JP2013193237A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転可能に設けられたベルト駆動ローラーと、前記ベルト駆動ローラーを回転させる駆動部と、帯状部材の一部同士が接続部において重なって接続された状態で無端状に形成され、前記ベルト駆動ローラーに掛けられ、記録媒体を支持する支持面を有し、前記支持面で前記記録媒体を支持して所定の搬送方向に移動することで前記記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに支持された前記記録媒体へ向けて液体を噴射する噴射ヘッドと、前記駆動部に対して前記ベルト駆動ローラーを所定角度ずつ間欠的に回転させることで前記搬送ベルトを間欠移動させると共に、それぞれの前記間欠移動における前記搬送ベルトの移動距離が所定距離に等しくなるように前記接続部と前記ベルト駆動ローラーとの位置関係に応じて前記所定角度を調整する制御部とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明によれば、所定距離が、一回の間欠移動において記録媒体が噴射ヘッドを通過する距離であるので、記録媒体に対して所期の搬送距離を維持することができる。これにより、記録媒体に形成される画像品質の低下を抑えることが可能となる。
本発明によれば、接続部とベルト駆動ローラーとの距離が所定距離よりも小さい場合、間欠移動において所定角度が調整されるので、接続部の段差があっても、搬送ベルトの移動距離がずれるのを防ぐことができる。これにより、記録媒体に形成される画像品質の低下を抑えることが可能となる。
本発明によれば、接続部とベルト駆動ローラーとの距離が所定距離以上である場合、接続部が間欠移動ではベルト駆動ローラーに差し掛かることが無いため、所定角度を調整しなくても所期の搬送精度を維持することができる。
本発明によれば、調整された回転角に関する情報を記憶することができるので、当該情報に基づいた制御が可能となる。これにより、回転角の調整を効率的に行うことができる。
本発明によれば、検出部により接続部の位置を検出することができるので、接続部とベルト駆動ローラーとの位置関係をより正確に求めることができる。
本発明によれば、検出部がベルト駆動ローラーから搬送方向とは反対方向に所定距離以上離れた位置を検出するので、検出漏れを防ぐことができる。
本発明によれば、一回の間欠移動において接続部がベルト駆動ローラーに差し掛かる場合、間欠移動の際、接続部がベルト駆動ローラーに差し掛かるまでの間は非接続部の厚さに応じた第一角度を算出し、接続部がベルト駆動ローラーに差し掛かった後には接続部の厚さに応じた第二角度を算出し、第一角度と第二角度との和を前記所定角度とするので、搬送ベルトの移動距離がずれるのをより確実に防ぐことができる。
本発明によれば、一回の間欠移動の間、接続部がベルト駆動ローラーに終始掛けられている場合、間欠移動の際に、接続部の厚さに基づいて所定角度を調整するので、搬送ベルトの移動距離がずれるのをより確実に防ぐことができる。
本発明によれば、一回の間欠移動において接続部がベルト駆動ローラーから離れる場合、間欠移動の際、接続部がベルト駆動ローラーから離れるまでの間は接続部の厚さに応じた第三角度を算出し、接続部がベルト駆動ローラーから離れた後には搬送ベルトのうち非接続部の厚さに応じた第四角度を算出し、第三角度と第四角度との和を所定角度とするので、搬送ベルトの移動距離がずれるのをより確実に防ぐことができる。
図1は、本実施形態に係る捺染装置の構成を示す図である。
図1に示すように、捺染装置(液体噴射装置)100は、記録媒体供給部10、記録媒体搬送部20、記録媒体回収部30、インクジェット部40、メンテナンス部50、浮上防止部60及び制御部CONTを有する。捺染装置100の各部は、フレーム部FRに取り付けられている。
図2に示すように、搬送ベルト23は、帯状部材70の端部同士(第一端部71及び第二端部72)が重なって接続された接続部23cを有する。接続部23cでは、第一端部71と第二端部72とが例えば接着剤(不図示)を介して固定されている。接続部23cは、第一端部71及び第二端部72が重なっているため、他の部分(非接続部23d)に比べて厚くなっている(厚さTh)。また、搬送ベルト23を周方向に見ると、接続部23cにおいて段差が形成されている。
捺染装置100に対して外部から画像データが入力された場合、制御部CONTは、入力された画像データに対応する画像を記録媒体Mに形成させる。まず、記録媒体Mに対して画像を形成するための動作の流れを説明する。
図5に示すように、検出部80は、一回の間欠移動において接続部23cが検出された時刻を出力する。メカコントローラー82は、検出部80によって検出された時刻から、搬送ベルト23の一回の間欠移動の終了時刻までの間に接続部23cが移動した距離を算出する。この場合、図5に示すように、ベルトの速度を示すグラフのうち検出部80によって検出された時刻以降の部分の面積Sが接続部23cの当該移動距離であり、検出部80の検出位置と接続部23cとの距離である。
Lt=Ls−S
によって得られる。このようにして、接続部23cとベルト駆動ローラー25との間の位置関係(距離Lt)が求められる。なお、不図示の記憶部を設けておき、検出部80によって検出された結果を記憶部に記憶させておくことができる。これにより、以降は検出部80を用いることなく、記憶された情報に基づいてモーター指令角度の調整を行うことができる。
Claims (10)
- 回転可能に設けられたベルト駆動ローラーと、
前記ベルト駆動ローラーを回転させる駆動部と、
帯状部材の一部同士が接続部において重なって接続された状態で無端状に形成され、前記ベルト駆動ローラーに掛けられ、記録媒体を支持する支持面を有し、前記支持面で前記記録媒体を支持して所定の搬送方向に移動することで前記記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトに支持された前記記録媒体へ向けて液体を噴射する噴射ヘッドと、
前記駆動部に対して前記ベルト駆動ローラーを所定角度ずつ間欠的に回転させることで前記搬送ベルトを間欠移動させると共に、それぞれの前記間欠移動における前記搬送ベルトの移動距離が所定距離に等しくなるように前記接続部と前記ベルト駆動ローラーとの位置関係に応じて前記所定角度を調整する制御部と
を備える液体噴射装置。 - 前記所定距離は、一回の前記間欠移動において前記記録媒体が前記噴射ヘッドを通過する距離である
請求項1に記載の液体噴射装置。 - 前記制御部は、前記接続部と前記ベルト駆動ローラーとの距離が前記所定距離よりも小さい場合、一回の前記間欠移動において前記所定角度を調整する
請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。 - 前記制御部は、前記接続部と前記ベルト駆動ローラーとの距離が前記所定距離以上である場合、一回の前記間欠移動において前記所定角度を調整しないようにする
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。 - 調整された前記回転角に関する情報を記憶する記憶部を更に備える
請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。 - 前記接続部の位置を検出する検出部を更に備える
請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。 - 前記検出部は、前記ベルト駆動ローラーから前記搬送方向とは反対方向に前記所定距離以上離れた位置を検出する
請求項6に記載の液体噴射装置。 - 一回の前記間欠移動において前記接続部が前記ベルト駆動ローラーに差し掛かる場合、前記制御部は、前記間欠移動の際、前記接続部が前記ベルト駆動ローラーに差し掛かるまでの間は前記搬送ベルトのうち前記接続部とは異なる非接続部の厚さに応じた第一角度を算出し、前記接続部が前記ベルト駆動ローラーに差し掛かった後には前記接続部の厚さに応じた第二角度を算出し、前記第一角度と前記第二角度との和を前記所定角度とする
請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。 - 一回の前記間欠移動の間、前記接続部が前記ベルト駆動ローラーに終始掛けられている場合、前記制御部は、前記間欠移動の際に、前記接続部の厚さに基づいて前記所定角度を調整する
請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。 - 一回の前記間欠移動において前記接続部が前記ベルト駆動ローラーから離れる場合、前記制御部は、前記間欠移動の際、前記接続部が前記ベルト駆動ローラーから離れるまでの間は前記接続部の厚さに応じた第三角度を算出し、前記接続部が前記ベルト駆動ローラーから離れた後には前記搬送ベルトのうち前記接続部とは異なる非接続部の厚さに応じた第四角度を算出し、前記第三角度と前記第四角度との和を前記所定角度とする
請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11383535B2 (en) | 2019-10-10 | 2022-07-12 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05297737A (ja) * | 1992-04-20 | 1993-11-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置の転写材搬送装置 |
JP2000302278A (ja) * | 1999-04-15 | 2000-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011073143A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | インクジェット画像記録装置およびベルト搬送補正方法 |
-
2012
- 2012-03-16 JP JP2012059880A patent/JP5970694B2/ja not_active Expired - Fee Related
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