JP5708559B2 - 車両用充電システム - Google Patents

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Description

本発明は、走行用の電力を蓄える蓄電池を有する車両に充電電流を供給する車両用充電システムに関する。
近年、走行用の駆動源として電気モータを備え、蓄電池に蓄えられた電力によって電気モータを駆動して走行する車両が普及しつつある。この種の車両では、一回の充電で走行可能な距離が、ガソリン等の揮発油を燃料とする車両における一回の給油で走行可能な距離に比較して短い傾向にあり、また蓄電池への充電には長時間を要するという課題がある。そこで、駐車中の車両に対して充電を行う充電装置を備えた機械式駐車設備が提案されている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
特許文献1,2に記載の機械式駐車設備は、車両を搭載するパレットを複数備え、このパレットが所定の駐車棚に固定されると、パレットに設けられた電気的な接点と駐車棚に設けられた電気的な接点とが接続されて車両への充電が可能になるように構成されている。
特許文献3に記載の機械式駐車設備は、充電電源と複数のパレットを常時接続する充電ケーブル、及び充電ケーブルのロック機構を有し、パレットの移動中であっても車両への充電が可能となるように構成されている。
特開2010−222793号公報 特開2011−63944号公報 特開2011−111805号公報
このような機械式駐車設備では、車両の使用者等は、駐車車両を車両の搭乗位置まで呼び出し、車両に嵌合している充電コネクタを離脱させ、充電ケーブル及びコネクタを所定の場所へ戻してから車両を移動させる必要がある。
しかし、車両の使用者等が、充電ケーブル及び充電コネクタを所定の場所へ戻さなかった場合には、充電ケーブルがパレットからはみ出して充電ケーブル又は充電コネクタが破損したり、さらには機械式駐車設備の駆動部に充電ケーブルが挟まって機械式駐車設備の動作を停止させるおそれもある。
そこで、本発明は、車両の使用者等が充電ケーブル及び充電コネクタを所定の場所へ戻さなかった場合でも、充電ケーブル又は充電コネクタの破損や機械式駐車設備の停止を防止することが可能な車両用充電システムを提供することを目的とする。
本発明は、走行用の電力を蓄える蓄電池を有する車両を積載可能なパレットを移動可能に支持する駐車設備に設けられ、前記パレットに固定され、充電ケーブル及び前記充電ケーブルの端部に設けられた充電コネクタを介して前記車両に前記蓄電池への充電電流を供給する充電装置と、前記車両の使用者により前記充電コネクタが車両側コネクタから抜き取られて前記充電コネクタが前記車両から離脱したとき、これを検知するための離脱検知手段と、前記離脱検知手段によって前記充電コネクタが前記車両から離脱したことを検知し、この検知に基づいて前記充電ケーブル巻取り装置に前記充電ケーブルを巻き取らせる制御部とを備え、前記巻取り装置は、前記パレットを移動可能に支持する支持体に固定された固定側接点、及び前記パレットに固定され、前記車両が前記駐車設備から出庫可能な状態のときに前記固定接点と接触する移動側接点を介して前記充電ケーブルを巻き取るためのモータを駆動する電源の供給を受ける車両用充電システムを提供する
前記離脱検知手段は、前記充電コネクタが前記車両から離脱したとき、前記充電コネクタに設けられた端子の電圧の変化に基づいて、前記充電コネクタが前記車両から離脱したことを検知することとしてもよい。
本発明によれば、車両の使用者等が充電ケーブル及び充電コネクタを所定の場所へ戻さなかった場合でも、充電ケーブル又は充電コネクタの破損や機械式駐車設備の停止を防止することが可能となる。
第1の実施の形態に係る機械式駐車場の概略図である。 第1の実施の形態に係る機械式駐車場のターンテーブル概略図である。 第1の実施の形態に係る充電状態における車両の概略構成図である。 第1の実施の形態に係る車両用充電装置の制御部、車両の制御部の構成例を示す図である。 第1の実施の形態に係る移動側接点ユニットの(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図を示す。 第1の実施の形態に係る固定側接点ユニットの(a)は正面図、(b)は(a)のC−C線断面図、(c)は(a)のD−D線断面図を示す。 巻取り装置によって充電ケーブルが巻き取られた状態を示す図である。 第2の実施の形態に係る車両用充電装置の制御部、車両の制御部の構成例を示す図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用充電装置を備えた駐車設備としての機械式駐車設備の概要を示す概略図である。
この機械式駐車設備1は、車両9を積載可能な複数(図1に示す例では6つ)のパレット11と、これら複数のパレット11を移動可能に支持する支持体12と、各パレット11を鉛直方向及び水平方向に移動させるリフト13と、リフト13の移動をガイドするガイドレール14と、車両9を回転させるターンテーブル15と、リフト13の移動及びターンテーブル15の回転を制御する制御盤16とを備えている。
パレット11の上側には、車両9に充電電流を供給する充電装置10が固定されている。また、パレット11の下側には、パレット11を水平方向に移動させるための複数の転動体111が設けられている。
支持体12は、車両9の搭乗位置におけるパレット11と同じ高さの床部121と、床部121の下方に設けられた複数の柱部122及び複数の梁123とを有して構成されている。本実施例の形態では、床部121が地上1階部分に設けられ、柱部122及び梁123は地下部分に設けられている。支持体12には、地下3階部分における左右2箇所の駐車棚12a,12bと、地下2階部分における左右2箇所の駐車棚12c,12dと、地下1階部分における左右2箇所の駐車棚12e,12fとが設けられている。
床部121には、車両9を回転させるターンテーブル15が埋設されている。ターンテーブル15は、下方から上昇してくるパレット11を収容する収容部151を有している。ターンテーブル15の詳細については後述する。
リフト13は、図略のリフト駆動装置により、地下3階部分から収容部151まで、上下両方向にガイドレール14に沿って移動可能である。リフト13は、そのリフト上面に積載されたパレット11を鉛直方向に移動させると共に、図略の押圧機構によりパレット11を水平方向に押圧し、パレット11を各駐車棚12a〜12fに移動させる。
制御盤16は、床部121の上側に設置され、機械式駐車設備1の使用者の指示を受け付けるための操作パネル161を備えている。制御盤16は、操作パネル161によって受け付けた指示内容に基づいて、リフト駆動装置を制御してパレット11を移動させると共に、ターンテーブル15を回転させる図略のターンテーブル回転装置を制御して、パレット11を回転させる。
例えば、車両9の使用者がターンテーブル15の収容部151に収容されたパレット11に車両9を入庫して操作パネル161を操作すると、制御盤16は、ターンテーブル回転装置を制御してパレット11を例えば90°回転させ、さらにリフト駆動装置を制御してパレット11を駐車棚12a〜12fのうち空いている駐車棚に移動させる。なお、図1では、車両9が積載されたパレット11が90°回転した状態を示している。
また、車両9を出庫する場合には、この逆の手順により、駐車棚12a〜12fの何れかからターンテーブル15の収容部151にパレット11を移動させ、さらにこのパレット11を入庫時とは逆方向に例えば90°回転させる。
図1に示す例では、それぞれのパレット11に積載された車両9に充電装置10の充電コネクタ103が接続されている。この車両9は、走行用の駆動源として電動機を有する車両である。車両9の構成については後述する。
また、パレット11には、そのパレット下面側に、移動側接点ユニット112が設けられている。一方、支持体12には、駐車棚12a〜12fのそれぞれに、移動側接点ユニット112に向き合う第1の固定側接点ユニット124が設けられている。
パレット11の駐車棚12a〜12fへの移動が完了すると、移動側接点ユニット112の接点と第1の固定側接点ユニット124の接点が接触し、電気的に導通する。
車両9は、移動側接点ユニット112の接点と第1の固定側接点ユニット124の接点の接触により、制御盤16から出力される充電電流の供給を受けられる状態となる。
図2は、機械式駐車設備1におけるターンテーブル15及びその周辺部の構成例を示す斜視図である。
ターンテーブル15は、収容部151と、第2の固定側接点ユニット152と、回転台153と、回転台支持体154とを備えている。
ターンテーブル15は、車両9を積載したパレット11が収容部151に収容された状態で、図略のターンテーブル駆動装置によって、回転台153を矢印A方向に回転させることが可能である。
ターンテーブル15は、リフト13がパレット11を下方から支持している状態で、収容部151内にパレット11を固定する図略の固定機構を備え、この固定機構によりパレット11が回転台153に固定されると、パレット11の上面の高さが回転台153及び床部121の上面の高さと略一致する。
回転台支持体154には、図略の支持部材を介して第2の固定側接点ユニット152が設置されている。また、第2の固定側接点ユニット152の接点は、回転台153が矢印A方向に回転し、車両9が矢印B方向(出庫方向)を向いて機械式駐車設備1から出庫可能な状態のとき、移動側接点ユニット112の接点と接触するように設けられている。
充電装置10には、充電装置10の内部から充電ケーブル102を引き出す開口部101、及び充電コネクタ103を保持するためのフック104が形成されている。
図3は、充電状態における車両9及び充電装置10の構成例を示す概略構成図である。
車両9は、パレット11に積載され、駐車棚12a〜12fに格納された状態で、充電装置10から充電電流の供給を受ける。充電装置10は、充電ケーブル102、及び充電ケーブル102の端部に設けられた充電コネクタ103を介して充電電流を車両9に供給する。
車両9は、充電コネクタ103と嵌合する車両側コネクタ91と、車両側コネクタ91の接続端子に接続された充電制御回路92と、充電制御回路92を制御する制御装置93と、走行用の電力を蓄える蓄電池94と、蓄電池94に蓄えられた電力をPWM(Pulse Width Modulation)制御によりスイッチングされた駆動電流として出力するインバータ95と、インバータ95から駆動電流の供給を受ける電動機96と、電動機96の出力を変速して前輪98に伝達する変速機97とが車体90に搭載されている。
電動機96は、車両9の走行用の駆動源であり、例えばIPM(Interior Permanent Magnet Motor:埋込式磁石型モータ)である。蓄電池94は、例えばリチウムイオン電池又はニッケル水素電池である。
なお、車両9は、電動機96に加え、ガソリンなどの揮発油を燃料とする内燃機関(エンジン)を駆動源として備えた所謂プラグインハイブリット車であってもよい。また、変速機97の出力を後輪99に伝達する後輪駆動車であってもよい。
充電装置10は、筐体100の内部に、充電制御回路2と、モータ51と、モータ51の出力を減速する減速機52と、減速機52の出力によって回転駆動される巻取りリール53とを有している。充電制御回路2は、移動側接点ユニット112と充電コネクタ103との間に介在している。モータ51、減速機52、及び巻取りリール53は、充電ケーブル102を巻き取る巻取り装置5を構成する。
充電装置10は、移動側接点ユニット112及び第2の固定側接点ユニット152を介して、制御盤16から充電ケーブル102を巻き取るためのモータ51を駆動する電源の供給を受ける。制御盤16は、次に述べる巻取り制御部3を有している。
図4は、車両用充電システム1A及び車両9における充電制御回路92等の構成例を示す構成図である。本構成例では、パレット11がターンテーブル15の収容部151に収容された状態における構成を示している。
車両用充電システム1Aは、充電装置10の充電制御回路2、制御盤16の巻取り制御回路3、及び巻取り装置5を有して構成される。以下それぞれの構成について説明する。
巻取り制御回路3は、制御部30と、リレー回路31と、電圧源32と、電圧センサ33と、抵抗器Rとを有している。制御部30は、例えば予め記憶されたプログラムに従って動作するCPU(Central Processing Unit)、及びその周辺回路からなる。電圧源32、電圧センサ33、及び抵抗器Rは、充電コネクタ103が車両9から離脱したことを検知するための本発明の「離脱検知手段」の一例である。また、制御部30は、本発明の「制御部」の一例である。
巻取り制御回路3には、第2の固定側接点ユニット152が接続されている。第2の固定側接点ユニット152は、固定側接点152a〜152dを有している。一方、移動側接点ユニット112は、移動側接点112a〜112fを有している。第2の固定側接点ユニット152の固定側接点152aは、接地電位に接続されている。
ターンテーブル15の回転台153が矢印A方向に回転し、第2の固定側接点ユニット152と移動側接点ユニット112とが向かい合うと、固定側接点152aと移動側接点112c、固定側接点152bと移動側接点112d、固定側接点152cと移動側接点112e、及び固定側接点152dと移動側接点112fがそれぞれ接触する。
抵抗器Rは、その一端が電圧源32に接続され、他端が固定側接点152bに接続されている。つまり、電圧源32は、抵抗器Rを介して固定側接点152bに電圧を印加する。また、抵抗器Rの他端には、電圧センサ33が接続されている。電圧センサ33は、抵抗器Rの他端(固定側接点152b)における電位(接地電位に対する電圧)を検出し、この検出結果を示す検出信号を制御部30に出力する。電圧源32の出力電圧は例えばDC5Vであり、抵抗器Rの抵抗値は例えば2700Ωである。
制御部30は、リレー回路31のオン及びオフによって巻取り装置5への電力の供給及び遮断を制御する。本実施の形態では、巻取り装置5の電力として単相200Vを供給する。但し、巻取り装置5に供給する電力は、例えば単相100Vや直流24Vであってもよい。
リレー回路31は、第1接点31a及び第2接点31bと、第1接点31a及び第2接点31bを動作させるためのコイル31cとを有し、第1接点31a及び第2接点31bは、コイル31cに制御部30から電流が供給されたときオン状態(通電状態)となり、コイル31cに電流が供給されないときには第1接点31a及び第2接点31bがオフ状態(遮断状態)となる。
リレー回路31の第1接点31aは、固定側接点152cを介して巻取り装置5にL相電流を供給するL相のラインに、第2接点31bは、固定側接点152dを介して巻取り装置5にN相電流を供給するN相のラインに、それぞれ設けられている。これにより、リレー回路31の第1接点31a及び第2接点31bが共にオン状態になると、巻取り装置5に電力が供給されてモータ51が回転し、巻取りリール53が充電ケーブル102を巻き取る。
充電制御回路2は、制御部20と、リレー回路21と、通信用抵抗器Rcとを有している。制御部20は、例えば予め記憶されたプログラムに従って動作するCPU(Central Processing Unit)、及びその周辺回路からなる。制御部20は、リレー回路21のオン及びオフによって車両9への充電電流の供給及び遮断を制御する。充電コネクタ103は、L端子103a、N端子103b、GND端子103c、C端子103d、P端子103eを備えている。P端子103eは、移動側接点112dに直接接続されている。
リレー回路21は、第1接点21aと、第2接点21bと、第1接点21a及び第2接点21bを動作させるためのコイル21cとを有し、コイル21cに制御部20から電流が供給されたとき、第1接点21a及び第2接点21bがオン状態(通電状態)となり、コイル21cに電流が供給されないときには、第1接点21a及び第2接点21bは、オフ状態(遮断状態)となる。なお、ここでは、第1接点21a,第2接点21bは、1つのコイル21cにより一括してオン状態とオフ状態を切替える構成となっているが、リレー接点溶着自己診断のため、第1接点21a、第2接点21bのそれぞれにコイルを設けて個別にオンとオフを切替えられる構成としてもよい。
第1接点21aがオン状態となると、移動側接点ユニット112の移動側接点112aと充電コネクタ103のL端子103aとが導通する。第2接点21bがオン状態となると、移動側接点ユニット112の移動側接点112bと充電コネクタ103のN端子103bとが導通する。また、移動側接点ユニット112の移動側接点112cと充電コネクタ103のGND端子103cとは、充電制御回路2内の配線により、常時導通している。
本実施の形態では、パレット11がターンテーブル15の収容部151に収容されている状態では、パレット11に積載された車両9に充電電流を供給しないので、第2の固定側接点ユニット152には、移動側接点ユニット112の移動側接点112a,112bに対応する接点が設けられていない。なお、第1の固定側接点ユニット124(図1に示す)には、移動側接点112a,112bに対応する接点が設けられ、この接点を介して車両9に充電電流を供給するための電力が供給される。この電力は、例えば単相200Vである。
制御部20は、PWM(Pulse Width Modulation)制御されたパルス信号により、充電電流の許容電流値等の情報を車両9に送信する通信機能を有している。制御部20からの送信信号は、通信用抵抗器Rcを介して充電コネクタのC端子103dから車両9に出力される。また、制御部20は、通信用抵抗器RcのC端子103d側の電圧をモニタすることが可能である。
この通信用抵抗器Rcは、充電装置側と車両側の通信仕様などを定めた国際規格であるSAEJ1772に準拠した車両との通信を行うためのものである。制御部20は、この通信に基づいてリレー回路21をオン又はオフさせる。なお、図4では、この通信のための車両9側の構成の図示を省略している。
車両側コネクタ91は、第1端子911、第2端子912、第3端子913、第4端子914、及び第5端子915を有している。車両側コネクタ91に充電コネクタ103を嵌合すると、第1の端子911がL端子103aに、第2の端子912がN端子103bに、第3の端子913がGND端子103cに、第4の端子914がC端子103dに、第5の端子915がP端子103eにそれぞれ接続される。第3の端子913と第5の端子915の間には、抵抗器R91が接続されている。
充電制御回路92は、整流回路部921と、電流制御部922と、直流電源923と、抵抗器R92とを有している。
整流回路部921は、車両側コネクタ91の第1端子911及び第2端子912に接続されている。整流回路部921は、第1端子911及び第2端子912から入力される交流電流を整流して電流制御部922に出力する。整流回路部921は、例えばダイオードブリッジからなる。なお、整流回路部921と電流制御部922との間に、充電開始時における突入電流を制限する突入電流制限回路や、平滑回路等をさらに設けてもよい。
電流制御部922は、制御装置93からの制御信号に応じて、蓄電池94に出力する充電電流を調整する。この電流制御部922は、整流回路部921と蓄電池94と実質に短絡させる無抵抗状態から、蓄電池94への充電電流を例えば1A以下に低減させる高抵抗状態まで、電気抵抗を複数段階あるいは無段階に変化させることができる。
抵抗器R92の抵抗値は、例えば、330Ωである。直流電源923は、その出力電圧が例えば5Vである。直流電源923の出力電圧は、抵抗器R92に印加される。
抵抗器R92は、抵抗器R91に直列に接続されている。抵抗器R91の一端は、充電制御回路92の基準電位(接地電位)に接続されている。抵抗器R92と抵抗器R91と間の節点には、第5の端子915が接続されている。
また、制御装置93は、抵抗器R92と抵抗器R91との間の電位を測定可能な電圧計を内蔵しており、この電位によって抵抗器R92に流れる電流Iを検出することができる。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る移動側接点ユニット112の概要を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。
図5(a)に示すように、移動側接点ユニット112には、移動側接点112a〜112fが長手方向を平行にして1列に配置されている。また、図5(b),(c)に示すように、移動側接点ユニット112の移動側接点112a〜112fは、長手方向及び短手方向の断面がそれぞれ台形状を呈している。
図6は、第2の固定側接点ユニット152の概要を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のC−C線断面図、(c)は(a)のD−D線断面図である。
図6(a)に示すように、第2の固定側接点ユニット152は、固定側接点152a〜152dが、移動側接点112a,112bに対応する箇所を空けて1列に配置されている。
また、図6(b)に示すように、第2の固定側接点ユニット152の固定側接点152a〜152dは、短手方向断面が矩形状を呈している。また、図6(C)に示すように、固定側接点152a〜152dは、長手方向断面が三角形を呈している。
移動側接点112a〜112f及び固定側接点152a〜152dは、一方が他方に弾性的に押し付けられて接触するように構成されることが望ましい。
(巻取り制御回路3の動作)
制御回路3の制御部30は、電圧センサ33の検出信号に基づいて充電コネクタ103が車両9(車両側コネクタ91)から離脱したことを検知し、この検知に基づいて巻取り装置5に充電ケーブル102を巻き取らせる。以下、この動作について詳細に説明する。
第2の固定側接点ユニット152の固定側接点152a〜152dが移動側接点ユニット112の移動側接点112c〜112fに接触し、かつ充電コネクタ103が車両9に嵌合しているとき、電圧源32から出力された電流は、抵抗器R、固定側接点152b、移動側接点112d、P端子103e、第5の端子915、及び抵抗器R91を介して接地電位に流れる。この場合、電圧センサ33は、電圧源32の出力電圧が抵抗器Rによって電圧降下した電圧を検出する。
一方、充電コネクタ103が車両9から離脱すると、P端子103eから車両9側に電流が流れないので、抵抗器Rを流れる電流がゼロとなり、抵抗器Rにおける電圧降下が発生しなくなる。これより、電圧センサ33は、電圧源32の出力電圧をそのまま検出する。
このように、充電コネクタ103が車両9と嵌合した状態と離脱した状態とで電圧センサ33が検出する電圧が変化するので、制御部30は、この電圧センサ33の検出信号の変化に基づいて、充電コネクタ103が車両9から離脱したことを検知する。つまり、制御部30は、充電コネクタ103が車両9から離脱したとき、固定側接点152bにおける電圧、すなわちP端子103eの電圧の変化に基づいて、この離脱を検知する。
制御部30は、充電コネクタ103が車両9から離脱したことを検知すると、その所定時間後(例えば2秒以上経過した後)、リレー回路31のコイル31cに通電し、リレー回路31の第1接点31a及び第2接点31bをオン状態(通電状態)とする。これにより、モータ51が回転し、巻取りリール53が充電ケーブル102を巻き取る。
図7は、巻取り装置5によって充電ケーブル102が巻き取られ、車両9が出庫した状態を示す斜視図である。
制御部30は、充電ケーブル102の巻き取りによって充電コネクタ103が開口部101から筐体100内に進入する前に巻取り装置5への電力供給を遮断する。これにより、充電コネクタ103は、パレット11の上面と開口部101との間でぶら下がった状態となる。なお、巻取り装置5への電力供給が遮断されると、巻取りリール53は、図略のブレーキ機構によってその回転が停止される。
車両9が出庫すると、回転台153は逆方向(矢印C方向)に所定の角度(例えば90°)回転し、リフト13(図1に示す)によって収容部151から下方に搬出される。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下に述べる作用及び効果が得られる。
(1)車両9の使用者等が充電コネクタ103を抜き取った後、充電コネクタ103をパレット11上に放置したとしても、巻取り装置5によって充電ケーブル102が巻き取られる。これにより、パレット11が移動する際、充電ケーブル102及び充電コネクタ103がパレット11からはみ出したり、垂れ下がったりすることを防止することができ、リフト13及びパレット11の動作時における充電ケーブル102及び充電コネクタ103の破損を防止して、機械式駐車設備1の停止を回避することが可能になる。
(2)巻取り装置5は、移動側接点ユニット112及び第2の固定側接点ユニット152を介して電源の供給を受けるので、充電装置10内にモータ51を駆動するための電力を蓄えるバッテリー等の蓄電池を設ける必要がない。つまり、パレット11がターンテーブル15の収容部151に収容されている状態では、移動側接点ユニット112と第1の固定側接点ユニット124(図1に示す)との接続が断たれるため、第2の固定側接点ユニット152を介して電源の供給を受けない場合には、モータ51を駆動するための電力を蓄える蓄電池を充電装置10内に設ける必要があるが、本実施の形態では、第2の固定側接点ユニット152を介して巻取り装置5に電源を供給するので、蓄電池を設ける必要がない。これにより、充電装置10のコスト及び重量を低減することが可能となる。
(3)制御部30は、電圧センサ33が検出する電圧(固定側接点152b,移動側接点112d,及びP端子103eの電位)の変化に基づいて充電コネクタ103が車両9から離脱したことを検知するので、充電コネクタ103の離脱を確実に検知することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図8を参照して説明する。図8は、本実施例に係る車両用充電システム1B及びその周辺の構成例を示す構成図である。図8において、第1の実施の形態について説明したものと共通する機能を有する要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
本実施例にかかる車両用充電システム1Bは、第1の実施の形態の構成から、充電制御回路2を充電制御回路2Aに、巻取り制御部3を制御部40に替えて、構成される。すなわち、車両用充電システム1Bは、充電装置10の充電制御回路2、制御盤16の制御部40、及び巻取り装置5を有して構成される。
充電制御回路2Aは、充電コネクタ103が車両9から離脱したことを検知する構成が、第1の実施の形態に係る充電制御回路2と異なる。
充電制御回路2Aの構成は、制御部20、リレー回路21、及び抵抗器Rcに加え、第2のリレー回路22、電圧センサ23、及び抵抗器R24を備えている。また、本実施の形態に係る移動側接点ユニット112は、第1の実施の形態に係る移動側接点112dに替えて、移動側接点112g,112hを有している。これに対応して、本実施の形態に係る第2の固定側接点ユニット152は、第1の実施の形態に係る固定側接点152bに替えて、移動側接点112gに接続される固定側接点152e、及び移動側接点112hに接続される固定側接点152fを有している。
移動側接点112g,112hは、制御部20に接続されている。また、固定側接点152e,152fは、通信線45を介して、制御盤16内の制御部40に接続されている。制御部20と制御部40とは、移動側接点112g,112h、固定側接点152e,152f、及び通信線45を介して通信可能である。通信線45は、例えばツイストペア線からなり、差動によって送信信号を伝達する。
この通信により、制御部20は例えば車両9から得た許容電流値の情報等を送信し、制御部40は例えば機械式駐車設備の動作状態の情報等を送信する。また、制御部40は、パレット11の移動開始時に制御部20に所定のコマンドを送信して車両9への充電電流の供給を停止することや、制御部20に所定のコマンドを送信することによって巻取り装置5を動作させ、充電ケーブル102を巻き取らせることが可能である。
第2のリレー回路22は、第1接点22aと、第2接点22bと、第1接点22a及び第2接点22bを動作させるためのコイル22cとを有し、コイル22cに制御部20から電流が供給されたときには第1接点22a及び第2接点22bがオン状態(通電状態)となり、コイル22cに電流が供給されないときには、第1接点22a及び第2接点22bは、オフ状態(遮断状態)となる。
第1接点22aは、移動側接点112eと巻取り装置5との間に介在している。第2接点22bは、移動側接点112fと巻取り装置5との間に介在している。固定側接点152c,152dには、常時単相200Vが供給され、固定側接点152c,152dと移動側接点112e,112fが接触し、かつ第1接点22a及び第2接点22bがオン状態となると、巻取り装置5にモータ51を駆動する電源が供給される。
電圧センサ23及び抵抗器R24は、本実施の形態において、充電コネクタ103が車両9から離脱したことを検知するための本発明の「離脱検知手段」の一例である。抵抗器R24はその一端がP端子103eに接続され、他端が接地電位に接続されている。電圧センサ23は、抵抗器R24の一端の電位、すなわちP端子103eの電位(接地電位に対する電圧)を検出し、この検出結果を示す検出信号を制御部20に出力する。
充電コネクタ103が車両9に嵌合している場合、抵抗器R24には、車両9の直流電源923から出力される電流の一部が流れ、電圧センサ23は、この電流による電圧降下分の電圧を検出する。一方、充電コネクタ103が車両9から離脱すると、抵抗器R24には電流が流れないので、電圧センサ23が検出する電圧は0Vとなる。
このように、充電コネクタ103が車両9と嵌合した状態と離脱した状態とで電圧センサ23が検出する電圧が変化するので、制御部20は、この電圧センサ23の検出信号の変化に基づいて、充電コネクタ103が車両9から離脱したことを検知する。つまり、制御部30は、充電コネクタ103が車両9から離脱したとき、P端子103eの電圧の変化に基づいて、この離脱を検知する。
制御部20は、充電コネクタ103の離脱を検知すると、第2リレー回路22の第1接点22a及び、第2接点22bをオン状態(通電状態)とし、巻取り装置5に電力を供給する。
(第2の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態について説明した作用及び効果と同様の作用及び効果が得られる。また、第2の実施の形態では、車両側コネクタ91の第5接点113eと電圧センサ23との間の信号線24は、パレット11上に配置された充電装置10内に設けられているので、第1の実施の形態と比較して充電コネクタ103の離脱を検知するのに必要な信号線の取り回しを短くすることが可能である、これにより、第1の実施例では、例えばターンテーブル15と制御盤16との間の距離が長いことにより生じる可能性のある信号線34を経由する信号の電圧降下や、信号線34周辺の電磁障害による信号の劣化を低減でき、確実に充電コネクタ103の離脱をすることが可能になる。
また、第1の実施の形態では、車両側コネクタ91の第5接点113eと電圧センサ33は、移動側端子112d固定側端子152bとを経由して、接続されているため、移動側端子112dと固定側端子152bとの接触により接触抵抗による電圧降下が生じてしまい、確実な充電コネクタ103の離脱検知を行えない場合があり得るが、第2の実施の形態においては、移動側端子112dと固定側端子152bとを経由せずに、車両側コネクタ91の第5接点113eと電圧センサ33が接続されているために、接点の接触抵抗による電圧低下は生じず、確実に充電コネクタ103の離脱検知が可能になる。
さらに、制御部20及び制御部40に通信機能を持たせることにより、車両9の充電状態に応じた制御盤16からの制御及び、機械式駐車設備1の動作情報の共有が可能となる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の対応において実施することが可能である。例えば機械式駐車設備1は、図1に例示したものに限らず、複数のパレットが同時に回転するロータリー式などの様々な構成のものを用いることができる。
また、第1及び第2の実施の形態では、機械式駐車設備1にターンテーブル15が設置された構成について説明したが、パレット11自体に車両9を回転させる機能を設け、ターンテーブルを省略した構成としてもよい。
第1及び第2の実施の形態では、複数のパレット11の全てに充電装置10が設けられている場合について説明したが、一部のパレットのみに充電装置10が設けられていてもよい。
本発明の巻取り装置5は、固定側接点及び移動側接点を介して電力が供給される構成について説明したが、巻取り装置5に電力を供給する蓄電池をパレット11に有する構成としても、第1の実施の形態について説明した(1)及び(3)の作用及び効果が得られる。
第2の実施の形態において、制御部40と制御部20との間の通信は、通信線45及び通信線25を用いた有線通信に限らず、電磁波や超音波を用いた無線通信であってもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、パレット11の移動によって移動側接点ユニット112と、第1の固定側接点ユニット124又は第2の固定側接点ユニット152の各接点が接触し、または離脱する場合について説明したが、これに限らず、車両9及び巻取り装置5に電力を供給するラインが上記接点を介することなく、ケーブルなどによって常に接続させ、この接続状態を保ったままケーブルを撓ませてパレット11が移動する構成としてもよい。
また、第1及び第2の実施の形態では、充電コネクタ103の離脱を電圧源32又は直流電源923から印加される信号電圧の変化によって検知していたが、これに限らず、例えば充電コネクタ103に車両側コネクタとの接触を感知するセンサ等を設けて離脱の検知をしてもよい。
また、充電装置10をパレット11上面に設置するものについて説明したが、充電装置10をパレット11の上方に設置し、充電ケーブル102及び充電コネクタ103を上方から吊るした状態で引き出して、車両9に嵌合する構成としてもよい。
1…機械式駐車設備、1A…車両用充電システム、1B…車両用充電システム、2…充電制御回路、2A…充電制御回路、3…巻取り制御部、5…巻取り装置、9…車両、10…充電装置、11…パレット、12…支持体、12a〜12f…駐車棚、13…リフト、14…ガイドレール、15…ターンテーブル、16…制御盤、20…制御部、21…リレー回路、21a…第1の接点、21b…第2の接点、21c…コイル、22…第2のリレー回路、22a…第1の接点、22b…第2の接点、22c…コイル、23…電圧センサ、24…信号線、25…通信線、30…制御部、31…リレー回路、31a…第1の接点、31b…第2の接点、31c…コイル、32…電圧源、33…電圧センサ、34…信号線、40…制御部、45…通信線、51…モータ、52…減速機、53…巻取りリール、90…車体、91…車両側コネクタ、92…充電制御回路、93…制御装置、94…蓄電池、95…インバータ、96…電動機、97…変速機、98…前輪、99…後輪、100…筺体、101…開口部、102…充電ケーブル、103…充電コネクタ、103a…L端子、103b…N端子、103c…GND端子、103d…C端子、103e…P端子、104…フック、111…転動体、112…移動側接点ユニット、112a〜112h…移動側接点、121…床部、122…柱部、123…梁、124…第1の固定側接点ユニット、151…収容部、152…第2の固定側接点ユニット、152a〜152f…固定側接点、153…回転台、154…回転台支持体、161…操作パネル、911…第1の端子、912…第2の端子、913…第3の端子、914…第4の端子、915…第5の端子、921…整流回路部、922…電流制御部、923…直流電源、R24、R、R91、R92、…抵抗器、Rc…通信用抵抗器

Claims (2)

  1. 走行用の電力を蓄える蓄電池を有する車両を積載可能なパレットを移動可能に支持する駐車設備に設けられ、
    前記パレットに固定され、充電ケーブル及び前記充電ケーブルの端部に設けられた充電コネクタを介して前記車両に前記蓄電池への充電電流を供給する充電装置と、
    前記車両の使用者により前記充電コネクタが車両側コネクタから抜き取られて前記充電コネクタが前記車両から離脱したとき、これを検知するための離脱検知手段と、
    前記充電ケーブルを巻き取る巻取り装置と、
    前記離脱検知手段によって前記充電コネクタが前記車両から離脱したことを検知し、この検知に基づいて前記巻取り装置に前記充電ケーブルを巻き取らせる制御部とを備え
    前記巻取り装置は、前記パレットを移動可能に支持する支持体に固定された固定側接点、及び前記パレットに固定され、前記車両が前記駐車設備から出庫可能な状態のときに前記固定接点と接触する移動側接点を介して前記充電ケーブルを巻き取るためのモータを駆動する電源の供給を受ける、
    車両用充電システム。
  2. 前記離脱検知手段は、前記充電コネクタが前記車両から離脱したとき、前記充電コネクタに設けられた端子の電圧の変化に基づいて、前記充電コネクタが前記車両から離脱したことを検知する、
    請求項1に記載の車両用充電システム。
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