曲していることを特徴とする動力伝達装置の潤滑装置。
  2. 前記オイルストレーナーのフィルタは、前記第2室に配置され、
    該フィルタは、前記第2室の長手方向に向かって延びる中空円筒状に形成され、
    前記潤滑油は、前記第1室から前記フィルタを介して前記フィルタと前記第2室の壁面により形成された隙間に流れることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達機構の潤滑装置。
  3. 前記蓋部には、上部に環状の凹部を有し、
    該凹部の内径寸法が、前記フィルタの外径寸法よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の動力伝達機構の潤滑装置。
  4. 前記凹部の底面は、前記接続部より鉛直方向下方に位置することを特徴とする請求項3に記載の動力伝達機構の潤滑装置。
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