JP2013191269A - 記録ヘッドコイル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】主磁極の磁束密度が増加された記録ヘッドを提供する。
【解決手段】記録ヘッド120は、主磁極132と主磁極132に対して非対称のコイル構造150,152を備え、主磁極132の前面側のコイル構造152よりも主磁極132のトレーリング側のコイル構造150を多くのコイルターンを含むように構成される。結果的に得られる磁化136,138および磁化密度140,142が、記録媒体のABS130に垂直である磁場角度に比べて磁場角度144を傾斜させるように、互いに異ならせるように構成される。
【選択図】図1

Description

背景
データ記憶媒体(たとえば1つまたはより多くのディスク)上に位置付けられる1つ以上のスライダを有するディスクドライブは、データの書込みおよび読出しのために磁場を用いるデータ記憶システムの一例である。スライダは、ディスクのデータ表面へ情報を書き込んだり、ディスクのデータ表面から情報を読み出したりするトランスデューサを支持する。一例においては、トランスデューサは、磁気媒体の磁気モーメントを所望のデータビットを表わすように揃える磁場を生成するための記録ヘッドまたは書込ヘッドを含む。磁気記録ヘッドは、長手方向および垂直方向の双方の記録技術を含む。垂直方向記録は、データビットを表わす磁気モーメントが記録層の表面に対して垂直方向に配向される磁気記録の形態である。垂直方向磁気書込ヘッドは、典型的に、主磁極と、書込ギャップを形成するとともに空気軸受面(air-bearing surface:ABS)に配置された磁極先端から後面ギャップ領域へ延びるように分離されたリターン磁極とを含む。コイルが含まれて、コイルに伝導される電流に応答して主磁極およびリターン磁極を通る磁気信号を生成する。主磁極先端は、磁束密度を合焦させて、磁場が磁気媒体と相互作用を行なうことによってその磁気モーメントを上方向または下方向に配向する。
要約
本明細書において説明され主張される実行例は、書込磁極と、書込磁極に対して非対称のコイル構造とを備えるとともに、主磁極の前面側の磁束よりも主磁極のトレーリング側の磁束を多く生成するように構成された記録ヘッドを提供する。
この要約は、詳細な説明で以下にさらに説明される単純化された形態における概念の選択を紹介するために提供される。この要約は、主張される主題のキーとなる特徴または必要不可欠な特徴を特定することを意図したものではなく、主張される主題の範囲を限定するために用いられることを意図したものでもない。これらのおよびさまざまな他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を読むことによって明らかになるであろう。
作動アセンブリの端部に実現された例示的な書込磁極構造を説明する概略ブロック図である。 記録ヘッドの2つの部分断面構造のブロック図である。 非対称コイル構造を含む記録ヘッドの実行例を示す図である。 非対称コイル構造を含む記録ヘッドの代替的な実行例を示す図である。 非対称コイル構造を含む記録ヘッドの他の代替的な実行例を示す図である。 非対称コイル構造を含む記録ヘッドの他の代替的な実行例を示す図である。 記録ヘッド内の磁束密度を示す図である。 記録ヘッドを用いたコイル構造のさまざまな代替的な上からの断面図を示す図である。
詳細な説明
面密度を増加するためのさらなる一押し(push)のために、垂直記録ライタは、磁気媒体の記録層における大きな書込磁場および磁場勾配を生成することが必要とされる。しかしながら、記録ライタの主磁極からの書込磁場は、一般的に、ヘッド材料の最大磁気モーメントおよび磁極形状によって制限される。垂直磁気記録におけるトラック密度をさらに増加するために、主磁極のトレーリングエッジの幅は、狭いトラックに書込むことができるようにより小さくする必要がある。
垂直磁気記録を用いて増加した面密度成長を達成することは、所与のトラック幅に対して大きな磁場勾配を有する大きな書込磁場を生成する高速ライタを必要とする。媒体平面における書込磁場および有効磁場勾配は、空気軸受面(ABS)における広がった角度のようなABS近傍の主磁極の形状、周囲シールド、トレーリングシールド、サイドシールドなどを調整することによって制御することができる。最大勾配は、主磁極とトレーリングシールドとの間の相互作用を慎重に制御することによって達成される。具体的には、トレーリングシールド磁化方向は、主磁極の切換わりの間に動的書込磁場勾配、および静的書込磁場勾配を制御するのに有効である。記録ヘッドの一実行例においては、主磁極磁場は、トレーリングシールド磁化のダイナミクスを動作させる。このような受動的実行例においては、主磁極は切換わりの部分の間において、主磁極を取り囲むコイルの電流場(amperian field)によって非常に固く(hard)駆動される。磁束がトレーリングシールドに到達し、トレーリングシールド内の磁化の反転を開始する前に、有限の時間遅れが存在する。しかしながら、最大書込磁場勾配は、トレーリングシールドの磁化反転がほぼ完了した後にのみ達成される。
本明細書に開示される記録ヘッドの実行例は、トレーリングリターン磁極を駆動するための追加のコイルターンと、トレーリングシールドへの磁束の伝播におけるタイミング遅れおよびトレーリングシールドにおける磁化の反転による位相オフセットを低減するためのトレーリングシールドとを含む。そのような追加のコイルターンを設けることは、より良好な動的書込磁場勾配ももたらす。具体的には、記録ヘッドは、トレーリングシールド内の磁束密度を増加する非対称コイル構造を含む。
図1は、作動アセンブリの端部において実現される例示的な記録ヘッド構造を説明する概略ブロック図100を示す。具体的には、図1は、作動アセンブリ106の端部に配置されたトランスデューサヘッド104を伴うディスクの実行例の平面図を示す。ディスク102は、動作中、ディスク回転軸108の周りを回転する。さらに、ディスク102は、外径110および内径112を含み、その間に、円形の点線で示される多くのデータトラック114がある。データトラック114は、実質的に円形であり、一定間隔があけられたパターン化されたビットで作られる。
情報は、作動アセンブリ106の使用を通して、データトラック114上のパターン化されたビットへ書込まれるとともに、パターン化されたビットから読出され、作動アセンブリは、データトラック114の探索動作中に、ディスク102に隣接して配置される作動回転軸116周りに回転する。作動アセンブリ106上の作動回転軸116から遠い端部に搭載されたトランスデューサヘッド104は、ディスク動作中にディスク102の表面上方に近接して飛行する。トランスデューサヘッド104は、トラック114からデータを読出すための読出磁極およびトラック114へデータを書込むための書込磁極を含む記録ヘッドを含む。
トランスデューサヘッドの一実行例においては、トランスデューサヘッド104上に配置された記録ヘッドは、磁気媒体にデータを書込むように構成された主磁極を含む。主磁極は、磁気媒体に近接する空気軸受面(ABS)を形成する前端部を有する。さらに、記録ヘッドは、ABSに平行の表面を有するトレーリングシールドも含む。トランスデューサヘッドは、主磁極の端部およびABSに近接するトレーリングシールド内に磁荷密度を生成するコイル構造を含む。主磁極内およびABSに近接するトレーリングシールド内における磁荷密度は、記録媒体内に、ABSに垂直な角度とは異なる角度を有する磁場を生成する。
一実行例においては、記録ヘッドのコイル構造は、主磁極の端部およびABSに近接するトレーリングシールド内の磁荷密度を生成して、媒体内の磁場がABSに対して垂直よりも小さい角度に方向付けられるように構成される。具体的には、媒体内の磁場勾配の角度は、トレーリングシールドに向かって、かつABSに対して垂直な方向から離れてそらされる。
図1は、記録ヘッド120の部分断面構成の拡大図も示す。記録ヘッド120は、記録媒体のABS130に関連して示されている。具体的には、記録ヘッド120は、主磁極132(書込磁極とも称する)およびトレーリングシールド構造134を含む。記録ヘッドは、非対称コイル構造を用いて励磁されて、主磁極132およびトレーリングシールド構造134内に磁束密度を生成させる。記録ヘッド120は、主磁極132内の磁束の方向136がABSに対して垂直であり、かつABS130に向かう方向であることも示している。トレーリングシールド134を通る磁束密度の方向138は、ABS130に平行であり、主磁極132から離れる方向に流れる。磁化136は、主磁極132の端部に、正の磁荷密度140をもたらす。同様に、磁化138は、トレーリングシールド134の表面に、負の磁荷密度142を生じさせる。
磁化136,138および磁荷密度140,142は、磁気媒体内に磁場角度144を有する磁場を生成させる。本実行例においては、記録ヘッド120のコイル構造は、磁化136,138および磁荷密度140,142を生成して、磁気媒体内の磁場角度144がABS130に対して垂直な方向から離れるとともにトレーリングシールド134に向かう方向に傾けられるように構成される。言い換えれば、磁場角度144は、ABS130に対して実質的に垂直ではない。
図1に開示される記録ヘッド120は、トレーリングコイル構造150および前面コイル構造152を有する非対称コイル構造を含む。コイル構造150および152は、1つまたはより多くの特徴において、互いに異なっている。具体的には、トレーリングコイル構造150および前面コイル構造152の特徴は、結果的に得られる磁化136,138および磁荷密度140,142が、記録媒体のABS130に垂直である磁場角度に比べて磁場角度144をスキューさせるように、互いに異なっている。たとえば、一実行例においては、トレーリングコイル構造150は、前面コイル構造152のコイルターンよりも多くのコイルターンを含む。代替的な実行例においては、トレーリングコイル構造150は、前面コイル構造152内のコイルによって搬送される電流よりも多くの電流を搬送するコイルを有する。
図2は、記録ヘッドの2つの部分断面構成を示す。具体的には、図2は、記録ヘッド202の第1の構造を示し、それにおいては、主磁極のトレーリング側および前面側のコイル構造は実質的に対称である。それと比較して、記録ヘッド204の第2の構造においては、主磁極のトレーリング側および前面側のコイル構造の少なくとも1つの特徴は、主磁極のトレーリング側のコイル構造が、主磁極の前面側のコイル構造の対応する特徴と比べて異なる少なくとも1つの特徴を有するという点で非対称である。たとえば、一実行例においては、トレーリングコイル構造におけるコイルターン数は、前面側コイル構造におけるコイルターン数とは異なっている。あるいは、トレーリングコイル構造に流れる電流が、前面側コイル構造に流れる電流と比べて異なっている。
具体的には、記録ヘッド202の第1の構造は、主磁極212と、ABS216に近接したトレーリングシールド構造214とを含む。記録ヘッド202は、トレーリングコイル構造220および前面コイル構造222も含む。一実行例においては、トレーリングコイル構造220のさまざまな特徴と前面コイル構造222のそれに対応する特徴とは、実質的に等しい。したがって、たとえば、トレーリングコイル構造220についてのコイルターン数は、前面コイル構造222についてのコイルターン数と実質的に同じである。同様に、トレーリングコイル構造220において搬送される電流も、前面コイル構造222において搬送される電流と実質的に同じである。
一実行例においては、コイル構造220,222は互いに相互接続される。たとえば、コイル構造220,222は、単一のヘリカルコイル構造の一部であり、それらの双方は単一の電流源からの電流を搬送する。このような実行例においては、そのようなヘリカルコイル構造のターンは主磁極212に巻回される。コイル構造220,222を流れる電流の結果として、磁束密度224が主磁極212内に生成されるとともに、磁束密度226がトレーリングシールド構造214内に生成される。磁束密度224がABS216に向かうように方向付けられるとともに、磁束密度226がABS216の方向に沿って主磁極212の先端から離れるように方向付けられるように、コイル構造220,222内に流れる電流の方向が選択される。ABSを通って磁気媒体内へ向かうこのような磁束密度は、媒体内の垂直な記録を生じさせるために用いられ得る。平衡したコイル構造220,222は、磁気媒体の表面に実質的に垂直な角度であり、トレーリングシールド構造214に向かって磁場の角度が若干だけ傾いた磁場を磁気媒体内にもたらす。磁場のこのような角度は、磁場ベクトル228によって示されている。
記録ヘッドの動作の有限要素解析(FEM)は、主磁極212に近接する表面に垂直な角度からの磁化角度の増加がより効果的な記録ヘッド動作をもたらすことを示す。そのような増加された磁化角度を達成するために、記録ヘッド204の第2の構造は、記録ヘッド201の主磁極周りの磁束密度の不平衡を生成するコイル構造を含む。
具体的には、記録ヘッド204の第2の構造は、主磁極232と、ABS236に近接するトレーリングシールド構造234とを含む。記録ヘッド204は、トレーリングコイル構造240および前面コイル構造242も含む。一実行例においては、トレーリングコイル構造240のさまざまな特徴と前面コイル構造242のそれに対応する特徴とは、不平衡とされる。したがって、たとえば、トレーリングコイル構造240についてのコイルターン数は、前面コイル構造242についてのコイルターン数とは同じでない。同様に、トレーリングコイル構造240において搬送される電流も、前面コイル構造242において搬送される電流と実質的に異なっている。またあるいは、トレーリングコイル構造240は、主磁極232を、トレーリングシールド構造234に接続されたリターン磁極に接続する後面ビアに巻回される、少なくとも1つのパンケーキコイルを含む。あるいは、トレーリングコイル構造240は、トレーリングシールド構造234に接続されたリターン磁極に巻回された少なくとも1つのヘリカルコイルを含む。
一実行例においては、コイル構造240,242は互いに相互接続される。たとえば、コイル構造240,242は、単一のヘリカルコイル構造の一部であり、それらの双方は単一の電流源からの電流を搬送する。このような実行例においては、そのようなヘリカルコイル構造のターンは、主磁極232に巻回される。コイル構造240,242を流れる電流の結果として、磁束密度244が主磁極232内に生成されるとともに、磁束密度246がトレーリングシールド構造234内に生成される。磁束密度244がABS236に向かうように方向付けられるとともに、磁束密度246がABS236の方向に沿って主磁極232の先端から離れるように流れるように、コイル構造240,242内に流れる電流の方向が選択される。
媒体内の磁束密度は、媒体内の垂直な記録を生じさせるために用いられる。コイル構造240,242の少なくとも1つの特徴は非対称であり、それによって、結果として主磁極232のトレーリング側における磁束密度を、主磁極232の前面側の磁束密度よりも高くする。そのような非対称の磁束は、主磁極232の先端における正の磁荷の蓄積、および主磁極232に近接するトレーリングシールド構造234の先端における負の磁荷の蓄積をもたらす。磁束密度244,246、ならびに、主磁極232およびトレーリングシールド構造234における磁荷の蓄積は、主磁極232に近接したトレーリングシールド構造234の表面において、ABS236に対して垂直な角度と実質的に異なる磁化の角度をもたらす。具体的には、磁場ベクトル248によって示されているように、磁気媒体における磁場の角度は、トレーリングシールド構造234に向かって、ABSに垂直な方向から離れる方向に実質的に傾けられる。言い換えれば、トレーリングシールド構造234に向かう磁場の傾斜が増加する。
図3は、非対称コイル構造を含む記録ヘッド300の実行例を示す。記録ヘッド300は、読出/書込トランスデューサとも称され、媒体302への垂直記録用に構成される。具体的には、記録ヘッド300は、媒体302にデータを書込むように構成された主磁極304を含む。したがって、主磁極304は書込磁極とも称される。主磁極304は、記録ヘッド300の空気軸受面(ABS)306の一部を規定する表面を含み、記録媒体304の一部の上方に、それ上にデータを記録するために位置付けられる。主磁極304は、限定されないが、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、およびそれらの組み合わせのような強磁性体材料で作られている。たとえば、主磁極306は、限定されないが、鉄コバルト(FeCo)、鉄ニッケル(FeNi)、コバルト鉄ニッケル(CoFeNi)などのような合金を含み得る。
記録ヘッド300の実行例は、複数のリターン磁極も含む。参照符号308によって示されるような記録媒体302の動きに関して、第1のリターン磁極は、リーディング磁極310を含み、主磁極304のリーディング側に位置付けられる。さらに、第2のリターン磁極は、トレーリング磁極312を含み、主磁極304のトレーリング側に位置付けられる。図3に示されるように、リーディング磁極310は、主磁極304から分離されるとともに、リーディング後面ビア314を通して主磁極304に接続される。同様に、トレーリング磁極312も、トレーリング後面ビア316を通して主磁極304に接続される。主磁極304は、記録ヘッド300のABS306の一部を形成する主磁極ティップ320を含む。記録ヘッド300の一実行例においては、トレーリング磁極312は、トレーリングシールド322に接続される。トレーリングシールド322は、ABS306の一部をさらに形成する表面312を含む。さらに、トレーリングシールド322は、ABS306の一部でありかつ主磁極ティップ320に近接したトレーリングシールドティップ326も形成する。代替的な実行例においては、記録ヘッド300は、リーディング磁極310に近接し、主磁極304の反対側に配置されたリーダ(図示せず)も含む。記録ヘッド300は、主磁極304に隣接して位置付けられたヨーク330も含む。
記録ヘッド300の実行例は、主磁極304に巻回されたヘリカルコイル332を含む。具体的には、ヘリカルコイル332は、主磁極304とリーディング磁極310との間、および主磁極304とトレーリング磁極312との間に延在する。たとえば、ヘリカルコイル332は、主磁極304に巻回されたヘリカルコイルとして形成される。一実施形態においては、絶縁材料(図示せず)が、主磁極304およびリーディング磁極310から、ならびに主磁極304およびトレーリング磁極312から、ヘリカルコイル332を電気的に絶縁する。一実行例においては、ヘリカルコイル332の各ターンは、ヘリカルコイル332の他のターンと直列に接続される。しかしながら、ヘリカルコイル332の任意の適当な構成を利用することができる。たとえば、ヘリカルコイル332は、双方が分離した電気回路を形成する複数のコイル(たとえば、2つのコイル)を備え得る。
さらに、記録ヘッド300は、トレーリング後面ビア316に巻回されたパンケーキコイル334も含む。一実施形態においては、絶縁材料(図示せず)は、主磁極304から、およびトレーリング後面ビア316からパンケーキコイル334を電気的に絶縁する。一実行例においては、ヘリカルコイル332に電力を供給するために用いられる回路から分離した電気回路が、パンケーキコイル334に電力を供給する。しかしながら、代替的な実行例においては、ヘリカルコイル332およびパンケーキコイル334の双方に電力を供給するために同じ回路が使用される。
コイル332,334の励磁の結果として、主磁極304、リーディングリターン磁極310、トレーリングリターン磁極312、接続ビア314,316、および記録媒体302の軟磁気層内に磁気回路が形成される。コイル332,334を流れる電流は、記録ヘッド300内に形成されるそのような磁気回路を通る磁束を誘導する。一実行例においては、パンケーキコイル334は励磁されず、ヘリカルコイル332のみが励磁される場合は、記録媒体302を通る磁束の方向は、ABS306に実質的に垂直である。
代替的に、パンケーキコイル334も励磁されると、トレーリングシールド322内の磁束が増加する。一実行例においては、主磁極ティップ320上の表面磁荷が正であり、かつトレーリングシールドティップ326上の表面磁荷が負になるように、パンケーキコイルが励磁される。主磁極ティップ320およびトレーリングシールドティップ326の磁化は、主磁極ティップ320に近接するトレーリングシールド324の表面における磁化の角度を変化させる。具体的には、磁気媒体内の磁場348の角度は、ABS306に実質的に垂直な方向から、トレーリングシールド322に向かう方向へ変化する。
ABS306に垂直な方向から離れてよりトレーリングシールドに向かう方向へ向けられる磁化角度のこのような変化は、主磁極に最も近接するトレーリングシールド表面の磁荷の増加をもたらすとともに、磁場角度の増加、より大きい磁気障壁角度、より大きい書込磁場勾配をもたらす。さらに、主磁極の動的な切換えの間の磁化角度のこのような変化は、広範な状態にわたる動的なダウントラック勾配の増加ももたらす。
図4は、非対称コイル構造を含む記録ヘッド400の代替的な実行例を示す。記録ヘッド400は、磁気記録媒体402に情報を書込むために用いられる。記録ヘッド400は、主磁極404に巻回されるヘリカルコイル432、およびトレーリング後面ビア416に巻回されるパンケーキコイル434を含む。ヘリカルコイル432およびパンケーキコイル434を励磁することによって、主磁極404、トレーリングリターン磁極412、およびトレーリングシールド422内に磁束が生成される。具体的には、パンケーキコイル434を励磁することによって、トレーリングシールド422内の磁束の増加、およびトレーリングシールドティップ426上の表面磁荷の増加を生じさせる。同様に、主磁極404における磁束密度および主磁極ティップ420上の表面磁荷をもたらす。
一実行例においては、主磁極ティップ420上の表面磁荷が正であり、かつトレーリングシールドティップ426上の表面磁荷が負となるように、パンケーキコイル434が励磁される。主磁極ティップ420およびトレーリングシールドティップ426の磁化は、主磁極ティップ420に近接するトレーリングシールド422の表面における磁化角度を変化させる。具体的には、磁気媒体内の磁場448の角度は、ABS406に実質的に垂直な方向から、トレーリングシールド422へ向かう方向に変化する。言い換えれば、トレーリングシールド422に向かう磁場の傾きが増加する。
図5は、非対称コイル構造を含む記録ヘッド500の他の代替的な実行例を示す。記録ヘッド500は、磁気記録媒体502に情報を書込むために用いられる。記録ヘッド500は、主磁極504に巻回されるヘリカルコイル532、およびトレーリング後面ビア516に巻回されるパンケーキコイル534を含む。ヘリカルコイル532およびパンケーキコイル534の励磁によって、主磁極504、トレーリングリターン磁極512、およびトレーリングシールド522内に磁束が生成される。具体的には、パンケーキコイル534を励磁することによって、トレーリングシールド522内の磁束の増加、およびトレーリングシールドティップ526上の表面磁荷の増加を生じさせる。同様に、パンケーキコイル534を励磁することによって、主磁極504に磁束密度を生じさせるとともに、主磁極ティップ520上に表面磁荷を生じさせる。
一実行例においては、主磁極ティップ520上の表面磁荷が正であり、かつトレーリングシールドティップ526上の表面磁荷が負となるように、パンケーキコイル534が励磁される。主磁極ティップ520およびトレーリングシールドティップ526の磁化は、主磁極ティップ520に近接するトレーリングシールド522の表面における磁化角度を変化させる。具体的には、磁気媒体内の磁場548の角度は、ABS506に実質的に垂直な方向から、トレーリングシールド522へ向かう方向に変化する。言い換えれば、トレーリングシールド522に向かう磁場の傾きが増加する。
図6は、非対称コイル構造を含む記録ヘッド600の他の代替的な実行例を示す。記録ヘッド600は、磁気記録媒体602に情報を書込むために用いられる。記録ヘッド600は、主磁極604に巻回されるヘリカルコイル632、および、トレーリングビア616を通して主磁極604に接続されるトレーリング磁極612に巻回されるパンケーキコイル634を含む。ヘリカルコイル632およびパンケーキコイル634の励磁によって、主磁極604、トレーリングリターン磁極612、およびトレーリングシールド622内に磁束が生成される。具体的には、パンケーキコイル634を励磁することによって、トレーリングシールド622内の磁束の増加、およびトレーリングシールドティップ626内の表面磁荷密度の増加を生じさせる。同様に、主磁極604における磁束密度、および主磁極ティップ620上の表面磁荷をもたらす。
一実行例においては、主磁極ティップ620上の表面磁荷が正であり、かつトレーリングシールドティップ626上の表面磁荷が負となるように、パンケーキコイル634が励磁される。主磁極ティップ620およびトレーリングシールドティップ626の磁化は、主磁極ティップ620に近接するトレーリングシールド622の表面における磁化角度を変化させる。具体的には、ABS606に実質的に垂直な方向から離れる磁気媒体内の磁場648の角度の傾きが増加する。その結果として、磁気媒体内の磁場は、ABS606に垂直な方向から実質的に離れるように傾く。言い換えれば、磁場648の角度が増加する。
図7は、本明細書において実現される記録ヘッドにおける磁束密度を示す。具体的には、記録ヘッド700の断面は、主磁極704周りのコイルの励磁が平衡しているときの、主磁極704およびトレーリングシールド706における磁束密度を開示する。したがって、たとえば、記録ヘッド700は、主磁極704の前面側のコイルターン数が、主磁極704の(トレーリングシールド706に向かう方向の)トレーリング側のコイルターン数と同じである場合の磁束密度を示す。
一方、記録ヘッド702は、主磁極714周りのコイルの励磁が不平衡であるときの、主磁極704およびトレーリングシールド706における磁束密度を開示する。したがって、たとえば、記録ヘッド702は、主磁極714の前面側のコイルターン数が、主磁極714のトレーリング側のコイルターン数よりも多い場合の磁束密度を示す。矢印718の大きさと比較した矢印708の大きさによって示されるように、トレーリングシールド716における磁束密度は、主磁極704の前面側のコイルターンと比べて主磁極714の(トレーリングシールド716に向かう)トレーリング側のより多くのコイルターンによって、記録ヘッド702においてより大きくなる。
図8は、記録ヘッドを用いたコイル構造のさまざまな代替的な上からの断面図を示す。具体的には、図8の上からの各断面図は、記録ヘッドの主磁極とトレーリング磁極との間のコイル構造の1つのコイルワイヤを示す。たとえば、実行例802は、主磁極804と、ABS表面808に実質的に平行なコイルワイヤ806を示す。コイルワイヤ806は、矢印810によって示されるように、左から右の方向に電流を搬送する。電流810によってコイルワイヤ806内に生成される磁場は、右手の法則によって与えられるように、ABS808に垂直で、かつABS808に向かう方向である。このような磁場は、矢印812によって示される。
代替的な実行例822は、主磁極824、およびABS表面828と比較して湾曲して配置されるコイルワイヤ826を示す。コイルワイヤ826は、矢印830によって示されるように、左から右の方向に電流を搬送する。電流830によってコイルワイヤ826内に生成される磁場は、ABS828に向かう方向であり、磁場は主磁極824の先端に向かって合焦される。このような磁場は、矢印832によって示される。コイルワイヤ826は、主磁極824の先端における磁束密度を増加し、主磁極824の切換ダイナミクスを向上する。
他の代替的な実行例842は、主磁極844、およびABS表面848と比較して区分的に線形な曲線として配置されるコイルワイヤ846を示す。コイルワイヤ846は、矢印850によって示されるように、左から右の方向に電流を搬送する。電流850によってコイルワイヤ846内に生成される磁場は、右手の法則によって与えられるように、ABS808に向かう方向であり、磁場は主磁極844の先端に向かって合焦される。このような磁場は、矢印852によって示される。コイルワイヤ846は、主磁極844の先端における磁束密度を増加し、主磁極844の切換ダイナミクスを向上する。
上記の明細書、例、およびデータは、構造の完全な記述および本発明の例示的な実行例の使用を提供する。本発明の精神および範囲を逸脱することなく本発明の多くの実行例を行なうことができるので、本発明は、以降に添付される特許請求の範囲に存在する。さらに、異なる実行例の構造的特徴は、記載された特許請求の範囲から逸脱することなく、っさらに他の実行例において結合されてもよい。上述の実行例および他の実行例は、以下の特許請求の範囲内である。
100 ブロック図、102 ディスク、104 トランスデューサヘッド、106 作動アセンブリ、108 ディスク回転軸、110 外径、112 内径、114 トラック、116 作動回転軸、120,201,202,204,300,400,500,600,700,702 記録ヘッド、132,212,232,304,306,404,504,604,704,714,804,824,844 主磁極、134 トレーリングシールド、140,140,142,142 磁荷密度、144 磁場角度、150 トレーリングコイル構造、152,222,242 前面コイル構造、224,226,244,246 磁束密度、228,248 磁場ベクトル、302,402,502,602 記録媒体、310 リーディング磁極、312 表面、312 トレーリング磁極、314,316,416,516,616 ビア、320,420,520,620 主磁極ティップ、326,426,526,626 トレーリングシールドティップ、330 ヨーク、332,432,532,632 ヘリカルコイル、334,434,534,634 パンケーキコイル、348,448,548,648 磁場、806,826,846 コイルワイヤ。

Claims (23)

  1. 主磁極に対して非対称であり、かつ前記主磁極の一方の側の磁束を前記主磁極の他方の側の磁束よりも多く生成するように構成されたコイル装置を備える、装置。
  2. リターンシールドに取り付けられたリターン磁極をさらに備え、
    前記コイル装置は、前記リターンシールドにおける磁束密度を増加するように構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記コイル装置は、
    前記主磁極と前記リターン磁極との間に位置付けられた第1のコイル構造と、
    前記第1のコイル構造と反対の前記主磁極側に位置付けられた第2のコイル構造とを含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1のコイル構造におけるコイルターン数は、前記第2のコイル構造におけるコイルターン数よりも多い、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1のコイル構造は、前記第2のコイル構造において搬送される電流に比べてより高いアンペア数を有する電流を搬送するように構成される、請求項3に記載の装置。
  6. 前記第1のコイル構造は、前記主磁極と前記リターン磁極とを接続する後面ビアに巻回されたパンケーキコイルを含む、請求項3に記載の装置。
  7. 前記第1のコイル構造は、前記リターン磁極に巻回された少なくとも1つのヘリカルコイルを含む、請求項3に記載の装置。
  8. 前記コイル装置は、前記リターン磁極における磁束密度を増加するように構成される、請求項3に記載の装置。
  9. 前記第1のコイル構造は、前記第1のコイル構造内の他のコイルに並列の少なくとも1つのコイルを含む、請求項3に記載の装置。
  10. 前記コイル装置は、前記リターンシールド内に磁束を生成して、前記主磁極に近接する空気軸受面における磁化の角度を変化するように構成される、請求項3に記載の装置。
  11. 記録ヘッド用の装置であって、
    書込磁極とリターン磁極との間に位置付けられた第1のコイル構造と、
    前記第1のコイル構造と反対の前記書込磁極の側に位置付けられた第2のコイル構造とを備え、
    前記第1のコイル構造におけるコイルターン数は、前記第2のコイル構造におけるコイルターン数よりも多い、装置。
  12. 前記第1のコイル構造は、前記第2のコイル構造において搬送される電流に比べてより高いアンペア数を有する電流を搬送するように構成される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第1のコイル構造は、前記書込磁極と前記リターン磁極とを接続する後面ビアに巻回されたパンケーキコイルを含む、請求項11に記載の装置。
  14. 前記第1のコイル構造は、前記リターン磁極に巻回された少なくとも1つのヘリカルコイルを含む、請求項11に記載の装置。
  15. 前記第1のコイル構造は、前記リターン磁極に接続されたトレーリングシールド内の磁束を増加するように構成される、請求項11に記載の装置。
  16. 書込磁極と、
    リターン磁極と、
    前記書込磁極周辺の磁場密度の不平衡を生成するように構成されたコイル構造とを備える、装置。
  17. 前記コイル構造は、前記書込磁極と前記リターン磁極とを接続する後面ビアに巻回されたパンケーキコイルを含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記コイル構造は、前記リターン磁極に巻回されたヘリカルコイルを含む、請求項16に記載の装置。
  19. 前記コイル構造は、ヘリカルコイルの一部である第1のコイル層と、パンケーキコイルの一部である第2のコイル層とを含む、請求項16に記載の装置。
  20. 前記ヘリカルコイルは前記書込磁極に巻回され、前記パンケーキコイルは前記書込磁極を前記リターン磁極に接続する後面ビアに巻回される、請求項19に記載の装置。
  21. 書込磁極と、
    前記書込磁極周辺の磁場密度における不平衡を生成するための手段とを備える、装置。
  22. リターン磁極をさらに備え、
    前記不平衡を生成するための手段は、前記書込磁極と前記リターン磁極とを接続する後面ビアに巻回されるパンケーキコイルを含む、請求項21に記載の装置。
  23. 前記不平衡を生成するための手段は、前記リターン磁極に巻回されたヘリカルコイルをさらに含む、請求項22に記載の装置。
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