JP2013189624A - インクジェット記録装置用インク、及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水と、顔料分散体と、有機溶剤と、保湿剤とを含み、顔料分散体は、質量平均分子量が35,000以上140,000以下の樹脂と顔料とを含み、インク中の樹脂全量の質量と、樹脂のうちの顔料から遊離している樹脂の質量とから求められる吸着樹脂比率が0.97以上であり、有機溶剤として、多価アルコールのC1〜C4モノアルキルエーテルをインクの質量に対して3質量%以上15質量%以下含む、インクジェット記録装置用インク。
【選択図】図1
Description
前記顔料分散体は、質量平均分子量が35,000〜140,000の樹脂と顔料とを含み、
インク中の前記樹脂全量の質量と、前記樹脂のうちの顔料から遊離している樹脂の量とから、下記式:
吸着樹脂比率=1−(遊離樹脂質量/全樹脂質量)
により求められる吸着樹脂比率が0.97以上であり、
前記有機溶剤は、少なくとも多価アルコールのC2〜C4モノアルキルエーテルを3〜15質量%含む、インクジェット記録装置用インクである。
第1実施形態は、水と、顔料分散体と、有機溶剤と、保湿剤とを含むインクジェット記録装置用インクに関する。顔料分散体は、質量平均分子量が35,000以上140,000以下の樹脂と顔料とを含む。インク中の樹脂全量の質量と、樹脂のうちの顔料から遊離している樹脂の質量とから求められる吸着樹脂比率は0.97以上である。インクジェット記録装置用インクは、有機溶剤として、多価アルコールのC1〜C4モノアルキルエーテルを3質量%以上15質量%以下含む、インクジェット記録装置用インクに関する。
本発明のインクジェット記録装置用インクは、水性インクであり、水を必須に含む。インクに含まれる水は、本発明の目的を阻害しない範囲で特に限定されず、従来から、水性インクの製造に使用されている水から、所望の純度の水を適宜選択して使用できる。本発明のインクジェット記録装置用インク中の水の含有量は、本発明の目的を阻害しない範囲で特に限定されない。水の含有量は、後述する、他の成分の使用量に応じて適宜変更される。インク中の典型的な水の含有量としては、インクの全質量に対して20質量%以上70質量%以下が好ましく、30質量%以上60質量%以下がより好ましい。
本発明のインクジェット記録装置用インクは、着色剤である顔料と樹脂とを含む顔料分散体を含む。
顔料分散体中に含有させることができる顔料は、本発明の目的を阻害しない範囲で特に限定されず、従来からインクジェット記録装置用インクにおいて着色剤として使用されている顔料から適宜選択して使用できる。好適な顔料の具体例は、C.I.ピグメントイエロー74、93、95、109、110、120、128、138、139、151、154、155、173、180、185、及び193のような黄色顔料、C.I.ピグメントオレンジ34、36、43、61、63、及び71のような橙色顔料、C.I.ピグメントレッド122、及び202のような赤色顔料、C.I.ピグメントブルー15、及び15:3のような青色顔料、C.I.ピグメントバイオレット19、23、及び33のような紫色顔料、C.I.ピグメントブラック7のような黒色顔料等を挙げることができる。
顔料分散体に含まれる樹脂は、本発明の目的を阻害しない範囲で特に限定されず、従来から顔料分散体の製造に用いられている種々の樹脂から適宜選択して使用できる。好適な樹脂の具体例としては、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸アルキルエステル−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸ハーフエステル共重合体、ビニルナフタレン−アクリル酸共重合体、及びビニルナフタレン−マレイン酸共重合体のような樹脂が挙げられる。これらの樹脂の中では、調製が容易で、顔料の分散効果に優れることから、スチレン−アクリル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸アルキルエステル−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−マレイン酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、及びスチレン−メタクリル酸アルキルエステル共重合体のような、スチレンに由来する単位と、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、又はメタクリル酸エステルに由来する単位とを含むスチレン−アクリル系樹脂が好ましい。
顔料と樹脂とを含む顔料分散体を製造する方法は、本発明の目的を阻害しない範囲で特に限定されず、従来知られる方法から適宜選択できる。好適な方法としては、ナノグレンミル(浅田鉄工株式会社製)、MSCミル(三井鉱山株式会社製)、及びダイノーミル(株式会社シンマルエンタープライゼス製)のようなメディア型湿式分散機を用いて、水のような適切な液体の媒体中で、顔料と樹脂とを混練して顔料分散体を製造する方法が挙げられる。メディア型湿式分散機を用いる処理では、小粒径のビーズを用いる。ビーズの粒径は特に限定されず、典型的には粒径0.5mm以上1.0mm以下である。また、ビーズの材質は特に限定されず、ジルコニアのような硬質の材料が使用される。
本発明のインクは、有機溶剤として、少なくとも多価アルコールのC1〜C4モノアルキルエーテルを含む。多価アルコールのC1〜C4モノアルキルエーテルの具体例としては、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、及びエチレングリコールモノメチルエーテルのようなグリコール類のモノアルキルエーテルが挙げられる。上記の中でも、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、及びトリプロピレングリコールモノメチルエーテルからなる群より選択される少なくとも1種類以上が多価アルコールのC1〜C4モノアルキルエーテルとして好ましい。トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、及びトリプロピレングリコールモノメチルエーテルは、何れも常温での蒸気圧が低いため、有機溶剤としてインクに含まれたとしても、臭気の問題が生じにくい。
本発明のインクは、インクからの液体成分の揮発を抑制することでインクの粘性を安定化させる目的で保湿剤を含む。保湿剤の具体例としては、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、及び1,5−ペンタンジオールが挙げられる。また、保湿剤は2種以上を組み合わせて使用できる。
溶解安定剤は、インクに含まれる成分を相溶化してインクの溶解状態を安定化させる成分である。溶解安定剤の具体例としては、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、及びγ−ブチロラクトン等が挙げられる。これらの溶解安定剤は2種以上を組み合わせて用いることができる。インクが溶解安定剤を含有する場合、溶解安定剤の含有量は、インクの全質量に対して1質量%以上20質量%以下が好ましく、3質量%以上15質量%以下がより好ましい。
本発明のインクジェット記録装置用インクの製造方法は、必須成分である、樹脂及び顔料を溶媒中に分散させた顔料分散体、水、保湿剤、並びに有機溶剤と、必要に応じ、溶解安定剤のような任意成分とを均一に混合することができれば特に限定されない。インクジェット記録装置用インクの製造方法の具体例としては、インクの各成分を混合機を用いて均一に混合した後、孔径10μm以下のフィルターを用いて異物や粗大粒子を除去する方法が挙げられる。なお、インクを製造する際には、必要に応じて溶解安定剤や、界面活性剤、酸化防止剤、粘度調整剤、pH調整剤、防腐防カビ剤のような、従来からインクジェット記録装置用のインクに加えられている種々の添加剤を加えることができる。
吸着樹脂比率=1−(遊離樹脂質量/全樹脂質量)
に従って求められる吸着樹脂比率が0.97以上である。
<遊離樹脂の質量測定方法>
インクを所定の容器に入れ、遠心分離機(NS−C100(株式会社ナノシーズ製))を用いて回転数5000rpmの条件で、24時間インクを遠心分離する。容器中のインクの透明な上澄み液全量を採取し、上澄み液を0.67Paの減圧条件下において150℃で乾燥して、遊離樹脂を主成分とする固形分を得る。遠心分離機に入れたインクの質量をWi(g)とし、上澄み液を乾固して得られる固形分の質量から、遠心分離機に入れたインクに含まれる、界面活性剤、酸化防止剤、粘度調整剤、pH調整剤、及び防腐防カビ剤等の成分の内、乾燥条件で揮発しない成分の質量を差し引いた質量をWr(g)として、下式によりインク中の遊離樹脂の質量を算出する。
遊離樹脂の質量(質量%)=(Wr/Wi)×100
また、顔料分散体を上記方法で遠心分離し、分離した遊離樹脂を含有する上澄み液を、等量の水で置き換えることで、顔料分散体に含まれる遊離樹脂の質量を調整することができる。
第2実施形態は、インクジェット記録装置を用いて、第1実施形態に係るインクジェット記録装置用インクを用いて画像を形成する、画像形成方法に関する。第2実施形態の画像形成方法に用いるインクジェット記録装置の記録方式は、特に限定されず、記録ヘッドが記録媒体上を走査しながら記録を行うシリアル型であっても、装置本体に固定された記録ヘッドを用いて記録を行うラインヘッド型であってもよい。第2実施形態に係る画像形成方法において用いるインクジェット記録装置の記録方式は、画像形成の高速性の点から、ラインヘッド型が好ましい。
(スチレン−アクリル樹脂の製造)
スターラー、窒素同入管、コンデンサー、及び滴下ロートを備える容量1000mlの四つ口フラスコに、イソプロピルアルコール100g、及びメチルエチルケトン250gを加えた。滴下ロートに、メタクリル酸メチル40g、スチレン40g、アクリル酸ブチル10g、メタクリル酸10g、及び開始剤であるアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.3gの混合溶液を入れ、窒素雰囲気下で70℃で加熱還流させたフラスコ内の溶媒に、前述の混合溶液を約2時間かけて滴下した。滴下後、さらに6時間かけてフラスコ内の反応液を加熱還流させ、さらに、メチルエチルケトン150g中にAIBN0.1gを含む溶液を、フラスコ内に15分かけて滴下した。この後、フラスコ内の反応液を5時間加熱還流して、分子量20,000、酸価100mgKOH/gのスチレン−アクリル樹脂(樹脂A)を得た。樹脂Aとは分子量の異なる樹脂B〜樹脂Gは、溶剤量、重合開始剤の使用量、重合温度、及び重合時間を適宜変更することの他は、樹脂Aと同様の方法で調製された。重合開始剤の使用量は、モノマー混合物1モルあたり0.001モル以上5モル以下の範囲内で調整された。重合温度は、50℃以上80℃以下の範囲内で調整された。重合時間は、10時間以上24時間以下の範囲内で調整された。
カラム:TSKgel、Super Multipore HZ−H(東ソー株式会社製、4.6mmID×15cm)
カラム本数:3本
溶離液:テトラヒドロフラン
流速:0.35ml/分
サンプル注入量:10μl
測定温度:40℃
検出器:IR検出器
検量線は、標準試料(TSK standard,polystyrene、東ソー株式会社製)から、F−40、F−20、F−4、F−1、A−5000、A−2500、A−1000、及びn−プロピルベンゼンの8種を選択して作成した。
イオン交換水78.5質量%、樹脂A6.0質量%、シアン色顔料(P.B−15:3)15質量%、及び界面活性剤(オルフィンE1004、アセチレンジオールのエチレンオキシド付加物、日信化学工業株式会社製)0.5質量%となるように、顔料分散体の材料を、ダイノミル(株式会社シンマルエンタープライゼス社製)に仕込み、表2に記載の粒径のジルコニアビーズをダイノミルのベッセルに充填した後、表2に記載の条件1〜条件4で処理して顔料分散体を調製した。なお、樹脂Aは中和等量の105%のNaOH水溶液で中和した。また、Naの質量は樹脂の質量として計算し、NaOH水溶液に含まれる水や中和反応で生じた水の質量はイオン交換水の質量として計算した。
インク10gを所定の容器に入れ、遠心分離機(NS−C100(株式会社ナノシーズ製))を用いて回転数5000rpmの条件で、24時間インクを遠心分離した。遠心分離後、容器中のインクの透明な上澄み液全量を採取し、上澄み液を0.67Paの減圧条件下で、150℃で乾燥して、遊離樹脂を主成分とする固形分を得た。なお、インク中に含まれる界面活性剤は、乾燥条件下で揮発する。得られた固形分の質量を遊離樹脂の質量として、顔料分散体中の遊離樹脂の含有量を算出した。次いで、得られた遊離樹脂の含有量の値から、下式に従って吸着樹脂比率を求めた。
吸着樹脂比率=1−(遊離樹脂の質量/インク中の樹脂の全質量)
(顔料分散体の製造)
シアン色顔料としてP.B−15:3を用いた。顔料分散体の調製に用いる材料の質量の合計に対して、15質量%の顔料、表3、及び表4に記載の種類及び量のスチレン−アクリル樹脂、及び0.5質量%の界面活性剤(オルフィンE1004、アセチレンジオールのエチレンオキシド付加物、日信化学工業株式会社製)と、残余の水とを、ダイノミル(マルチラボ,ベッセル容量0.6L,株式会社シンマルエンタープライゼス製)に仕込んだ。次いで、スチレン−アクリル樹脂の中和に必要な量の水酸化カリウムをダイノミルに加えた。その後、ベッセル容量に対して70%となるように、ビーズ径0.5mmのジルコニアビーズをメディアとしてダイノミルに充填して、水冷しながら、10℃、周速8m/sの条件で顔料とスチレン−アクリル樹脂とを混練した。参考例の吸着樹脂比率の調整方法を参考にして、ダイノミルにおける処理回数、吐出量を適宜変更し、表3、及び表4に記載の吸着樹脂比率を有する顔料分散体1〜顔料分散体12を得た。得られた顔料分散体をイオン交換水を用いて500倍に希釈して、動的光散乱式粒径分布測定装置(ゼータサイザー ナノ、シスメックス株式会社製)を用いて顔料の体積平均粒径D50を測定し、顔料の体積平均粒径D50が70nm以上130nm以下の範囲内となっていることを確認した。
顔料分散体10gを所定の容器に入れ、遠心分離機(NS−C100(株式会社ナノシーズ製))を用いて回転数5000rpmの条件で、24時間遠心分離した。遠心分離後、容器中の顔料分散体の透明な上澄み液全量を採取し、上澄み液を0.67Paの減圧条件下で、150℃で乾燥して、遊離樹脂を主成分とする固形分を得た。なお、顔料分散体に含まれる界面活性剤は、150℃での乾燥時に揮発する。得られた固形分の質量を遊離樹脂の質量として、顔料分散体中の遊離樹脂の含有量を算出した。次いで、得られた遊離樹脂の含有量の値から、下式に従って吸着樹脂比率を求めた。
吸着樹脂比率=1−(遊離樹脂質量/全樹脂質量)
(インクの調製)
インク中のトリエチレングリコールモノメチルエーテルのインク全量に対する割合が表5に記載の割合となるインクの組成a〜eそれぞれについて、得られた計12種類の顔料分散体それぞれを用いて、実施例1〜21、及び比較例1〜39に係る計60種類のインクを調製した。
顔料分散体として40質量%の顔料分散体4を用いることと、1,2−オクタンジオールに変えて1.0質量%の2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオールを用いることと、トリエチレングリコールモノメチルエーテルを表5に記載の組成cの割合で用いることとの他は、実施例1〜21、及び比較例1〜39に係るインクと同様にして、実施例22に係るインクを調製した。
顔料分散体として40質量%の顔料分散体5を用いることと、1,2−オクタンジオールに変えて1.0質量%の2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオールを用いることと、トリエチレングリコールモノメチルエーテルを表5に記載の組成dの割合で用いることとの他は、実施例1〜21、及び比較例1〜39に係るインクと同様にして、実施例23に係るインクを調製した。
トリエチレングリコールモノメチルエーテルに変えて、トリエチレングリコールモノブチルエーテルをインク全量に対して8.0質量%用いることと、表8に記載の種類の顔料分散体を用いることとの他は、実施例1〜21、及び比較例1〜39に係るインクと同様にして、インクの組成cと同様のインクの組成fである、実施例24〜26のインクを調整した。また、トリエチレングリコールモノメチルエーテルに変えて、トリプロピレングリコールモノメチルエーテルのインク全量に対する割合を8.0質量%用いることと、表8に記載の種類の顔料分散体を用いることの他は、実施例1〜21、及び比較例1〜39に係るインクと同様にして、インクの組成cと同様のインクの組成gである実施例27〜29のインクを調製した。
実施例1〜23、及び比較例1〜39のインクについて、下記の方法に従い、間欠吐出性、サテライト、及び保存安定性を評価した。実施例24〜29のインクについて、下記の方法に従い、間欠吐出性を評価した。実施例1〜23、及び比較例1〜39のインクの間欠吐出性、サテライト、及び保存安定性の評価結果を表6、及び表7に記す。実施例24〜29に係るインクの間欠吐出性の結果を、実施例2、5、及び8のインクの間欠吐出性の評価結果と併せて表8に記す。
間欠吐出性は、記録ヘッドからインクがしばらく吐出されなかった後に画像を形成する際のインクの吐出不良の生じにくさの指標となる。間欠吐出性の評価は、ヘッド内部を保温可能なヒーターを有し、ヘッド内部の温度を検知可能な記録ヘッドを備える画像形成装置(京セラミタ株式会社製実験機)を用いて、ヘッドの保温温度を25℃に設定して、10℃15%RH環境下において行った。記録ヘッドにインクを充填し、ノズル形成面から出ている余剰液をワイプブレードでかきとった。被記録媒体(記録用紙P)として光沢紙(写真光沢紙、KA4100PGP(セイコーエプソン株式会社製))を用いた。具体的には、記録ヘッドから、被記録媒体へのインクの打込み量が7g/m2となるようにインクを吐出して、ヘッド長手方向のライン画像1を画像形成してから30分後、被記録媒体への画像形成前に1000回のメニスカス揺動を実行した後、任意の非画像形成区間を経た後に、再度メニスカス揺動を10回実行し、その直後にライン画像2を形成した。ライン画像2の画像形成状態を顕微鏡を用いて観察して、間欠吐出性の評価を行った。間欠吐出性の評価基準を以下に記す。
◎:ライン画像1からライン画像2までの間にA3サイズ用紙の縦相当の長さを超える非画像形成区間を設けても、ライン画像2に乱れが生じない。
○:A3サイズ用紙の縦相当の非画像形成区間まで、ライン画像に乱れが生じない。
×:A3サイズ用紙の縦相当の非画像形成区間で、ライン画像に乱れが生じる。
サテライトの評価は、間欠吐出性の評価で用いた画像形成装置を用いて、ヘッドの保温温度を25℃に設定し、25℃60%RH環境下で行った。記録ヘッドにインクを充填し、ノズル形成面から出ている余剰液をワイプブレードでかきとった。記録ヘッドのノズル面と記録用紙Pとの距離を1mmに固定し、給紙部から排出部までの記録用紙Pの搬送速度を50m/分に設定した。被記録媒体(記録用紙P)として光沢紙(写真光沢紙、KA4100PGP(セイコーエプソン株式会社製))を用い、記録ヘッドから、被記録媒体へのインクの打込み量が7g/m2となるようにインクを吐出した。1枚の被記録媒体に、被記録媒体の進行方向に垂直なライン画像(1ドット幅×被記録媒体の幅に画像形成可能な長さ)を、9ドット幅のスペース毎(非画像形成区間毎)に繰返し形成した。形成した複数のライン画像のうち任意のライン画像を顕微鏡を用いて観察してサテライトの評価を以下の基準で行った。
◎:歪みのない1ライン画像が形成されている。
○:楕円形のドット、及び/又は、サテライト滴が飛翔し、主滴が着弾して形成されたドットとサテライト滴が着弾して形成されたドットとが繋がって形成されたドットに起因して、ライン画像に歪みが生じている。
×:サテライト滴が飛翔し、主滴が着弾して形成されたドットと、サテライト滴が着弾して形成されたドットとが離れて形成され、2重のライン画像が形成されている。
保存安定性は、高温環境にインクを長期間さらした後のインクの粘度変化のしにくさの指標となる。容積90mlの容器に、初期粘度V1を測定したインク60mlを入れ、インクの入った容器を内温60℃に設定された恒温器に入れ、1ヶ月間静置した。その後、25℃の環境下で、容器内のインクの保管後粘度V2を測定し、初期粘度V1と、保管後粘度V2とから下記式に従って粘度変化率を求め、得られた結果を以下の基準で評価した。インクの粘度は振動式粘度計(VM−200T(ニッテツ北海道制御システム株式会社製))を用いて測定した。
粘度変化率(%)=((V1−V2)/V1)×100
◎:粘度変化率が±2%未満。
○:粘度変化率が±2%以上5%以下。
×:粘度変化率が±5%超。
オフセット性の評価は、間欠吐出性の評価で用いた画像形成装置を用いて、ヘッドの保温温度を25℃に設定し、10℃80%RH環境下で行った。記録ヘッドにインクを充填した後、記録ヘッドのノズル形成面から出ている余剰液をワイプブレードで掻き取った。記録ヘッドのノズル面と記録紙との距離を1mmに設定した。一色当たりの被記録媒体(記録用紙P)へのインクの打込み量が3g/m2となるように設定した場合、7g/m2となるように設定した場合、及び11g/m2となるように設定した場合のそれぞれについて、シアン色インクのみを吐出して、10枚連続でベタ画像を形成した。連続画像形成した10枚目について、被記録媒体を排出する排出部に備えられる、表面材質がポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)である従動ローラー8b(直径16mm)と接触した後の被記録媒体の非画像形成部の状態と従動ローラー8bへのインクの付着の状況を観察してオフセット性を評価した。オフセット性の評価の基準は以下の通りである。
なお、従動ローラー8bと排出ローラー8a(表面材質:エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM),直径:25mm)とで生じる線圧(gf/mm)は、従動ローラーの軸とその支持部材との間に備えられたバネで調整することができる。
◎:線圧が25gf/mmでも、非画像形成部に画像が版画されていない。
○:線圧が25gf/mmでは非画像形成部に画像が版画されているが、線圧が15gf/mmでは、非画像形成部に画像が版画されていない。
×:線圧が15gf/mmでも、非画像形成部に画像が版画されている。
なお、インクジェット記録装置の被記録媒体の搬送速度は50m/分とした。被記録媒体としては、用紙(IJW、王子製紙株式会社製)をA4サイズに切断したものを用いた。被記録媒体上に形成した画像のサイズは10×10cmとした。
3 給紙ローラー
4 従動ローラー
5 搬送ベルト
6 ベルト駆動ローラー
7 ベルトローラー
8 排出部
8a 排出ローラー
8b 従動ローラー
10 排紙トレイ
11C、11M、11Y、11K ラインヘッド
12a〜12p、12a’〜12p’ ノズル
20 制御部
30 検出手段
100 インクジェット記録装置
D1〜D4 ドット列(行方向)
L1〜L16 ドット列(用紙搬送方向)
N1、N2 ノズル列
P 記録用紙
Claims (6)
- 少なくとも、水と、顔料分散体と、有機溶剤と、保湿剤とを含む、インクジェット記録装置用インクであって、
前記顔料分散体は、質量平均分子量が35,000以上140,000以下の樹脂と顔料とを含み、
インク中の前記樹脂全量の質量と、前記樹脂のうちの顔料から遊離している樹脂の量とから、下記式:
吸着樹脂比率=1−(遊離樹脂質量/全樹脂質量)
に従って求められる吸着樹脂比率が0.97以上であり、
前記有機溶剤として、多価アルコールのC1〜C4モノアルキルエーテルをインクの質量に対して3質量%以上15質量%以下含む、インクジェット記録装置用インク。 - 前記保湿剤が、グリセリン、及び1,3−プロパンジオールを含む、請求項1記載のインクジェット記録装置用インク。
- 前記多価アルコールのC1〜C4モノアルキルエーテルが、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、及びトリプロピレングリコールモノメチルエーテルからなる群より選択される少なくとも1種以上を含む、請求項1又は2記載のインクジェット記録装置用インク。
- インクジェット記録装置を用いて、請求項1〜3記載の何れか1記載のインクジェット記録装置用インクを用いて、画像形成方法。
- 前記インクジェット記録装置が、ラインヘッド方式の記録ヘッドを備え、
被記録媒体が50m/分以上の速度で搬送され、
前記被記録媒体毎の前記インクの吐出量が、7g/m2以下である、請求項4記載の画像形成方法。 - 前記インクジェット記録装置が、圧電素子に印加する電圧を制御することで液室内に生じる圧力を利用して前記インクの液滴を吐出する記録ヘッドを備え、記録方式がラインヘッド型の記録方式であり、
前記インクジェット記録装置が備える制御部が、前記圧電素子に印加する電圧を制御することで、前記ノズルのインク吐出口に形成される前記インクのメニスカスを、吐出に到らない程度に1又は複数回振動させる、メニスカス揺動を実行し、
前記メニスカス揺動は、前記被記録媒体へのインクの吐出前に実行される、請求項4又は5記載の画像形成方法。
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