JP2013193520A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用空気入りラジアルタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】重荷重用空気入りラジアルタイヤにおける耐サイドカット性を高める。
【解決手段】ビードコア24が埋設された一対のビード部12と、ビード部12のタイヤ半径方向外側に夫々連なるサイド部14と、各々のサイド部14のタイヤ半径方向外側端部同士をタイヤ幅方向に連結するトレッド部16と、ビード部12間を跨り、ビードコア24間に位置するカーカス本体部18Aと、該ビードコア24のタイヤ幅方向の内側から外側へ折り返された折返し部18Bとを有するカーカスプライ18と、サイド部14におけるビード部12側のタイヤ外面に形成され、タイヤ半径方向内側の端部が、折返し部18Bの折返し端18Cよりもタイヤ半径方向外側に位置する凹部20と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、重荷重用空気入りラジアルタイヤに関する。
重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、石等の突起物による耐サイドカット性の低下のおそれを取り除くため、カーカスラインの変更をせずにタイヤ最大幅を増やし、かつその最大幅位置をサイド部のデコレーションラインからバットレス部に移設したものが開示されている(特許文献1参照)。
特開2011−111003号公報
上記した従来例では、踏面方向からサイド部に受ける深い垂直方向カットの低減を目的に、荷重時のサイド形状の路面に対する垂直化を狙ったものであり、その低減効果は確認できている。しかしながら、以下のような問題も残されている。
(1)問題点1
地下鉱山用車両LHD(積込み−運搬−ダンプ)や重荷重用ローダー車両においては、積込み時に過荷重となることが多い。過荷重により撓み量が大きくなることで、カーカスプライの折返し端近傍(最もトレッドゲージが薄い部位)がタイヤ幅方向にせり出し、最大幅となってしまうこともある。サイドカットの受傷頻度は荷重時最大幅付近が最も高いため、対策が必要である。
(2)問題点2
タイヤ最大幅位置をバットレス部に移設したことによりサイドカットによる廃品率は低減しているものの、タイヤ最大幅を大きくしたことで、カットの原因となる路面の障害物とタイヤ側面との相対距離が小さくなり、バットレス部付近からビード方向に入る長いタイヤ周方向カットを抑制することが難しい。
(3)問題点3
カーカスプライの折返し端近傍のゲージが薄くなることで、その部位に受けたカットが浅いものでも、そのカットの進展を抑制することが難しい。
本発明は、上記事実を考慮して、重荷重用空気入りラジアルタイヤにおける耐サイドカット性を高めることを目的とする。
請求項1の発明は、ビードコアが埋設された一対のビード部と、前記ビード部のタイヤ半径方向外側に夫々連なるサイド部と、各々の前記サイド部のタイヤ半径方向外側端部同士をタイヤ幅方向に連結するトレッド部と、前記ビード部間を跨り、前記ビードコア間に位置するカーカス本体部と、該ビードコアのタイヤ幅方向の内側から外側へ折り返された折返し部とを有するカーカスプライと、前記サイド部における前記ビード部側のタイヤ外面に形成され、タイヤ半径方向内側の端部が、前記折返し部の折返し端よりもタイヤ半径方向外側に位置する凹部と、を有している。
請求項1に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤでは、サイド部におけるビード部側のタイヤ外面に凹部が形成されているので、路面の障害物による該サイド部のカット受傷頻度を低減させることができる。
また凹部のタイヤ半径方向内側の端部と、折返し部の折返し端とが、タイヤ半径方向に離間しており、凹部の高さ位置にはカーカスプライの折返し部が存在していないので、凹部におけるゴムゲージを確保することができ、かつサイドカットによるカーカスプライの折返し端の露出を抑制することができる。
このように、請求項1に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤでは、耐サイドカット性を高めることが可能である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、正規リムに組み付け正規内圧を充填した無負荷状態において、タイヤ最大幅位置が、前記カーカス本体部の最大幅位置よりタイヤ半径方向外側に位置し、前記凹部のタイヤ半径方向外側の端部は、前記カーカス本体部の前記最大幅位置よりタイヤ半径方向内側に位置している。
請求項2に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤでは、タイヤ最大幅位置が、カーカス本体部の最大幅位置よりタイヤ半径方向外側の所謂バットレス部に位置している。一般にバットレス部では、ゴムゲージが厚いため、タイヤ変形時の表面歪が小さい。路面の障害物に接触し易いタイヤ最大幅位置をバットレス部に配置することにより、サイドカットの進展を抑制することができる。
また凹部を設けることにより、タイヤ最大幅位置をバットレス部に設けたことによる質量増分を相殺することができる。
更に凹部のタイヤ半径方向外側の端部が、カーカス本体部の最大幅位置よりタイヤ半径方向内側に配置されているので、タイヤ変形時には、カーカス本体部の最大幅位置がタイヤ幅方向外側にせり出すように撓む。これにより、この最大幅位置より凹部側のゴムゲージが薄い部分が、タイヤ幅方向にせり出すことが抑制される。このため、サイド部のカット受傷頻度を低減させることができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ幅方向断面において、前記タイヤ最大幅位置をB点とし、前記トレッド部のトレッドセンターをC点とすると、前記C点を基準とした前記B点までのタイヤ半径方向の距離h1は、タイヤ断面高さSHに対して0.20SH〜0.40SHであることを特徴としている。
ここで、距離h1が0.20SH未満では、耐サイドカット性は向上するが、バットレス部のゴム量が過多となることでゴム体積が増加して発熱量が増加することになる。一方で、0.40SHを超えると、所望の耐サイドカット性が得られない。
請求項3に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤでは、トレッド部のトレッドセンター(C点)からタイヤ最大幅位置(B点)までのタイヤ半径方向の距離h1を適切に設定しているので、タイヤの耐サイドカット性と発熱量の抑制とを両立させることができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ幅方向断面において、前記B点と前記凹部との間に位置するタイヤ外面上の点をA点とすると、タイヤ幅方向断面において、前記B点を通るタイヤ半径方向の線分に対するこのB点と前記A点の間のタイヤ外面の鋭角側の角度αは、0<α≦30°であることを特徴としている。
ここで、角度αが30°を超えると、バットレス部のゴム量が増加することで、その領域の発熱量が増加するおそれがある。
請求項4に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤでは、角度αを適切に設定しているので、バットレス部のゴム量の増加を抑制して、タイヤの発熱量の抑制することができる。
請求項5の発明は、請求項4に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ幅方向断面において、前記トレッド部のトレッド端をT点とすると、タイヤ幅方向断面において、前記線分に対する前記B点と前記T点との間のタイヤ外面の鋭角側の角度βは、0≦β<30°であることを特徴としている。
ここで、角度βが30°以上では、耐サイドカット性を向上できないおそれがある。
請求項5に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤでは、角度βを適切に設定しているので、タイヤ最大幅位置(B点)よりビード部側に対するサイドカットを受け難くなる。このため、タイヤの耐サイドカット性を向上させることができる。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、前記ビード部から前記サイド部にかけての領域のうち、前記カーカスプライのタイヤ外側には、複数のゴム層が設けられている。
請求項6に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤでは、複数のゴム層を設け、ゴム部材の界面を多くすることにより、タイヤ内面方向へのカットの進展を抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤによれば、重荷重用空気入りラジアルタイヤにおける耐サイドカット性を高めることができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤによれば、サイドカットの進展を抑制することができる、という優れた効果が得られる。
請求項3に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤによれば、タイヤの耐サイドカット性と発熱量の抑制とを両立させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項4に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤによれば、タイヤの発熱量の抑制することができる、という優れた効果が得られる。
請求項5に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤによれば、タイヤの耐サイドカット性を向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項6に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤによれば、タイヤ内面方向へのカットの進展を抑制することができる、という優れた効果が得られる。
図1から図3は、本実施形態(実施例1)に係り、図1は、重荷重用空気入りラジアルタイヤのうち、タイヤ赤道面の片側部分を示す断面図である。 ビード部の構造を示す拡大断面図である。 タイヤ赤道面の片側部分におけるゴム層の配置を示す断面図である。 実施例2に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤのうち、タイヤ赤道面の片側部分を示す断面図である。 従来例1に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤのうち、タイヤ赤道面の片側部分を示す断面図である。 従来例2に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤのうち、タイヤ赤道面の片側部分を示す断面図である。 比較例1に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤのうち、タイヤ赤道面の片側部分を示す断面図である。 比較例2に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤのうち、タイヤ赤道面の片側部分を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。図1において、本実施形態に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤ10は、一対のビード部12と、サイド部14と、トレッド部16と、カーカスプライ18と、凹部20と、を有している。
一対のビード部12は、リム22(図2)に嵌め込まれる部位である。このビード部12には、ビードコア24が夫々埋設されている。
サイド部14は、ビード部12のタイヤ半径方向外側(矢印Y方向)に夫々連なる部位である。このサイド部14は、タイヤ幅方向外側(矢印XO方向)に凸に湾曲している。タイヤ幅方向とは、タイヤ軸方向と平行でかつ該タイヤ軸方向を含む方向である。
トレッド部16は、各々のサイド部14のタイヤ半径方向外側端部同士をタイヤ幅方向に連結する部位である。
カーカスプライ18は、ビード部12間を跨って、例えば1層配設されている。このカーカスプライ18は、ビードコア24間に位置するカーカス本体部18Aと、該ビードコア24のタイヤ幅方向の内側から外側へ折り返された折返し部18Bとを有している。カーカスプライ18のコードには、スチールや有機繊維等が用いられる。
カーカスプライ18のクラウン域の外周側には、複数のベルト層21が配置されている。
図2に示されるように、カーカスプライ18は、タイヤ幅方向におけるカーカス本体部18Aと折返し部18Bとの間の距離について、ビードコア24からタイヤ半径方向外側に向かって漸減してから漸増に転じる極小点Pを有している。この極小点Pの位置は、例えば、ビードコア24よりもタイヤ半径方向外側で、かつ正規リム(リム22)のリム半径Rを基準としたリムフランジ22Fの高さ(リムフランジ高さHf)よりもタイヤ半径方向内側に設定されている。即ち、正規リムのリム半径Rを基準とした、極小点Pまでの高さHpは、リムフランジ高さHfよりも小さい。
タイヤ半径方向断面において、折返し部18Bは、極小点Pを頂点とする湾曲部18Dを有している。この湾曲部18Dは、タイヤ幅方向内側(矢印XI方向)に凸に湾曲している。湾曲部18Dの曲率半径rは、タイヤサイズにより異なるが、例えば8〜10mmである。この曲率半径rの中心は、リムフランジ22Fの曲率中心Oと極小点Pとを結ぶ線上又はその近傍に位置している。
極小点Pは、タイヤ幅方向断面におけるリムフランジ22Fの曲率中心Oを通りタイヤ幅方向に延びる直線Lに対し、該曲率中心Oを中心としてタイヤ半径方向外側に30〜45°の角度方向にある。即ち、角度θ=30〜45°である。
角度θが30°を下回ると、折返し部18Bの高さが低くなり過ぎ、カーカスプライ18のタイヤ骨格としての機能が低下する。角度θが45°を上回ると、折返し端18Cがサイド部14に達し、該サイド部14の厚さが増大する。
タイヤ幅方向における本体部18Aと折返し部18Bとの間の距離Wは、極小点Pにおいて最小(Wmin)となる。この距離Wminは、ビードコア24の最大幅Wbに対して、例えば25〜45%に設定されている。
正規リム(リム22)に組み付け、正規内圧を付与し、無負荷とした状態において、リム半径Rを基準とした折返し部18Bの折返し端18Cまでのタイヤ半径方向の高さHcは、リムフランジ高さHfの90〜120%である。換言すれば、折返し部18Bは、サイド部14まで延長されておらず、ビード部12の領域内に位置している。
ここで、数値範囲の下限が90%を下回ると、折返し部18Bの高さが低くなり過ぎ、カーカスプライ18のタイヤ骨格としての機能が低下する。また数値範囲の上限が120%を上回ると、折返し端18Cがサイド部14に達し、該サイド部14の厚さが増大する。
カーカス本体部18Aの最大幅位置18Eは、リムベースラインBLを基準として、タイヤ断面高さSHに対して、タイヤ半径方向外側に0.6〜0.7SHの範囲内にある。
この他、ビードコア24、カーカスプライ18の本体部18A及び折返し部18Bで囲まれた領域と、折返し部18Bよりも更にタイヤ半径方向外側の領域に、硬いゴムからなるスティフナー26が配置されている。このスティフナー26の幅は、タイヤ半径方向外側に向かって漸減している。
またビードコア24の周囲におけるカーカスプライ18の外側には、例えばスチールコードを有する補強層28が配置され、更に外側にはインナーライナー30が配置されている。このインナーライナー30は、カーカスプライ18の内側に沿って、一対のビード部12間にトロイド状に設けられている。
更にビード部12の表面部となるインナーライナー30の外側には、ゴムチェーファー32が設けられている。
スティフナー26のタイヤ幅方向外側(矢印XO方向側)には、スティフナー26よりも硬度が小さいパッドゴム34が配置されている。スティフナー26は、極小点Pからタイヤ半径方向内側の領域では折返し部18Bと接しているが、極小点Pからタイヤ半径方向外側の領域では折返し部18Bから離れている。これに伴い、折返し部18Bにおける極小点Pから折返し端18Cまでの領域は、パッドゴム34内に位置している。
サイド部14のタイヤ外面には、第1サイドゴム36が配置されている。第1サイドゴム36のタイヤ半径方向内側の端部は、ゴムチェーファー32のタイヤ幅方向外側に重なっている。
図1において、凹部20は、サイド部14におけるビード部12側のタイヤ外面に形成され、タイヤ半径方向内側の端部(F点)が、折返し部18Bの折返し端18Cよりもタイヤ半径方向外側に位置している。ビード部12のリムベースラインBLを基準とした端部(F点)のタイヤ半径方向高さh3は、リムフランジ高さHf(図2)に対して1.28〜1.5Hfである。凹部20は、サイド部14の外面を抉ったような形状となっている。凹部20のタイヤ半径方向内側の端部(F点)とは、タイヤ幅方向断面において、ビード部12のタイヤ外面とサイド部14のタイヤ外面とを結ぶ仮想輪郭線(図示せず)から、凹部20の落込みが始まる位置をいう。後述する凹部20のタイヤ半径方向外側の端部(G点)についても同様である。
ビード部12のリムベースラインBL(正規リム(リム22)のリム半径R)を基準とした、凹部20のタイヤ半径方向内側の端部(F点)のタイヤ半径方向高さh3は、リムベースラインBLを基準とした正規リムのリムフランジ高さをHfとすると、例えばh3=1.28〜1.5Hfである。
重荷重用空気入りラジアルタイヤ10を正規リムに組み付け正規内圧を充填した無負荷状態において、タイヤ最大幅位置(B点)は、カーカス本体部18Aの最大幅位置18Eよりタイヤ半径方向外側に位置している。即ち、タイヤ最大幅位置(B点)は、カーカス本体部18Aの最大幅位置18Eよりタイヤ半径方向外側の所謂バットレス部38に位置している。またこのとき、凹部20のタイヤ半径方向外側の端部Gは、カーカス本体部18Aの最大幅位置18Eよりタイヤ半径方向内側に位置している。これにより、サイド部14のうち、凹部20とカーカス本体部18Aの最大幅位置18Eとの間におけるカーカス本体部18Aのタイヤ外側のゴムゲージを厚くすることが可能となっている。
なお、これらの位置関係は、これに限られず、タイヤ最大幅位置(B点)が、タイヤ半径方向においてカーカス本体部18Aの最大幅位置18Eと同じ位置又はこれより内側に位置していてもよい。
タイヤ幅方向断面において、タイヤ最大幅位置をB点とし、このB点と凹部20との間に位置するタイヤ外面上の点をA点とする。ビード部12のリムベースラインBLを基準としたA点のタイヤ半径方向高さh2は、タイヤ断面高さSHに対して0.40SH〜0.45SHである。
またタイヤセンターC(タイヤ赤道面CL)からB点までのタイヤ幅方向の距離OW(タイヤ最大半幅)は、TRA規格等で規定される呼び幅に対して、例えば0.97〜1.03倍である。この距離OWは、従来タイヤ(特許文献1)よりも小さく設定されている。これは、路面の障害物とタイヤ外面との相対距離を大きくして、カット受傷頻度を低減させるためである。
図1の二点鎖線は、従来タイヤ(特許文献1)の形状を示している。凹部20の位置に対応する従来形状の曲率半径をR1とし、凹部20の曲率半径をR2とすると、例えばR2/R1=0.75〜0,98である。ここで、曲率半径R1,R2の中心は、何れもA点を通るタイヤ幅方向の線分LA上で、かつサイド部14のタイヤ内側にあるものとする。
カーカス本体部18Aのうち、A点と同じ高さ位置をD点とすると、タイヤ赤道面CLからD点までのタイヤ幅方向の距離PWは、例えば0.85〜0.9OWである。
凹部20のタイヤ半径方向内側部分は、曲率半径R3の断面円弧形状となっている。この曲率半径R3は、例えば50mm以上である。ここで、曲率半径R3の中心は、曲率半径R1,R2とは異なり、サイド部14のタイヤ外側にあるものとする。なお、曲率中心がサイド部14のタイヤ外側にある断面円弧形状の曲率半径は、単一に限られず、互いに曲率半径が異なる断面円弧形状が複数存在していてもよい。
タイヤ幅方向におけるG点の位置は、タイヤ赤道面CLからG点までの距離をSWとすると、該タイヤ赤道面CLを基準として、SW×(0.9〜1.0)の範囲内にある。またタイヤ半径方向におけるG点の位置は、リムベースラインBLを基準として、h2×(0.9〜1.0)の範囲内にある。
タイヤ幅方向断面において、トレッド部16のトレッドセンターをC点とし、トレッド端をT点とすると、C点を基準としたB点までのタイヤ半径方向の距離h1は、例えば、タイヤ断面高さSHに対して0.20SH〜0.40SHである。
ここで、距離h1が0.20SH未満では、耐サイドカット性は向上するが、バットレス部38のゴム量が過多となることでゴム体積が増加して発熱量が増加することになる。一方で、0.40SHを超えると、所望の耐サイドカット性が得られない。
タイヤ幅方向断面において、B点を通るタイヤ半径方向の線分に対するB点とA点の間のタイヤ外面の鋭角側の角度αは、例えば、0<α≦30°である。角度αが30°を超えると、バットレス部38のゴム量が増加することで、その領域の発熱量が増加するおそれがある。なお、重荷重用空気入りラジアルタイヤ10に対し、正規荷重(規格上の最大荷重)が作用した際に、路面と、B点とA点の間のタイヤ外面とのなす角度が90°以上となることが望ましい。また重荷重用空気入りラジアルタイヤ10に対し、正規荷重の例えば120〜130%の過荷重が作用した際にも、A点付近が最大幅とならないように、路面と、B点とA点の間のタイヤ外面とのなす角度が90°以上となることが望ましい。
タイヤ幅方向断面において、線分に対するB点とT点との間のタイヤ外面の鋭角側の角度βは、例えば、0≦β<30°である。角度βが30°以上では、カット受傷頻度やカット深さが増大し、耐サイドカット性を向上できないおそれがある。この角度βは対地角度であり、できるだけ小さいことが望ましい。ここで、T点とは、タイヤ外面のうち、トレッド幅TWに位置する点である。T点のタイヤ幅方向内側には、トレッド部16の接地端となるE点が存在している。タイヤ外面において、E点とT点との間の区間と、該T点とB点との間の区間は、該T点で交差している。
図3において、ビード部12からサイド部14にかけての領域のうち、カーカスプライ18のタイヤ外側には、複数のゴム層の一例として、上記パッドゴム34及び第1サイドゴム36に加えて、第2サイドゴム40及びクッションゴム42が設けられている。
第2サイドゴム40は、第1サイドゴム36のタイヤ内側に重ねて配置されている。第2サイドゴム40のタイヤ半径方向内側の端部は、例えば凹部20のタイヤ内側に位置している。第2サイドゴム40のタイヤ半径方向外側の端部は、タイヤ最大幅位置(B点)よりもタイヤ半径方向外側に位置している。D点を含むタイヤ半径方向の所定領域では、第2サイドゴム40はカーカス本体部18Aに接している。
クッションゴム42は、第2サイドゴム40のタイヤ内側から、ベルト層21のタイヤ内側まで延在している。クッションゴム42のタイヤ半径方向内側の端部は、例えばカーカス本体部18Aの最大幅位置18E付近に位置している。このクッションゴム42は、全体的にカーカス本体部18Aに接している。
なおパッドゴム34、第1サイドゴム36、第2サイドゴム40及びクッションゴム42の配置は、上記記載のものに限られない。また複数のゴム層は、パッドゴム34、第1サイドゴム36、第2サイドゴム40及びクッションゴム42に限られるものではない。
本実施形態において、「正規リム」とは、例えばJATMAが発行する2011年版のYEAR BOOKに定められた適用サイズにおける標準リムを指し、「正規内圧」とは、同様に、JATMAが発行する2011年版のYEAR BOOKに定められた適用サイズ・プライレーティングにおける最大荷重に対する空気圧を指す。
「接地端」とは、重荷重用空気入りラジアルタイヤ10を正規リムに装着し、JATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)の100%の内圧を充填し、最大負荷能力を負荷したときの接地領域におけるタイヤ幅方向最外側の端部である。
「トレッド幅」とは、JATMA YEAR BOOKに定められた「トレッド幅」のことである。
使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は、各々の規格に従う。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1,図2において、本実施形態に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤ10では、サイド部14におけるビード部12側のタイヤ外面に凹部20が形成されているので、路面の障害物(図示せず)による該サイド部14のカット受傷頻度を低減させることができる。
また凹部20のタイヤ半径方向内側の端部(F点)と、折返し部18Bの折返し端18Cとが、タイヤ半径方向に離間しており、凹部20の高さ位置にはカーカスプライ18の折返し部18Bが存在していないので、凹部20におけるゴムゲージを確保することができ、かつサイドカットによるカーカスプライ18の折返し端18Cの露出を抑制することができる。
更に本実施形態では、タイヤ最大幅位置(B点)が、カーカス本体部18Aの最大幅位置18Eよりタイヤ半径方向外側の所謂バットレス部38に位置している。一般にバットレス部38では、ゴムゲージが厚いため、タイヤ変形時の表面歪が小さい。路面の障害物に接触し易いタイヤ最大幅位置(B点)をバットレス部38に配置することにより、サイドカットの進展を抑制することができる。
また凹部20を設けることにより、タイヤ最大幅位置(B点)をバットレス部38に設けたことによる質量増分を相殺することができる。
更に凹部20のタイヤ半径方向外側の端部(G点)が、カーカス本体部18Aの最大幅位置18Eよりタイヤ半径方向内側に配置されているので、タイヤ変形時には、カーカス本体部18Aの最大幅位置18Eがタイヤ幅方向外側にせり出すように撓む。これにより、この最大幅位置18Eより凹部20側のゴムゲージが薄い部分、例えばA点付近がタイヤ幅方向にせり出すことが抑制される。このため、サイド部14のカット受傷頻度を低減させることができる。
また本実施形態では、トレッド部16のトレッドセンター(C点)からタイヤ最大幅位置(B点)までのタイヤ半径方向の距離h1を適切に設定しているので、タイヤの耐サイドカット性と発熱量の抑制とを両立させることができる。
更に本実施形態では、B点とA点の間のタイヤ外面の鋭角側の角度αを適切に設定しているので、バットレス部38のゴム量の増加を抑制して、タイヤの発熱量の抑制することができる。
また本実施形態では、角度βを適切に設定しているので、タイヤ最大幅位置(B点)よりビード部12側に対するサイドカットを受け難くなる。このため、タイヤの耐サイドカット性を向上させることができる。
更に本実施形態では、ビード部12からサイド部14にかけての領域のうち、カーカスプライ18のタイヤ外側に、複数のゴム層(パッドゴム34、第1サイドゴム36、第2サイドゴム40及びクッションゴム42)が設けられている。従って、タイヤ外面からカーカスプライ18の折返し部18Bまでのゴム部材数が、従来タイヤと比較して多く、ゴム部材の界面も多くなっている。一般にサイドカットは、部材の界面に沿うように進展する傾向があるが、本実施形態によれば、そのようなタイヤ内面方向に向かうカットの進展を抑制することができる。
このように、本実施形態では、耐サイドカット性を高めることが可能である。
また本実施形態では、カーカスプライ18の折返し部18Bの適切な位置に、タイヤ軸方向における該折返し部18Bとカーカス本体部18Aとの間の距離が極小となる極小点Pを有しているので、内圧成長によるカーカスプライ18の折返し端18Cの引抜きが生じ難い。
また極小点Pでカーカスプライ18のカーカス本体部18Aと折返し部18Bとの間隔を狭めているので、カーカスプライ18の倒れ込みやリムフランジ22Fからの反力によるカーカス本体部18Aと折返し部18Bとの間からのゴム(スティフナー26)の押出しが抑制される。
更に、折返し部18Bの極小点Pのタイヤ幅方向外側では、タイヤ外面から折返し部18Bまでのタイヤ軸方向の幅が広くなっているので、単位面積あたりのゴムの押出し量が少なくなる。そして極小点Pが、正規リム(リム22)のフランジ高さHfよりもタイヤ径方向内側に設定されているので、リム反力によって折返し部18Bを押さえ込み易い。このため、カーカスプライ18の折返し端18C付近に生ずる歪を抑制することができる。
(試験例)
表1に示される仕様の従来例1(図5)、従来例2(図6)、比較例1(図7)、比較例2(図8)実施例1(図1)及び実施例2(図4)に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤを各20本ずつ用いて、サイドカット受傷頻度、廃品時のサイドカットのカーカスプライへの到達率、サイドカットによる廃品率の3項目について試験を行った。タイヤサイズは、ORR 265R25 VSMSである。
実施例1については、上記実施形態(図1)の構造であるので、説明を省略する。
図4において、実施例2に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤ50では、カーカスプライ18が低い折返し高さを有している。低い折返し高さとは、折返し部18Bの折返し端18Cが、タイヤ半径方向においてサイド部14に至らず、ビード部12にあることを意味する(図2参照)。またサイド部14には凹部20が形成されている。
図5において、従来例1に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤ101では、カーカスプライ18が通常の折返し高さを有している。通常の折返し高さとは、折返し部18Bの折返し端18Cが、タイヤ半径方向においてサイド部14の略中央部にあることを意味する。サイド部14に凹部は形成されていない。
図6において、従来例2に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤ102では、カーカスプライ18が通常の折返し高さを有している。サイド部14に凹部は形成されていない。
図7において、比較例1に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤ111では、カーカスプライ18が低い折返し高さを有している。サイド部14に凹部は形成されていない。
図8において、比較例2に係る重荷重用空気入りラジアルタイヤ112では、カーカスプライ18が通常の折返し高さを有している。一方、サイド部14には凹部20が形成されている。
表1において、各項目の評価は、従来例1を100とした指数により示されており、数値が小さいほど良好な結果であることを示している。この結果、比較例1,2は、従来例1,2よりも良好な結果となったが、実施例1,2では、廃品時のサイドカットのカーカスプライへの到達率、サイドカットによる廃品率について、比較例1,2よりも更に良好な結果となった。
Figure 2013193520
10 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
12 ビード部
14 サイド部
16 トレッド部
18 カーカスプライ
18A カーカス本体部
18B 折返し部
18C 折返し端
18E 最大幅位置
20 凹部
24 ビードコア
34 パッドゴム(ゴム層)
36 第1サイドゴム(ゴム層)
40 第2サイドゴム(ゴム層)
42 クッションゴム(ゴム層)
50 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
A タイヤ最大幅位置と凹部との間に位置するタイヤ外面上の点
B タイヤ最大幅位置
C タイヤセンター
h1 C点を基準としたB点までのタイヤ半径方向の距離
α 角度
β 角度

Claims (6)

  1. ビードコアが埋設された一対のビード部と、
    前記ビード部のタイヤ半径方向外側に夫々連なるサイド部と、
    各々の前記サイド部のタイヤ半径方向外側端部同士をタイヤ幅方向に連結するトレッド部と、
    前記ビード部間を跨り、前記ビードコア間に位置するカーカス本体部と、該ビードコアのタイヤ幅方向の内側から外側へ折り返された折返し部とを有するカーカスプライと、
    前記サイド部における前記ビード部側のタイヤ外面に形成され、タイヤ半径方向内側の端部が、前記折返し部の折返し端よりもタイヤ半径方向外側に位置する凹部と、
    を有する重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  2. 正規リムに組み付け正規内圧を充填した無負荷状態において、
    タイヤ最大幅位置が、前記カーカス本体部の最大幅位置よりタイヤ半径方向外側に位置し、
    前記凹部のタイヤ半径方向外側の端部は、前記カーカス本体部の前記最大幅位置よりタイヤ半径方向内側に位置している請求項1に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  3. タイヤ幅方向断面において、前記タイヤ最大幅位置をB点とし、前記トレッド部のトレッドセンターをC点とすると、
    前記C点を基準とした前記B点までのタイヤ半径方向の距離h1は、タイヤ断面高さSHに対して0.20SH〜0.40SHである請求項2に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  4. タイヤ幅方向断面において、前記B点と前記凹部との間に位置するタイヤ外面上の点をA点とすると、
    タイヤ幅方向断面において、前記B点を通るタイヤ半径方向の線分に対するこのB点と前記A点の間のタイヤ外面の鋭角側の角度αは、0<α≦30°である請求項3に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  5. タイヤ幅方向断面において、前記トレッド部のトレッド端をT点とすると、
    タイヤ幅方向断面において、前記線分に対する前記B点と前記T点との間のタイヤ外面の鋭角側の角度βは、0≦β<30°である請求項4に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  6. 前記ビード部から前記サイド部にかけての領域のうち、前記カーカスプライのタイヤ外側には、複数のゴム層が設けられている請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014192661A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP2015202819A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 株式会社ブリヂストン 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
WO2019102663A1 (ja) 2017-11-27 2019-05-31 株式会社ブリヂストン 重荷重用タイヤ

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