JP2013193588A - 車両および車両の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】変速機を有し、回転電機からの駆動力を用いて走行が可能な車両において、変速機の変速に伴う駆動力の急激な変化を抑制する。
【解決手段】車両100は、モータジェネレータ135を含む駆動力発生装置105からの駆動力を用いて走行が可能である。車両100は、駆動力発生装置105と駆動輪180との間に設けられ、予め定められた複数の変速比を有する変速機160を備える。ECU300は、モータジェネレータ135の駆動力が制限されることによって、変速機160から駆動輪180に伝達される実駆動力がユーザの要求駆動力を達成できない場合は、複数の変速比の各々に変速したときの実駆動力を予測し、予測された実駆動力を用いて変速機160を制御する。これによって、モータジェネレータ135の駆動力が制限されている状態において変速比が変更された場合に生じる急激な駆動力の変動が抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両および車両の制御方法に関し、より特定的には、変速機を有し、回転電機からの駆動力を用いて走行が可能な車両における変速機の制御に関する。
近年、環境に配慮した車両として、蓄電装置(たとえば二次電池やキャパシタなど)を搭載し、蓄電装置に蓄えられた電力から生じる駆動力を用いて走行する車両が注目されている。このような車両には、たとえば電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池車などが含まれる。
このうち、ハイブリッド自動車は、蓄電装置に蓄えられた電力を用いて回転電機(たとえば、モータジェネレータ)により生成される駆動力と、内燃機関(たとえば、エンジン)により生成される駆動力とを用いて走行する。そして、このような車両において、さらに変速機が備えられる場合がある。
特開2008−221949号公報(特許文献1)は、変速機を有するハイブリッド車両において、モータの温度が所定温度以上の場合には、変速機の変速線を高車速側へシフトさせるとともに、変速段がHiギヤのときにはダウンシフト変速を行なう構成を開示する。このような構成とすることによって、モータが高トルク領域で駆動され続けることを抑制できるので、モータを含む電気駆動系を適正な温度範囲で駆動することができる。
特開2008−221949号公報 特開2008−195303号公報 特開2006−347269号公報 特開2006−046576号公報
電気自動車やハイブリッド自動車などのように、回転電機からの駆動力を用いて走行する車両においては、たとえば回転電機の温度が高温になると、機器保護の観点から、回転電機から出力される駆動力が制限される場合がある。
このような車両に変速機が備えられる場合、駆動輪から出力される駆動力が同じであっても、変速段によっては回転電機に要求されるトルクが変化し得る。そのため、たとえば、温度条件によって回転電機から出力されるトルクが制限された状態で走行している場合に、変速段が変更されると、回転電機に要求されるトルクが低下され得る。そうすると、結果として回転電機のトルク制限が解除され、それによって駆動力の急激な増加が生じるおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、変速機を有し、回転電機からの駆動力を用いて走行が可能な車両において、変速機の変速に伴う駆動力の急激な変化を抑制することである。
本発明による車両は、回転電機を含む駆動力発生装置からの駆動力を用いて走行が可能である。車両は、駆動輪と、駆動力発生装置と駆動輪との間に設けられ、予め定められた複数の変速比を形成可能に構成された変速機と、回転電機および変速機を制御するための制御装置とを備える。制御装置は、変速機から駆動輪に伝達される実駆動力がユーザの要求駆動力に達しない場合は、複数の変速比の少なくとも一部について、変速後の実駆動力である予測駆動力を演算し、予測駆動力を用いて変速機を制御する。
好ましくは、制御装置は、回転電機の出力可能なトルクが予め定められた規定値よりも制限されることによって、実駆動力が要求駆動力に達しない場合に、予測駆動力を用いて変速機を制御する。
好ましくは、制御装置は、複数の変速比のうち、予測駆動力が変速前の実駆動力よりも要求駆動力に近くなる変速比への変速を許可する。
好ましくは、制御装置は、許可された変速比にしたときの回転電機の回転速度を予測し、予測された回転速度が予め定められた基準回転速度を上回る場合には、当該変速比への変速を禁止する。
好ましくは、制御装置は、予測駆動力が要求駆動力を上回る変速比への変速を禁止する。
好ましくは、駆動力発生装置は、内燃機関と、内燃機関からの回転力により発電する他の回転電機と、遊星歯車機構を含む動力分配機構とをさらに含む。回転電機は遊星歯車機構のリングギヤに結合され、他の回転電機は遊星歯車機構のサンギヤに結合され、内燃機関は遊星歯車機構のプラネタリキャリアに結合される。制御装置は、複数の変速比の各々に変速したときの、駆動力発生装置におけるパワー収支を予測し、パワー収支が満足される変速比への変速を許可し、パワー収支が満足できない変速比への変速を禁止する。
好ましくは、制御装置は、複数の変速比のうち、変速前の変速比以外の他のすべての変速比への変速が禁止される場合には、変速を行なわずに回転電機の出力可能なトルクを制限する。
本発明による車両の制御方法は、回転電機を含む駆動力発生装置からの駆動力を用いて走行が可能な車両についての制御方法である。車両は、駆動輪と、駆動力発生装置と駆動輪との間に設けられ予め定められた複数の変速比を形成可能に構成された変速機とを含む。制御方法は、駆動輪に伝達される実駆動力がユーザの要求駆動力を達成できるか否かを判定するステップと、要求駆動力を達成できない場合に複数の変速比の少なくとも一部について、変速後の実駆動力である予測駆動力を演算するステップと、予測駆動力を用いて変速機を制御するステップとを備える。
本発明によれば、変速機を有し、回転電機からの駆動力を用いて走行が可能な車両において、変速機の変速に伴う駆動力の急激な変化を抑制することができる。
本実施の形態に従う車両の全体ブロック図である。 変速機の変速前後の駆動力の状態を説明するための図である。 モータジェネレータの出力が制限されている場合の課題を説明するための図である。 本実施の形態による変速制御の概要を説明するための図である。 動力循環時における、変速機の変速前後の駆動力の状態を説明するための図である。 動力循環時における変速制御の概要を説明するための図である。 本実施の形態において、ECUで実行される変速制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態に従う車両の他の例についての全体ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[車両の基本構成]
図1は、本実施の形態に従う車両100の全体ブロック図である。図1を参照して、車両100は、蓄電装置110と、駆動装置であるPCU(Power Control Unit)120と、駆動力発生装置105と、自動変速機(A/T)160(以下、単に「変速機」とも称する。)と、減速機170と、駆動輪180と、制御装置であるECU(Electronic Control Unit)300とを備える。駆動力発生装置105は、モータジェネレータ130(MG1),135(MG2)と、内燃機関であるエンジン140と、動力分割機構150とを含む。また、PCU120は、コンバータ121と、インバータ122(INV1),123(INV2)とを含む。
蓄電装置110は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置110は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子を含んで構成される。
蓄電装置110は、PCU120内のコンバータ121に接続される。そして、蓄電装置110は、車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU120に供給する。また、蓄電装置110は、モータジェネレータ130,135で発電された電力を蓄電する。蓄電装置110の出力はたとえば200V程度である。
コンバータ121は、ECU300からの制御信号PWCに基づいて、蓄電装置110からの電圧を昇圧して、インバータ122,123へ供給する。また、コンバータ121は、モータジェネレータ130,135で発電されインバータ122,123で整流された電圧を降圧して、蓄電装置110を充電する。
インバータ122,123は、コンバータ121に対して互いに並列に接続される。インバータ122,123は、ECU300からの制御信号PWI1,PWI2にそれぞれ基づいて、コンバータ121から供給される直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータ130,135をそれぞれ駆動する。
モータジェネレータ130,135は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。
モータジェネレータ130,135およびエンジン140は、動力分割機構150により互いに結合される。動力分割機構150は、遊星歯車機構(図示せず)を含む。たとえば、モータジェネレータ130は遊星歯車機構のサンギヤに結合され、エンジン140は遊星歯車機構のプラネタリキャリアに結合され、モータジェネレータ135は遊星歯車機構のリングギヤに結合される。
エンジン140は、制御信号DRVを用いてECU300により制御される。モータジェネレータ130,135およびエンジン140は、ECU300によって協調的に動作されて必要な車両駆動力を発生する。なお、エンジン140を停止した状態で、モータジェネレータ130,135からの駆動力のみを用いて走行する、いわゆるEV走行を行なうことも可能である。
変速機160の入力軸は、モータジェネレータ135の出力軸、すなわち動力分割機構150のリングギヤに結合される。これにより、変速機160の入力軸には、駆動力発生装置105で発生したトータル駆動力が伝達される。変速機160の出力軸は減速機170を介して駆動輪180に結合される。変速機160は、ECU300からの制御信号SFTによりモータジェネレータ135と駆動輪180との間の変速比を制御する。
[モータジェネレータ駆動力制限時の問題点]
図1のように、駆動力発生装置105におけるモータジェネレータ135の出力軸が変速機160の入力軸と連結される構成を有する車両においては、変速機160から駆動輪180に伝達される実駆動力が同じであっても、変速機160の変速比に応じて、変速機160の入力軸(すなわち、モータジェネレータ135の出力軸)の回転速度が変化する。モータジェネレータで出力される駆動力は、回転速度にトルクを乗じたものであるため、回転速度が変化することで、出力される駆動力が同じであってもモータジェネレータ135に必要とされるトルクが変化し得る。
図2は、変速機160の変速前後のトルクの状態を説明するための図である。図2においては、図の左側に動力分割機構150における、サンギヤ(モータジェネレータ130に対応)、プラネタリキャリア(エンジン140に対応)、およびリングギヤ(モータジェネレータ135に対応)の状態が示され、図の右側には、変速機160の入力軸および出力軸の状態が示される。なお、各図において、縦軸は対応する要素の回転速度を示し、図中の矢印は当該要素のトルクを示す。
図1および図2を参照して、説明を容易にするために、たとえば、変速機160の高速側の変速段の変速比を1:1とし、低速側の変速段を2:1とした場合を考える。図2中においては、破線W11,W16が高速側の変速段の場合を示し、実線W10,W15が低速側の変速段を示している。
ユーザから要求される駆動力を達成するために変速機160の出力軸で必要となるトルクがTRであるとすると、高速段を用いる場合(図2中の破線W11,W16)には、入力軸の回転速度Ninと出力軸の回転速度Noutは同じであるので、変速機160の入力軸で必要とされるトルクもTRとなる。そして、上述のように、変速機160の入力軸は動力分割機構150のリングギヤに結合されているので、動力分割機構150のリングギヤに必要とされるトルクもTRとなる。
動力分割機構150においては、リングギヤには、モータジェネレータ130,135およびエンジン140からのトルクが作用する。より具体的には、モータジェネレータ135のトルクと、エンジン140のトルクを受けるモータジェネレータ130の反力トルクに動力分割機構150の変速比を乗じたトルクが、リングギヤに作用する。したがって、リングギヤに必要とされるトルクTRが実現できれば、モータジェネレータ135およびエンジン140へはトルクを適宜分配することができる。
なお、図2のような状態においては、モータジェネレータ130は、正回転かつ負トルクによりエンジン140の駆動方向とは逆の負の駆動力を発生する。この負の駆動力がエンジン140の反力となり、エンジン140の駆動力がリングギヤに伝達される。モータジェネレータ130は、この負の駆動力を用いて発電を行なう。モータジェネレータ135は、モータジェネレータ130の発電電力と、必要に応じて蓄電装置110からの電力とを用いて駆動される。
この状態から、低速段への変速が行なわれた場合(図2中の実線W10,W15)、変速機160の入力軸の回転速度Ninは、出力軸の回転速度Noutの2倍となり、それに応じて、変速機160の入力軸に必要とされるトルクはTR/2となる。これに伴って、動力分割機構150のリングギヤの回転速度も2倍となり、リングギヤに必要とされるトルクもTR/2となる。
このとき、エンジン140のトルクの時間的な変化は、モータジェネレータに比べて相対的に緩やかにしか調整できないので、変速機160の変速直後においては、変動するトルクは主にモータジェネレータ135によって調整される。
一般的に、モータジェネレータが駆動される場合には、モータジェネレータやインバータなどの電力伝達経路に電流が流れるので、電力伝達経路の抵抗成分によってこれらの機器が発熱し得る。特に、高負荷状態が長期間継続したような場合には、これらの機器の温度が設計された耐熱温度を超えてしまうおそれがある。
このような高温状態となることによって機器の劣化が促進されたり、機器が故障したりすることを防止するために、機器の温度が基準値まで達すると、モータジェネレータのトルクが制限される場合がある。
この場合、エンジン140により不足するトルクを出力することも可能であるが、一方で、モータジェネレータ135は、エンジン140の反力を受けるモータジェネレータ130の発電電力を使用するため、蓄電装置110のSOCの状態によっては、パワー収支の観点から、モータジェネレータ130による発電も制限されてしまう可能性がある。そうすると、モータジェネレータ135で制限されるトルクをエンジン140で補うことができず、駆動力発生装置105全体として出力可能な駆動力が低下する。その結果として、ユーザから要求される駆動力が実現できない状態が生じ得る。
図3は、このような状態を説明するための図である。図3においては、上段には駆動輪180(あるいは、変速機160の出力軸)の駆動力Poutが示され、下段にはモータジェネレータ135のトルクTm2が示される。
図1および図3を参照して、たとえば、時刻0からユーザからの要求駆動力が破線W21のように増加されると、それに伴ってモータジェネレータ135のトルクTm2も増加する。
ここで、モータジェネレータ135のトルクTm2が温度上昇等によって制限され、トルク上限値が通常のULからαに低下された場合には、時刻t1以降は、モータジェネレータ135のトルクTm2はαに維持される(図3中のW25)。そうすると、駆動輪180に伝達される実際の駆動力Poutは、図3の実線W20のように、ユーザ要求駆動力(W21)に追従できなくなる。
そして、さらにユーザ要求駆動力が増加して、時刻t2において、変速機160が、たとえば3速(高速段)から2速(低速段)にシフトダウンした場合には、図2で説明したように、モータジェネレータ135で必要とされるトルクが低下する。
そうすると、図3の下段のように、モータジェネレータ135のトルク制限が解除されるので、ユーザ要求駆動力に追従できていなかった実駆動力Poutが、不連続的に急激に増加してユーザ要求駆動力に追従し得る。これによって、トルクショックが生じ、ユーザに「飛び出し感」を与えてしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、モータジェネレータのトルクが制限されることによってユーザ要求駆動力が達成できない場合には、他の変速段に変速したときの駆動輪に伝達される実駆動力を予測し、予測された駆動力がユーザ要求駆動力に近くなるような変速段へ変速を行なう変速制御を実行する。
具体的には、図3において、モータジェネレータ135のトルクが制限される時刻t1において、3速から2速へダウンシフトすることによって、図3中の破線W26のように、モータジェネレータ135のトルクが制限されない状態とすることができる。これによって、図3中の破線W21のように、変速時のトルクショックを緩和するとともに、ユーザ要求駆動力を実現できる可能性を高めることができる。
以下、図4〜図7を用いて、本実施の形態における変速制御の詳細について説明する。
[変速制御の説明]
図4は、本実施の形態による変速制御の概要を説明するための図である。図4においては、図2で示したように、モータジェネレータ130の回転速度が正回転である状態について説明する。
図1および図4を参照して、ユーザ要求駆動力をPRとし、現在の変速段において駆動力発生装置105においてユーザ要求駆動力が達成できているものとする。このとき、モータジェネレータ135のトルク制限(負荷制限)が行なわれていない通常状態においては、モータジェネレータ135からの駆動力と、モータジェネレータ130によるエンジン140の反力とによって駆動力PRが実現される。
モータジェネレータ135のトルクが制限されると、上述のように、駆動力発生装置105から出力される駆動力が不足し、ユーザ要求駆動力を実現できなくなる。
本実施の形態の変速制御においては、このような駆動力不足が生じ得る状態になること場合には、変速機160の変速ポイントが変更され、通常時よりも小さいユーザ要求駆動力においてダウンシフトが実行される。これによって、モータジェネレータ135の回転速度が増加するので、同じ駆動力を発生させるために必要となるモータジェネレータ135の出力トルクが低下する。これによって、モータジェネレータ135のトルクが制限されない範囲とすることができるので、結果として、駆動力発生装置105から出力される駆動力がぞうかでき、ユーザ要求駆動力を実現することができる。
なお、このとき、現在の変速段がたとえば4速である場合には、ダウンシフトを行なう低速側の変速段の候補としては1速〜3速がある。しかしながら、各変速段においては、変速比が異なるために、モータジェネレータおよびエンジンの動作点が異なり得る。たとえば、より低速側の変速段においては、モータジェネレータに必要となる駆動トルクはより低くなるが、逆に回転速度は高くなる。そうすると、あまりに低速側の変速段に変速した場合には、モータジェネレータの回転速度が使用可能な回転速度の上限値を上回り、モータジェネレータが過回転となるおそれがある。
また、図1に示したような構成を有するハイブリッド車両においては、上述のように、モータジェネレータ130,135およびエンジン140の間でのパワー収支が満足される必要がある。
そのため、本実施の形態における変速制御においては、候補となり得る各変速段について、変速後における回転速度が使用可能な定格範囲であるか否か、および、パワー収支が適切に満足されるか否かが予測され、その予測を考慮して変速段が決定される。
なお、たとえば、エンジン140の回転速度が低く、モータジェネレータ135の回転速度が高いような場合には、図5に示されるように、モータジェネレータ130の回転速度が負回転となってしまう状態が生じ得る。
このような状態においては、モータジェネレータ130が負回転かつ負トルクとなるため、モータジェネレータ130からは、エンジン140の駆動力を助長する駆動力が発生する。したがって、リングギヤには、エンジン140からの駆動力に加えてモータジェネレータ130からの駆動力が作用する。
一方、モータジェネレータ135は、エンジン140およびモータジェネレータ130によってユーザ要求駆動力よりも大きな過剰駆動力が発生しないように、負のトルクにより制動力を発生する。
このような状態においては、モータジェネレータ130で発生した動力によりモータジェネレータ135において発電がなされ、モータジェネレータ135で発電した電力によってモータジェネレータ130が駆動される、いわゆる「動力循環」が生じ得る。
この動力循環が生じている場合においては、モータジェネレータ130の回転速度の絶対値が大きい場合(負方向への回転速度が大きい場合)のほうが、リングギヤに伝達される駆動力は大きくなり、それに応じてモータジェネレータ135に必要とされる制動力が大きくなる。すなわち、低速側の変速段のほうが高速側の変速段よりも大きな制動力を必要とする。
このような状態において、モータジェネレータ135の駆動力が制限された場合には、十分な反力が出力できなくなるため、ユーザ要求駆動力よりも大きな駆動力が発生してしまうことになる。そうすると、過剰な駆動力によって不必要に車両が加速してしまうおそれがある。
このような場合には、本実施の形態の形態においては、変速機160を高速側の変速段にアップシフトすることによって、モータジェネレータ130の駆動力を低減させ、結果的にモータジェネレータ135に必要とされる反力を低減させる。これによって、モータジェネレータ135を、駆動力が制限されない状態にして、適切な走行状態が維持されるようにする。
図6は、図5で説明した動力循環時における、変速機変速前後の駆動力の状態を説明するための図である。図6においては、モータジェネレータ135の負荷制限がされていない場合には、リングギヤへは、モータジェネレータ130からの駆動力とエンジン140からの駆動力が作用する。そして、モータジェネレータ135からは、モータジェネレータ130およびエンジン140による過剰な駆動力を打ち消すような、負の駆動力(制動力)が発生され、これによって必要とされる駆動力PRとなるように制御される。
この場合に、モータジェネレータ135が負荷制限状態の場合には、モータジェネレータ135から出力される駆動力が低減されるので、結果的にモータジェネレータ135による反力が低減されて、トータルの駆動力がユーザ要求駆動力よりも大きくなる。
本実施の形態の変速制御においては、このような状態となる場合には、アップシフトが実行されて、モータジェネレータ130から出力される駆動力が低下される。その結果、ユーザ要求駆動力を超過する駆動力が小さくなる。そうすると、負荷制限の範囲内で出力されるモータジェネレータ135の駆動力によって、超過した駆動力を打ち消すことができるようになる。
図7は、本実施の形態において、ECU300で実行される変速制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。図7に示されるフローチャート中の各ステップについては、ECU300に予め格納されたプログラムがメインルーチンから呼び出されて、所定周期もしくは所定の条件が成立したことに応答して実行されることによって実現される。あるいは、一部のステップについては、専用のハードウェア(電子回路)を構築して処理を実現することも可能である。
図1および図7を参照して、ECU300は、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、モータジェネレータ130,135の駆動力制限が実行されているか否かを判断する。具体的には、ECU300は、モータジェネレータ130,135に設けられた温度センサ(図示せず)からの温度情報や、インバータ122,123からの温度上昇を示す信号などに基づいて、駆動力制限状態であるか否かを判断する。
次に、ECU300は、S110にて、S100での駆動力制限状態を考慮して、現在の変速段において実現可能な実駆動力を演算する。さらに、ECU300は、S120にて、現在のモータジェネレータ130,135およびエンジン140の動作点、ならびに上記の駆動力制限状態の情報から、他の各変速段に変速したと仮定した場合の、各変速段における予測駆動力を演算する。
そして、ECU300は、これらの演算結果に基づいて、S130にて、現在の変速段において、ユーザ要求駆動力が実現できるか否かを判定する。具体的には、加速時においては、演算で求めた実駆動力がユーザ要求駆動力以上であるか否かが判定される。逆に、減速時においては、ユーザ要求駆動力は負となるので、演算された実駆動力がユーザ要求駆動力以下であるか否かが判定される。
ユーザ要求駆動力が実現できる場合(S130にてYES)は、他の変速段への変速は必要ないため、ECU300は、以降の処理をスキップして処理を終了する。
ユーザ要求駆動力が実現できない場合(S130にてNO)は、処理がS140進められる。S140においては、ECU300は、現在の変速段以外の各変速段において、図6で説明したように、モータジェネレータ135による反力不足のために駆動力が過剰となってしまう変速段があるか否かを判定する。
具体的には、加速時においては、ECU300は、変速後の予測駆動力がユーザ要求駆動力を上回っているかを判定する。一方、減速時には、ECU300は、変速後の予測駆動力がユーザ要求駆動力を下回っているかを判定する。なお、予測駆動力の演算は、現在の変速段以外のすべての変速段に対して必ずしも行なう必要はなく、たとえば、低速側への変速しか許容されないことが明らかであるような場合には、高速側の変速段についての予測駆動力は演算しないようにしてもよい。
駆動力が過剰となってしまう変速段がある場合(S140にてYES)は、処理がS145に進められて、ECU300は、駆動力が過剰となる変速段を選択禁止に設定する。そして、処理がS150に進められる。
駆動力が過剰となってしまう変速段がない場合(S140にてNO)は、処理がS150に進められる。
S150では、ECU300は、選択禁止に設定されていない各変速段について、ユーザ要求駆動力を実現する場合の、モータジェネレータ130,135およびエンジン140の動作点を演算する。そして、ECU300は、S160にて、S150で演算した動作点において、各機器の回転速度が使用可能な回転速度を示す基準値を超えて過回転となってしまう変速段を選択禁止に設定する。
その後、ECU300は、S170にて、選択禁止に設定されていない各変速段について、モータジェネレータ130,135およびエンジン140でのパワー収支を演算する。そして、ECU300は、S180にて、パワー収支が満足されない変速段がある場合には、その変速段を選択禁止に設定する。
ECU300は、S190にて、現在の変速段以外の他のすべての変速段が選択禁止に設定されているか否かを判定する。
他の変速段のうち少なくとも1つが選択禁止に設定されていない場合(S190にてNO)は、処理がS200に進められて、ECU300は、選択禁止に設定されていない変速段の中から変速に用いる変速段を選択する。具体的には、たとえば、複数の変速段が候補にある場合には、ECU300は、その候補のうちでユーザ要求駆動力に最も近くなるような変速段を選択する。また、ユーザ要求駆動力に最も近くなる変速段が複数ある場合には、ECU300は、たとえば、その候補のうちで現在の変速段に最も近い変速段を選択する。なお、変速が禁止されていない(許可された)変速段においては、ユーザ要求駆動力が満足されない場合があることに注意すべきである。
そして、ECU300は、S210にて、S200で選択された変速段への変速動作を実行する。
一方、他のすべての変速段が選択禁止に設定されている場合(S190にてYES)は、処理がS205に進められる。この場合は、他の変速段への変速ができないため、ECU300は、現在の変速段を維持するとともに、駆動力制限に従ってモータジェネレータの駆動力を制限する。この場合には、駆動力制限のために、ユーザ要求駆動力が実現できず、また以降の変速タイミングにおいてトルクショックが発生する可能性があるが、機器の破損や劣化の防止が優先される。
以上のような処理に従って制御を行なうことによって、変速機を有し、回転電機からの駆動力を用いて走行が可能な車両において、変速機の変速に伴う駆動力の急激な変化を抑制することができる。さらに、変速後におけるモータジェネレータの過回転の有無、パワー収支の実現性、および過剰駆動力の発生の有無を予測し、各項目のいずれかが達成できない変速段を選択禁止とすることによって、機器の故障や劣化が生じることを防止することができる。
[車両の他の構成例]
上記の説明おいては、2つのモータジェネレータが備えられハイブリッド車両の場合を例として説明したが、本実施の形態の変速制御はこのような構成には限定されない。
図8は、本実施の形態が適用可能な、1つのモータジェネレータを有する他のハイブリッド車両100Aの全体ブロック図の例を示す。図8においては、モータジェネレータとして、図1のモータジェネレータ135に対応する1つのモータジェネレータ130Aが設けられる。そして、図1のPCU120に代えて、モータジェネレータ130Aを駆動するためのインバータ120Aが設けられる。なお、図8において、図1と重複する要素の説明は繰り返さない。
また、エンジン140は、クラッチに代表される係合機構145を介して、モータジェネレータ130Aに結合される。係合機構145は、ECU300からの制御信号SE1により制御され、エンジン140とモータジェネレータ130Aとの間の動力の伝達および非伝達を切換える。
図8の構成を有する車両100Aにおいても、モータジェネレータ130Aの駆動力が制限されている場合に、変速機160がダウンシフトされたときには、モータジェネレータ130Aの駆動力の制限が解除されることによって、駆動力の急激な変化が生じる場合がある。
そのため、このような構成においても、上記の変速制御を適用することによって、変速に伴う急激な駆動力の変動を抑制することができる。
なお、図8の構成においては、図1の車両の場合のような、複数のモータジェネレータとエンジンとの結合関係に伴うパワー収支の影響や、動力循環による過剰駆動力の発生は生じない。
また、図には示さないが、エンジンを有さない電気自動車および燃料電池車についても、上記の変速制御を適用することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,100A 車両、105 駆動力発生装置、110 蓄電装置、120 PCU、120A,122,123 インバータ、121 コンバータ、130,130A,135 モータジェネレータ、140 エンジン、145 係合機構、150 動力分割機構、160 変速機、170 減速機、180 駆動輪、300 ECU。

Claims (8)

  1. 回転電機を含む駆動力発生装置からの駆動力を用いて走行が可能な車両であって、
    駆動輪と、
    前記駆動力発生装置と前記駆動輪との間に設けられ、予め定められた複数の変速比を形成可能に構成された変速機と、
    前記回転電機および前記変速機を制御するための制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記変速機から前記駆動輪に伝達される実駆動力がユーザの要求駆動力に達しない場合は、前記複数の変速比の少なくとも一部について、変速後の実駆動力である予測駆動力を演算し、前記予測駆動力を用いて前記変速機を制御する、車両。
  2. 前記制御装置は、前記回転電機の出力可能なトルクが予め定められた規定値よりも制限されることによって、前記実駆動力が前記要求駆動力に達しない場合に、前記予測駆動力を用いて前記変速機を制御する、請求項1に記載の車両。
  3. 前記制御装置は、前記複数の変速比のうち、前記予測駆動力が変速前の前記実駆動力よりも前記要求駆動力に近くなる変速比への変速を許可する、請求項1または2に記載の車両。
  4. 前記制御装置は、許可された変速比にしたときの前記回転電機の回転速度を予測し、予測された回転速度が予め定められた基準回転速度を上回る場合には、当該変速比への変速を禁止する、請求項3に記載の車両。
  5. 前記制御装置は、前記予測駆動力が前記要求駆動力を上回る変速比への変速を禁止する、請求項3に記載の車両。
  6. 前記駆動力発生装置は、
    内燃機関と、
    前記内燃機関からの回転力により発電する他の回転電機と、
    遊星歯車機構を含む動力分配機構とをさらに含み、
    前記回転電機は前記遊星歯車機構のリングギヤに結合され、前記他の回転電機は前記遊星歯車機構のサンギヤに結合され、前記内燃機関は前記遊星歯車機構のプラネタリキャリアに結合され、
    前記制御装置は、前記複数の変速比の各々に変速したときの、前記駆動力発生装置におけるパワー収支を予測し、前記パワー収支が満足される変速比への変速を許可し、前記パワー収支が満足できない変速比への変速を禁止する、請求項3〜5のいずれか1項に記載の車両。
  7. 前記制御装置は、前記複数の変速比のうち、変速前の変速比以外の他のすべての変速比への変速が禁止される場合には、変速を行なわずに前記回転電機の出力可能なトルクを制限する、請求項4〜6のいずれか1項に記載の車両。
  8. 回転電機を含む駆動力発生装置からの駆動力を用いて走行が可能な車両の制御方法であって、
    前記車両は、
    駆動輪と、
    前記駆動力発生装置と前記駆動輪との間に設けられ、予め定められた複数の変速比を形成可能に構成された変速機とを含み、
    前記制御方法は、
    前記駆動輪に伝達される実駆動力がユーザの要求駆動力を達成できるか否かを判定するステップと、
    前記要求駆動力を達成できない場合に、前記複数の変速比の少なくとも一部について、変速後の実駆動力である予測駆動力を演算するステップと、
    前記予測駆動力を用いて前記変速機を制御するステップとを備える、車両の制御方法。
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