JP2013194498A - 車両用充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の充電中に当該車両が積載されたパレットを移動させる際の接点における火花の発生及び蓄電池の損傷を抑制することが可能な車両用充電装置を提供する。
【解決手段】車両用充電装置10は、走行用の電力を蓄える蓄電池94を有する車両9Aを積載可能なパレット11、及びパレット11を移動させる第1及び第2の駆動装置131,132を備えた機械式駐車設備1に設けられ、車両9Aに対して蓄電池94への充電電流を供給する充電手段と、パレット11の移動開始に関する信号に基づいて車両9Aに充電電流の引き込み量を低減させる充電電流低減手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、走行用の電力を蓄える蓄電池を有する車両に対して充電を行う車両用充電装置に関し、特に車両を積載する移動式のパレットを備えた駐車設備に設けられる車両用充電装置に関する。
近年、走行用の駆動源として電気モータを備え、蓄電池に蓄えられた電力によって電気モータを駆動して走行する車両が普及しつつある。この種の車両では、1回の充電で走行可能な距離が、ガソリン等の揮発油を燃料とする車両における1回の給油で走行可能な距離に比較して短い傾向にあり、また蓄電池への充電には長時間を要するという課題がある。そこで、駐車中の車両に対して充電を行う充電装置を備えた機械式駐車場が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1,2に記載の機械式駐車場は、車両を積載するパレットを複数備え、このパレットが所定の駐車棚に固定されると、パレットに設けられた電気的な接点と駐車棚に設けられた電気的な接点とが接続されて車両への充電が可能となるように構成されている。
特開2011−63944公報 特開2010−222793号公報
このような機械式駐車場では、車両の充電中にパレットを移動させると、接点同士が通電中に離れるため、接点間に火花が発生することがある。火花が発生すると、接点のメッキが損傷すること等により、接点性能が劣化する。また、車両側においても、残留電荷の逆流等によって蓄電池が損傷し、その充電性能が劣化するおそれがある。
なお、パレットの移動時に接点間に火花が発生しないよう、パレットの移動開始前に駐車場の充電装置側で充電電流を遮断することも考えられるが、この場合でも、車両の蓄電池が損傷するおそれがあることについては同様である。
そこで、本発明は、車両の充電中に当該車両が積載されたパレットを移動させる際の接点における火花の発生及び蓄電池の損傷を抑制することが可能な車両用充電装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、走行用の電力を蓄える蓄電池を有する車両を積載可能なパレット、及び前記パレットを移動させる移動手段を備えた駐車設備に設けられ、前記車両に対して前記蓄電池への充電電流を供給する充電手段と、前記パレットの移動開始に関する信号に基づいて前記車両に前記充電電流の引き込み量を低減させる充電電流低減手段とを備えた車両用充電装置を提供する。
また、前記充電手段は、前記パレットを移動可能に支持する支持体に固定された複数の固定側接点、及び前記パレットに固定された複数の移動側接点を介して前記充電電流を前記車両に供給し、前記充電電流低減手段は、前記パレットの移動の開始に伴って前記複数の固定側接点と前記複数の移動側接点との接続が遮断される前に前記車両に前記充電電流の引き込み量を低減させるとよい。
また、前記充電手段は、前記車両に設けられた車両側コネクタ、及び前記車両側コネクタと前記複数の移動側接点との間に介在する充電ケーブルを介して前記充電電流を前記車両に供給し、前記充電電流低減手段は、前記車両側コネクタに設けられた複数の端子のうちの1つから出力されるコネクタ嵌合検知用の電流に対する抵抗値を変えることによって前記車両に前記蓄電池への充電電流の引き込み量を低減させるとよい。
また、前記充電電流低減手段は、前記パレットの移動開始に関する信号を前記固定側接点及び前記移動側接点を介して受け付け、前記受け付けた信号に基づいて前記抵抗値を変化させるとよい。
本発明によれば、車両の充電中に当該車両が積載されたパレットを移動させる際の接点における火花の発生及び蓄電池の損傷を抑制することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用充電装置を備えた機械式駐車設備の概要を示す概略図である。 機械式駐車設備、及びこの機械式駐車設備に設けられた車両用充電装置の概略の機能構成を示す機能ブロック図である。 充電状態における車両の概略構成図である。 充電ガンを示し、(a)は全体図、(b)はコネクタ部の接続端子の配置を示す模式図である。 充電制御部、切替制御回路、及び車両における充電回路等の回路構成を示す回路図である。 SAEJ1772の規格に則った充電ガンの回路構成を車両における充電回路等の回路構成と共に示す回路図である。 第2の実施の形態に係る車両用充電装置の充電制御部及び切替制御回路等の回路構成例を示す回路図である。 第3の実施の形態に係る車両用充電装置の充電制御部及び切替制御回路等の回路構成例を示す回路図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用充電装置を備えた機械式駐車設備の概要を示す概略図である。
この機械式駐車設備1は、車両9を積載可能な複数(4つ)のパレット11と、複数のパレット11を支持する支持体12と、各パレット11を鉛直方向に移動させるリフト13と、リフト13を鉛直方向に移動させる第1の駆動装置131と、リフト13に積載されたパレット11を水平方向に移動させる第2の駆動装置132と、第1及び第2の駆動装置131,132の制御等を行う制御盤14とを備えている。
リフト13、第1の駆動装置131及び第2の駆動装置132は、本発明の「移動手段」の一例である。また、機械式駐車設備1は、本発明の「駐車設備」の一例である。
支持体12は、複数の柱121と、複数の梁122と、屋根123とを有して構成されている。本実施の形態では、支持体12に、1階部分おける左右2箇所の駐車棚12a,12bと、2階部分における左右2箇所の駐車棚12c,12dとが設けられている。なお、図1では、一部の柱121と屋根123を二点鎖線で示し、その向こう側における車両9等を実線で示している。
リフト13は、第1の駆動装置131により、駐車棚12aと駐車棚12bとの間の下降端位置1aと、駐車棚12cと駐車棚12dとの間の上昇端位置1bとの間で上下両方向に移動可能である。リフト13は、その上面13aにパレット11を積載し、積載したパレット11を鉛直方向に移動させる。
第2の駆動装置132は、リフト13に設けられ、リフト13と一体に上下移動する。第2の駆動装置132は、図略の移動機構によって上面13aに積載されたパレット11を水平方向に沿って左右両方向に移動させる。
制御盤14は、例えば地上に設置され、使用者の指示を受け付けるための操作パネル141を備えている。制御盤14は、操作パネル141によって受け付けた指示内容に基づいて、第1及び第2の駆動装置131,132を制御する。より詳細には、制御盤14は、第1の駆動装置131にリフト13を移動させるための電力を供給することにより、第1の駆動装置131を制御する。また、制御盤14は、第2の駆動装置132にパレット11を移動させるための電力を供給することにより、第2の駆動装置132を制御する。
例えば車両9の使用者が入出庫位置である下降端位置1aに車両9を入庫し、操作パネル141を操作すると、制御盤14は、車両9が積載されたパレット11を、駐車棚12a〜12dのうち空いている駐車棚に移動させる。このパレット11を駐車棚12dに移動させる場合には、第1の駆動装置131を制御してリフト13を下降端位置1aから上昇端位置1bに上昇させ、次に第2の駆動装置132を制御してパレット11を水平方向(図1の矢印方向)に移動させる。これにより、車両9が積載されたパレット11が駐車棚12dに移動する。また、駐車棚12dにおける車両9を出庫する場合には、この逆の手順でパレット11を駐車棚12dから入出庫位置に移動させる。
パレット11には、その隅部に支柱110が立設されている。支柱110には、後述する切替制御回路2を収容するケース111が固定されている。また、ケース111には、充電ケーブル112の一方の端部が固定され、充電ケーブル112の他方の端部には、充電ガン113が設けられている。図1に示す例では、駐車棚12dに移動しつつあるパレット11に積載された車両9に充電ガン113が接続されている。この車両9は、走行用の電力を蓄える蓄電池を有する車両であり、他のパレット11に積載された車両9と区別するため、以降の説明では、便宜上符号を変えて車両9Aとして説明する。
また、各パレット11には、その下側の面に固定された接点ユニット114に、複数(4つ)の移動側接点114a〜114dが設けられている。一方、支持体12には、駐車棚12a〜12dのそれぞれに、移動側接点114a〜114dに向かい合う位置に設けられた複数(4つ)の固定側接点115a〜115dを有する接点ユニット115が固定されている。図1では、このうち駐車棚12dに設けられた接点ユニット115のみを示している。
移動側接点114a〜114dは、パレット11に固定された図略の配線により、ケース111内の切替制御回路2に接続されている。また、固定側接点115a〜115dは、支持体12に固定された図略の配線により、制御盤14に接続されている。
パレット11の駐車棚12a〜12dへの移動が完了すると、移動側接点114a〜114dのそれぞれと、固定側接点115a〜115dのそれぞれとが接触し、電気的に導通する。移動側接点114a,114b及び固定側接点115a,115bは、単相AC200Vの接点である。このうち、移動側接点114a及び固定側接点115aはL相の接点であり、移動側接点114b及び固定側接点115bはN相(中性相)の接点である。移動側接点114c及び固定側接点115cは、GND相の接点である。また、移動側接点114d及び固定側接点115dは、後述する嵌合検知端子に接続された信号線の接点である。
車両9Aは、移動側接点114a〜114dと固定側接点115a〜115dとの接触により、制御盤14から出力される充電電流の供給を受けられる状態となる。
図2は、機械式駐車設備1、及びこの機械式駐車設備1に設けられた車両用充電装置10の概略の機能構成を示す機能ブロック図である。
制御盤14は、使用者の指示を受け付ける操作パネル141と、第1及び第2の駆動装置131,132によるパレット11の移動を制御する移動制御部142と、パレット11に積載された車両9Aの充電を制御する充電制御部3とを有している。
制御盤14には、図略の電源ラインにより商用電源が供給され、この商用電源が操作パネル141、移動制御部142、及び充電制御部3に分配される。
移動制御部142は、操作パネル141から車両9の入庫又は出庫が指示された際、その指示に応じて第1及び第2の駆動装置131,132に電力を供給し、パレット11を所定の位置に移動させる。また、移動制御部142は、入庫時において駐車棚12a〜12dの何れかへのパレット11の移動が完了したとき、及び出庫時において駐車棚12a〜12dの何れかからパレット11を移動させるとき、そのことを示す信号を充電制御部3に出力する。
充電制御部3は、操作パネル141によって車両9Aへの充電が指示されると、駐車棚12a〜12dの何れかへのパレット11の移動が完了したことを示す信号を移動制御部142から受信した後、接点ユニット114、接点ユニット115、切替制御回路2、充電ケーブル112、及び充電ガン113を介して車両9Aに充電電流を供給する。
充電制御部3、接点ユニット114、接点ユニット115、切替制御回路2、充電ケーブル112、及び充電ガン113は、車両用充電装置10を構成する。
図3は、充電状態における車両9Aの概略構成図である。車両9Aは、パレット11に積載された状態で、支柱110に固定されたケース111に収容された切替制御回路2を介して充電電流の供給を受ける。切替制御回路2は、車両9Aへの充電電流の供給ラインを遮断状態(車両9Aに充電電流を出力しない状態)及び接続状態(車両9Aに充電電流を出力可能な状態)に切替可能である。
車両9Aは、充電ガン113と嵌合する車両側コネクタ91と、車両側コネクタ91の接続端子に接続された充電回路92と、充電回路92を制御する制御装置93と、蓄電池94と、蓄電池94に蓄えられた電力をPWM(Pulse Width Modulation)制御によりスイッチングされた駆動電流として出力するインバータ95と、インバータ95から駆動電流の供給を受ける電動機96と、電動機96の出力を変速して前輪98に伝達する変速機97とが車体90に搭載されている。
電動機96は、車両9Aの走行用の駆動源であり、例えばIPM(Interior Permanent Magnet Motor:埋込磁石型モータ)である。蓄電池104は、例えばリチウムイオン電池又はニッケル水素電池である。
なお、車両9Aは、電動機96に加え、ガソリン等の揮発油を燃料とする内燃機関(エンジン)を駆動源として備えたプラグインハイブリッド車であってもよい。また、変速機97の出力を後輪99に伝達する後輪駆動車であってもよい。
図4は、充電ガン113を示し、(a)は全体図、(b)はコネクタ部の接続端子の配置を示す模式図である。
充電ガン113は、本体部113aと、係合突起113bと、リリースボタン113cと、コネクタ部113dと、を有している。係合突起113bは、車両側コネクタ91とコネクタ部113dとの嵌合によって車両9Aに設けられた図略の係合凹部に係合し、車両側コネクタ91とコネクタ部113dとの離脱を抑止する。また、係合突起113bは、リリースボタン113cの押し込み操作に連動し、係合凹部との係合が解除される。コネクタ部113dは、本体部113a内において充電ケーブル112に接続されている。
コネクタ部113dは、ハウジング113eと、車両9Aの充電のための電圧を出力する一対の充電電流出力端子としてのL端子113f及びN端子113gと、電気的に接地されたGND端子113hと、充電制御端子としてのC端子113iと、車両側コネクタ91との嵌合を検知するための嵌合検知端子としてのP端子113jとを有している。
図5は、充電制御部3、切替制御回路2、及び車両9Aにおける充電回路92等の回路構成を示す回路図である。
充電制御部3は、制御回路30と、リレー回路31と、切替回路32と、抵抗器R33,R34とを有している。制御回路30は、移動制御部142からパレット11の駐車棚12a〜12dの何れかへの移動が完了したことを示す信号を受信したとき、リレー回路31のコイル31cに通電し、リレー回路31の第1接点部31a及び第2接点部31bをオン状態(閉状態)とする。これにより、接点ユニット115の固定側接点115a,115bに商用電源の単相AC200Vが現れる。なお、切替回路32及び抵抗器R33,R34の構成については後述する。
切替制御回路2は、制御部20と、リレー回路21と、電流センサ22と、抵抗器R23とを有している。制御部20は、例えば予め記憶されたプログラムに従って動作するCPU(Central Processing Unit)、及びその周辺回路からなる。
制御部20は、リレー回路21のオン又はオフを制御する。リレー回路21は、第1接点部21aと、第2接点部21bと、第1接点部21a及び第2接点部21bを動作させるためのコイル21cとを有し、コイル21cに制御部20から電流が供給されたときは第1接点部21a及び第2接点部21bがオン状態(閉状態)となり、コイル21cに電流が供給されないときは、第1接点部21a及び第2接点部21bがオフ状態(開状態)となる。
リレー回路21の第1接点部21aは、接点ユニット114の移動側接点114aと、充電ガン113のL端子113fとの間に設けられている。また、第2接点部21bは、接点ユニット114の移動側接点114bと、充電ガン113のN端子113gとの間に設けられている。これにより、充電制御部3のリレー回路31の第1接点部31a及び第2接点部31bがオン状態(閉状態)であるときにリレー回路21の第1接点部21a及び第2接点部21bがオン状態(閉状態)となると、車両9Aに充電電流が供給される。リレー回路31及びリレー回路21、ならびにこれらのオン又はオフを制御する制御回路30及び制御部20は、本発明の「充電手段」の一例である。
第1接点部21aとL端子113fとの間の配線には、電流センサ22が設けられている。電流センサ22は、例えばホール素子センサからなり、L端子113fから出力される電流を検出して、その電流値を示す検出信号を制御部20に出力する。
また、制御部20は、PWM(Pulse Width Modulation)制御されたパルス信号により、充電電流の許容電流値等の情報を車両9A側へ送信する通信機能を有している。制御部20からの送信信号は、通信用抵抗器Rcを介して充電ガン113のC端子113iから車両9A側に出力される。また制御部20は、通信用抵抗器RcのC端子113i側の電圧をモニタすることが可能である。
この通信用抵抗器Rcは、充電装置側と車両側との通信仕様等を定めた国際規格であるSAEJ1772に準拠した車両との通信を行うためのものであるが、本実施の形態では、車両9Aがこの規格に完全に準拠しておらず、通信用抵抗器Rcを介した通信を行えない場合でも、車両9Aに対して蓄電池94への充電電流の引き込み量を低減させることが可能であるので、この通信の内容、及び車両9A側における通信を行うための構成については図示及びその説明を省略する。
車両側コネクタ91は、第1端子911,第2端子912,第3端子913,第4端子914,及び第5端子915を有している。車両側コネクタ91に充電ガン113のコネクタ部113dを嵌合すると、第1端子911がL端子113fに、第2端子912がN端子113gに、第3端子913がGND端子113hに、第4端子914がC端子113iに、第5端子915がP端子113jに、それぞれに接続される。第3端子913と第5端子915の間には、抵抗器R91が接続されている。本実施の形態では、抵抗器R91の抵抗値が2700Ωである。
充電回路92は、整流回路部921と、電流制御部922と、直流電源923と、スイッチ924と、抵抗器R92とを有している。
整流回路部921は、車両側コネクタ91の第1端子911及び第2端子912に接続されている。整流回路部921は、第1端子911及び第2端子912から入力される交流電流を整流して電流制御部922に出力する。整流回路部921は、例えばダイオードブリッジ回路からなる。なお、整流回路部921と電流制御部922との間に、充電開始時における突入電流を制限する突入電流制限回路や平滑回路等をさらに設けてもよい。
電流制御部922は、制御装置93からの制御信号に応じて、蓄電池94に出力する充電電流を調節する。この電流制御部922は、整流回路部921と蓄電池94とを実質的に短絡させる無抵抗状態から、蓄電池94への充電電流を例えば1A以下に低減させる高抵抗状態まで、電気抵抗を複数段階あるいは無段階に変化させることができる。
抵抗器R92の抵抗値は、例えば、330Ωである。直流電源923は、その出力電圧が例えば5Vである。直流電源923の出力電圧は、スイッチ924を介して抵抗器R92に印加される。スイッチ924のオン/オフは、制御装置93によって制御される。制御装置93は、例えば車両9Aのイグニッションオン時や充電中にスイッチ924をオン(短絡)にし、これ以外の場合にスイッチ924をオフ(遮断)にする。
抵抗器R92は、抵抗器R91に直列に接続されている。抵抗器R91の一端は充電回路92の基準電位(接地電位)に接続されている。また、制御装置93は、抵抗器R92と抵抗器R91の間の電位を測定可能な電圧計を内蔵しており、この電位によって抵抗器R92に流れる電流Iを求めることができる。
ここで、比較のために、SAEJ1772の規格に則った充電ガンの回路構成について説明する。本実施の形態における充電ガン113は、このSAEJ1772の規格における回路構成を変形したものである。
図6は、SAEJ1772の規格に則った充電ガンの回路構成を車両9Aにおける充電回路92等の回路構成と共に示す回路図である。
この充電ガン113Aは、L端子113f,N端子113g,GND端子113h,C端子113i,及びP端子113jに加え、スイッチ113k,抵抗器113m,及び抵抗器113nを備えている。スイッチ113k,抵抗器113m,及び抵抗器113n以外の構成は、充電ガン113と同様である。抵抗器113m及び抵抗器113nは、GND端子113hとP端子113jとの間に直列に接続され、このうちGND端子113h側の抵抗器113mには、スイッチ113kが並列に接続されている。SAEJ1772の規格では、抵抗器113mの抵抗値が330Ω、抵抗器113nの抵抗値が150Ωと定められている。
スイッチ113kは、リリースボタン113c(図4参照)が押し込み操作されていないときに一対の接点が短絡し、リリースボタン113cが押し込み操作されると、これら一対の接点間の導通が遮断される。すなわち、GND端子113hとP端子113jとの間の抵抗値は、抵抗器R91を考慮しない場合、リリースボタン113cが押し込み操作されていないときは150Ω(抵抗器113nの抵抗値)であり、リリースボタン113cが押し込み操作されると、480Ω(150Ω+330Ω)となる。これに抵抗器R91の抵抗値(2700Ω)を考慮すると、GND端子113hとP端子113jとの間の抵抗値は、リリースボタン113cが押し込み操作されていないときは約142Ωであり、リリースボタン113cが押し込み操作されると約408Ωとなる。また、充電ガン113Aが車両側コネクタ91に接続されていない場合は、この抵抗値が2700Ω(抵抗器R91の抵抗値)である。
この抵抗値の変化は、抵抗器R92を流れる電流Iの変化として制御装置93で検知される。つまり、制御装置93は、抵抗器R92と抵抗器R91の間の電位を測定することで、車両側コネクタ91に充電ガン113Aが嵌合されているか否か、また充電ガン113Aが嵌合されている場合には、リリースボタン113cが押し込み操作されているか否かを検知することが可能である。
一方、本実施の形態では、充電ガン113がスイッチ113k,抵抗器113m,及び抵抗器113nに相当する回路部品を備えておらず、これらに替えて、充電制御部3が切替回路32及び抵抗器R33,R34を備えている。
切替回路32は、図5に示すように、第1接点32a,第2接点32b,第3接点32c,及びコイル32dを有している。コイル32dは、制御回路30に接続され、制御回路30は、コイル32dの通電又は非通電により、第1接点32aと第2接点32b又は第3接点32cとの接続状態を切り替えることができる。コイル32dが非通電の場合は、第1接点32aと第2接点32bとが接続され、コイル32dに通電されると、第1接点32aと第3接点32cとが接続される。
第1接点32aは、接点ユニット115の固定側接点115dに接続されている。第2接点32bと充電制御部3の基準電位(接地電位)との間には、抵抗器R33が接続されている。また、抵抗器R33の第2接点32b側と第3接点32cとの間には、抵抗器R34が接続されている。抵抗器R33の抵抗値は150Ωであり、抵抗器R34の抵抗値は330Ωである。
図5に示すように、本実施の形態では、充電ガン113のP端子113jと接点ユニット114の移動側接点114dとが、充電ケーブル112及び切替制御回路2を介して接続(短絡)されている。
接点ユニット114の移動側接点114a〜114dと接点ユニット115の固定側接点115a〜115dとが接触していないときは、車両側コネクタ91の第5端子915から出力された電流が充電制御部3側に流れず、車両側コネクタ91における第5端子915と基準電位との間の抵抗値が2700Ω(抵抗器R91の抵抗値)である。
接点ユニット114の移動側接点114dと接点ユニット115の固定側接点115dとが接触し、かつコイル32dが非通電の場合には、車両側コネクタ91の第5端子915から出力された電流が充電ケーブル112、接点ユニット114の移動側接点114d、及び接点ユニット115の固定側接点115dを介して充電制御部3の抵抗器R33を流れ、車両側コネクタ91の第5端子915と充電制御部3の基準電位との間の抵抗値が150Ωとなる。
また、接点ユニット114の移動側接点114dと接点ユニット115の固定側接点115dとが接触し、かつコイル32dに通電されると、車両側コネクタ91の第5端子915から出力された電流が抵抗器R33及び抵抗器R34を流れ、車両側コネクタ91の第5端子915と充電制御部3の基準電位との間の抵抗値が480Ωとなる。
このように、コイル32dの通電又は非通電により、車両側コネクタ91の第5端子915から出力された電流の経路が切り替わり、この電流に対する抵抗値が変わる。これにより、抵抗器R92に流れる電流Iが変化する。この電流Iの変化量は、充電ガン113Aにおいてリリースボタン113cが押し込み操作された場合の電流Iの変化量と同等である。従って、充電制御部3は、制御回路30によってコイル32dに通電することにより、車両9Aの制御装置93に、充電ガン113Aのリリースボタン113cが押し込み操作されたと認識させることができる。
車両9Aの制御装置93は、リリースボタン113cが押し込み操作されると、充電電流の引き込み量を低減するように電流制御部922を制御するように構成されている。これは、リリースボタン113cが押し込み操作された場合には、その直後に充電ガン113Aが車両側コネクタ91から引き抜かれる可能性が高く、充電電流の通電中に充電ガン113Aが車両側コネクタ91から引き抜かれると、L端子113fと第1端子911との間、及びN端子113gと第2端子912との間に火花が発生してこれらの端子が損傷するおそれがあるので、これを回避するためである。
本実施の形態では、車両9Aを積載したパレット11が駐車棚12a〜12dの何れかにあるときは、充電ガン113が車両側コネクタ91から実際に引き抜かれることはなく、車両9Aを積載したパレット11が入出庫位置に移動したときには、接点ユニット114と接点ユニット115との離間によって既に充電電流の供給が停止されていることに鑑みて、上記のように充電制御部3にて、あたかもリリースボタン113cが押し込み操作されたように車両9Aに認識させ、充電電流の引き込み量を低減させる。
制御回路30は、駐車棚12a〜12dの何れかにあるパレット11の移動開始に関する信号(以下、この信号を「移動開始信号」という。)を機械式駐車設備1側の移動制御部142から受信したとき、この移動開始信号に基づいてコイル32dに通電する。この移動開始信号は、第1及び第2の駆動装置131,132によるパレット11の移動の開始前に移動制御部142から出力される信号であり、パレット11の移動が開始されることを示す信号である。これにより、パレット11の移動の開始に先立って、パレット11の移動の開始に伴って固定側接点115a〜115dと複数の移動側接点114a〜114dとの接続が遮断される前に、車両9Aに充電電流の引き込み量を低減させることができる。なお、移動制御部142は、移動開始信号を出力した後、確実に充電電流が低減されてからパレット11の移動を開始するよう、移動開始信号の出力後、所定時間(例えば3秒)が経過してからパレット11の移動を開始するとよい。
制御回路30、切替回路32、及び抵抗器R33,R34は、本発明の「充電電流低減手段」の一例である。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、駐車棚12a〜12dからのパレット11の移動により固定側接点115a〜115dと複数の移動側接点114a〜114dとの接続が遮断される前に、車両9Aに供給される充電電流、すなわち複数の固定側接点115a〜115dと複数の移動側接点114a〜114dとの間に流れる充電電流を低減させることができるので、固定側接点115a〜115d及び複数の移動側接点114a〜114dにおける火花の発生を抑制することができ、また、残留電荷の逆流等による蓄電池94の損傷を抑制することが可能となる。
また、本実施の形態では、車両側コネクタ91の第5端子915から出力された電流の経路を切替回路32によって切り替え、抵抗値を変化させるので、車両9Aの制御装置93にリリースボタン113cが押し込み操作されたと認識させるための回路を、部品点数の少ない簡素な構成によって実現することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る車両用充電装置10Aについて、図7を参照して説明する。図7は、本実施の形態に係る車両用充電装置10Aの充電制御部3及び切替制御回路2等の回路構成を示す回路図である。図7において、第1の実施の形態について説明したものと共通する機能を有する要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
第1の実施の形態では、車両側コネクタ91の第5端子915から出力された電流の経路を切り替える切替回路32が充電制御部3に設けられていたが、本実施の形態では、切替制御回路2に設けられた切替回路23によって車両側コネクタ91の第5端子915から出力された電流の経路を切り替える。切替回路23の動作は、制御部20によって制御さる。制御部20は、パレット11の移動が開始されることを示す移動開始信号を固定側接点115d及び移動側接点114dを介して受け付け、この移動開始信号に基づいて切替回路23を制御する。以下、これらの構成について詳細に説明する。
充電制御部3は、信号源33と、制御回路30によって切り替え制御される切替回路34とを有している。切替回路34は、第1接点34a,第2接点34b,第3接点34c,及びコイル34dを有している。コイル34dは、制御回路30に接続され、制御回路30は、コイル34dの通電又は非通電により、第1接点34aと第2接点34b又は第3接点34cとの接続状態を切り替えることができる。コイル34dが非通電の場合は、第1接点34aと第2接点34bとが接続され、コイル34dに通電されると、第1接点34aと第3接点34cとが接続される。第1接点34aは、固定側接点115dに接続されている。第2接点34bは、充電制御部3の基準電位(接地電位)に接続されている。第3接点34cは、信号源33に接続されている。
信号源33は、直流又は交流の電圧信号又は電流信号を送信信号として出力する。本実施の形態では、充電制御部3に商用電源が供給されている間、常に信号源33が送信信号を出力しているものとする。
制御回路30は、駐車棚12a〜12dの何れかからパレット11を移動させることを示す移動開始信号を受信したとき、コイル34dに通電し、切替回路34の第3接点34cと第1接点34aとを接続状態とする。これにより、信号源33の送信信号が固定側接点115d、移動側接点114dを介して切替制御回路2の制御部20に伝達される。
切替回路23は、第1接点23a,第2接点23b,第3接点23c,及びコイル23dを有している。コイル23dは、制御部20に接続され、制御部20は、コイル23dの通電又は非通電により、第1接点23aと第2接点23b又は第3接点23cとの接続状態を切り替えることができる。コイル23dが非通電の場合は、第1接点23aと第2接点23bとが接続され、コイル23dに通電されると、第1接点23aと第3接点23cとが接続される。
第1接点23aは、充電ガン113のP端子113jに接続されている。第2接点23bと切替制御回路2の基準電位(接地電位)との間には、抵抗器R24が接続されている。また、抵抗器R24の第2接点23b側と第3接点23cとの間には、抵抗器R25が接続されている。抵抗器R24の抵抗値は150Ωであり、抵抗器R25の抵抗値は330Ωである。
この構成により、制御回路30が移動開始信号を受信すると、信号源33の送信信号が制御部20に伝達され、制御部20は、この送信信号に基づいて切替回路23を切り替え制御し、車両側コネクタ91の第5端子915から出力された電流の経路を切り替える。これにより、車両9Aは、リリースボタン113cが押し込み操作されたと認識し、充電電流の引き込み量を低減させる。
(第2の実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態によれば、第1の実施の形態について説明した作用及び効果と同様の作用及び効果が得られる。また、充電回路92の直流電源923から出力される電流の経路が第1の実施の形態の場合に比較して短くなるので、大規模な機械式駐車設備であっても、配線の引き回しによる電圧降下が抑えられ、確実に車両9Aに充電電流の引き込み量を低減させることが可能となる。
なお、信号源33の電圧や電流は、SAEJ1772の規格等によって制限されることなく、直流電源923の電圧よりも高い電圧(例えば12Vや24Vあるいは100V)とすることができるので、電圧降下によって送信信号が減衰しても、制御部20は、この送信信号を受け付けることが可能である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係る車両用充電装置10Bについて、図8を参照して説明する。図8は、本実施の形態に係る車両用充電装置10Bの充電制御部3及び切替制御回路2等の回路構成を示す回路図である。図8において、第1及び第2の実施の形態について説明したものと共通する機能を有する要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
本実施の形態では、通信によって制御回路30と制御部20との間の信号の送受信が行われ、接点ユニット114,115が、この通信を中継する移動側接点114d,114e及び固定側接点115d,115eを有している構成が第2の実施の形態と異なる。
制御回路30と固定側接点115d,115eとは、通信線35a,35bによって接続されている。また、制御部20と移動側接点114d,114eとは、通信線24a,24bによって接続されている。通信線35a,35b及び通信線24a,24bは、例えばツイストペア線からなり、差動によって制御回路30の送信信号を制御部20に伝達する。
本実施の形態によれば、第2の実施の形態について説明した作用及び効果と同様の作用及び効果が得られる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は上記第1〜第3の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。例えば、機械式駐車設備1は、図1に例示したものに限らず、複数のパレットが同時に回転するロータリー式等の様々な構成のものを用いることができる。また、第1〜第3の実施の形態では、複数のパレット11の全てに切替制御回路2や充電ガン113が設けられている場合について説明したが、一部のパレットのみに切替制御回路2や充電ガン113が設けられていてもよい。また、第3の実施の形態において、制御回路30と制御部20との間の通信は、通信線24a,24b及び通信線35a,35bを用いた有線通信に限らず、電磁波や超音波等を用いた無線通信であってもよい。
また、上記各実施の形態では、パレット11の移動によって移動側接点114a〜114dと固定側接点115a〜115dとが接続され、また遮断される場合について説明したが、これに限らず、例えば充電制御部3と切替制御回路2とがこれらの接点を介することなくケーブルによって常に接続され、この接続状態を保ったままケーブルを撓ませてパレット11が移動するように構成してもよい。この場合、パレット11の移動時に充電電流を低減させることで、車両用充電装置を含む機械式駐車場の消費電力のピーク値を抑えることが可能となる。つまり、パレット11を移動させるための駆動装置への電力供給時に、車両の充電のための電力消費が抑えられるので、車両用充電装置を含む機械式駐車場の全体の消費電力が電力会社との契約電力を超えてしまうことを回避できる。
また、上記第1の実施の形態では、移動開始信号が移動制御部142から出力される場合について説明したが、これに限らず、例えば支持体12に設けられたセンサによってパレット11の移動開始を検出し、この検出信号を移動開始信号としてもよい。このセンサとしては、例えば駐車棚12a〜12dに固定された近接センサやリミットスイッチを用いることができる。
1…機械式駐車設備,1a…下降端位置,1b…上昇端位置,2…切替制御回路,3…充電制御部,9,9A…車両,10,10A,10B…車両用充電装置,11…パレット,12…支持体,12a〜12d…駐車棚,13…リフト,13a…上面,14…制御盤,20…制御部,21…リレー回路,21a…第1接点部,21b…第2接点部,21c…コイル,22…電流センサ,23…切替回路,23a…第1接点,23b…第2接点,23c…第3接点,23d…コイル,24a,24b…通信線,30…制御回路,31…リレー回路,31a…第1接点部,31b…第2接点部,31c…コイル,32…切替回路,32a…第1接点,32b…第2接点,32c…第3接点,32d…コイル,33…信号源,34…切替回路,34a…第1接点,34b…第2接点,34c…第3接点,34d…コイル,35a,35b…通信線,90…車体,91…車両側コネクタ,92…充電回路,93…制御装置,94…蓄電池,95…インバータ,96…電動機,97…変速機,98…前輪,99…後輪,104…蓄電池,110…支柱,111…ケース,112…充電ケーブル,113,113A…充電ガン,113a…本体部,113b…係合突起,113c…リリースボタン,113d…コネクタ部,113e…ハウジング,113f…L端子,113g…N端子,113h…GND端子,113i…C端子,113j…P端子,113k…スイッチ,113m,113n…抵抗器,114,115…接点ユニット,114a〜114d…移動側接点,115a〜115d…固定側接点,121…柱,122…梁,123…屋根,131…第1の駆動装置,132…第2の駆動装置,141…操作パネル,142…移動制御部,911〜915…第1〜第5端子,921…整流回路部,922…電流制御部,923…直流電源,924…スイッチ,R23,R24,R25,R33,R34,R91,R92…抵抗器,Rc…通信用抵抗器

Claims (4)

  1. 走行用の電力を蓄える蓄電池を有する車両を積載可能なパレット、及び前記パレットを移動させる移動手段を備えた駐車設備に設けられ、
    前記車両に対して前記蓄電池への充電電流を供給する充電手段と、
    前記パレットの移動開始に関する信号に基づいて前記車両に前記充電電流の引き込み量を低減させる充電電流低減手段とを備えた
    車両用充電装置。
  2. 前記充電手段は、前記パレットを移動可能に支持する支持体に固定された複数の固定側接点、及び前記パレットに固定された複数の移動側接点を介して前記充電電流を前記車両に供給し、
    前記充電電流低減手段は、前記パレットの移動の開始に伴って前記複数の固定側接点と前記複数の移動側接点との接続が遮断される前に前記車両に前記充電電流の引き込み量を低減させる、
    請求項1に記載の車両用充電装置。
  3. 前記充電手段は、前記車両に設けられた車両側コネクタ、及び前記車両側コネクタと前記複数の移動側接点との間に介在する充電ケーブルを介して前記充電電流を前記車両に供給し、
    前記充電電流低減手段は、前記車両側コネクタに設けられた複数の端子のうちの1つから出力される電流に対する抵抗値を変えることによって前記車両に前記蓄電池への充電電流の引き込み量を低減させる、
    請求項2に記載の車両用充電装置。
  4. 前記充電電流低減手段は、前記パレットの移動開始に関する信号を前記固定側接点及び前記移動側接点を介して受け付け、前記受け付けた信号に基づいて前記抵抗値を変化させる、
    請求項3に記載の車両用充電装置。
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